可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

6月30(金)

 そうそう、昨日書き忘れていたけど、キリン氷結のweb動画でのスカパラとの共演ですが、
http://atarashiku.hyoketsu.com
 これ、最後のキメ顔というか、変なガッツポーズしてるんだけど、それがモロに「怪奇大家族」のオープニングのキメ顔と同じで「え、これなの?」って驚いた。
 製作側が知っていてやってるのか、たまたまこのカットが採用されたのか知りたいところであります。

 そういや、ネット記事で「高橋一生の新CM、残念なブルースハープ演奏だけど絶賛の嵐」っていうのが上がっていて「残念な演奏?」と思って、つい釣られてしまった(笑)
https://joshi-spa.jp/725205

 読んでみたけど、やっぱ釣り記事なんだろうなあ。「残念」ってキーワード入れてアクセス数狙っただけの。
 だって「ブルースハープっていうマイナーな楽器」って言われても、「え?そうなの?」って思うし。
 そんで「王道じゃない」とか「基本も大事」とか言われても、「スカパラをディスってるんですか?」としか思えないし。

 いや、私もあんなにずっとブイブイ吹いているとは想像してなかったけど、けっこう激しい曲だし、あのくらいやらないとブルースハープの音が目立たないからねえ?
 それに、そもそもあの音は高橋一生が演奏している音じゃないわけだし。

 それよりも、スカパラと共演するのになにもブルースハープじゃなくても良かったわけで、他に本人がある程度弾けるギターでも良かったし、それこそタンバリンでも持たせて踊らせておいたほうがワタクシ的には嬉しかったと思うが(映画「デトロイト・メタル・シティ」で経験済み)あえて、ブルースハープにした製作陣のセンスを評価したいわけです。

 だから昨日も書いたけど、顔隠れちゃう楽器だから、コンテ企画の段階で上の人たちから「え?顔わからなくなっちゃうじゃん」って絶対に言われているはず。
 テレビCMの方は「一般的に高橋一生だと認識されてる可愛いかんじ」をちゃんと抑えて、ウェブ限定の方はマニア向けにするのはいいとして、中吊り広告をあれで通したっていうのは凄いなあと思った。
 あれ観ても、スポンサーや広告代理店の偉いオジサンたちには「?????」どころか「これ、気持ち悪いって思われないか?」でしょうよ。

 きっとプレゼンには、イセクラさんたちの「血管がヤバい」とか「腕毛もっとください」だとかのコメントやスクショがずらりと紹介されたのかもしれない。

 というわけで、「とにかくシャツの腕は捲ること」「とにかくなんか食べさせること」と基本を踏まえてーの「ハモニカ咥えさせた!」ってところが新しかったので・・・・、あとあからさまにエロかったので・・・・いや、私の脳内にBL成分が注入されていたのもあるんですが・・・・・今後、高橋一生の口に何が突っ込まれるのか楽しみにしております。


6月29(木)

 日曜日のイベント仕事から始まった今週は精神的にも肉体的にもなんだか忙しかった。

 月曜日はほんとは休みたかったけど、マスオさんが午後からまた別のイベント仕事で外出してしまうので休めず(マスオさんも連チャンで私よりもずっとご苦労様)、「ねみーよ、たりーよ」で終わった。
 火曜日の朝は健康診断なので、月曜日は「貴族探偵」観終わってからは飲酒を中止して早寝するつもりだったので予定通りに11時頃に就寝したが、飲酒量が半端だったせいか寝つきが悪く、ふと目を覚ましたら夜中の1時。

 「あ、そうだ、イセクラ情報によるとキリンの新CMは0時発表らしい」と思い出し、スマホでチェックしてみたら、やっぱり出ていた。
 しかし、事前にある程度情報漏れしていたので、だいたいの覚悟は出来ていたけれど、Web限定バージョンのスカパラとのコラボって、もうスカパラってだけでヤバいじゃないですか。

