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2014年の日本ハーシェル協会会員の活動について

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2015年 3月 1日(日)12時25分39秒
返信・引用
  日本ハーシェル協会会員の皆様

 私たちの協会は、英国のウィリアム・ハーシェル協会と連絡を取り合う関係にあり、今年もつい先頃、2014年の私たちの活動について報告をしました。その会員の活動内容に関する部分を以下に日本語で掲げます。これは報告の単なる日本語訳でも公式文書でもなく、独立した「活動についてのメモ」としていただければ幸いです。

このメモは、会員すべての活動を網羅しているものではもちろんありません。会員の皆様が日本ハーシェル協会やその趣旨に関係する活動を行われた場合は、協会事務局の角田さんまでご連絡をいただければありがたく存じます。

===========

2014年の日本ハーシェル協会会員の活動について
(協会事務局に報告のあった件ほか把握できた件の一部のみを選んでいます。これが会員の活動のすべてではありません)

・渡辺美和子会員は、地球儀・天球儀などのメーカーである株式会社渡辺教具製作所の取締役会長を務めておられます。渡辺教具製作所はこのたび新商品である「コズミックギア」を発売しました。これは、ジェームズ・ファーガソンが1750年に初めて製作した「パラドックス・オーラリー」の現代版で、太陽の周りの地球と月の公転、地軸の傾き、月軌道の傾きとその楕円軌道の動きを再現しています。また、角田玉青会員は、この器械のとても現代的な命名のアイデアに貢献されました。(参考URL: http://blue-terra.jp/news/news2014-13.html

会員のその他の活動について、

・西山洋会員は、小惑星(9434)Bokusenの命名提案者となられました。この小惑星は、小林隆男氏によって1997年に発見されたものです。この名称は、江戸時代の教育者である沼尻墨僊(ぬまじり・ぼくせん、1775-1856)にちなむものです。墨僊は、西山氏の地元に近い、今の茨城県土浦市で学校を開きました。また、墨僊は天文観測家でもあり、息子の墨潭とともに、1825年、1843年、1853年の彗星などの観測記録を残し、その様はちょうどハーシェル父子のようでした。まだ広く知られていない沼尻墨僊の偉業を広めることに、この小惑星の命名が貢献することを期待しています。(参考URL: http://ssd.jpl.nasa.gov/sbdb.cgi?sstr=9434 ,  http://www.gsi.go.jp/KIDS/MEMORI/numajiri.htm

・上原貞治会員は、江戸時代の学者・志筑忠雄(1760-1806)によって解説された英国人ジョン・ケイル著『物理学・天文学入門』の翻案書『暦象新書』にある物理学の記述に関する論考を続けています。そして、このたび、志筑の物理学についての3つの研究、すなわち、「(仮想的な)人工衛星について」、「宇宙空間の真空について」、「物質科学について」、のそれぞれについての論考を三部作として完成しました。(これらは東亜天文学会の会誌『天界』の2013,2014年出版分に収録されています。)
 
 

Re: 英国ウィリアム・ハーシェル協会のロバートソンさんからのクリスマスカード

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2014年12月25日(木)08時00分53秒
返信・引用
  かすてん様、管理人様、
 「クリスマスの12日」をお聴き下さりありがとうございます。これは日本でも有名な歌なのでしょうか。私はクリスマスソングにはうといものでさっぱり。
 不思議な構造というのは、管理人さんのご指摘の通りです。1コーラスがだんだん長くなるのも変わっていますが、プレゼントの数が二重の級数になっているのも面白いですね。どこかで高校数学あたりの問題になっているかもしれません。
 日本のひねりのはいった数の歌といえば、「1本でもニンジン、2足でもサンダル・・・、10個でもイチゴ」というのがありますね。
 

Re: 英国ウィリアム・ハーシェル協会のロバートソンさんからのクリスマスカード

 投稿者:管理人  投稿日:2014年12月24日(水)21時30分25秒
返信・引用
  上原さん、イギリスからの素敵なお便りのご紹介をありがとうございました。

>不思議な構造と内容を持った歌

日本にも「一もんめの一助さん」とか、数を面白おかしく歌い込んだわらべ歌がありますが、あちらのものはマザーグースの歌にしても、何となく謎めいた、見よう・聞きようによっては不気味さを感じさせるものがありますね。

私もかすてんさん同様気になったので、検索したら真っ先に下のページに行き当たりました。
不思議な構造というのはこれですかね?

http://homepage2.nifty.com/tori-hide/xmasday53.htm

何はともあれメリー・クリスマス!
 

