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Re: 2022年11月8日の皆既月食中の天王星食

 投稿者:管理人  投稿日:2021年11月23日(火)17時17分15秒
返信・引用
  > No.449[元記事へ]

上原様

1年後、また太陽系の壮大なドラマが見られますね!
天王星食自体は永劫の過去からあったでしょうが、それを人類が知ったのはハーシェル以降ですから、考えてみればずいぶん新しい現象ですよね。そして、まちがいなく「史上初めて天王星食を観測した人」がどこかにいるはずですが、どこの誰なんでしょうね?
ともあれ、来年の11月が楽しみです。
 
 

Re: ひとりごと

 投稿者:管理人  投稿日:2021年11月23日(火)17時16分13秒
返信・引用
  > No.448[元記事へ]

藤井様

うっかりご投稿に気づかず、遅ればせながらの返信です。
イブン・ハイサムについては私もまったく知らずにおりましたが、改めてその業績を知り、驚くとともに感銘を受けました(といっても、ウィキペディアを斜め読みしただけの浅い理解ですが)。光学理論もさることながら、そもそも「ものが見えるのはなぜか?」というのが、過去の天才たちをも悩ませる大問題だったのですね。「物体の表面で反射した光が眼球に入射して網膜で像を結ぶ」という、現在の<常識>が成立するまでの道のりがいかに険しかったことか。ハイサムの偉業をしのぶとき、このお札がいよいよ有難いものに見えてきます。(こういう人を顕彰する現代のイラクの人も偉いですね。)
 

2022年11月8日の皆既月食中の天王星食

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2021年11月23日(火)09時59分26秒
返信・引用 編集済
  昨日、2022年の天文年鑑(誠文堂新光社刊)が発売になったので、買って読んでいたところ、2022年11月8日の皆既月食中に、天王星食(月の背後に天王星が隠れる「掩蔽」現象)が見られるとの記載がありました。日本ではだいたい20時~22時頃の見やすい時間帯に収まっています。

 たいへん珍しい現象らしく、私は「天王星食」を見た記憶はなく、ましてや月食中は一見の価値があると思います。

 世界のどこの地方で見られるのか、天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ11」を使って調べてみました。ここで、

・月食で暗くなっている月の縁での 天王星の潜入か出現 の少なくともどちらか一方が見られる。(皆既中かどうかには拘らない)

という条件を置きます。光っている月面は(半影)月食中でも天王星よりもおおむね10倍程度輝度が強いと思いますので、大きめの望遠鏡を使っても観測は困難と予想します。いっぽう、月食中の暗い縁での現象なら、部分月食中でも、望遠鏡の倍率を上げれば観測可能と予想します。

 それで、この条件で現象が見られる地方は、

・日本の大部分(小笠原諸島は除く)
・朝鮮半島、台湾、中国、モンゴルの大部分
・東南アジアのごく一部
・極東ロシア、シベリアの一部

に限られることがわかりました。世界的に見ても見られるところは限られているようですので、まだ先の話ですが、計画に入れておかれるとよいのではないでしょうか。月食中の月の明るさは、月食ごとにかなり変わると言われていますので、天王星の輝度との関係がどのようになるかは、「見てみないとわからない」という要素があります。

 下の画像は、東京付近で観測した場合の潜入、出現時頃のシミュレーションを、ステラナビゲータ11で行ったものです。月食の時刻はどこから観測してもほぼ同じですが、天王星の掩蔽現象の時刻は、少しでも観測地が違うと数分~数十分単位でけっこう大きく変わりますのでご注意下さい。
 

ひとりごと

 投稿者:藤井常義  投稿日:2021年 8月25日(水)18時50分37秒
返信・引用
  ふとしたことがきっかけでイブン・ハイサムが描かれているイラクの紙幣を入手しました。
恥ずかしながらイブン・ハイサムついては全く知らなかったのですが
調べてみると10~11世紀頃にイスラムの世界では光学の父と呼ばれ
光学宝典を執筆しケプラーや後の人に影響を与えたことを知りました
またカメラオブスキュラを作成し像の左右が逆転していることを確かめたとあり
これも驚きました
20代のころよりずっと天文にかかわってきたのに今まで全く知らず情けない限りで自分の無知さかげんを実感しています。

 

Re: 私が訪ねたコペルニクスの史跡

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2021年 8月 6日(金)09時52分53秒
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  > No.446[元記事へ]

