可燃物な日々

表紙に戻る/過去の日記

ご意見・ご感想・誹謗中傷などございましたら、感情廃棄物再利用所までどうそお気軽に書き込んでください(でも、現在書き込みが出来ないようです)

日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

12月31日(土)

 そういうわけで、今年を振り返る気がしないほどわかりきってますが、こんなに俳優にハマったのはキアヌ・リーブス以来ですかねえ?
 そりゃ、あの時は「キアヌ出るからしゃーねーな」って出演作は律儀に観ていたけど、ハリウッド俳優なんて主演級になると年に1本出演作があるかないかだし、過去作遡っても大した分量じゃないんですよ。

 ミュージシャンだとCD買ってライブ行くだけだし、そういうタイミングで雑誌にインタビューも出るけど、媒体数は限られるし。
 野球選手だとライブ活動はそりゃ忙しかったが(ライブ言うな)、試合中継以外のテレビ出演は限られるし、もしかしたら宝塚ファンと似たような感じなのかもしれない。


掃除して雑誌まとめたらこんなにあった。
どうしてくれよう、この高橋一生塚。 pic.twitter.com/Y31l0J95dU

— のんちゃん (@limnonchang12) 2017年12月29日

 ほんと「推しに課金だ!」って張り切った結果、「高橋一生塚」が出来上がってしまい、どうすんのこれ?座る?座っちゃう?
 高さ測ったら40センチ近かった。
 ファッション誌が多いから重量も相当なもんです。

 と言いつつ、今日の「逃げ恥一挙放送」をついうっかり見てしまい「あはは、これやっぱ面白い」ってずっと観てます。放送時は全話観てなかったんだけど、こうしてまとめて観るとテンポいいな。放送時は「あああ、まだるっこしぃぃぃ」って思ったけど(笑)

 というわけで逃げ恥観終わったら実家に帰ります。


12月30日(金)

 午後1時から5時45分までずっと大河ドラマの総集編観ていたので目がショボショボです。

●映画「セトウツミ」2016年

 ドラマ版にハマったので池松壮亮×菅田将暉バージョンの映画版を観てみた。
 映画版はずいぶん地味なエピソードばかり選んでるなあ。
 ドラマ版の方は笑いが止まらないような話が多かったんだけど、もしかしたら、映画版が「まったり」を選択したので、ドラマ版は「笑い」に傾いたのかもれない。

 そしてドラマ版のビジュアルが「漫画系」だとしたら、映画版は「劇画風」であった。
 映画版の方が、男子高校生の「汚さ」を出していた。
 だから池松壮亮って私はあんまり観たことないので他がどうだかわからないのだが、菅田将暉に関しては「美しさ」を見事に封印していた。

 池松壮亮の内海は、インテリ眼鏡度がやや低かったかなあ。ちょっとボサっとしすぎだったように思ったんだけど、高杉真宙の内海が美しすぎただけかも。あんな高校生いねーよ的に。

 どっちが好きかと言われても、同じ原作だけど別作品だからなあ。
 セリフのテンポは映画の方が作り込まれてる感じしたけど、テレビ版の軽い感じも面白かったからなあ。

 しかし、こうなると高杉真宙(内海)×菅田将暉(瀬戸)バージョンも観てみたくなるけど、それよりも、たぶん菅田将暉はセトもウツミもどっちもできるよ?CG合成で菅田将暉の「一人セトウツミ」やってみてほしいなあ。

 そういや「リコマコ回収されないの?」って怒り心頭だった「民衆の敵」ですが、なんとノベライズ本ではちゃんと回収されていたのだ。いたたまれなくなった人がノベライズ本の一部を写真で上げてくれたので。
 ノベライズ本は脚本を元に作っているから、当初の脚本ではそうなってたんだろうね。
 藤堂がリコちゃんを探して「あの写真」のことが誤解だとわかり、親の反対を押し切って結婚している話になってました。

 尺の関係でカットされたというよりも、そもそも撮影してないんだと思う。
 脚本の最終段階でカットされたっぽい。
 少しでも撮影してあったら、30秒くらいで端折って挟めばよかっただけだもん。

 いや、リコマコ回収されなくても、それだけ他のエピソードが重要だったら「しゃーねーな」って思ったんだろうけど、例の長ゼリフのところも「なんか、長いな・・・」って途中で飽きてきちゃったくらいなので、だったらちゃんとリコマコ入れておけよ、って思っただけです。個人的な感想です。

●「WOMAN」2013年 日テレ

 ドラマやってない時期だから各局がTverに大量にぶっ込んでくるのだが、とうとう「WOMAN」まで上がってきたので「これ、そのうちDVD借りて見ようと思ってたんだけど」と思いつつ、全話じゃないけどポツポツ観てみた。
 うわー、これ重い話だなあ。
 夫が痴漢冤罪から逃れるために線路に落ちて死亡し、シングルマザーになった女性が白血病的な病に罹り、生活が立ち行かなくなったので、断腸の想いで10歳の時に自分を捨てて家を出た母が再婚して家庭を築いてる家にお世話になるって話。
 さらに、異父姉妹は引きこもりで、その原因は「夫を痴漢冤罪に陥れたのは、その妹だった!」って盛りすぎです。亡き夫なんて10歳のころ母に置き去りにされた「誰も知らない」系だったし。

 私、坂元裕二脚本ドラマってあんましちゃんと観てなかったのですが、けっこう野島伸司系なんですね。時事問題取り上げる野島伸司っていうかんじ?

 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」でも、ブラック企業とかワーキングプアを題材にしていて、私はそれが苦手だったんだけど、「WOMAN」でもシングルマザーとか毒親とか痴漢冤罪とかですね。

 小栗旬が満島ひかりの「事故で死んだ夫」役で「4年前とはいえ、小栗旬ってすでにこういうのに出るクラスじゃなかったのでは?」と思ったんだけど、中盤になってガッツリ回想されていたので、「まあ、このクラスの役者じゃないと成り立たないよな」って思ったが、やっぱり私は小栗旬に全く心が動かないので(マイナスに動かないだけで相当マシなんだが)「あー、この役を高橋一生がやっていたら」ってずっと思いながら見てました。

 高橋一生は実母がけっこう毒親系っぽくて、本人がブレイク早々「母が再婚しまくりで、父親が3人いた」って複雑な家庭環境オープンにしたからマスコミもそれ以上突っ込まないが、ミュージシャンの弟は音楽雑誌にけっこう赤裸々な家庭事情語っており、「金に困って友達の家に借金お願いしにいった」「でも、それは長男もずっとやってきたこと」なんて言ってました。

 そういのふまえて、高橋一生があの小栗旬の役やったら、どうなっていたのかな?って。

 で「WOMAN」はきっつい話なんだけど、主演は満島ひかりだし、その疎遠になっていた母親役の田中裕子はそりゃ最高だし、その再婚相手役の小林薫も最高だし、子役の鈴木梨央はほんとうに上手いし、話辛いけど、役者の演技が素晴らしくてけっこう楽しめるんだけど・・・・・高橋一生の出番ほんと少ないやんけ!!!!

 全11話を全部観たわけじゃないけど、これ、全出演シーン合わせても5分もないじゃないの?いや、出番は少ないけど重要なシーンで重要な役なんですけどね。

 本人は「転機になった作品」として「WOMAN」あげてるけど、それほど目立った役じゃなかったが、その後の仕事の質というか、メインに絡む役が増えているので、そういうことなんでしょうね。「坂元裕二作品でレギュラー出演しました」っていうのが後になってジワジワ効いてくるというか。


12月28日(木)

 朝ドラ「わろてんか」は今日で今年最終回だったが「藤吉とリリコが?」「てんと伊能が?」ってところで「では、来年」で終わって、「高橋一生が、また人質にぃぃぃ」ってことになりました。

 月9に続いて、けっこうな試練です。
 いったい、我々は何を試されているのだろう?

 そんで、今日は仕事納めで会社の飲み会があったのだが、1次会でほどよく酔っ払って、そこで帰ろうとしていたら、私より少し年下のオジサンが、20代後半男子にキスする場面に遭遇してしまった。

 なんでそんなことになっていたのか全くわからないが、酔っ払った男性上司に「キスするよ」って迫れられ「ああ、はい」って感じで本当にキスされてしまった男子はけっこう平静だった。
 「キスぐらい別にいいじゃん、減るもんでもないし」って感じ。

 その上司は既婚子持ちだが、昔から酒が入るとけっこうエロくなるのだが、セクハラっていう感じでもなく・・・って女子を目の前にエロ話しはじめるのをセクハラだという解釈もあるが、素面の時の人柄の良さでギリギリセーフという人である。

 その人が年下男子にキスしていたので「あ、これはもしかして、この人のエロいエネルギーの噴出口として別の扉開いちゃったのかな?」って思ったが、もう、こうなったらそっち方面全開にして、男子社員からセクハラ苦情が来たら面白いなあ。総務部の私の上司がブチキレそう(笑)


12月27日(水)

 少し前の話だが、別部署の部長が総務部にやってきて「なんで俺のところにこんなものが届くのだ?」って騒いでいた。対応していたのはエビワカちゃんとY嬢だったが、よく意味がわからなかったらしく「じゃあ、ミヤノさんに聞いてみれば?」と言っているのが聞こえたので「おい、おい、なんで私に」と思っていた。配送物の受け取りとか私は全然絡んでないのにさあ。

 で、その部長が持ってきたのは某有名百貨店の小さな小包と、それに同封されていた一枚の書状であった。
 どれどれ、と読んでみると、その書状は「詫び状」であった。

 本来ならプレミアムガトーショコラ(仮名)8個入りを入れるところを間違って6個入りを入れてしまったので、お詫びにもう一回6個入りお送りするのでこれで許してください、ごめんなさいという内容。
 私が「ふむふむ」とその書状を読んでいる横で部長が「俺、こんなの頼んでないし、この百貨店になんか注文した記憶もないし、なんか気味悪い」とワーワー言っていた。

 送り状を確認すると、差出人はその百貨店で、宛名は「株式会社●● ●●部 ●●部長様」とかになっていた。
 部長は「なんで俺の名前でこれが送られてくるわけ?」とまた言うが・・・・・・これってさあ・・・

 「あの、これ、この宛先で取引先が百貨店でお歳暮頼んで、その内容が間違って個数少ないの送ってしまったってことだと思いますけど?」

 「え?ああ?そういうこと?」
 「部長、中身も確認せず、みんなにリリースして、部署のみんなで食べただけでは?」

 「えー?どこから貰ったやつかなあ?」
 「さあ、こういう場合、百貨店は贈り主にも知らせてお詫びしてるかどうかまでは、私はわからないけど」

 確かにその詫び状では「●●様より、お歳暮として承った」という記述がなかったのでわかりにくいけど、そういう情報は意図的に伏せていたのかもしれない。

 しかし、「なんで俺にこんなものが届くのだ?総務部が取りまとめて得意先に送ったお歳暮のことじゃないのか?」って聞きに来るその部長にも「もう少し考えようよ」と思ったが、それをよく確認もせず「ミヤノさんに聞いてみれば?」っていうエビワカちゃんたちもねえ?

 って、こういうことたまにあるので、よくわかっているのだが、彼女らはそういうのを「面倒臭い」と思うようで、そして私が「そういう謎解き大好き」ってこともバレているのだ。

 まあ、いいんだけどさ。
 私も備品が軽度に壊れた時には、修理が得意だし「物いじり大好き」な上司に真っ先にお願いするからさ。

 そういうやその上司もこんなことを愚痴っていた。
 うちの会社でマンションの一室みたいのを借りている部署があるのだが、打ち合わせでそこに行ったら、そこの社員が「そういや、お湯が出ないんです」って給湯室の蛇口のお湯を捻っても冷水しか出ないことを訴えたらしい。その社員も上司が「修理が得意」なこと知っていたので、「ちょうどいいところに来てくれた」と思ったようだ。

 「お湯が出ない?」
 そこに入居する時に、ボロボロだった内装を全部リフォームしたので、給湯室のミニキッチンも新品だし、給湯器も新品だったのだ。まだ、2年経過していないから、故障している可能性は低い。

 カスタマーサポートの基本として、上司は給湯器が格納されてるところを開けて、電源を確認した。
 オフになっていた。

 たぶん、誰か節電意識の高い人が、「夏はお湯出なくてもいいし、けっこう熱いの出てくるのウザい」ってスイッチ切ってしまったんでしょうね。
 それで誰も困らなかったが、冬になってお湯使いたくなったら「あれ?お湯が出ないな?」って思った人はスイッチを切った人とは別の人で「スイッチでオンオフできる」ってことも知らなくて、「なんか、お湯出ないんですけど?」ってことになったらしい。

 そういや、私も昔住んでいたアパートで、ある日いきなりお湯が出なくなり、ガスの自動湯沸かしだったので「機械の故障か?」と思ったけど、念のためガスメーターがある所を確認したら、ガスメーター付近にある外部元栓が閉まっていたのだ。
 念のため大家さんに電話して「うちの元栓が閉まってるんですけど」って言ったら、すぐに来てくれて、二人して「なんでこんなことに?」ってなった。

 詳しいこと忘れたが、その時、他の部屋が退居していたので、ガス会社が間違って私の部屋の元栓閉めたの?(各部屋のガスメーターがそこに集中して並んでいた)
 とりあえず、真相はわからなかったが、ガスメーター付近の元栓は誰でも操作できる状態になっていたので、大家さん立ち会いのもと、私の部屋の元栓を開けたら、お湯が出るようになったので、つーか、ガスが止まっていたのでコンロも付かない状態だったのが解除されてて、「なんだったんだ!」って思ったけど、あの時、私が「なんか、お湯が出ない!コンロも付かない!なんだかガスが止まってる!」って騒いだら、ガス会社が呼ばれていたので、「ん?なんで私の部屋の元栓閉まってるの?」って気がついたのはちょっとだけ偉かったと思う。

