出前木工作教室 Q&A


出前木工作教室 これまでの紹介


*たぬき山(町田市)

*かもいけこどもクラブ(横浜市)

*サルビアフエスタ(町田市)

*茅ヶ崎冒険遊び場(茅ヶ崎市)

<たぬき山 「かまやんと木工作で遊ぼう」>

かまやんと自然木で遊ぼう 2007年7 月21日(土)
参加者 子ども40人 大人8人
「家族なのかな」
小さい丸太の上に輪切りの顔が3こ乗った面白い車。
なんだか楽しそう。もう1こ作っているから4人家族でしょうか?ドライブに行った思い出を作品にしたようなほのぼのとした様子が伺えます。
 
「オリジナルの良さ」
この日のたぬき山は暑過ぎずおだやかな日和。
午前と午後の2回にわたって、自然木と杉板などを使い、木工作を楽しんでもらいました。
 道具と素材の説明、作品見本を見ながらの作り方の説明その後自由工作の開始です。
 右の写真はミニ秘密基地の見本を自分流にアレンジして作った感じ。お屋根に乗った輪切りがかわいいですね。
自然木の良さは見本をベースに似たような形を作っても、それぞれ味のあるオリジナルに仕上がること。杉、サクラ、ミズキ、ホオノキなど素材が違えば、皮の表情、切ったときの硬さ、匂いなど、それぞれに違います。これらをなんとなくでいいから感じて
楽しんでもらえたら嬉しいですね。

「いろいろあっていい」
僕が子ども達の木工体験活動を始めてから8年あまりになります。
最初は手探り状態で、ただ道具と素材を用意して自由に作ってもらいました。でもこれといったカタチにならず、主催者としては物足りないのでは?と悩んだこともありました。
 いろんな見本を用意して始めればそれなりにアイディアが出てくるようで、子どもの発想の豊かさに驚かされることもしばしばです。でも右の写真のように思うがままに切ったり釘を打ったり、くっつけたりという自由さも素敵と感じます。
 大人はほんのちょっとのきっかけを提供するだけでいい。
子どものやりたい気持ち、自由な発想を引き出し、大切にし、つくる楽しみを存分に味わってもらいたいものです。

今日の参加者は十分楽しめたかな?これからも子どもにとって何が大切で、何が邪魔になるのか、大人は如何かかわっていったらいいのか?冒険遊び場や工作体験の活動を通して、考えながら実践し続けていきたいです。
文責 鎌上茂樹


かまやんと竹工作で遊ぼう 2007年11月11日(日)
参加者 子ども26人 大人8人
「空からの贈り物?」        
雨上がりの空。ブルーシートをはずしてはじめた矢先に雨粒がバラバラと落ちてくる。なんともはや波乱万丈の
幕開け。たぬき山のスタッフの方々にはいろいろと準備段階から動いていただき、助かりました。

「いずれはバンブーコンサート」
この日のメインディッシュは『竹』たぬき山は孟宗竹の林。竹には事欠かないのですが、孟宗竹はなにしろ肉厚で極太。子どもたちが扱うにはなかなかハードなしろものです。
ということで、僕が住んでいる近くで畑をお借りしている地主さんの了解をいただき、真竹を調達してまいりました。
ノコギリで切ったりなたで割ったりして、輪ゴムなどでつなぐと、右の写真のようなモノが出来上がります。マウイマリンバといい、右端の竹に入っているマレットのようなものでたたくと、ポンポン!と小気味いい音がします。
これ以外にも、たぬき山のスタッフや地域の方々の協力を得て、いくつかのコーナーに分け、風船タイコ、うなり弓、ギリギリピーや野菜てっぽう作りを楽しんでもらいました。竹工作は手軽に作れるものが多く、一人で何個も作る子がいたり、
作ったギリギリピーを振り回したり、野菜てっぽうで草のタマを飛ばして遊ぶ子もいました。(作品例右下写真)
以前ツリーハウスの上で手作り楽器コンサートを開くというイベントをした事があります。たぬき山でもバンブーオーケストラをやれたら楽しいでしょうね。

「道具に親しみ手で作り出す環境の大切さ」
なんかカタイ小見出しですが、町田市でも以前刃物を使った悲しい少年事件がありました。他人事ではありません。
多くの学校では子どもたちに刃物を持たせないという対応をしています。逆だと思いませんか!先生も地域の大人も、保護者も自ら道具に親しみ自分で手作りすることを、身近にかかわっている子どもたちと楽しんでほしいものです。少しくらいケガをしても命を落とすわけではありません。夢中になって、時には痛い思いをしながらモノをつくる体験は、その子にとってかけがえのない宝物なのです。たぬき山はこういった活動を通して、この宝物を育んでいく、地域の発信拠点だと思います。
文責 鎌上茂樹