teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

【重要】teacup. byGMOのサービス終了について
 <思いやりのあるコミュニティ宣言>
 teacup.掲示板は、皆様の権利を守りながら、思いやり、温かみのあるコミュニティづくりを応援します。
 いつもご協力いただきありがとうございます。

 投稿者
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


英国天文学会のピーター・ヒングレーさんからのお便り

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 6月 6日(月)06時27分14秒
返信・引用
  今回の「WEBだより」の中で、英国天文学会(RAS)司書のピーター・ヒングレーさんから、図書贈呈のお知らせがあったことを書きましたが、同氏から昨日またうれしいお便りがありました。要旨は以下の通りです。

★『英国天文学会史』はご希望があれば、追加でお送りします。ハーシェルが関連するのは第1巻のみなので、送料節約のため第1巻だけお送りすることもできます。

★マイケル・ホスキン博士の新著で、ハーシェル関連本の決定版ともいえる、『Discoverers of the Universe(宇宙の発見者)』を、日本ハーシェル協会員ならば2割引きで購入可能です。後でお送りするチラシをご覧ください。

★ぜひまた皆さんで、イギリスとRASにお出で下さい。RASに保管されている、ハーシェル関係の貴重な品々をぜひお見せしたいですし、他のハーシェル関連の場所との事前交渉もさせていただきますので。


何とも温かいお申し出!
しばらく中断していたハーシェル・ツアーですが、またぜひ再開したいですね。
一般には絶対にと言っていいぐらい見ることのできない、ハーシェルおよび英国天文学の貴重な史跡とお宝の数々が、我々を招いていますよ!

なお、ホスキン博士の本のことも今回の「WEBだより」に載せました。やはりなかなかの名著のようですね。2割引きの件は、後ほど詳細をこの欄でお知らせします。送料の関係で、ネットを通じて購入した方が割安になる可能性もありますが、もし共同購入した方がリーズナブルならば、事務局で注文をとりまとめますので、ぜひご利用ください。


(以下、ヒングレーさんのお便り原文)

Many thanks for your various messages and I am so glad the copies of the RAS History reached you OK. If any other members of the Herschel Society of Japan would like copies I would be pleased to send them but to keep postage costs down it would  probably be sensible to send volume 1 only - which has the Herschel stuff in it.

I am very pleased to say that on Thursday 23 June I shall be hosting a launch  celebration here for my good friend Dr Michael Hoskin's latest, and I am sure definitive, book on the Herschels, 'Discoverers of the Universe', and copies will be sold at a 20% discount bringing the price to £16.75. I really, really wish you could be here ! I have flyers to send out to Society for the History of Astronomy members and I am sure there would be no problem in HSJ members ordering on these flyers also.

Longer term I wonder if the HSJ might consider organising another visit to England and to the RAS?  I have very happy memories of your previous visit and I warmly cherish and appreciate the gifts your members kindly gave me on that occasion. I have been getting various items from the Herschel archives conserved and it would give me the greatest pleasure to be able to show off some of our treasures to your members. I would also be happy to liaise on your behalf with other Herschel related sites.

With my very best wishes
Peter D Hingley
 
 

「WEBだより」第10号を発送しました

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 6月 6日(月)06時16分2秒
返信・引用
  会員の皆様、こんにちは。
一昨日に「WEBだより」第10号をメール便で発送しました。
今週中にはお手元に届くと思います。
今回は、新たな記事の書き手も登場し、新鮮な話題を提供していただきました。
皆さんもぜひ記事の投稿をお願いします。
 

地震関連のおたよりを頂戴しました。(その2)

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 3月16日(水)18時52分49秒
返信・引用
  苦境が続いています。しかし、復興の努力も負けずに続いています。

以下、英国WHSの書記、ブライアン・ロバートソンさんからの第2信です。
(上原貞治会員の返信に対する再メッセージ。上原さん提供)

Dear Sadaharu, nice to hear from you, and that you are safe.
The world is greatly in sympathy with all of the Japanese people at this time, with the huge loss of life, the economic disaster, and the threat of radiation poisoning.
But we also know you are resilient and are capable of great powers of recovery, for example after the last War and during your long period of stagnation.
Your AGM report was well received last Saturday, many attendees offered their condolences and best wishes to the Japanese people.
We are all praying for you, regards Brian Robertson.