 その後、もう一度ガスが止まったことがあって、その時は「あ、もしかして昨日の地震?」って気がついて、横に貼ってあった「そういう場合には」っていうのを読んでボタン長押しして解除したのだが、数時間後に大家さんが来て「ガス大丈夫ですか?」って、他の部屋の住民が「ガスがああああ」って訴えたら、どうやらそういうことだったらしいので、うちにも確認に来たのだが「ああ、そうだと思って自分で解除しました。だって、そういうシール貼ってあるでしょ?」って言ったら、「ああ、はい、どうも」って脱力した顔していたけど、ええ、店子がみんな私だったらこんな苦労はしなかったでしょうね。

 そう、私は普通の人より、ちょびっとだけ頭がいい。
 そして、だからなんだ、って話である。


12月26日(火)

 昨日の月9にイセクラさんたちも「え?リコマコ回収されないの?」って戸惑っていました。
 リコちゃんが指輪してたので「これは行間案件なのか?」って感じだったようです。
 そういや前田敦子も子供がいたけど、誰と結婚したのかは描かれてなかった。劇中でも千葉雄大が中学時代の憧れの人であったことにちょこっとだけ触れていたけど、それ以上膨らまなかったので「なんで、あのエピ出してきたんだ?」って思っていたけどさ。

 うーん、結局、政治ネタに走りすぎてしまってキャラクターが膨らまなかったなあ。キャラ愛がほとんどなかった。
 最終回で山本學が出てきて、それが藤堂の父だったんで「いまさら?」って思ったんだけど、その父に向かって「政治家になる覚悟ができました」って宣言するんだけど、ん?そっか、悪そうなお父さんじゃないし、今まで散々親子関係が上手くいってないように匂わせておいて、そして藤堂家がラスボスだと匂わせておいて、よくわからない着地点だった。
 父親の前でやっと言いたいこと言えて涙ぐむイッセイは良かったけどね。
 そもそも、あんまし父親が出てくる役やってないので(30代の脇役なんて普通そうでしょうよ)、息子演技はけっこうレアだと思う。って、大河では吹越満がお父さんだった(笑)。だから現代モノでは。
 だから「今後、いろいろなお父さんが現れる可能性があるんだ」と思ったら、ちょっとワクワクした。

 そんで、ガランとした議会場での篠原涼子との長ゼリフ対決は舞台みたいでそれなりに良かったけど、「男女のバディが対峙」っていうのは直虎でも散々やっていたから、あれに比べちゃうとねえ。途中で「長い」って思ったけど、あとでチェックしたら、そう思ってるイセクラさんはけっこういたようだ。

 結局、あのシーンでよーくわかったのは、直虎のああいうシーンって、ほんとうに丁寧に撮影されてたんだろうなあってことだ。
 カメラの角度とかピントの切り替えとか、ほんと細かったもん。
 あれは本当に時間かけて入念にリハして、演出やカメラワークを練って作っていたのだと思う。

 だから昨日も書いたけど「役者の演技だけでは限界があるんだなあ」っていう当たり前のことがとても勉強になりました。
 まあでも、視聴率悪かったようだから、ワタクシ的には良かったのかもしれない。業界的に「高橋一生は客寄せパンダにはならない」ってことになったのなら。
 ブレイクしたので、月9も朝ドラも「王子様キャラ」になってしまったが、だから、そういうんじゃないだってばさ。という私の主張が少しだけ叶ったかしら。

 じゃあ、どういうのがいいの?
 って、やっぱしカテゴリー的にディーン様や斎藤工じゃなくて、星野源寄りでしょうよ。

 で、昨日は月9で「これじゃない!」ってストレス溜まってしまったので、また「わた恋」観てしまったのだが、「わた恋」は劇中でも「顔はそこそこ?」って「IT企業の社長で、お金もあるし、顔もまあまあだけど、性格が・・・」って設定になっており、「わた恋」での王子様役は志尊淳になってるのが、とてもしっくりくるわけで。
 同時期の「プリンセス・メゾン」でも「仕事はできるけど、なんか言動にトゲが・・・」と派遣社員女子に「扱いにくい人」っぽい扱い受けてる存在だったし、それを言うなら「おんな城主直虎」だって、直親がキラッキラ王子様で政次はコンプレックスの塊みたいな「頭はいいが、可愛げがない」ってキャラ設定だったし、とにかく変にイケメン設定しないほうが面白いと思うんだけどなあ。

 そう考えると菅田将暉とか、ほんといい使い方されてるよなあ。
 変にイケメン扱いされてないし。
 同世代に山崎賢人とか福士蒼汰がすでにいるし、竹内涼真も追っかけてきたし。

 って、映画「帝一の國」を観た時すでに「菅田将暉、竹内涼真、千葉雄大、野村周平、間宮翔太郎、志尊淳が勢ぞろいってスゴくね?」って思っていたのだが、あれから何ヶ月か経過した今になってみれば、そのインパクトは大きいし、あの映画、ひっそりと井之脇海も出ていたし、岡山天音も出ていたし、私が密かに注目している松本岳も出ていたので、10年後に「池袋ウエストゲートパーク」的な存在になるのかもね。

 ってイケメン話で気を紛らわせてみたが、やはりあの月9が気に入らなかったのは「世の中、おかしくないですか?」ってセリフで、まあ変えようとする努力はすべきだと思うし、政治の力っていうのももちろんあるんだけど、パラダイムシフト的なことって、最初はゆるやかに、そしてある時急にポキっと変わったりするからね。

 外国のことは知らないけど、日本では「空気読む」って風潮があるので、「新しい概念」が1:9で最初は受け入れられなくても、3:7くらいになったあたりで「あれ?こっちかも」ってガツンと6:4くらいになること、けっこうあったと思う。

 私が経験したのは、私が20歳くらいの、たった30年前は「25歳は売れ残り」ってバースデーケーキに例えられていたのだ。
 だから女子の主流は、短大出ていい会社に就職して、いい旦那見つけて23歳までに結婚退職。だったのだ。マジで。
 「お茶汲みOL」っていうのも、見事に死語になったなあ。

 そう考えると、あのころの企業って、会社ぐるみで婚活パーティーしてたっていうか、大企業ほど「容姿がよくて、家柄もいい子採用しているので、さあ、みんな、じゃんじゃんアタックしよう!」ってやってたんですよね。
 そう考えると、今後どうなるのか見守っていきたいのは「なんで、こんなに通らないのかわからないけど、いつか夫婦別姓法案が成立するのかなあ?」ってことと、「いつか同性婚が認められるのかなあ?」ってことかも。

 「夫婦別姓」は長年こじれていて、自分が若いころは「そんなん、どうだっていいじゃん」って思っていたのだが、今になってみると反対派の気持ちもちょっとわかる。いや、そういうことで反対してるんじゃないのかもしれないけど、さっき言った「3:7くらいになったあたりでガツンと潮目が変わる」ってことで、最初は「どうしても別姓がいいって人はそうしてもいいよ」ってつもりだったのが、何年かしたら「あれ?別姓のほうが普通なの?」ってことになりそうだもんな。

 20代のころも「あれ?10年くらいでマナーって変わっちゃんだな」っていうことあったけど(通夜に喪服はダメって言われていたのに、いつのまにか喪服じゃないとイケないとか。披露宴に黒いドレスはダメって言われていたのに、いつのまにかみんなドレスブラックだったりとか)、最近はネットの影響で、ちょっと権威があるところが「これがマナーです」って書くと、だーーーーーとコピペされて「これが正式なマナーです」ってなるし。

 マナーといえば、急に思い出したけど、私が中学生くらいの頃の「洋食のナマー」っていうのが、「骨のついた魚をナイフとフォークで食べる時の作法」とか「ナイフとフォークでバナナを食べる方法」とか、むちゃくちゃ難易度が高くで、「大人になって、こういう正式な洋食食べることになったら、どうしよう?」って密かに思い悩んだが・・・・

 フレンチもイタリアンも骨付きの魚なんて出てこないし、ましてやバナナが丸ごと出てくるわけがない」ってことを大人になってから知って、「つーか、フォークでライス食べるマナーって、西洋人はそもそもライスをほとんど食わねえ」って気がついた時、あの昭和40年代だか50年代の「洋食のマナー」っていうのが、いかにインチキというか「高級レストランに行ったことのない庶民を騙していた」のか・・・って、もしかしたら当時の高級レストランはホントに骨付きの魚とかバナナ丸ごとだしていたのかもしれないけど。


12月25日(月)

 「クリスマスだから、ちょっと豪華なスーパーの惣菜でも買おうかな」と思ったのだが、みんなそう思っていたらしく、今日は東急ストアの方が混んでて、西友がスカスカだった(笑)
 こういうのって地味に「景気よくなってるなあ」って感じするよね。

 さて「高橋一生を人質にとられているので我慢して観ている月9・民衆の敵」ですが、今日が最終回だったのですが、久々に脳死した。(「君の名は。」以来?)
 いや、ほんと、ここまで酷いのは、ほんと久々かも。

 ニューポート計画は実は産廃処理場計画でしたって、そういう展開なのはなんとなくわかっていたけど、そういう「表の計画と裏の計画があります」っていうの現実的には無理でしょうよ、ってまともなツッコミする気も起きないが、いや、私は「ニューポート計画の埋め立てにこっそり産廃混ぜようとしてるとか何か?」って思っていたんだけど、話は私の想像を遥かに上回っていう単純さだった。

 そこでいきなり無関心になる市民と、「みなさんが直接議会に来て話し合いましょう」と市長自らが呼びかけるという、バカ展開にほんと白目になった。マジで。

 高橋一生と篠原涼子が長ゼリフで向かい合う見せ場があったけど、そりゃ私は高橋一生が口先だけでベラベラ喋るの大好きなので、「わー、いっぱいベラベラ喋ってる」って喜んだけど、セリフの意味が全然わかりませんでした。

 つーか、このドラマ観て思い出したのは、「名優が朗読するとそれが電話帳でも泣ける」って逸話で、今日の高橋一生や渡辺いっけいや余貴美子はそんな感じでしたね。

 で「いったい私、何見せられてるの?」って頭真っ白になっていたけど、「ああそうだ、リコちゃんどうなるの?」って思い出したんだけど、回収しなかった・・・・というか、風俗嬢だったリコちゃんが何か学校に通っていた。

 そうじゃない、そうじゃないんだ。

 いやあ、少し前も親会社の意識高い系若手社員のすっとこどっこいぶりを目の当たりにして遠い目になったけど、あれのもっと凄いのに付き合わされたようだ。

 うーん、しかし、ほんと突っ込みどころ満載なんだけど、犬埼失脚とか全然意味なかったし、藤堂家が何やりたかったのかもさっぱりわからなかったし、なによりも「民衆がちゃんとしてないから、ダメな政治家が出てくるんだよ」っていうの全面に押し出してくるの、ほんとに辛かった。

 それで思い出したけど、三谷幸喜はずいぶん前に「総理と呼ばないで」で「市民の声」を潰していたよね。総理大臣が就任したら真っ先に「国民一人一人の声に応えるのだ」って窓口作ったんだけど(あの頃だったのでFAXだった)、ロクな投書なくて止めたんだけど、次の総理も「FAX目安箱だ!」とか言い出して、苦笑するオチだった。

 ネット社会になって、政治家に直接物申せるようになったり、マスコミ報道よりもSNSのほうが影響あるんじゃないの?ってことになり、よーくわかったのは、「国民一人一人の声を」っていうのが、いかにありえないか、ってことだった。


 この月9は「高橋一生の無駄遣い」として後世の記憶に残りそうな出来栄えでした。2位が「グ・ラ・メ」ね、暫定だけど。

 そんで今朝の朝ドラでも、高橋一生は「は?そのセリフどういう意味?」って謎を残していたので、いや役者さんは大変だと思いますよ、前後の繋がりよくわからない謎なセリフも情感こめて喋らないといけないわけで、私だったら絶対無理だ。

 でも、そっか、自分では全く感情移入できなくても、猟奇殺人者とか演じるわけで、「脚本の意図するところがよくわからなくても、演じるのが技術」ってことで、そういう意味では実に面白かったよ「民衆の敵」は。

 でも、そんなメタな面白さ、いらない。
 と、私は思いました。


12月23日(土)

 ふぁー
 金曜日休みで、土日出勤なのですが、なんか曜日感覚狂うわ。

 今朝なのか未明なのかわからないが、「岡田准一結婚!」って芸能ニュースが飛び込んでいて、イセクラさんたちが「相手は高橋一生なのか?」って大喜利を展開していたのワロタ。

 岡田准一と宮崎あおいのカップルには、「バラの品種改良」的なトキメキはないのですが、私が言うのもなんなのですが、ジャニーズ所属はもっとじゃんじゃん結婚すりゃいいんじゃないですかねえ?少子化対策として(笑)
 まずはAKBの「恋愛禁止」から鉈を振るおうか?(笑)

 そりゃ、私が中学高校くらいの頃は「アイドル」って10代だったので、そういう縛りもあったけど、もはや、30代になってもアイドル継続できる時代になったんだから、「結婚して子供がいてもアイドル」とか「もう3回も離婚しているけどアイドル」でいいんじゃないですかねえ?

 ですから私は推しが結婚してショック受けた経験がほとんどないのですが、やっぱし一番辛いのは死んじゃうことだよ。あとクスリで一発退場っていうのも痛い。
 そんでやはりこのタイミングでXジャパンのファンの人が「こっちは二人故人、一人洗脳だぞ。結婚くらいで騒ぐな」と荒ぶっていて、「そーですよね?」と激しく頷いた。

●「セトウツミ」最終話

 「どんな最終回なんだああ」と、さっき帰宅してTVerで観たが、内海の呪いを瀬戸が解く展開だったし、高杉真宙くんの泣きの演技にぐっときた。
 そして「このエンドじゃ続編ないな」っていうことにもぐっときた。

 今度、映画版も観てみようと思う。

 高杉真宙くんは来年1月から、また深夜ドラマの「賭ケグルイ」に出るらしいので、期待しましょう。って、なぜあまりゴールデンタイムに出てこないのだろうか?