 今までも散々「推しがブレイクするってこういうことなんだ・・・」と幸せを噛みしめましたが、「推しがスカパラと共演」って最上級クラスの幸福でしょう。私にとっては。フミヤとデュエットした時には「へー、よかったねえ」ってヘラヘラしていただけですが、スカパラとの共演には全く冷静ではいられないわけでございます。

 というわけで、ただでさえ寝つき悪かったのに、スカパラでテンションあがってしまい、その後、1時間ごとに目が覚めて寝不足のまま健康診断へ。
 おかげで血圧低くて、問診した保健師さんに褒められた(笑)
 去年のデータを見て「血もきれいですね」って褒められた(笑)

 そうそう、健康診断と言えば、まだボンヤリしていた初っ端に「超音波検査室」に誘導されたので「あれ?今回、腹部エコーはやらないはずなんだが」とぼんやりと部屋に入ったら「はい、じゃあ、上半身脱いでベッドに仰向けになって胸にタオル置いてください」と言われて「あ、これ乳がんのヤツだ」と思い出した。

 なにかと話題の乳がんであるが(10年後の自分に向けての注釈:エビ様の奥様が34歳でお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。以上)、「あさイチ」でもやっていたけど、マンモグラフィー検査が一般的であるが、一部、その検査に向かない人がいて、オプションで超音波検査を勧める方向になっているらしい。

 で、私も「そっち」らしく、去年マンモを受けたら、検査技師に超音波の方を勧められたので、今年は超音波にしてみました。
 なので、いきなり胸にゼリー状のもの塗られて、グーリグーリと攻められるという「ああ、覚悟はしていたけど、ほんとこれ、何のプレイなの?」と苦笑。
 やられてる自分も「ほんと、なにされちゃってるの、私?」って死んだ目になっているけど、これ、検査技師さんは1日に何人グーリグリするんだろう?
 将来の進路に悩む中学生男子がいたら「男が成るのは難しいが、世の中にはこういう仕事があるんだよ」って詳細を語って聞かせたら、鼻血出るだろうな、きっと。

 なんて考えながら、おっぱいぐーりぐりに耐えていたら、いきなり脇の下を攻められた!
 「ふぁっ?」ってなっていたら、技師さんが「くすぐったいですよね、ごめんなさい」と言ってくれたが、ごめんなさいで済まないよ、いや、無理無理無理無理ぶわっはははははははは!と笑いが止まらない。「ごめんなさい、我慢してくださいね」って、いやいやいやいやひゃひゃははははひゃはひゃはひゃは・・・・・なに、この拷問!こんなにガッツリと脇の下くすぐられるなんて・・・・そりゃ、姪っ子軍団にもよく攻められるけど、本気で嫌がって暴れて反撃しているから、さらに攻められるけど、こんな真面目な空間でこの拷問に耐えなくちゃいけないなんて・・・・私がスパイだったら全部吐いちゃうなあ。

 右側が終わって「ふー」と一息ついたら、ああ、次は左側を・・・・・

 終わったら、ほんとうにぐったりだった。
 あれ、なんかもっと穏便な手法無いんですかねえ?
 それとも10年後くらいには、もっと穏便な検査方法が発明されていて、「昔の乳がん検査なんてねー」って超笑いがとれる昔話になるんでしょうか?

 翌、水曜日はいよいよ親知らずの抜歯。
 麻酔の注射打つときに「ちょっとチクっとしますよー」とか言われたけど、昨日の「脇の下くすぐりまくられ拷問」に比べたら全然大したことなかったわ。くすぐったいの我慢するよりも、痛いの我慢するほうがずっとラク。

 そんで、昔、上の親知らず抜いた時には、ガリガリいう音が怖かったが、あれは耳が近かったからそうなっただけなのか、医学の進歩なのかわからないけど、今回の下の奥歯は「え?いつ抜けたの?」ってくらいあっけなかった。
 ただ、これは想定内だったが、1時間くらいちゃんと口が開かないのでまともに喋れないし、飲み物も飲めなかったが、3時間くらい経過したら、痺れはあるものの唇に感覚が戻ってきた。