Re: 英国ウィリアム・ハーシェル協会のロバートソンさんからのクリスマスカード

 投稿者:かすてん  投稿日:2014年12月24日(水)07時40分41秒
返信・引用
  > No.365[元記事へ]

上原さん

ロバートソンさんからのクリスマスカードのご紹介をありがとうございます。

>不思議な構造と内容を持った歌

そこのところの説明をお願いします。

http://kasuten.blog81.fc2.com/

 

英国ウィリアム・ハーシェル協会のロバートソンさんからのクリスマスカード

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2014年12月20日(土)08時53分44秒
返信・引用 編集済
  今年も英国ウィリアム・ハーシェル協会のBrian Robertsonさんから美しいクリスマスカードが届きました。その絵柄を下にお目にかけます。

 ロバートソンさんによりますと、これはクリスマスソング(キャロル)「クリスマスの12日 "The Twelve Days of Christmas"」の内容を絵にしたものだそうです。私はこの歌を知らなかったので、さっそくYouTubeで聴いてみたところ、不思議な構造と内容を持った歌でした。ご存じでない方は、よろしければクリスマスに向けて聴いてみて下さい。

 それでは、どちら様にも、メリークリスマス!

 

Re: ハーシェル天体ウォッチング

 投稿者:管理人  投稿日:2014年11月22日(土)07時57分3秒
返信・引用
  > No.363[元記事へ]

平井さま

嬉しいお言葉ありがとうございます。
あの本は「眼視派に贈る」と帯にも大きく刷り込んでありますので、平井さんのような方に手に取っていただくことは、何よりも本意とするところです。

画像のご紹介もありがとうございました。1枚撮りのくっきりした天王星像にびっくりです。
それにしても50cm反射での観望体験とは素晴らしいですね!
これは、ウィリアム・ハーシェルが最も豊かな成果を上げた20フィート望遠鏡の口径とほぼ同一ですから、まさにハーシェルが見た世界そのままと言ってもいいのでしょうね。

今後もあの本が観望のお供となり、平井さんの天文ライフがますます充実されることをお祈りしています。
 

ハーシェル天体ウォッチング

 投稿者:平井  投稿日:2014年11月21日(金)22時29分35秒
返信・引用
  主に眼視で天体観望を楽しんでいる平井と申します。
初めて投稿させていただきます。

久し振りに書店で天文書籍を立ち読みし、ふと目にした書籍名が「ハーシェル天体ウォッチング」でした。
眼視重視の本にすっかり魅了され、数年振りに天文書籍を購入しました。
2009年出版された素晴らしい本を今まで知らなかったことを恥じています。

素晴らしい書籍を邦訳し出版していただいた角田玉青さんに深く感謝いたします。

なお、2010年に沖縄県の宮古島で天王星の衛星を50cm反射でコリメート撮影した画像を、拙ブログに掲載しています。上記書籍とは関係ありませんが、ハーシェル卿が発見された星ということでリンクを張っておきました。よろしければご覧ください。
http://star.ap.teacup.com/hirai-hokkaido/244.html

http://star.ap.teacup.com/hirai-hokkaido/

 

Re: ハーシェルのオーボエ作品CD

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2014年 6月14日(土)09時36分56秒
返信・引用 編集済
  通りがかりの音楽関係雄者様、管理人様、

 ハーシェル作曲のCDのご紹介をありがとうございます。また、音楽関係の方のコメントをいただき、たいへん嬉しく存じます。このCDは聴いたことがなかったので、さっそく購入して聴いてみました。