 あ、そんで、私の「次推し」というか「もう10年も推してるんですが」な福士誠治くんは、1月クールは「石原さとみの恋人役」になるらしい。うーむ、キャスト一覧見ると扱いは小さいが、けっこう豪華キャストなので、少し期待しているが「検死官モノ」らしいので、私が苦手なジャンルなんだけど・・・・連ドラのレギュラーは久しぶりなので・・・・

12月22日(金)

 土日出勤だから今日は休み。これ以降、また6連勤である。

 例の調査の件でお役所の人が昨日来て、「じゃあ、明日結果をご連絡します」って言うので「明日は休みです。土日出勤なので」と説明したら「ああ、お忙しいのに本当に申し訳ない」って言われたけど、だ・か・ら最初に「繁忙期なので勘弁してください」って散々説明したのに「日程は変えられない」って強引にねじ込んできたのにさあ。

 まあ、あっちの方がご多忙そうだったので(「提出書類できましたよ」と連絡してから受け取りに来るまで3日かかった)、お互い様なんだけどさ。

 さて、休みをいいことにまた「わろてんか」で高橋一生が水ぶっかけられるところ何度もリピートしてニヤニヤしている自分に呆れていた。

 そんで大河ドラマの最終回の皆様の感想も眺めていたんだけど、あの碁石で「完」の演出はけっこう賛否両論なんですね。
 私は「ごちそうさん」で森下佳子脚本の悪ノリが凄く肌に合ったので、「おんな城主直虎」の悪ノリも存分に堪能したけど、あれがちょっと・・・という人も多いんだろうなあ。
 逆に私は「監獄のお姫様」では「やっぱクドカンの悪ノリが肌に合わないなあ」と思っていたので、そういう好みってほんとに人それぞれなんですね。

 「真田丸」「おんな城主直虎」と2年連続で大河ドラマ完走しちゃったので、来年はどうしよっかなあ?
 私は「篤姫」が大好きだったので、登場人物がかなり被っているから、「西郷どん」にはあまり期待していないし、もう日曜夜になるべく予定を入れないのにも疲れてきたので(まあ、そもそもあんまり予定なんて無いのだが)、来年はリアルタイム視聴にこだわらずに「見れたら見る」程度にしておきたいものである。

 何度も書いているが、うちは大河ドラマも時代劇も観ない家だったし、私は日本史にそれほど興味がなかったので教科書レベルの基礎知識しか無いので、去年の真田丸で徳川家康が駿府にいたけど駿府ってどこだかわかってなかった(笑)
 やっと今年の大河で「桶狭間で今川が滅ぶ前は、今川が駿府だったんだ」ってことがわかりました。

 で、去年の大河で「小田原は北条」ってことを学習したので、これで戦国時代の勢力図の最低レベルに到達したかな?

 そういや、私は聞き逃したんですが、「ほぼ日」がネットラジオで森下さんを迎えて直虎座談会していて、それがネットでいっぱい拾えたのですが、どうやら政次に関してはあまり語らなかったようで、それについて考察している人の呟きで「政次に関しては、脚本家の手を離れたところでああなってしまった感があるのでは?」というのがあって、「ああ、そうなのかも」と思った。

 確かに脚本を元に作られたノベライズ本を読むと政次はもっとクールな感じだった。
 前にも書いたけど、他の俳優が演じていたら、たぶん去年の直江兼続みたいな感じになっていたのでは?

 あの役に高橋一生を起用したのは「民王」のイメージからだったらしいが、「一見、クールな首相秘書官」が当たり役だったから、あのイメージで「殿を影から支える幼馴染の家臣」としてキャスティングしたんだろうなあ。

 だから、これも何度も書いているが去年の今頃まで高橋一生は一般的には「イケメン」扱いされてなくて、「シン・ゴジラ」で一般的知名度上昇していたけど、個性的脇役扱いだったのが、「カルテット」で一気に「色気ヤバくない?」になり、そのタイミングでアンアンのヌード表紙で「昼顔」の時の斎藤工みたいなことになったので、政次のイメージが、というか受け取られ方が変わってしまったのかもしれない。

 でも、それは必然というか、そもそも事前の宣伝では「柴咲コウと三浦春馬」が全面に押し出されていたので、高橋一生は二番手だってわかっていたし、私は「大河で二番手男子だってだけでもすごいじゃん」って去年の今頃は思っていたのだが、三浦春馬が11話であっさり退場したので「ええええええ?」って驚いたのだ。

 そこから柳楽優弥が本格的に登場するまで、高橋一生と矢本悠馬と無名の田中美央だけのスカスカな井伊家になったので「ミニマリストすぎる」と思った。
 しかも話も徳政令だとか木綿の栽培だとか地味な領主経営が続き、「すごいチャレンジャーだな」って感心したけど、「こんなの大河ドラマじゃない」って批判が出るのもごもっともだと思ったし、制作側もたぶんそれがわかっていたので、政次をかなり念入りに作り込んだし、ほんとあの頃は毎回謎のサービスショットが出てきたけど、ああいう演出に高橋一生が十二分に応えてしまったので、「政次解析班」が大量発生してしまったのだと思う。

 もちろん脚本的には、政次の構想を直虎が受け継ぎ、それが直政に受け継がれるのだから、政次をちゃんと印象付けようと数々の萌えシーンを用意していたのだが、結果、萌えすぎになってしまったのかも。

 だから、そこは脚本家の想定を超えるところだったので、もはや脚本家が語るべきところではなくなったってことなのかもね。
 「戦国版 貝原茂平」を描くつもりでいたのに「究極の秘めた愛がああああああ」になっちゃったんだから「そう受け取ってもらえるのなら、それでいいです。どうぞご自由に」って感じで。

 うん、そうだね、比較するなら、去年の長澤まさみの「きりちゃん」的な主人公の相棒として作られた政次だったんだろうけど、長澤まさみは「そもそも大河ドラマで主役をやってもいいクラス」をあえて二番手起用したんだけど、高橋一生の場合は、「そもそも、今までは二番手どころかせいぜい四番手くらいだった」っていう俳優を「ストーリーの都合で空白期間をなんとか二番手で」って、やっちゃったのがほんと凄かったですね。

 まあ、これまでも何度も大河ドラマ出てるし、去年一昨年の「だから荒野」とか「プリンセス・メゾン」での扱いとか「安心と信頼の高橋一生」っていうのがNHK内にあったんだろうし、それだからこその「大河ドラマで死んだけど、次は朝ドラの主要キャスト?」だったり「海外ドラマの吹き替えも?」だったし、ついには「紅白の審査員席いただきました」なので、NHKと高橋一生の蜜月は今年がピークなのか、ここからまた飛躍するのか、どうなんだろうね?

 つーか、高橋一生は「来年はまた違う形でお芝居させていだだきます」とかインタビューで語っているけど、今のところ、全く来年の出演予定が入ってこないのだが、どう展開するんでしょうね?

 と、ここで切り替えて「おんな城主直虎」の後半を飾った菅田将暉について書くが、史実だから仕方がないんだけど高橋一生と菅田将暉が共演できなかったのは残念極まりないことであった。

 でも、菅田将暉の「井伊直政」はほんと面白くて「政次ロス」をほんと救ってくれたよ。
 で、視聴者も「なにこの井伊家ハイブリッドな直政は?」ってその出来に驚いていたけど、公式のインタビューで菅田くんが「直親の人たらし笑顔とか、しの殿のヤバい気性とか、政次の頭の良さとか、直虎の猪みたいなところとか、全部混ぜてみた」的なこと言っていて「この子、ほんと天才だな」って感心した。

 視聴者が見たいものを完璧に理解していて、さらにそれがちゃんと出来るっていう。
 それが出来る20代前半の若者ってほんと凄いよなあ。

 だから私の中では「野球界では大谷翔平、芸能界では菅田将暉」という括りなんですけどね。

 そういや、この話前に書いたか忘れたけど、野球界と芸能界の比較といえば、「ディーン・フジオカも、星野源も、高橋一生も同じ年」って言われてますが、あまり語られてないと思いますけど、彼ら、松坂世代なんですよね。1980年生まれ。
 それに気がついた時、野球ファンの私は時空がぐにゃぐにゃになるような衝撃を受けました。
 松坂は20年前から大スターで、そして30代半ばになって、いつキャリアを終えるのか着地点を模索中なのかもしれないけど、ディーン様や星野源や高橋一生はここに来て、一般的知名度としては松坂大輔を抜いたわけで(まあ、おっさん達だけの知名度だったらまだ松坂大輔の方が圧倒的に上だろうけどw)、アスリートと俳優の時空の違いに目眩がしたのであった。


12月21日(木)

 今朝の朝ドラ「わろてんか」は、広瀬アリスが高橋一生に水ぶっかけるというシーンがあり、「なにこの朝からテンションマックスになる展開は!!!!」と呆然としてしまいましたが、洋装がデフォのシオりんが服が乾くまでの間、藤吉の着物を借りるという胸熱な絵柄に!

 つーか着流し姿久しぶりでは?石川啄木以来?
 そして絶妙に開いた白い胸元と濡れた頭髪のコンビネーションのエロさよ。
 つーか「前髪クネ男」じゃんwwwって思ったけど、クネり方が絶妙で、「これ作ったヘアメイクさん凄い!」って思いました。

 そもそもリリコ(広瀬アリス)と伊能(高橋一生)が痴話喧嘩みたいなことになってるけど、単なるビジネスの契約上のことで揉めているわけで、それを「逃げる女と追う男」みたいな色恋沙汰っぽい画にしたのはいいアイデアだと思うし、もっとやれ!

 それよりも、二人くっついちゃってもいいんだけど、今週の演出だと、そういう展開にしない感じだなあ。
 リリコも伊能も本筋には関係の無い立ち位置になってるし、って、そもそも本筋ってどこだ?(笑)

 あと、昨日の話だが、キース(大野拓朗)も洋装してて、その無駄なイケメンぶりに笑った。

 そうそう、そんで朝は「高橋一生の着流し、濡れた髪!」で盛り上がったのですが、その後、公式インスタが流した動画が「着流し一生のファッションチェック」でぐるりと回るんだけど、最後に「おひけえなすって」のポーズするの最高でした。

 前にも「パーでんねん」披露したり、インスタではサービス精神旺盛なんだけどね。
 それにしても、ぐるりと回ってみると、やっぱし「きゃーすてき」よりも「ほっそ、ほっそい、ほんとうに細い」としか言いようがない。

 昔、よく着物を着る友人がいたけど、彼女もすごく細かったので「お腹にタオル2枚くらい巻かないとカッコがつかない」と言っていたけど、男性の場合は帯を腰のあたりで巻くから多少細くてもある程度幅が出るのだろうけど、高橋一生は腰周りも細いので、ほんと結核で死ぬ明治大正時代の作家の役ならなんでも来いって感じだけど、あの時代の実業家体型じゃないんだよな。

 さて、今日の「わろてんか」もう一度見てみたんだけど、契約書を前に向かい合って話をするリリコと伊能がまるで離婚の話し合いしているみたいな演出なんですね。
 そして、広瀬アリスも高橋一生もそこに乗って、ちょびっとだけ「相手に仕事だけの付き合いって思われてるのが悔しい」って要素を盛り込んでるのが素晴らしい。

 それにしても、松坂桃李と高橋一生に「君が魅力的だから」と説得されるって、どんだけ贅沢よ(笑)

 そして「まあ広瀬アリスだったらしゃーないな」って、思わせる広瀬アリスの存在という説得力よ(笑)

 あ、それで思い出したけど、昨日の芸能ニュースで「桐谷美玲と三浦翔平が交際」っていうの、久々に芸能ニュースで「ふぁああああああ」ってなりましたね。
 顔面偏差値が高すぎる(笑)
 なんだか勝手にバラの品種改良とかしている気分になった。
 まあ、競走馬の世界でも、強い馬の仔が全て強くなるわけではないっていうのわかってますけど、桐谷美玲と三浦翔平を掛け合わすと、どんな子どもが生まれるのか、この先10年くらい二人には繁殖に専念してほしいと、その結果がどういうことになるのか見てみたいと、代理母10人くらい雇って国家予算使って実験してみてもいいかも、と、よくわからない妄想にしばし浸りました。

 ま、今日も仕事が忙しくてドタバタしてて疲れていたんですねどね。
 年末までこの調子で、すっとこどっこいなんでしょうよ。

 去年の12月はどんなだったっけ?って日記読み返してみたら「真田丸ロスだ!でも、来年はきっと高橋一生くんがブレイクするぞ!」とか書いていて、「ああ、1年前の自分に教えてあげたい。遠浅だと思って歩いていたら、深淵に引きずり込まれた・・・・」

 そして、そのまま1年経過したのである。

 よく「年とると1年ってあっという間ですよね」と言うが、私はそう思ってなくて、この日記つけてるおかげもあるけど、「1年前の自分と今の自分、相当違うぜよ」ってことがけっこうある。
 今年はほんとに顕著で、「10年くらい野球沼でちゃぷちゃぷしていたのが、高橋一生沼にドボンって、なにが起こったのか?」って未だに自分でもよくわからない。

 ただ、興味深かったのはネットというかツイッターを眺めていると「なぜ私がこの沼に?」って同じように戸惑っている人がけっこう確認できたことだ。
 「二次元にしか興味なかったのに、なぜ三次元に?」とか「マッチョが趣味だったのに、なぜこの細っこい男に?」とか。

 私もこの1年間「なんでだ?なんでなんだ?」と考察を繰り返したが、答えは全然出てこなかった。まさに「深淵」
 そして「50歳になって、そのうちのたった1年だけ、高橋一生萌えに費やした」と考えれば「1/50」ってだけの話だが、このままいくと、「10/60」いや「20/70」くらい軽く行きそうな気がして、「高橋一生と同じ時代に生きられて、いい人生だった」で終わりそうだぞ、おい。

 それでも全然構わないのだが、なんかねえ、高橋一生は長生きしないような不安感があってねえ、それだけが心配だ(平和です)


12月20日(水)