 でも、まともに食事できそうにもないし、酒もタバコも禁止なので「映画でも観て帰るか」と港北ニュータウンのシネコンに寄った。

●「ダブルミンツ」

 どっかの記事で「今、BL映画が熱い」みたいなのを読んでいて、このダブルミンツはダークBL漫画の映画化で、先クールで私が一番ハマっていたドラマ「恋がヘタでも生きていけます」で4番手を好演していた淵上泰史が主演ということで「暇だったら観てみようかな」って思っていたのだが、なんと港北でやっているとわかったので(なんで?)「抜歯して安静にしていなければいけない夜」に観に行ってみました。

 「あなそれ」の山崎育三郎にBL魂刺激されたし、「スカパラ×高橋一生」に頭混乱していたので「ほんとうのBLぶっこんでみよ」という軽い遊び心です。

 けっこう冒頭から熱いキスシーンがあったので「ひえええ」と思ったのですが、ほんとガツンガツンにキスシーン多くて、「恋ヘタ」ではプレイボーイ役だった淵上泰史がガンガン男とキスしているので「役者さんも大変だなあ」って正直思った。
 原作読んでないから、二人の心の動きがやや分かりにくかったけど、田中俊介演じるドSキャラのキレやすさに置いてかれそうになったが、ビジュアルは美しかったので、「まあ、漫画のキャラ動かすとこんな感じか」と無理やり納得しつつの、よくわかんないところも多かったが、まあ純愛モノなんですよね?

 高橋和也が孤独な刑事役で絡んできたから「こいつもBL路線で絡んでくるのか?」って警戒していたら、そっちじゃなくて、ヤクザの親分である小木茂光にキスシーンがあったことが一番ぶっ飛んだ。

 うーむ、私はBL漫画はほとんど読んだことがないし、BL漫画原作の映画も初めて見るけど、こういう作品がシネコンで普通に上映されていることが驚きだし、なんかそういう時代になったってことなんですかね?

 今日は休み。
 昨日抜歯したけど、痛みも腫れもなかったので、順調なようだ。

 よーし、今日もBL映画を注入してみよう。

●「ひだまりが聴こえる」

 こっちはほんわか系らしい。主演の多和田秀弥も小野寺晃良も初めて観る子だけど、演技はなかなか良かったし、二人の身長差に萌える。
 難聴で人間関係が思うようにいかなくて悩み、心を閉ざした大学生が、明るいまっすぐな性格の同級生に救われるという話しで、明るい方が女子だったら普通の学園モノ恋愛ドラマだけど、それが小柄な男子になっているというだけで・・・・うん、まあフツーだな・・・・と思っていたら、最後の方でいきなりチューしたのでびっくりした。

 以上、「スカパラ×高橋一生」に煩悩刺激されまくったので、別方向(BL)で散らしてみようかと思ったんですけど、別方向からの攻撃はイマイチ強力ではありませんでした。
 あと、そもそも「ひだまりが聴こえる」を池袋まで観に行ったのは「山手線に乗るために、なんかターゲットが欲しい」と思ったからです。

 だって山手線に「キリン氷結」の中吊り広告があるっていうから・・・
http://atarashiku.hyoketsu.com

 イセクラさんが撮影したのや、公式サイトで上がってる写真見ると「顔半分手で隠れてて、腕が主役じゃん!」なお写真ばかりで、しかも腕毛、腕毛、腕毛・・・
 なので、山手線で実物の中吊りで確認したかったのですが、各車両に一枚づつだったので、車両移動しながら全部確認してきました。

 やっぱり、しっかり腕毛でした!(笑)

 すげーなこの氷結スタッフは、前作「旅する氷結」でファンの反応が「腕の血管がヤバい」「腕毛がヤバい」だったのを真摯に受け止めて「わかりました、じゃあ、こんなんでどうでしょう?」って山手線全車両に投下したんですね。
 しかも全部、顔半分隠れてるって、高橋一生よく知らない人には誰だかわからないじゃん(笑)、ってよく知らない人は、顔全部出ててもわからないか(笑)