藤井様

 ありがとうございます。私は、クラクフ市街から歩いて行ける範囲しか行っていません。トルンなどに訪れる機会があれば参考にさせていただきます。

 ポーランドでは、コペルニクスは、ショパンとヨハネ・パウロ二世に並ぶ国民的スターと扱われているように感じまして、なぜか我がことのように嬉しかったです。
 

私が訪ねたコペルニクスの史跡

 投稿者:藤井常義  投稿日:2021年 8月 4日(水)16時44分53秒
返信・引用
  上原様・管理人様
取材はポーランド以外はイギリスのみです。ポーランドの取材はコペルニクスの生家のあるトルン、コペルニクスが監督を命じられたオルスチン城、参事会員として生涯を終えるまで働いたフロンボルク城、叔父ルーカスワッツェンローゼが治めていたリッツバーク城などでどこもコペルニクスの展示品が多数あり博物館になっていました。もし訪れる場合は1992年「星の手帖」冬号に簡単な旅行記を書きましたので参考にしてください。
 

Re: 有難うございます

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2021年 8月 4日(水)09時43分49秒
返信・引用 編集済
  藤井様、管理人様、
ご返事ありがとうございます。天文用具のご研究を楽しみにしております。

おお、奇遇ですね。
それとも、藤井さんは、世界中の歴史ある「天文博物館」的なところはだいたいすべて取材されているのでしょうか。それなら、私が行くようなところは、行かれていて当然かもしれませんが。

私の訪問は、クラクフにあるポーランド科学アカデミーの研究所からこの校舎であった会議にたまたま招待がかかったというラッキーな話でした。会議中に何度も博物館の壁にある時計のカラクリ人形が動いて楽しかったです。

 

有難うございます

 投稿者:藤井常義  投稿日:2021年 8月 3日(火)17時49分44秒
返信・引用
  管理人様・上原様
「ひまつぶし」を見ていただき有難うございます。いつになるか分かりませんが自作品を製作したらまた投稿させていただきます。
クラクフ大学は29年前にコペルニクスの取材で訪問しました。こんな遠くまで来る人は私だけかと思っていましたが上原さんもいらしていたとは驚きです。
 

Re: コロナ渦のひまつぶし

 投稿者:管理人  投稿日:2021年 8月 3日(火)10時06分39秒
返信・引用
  > No.440[元記事へ]

>藤井様

下界がコロナ禍(しかも炎暑)だからこそ、星へのあこがれも一層募りますね。

涼やかなアストロラーベの話題をありがとうございます。
実は私も最近アストロラーベづいていて、現在更新が止まっている自分のブログでもいずれ記事を書こうと思っています。アストロラーベは星座早見盤と似ていますが、ご指摘のようにいろいろ違いも多いですね。基本的な構造として、星図を固定して地平盤を回す星座早見に対して、地平座標を固定して星図版を回すというのが、最初「あれ?」と思いました。また太陽の位置推算や日時計にも使えるという万能感も捨てがたいし、何といってもその表情とデザイン…。いろいろ心惹かれる対象ではあります。


>上原様

ご無沙汰しております。
ご紹介の四分儀、私もお裾分けにあずかりましたが、もったいないので今も組み立てずに保管してあります。カラーコピーをとって厚紙に貼れば…とも思うんですが、でも上原さんが仰るように、これはその出自と空気が重要ですから、眺めるだけでも徳を積めるような気がします。

 

Re: 訂正

 投稿者:上原 貞治  投稿日:2021年 8月 3日(火)09時07分29秒
返信・引用
  藤井常義さんへのお返事です。

藤井様

アストロラーベのペーパークラフトの情報をありがとうございます。
ペーパーでも金色なのと、海事博物館とのマッチングがよろしいですね。
アストロラーベは私は長年疎遠だったのですが、最近、恒星との対応を星図と比べて探索して、ちょっと身近に感じられるようになりました。

 ついでに乗っかった情報ですみませんが、私は、ポーランドのクラクフ大学の土産(コペルニクス関連)のペーパークラフトの「四分儀」を持っています。簡素でぜんぜん大した物じゃないのですが、書いた記事をちょっとだけご紹介させて下さい。

http://seiten.mond.jp/gt47/collection1.htm
のセクション3 です。
 

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