 昨日はついうっかり、直虎の7話くらいまで飛ばし飛ばし観てしまった。

 「真田丸」の時も、最終話迎えたあと、過去回見直していたっけなあ。
 大河ドラマは50話もあるので、一挙お浚いできないんだけどさ(笑)

 そんで昨日は、ネットニュースで「へえ、アムロちゃん紅白出るんだ」って知ったけど、今日になって「審査員に高橋一生でーす」って発表されて「そういう可能性もあるとは思っていたけど、ほんとうにそうなるとは思ってなかった」ので、「NHKはやっぱ高橋一生の弱みを何か握ってるのでは?」って疑惑が再浮上した。

 だから、その弱み、私にも分けて・・・・・

 うん、でも、もうこういう状況なんだから、審査員受けて正解だったかも。
 去年のピコ太郎もそうだったけど、こういう時はとことん露出して、飽きられるまでが遠足です!的な。

 芸人と違って俳優は、斎藤工もディーン・フジオカも今はピークを越えてけっこう落ち着いているからなあ。
 それにしても、チラホラと叩き記事も出てきたので「こういうのも含めてのブレイクですわよね」と思った。
 それよりもアマゾンに雑誌WITHの予約が出て(12月27日発売)、映画「嘘を愛する女」のプロモ記事なのだが、長澤まさみと高橋一生がエロい感じで絡んでるのだが、「まさみが一生を抱いてる感」が凄まじく、上級イセクラさんたちの腐った妄想が暴走しているのが超楽しかったです。

 すごいツボにハマったのは「長澤まさみより男らしく高橋一生を抱ける男がいるのか?」ってつぶやきでした。ごふっ

 いいっすね、こういう世界(うっとり)

 いや、比較対象としては「民衆の敵」の公式ツイッターが「篠原涼子が高橋一生の鼻に指つっこんでる」ってオフショット挙げたら「これは不愉快です」ってリプがいっぱいついて、それはまあ個人の感想だからいいのですが、それを受けて「ああいうリプがあると、高橋一生のファンの民度が疑われますから、速攻削除してください!」とか言い出すアカウントが出て「うわー、こういうのあるって知ってたけど、自分の推し界隈でもうわー」って思っていたのです。

 「ファンがちゃんとしてないと、推しに迷惑がぁぁぁ」って思うの理解できなくもないが、じゃあどうするのが「ちゃんとしたファンなのか」って、ねえ?
 でも、高橋一生ブームがどの程度のものなのか、こんなにメジャーなものに夢中になったことなかったので(たぶん)よくわからなかったのだが、「ファンがちゃんとしてないと、推しに迷惑がぁぁぁ」っていうのが出現するくらいにはかなりメジャーだってことがわかりました。

 で、そんだけメジャーになったらしいけど、「暇を持て余した神々の遊び」的に、上級イセクラ相当腐っているチームは「まさみ一生尊い」で暴走していて、ほんと素晴らしい。私もあのショット観て、「あれ?私も高橋一生みたいに、長澤まさみに抱かれたいんですが、あれ?」って戸惑ったから(笑)

 ほんと長澤まさみ、ここんとこすごくいいよね。

 いや正直、去年の「真田丸」の前までは、特に好きでも嫌いでもなく、なんとなく「松嶋菜々子の次くらい?」って思っていたんだけど、「真田丸」での「きりちゃん」役がすごい良くて、でも序盤では「うざい」って叩かれてたんだけど、私はなぜか「ミタニン脚本だし、このきりちゃんのウザさは意図的だろうし、きっとあとになって効いてくるんだろう」と思っていたら、その通りになって、中盤は「きりちゃんが癒し」って感じになってきて、後半になってきたら超人気キャラになっていたから。

 そして、映画「散歩する侵略者」でも「長澤まさみの健康的なお色気すげーな」って堪能させていただきました。あの長澤まさみから「愛の概念、私から奪っていいから、あげるから」言われても、凡人にはそんなもん受け入れられなくてフツー壊れますよね。あの映画では侵略している宇宙人が壊れましたが、そりゃそうでしょうという説得力ありありでした。

 だから「真田丸」にしても「散歩する侵略者」にしても、「長澤まさみに愛されたら死ぬ」ってレベルなんですけど、「嘘を愛する女」がどんなオチなのか今のところわかりませんが、「長澤まさみに愛されたら死ぬ」を「はーい、そーみたいですねー」っていう感じの高橋一生のどっちが生き残るのかわかりませんが、ここで面白いのは、フツーは高橋一生ファンは長澤まさみに憑依しちゃうところなのに、なぜか「ええと、私が高橋一生の中に入りますから、長澤まさみさん、よろしく」ってことになっちゃうのって?

 そういや、「また氷結が駅貼り広告復活してた」って報告受けていたのだが、朝乗った電車に中吊り広告があって「うわああああ、また腕毛が」
 あの広告、ほんと意図的に腕毛にピント合わせていて、「ああ、すみません、わたしらが腕毛最高とか言ってたのを真に受けてしまったのですね」としか言いようがないのだが、それが少数派なのか多数派なのかわからないけど、「KIRIN」っていう超メジャーな会社があの広告を展開してるっていうことは「高橋一生の腕毛に萌える」っていうのはマーケティング的に「あり」って判断されてるんだろうから、この世界は私がついつい悲観してしまうことより、もしかして「お前の萌えはけっこうメジャー」ってことなんですかね?ね?

 いやでも、これまで、二の腕の毛に全く注目したことなかったのに、氷結の中吊り広告眺めて「この毛がいいんだよなあ」って、いったいなんなんだ、って、ほんとわけわからないし、ほんと、自分なにやってんのっていう2017年だったと、日記には書いておこう。


12月19日(火)

 今日は休みだったので(今週末は出勤なので。クリスマスイブ?なにそれ美味しいの?)、鍼灸院に行ってきました。腰痛と足痛はかなりラクになった。

 さて、昨日心配しながら見ていた「民衆の敵」だったが、やっぱし・・・・
 このドラマ、いろいろ時事問題入れるんだけど、今回のは「奨学金が返済できなくて利息ばかりが嵩み」ってことで前市長を陥れる計画に加担した若者が出てきたんだけど、それがモッチーにハニートラップかけて自殺に追い込んだわけだけど、それはいいのだが、いやちっともよくないけど、彼は市役所の公務員だったよね?
 政令指定都市の公務員が、奨学金返済できないって、どーゆーこと?
 いや、もしかしたら臨時雇用職員だったのかもしれないけど、それだったら臨時職員を低賃金で働かせていることが問題になるだろう。

 あと高橋一生の役が偽名で付き合って(?)いた風俗嬢リコちゃんのことがラスボスの古田新太にバレて、それがマスコミにリークされたのかと思いきや、いきなり「市長の裏献金疑惑」が出てきたので、ズコっとなった。

 そんでいきなり魔女狩りみたいになる一般市民が描写されていたけど、「おめーらマスコミが煽ってるだけじゃん」って思って、なんだかやっぱしシラけてしまいました。

 皮肉というか自虐でやってるのかもしれないんだけど、なんか「一般視聴者」というのか「国民はこれでは許さないでしょう」的な雰囲気があるので、なんだかなあ。
 あと、「人を幸せにするのが政治でしょ?」って連呼されていたので、やっと気がついたのだが、その言い回しが私はイマイチ好きじゃなかったんだね。

 「マチ工場のオンナ」観てて思ったんだけど、「主婦が社会に出て活躍する」って話にするなら、何か取り柄があって(主婦目線でもいいし、本来自分が持っている能力でもいいし、それこそ遺伝的な資質でもいい。ちなみにマチ工場でもオンナ城主でも、その三つを全部やっている。直虎の場合は主婦目線ではなく尼目線だったが)それを武器に切り開いていかないとドラマにならないと思うのだが、この「民衆の敵」の主人公の「いいところ」って外見が篠原涼子ってことと、夫が田中圭ってところだけじゃ?

 それは今の朝ドラでも同じで、主人公夫が「顔が松坂桃李であること以外、全くいいところが無い」っていうところに耐えているのだが、そういうのって演じてる役者さんが一番わかってるだろうから、どう思いながら演じてるんでしょうね。

 高橋一生のトレンチコート姿は良かったです(笑)
 体格補正されるからいいよね。市長にリンゴが投げ入れられたのを背中で阻止するからあの衣装だったんでしょうけど。つーか、あんな緩いリンゴ投げだったら、手でキャッチしたほうが早いのでは、って思ったが、背中で守ったのがカッコいいっていうシーンだったらしい。

 あと、鈴木殿が・・・・ああ、違う、それは「おんな城主」での役で、こっちではニューポート計画に反対している菅原大吉が高橋一生に「何代も前から漁師やってるから、自分もこの仕事続けたい」と語るシーンは、「代々政治家一家」に反発している高橋一生との対比が面白かったが、良かったポイントはそれくらいだったな。

 って、こんな文句ばっかり言うなら観るなって話だが(笑)、たぶんもし「グ・ラ・メ」をリアルタイム視聴していたら、同じくらい文句連ねてると思う、って実際DVDで観て「????」ってなって文句書き連ねたし。
 「グ・ラ・メ」の観た時に「うーむ、これは酷いが、高橋一生が売れっ子になってくるとゴールデンタイムにこのくらい酷い扱いされる可能性あるな」って思っていたのだが、さっそく月9さんがやってくれました。
 あと朝ドラもけっこうなもんだけど、あっちは「波岡一喜VS北村有起哉」みたいなサービスが挟まれるので、それほど文句言う気にならない。

 あと、今日の放送では、シオリんのスーツ借りて「勤め人」に化けるアサリの時に例のシオリんのキラキラ登場曲流したのが秀逸でした。あれってシオリんのテーマってわけじゃなく「蝶ネクタイのテーマやったんか?」って心の中でツッコミいれてしまいました。

●「今からあなたを脅迫します」最終話

 間宮翔太郎が出てきてから俄然前のめりで観ているのであるが、最終話では敵陣に乗り込み、おディーン様が華麗なアクションを披露したけど、間宮翔太郎のスケコマシアクションが面白すぎて、ほんと最高でした。
 この二人が並んで、ラスボスの前に立つところとか、ほんと良かったわ。
 互いの美しさを殺さずに引き立てあうのよね。相乗効果って言うの?

 先週も絶賛しまくったけど、おディーン様の死んだ彼女が松下奈緒で、その弟が間宮翔太郎っていう絵柄の完成度が高すぎて、ストーリーがイマイチな所とか、武井咲が妊娠中なのを考慮して、あんまし話の中心に絡んでない所とか、どうでもよくなってしまった。

 後半になっていきなり登場したけど、美味しいとこ全部持っていった間宮翔太郎のことを考えると「最初から主要人物としてキャスティングされているのに、ほとんど見せ場がない千葉雄大」の扱いにまた腹たってきたよ、月9さんよぉぉぉぉぉ

 気をとり直して、「おんな城主直虎」の最終話、3回リピートして気がついたことメモ。

 主人公が死んで、井戸端で子役たちが集合するシーンで、全員、後ろに尻尾つけてたんだね。
 たしか、竜宮小僧も尻尾つけていたので、このドラマのサブテーマ的に時々登場していた竜宮小僧って「井伊のご先祖の集合体」だったのかね。

 初見の時も泣いたんだけど、徳川の陣中で直虎の訃報を開いていたら、そこに涙のようにポツポツと雨粒が書状を濡らすシーン、ほんと良かった。
 あと、万千代が「元服したいでーす」と泥酔して所望するシーンで今川氏真が「心得た!」ってお前が言うかっていうシーンは、榊原様(尾美としのり)が先に言おうとしたら、氏真が強引にかぶせたんだね。
 今川氏真が徳川家にすっかり溶け込んでいるってことを描いた、いいシーンでした。

 ほんと、こういう細かい演出が心難いのであるが、さっき、なんとなく1話を観てみたら、このドラマの最初の犠牲者である直満オジが今川に成敗されたのは「北条と密書を交わしたから」で、それで最終回は直政が北条と和睦結んだ功で・・・・って、ほんとロングパスしてるなあ。

 そして裏切り者の子として「亀之丞の首を差し出せ」からの「虎松の首」「自然の首」とリフレインしてたんだよなあ。


12月18日(月)

●大河ドラマ「おんな城主直虎」最終回

 よかったーーーーーー
 すんごく面白かったーーーーーーーー

 去年の「真田丸」の最終回も「すげええええ」って思っていたけど、直虎の最終回もまた味わいの違う「すげえええええ」でした。
 もう、冒頭のテロップ眺めているだけで泣いてたもん(笑)

 「柴咲コウ」に続いて「三浦春馬」が出てきた瞬間、「何ヶ月ぶりよおおおおお」とジワっと来たし、さらに「高橋一生」と続いて「柳楽優弥」って出てきたので「なにこのゾロ目感わあああああああ」だったし、それから現存する主要キャストはもちろん、農民役も勢ぞろいだったし、途中から全然出てこなかった「菅沼さん」とか、そもそもほんのちょっとしか出てなかった「庵原さん」まで揃っていて「ええ?これ、どうまとめるの?」って思ってたんだけど、ちゃんとまとまっていたのが凄すぎた。

 そんで中盤であっさり主人公が死んじゃって驚いたが、「やっぱり鶴と亀がお迎えにキターーーーー!」ってなってたら、「え?龍雲丸も?」って、思っていたら、龍雲丸が遭難したことを匂わせるカットが挿入されて「すげええ、同じ日に死んだんだ!」って鬼脚本に痺れまくった。
 そして「同じ日に死ぬ」といえば、去年の「真田丸」での茶々様の予言ではないか!!!!

 それに「あれ?お迎えに来たのは子役の鶴と亀だった」ので「三浦春馬と高橋一生はどこにブチこむのだろう?」と思っていたら、最後の最後で、手だけ出てきた!!!!!!
 あの瞬間、ぶはっと涙が出てきて、「なっにこれ、やられた!」って笑いながら泣いていました。

 ええ、そりゃもう、三浦春馬と高橋一生・・・いや、直親と政次の映像はこんだけ脳裏にいっぱい保存してありますから、ちらりと存在を匂わすだけで、どわーっと走馬灯のように駆け巡りますからっ!