 というわけで「推しが売れると、一流のスタッフが、こんなビジュアルに作ってくれる」という喜びに打ち震えるのであった。
 どっかで製作サイドの談話が載っていたけど、「ドラマの役とは違う高橋一生さんを狙った」みたいなこと言っていて、ほんとプロのお仕事堪能させていただきました。

 興奮ついでに「スカパラとの共演ムービー」についても書くと、最初観た時は意外と短いし、どーせ本人が吹いてる音じゃないし、と思って冷静に見られたんだけど、体揺らしてリズムとる仕草とか、一瞬だけど足でステップ踏むところとか、全体のシルエットが少年っぽいんだけど、手の血管があああ、眉間のシワがあああ、とか見所満載すぎて何度でも繰り返し観てしまうが、メイキングのパタパタ走りもヤバいっすね。

 あのシーンでギョっとしたんだけど、普通に立っていると全然足長く見えないのに、走り出すと急に足長に見えるのなんで?またなんか目の錯覚なの?カメラアングルなの?しかも、走り方可愛すぎるの反則でしょう。
 あとほんの一瞬だけど、1:10くらいのハマケンの後ろで飛び跳ねてるとこ、もっと見せてほしかった。

 以上、「今週なんだか忙しい私」でしたが、そういや、もう一個、別方向で遊んでいた。

● 全夏目漱石が自分より年下になった記念「30年以上ぶりに夏目漱石を読んでみよう」企画

 これ、もう去年だか一昨年だか、たぶん長谷川博己が夏目漱石役のドラマやっていた時に「あ、夏目漱石の没年を超えてしまった」って気がついて、心の中で軽くしんみりしていたんですよ。
 だって、高校生の頃、「自分はたぶん、太宰治よりも芥川龍之介よりも三島由紀夫よりも長生きしちゃうんでしょーよ」と思っていたが、夏目漱石はノーマークというか「文豪のオジサン」っていうか、夭逝したというイメージもなかったので、「え?私、夏目漱石の年齢を全て超えてしまったの?」ってすごくびっくりしたのだ。

 夏目漱石の著作はそれなりに読んだけど、20歳すぎてから読んだことなかったので、「よーし、上から目線で読んでみよう」と思って、さっそく本屋で文庫本探してみたら、「こころ」が370円ってタバコよりも安いじゃんかよー、って買って読んでます。
 文体にまだ慣れないのでなかなか読み進まないけど(笑)

 以上、高橋一生沼にBLとか夏目漱石とかブチこんで精一杯抵抗してますが、全然薄まらず、沼はやはり深いようです。

6月25(日)

 うー、今日もイベント外仕事で超疲れた。

 さきほど大河ドラマを見終えたのだが、高橋一生お色気全開回だったのだが、仕事で疲れきっていたので、なんだか泥酔してサウナ入ってしまったような感じになり、もっと平時に鑑賞したかった。

 さて「少年たち」で「14歳の山P超かわいい」って興奮してしまったので、ついに「池袋ウエストゲートパーク」に手を出した。

 ほんと、山Pかわいいな。
 そして、なんと言っても窪塚洋介ですよ。私はほんとにこの頃の窪塚洋介の美しさに夢中だったので、ほんと今観ても泣きそうなんですが、窪塚くんは私の思うようには進んでくれなくて・・・

 井浦新が登場した時に「ああ、これ私が想定していた窪塚くんの第二形態だったのに・・・」って思った。

 しかし、「池袋ウエストパーク」は放送時に観ていないことはもちろん、ちゃんと観るのは初めてだったが、すごいね、これ。世界の渡辺謙が出てくるし、それよりも顔がツルんとした遠藤憲一のほうがインパクトあったし、阿部サダヲって17年前はこんなだったんだ、ってびっくりするし、そして主演の長瀬智也が今とあんまり変わらないとか、加藤あいもそのまんまだな、とか。