 まず、記録のために、収録曲を日本文字でまとめておきます。

"SIR WILLIAM HERSCHEL, Music by the Father of Modern Astronomy"
ウィリアム・ハーシェル作曲
 オーボエ協奏曲ハ長調(全3楽章)
 室内交響曲ヘ長調(交響曲第4番)(全3楽章)
 オーボエ協奏曲変ホ長調(全3楽章)
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲
 交響曲第23番(全4楽章)
演奏
 モーツァルト・オーケストラ
 指揮 デイヴィス・ジェローム
 オーボエ独奏 リチャード・ウッドハム

 私も音楽関係者ではないのでクラシック音楽の評は手にあまりますが、蛇足ながら、このオーボエ協奏曲の感想を書かせていただきます。ハ長調のほうは、私のオーボエに対する先入観をくつがえす明るい楽曲で、有名なハイドンのトランペット協奏曲を彷彿とさせるものがありました。ハイドンの影響を受けたのだと思いますが、ハーシェルのオーボエは、ハイドンのトランペットよりも古いようです(確実なことは不明です)。変ホ長調のほうは、肩の凝らない小品という感じでした。このCDでは、収録されているハイドンの初期の交響曲との共通点が目立つような構成になっていると感じました。

 私のほうは、天文学と古典派音楽の独立した2つの趣味が、たまたま最近ハーシェルで重なっただけですので、感想は話半分にしていただくようお願いします。
 

Re: ハーシェルのオーボエ作品CD

 投稿者:管理人  投稿日:2014年 6月 8日(日)10時09分24秒
返信・引用
  > No.360[元記事へ]

通りがかりの音楽関係雄者さま

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
ハーシェルがいったい何種類の楽器を弾きこなせたのか定かではありませんが、オルガン、オーボエ、ヴァイオリン、さらにはホルンやハープも巧みだったと聞いています。中でもオーボエは、オーボエ奏者だった父・ヤコブの思い出につながる、彼個人にとってとても大きな意味のある楽器だったでしょうね。

リード削りと光学研磨の類似もなるほどと思いました。
発想は大胆に、しかし作業は緻密に…という性格は、音楽家としても天文家として大成する要素十分ですね。

CDのご紹介もどうもありがとうございました。
実はこのCDは管理人の手元にあるのですが、あまり身を入れて聴いたことはありませんでした。さっそく再聴してみます。Woodhams氏と日本の縁も初耳で驚きました。

私は音楽に関してどうも無知で、ハーシェルのその方面の業績については一寸手に余るものがありますので、またいろいろご教示いただけましたら幸いです。


 

ハーシェルのオーボエ作品CD

 投稿者:通りがかりの音楽関係雄者  投稿日:2014年 6月 8日(日)00時40分11秒
返信・引用
  偶然に通りかかった者です。
音楽家としてのハーシェルについては、日本ではオルガン曲の紹介が先行しているようですが、
彼の元来の専攻はオーボエでした。
「のだめ」の黒木君が苦労していたように、オーボエはリードを自作またはナイフで常に0.1ミリ単位の微調整をしながら神経を使って演奏しなければならず、どこかレンズ磨きに共通する大変さもありそうです。
というわけで、ハーシェルは2曲のオーボエ協奏曲を作曲しています。
Sir William Herschel, Music by the father of modern astoronomy
NEWPORT CLASSIC LC8554
Oboe: Richard Woddhams
Conductor: Davis Jerome
The Mozart Orchestra
Woodhams氏はフィラデルフィア管弦楽団員(現在は引退して、多分カーティス音楽院教授)
現在も殆ど毎年、浜松でノヤマハの講習会で来日しており混獲と可能です。
指揮者のJerome氏による詳細な解説と、Harvard Univ. の Owen Gingerich氏による
"William Herschel's 1784 Autobiography" という小論文までついています。
http://newportclassic.com/catalog/ から18ドルで入手可能です。
 

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