 いや、あまりにも情報量多すぎて、あと何回か繰り返して観ないと全貌を把握できそうにもありませんが、他にも号泣ポイントとしては直虎の葬儀で涙を堪えて読経するケツ山さんとコウ天さんとか、棺を担ぐ農民ズとか、今思い出すだけでも泣ける。

 そんで、さっきも書いた「菅沼さんとか庵原さんとかどう出てくるのだろう?」であるが、無事元服した直政に家康が「褒美に家来をいっぱいつけよう」って、松下家からずらりと、庵原さんも、井伊谷三人衆だった近藤、鈴木、菅沼にって並んでいて、画面に向かって「みんな!久しぶり!」って手を振りたくなった。
 末席に座っていたムロ方久だけが家康に名前呼ばれなくて「お???」ってなってるコントやっていたけど、今朝になってわかったのだが「方久はそもそも徳川に属してない、ただの商人なんだから、家康に関係ないじゃんwww」
 だから、直政のお祝いに駆けつけて、そのままなんとなく、せっかくだから並んでいるだけだったんだ。

 話が前後するが、直政という万千代が「元服してぇぇ」って騒いでる宴会で、今川氏真と酒井忠次が一緒に宴会芸やってるのも胸熱だったけど、万千代が「元服してぇぇ」って言ったのを「心得た!」って受けるのが氏真って・・・・おめー、「井伊を断絶せよ。虎松(万千代)の首を出せ!」って言ってたのに!!!!(笑)

 そういや、このドラマの今川氏真って出番こそ多くなかったけど、主人公の運命に大きく関わってきた人物で、直親が殺されたのだって、政次が「奸臣」として表向きは生きなければならなかったのだって、今川氏真のせいだったんだけど、氏真の方にだってそうしないと生き残れない事情があったわけで、単純な悪役ではなく、とても魅力的な人物になっていたなあ。

 そういう意味では政次が処刑されてしまったのは橋本じゅん演じる近藤殿のせいだったが、その後、主人公は上手く近藤を利用しつつ共存していくのだが、最終回になって近藤どのの見せ場がまたあって、作劇の都合で近藤を悪役にしたけど、ちゃんとケアしたなあ。

 あと万千代や万福が「潰れた家の子だからこそ」と北条との和睦を成し遂げるとことか、ほんと「上手いなあ」って思った。

 と、思いつくままに書き連ねましたが、昨日はさすがにその後の「陸王」が全然頭に入らなくて、ずっとツイッターでみんなの感想読んでまた泣いてましたけど、さーて、今日はこれから苦手だけど我慢して見ている「民衆の敵」が始まりますが、耐えられるかしら?


12月17日(日)

 ストレスのせいか、やや腰痛気味で、ついでにまた足も痛くなってて多少辛い。
 しかも、今日は本当に寒かった。
 今までも皆寒い寒い言っていたけど、私は「まだ12月の寒さって感じじゃないなあ?」って思っていたのだが、今日は「あ、手袋いるわ」と思ったもん。

 さて、今クールで一番ハマっているかもしれないテレ東深夜ドラマの「セトウツミ」であるが、もう来週最終回だというのに、ここに来て「内海の姉」が登場して、それが朝ドラの明美さんだってことにものけぞったが、姉が語る内海家の問題が、予想を超える異常さだったので、さらに仰け反ってしまった。

 コメディだと思って観ていたのに、何この展開は?
 いや、ちらほらと家庭事情を匂わせていたので「そういうの掘り下げるのかな」と思っていたら、まさかそこに収束するとは。
 しかも両親と不和らしいとはわかっていたけど、その原因が小学生の時の内海の様子が変だから医者に診せたら「病名がついた」ということで、それってたぶんアスペとかそういうやつで、それ以来、両親が内海を愛せなくなり、母親に至っては存在すら無視しているとか、ひでぇ話でさ。

 さらに内海が両親の殺害計画を入念に立てていて、本気で実行しようとしているとか・・・・でも、そんな中、なぜか瀬戸と出会って、なんだか芋づる式に友人みたいなのが出来て、内海の中に迷いが生じてるって・・・どんだけシリアス学園モノ展開よ(笑)

 ですから、こっちは「シチュエーション・コメディ」だと思って観てきたし、「シリーズ化してほしいなあ。でも原作ありきだからなあ(ほぼ原作通りにやっているようだ)」と思っていたら、ほんと裏切られたな。いや、怒ってないけど(笑)
 凄いなあ、って遠い目になってるけど。

 そんで、NHK金曜ドラマの「マチ工場のオンナ」は脚本家が「わた恋」と同じ人なので観ているのだが、舘ひろしの回想シーンも少なくなってきて、ヤンキー工員の吉村界人がかなり目立ってきたので、「よし、なんかイケそうだなこれ」と期待してます。(前にも書いたが舘ひろしが嫌いなわけでもなく、舘ひろしがいるとそれだけで成り立ってしまうので、他の部分の評価ができなくなるのです)

 今回は、やっと夫役の永井大が絡むエピソードもあったし、経理担当の忍成修吾が元メガバンクの銀行員だったことを知った、いじわる銀行員の村上淳のリアクションが「なんか後であるのかな」って感じだったので、けっこう地味なドラマですが、「おんな城主直虎」の現代版みたいな感じで私は好きだなあ。

 比べるのもなんだか、「民衆の敵」は主婦が市長になりました、って話だけど、「マチ工場のオンナ」は主婦が社長になりましたって話で、最初はみんなにまともに相手されないんだけど、根気強く社員と接していく様子が丁寧に描かれていて、だから特にヤンキー工員の吉村界人が覚醒していくやりとりとか、「わた恋」の「恋愛に疎い男を指導していたら、うっかり恋してしまいました」って流れにも似た「ああ、そう、こういうの好き」っていう「王道」なんですよね。

 「おんな城主直虎」でも、最初は反発していたユキロックが、新米オンナ城主に振り回されながら、的確なエピソードを重ねていって、だんだん陥落していく様子が面白かったんですけど、「マチ工場のオンナ」もけっこう頑張ってます。まだ中盤なので、後半で村上淳がデレるのか、永井大はあのまま「いい旦那さん」なのか、地味に注目しています。

 って、さーて、もうすぐ「おんな城主直虎」の最終回だ!

 どんな最終回なのか、皆目見当ついてないけど、いざ!


12月15日(金)

 今日はバタバタして、久々に「師走だぁ」って感じでした。

 まず昨日問い合わせたシェアウェアの件は作者さんが「ウィルス報告他にもありましたが、こちらで確認したけど大丈夫です」ってメールで添付してくれたので、システム担当者に「これ開いていいんでしょうか?」って確認したら、「メールが届いたってことは大丈夫です」とのことだった。ヤバければそこでまたブロックされる仕組みのようだ。(よくわかってない)
 よくわからんのだが、ファイルそのものではなく、それをダウンロードさせてるサーバがヤラれてるんじゃないかってことなので、作者さんにはそう伝えたけど、ほんとのところどうなんじゃろか?

 とりあえず、そのファイルについては例年と同じように処理ができるようになったので、まず初期設定せねばって思ったけど、ああそうだ、あの処理のチェックと承認が先だと書類を広げていたら、会計事務所から電話が入り、確認したいことがあるから午後に時間を頂けないかというのでOKして、チェックして承認したら12時になったのでお弁当食べていたら、上司が「ミヤノのIDの電子認証の更新ができない!」って言い出し「こういうメールが届いてるはずだから探せ」って言われたので、お弁当食べ終わってからメール探してみたが無くて、そうこうしているうちに会計事務所の人が来たので、1時間くらい打ち合わせして席に戻ったら「親会社のF部長が電話してって」とのことで、用件は昨日伺っていたのだが、銀行に提出する書類に実印押してくれって話で、F部長がドタバタとやってきて実印押しながら「あと、これから別の銀行も来るので、そっちも同じような書類が必要だから、よろしく」

 もう3時になっていたが、やっとシュアウェアの初期設定やデータ移行しようとしてたら、上司が「おお!やっと出来た!」って私に電子認証更新メールが送られてきて、その設定をやっていたら、さっきF部長が言っていた別の銀行が来て、また実印押して、そういえば昨日、マスオさんに頼んだ仕事まだもらってないな、と思って「昨日お願いしたのは?」って聞いたら「まだやってません」って憮然と言われたから「ああ、そうっすか」と流していたのだが、体調悪かったらしく早退してしまった。軽い胃腸炎ぽかったらしい。

 って書き出すと大したことないののだが、ルーティンで無いことばかりやっていたので、いつもより座ってる時間が短く、なんだかフワフワした1日であった。

 そういや、会計事務所であるが、私が入社する前からの担当者が高齢と持病のために退職したので、新しい人が担当になったのだが、前任者が私のことを非常に買い被っていたので「たぶん、そう引き継がれてるんだろうな」と思っていたが、やっぱし「ここはこれでいいんでしょうか?」って確認してくれたことが、単なる私(や他の人)の入力ミスだったので「ああ、それは間違ってるだけです」って言うと、「いや、もしかしたら何か意図があるのかな?って」とか言うので、「そんな完璧にやってないですよ」と言うと「いや、前任者から大変お出来になる方だと伺ってますから」ってやっぱね。

 あと自分でも笑っちゃったのだが、期末になって百万円を超える経費精算をしてきた社員がいて、それが目立ったらしく「この方はなんでこんなに?」って聞かれたから「ああ、その人、いつもそうなんです。だらしないんです」って真顔で言ったら「え???」って驚かれちゃった。

 私、なんか変なこと言った?
 でも、1年分も経費精算溜め込んで、決算ギリギリになってそんな金額に累積して持って来るなんて、ほんと非常識だし、「だらしない」としか言いようが無いのだが、その社員は今は退任しているが元役員なので、担当者もそこには気がついているみたいで、たぶん「これだけの経費精算する人ってどんなお仕事されてるのでしょう?」ってことを確認したかたったらしいのに、私が「だらしないんです」ってぶった斬ったから「え???」って絶句しちゃったらしい。

 あと、新担当者はうちの業務のことよくわかってないので、って前任者もあまり分かってなかったと思うんだけど(笑)、まあ、私にわかる範囲でいろいろ説明したんだけど、ふと気がつくと、新担当者は私の手ばかり見てるのです。
 若い頃は、わりかし白くて美しかった手だったし、けっこう派手なネイルとか塗っていたから、「あ、なんかこいつ手を見てるな」っていうことあったけど、ここ20年くらい手に視線集めることなんてなかったので「あれ?爪伸びすぎだったっけ?」と不安になったが、向こうが私の手ばかり見るので、私も自分の手を観察していたら・・・・

 おい、この手の使い方、高橋一生じゃん(笑)

 手のひらを合わせてから、片方を遠くにやり、また戻すとか・・・・・

 え?これ、自分で前からやっていたことなのか、「好きな人」に影響受けて、自然と真似ているのか自分でもわからない!

 ただ、私は目を合わせて話すのが苦手なので、その担当者が手ばかり見るから、わりと話やすかった感じがしたので、それは良かったんだけど、さ。
 前任者よりも質問も的確だし、疑問点の提示の仕方も理論的だったので、好印象でしたが、前任者がアバウト過ぎただけか(笑)

 さーて、今週は久々の6連勤で、明日も出勤なんだけど、また「わた恋」観て何かをチャージしようかな(やけくそ笑)


12月14日(木)

 昨日は久々に疲れていたが、そういえば、去年はもっと悲惨だったんだよなあ。(エビワカちゃん産休のため)
 それを思えば、今年の師走なんてここ10年くらいで一番暇じゃん!
 って正直、エビワカちゃんが復帰後、みんな暇になってて困ってるんですよねえ。
 でも、暇も辛いが、このくらい余裕があるとイレギュラーな仕事が入った時にそれほどテンパらないで対応できるからいいんだけどさ。でも、私はこのくらい暇でも「ま、いっか」ってのんびりやってるんだけど、暇が苦手な人の方が多いというか、自分で仕事を作れない立場の人を暇にさせてるの申し訳ないんだけどね。

 でも、言い訳させてもらえるなら、私、けっこう頑張ったのよ。
 エビワカちゃんが休職中に、彼女の仕事のほとんどを私が請け負ったのよ。
 そうじゃないと、たぶん、他の人に引き継いでしまった仕事は復帰後に戻ってこないとわかっていたから。
 だから全部は無理だったけど、「これだけは絶対に渡さない」って頑張ったのよ。
 本人としては「休職前より仕事が3分の1くらい減った」という感じでしょうけど、私がキープしてなかったら半分くらいまで減っていたと思う。
 って、それくらいしか出来なくて申し訳なさすぎるから、本人にはそんなこと言えないので、ここに自己満足のために呟いてます。

 そういや、私を含め部下たちが「腹八分目」くらいで仕事しているのに、部長だけが忙しいだよね(笑)
 でも、他人が手伝えるようなことではないから、愚痴聞くことくらいしかできないんだけど、ほんと一旦便利に使われると、そこにジャンジャカ流れ込んでくるもんなんだなあ。

 ああ、そうだ思い出してしまった。
 今日も仕事で一つ、嫌なことがあって、ちゃんとしたソフト導入せずに、個人がやってる安いシェアウェア使ってる仕事があるんだけど、もちろんソフト買ったほうがラクなんだけど、手は余ってるからそのシェアウェアでなんとかなっていたのである。マスタ登録機能とかないから手入力なんだけど、だから手はあるから。
 ところが、それをまたダウンロードしたら(年一回更新)、ウィルス検出サインが出たので「過剰反応かな?外部個人サイトからのダウンロードだから信頼性が低いとか?」って思ったし、そういや去年もアラート出たけど「でもダウンロードする」って実行したら出来たのを思い出したんだけど、今年は有無を言わさず抹殺されてしまったので、システム担当部署若手君に相談したら、たぶん、なんか操作して検証用マシンにダウンロードしてくれたらしいのだが「ダメでした、感染してます」って、マジ黒だった!!!!