 このDVDって、今でも借りる人多いようで、なかなか揃わないのだが、それも納得ですね。

 ただ、ドラマの雰囲気的にはあまり好きではなくて、地方都市の不良モノであった「少年たち」はかなりのんびりしていたけど、「池袋ウエストパーク」は当時の不良文化をデフォルメしてバリバリやっている感じはわかるけど、教養の無い人たちがワチャワチャやってるのって、やっぱ、あんましノレないのであった。

 ほんと、クドカン脚本は嫌いではないのだが、なんか私の趣味から微妙に外れるんだよなあ。
 根底にあるサブカル魂の置き場が似ているだけに、「え?こっちなの?」って感じかなあ。

 さて、高橋一生の研究目的で観たんだけど、登場してみたら「なにこの、引きこもりなのに、妙に清潔感あるキャラは」と思った。ロンゲなのはいいとしても、前髪があるの?
 前髪自分で切ってたって設定なのかなあ?まあ、ただいろいろロンゲのカツラ合わせてみたら、一番カワイイのにしたんだろうけど、なんか蜷川舞台の「から騒ぎ」のビアトリスちゃん思い出してしまった。(そうだ、アレもなんとか視聴しないとね、小出恵介とキスしてるしwww)

6月23(金)

 同僚M嬢に「TK部長を長谷川博己主演で日曜9時ドラマにしてみました」って説明したら、意外とウケた。
 そして「そうなると必然的に社長が高橋一生です」と続けたら、それも「ああ、アリかも」と受け入れられた。
 なので「会長役は今クールで考えると香川照之ですが、ちょっと違うと思ったので唐沢寿明にしました」と言ったら「え?それはちょっと違うんじゃない?」

 お?また私がアホなこと言い出したのをテキトーに聞き流しているのかと思いきや、ちゃんと聞いてくれていたんですね。

 「いや、そもそも部長を長谷川博己にしているわけだから、ルックスがどうのって話じゃないわけで・・・」
 「えー、でもTKさんを長谷川博己にっていうのはわかるんだけどなあ?」
 「え?それ本人に言ったら超喜ぶのでは?」

 まさか、会長のキャスティングで意見の相違があるとは予想してませんでした(笑)
 あと、田中哲司も「違う」と言われたので、その先に山崎育三郎が控えているのは言いませんでした。

 そして、そこまではスラスラとキャスティングしたのですが、あと二人が難航したんだけど、「もういいや、自分の趣味ぶっこんどけば」とわりと体格がしっかりしている感じで、一見コワモテだけど、人懐っこい感じの60歳くらいのオッサン(九州男児)を田中圭に、シンクタンク勤務を経て二代目社長になった社交的でスマートな印象の50歳くらいのオッサンを斎藤工でキャスティングしました。

 ・・・・脳内で動かしてみる・・・・・うん、いい感じじゃん!

 てゆーか、こんだけのメンツ集めたら、いい感じになるに決まっている(笑)

 あともう一人、レギュラーじゃないんだけど、たまにその「提携グループ」に登場するオジサンがいるんだけど、あの人どうしようかなあ、けっこうキャラ強いんだよなあ、もういいや、顔が濃い目だから柳楽優弥で。柳楽社長は時々トンデモないこと即決して、度々私を不機嫌にさせるのだが、柳楽優弥だと思えば今後は不機嫌度が和らぎそうだし。

 するってえと、あの人をオダギリジョーにして、あの人を西島秀俊にして、あ、そうだマスオさんを竹内涼真にしておけば(身長だけ似てる)、大抵のことは許せるのではないか?(最近あんまりイラっとしないけど保険として)

 と、「会社行くのが少しは楽しくなるしょーもないライフハック」を考案してしまいましたが、どうしてもキャスティングできないのがディーン・フジオカであることに気がついた。
 妄想の中でも、あんなのはうちの会社に存在してはいけないらしい。