ロバートソンさんからは、日本人の粘り強さに対する賞賛と、温かい励ましをいただきました。
挫けそうになる気持ちをつなぎながら、頑張りましょう。
 

地震関連のおたよりを頂戴しました。

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 3月15日(火)22時09分7秒
返信・引用
  今回の地震に関連して、会員の方や英国ハーシェル協会(WHS)からいろいろメッセージが届いております。純粋な私信もありますが、現在の状況を考えると、そうした方がいいと判断し、特に支障がない限り、積極的に掲示板に転載したいと思います。どうぞご了解ください。
まさに未曾有の事態ですが、挫けることなく、元気を出して前に進みましょう!お便りお待ちしています。


■東京の大金要次郎会員より~WHSのマイケル・タッブさんからのお便りも(3月14日受信)

お久しぶりです。
今回の巨大地震で被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

当方は一応元気でおります。
東大から移設された望遠鏡も被害が全くなく、観測に支障がありません。
今日は東京電力の計画停電の広報(あるいはマスコミ報道)に誤報があり、全く混乱しました。

ところで、2004年の中越地震の時に、タッブさんからお見舞いのメールを戴きましたので、今回はこちらから簡単な状況報告をしました。
折り返しタッブさんからメールが届きましたので、以下にご紹介致します。

****************************************************************
Dear Mr Ogane

Thank you for your message.
We are glad to know that you are OK.
I asked by email to Maki Nesterov, Seiji Kimura's granddaughter, who is here in Manchester, if her grandfather is OK - but no reply.
You will be pleased to know that the 7ft telescope is selected for tourists as one of the "Bath in 100 objects" under the category "craftsmanship".
Your important gift of the mirror is well recognised. We remain always grateful for that.
If you have the current copy of "The Speculum" you will see an article that describes our historic observation of Uranus with the 7ft and your mirror on 18th November 2010.

With our sympathy and best wishes to all the people of Japan.

Yours sincerely
Michael Tabb
**************************************************************

追伸
私には、まだ金属平面鏡を研磨してタッブさんへお送りする宿題が残っています。
2007年春に試験的な研磨がまずまずの精度でできましたので、気をよくして、本番にかかったのですが、原因不明と言うよりは試験的研磨が偶然良くできたと言う感触で、解決されずに未完成のままになっています。
大学の勤務が今年で終わりますので、その後再出発をする予定です。


■WHS前会長のフランシス・リング教授より(3月15日受信)

We are greatly relieved to hear from you, and at our Annual meeting all were unanimous in their concern and good wishes to our friends in JHS. We trust that Ms Izawa is also safe in the north. Again we assure you of our prayers and support.
Francis Ring, former Chairman and Trustee of The Herschel Museum.Bath UK

(←管理人よりお返事しました。)


■つくばの上原貞治会員より続報(3月15日受信)

 〔…〕私のところでは、本日、水がほぼ完全に復帰して、家の生活は平常に戻りつつあります。職場のほうは、まだ最低限のライフラインを維持しているに過ぎず、一般職員が実質的な仕事を始められる状態にはなっていません。
 本日、茨城県は計画停電から当面はずしてもらえまして、茨城県南部の人々は久しぶりに安堵というところではないかと思います。
 しかし、ここで、今度は、原発からの放射性物質の問題があり、これも深刻です。何とか、深刻な問題が、ひとつひとつであっても、解決して世の中が前進していくことを願っております。
 

Re: 地震関連でご連絡

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2011年 3月13日(日)16時53分7秒
返信・引用
  > No.213[元記事へ]

英国WHSからのお見舞いのご紹介ありがとうございます。

私の安否をお伝え下さりありがとうございました。深くお礼を申し上げます。

 東北地方の方々はまだ安否の連絡をすることさえままならない状況だと思います。ご無事で健康を損なわれることなく、過ごされることを願っております。
 
 

地震関連でご連絡

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 3月13日(日)11時50分34秒
返信・引用
  会員の皆様

おはようございます。東日本大地震から2日目を迎えました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。会員とそのご家族の皆さまの安全を、事務局として心よりお祈りしております。

昨日は英国ハーシェル協会の年会だったのですが、役員のブライアン・ロバートソンさんから以下のような地震見舞を頂戴しました。

********************************************

Sent: Saturday, March 12, 2011 6:36 PM
Subject: Earthquake and Tsunami

Dear Colleagues in Japan,

We all here are horrified at the damage caused by the Sendai
earthquake and tsunami, and are very concerned for your safety.

We send our deep condolences to all of you in the WHS of Japan,
and hope that the renowned resilience and fortitude of the Japanese
people will soon repair the worst of the damage.
We in Europe will do all we can to provide help and support in your hour
of need; experienced rescue teams, just returned from New Zealand, are
on their way to provide assistance.