 とりあえず作者さんに「感染してるらしいんですが」ってメールしたんだけど、もしあれが利用できないとなると、他のを探さないといけないし、期限もあるから「この年末にいやーん」って半べそ状態である。

 まあ良かったよ、適度に暇で。
 去年みたいな状態の時、こんな事態になっていたら、ほんとフリーズしていただろうから。

 ほんと余裕って大事よね。
 今日も新システム導入したある部署でミスが連発しているという話を聞き「操作にまだ慣れてないのもあるんだろうけど、一人で残業している夜中に、急な追加処理を任されてって時に起こっている」っていうのを聞いて、「そんな余裕無い状態じゃあ」って思った。

 余裕無い時って、私も「え?なぜ?こんなこと今まで一度も無かったのに?」ってこといっぱいあったもんな。

12月13日(水)

 わだぐし、ちょっと疲れてます。

 今日も上司に「この帳票出力してください」って凄んだら、「これ、ミヤノだって出せるだろう」って言われたんだけど「出せますけど、その権限しれっと与えられちゃうと、私がどんな苦労してるのかわかってもらえないから、わざとお願いしてるんですっ」って世界の中心で叫びました。

 こういうの今まで何度もあって、なんだかドサクサ紛れにやらされていたのに、後になって「なんで、これミヤノがやってたの?」とか言われて「私だってやりたくなかったのを我慢してやっていたのに、それが評価になるどころか、なんでやってたの?って言われるのって、なんなんなん?」って。

 いや、だからいつも査定評価で迷うんだけど、「自分で目標を立てろ」って言われるのですが、それよりも、いつのまにか重い権限与えられていて、しょーがないからそれやってることは「目標」と外れるから査定評価に入れてないのですが、だったら逆に上から「この権限与えるから、この仕事やってくれたら評価します」って言ってもらえないですかね。

 だから、私の肩書きってずっと「課長代理」なわけで、その手当しかいただいてないから、それ以上の仕事したくないんだけど、「もっと志を高く持って」と言われても、「はあ?」って思ってしまうのですが、「部長レベルの権限を与えるから、部長代理くらいの給料出すから」って言われたら、「ええ、ああ、はい」って渋々やるんだけどなあ。

 まあ正直、金に困ってないので、「権限なくていいです」って思っているのだが、「このレベルの権限までやってほしい」っていうのなら金くれよ、って話です。

 ですから、私は今、けっこう疲れているのですが、やっとさっき昨日の放送したドラマ「監獄のお姫様」を観て、「やっぱクドカン脚本のドラマ、あんま好きじゃないんだよなあ」って思ったけど、でも「民衆の敵」に比べたら、めっちゃよく出来ているので「ああ、ああいうストレスなく見られる」ってだけでありがたいんだけど、大河クラスタの人たちが「監獄のお姫様」を絶賛する気持ちには程遠い。

 こういう趣味って、ほんと人それぞれなんだよなあ。

 今日のイセクラ活動としては雑誌の「+act」をお持ち帰りしましたが、「うわ、これ表紙だけでもヤバいな」ってわかりましたが、中観て「こう来たか」と。
 ここ最近の高橋一生は、映画「嘘を愛する女」のキャンペーンとか、柴咲コウが「あさイチ」出演時のコメントとか「なんか妙にあっさりしてるなあ」って感じで、「これ、今は何の役作りしてるんだろう?」って思ってました。

 なんだか、だいたいのパターンというか、タイムラグというか「この人、今演じてる役にかなり引っ張られてるな」ってわかってきたので、インタビューの回答なども「本人の言葉」というよりも「今演じてる役だったら言いそうなこと」だと思っているのですが、だから、しばらく「お色気全開」だったのは月9の「わたなべさん」仕様だったらしいと解釈していたら、ここに来て「お色気封印」してきたので「今は何やってるの?」って思っていたら雑誌「+act」では「なにこの、わた恋のサーモン黒川がお色気全開みたいなやつ?」

 って、ほんと、高橋一生わけわからない。

 そして、ツイッターとかで高橋一生について語っている、かなり読解力高そうな人々が、妄想を暴走させていたりする様子を眺めるにつれ、「なんだこりゃ」と思うわけです。

 大河ドラマ「おんな城主直虎」も残りあと1話になったのですが、ここに来て脚本家の森下さんが「直虎にとって政次は恋愛対象じゃなかった」とか語るもんだから、政虎派の人たちが盛大に「いやあああああああああ」と絶叫してますが、その気持ちはスゲえわかるけど、すごい理屈重ねて緻密に「政虎論」語ってる人の「理論的な解釈の無駄使い」感すごくて面白すぎる。

 そして、そういう「頭でっかちファン」を大量に作ってしまった高橋一生という存在が面白すぎるのだが、当の本人は、それを意図してないし、そんなに頭良くない感じを垂れ流してるっていうのが、ほんとよくわからないし、そのあたりがほんと「沼」だと思ってるんですがね。

12月12日(火)

●「民衆の敵」8話

 これ、私が真面目に観てないからなのかもしれないけど、話が良くわからないんだよなあ。

 ドラマ内の「ニューポート計画」っていうのは、小池都知事と豊洲市場問題をモデルにしているのかもしれないけど、「市政のドンが推し進めた公共工事計画」っていうことになってるけど、その公共事業自体にどんな問題があるのかよくわからないのである。

 漁業関係者が反対しているようだが、それだけ?って感じだし。

 高橋一生の役の父である大物代議士がその公共事業推進派で、たぶん何か大きな利権が動いているんだろうけど、今のところそれもはっきりしないし。

 だから、これ意図的にやってるのかもしれないけど、「豊洲市場反対!」っていうのをなんとなく正義として捉えている人が、そう捉えている人に向けて作ってるのかね?
 というわけで肝心の「政治」の部分がよくわからないので・・・・そういや余貴美子の前市長がそもそもニューポート計画を白紙に戻した理由も説明されてなかったなあ・・・

 なので、フツーにつまらないのだが、これ1周半回って考えてみると「巨悪を倒せ!」ってだけでやっているけど、結局あんたたち、何やりたいの?余計めちゃくちゃになってるじゃん。ってことを描いているのかもしれなくて、「アンチ安倍」とか「豊洲市場反対!」ってガナってる人たちを揶揄してるのかもしれないような、してないような・・・

 市政のドンを排除した女性市長を陥れようとして、「市長の夫の不倫疑惑」っていうのも・・・ねえ?

 ああ、そうか、このドラマって「ワイドショー」的な「政治」なんだよなあ。
 もしかしたら、そういうワイドショー的な政治の世界をコメディタッチで描こうとしたのかもしれないけど、 細田善彦が自殺した時点でコメディとして成り立たなくなってるからなあ。

 そして「民王」的なものを狙ってるのもわかるんだけどさ・・・・

 シングルマザー問題とかジェンダー論とか、いろいろ詰め込みすぎたかなあ。
 そして、それを演じる役者は豪華なんだけど、豪華すぎて散漫になってるっていうか・・・

 昨日だって石田ゆり子が「精子提供受けて子供産みました」とか爆弾発言していたけど、「はあああ?それ、ドラマの流れ的に必要?」ってドン引きした。
 このシーン、「私はそういうの理解あるのよ」って言いながら全然理解してない田島令子(田中圭の母親)がけっこう面白い場面なんだけど、全然おもしろくないんですけど(苦笑)
 つーか、いきなり田島令子が投入されて戸惑ってるんですけど(笑)
12月11日(月)

●「今からあなたを脅迫します」 8話

 昨晩はやはりディーン様まで辿りつけなかったので、さっきTverで観たのだが「ディーン様と松下奈緒の美男美女カップル最高!」でした。
 このドラマ、そもそも「脅迫屋」っていう設定に無理があり、そこに絡む超お人よし女子大生の武井咲っていう設定も浮世離れしすぎていて、あんま真面目に観てなかったのだが、間宮翔太郎投入でワタクシ的には俄然盛り上がってしまったのですが、間宮翔太郎の姉が松下奈緒で、その恋人がディーン様で・・・・ってなにこの美男美女祭りわwwwwwwww

 そんで4年前のディーン様と松下奈緒のラブラブぶりが、ストーリーとしてはベタすぎるし、「こんな流行ってない店でどうやって食ってるんだよ」と突っ込みどころ満載なのですが、絵的には美しすぎて、笑いながら魅入ってしまうという・・・・
 つーか松下奈緒は身長が高すぎるので、ディーン様とほぼ並んでしまうのだが、そんなこたぁどうでもいい。

 そして怪我をした瀕死の子犬みたいに松下奈緒に拾われるディーン様であるが、「ああ、これ高橋一生に演らせたら数十倍萌えるなあ」って思ったけど、ディーン様が絶対的美しさで押し通すのも楽しからずやである。

 そして間宮翔太郎がやっぱいいね。
 ディーン様と対峙する時には、これわざと棒っぽくやってるね。

 というわけで、前から言っていたけど「ディーン様は美しいけど技術がない」っていうのがほんと堪能できるし、「高橋一生はそれほど美しくないけど技術で超カバー」っていうのの対比はとても面白いのであった。

 でもディーン様だって10年後にはどうなってるかわからないですし、だから何度も言っているけど、30年前に草刈正雄とか近藤正臣が「名優」扱いされるなんて想像もしてなかったし、もっと最近だと阿部寛とか、あと名優っていうよりも画伯になってしまった田辺誠一とか、って考えてみるとディーン様が演技派になってる未来もありうるので、っていうか是非そうなっていただいて「美しい大根呼ばわりして本当にすみませんでした」って気持ち良く土下座したいものである。


12月10日(日)

 師走に入って仕事が忙しくなってきたこともあるが、とうとう「わた恋」のDVDが届いてしまい、すっかりまた「わた恋」廃人になってしまって日記書いてませんでした(笑)

 猫にマタタビ、イセクラに「わた恋」である。

 これ販売用DVDには噂の「未放送シーン」が入っているのだが、事前に見たレンタル用にはそのシーンが無かったので「ああ、ここに入るのか」って比較できてよかった。
 そして「なんでこのシーンをカットしたのか?」っていうのもよーくわかった。

 二人(多部未華子と高橋一生)がいつも「作戦会議」で使っているカフェが休業していたので、急遽、高橋一生の自宅で開催することになったのだが、恋人でもない女性を招いておきながら、さっさと風呂に入り、上半身裸でリビングに現れるちう超無神経ぶりを発揮しているのだが、その裸がエロいっていうよりも「ほんっと細いなあ」ってびっくりポンなのである。

 体脂肪率どれくらいあるのだろうか?
 かと言って、ボクサーとか騎手の痩身とは違う感じで、なんか他であまり見たことないような細身なんだけどさ。(なんだかんだ言ってしっかり観察しているのであった。)

 まあそれで、高橋一生が無神経に裸でウロウロするので多部未華子ちゃんがドギマギしているのだが、やっと服を着たと思ったら、今度は「あすなろ抱き」の練習になり、「よーし、背中とればいいんだな」ってレスリングと勘違いしているのも痛いが、それで「なろ抱きで2ポイント!」ってはしゃいでいるというシーンでした。

 なので、このシーンがカットされたのは尺の関係なんだろうけど「どこを切るか?」って悩んだ時に、このシーンは裸がやりすぎだし、「あすなろ抱き」も接触しすぎだし、もちろん高橋一生の無神経ぶりを際立たせるシーンであるが、後の「多部未華子が風邪で伏せっているときにノリノリで押しかけて擦りリンゴ作ろうとする」というシーンで十分に「こいつ全然わかってない」感は伝わるので、あっちはカットされちゃったんだろう。
 1年前は高橋一生脱がしても、それが話題になるわけでもなかったし。

 あと、「わた恋」の中で「東京ラブストーリー」をパロったというか、あれを劇中ドラマとしてけっこう真面目に撮ってるドラマが「教材」として出てくるのだが、それのカンチ役をやってる忍成修吾は、今NHKの金曜日にやっている「マチ工場の女」の経理役で出ている人だった。
 「わた恋」と同じ脚本家なので、「どんなもんじゃろ?」って気持ちで「マチ工場の女」も見ているのだが「この経理の人、どっかで見たなあ」と思っていたのだが、「わた恋」だったとやっと気がついた。
 けっこうあちこち出ている役者さんだと思うけど、「マチ工場の女」ではけっこう美味しい役なんだけど、このドラマ地味すぎてあんま話題になってないからなあ。

 でも、忍成修吾もけっこういいし、なにより村上淳が「銀行員の嫌な奴」をやっているのが最高だし、若手工員の吉村界人が今週から目立ってきたので、けっこう期待できそうなんだけどなあ。
 でも、話が「陸王」と被るし、「主婦が社長の後を継ぎました」っていうのも「おんな城主直虎」に被るし、目新しさが無いのが弱いけど、大島里美の脚本はけっこういいのではないかと思っているところであります。

●「オトナ高校」最終回

 チェリート君以外は全員卒業という、ある意味衝撃の最終回であったが、うまく纏めたなあって感じ。
 空の映像が挿入される大げさな演出が素晴らしかった。このドラマ、ほんとそういう演出が気が利いていたと思う。
 ベテランの橋本裕志のオリジナル脚本だったけど、さすがでした。チェリート君が多少は成長したけど、根本的な自己中心的なところは最後まで変わらないというところが丁寧に描かれていたと思う。
 脚本、演出、キャストがどれも高水準で、ほんと楽しかった。
 三浦春馬が超絶美しいのに徹底的にダメな男として両立しているのって、ある意味凄いことだったのだと思う。
 あと、かなり美味しい役だったのが竜星涼で、朝ドラ「ひよっこ」では誠実な警察官役で知名度を上げたけど、このドラマでは最初はとにかく優しい感じだったけど、状況が悪化してから弱い人間であることが露呈してきて、ヤケになって荒れているんだけど、その様子もかなり愛らしく、役柄の幅を広げたんじゃないかと思う。