 あと三浦翔平もいないな。井浦新も。

●「少年たち」NHK 1998年

 またDVD資料での研究を開始したのだが、「年代遡るか、年代順にするか、それともジャンル別?評判順?」といろいろ悩んだけど、とりあえず年代順にやってみることにしたので、「少年たち」になりました。
 wiki情報だと、1998年から急にいっぱいドラマに出たしてるのね。
 なんだろう?松坂世代の80年生まれだから、1998年はまだ高校三年生のはずだが、学業とか学年の問題じゃなくて年齢的なこと?児童の労働法の適用外になったとかそういう。
 ああ、もしかしたら児童劇団から事務所変わったってこともあったのかもね。

 それよりも、その当時の出演作の内容を見ていたら、私が20代の頃勤めていた制作会社の名前が出てきて苦笑。私が辞めた後だけどね。
 それに、もし私が当時在籍していても、スタジオには行かなかったろうなあ。手伝いやお使いで呼ばれたら別だけど。私が自らの意思でスタジオに遊びに行ったのは三上博史の時だけです。ディレクターさんに「ガヤで出る?」って言われたんだけど(喫茶店のシーンだった)、頑なに拒否しましたが、今になってみれば出ておけばよかったかもしれない(笑)

 ええと話を戻すと「少年たち」は放送時に観ていた記憶があるのだが、「もたいまさこが家裁の裁判官だった」くらいしか思い出せず、調べてみたら、それは2002年放送の「少年たち3」だった。

 このDVDは画面サイズが昔の方式なので、自動的に縦に潰れた画像になってしまうのだが「これ、画面設定で直せないんだっけ?」と思ってあちこちイジってみたけど修正できなかったので、画質的には二割引になってしまうんだけど、16歳の頃の相葉くんが出てきたら「うわ、顔も喋り方も今と全く同じだ!」ってことに驚いた。

 その後すぐに「貴族探偵」も観たんだけど頬のラインはさすがに少年時代はふっくらしているけど、それ以外は何も変わっていないように見えた。

 高橋一生は、まあ、ギャンギャン荒ぶって吠えてるタイプの不良少年で、目がつり上がってる表情頑張っているけど、やっぱちょっと顔が幼いかなあ。暴走族のリーダーって役柄なんだけど。

 とか思っていたら、「父親殺しの14歳の少年」っていうのが登場して、それがなんと山P!
 山Pも顔全然変わっていないというか、背が今よりも全然低いんだけど、顔も成長して少し面長になっただけみたいに見えるが、頬がふっくらしていて、超可愛いいんですけどぉ
 しかも、演技けっこう頑張ってて、取り調べ受けてて目をキョロキョロ動かす感じも自然で良かった。

 また話が飛ぶが、もう終了したけど今クールの土曜日に「亀梨くんと山下くんが共演するドラマ」(ボク、運命の人です)をやっていて、私もたまにチェックしていたのだが、私がたまに観るといつも二人が部屋の中でゴチャゴチャ会話していて、どうやら山Pの方は神だか幽霊だかその部屋の中にしか存在できないようで、その山Pのアドバイスと叱咤激励を受けて亀梨くんが意中の人にアタックするっていう話だったようだが、その二人の会話劇をずっと観ていることができずに挫折した。

 いやあ、あのシチュエーションじゃ、よっぽど上手い役者じゃないと持たないっしょ。
 そりゃ、ファンは観るだろうけどさ。

 で、それを何回か観て、とてもどうでもいいことに気がついた「亀梨和也と山下智久を並べて見比べたら、私は山下智久の顔の方が好きです」
 これほど実にどうでもいい「気づき」も珍しい。
 そういや、山P主演の「アルジャーノンに花束を」はちゃんと観てたもんなあ。窪田正孝くんに釣られたのも大きかったが。