With deep respect and sadness,

Brian Robertson, on behalf of the Willam Herschel Society.

********************************************

会員の皆さんの無事を確認できていない状況ですが、取り急ぎ管理人から個人的に以下のお返事をお送りしましたので、併せてお知らせいたします。
(この掲示板やメールで)皆さまの近況等お知らせいただければ幸いに存じます。


Dear Brian,

Thank you so much for your expression of sympathy for the disaster.
Fortunately most members of the HSJ, who live outside the severely stricken
area, are safe. Of course, Mr Kimura in Tokyo and Sadaharu in Tsukuba,
Ibaraki are all right, the lifelines and traffic were partially damaged
though. But we are more anxious about victims in the Tohoku district. Please
pray for them with us. We are greatly encouraged by rescue teams from all
over the world. Indeed the damage is immense, but we are sure to revive
soon, or rather, we MUST revive.

Many thanks again for your thougtfulness.
Please pass our best wishes to all of the WHS.

Sincerely,
Tamao TSUNODA
 

WEBだより第9号・訂正

 投稿者:管理人  投稿日:2011年 1月25日(火)06時41分32秒
返信・引用 編集済
  先にお送りした「WEBだより」第9号に以下の誤りがありました。
Leters to Webmaster欄の佐藤氏書簡に脱落があり、「前便」の指示対象が不明となっています。
以下のページに完全版を掲載しましたので、ご覧ください。
佐藤様はじめ皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

http://www.ne.jp/asahi/mononoke/ttnd/herschel/LtoW-text/LtoW2010.html
 

ハーシェルの「アステロイド」と小惑星の分類について

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2010年11月 7日(日)10時26分10秒
返信・引用
  皆様、こんにちは。

 先日、つくば市で開催された日本ハーシェル協会年会のあとの「懇親会兼地元天文愛好家との交流会」に参加させていただきました。そこで、参加者の方から「ハーシェルが『アステロイド』という分類名称を提案した」という指摘があったのを耳にしました。私は「そういやそんな話を聞いたことがあるな...」程度のことでよく知らなかったのですが、興味が湧いてきたので少し調べてみました。

私の興味は、ハーシェルがある種の天体を「アステロイド」という名で分類しようとした意図はどこにあったのか、また、その影響はどうだったかということです。

 簡単にネットで調べただけですが、表面的なことは、Wikipediaの記載と、私がこれまでに目にした国際天文連合の諸資料だけでおおむねわかりました。それほど正確ではないでしょうが、以下のことは大きく間違っていないと思います。

・W.ハーシェルは"asteroid" という名称を、今日いうところの小惑星および惑星の衛星を分類するために提唱した。

・これは「外観が恒星のような」(すなわち、点状に見える)という意味である。

・ハーシェルがこれを提案したのは、2つめの小惑星が見つかった直後の1802 年のことである。*)

・以後、19世紀後半に及ぶまで、小惑星は惑星にも分類され、また同時にアステロイド他の名称で呼ばれた。

・1853年に、国際天文連合は、小惑星を"minor planet"と呼ぶことを推奨した。
(日本語版Wikipediaには、1853年に"asteroid"という名称が提案されたように書かれていますが、これは他の記載と矛盾しますので間違いです。)

*)"William Herschel and the First Two Asteroids." C.J.Cunningham, The Minor Planet Bulletin, Vol.11, p.3 (1984).
http://articles.adsabs.harvard.edu/cgi-bin/nph-iarticle_query?1984MPBu...11....3C&classic=YES

 W.ハーシェルは、恒星状の太陽系天体をアステロイドと呼ぼうとしたということです。当時のそれは、土星、天王星の衛星と2個の小惑星で、まだ数が限られていたけれども、発見報告が増えてきたので、それらを特別に分類しようとしたのでしょう。また、最初の小惑星発見の翌年という早い段階で提案されていることから、少なくともこの時点では小惑星を惑星から格下げさせようというような大それた意図はなかったようです。事実、その後も19世紀後半まで小惑星は惑星であり続け、その分類が激しい議論になったという話も聞きません。また、アステロイドは小惑星のこととして世に行われたものの公式の用語としては採用されませんでした。したがって影響も限定的だったようです。上記文献*)には、ハーシェルが当初から小惑星の物理的実態について研究したことが書かれていますが、その後すぐには大きな進展を見なかったようです。ハーシェルの議論が先進的であったために、学界がそれにすぐについて行かねばならない緊急性を見いださなかったのかもしれません。