 そういや私は、「おんな城主直虎」で初めて三浦春馬の出ているドラマを観て「おおお、これが三浦春馬か」と今まで観たことなかったことを反省したのだが、「オトナ高校」ですっかりファンになってしまったので、今後どういう展開するのか楽しみです。森下佳子氏が「おじさんになる前に悪の華みたいな美青年やってほしい」と語っていたけど、私もそう思います。
 オダギリジョーあたりがやりそうな悪役をやってみてほしいなあ。

●「恋がヘタでも生きてます」

 Tverに全話上がったので、見落としていた初回から観ているのですが、やっぱこれ面白いなあ。って私が単にラブコメ好きなだけですが(笑)
 「わた恋」は女心がわかってないIT社長が恋愛ゲームを教材に恋愛力を上げていくという話だけど、「恋ヘタ」は恋愛ゲームのプロデューサーが恋愛下手の女性で、そこにかなり強引な田中圭社長が猛烈アタックしてくるという話なんだが、前にも書いたけど、田中圭社長はほんと、ただの強引な男なんだけど、田中圭のなんて言うんだろう?良識?・・・・平たく言えば「いい人」にしか見えない田中圭のルックスで強引に来るから、なんだかミステリアスな男に見えるし、頭混乱するんですよね、いい意味で。

 でも、再度観てみると、田中圭社長のセリフって実に恋愛ゲームっぽくて、吹き出しそうなキザなセリフをシレっと言うので、そこが面白いのです。田中圭の「どこにでもいそうだけど、けっこうレベル高いぜよ」な感じとマッチしていて。
 「恋ヘタ」が面白いのは、主役カップルだけではなく、脇役カップルもよく出来ていて「男に尽くす女」と「女はセフレでいい」っていう遊び人の男って少し古い設定同士なんだけど、そっちの恋模様も丁寧に描いているので、密度が濃いのである。

 あと「男に尽くす女」役の土村芳の婚約者で、浮気が発覚して婚約破棄される彼氏役が長田成哉で、この人も「どっかで観たことある顔だ」って感じだったんだけど、この間やっていたテレ東の「ユニバーサル広告社」の最終回に「寂れた商店街をロケで使いたい」ってやってくる若手映画監督役で出てきて、その「まだ有名ではないけど、そこそこ評価されてる芸術的な映画を撮ってる人」って感じが実にマッチしていて、「よーし、顔覚えたぞ」って思ったのであった。

 さて、大河ドラマ始まる前の暇つぶしに日記書いているのだが、「おんな城主直虎」も残り2話なんですよねえー。
 今日が本能寺なのに次週が最終回って、ほんとどこで終わるのだろう?
 去年の「真田丸」にもズっパまったが、真田丸ロスを救ってくれたのが「カルテット」であり「おんな城主直虎」であり、要するに高橋一生沼に落ちたのであるが、今度は直虎ロスになるなあ。

 まあ、大河ドラマは1年間あるから、来年はこれほどマジになるのやめようと思っているのですが、ほんと、来年はどうなっちゃうんでしょうね?

 あ、そうそう、ドラマの感想といえば「イマイチだなあ」って感じの朝ドラ「わろてんか」ですが、先週は、落語の兄弟子が北村有起哉で、弟弟子が波岡一喜で、北村有起哉は落ちぶれているけど師匠の娘を妻にしていて、波岡一喜は天才として持ち上げられているけど孤独という設定で、「うわ、こりゃたまらんぜよ」ってことになってました。
 今週もこの設定が引き継がれるようなので、楽しみ。
 波岡一喜はそろそろBK朝ドラで主人公の夫役できそうなんじゃ?(笑) 
 つーか、この際、話の流れはどうでもいいから、北村有起哉と波岡一喜が取っ組み合いの大喧嘩してたら、そこに武闘派設定の高橋一生が乱入とかやってくれましぇんかね?朝から鼻血出そうですが(笑)

 ところで「最近、北村有起哉はほんと良きね」と思っていたので、「とこでどこの劇団出身なんだろう?」って調べてみたら、北村和夫の息子だったのね。全然知らんかった。全然似てないし。
 つーか北村和夫で画像検索すると、北村総一朗ばかり出てくるのどうして?

12月6日(水)

 今日の供給は「Yahoo!検索大賞」ですた。



 久々にテンション低めかね?
 このくらいテンション低いほうが声質と喋りが合うような気がするけど、しれっとブルゾンちえみに「育ててもらえないんですか?」って挟むのが上手かった。
 なんか取材慣れしてきて、こういう冗談言うのがうまくなってきたような?(この間の長澤まさみとの掛け合いもこんな感じだった)

 しかし、この間の「Penアワード」の時もそうだったけど、「パっと見、地味な服着せてるなあ」って思う。
 よく見ると素材がテカってるゴージャスなスーツなんだけど、ニュースサイトの小さな写真だとそれがわからないから。このYahoo!の衣装も、サイズ合ってないんじゃって感じがするのだが、「こういう着こなし」なのかもしれないのでホント全然わかんない(笑)

 「他の俳優さんってどうしてるんだろう?」って思っても、他にこんな注目した日本の俳優なんていないわけで、ホント全然わかんない(笑)

 でも、なんとなく、綾野剛とか斎藤工はこういう中途半端な衣装では出てこないはず、というのは、なんとなくわかるんだけど。
 私も一時期は芸能界の片隅で経理やっていたので、芸能人がどれだけ自分の見せ方というか、髪型や服装に気を配るというか「こだわる」ってことを少しは知っているので、高橋一生の「スタイリストやヘアメイクに丸投げ」って雰囲気が珍しいということはなんとなくわかる。つもりである。


12月5日(火)

 なにこれ?
 昨日の月9では高橋一生は兄役に「わかってるんだろうな?」って念押しされていたけど、今朝の朝ドラでは初登場の兄役(本家の長男。高橋一生は妾腹の次男役)に「オレが跡を継いだら、お前の好きなようにはさせないぞ」って言われていた。

 ドラマ始まる前から「華麗なる一族の訳あり次男坊」ってことはわかっていたけど、兄貴から釘さされるタイミングが24時間以内でシンクロって?

 今年の初め頃も「カルテット」と「おんな城主直虎」での立場がシンクロしていた(自分の好きな女子が好きな男子のために働かせられる)ので「こういう偶然あるんだな」って思っていたけど、年末になってまた似たようなことになるとは・・・

 つーか、朝ドラの役は「主人公を影ながら支える」っていうことかと思っていたら、ボンクラ夫の松坂桃李を焚きつける役になってるんだけど・・・
 なんかよくわからないまま、マブダチになってるし。

 それにしても、松坂桃李のボンクラ夫が「顔が松坂桃李という以外、他は全部ダメ」っていう凄いことになってるけど、それよりも、なんだかそもそも松坂桃李がヒロインみたいなことになってないか?
 なんか全体的にはダメなドラマなんだが、部分的に「お?」っていうところがあるかし、破天荒な噺家として登場したのが波岡一喜だったりするので、つい観てしまうのだが、これって後半はどうなるんだろう?

 すでに成田凌が主人公夫妻の息子役になることが発表されてるけど、「ああ、そりゃ、話がつまらなくてもつい観ちゃいますよね」としか言いようがない。

 夜の1時間ドラマだと、いくらイケメン揃えられても話がつまらないと観なくなるけど、朝ドラだと「どーせ、テレビつけたまま支度していて、民放のニュースショーと二択」になるから、「相撲界が大変です」なんてニュースよりも、松坂桃李と高橋一生が向かい合って酒飲んでるの眺めているほうがはるかにマシなわけで。

 さて、今日はお休みだったので、上野の鈴乃屋でやってる「おんな城主直虎」の衣装展を観に行ってきました。
 先に観ていた人たちから「主要登場人物の衣装勢揃いで凄い!」って聞いていたのですが、ほんと見事だった。あんなに絞染めとか多用してるの、テレビ画面ではわからなかったよ。
 あと刺繍はかなり丁寧にほどこされてると画面でもわかっていたけど、実物見て「うわー、後ろまでびっちり刺繍してある」って感激した。

 そして、行ってみてわかったのだが、大手呉服店である鈴乃屋がこの企画展示したのって、「着物に馴染みのないお客様にも足を運んでもらえるように」って意図もあったのだろうけど、メイン展示はドドドーーンと海老様が着ていた信長の豪華なマントだったので「そっか、呉服業界の顧客は歌舞伎鑑賞も嗜んでいるだろうし、そっちか」

 平日だったから、客は私の他には「元々の鈴乃屋の顧客」っぽいマダーム達だけで、店のお偉いさんみたいなオジサマが付き添って解説していた。
 マダーム達は「これがエビ様の衣装」って食いついていたけど「このドラマってまだやってるんだっけ?」ってドラマにはあまり興味無いようであった。

 そういう展示なので、あまり派手に宣伝してないから、私もそれほど期待せずに行ってみたのですが、エビ様のマントはすっばらしいし、どの衣装もけっこう至近距離で鑑賞できるし、そうそう、あの今川家臣たちのいぶし銀な衣装も展示されていたし、ムロ方久の金ぴか衣装もあったし、あとルリ子様が着ていた衣装もすっばらしかったので、首都圏在住の人は交通費かけて行くだけの価値はあるでしょう。(新幹線代を払うだけの価値があるのかは、私にはわからないけど、「大河ドラマの衣装」とか着物に興味のある人には2万や5万円の交通費かけても観る価値があるのかもしれない)

 そして、昼頃、上野で直虎の衣装を鑑賞して、そのお向かいに最近できた「上野PARCOと東宝シネコン」をざっとチェックして、「上野がなんだか銀座化してるなあ」なんて思いながら、「さーて歩けるだけ歩いて戻るか」って途中2回くらい休憩しながら、3時間かけて渋谷まで歩いたのでありました。

 歩きすぎで、ちょっと足痛い。
12月4日(月)

 「高橋一生の無駄遣い」として金字塔を打ち立てている月9の「民衆の敵」であるが、ほんとこれ難解だなあ。先週、デリヘル嬢と涙の別れをしたのは「篠原涼子にシフトしたから」だと思っていたのだが、学校サボっている中学生に関わっていたりとか「なんか、やりたいことはわかるんですけど?」って微妙にわかるんだけど、よくわからないという、「私、読解力そこそこあるんだけどなあ?」っていう人を戸惑わせる流れに戸惑う。

 これ、ちゃんと回収してくれるのかね?
 そこに期待しちゃいけないのか。
 しかし、ここまでわけわからないのも珍しいとは思うけど、それは私が高橋一生目当てで我慢して観ているからで、そうじゃなかったらもっと最初の頃で見切ってるんだろうなあ。

 今日は会社でM嬢と雑談していたら、ガラケーの話になり、私が「そういや、今週のセトウツミはクラスのラインがあるのに呼ばれてなかったけど、おめーガラケーじゃんってオチだった」って言ったら、「ああ、あれも面白かったけど、魚の話が・・・」
 「あれ、今までで一番面白かったよね?私、3回もリピートしちゃった、もう笑いっぱなしで」って言ったら、M嬢も「一人で笑いながら観てた」そうで、やっぱ、あれ面白いよね?
 よかった、自分があんだけ爆笑したの、M嬢もやっぱりそうだったんだ!

 さて、昨日の大河ドラマも大変素晴らしく、「えええ?これ、あと2回でどう終わるの?」って感じだったのですが、そのあと「陸王」は見ましたが、「今からあなたを脅迫します」の頃には脳の空きスペースなくて、さっきTVerで観たのですが、やっぱ、ディーン・フジオカと間宮翔太郎の絡みが最高すぎる。

 そっか、おディーン様はベクトルが違うイケメンと絡ませると魅力が増すのだな。
 そういや、ブレイク作であった「あさが来た」でも主人公の夫役の玉木宏とか、盟友であった柏原収史の大久保と絡む時の方が美しかったかも。
12月3日(日)

 「私がオバサンになっても」って曲が流行った頃、私はまだ20代の女子だったので、「ふーん?」って感じだったのだが、こうして見事に50代女子になって、「あれ?これって更年期障害?」ってことになって、やっとなんだか名実共に「オバサン」になってみると、なんかいろいろ見えることがあるのが面白いし、悲しいんだけど・・・・

 今日は外イベント仕事だったのだが、今まで接点のなかった親会社の20代半ばくらいの若手男子社員とペアを組むことになり、「どんな奴かな」って思っていたら、事前情報収集では「優しい子だよ」だったのだが、実際に絡んでみたら「人見知りしないイマドキの若者にけっこういるタイプではあるが、そういうタイプにありがちな、愚痴も垂れ流しタイプ」であった。

 うちみたいな二流企業にはけっこういるタイプなんだけど、「いいたいこと言って歯に絹着せぬ」ように見えて、「言う相手を間違ってる、というか選んでる」っていうの?