 というわけで、ジュニア時代の相葉くんと山Pが鑑賞できて大変楽しかったです。

 そんで高橋一生は、中盤まであまり見せ場が無かったんだけど、終盤の「親子関係のなんちゃらキャンプ」っていう更生プログラムの時にやっと「女子を押し倒す」という見せ場があって・・・・でも、その後の父親役の黒沢年男の方が目立っていたけど(笑)・・・その場面、なんで女子を押し倒したのか(ただ押し倒しただけ)、正直よくわからないし、それに他の少年と違って、そもそも彼がなんで何度も少年院に入っているのかもよくわからないんだけど、そういう脚本的な問題はいいとして、「自分が本当に絶対にやってはいけないことをやってしまった」というショックと父親がそれにきちんと向き合ってくれたことで、いきなり表情が柔らかくなったと思ったら、さっきまでつり目だったのに、いきなりタレ目になったのは驚いた。

 なるほど、あの表情の変化ができたから起用されたのね。

 あと研究成果としては、今の鼻の傷の原因である粉瘤らしきものが確認できた。
 知らないとニキビにしか見えないくらいだけど。「ミートボールマシン」の時にもあのくらいの感じだったから、ずっと放置されていたのだろうか?

 向かって右ほほに今でもあるホクロが(メイクで消されてしまうことが多いが)、この頃はもっと目立っていたけど、全部は取らずに少し小さくしたのだろうか?
 あと、最後の方でやはり向かって右の顎の付け根っていうか、エラの先っていうのか、正面からだと隠れる部分にかなり目立つホクロが見えて「え?そんなの今まで見えなかった」と思って、途中のシーンに巻き戻して確認したんだけど、そのホクロは見えなかった。メイクで消していたのかね?

 最近の写真を確認したら、やっぱそこに小さなホクロはあるみたいだけど、やはり小さくしたのだろうか?

 と、やっきになってホクロのチェックしてるのもなんか笑ってしまうけど、俳優さんもいろいろ大変だなあ。
 ハイビジョンの時代になった時に「どうなるんだろう?」って思ったけど、そうなったらそうなったでちゃんと対応してるんだろうなあ。特に時代劇のカツラとか。
 きっとベテラン俳優さんたちが「アナログ放送でブラウン管の時代は、メイクにこんなに時間かからなかったよー」って昔話を披露してるんでしょうね。


6月23(木)

 やっと「わた恋」のDVD発売が発表されて騒然としていたら、高橋一生TLを森永MOWが占領してしまったので(仕組みがよくわからないのだがリツイートみたいなことすると特典画像が貰えるらしい)、「しばらくこの状態かな」と思っていたら、今日は「また映画に出ますよー」ってことで、イセクラさんたち騒然。

 それが「空飛ぶタイヤ」って長瀬智也主演で、ディーン・フジオカも出てるっていうだけでも凄いけど、発表されたビジュアルが爽やか貝原茂平で、「でも童貞じゃない感じ!」というのが笑えるが、それよりも公式さんが「これぞ#職場の高橋一生」ってブッこんできたのでさらに笑った。
 うーん、でも、エリート銀行マンって初めてじゃない?って思ったのだが、よく考えてみたら「名前をなくした女神」のあのキモいDV夫もエリート銀行マンだった(笑)
 職場映像は全くなかったと思うけど。

 それにしても「わた恋」のDVD発売が12月って遅いでしょ。
 せめて、大河ドラマでの政次退場くらいに間に合わせてもらえれば、しばらくサーモン黒川にすがって生きられるのに。
 いやあ、「わた恋」の頃はこんな沼にハマってなかったので、フツーに「逃げ恥」観てましたが、後になって「非常によく出来たラブコメ」だと知って、悔しがっていたのです。有料動画配信されてるのは知ってましたが、フジテレビ系動画がよく動かない環境なので、「いいから円盤出そうよ」と思っていたところ、やっと発売が決まったので「あと半年頑張って生きる」

