森の恵みと沢にひたるツアー
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ツアー記録
 ダム計画地の沢歩き
のようす
2002年7月6日(土) 下諏訪 砥川東俣〜八島湿原
なんと前日の7/5に長野県議会で田中知事不信任案を可決。ダム論議の目玉のひとつの下諏訪ダム計画地にこれから乗り込むというのに実にタイムリー 帰りにダム事情に詳しい地元のおじさんに会いました。
ダム予想図は隠されている。
いまんとこダムは中止ですので。
沢靴は初めての遠藤さん、下諏訪ダムの計画されていた場所で足慣らし。魚が泳いでいる。
今回はお客様ひとりきり。。。3人ぐらいきっちり面倒見ますよー!!!きてねー♪
苔むした静かな沢である。
最初は慎重に歩く。
しばらくすると慣れてヒョイヒョイ登る。
倒木がやっかいだが、なんとか上を歩く。
さて水流に足を入れて踏み出すと
ちょっと段差があるが、
とりゃーっ、と登るのである。
別にワザも何もない。
がしがし登るべし。
まわりは感じのよい森
見あげれば、もみじ、トチノキ、サワグルミ、カツラなどの葉っぱがきれいなのです
木の名前はどうでもいいんだけど、手のひらみたいなやつとか、根元まで分かれてるやつとか、鳥の羽みたいなやつとか、丸くてかわいいやつとか、うまく伝わらんもんね。
「トチノキ」といえば、わかる人には雰囲気までわかるような気になる。
お、斜面になにやら赤いものが
マスタケは遠くからよくわかる
そして源流をどんどんさかのぼると
八島湿原なのだ
この川を高さ70mのコンクリートでさえぎるのは、よほどの理由がないと何かおかしいゾ、という漠然としたものは体感してもらえたでしょう。
自ら脱ダム支持署名をしていました。
帰り道、黒い石がザックザク。すぐ拾い始めるのでした。
マスタケ、黒曜石、マタタビと私のツアーは沢歩きといえどやはりおみやげget!?
マタタビのつると葉っぱでネコがいい気持ちになるかどうか試してくれるそうです。
通りかかった萬治さん。
下諏訪の8割はダム反対だよ。知事でも県議でも選挙やったら田中派の圧勝だよ、と強気。岡谷が水をほしいって?ダム予定地の下の水源は3000トン余ってるけど、下諏訪じゃそんなに要らないからポンプ止めてるよ。洪水は120年起きてないよ。堤防のてっぺんの30cm下までは水位上がるけど、そこまでさ。(と、これを聞いてちょっと心配な私でした)
そのほかいろいろ面白い話をしてくれました。黒曜石を水に入れると花のもちがいいらしい。さ来年の御柱は沢歩きに入る前に見た御幣のついた木だった。
さあそろそろ本格沢登りのシーズン!
PS またたびのつるとにゃんこ
遠藤さんから報告「またたびですが、効果アリでしたよ〜。
茎がいいみたいでした。よだれたらしながらかじってました。乾燥したものをビニール袋に入れてるんですが、はっ!っと気づくと袋からひっぱりだして茎をかじってます。」

にゃんこが陶酔のまなざし!?