 そんで、いつも書いているけど、うちのイベントってメンバーも場所も毎回違うので、いくら「完璧な運営」を目指しても限界があるので、「まあまあ結果オーライでいいじゃないですか」ってことなんだけど、人によってその「オーライ」の基準が違うので悩ましいのだが、普段接点のある社員同士だとある程度「これでいいじゃん」な落としどころが共有できるけど、あまり接点のない、今回みたいにあまりこういうイベントに出てこない若手社員が来ると無駄に意識高いので辟易するんだけど、そういう人の掲げる「オレ。ちゃんとやりたいんです」っていう意思が間違ってるわけでもないので、困る。

 うん、わかるよ、ちゃんとやりたいよね、でも、バイトさんは「今日初めてやります」って人ばっかりだったりして、彼らもやる気無いわけじゃないけど、初心者だからぎこちないんだよ

 だから、最初から「そういうもの」だって思って諦めてやるのが正しいと思うのだが、意識高い系の彼らかすると、「このバイトさんだって、もっと意識高ければいいじゃない?」って思うらしいです。
 具体的にいうと、バイトさんが思うように動いてくれなかったりして、私が「あの人たちは、きちんと指示出さないとそれやってくれませんから」と言い訳したら「そういうのを積極的にやってくれれば、次も呼ぶのにねえ?」って何その上から目線。

 「次も呼ぶのにねえ」じゃねーよ。雇用情勢が好転していて、こんな日雇い仕事にエントリーする人が減って、まともな人材確保が大変なんだけど?
 っていうことを私が言ったら、彼は「今は転職簡単ですからねえ、いいな」って、自分、就職に失敗して、うちみたいな企業で渋々働いてるんじゃ?(笑)

 って、詳細はまあいいんだけど、とにかく「なんか拗らせてる20代男子が、私に向かってなんだか黒い愚痴吐きまくってるんですけど?」って状況になり、「お前、意識高い系なんだけど妙にピュアで、でもなんか性格悪いなあ」って・・・・・

 今回も謎の運用があり、てっきり上が仕切ってくれると思っていたら丸投げでグチャグチャになったのだが、事前に確認していたのだが、上は「それでいいんです」って感じだったので、まあそれでよかったのだが、意識高い系20代男子は私が事前に「それでいいらしいですよ」と伝えても「そういうわけにもいかないでしょう?」とか言っていたのだが、実際にカオス状態になったら、「こういう状況にイラっとするのオレだけでしょうか?」

 えーと、ごめんね?
 君の想定していることと、上が想定してることの差はわかっていたんだけど、だってあんた、それを埋めるのに私を利用して、自分で確認してなかったじゃん?

 まあ、それはいい。
 自分が同じく20代だったら、そんな利用のされ方しなかったろうし、自分がオバサンだったから若者が「これっておかしくないですか?」って私に言うので、「確かにおかしいですね、じゃあ、私が確認してきます」って行ってきて、「これでいいそうです」って伝書鳩やっていただけだ。

 私にも「正しい運用」がわからなかったし、そもそも設定に無理があったんだけど、上は「無理のある設定だからグダグダになるのは想定内なので結果オーライ」という態度だったし、若者が「いや、なんかもっとなんか完璧なやり方があるはずだ」って言ってても、それを遂行する人材がいないんだから。

 って話がまた盛大に逸れたね。

 「ああ、私、ほんとオバサンになったんだなあ」って思ったのは、自分とペアを組んだ、20代意識高いけど・・・って若者が理想と現実の狭間で、ベラベラ愚痴っているのを目の当たりにして、「ああ、こいつ、絶対にモテないだろうなあ。ルックスは中の上くらいなのに・・・・ああ、もう面倒だからキスして口塞いでやろうか」

 って思った瞬間であった。

 それは物理的には可能なことではあるが、「奥歯ガタガタ言わせてやろうか!」っていうのと同じくらいに「無い」ことであった。

 その感覚はとても愉快であり、とても悲しいことであったと、日記には書いておこう。


12月2日(土)

 昨日放送した「セトウツミ」が今までで一番面白かった!

 このドラマ、ハマる回だとずっとシュシュシュと笑ながら観ているのだが、今回のもずっと笑いっ放しでした。
 ってどういう話なのか文章で書くの難しいのだが、セトが「絵しりとりしよう」って言い出し最初に魚の絵を描くのだが、それを差し出されたウツミが「タイ?」と解釈して「イ」で始まる名前の魚の絵を描く。
 セトは「なんで魚?こいつ絵しりとり理解してないのでは?」と戸惑いつつ、しょうがないからまた魚の絵を描くと、ウツミはそれをまた自分の解釈で「こんなマニアックな魚を?」ってことになり、全然噛み合ってないのに粛々と絵しりとりが進むのであった。
 そこにウツミの孤独とそれを突き破るセトの天才的な天然ぶりが絡まり、けっこう切ない話でもあるんだけど、ともかく一人でずっと声出して笑ってしまった。って文章で書いてもちっとも面白さが伝わらないけど。(10年後の自分に)
 ほんと、このドラマ、たまに面白くない回もあるけど、時々こういう凄いの投下してくるから見逃せない。

 あと先週は二人が入れ替わるエンディングが最高だったけど、今週は二人で自転車乗っていて(確か、セトの家は自転車屋?)ガリ勉のウツミが少しぎこちなく自転車を漕ぐのが可愛くて、「ほんと、高杉くんいいなあ」って惚れ進みました。

 ドラマには全然関係ないけど、セトが「絵しりとりしようか?」って言うと、うちのスマホというかSIRIが反応するんだけど(笑)
 もう一回見たけど、またシェーシェー笑ってしまった。そういやこういう展開(セトは普通にやってるだけなのにウツミが勝手に深読みしてしまう)最初の頃の「ババ抜き」でもやっていたな。あれも大爆笑したけど。
 というわけで、私はウツミが暴走するエピソードが大好きみたいです。
 いや、しかし完璧な脚本(原作)と素晴らしい演出であった。

 ところで、「セトウツミ」は深夜すぎるのでいつもTVerで観ているのだが、田中圭が月9で評判いいのが影響したのか「恋がヘタでも生きてます」が再配信されてる。これ最初の方観てないから、助かります。

●「今からあなたを脅迫します」

 あんま面白くなかったから、ここ2週間くらい観てなかったんだけど「間宮翔太郎投入」と聞いたので、久々に観てみたら、おディーン様にまとわり付く間宮翔太郎最高じゃないですか。
 つーか武井咲が入院中の設定になってるんだけど、あのキャラいなくても全然問題ないって(笑)

 あと近藤正臣が超チャーミングで、しかも「戦国武将でお気に入りなのは本多正信」とか真田丸ネタをシレっと投入とか(笑)

 って、小ネタ投入しすぎって感じもするが、後半になってまた新キャストがいっぱい出てきて、いろいろ動きそうだし、そういう中でディーン様がピースしながらウィンクとかしてくれるのなら、また次回も観ようかなあ、って思った。
 しかし、なんかもったいない感じのドラマだなあ。
 けっこう贅沢な作りなんだけど、話の核がなかったから、散漫な印象だったけど、やっと次週からラスボス登場っぽくて「最初からそこ振りまいておけよ」と思った。近藤正臣がそういう役割なのかと思ったけど、なんかそういう感じでも無くなったが、でもきっと後半戦にも絡んでくるんだろうね。


12月1日(金)

 ははは、昨日、お役人さんと濃密な時間を過ごして、「ひっさびさに脳がメロメロになるほど疲れたし、目もガンガン痛い」って状態で帰宅し、「SOIL」の最終話をもう一回観ながら「酒ガツンと飲んで早寝しよう」って思っていたら、なんとなく日記書きたくなり、「今の状態でなんか書くとどうなるんだろう?」って思っていたのだが、やっぱ、さっき読み返してみたら、「君は何が言いたかったのだ?」って苦笑してしまった。

 うん、激務で疲労が蓄積して自殺してしまう気持ちがちょっとだけわかった。
 昨晩の私は、私ではなかった。
 いや死にたかったわけではありません。
 あのヘロヘロな状態だと何しでかすかわかったもんじゃないという意味です。

 あと役所を「おやくそ」呼ばわりするのは実生活でもたまにするのですが、文字にすると「おやクソ!」って意味になることに気がついた。
 そういうつもりは全くなくて、「酸っぱい」を「しゅっぱい」って言ったりするのと同じような感じで、「おやくそがああ、こんな書類を揃えろって言ってきますたあああ」と可愛く愚痴っているつもりだったのだが、クソ呼ばわりと誤解されてるかもしれないから気をつけよう。

 そして、そのお役所の人たちが二人でベラベラと喋るペースにだんだん付いていけなくなってた感じを「クドカン脚本か?」って昨日は書いていたが、ちげーよ、まさに「シン・ゴジラ」だったでしょーよ。
 あの二人、もう一回来るので、次回は「リアル シンゴジ鑑賞会」だと思ってもっとエンジョイしようと決めた。
 あと、次回は私が滅多に会わないお役所の人も来るそうなので、そっちも楽しみだ。
 税務調査で例えれば、昨日の二人は税務署の人で、次回来る大物役人は国税庁とか・・・さらに言うなら財務省みたいな感じなので・・・・って書くと、うちの会社がなんかやらかしたみたいですが、そこの役所の公開されてる調査報告書があって、それによると数は少ないけど毎年少しずつピックアップしてやってるらしく、たまたまそれに当たったみたい。

 しかし、師走の忙しい中、調査用の資料揃えるの大変なんだが、ですから「シンゴジ体験のため」と思えば前向きになれるから頑張ろう!

 そしてSOILの感想も書きなおしておこう。

●「SOIL」2010年 WOWOW

 同じWOWOWの「ヒトリシズカ」が2012年なのか・・・
 どちらも高橋一生は交番勤務のお巡りさんなのだが、「ヒトリシズカ」の時は後輩もいたから、20代半ば設定だったと思うのだが、「SOIL」では新人の設定なので、30歳なのに23歳くらいの役をやっていることになる。

 そして、このドラマ自体が「中二病なXファイル」っていうのか、話はけっこうエグいけどギャグ要素が強いのだが、コメディリリーフ的な役で、もっとコメディリリーフな「オカルト研究会」の小柄な中学生(マジ中二病。かわいいんだ、これが)とよく絡んでいて「バカたれ目!」とか言われてるような役だった。
 そうそう、「池袋ウエストゲートパーク」での阿部サダヲみたいな感じ。

 私はクドカン脚本のドラマの悪ノリが、それほど得意ではないのだが、この「SOIL」観てたら「山口雄大の悪ノリはけっこう好きなんだよなあ」と再確認した。
 「SOIL」は原作があるので、どこまでが原作かわからないけど、けっこうウンコだしチンポなので、良識ある女性視聴者を全力で遠ざけようとする遠心力は非常に感じるが、私は別に良識ある女性でもないし、それに高橋一生はウンコしてないので大丈夫です(笑)
 田山涼成が凄いことになっていたけど・・・・・あと、笹野高史が幼児(男)にマジで性的虐待とか全然笑えない展開も・・・・

 主演は星野真里なんだけど、ずっとブス呼ばわりされてる眼鏡っ娘だった。
 そして話の本筋からは全然外れてるんだけど、星野真里と高橋一生のラブコメ的な展開もあるので楽しかった。
 星野真里も、いい女優なんだけど、ここ数年だとゲスト出演的なのばかりお見かけするんだけど、「SOIL」観てわかったが、小さいんだな。プロフィールだと156センチになってるけど、そんなに無いでしょう。
 いや、身長はあるのかもしれないけど、華奢すぎるから、シルエットが小中学生なんだよなあ。

 だから、あの体格だと、180センチ級のイケメン俳優と並べると「ロリコンか?」って感じになってしまうので、なかなか配置が難しい女優さんである。
 でも、この中二病なドラマの中ではその中二的な体格が生かされてるんだけどね。

 で、昨日も書いたけど、「イケメン扱いされてない頃の高橋一生はいいなあ」ってことで、お巡りさん装束でちょっとズングリして見えるし、顔もかなりふっくらしているので意図的に体重増やしていたのかもしれない。わりとイケメン設定だった「MM9」の時はもっと顎が尖っていたような。

 で、山口雄大、清水崇という「怪奇大家族」チームな監督たちは、そもそも高橋一生をイケメンだとは全く思ってなくて、「怪奇大家族」の時みたいな怪奇現象に安定のリアクション芸してくれる若手俳優だと思っており、まあでも主人公の星野真里がちょっと惚れてしまうくらいの、そこその顔面を持ち、さらに身長差もちょうどいいからっていうキャスティングだったんじゃないかな、と今見ると思う。

 そういう撮り方されてるのに、時折、びっくりするくらい美しいショットが出てくるから「ああ、こういうところがほんと・・・罪深い」って感じである。ほんと、政次が死ぬ直前に見せた幼い表情と被るような表情がたまに出てくるとギョっとするよ。

 あと、新井浩文が「縄文時代の研究している中学校の理科教師」っていう変な役で出てくるのだが、高橋一生とのツーショットもあって萌えまくりました(笑)
 って、新井浩文と高橋一生は「変」の次元というか作画が違うみたいで、イマイチうまく絡まないんだけど、誰かこの二人を上手く絡ませてみてくれないかなあ?

 というわけで、高橋一生目当てで観てみましたが、「クドカン脚本の黒沢清映画」みたいな雰囲気のドラマで、キャストもけっこう豪華なわりには悪趣味すぎるし、やっぱWOWOWってすげーことするなー、って感じでしたが、高橋一生の出番が意外と多いので、「ああ、ここ、シンゴジラの両手あげてワアアアアアアっていうの、もうここでやってるじゃん」みたいなところをリピートしていたら、見るのにけっこう時間かかりました。

 次は何観ようかな・・・・って思っていたら、ダイハツが「自動車教習所教官高橋さん」を投入してきて「うわああああああ」ってなってます。
 雑誌PENの表彰もあったし、相変わらず供給は途絶えないのですが、ところで来年は何に出るんでしょう?

 ほんと、去年の今頃は「来年は大河ドラマだ!え?あと火10も?」ってワクワクしながら待機していたんですが、まさかこんなことに(私が)なってるんなんてねえ?

 でも、そろそろ長い前髪にも、イケメン扱いにも飽きてきたので、「なんかこう、もっと・・・」と、もどかしいのですが、この人、インタビューで語っていることがどこまで本当なのかよくわかりませんが「自分の見せ方を自分で決めない」的なことは、ほんとそうなのかもしれないなあ、って。

 何度か書いているが、普通の役者さんは「キメ顔」があるものだが、高橋一生はそれをあえてしない人で、だからオフショットでは「変顔」をやたらと繰り出してくるのだが、グラビア仕事だと「特にキメ顔はしないので、撮影する人の趣味に任せませす」って感じのようなので、ややこしい。

 それでも、こんだけ露出していると、だんだんと「これが高橋一生です」って共通認識が固まってきそうな感じになってきたのだが、そう簡単に固定させないような気がするし、でも、だいたいパターンはわかってきたので、もう少しで掴めそうなんだけど、たぶん、そう簡単にはそうさせないというか、もしかしたら「そう出来ない」のかもしれないなあ。



表紙に戻る / 過去の日記を読む