ロバートソンさんによりますと、これはクリスマスソング(キャロル)「クリスマスの12日 "The Twelve Days of Christmas"」の内容を絵にしたものだそうです。私はこの歌を知らなかったので、さっそくYouTubeで聴いてみたところ、不思議な構造と内容を持った歌でした。ご存じでない方は、よろしければクリスマスに向けて聴いてみて下さい。
"SIR WILLIAM HERSCHEL, Music by the Father of Modern Astronomy"
ウィリアム・ハーシェル作曲
オーボエ協奏曲ハ長調(全3楽章)
室内交響曲ヘ長調(交響曲第4番)(全3楽章)
オーボエ協奏曲変ホ長調(全3楽章)
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲
交響曲第23番(全4楽章)
演奏
モーツァルト・オーケストラ
指揮 デイヴィス・ジェローム
オーボエ独奏 リチャード・ウッドハム
偶然に通りかかった者です。
音楽家としてのハーシェルについては、日本ではオルガン曲の紹介が先行しているようですが、
彼の元来の専攻はオーボエでした。
「のだめ」の黒木君が苦労していたように、オーボエはリードを自作またはナイフで常に0.1ミリ単位の微調整をしながら神経を使って演奏しなければならず、どこかレンズ磨きに共通する大変さもありそうです。
というわけで、ハーシェルは2曲のオーボエ協奏曲を作曲しています。
Sir William Herschel, Music by the father of modern astoronomy
NEWPORT CLASSIC LC8554
Oboe: Richard Woddhams
Conductor: Davis Jerome
The Mozart Orchestra
Woodhams氏はフィラデルフィア管弦楽団員(現在は引退して、多分カーティス音楽院教授)
現在も殆ど毎年、浜松でノヤマハの講習会で来日しており混獲と可能です。
指揮者のJerome氏による詳細な解説と、Harvard Univ. の Owen Gingerich氏による
"William Herschel's 1784 Autobiography" という小論文までついています。 http://newportclassic.com/catalog/ から18ドルで入手可能です。