 提案したハーシェルの心中には「天王星と小惑星を同類にされてたまるか」という気持ちはあったかもしれませんし、偉人ハーシェルの考えは学界に何らかの心理的影響を与えたかもしれませんが、形式的・実効的には言葉が広まった以上の学問的に明瞭な影響はなかったように思います。(心理的影響があったなら軽視はできませんが 今日、私たちは、アステロイド という言葉を、「見た目が恒星状」という元の意味ではなく、「星くず」、「星のかけら」、「星の出来損ない」というイメージにシフトさせているようにいるように思います。一般的にはだんだんそのような意味合いに変わってきたのではないでしょうか。また、「小惑星は英語で何という?」と聞かれると、正式名称ではないですが情緒的に「アステロイド」と答えたくなります。これは、ハーシェルの意図とは異なる結果になったのだと思います。

 では小惑星が惑星から降格されたのはいつか、という問題ですが、これは自然にそうなったというだけで、はっきりとした時点はわかりませんでした。おそらく、国際天文連合から公式の声明は出ておらず、小惑星が惑星の一種であっても、何ら差し支えなかったのではないかと思います。事実、小惑星は惑星の一種という認識が19世紀を通して行われていたのかもしれません。完全な憶測ですが、小惑星が惑星でないとされるようになったのは冥王星の発見以降、アメリカの天文界あたりが惑星の数は9個であるなどとさかんに言うようになってそれが効いているのではないかと思います。冥王星が小惑星かもしれないという考えは発見当時からありましたが、結局、いわゆる小惑星には分類されませんでした(今は小惑星番号がついていますが、準惑星・冥王星状天体であって、普通は小惑星とは呼ばれません)。冥王星=惑星支持派の力があったのかもしれません。

 以上、ハーシェルのアステロイドについて、当初の疑問は完全には解けていませんが、今後また何かわかれば、ということで頭の隅に置いておきたいと思います。また、コメントなどいただけましたら幸いです。とくに、19世紀前半の資料にはあたっていませんので、ハーシェルの提案の直後の影響についてはよく知りません。ご存じの方はよろしくお願いいたします。

小惑星の分類の問題は今日でも未解決です。冥王星が惑星から準惑星に降格されて以後も、どこまでの天体を「小惑星」と呼んでよいのか、準惑星、minor planet、small solar system body、あるいは彗星など氷でできた天体は互いにどういう関係にあるのか、ということは不明瞭です。一応の定義と分類はあっても、それが合理的、決定的かは甚だ疑問で、明らかに問題は将来に先送りされています。この背景には、「外観による分類」と「本質による分類」のせめぎ合いがあり、後者は著しく難問であるがゆえに、前者との妥協をはからねばならないという事情があるのでしょう。思えば、歴史的に小惑星が惑星として扱われたのも、それが発見前に提唱された「ボーデの法則」という当時の「惑星存在の本質的法則」を満たしていたことと、5個目がなかなか見つからなかったという歴史的事情が大きいと思います。

 ハーシェルが今日まで続いているこの状況に、わずか2個の小惑星が発見された時点で先鞭をつけたということで、さすが開拓者として偉大な学者だったと再認識しました。
 

飯沢会員の星の七宝展のご案内

 投稿者:管理人  投稿日:2010年 9月18日(土)19時00分33秒
返信・引用
  北海道の飯沢さんから、東京展のご案内をいただきました。

○「星の七宝展」
○2010年11月15日(月)~20日(土)
 11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
○世界観ギャラリー
 千代田区神田小川町3-28-13

今回の星の七宝展は、美しい北のロマンに彩られたアイヌの星座が登場です。
詳細は以下のページをご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/mononoke/ttnd/herschel/actvty-text/exhibition2010-j.html
 

Re: WEBだよりを発送しました。

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2010年 8月 9日(月)07時14分1秒
返信・引用
  > No.208[元記事へ]

管理人様、恐れ入ります(笑)。WEBだよりが届くのを楽しみにしております。
楽しいテーマとアイデアを提供くださったコヤマ様に深く感謝いたします。

 私の前の書き込みで「CD分光のスペクトルは写真にかろうじて写る程度」と読み取れることを書きましたので、一言補足をさせていただきます。、これはあくまでもスクリーンへの投影にこだわった場合でして、、写真撮影が目的なら、集光レンズもスクリーンも使わずに、CDに直接カメラレンズを向けて撮りますとじゅうぶん明るくに写りますので、そのようにお試しください。
 今回は、プリズムや回折格子による投影像と明るさを比較するために投影像を用いました。
 

レンタル掲示板
/45