 そして今週は日曜日の大河ドラマ本編では「冷た家老」が予告されてますし(政次が発熱して寝込んでいるらしき直虎の頬に手を当て「俺の手は冷たかろう」と言う)、来週火曜日にはどうやらキリン氷結のCMでスカパラと共演するらしく、スカパラっぽい衣装を着た高橋一生が予想されているものの「どうなるのかさっぱりわからん」なのでほんと楽しみです。

 供給多いのほんと楽しいなあ。

 って、そういやおかげでどんどん野球沼が遠ざかっていますが、柳が初勝利を挙げたのも知らなかった。
 「ああ、世が世なら(?)、つーか高橋一生など存在しなければ、私はその瞬間を現地で観ていたはずなのに」と嘆いたが、名古屋ドームだったわ(笑)
 うーん、でも春先は故障で不在だった柳だが、ちゃんと復活して結果残しているようだから、なんとか今年中にプロのマウンドに立っている柳を生で観たいものよのお。

●「#職場の高橋一生」の有効活用

 最近、あまり上司の愚痴を聞いてなかったが、今日の帰り際に、なんかものすごーく溜め込んでそうだったので、「どーしたですか?」って興味を示したら、もう出るわ出るわ膿がたくさん・・・・

 その「企業モノのドタバタ人間関係ドラマ」っぷりが「日曜9時ドラマ」っぽかったので、「それ、長谷川博己主演でドラマ化できますよ」と言ったら、上司が笑顔になった。だって、上司の役を長谷川博己が演じるんだから(笑)
 つーか、上司を「#職場の高橋一生」のネタ元にしようと思って観察していたら、「ヤバい、これは惚れそうになる」と自制したのだが、長谷川博己に演じさせると私の性癖的に大丈夫だと、とっさに気がついた自分エラい。

 しっかし、そうキャスティングすると、うちの社長が高橋一生で、親会社の社長が香川照之か?
 うわ、けっこうハマるところが恐ろしいが、でも香川照之じゃないな・・・・・・おお、唐沢寿明だ!ぴったりじゃん!

 グループトップの唐沢寿明と、子会社を任されている親類の高橋一生社長は血縁があるが故に、なかなか上手くコミュニケーションがとれないのですが、その間に入っているのが、高橋一生社長の秘書である長谷川博己なんです。
 この間、三人で出張に行って、いろいろあったのですが、少しだけ唐沢寿明会長は、高橋一生社長と話しができたので、もっと距離を縮めようと、「帰りの飛行機までまだ時間があるから、食事しようか」と言うのですが、全然空気読めてない高橋一生社長は「いや、オレ、前の便の飛行機に予約変更したからお先に」って・・・・

 唖然として取り残される唐沢寿明と長谷川博己。
 長谷川博己は「高橋一生、酷い、なんで?」と戸惑ってますが、唐沢寿明が超不機嫌になっているので「いや、一生も良くないですが、きっと一生もどうしていいのかわからないんですよ。あいつは悪いやつじゃないけど、まだガキなんです」とか必死でフォローしていたのだが、嫌な雰囲気のまま搭乗ゲートに向かうと、高橋一生からメールがきて「ごめん、先に帰っちゃって。フォローよろしく」って。

 ごめん、じゃねーよおおおおおおおおおお!

 そして翌日、出社してきた高橋一生は長谷川博己に「昨日は大丈夫だった?」って上目遣いするから、キレた長谷川博己は「っざけんじゃないよ、勘弁してくれよ、ほんとに、おめー、ちゃんとヤル気あんの?」
 「あ、ほんとにごめんなさい」と高橋一生。

 他にも、その出張には、「人当たりがいいエリートお坊っちゃまだけど、けっこう上から目線で唐沢寿明会長を翻弄する取引先の二代目若社長の山崎育三郎」と、その秘書で、こっちのキーマンが長谷川博己だと見抜いてはいるけど、ちょっとトンチンカンな解釈で詰め寄ってくる田中哲司っていうのもいるんだけど、そのあたり広げると守秘義務に触るので自重するけど、ともかく、そのキャスティングで上司の愚痴を動かしてみたら、もうハマるハマる。

 だって長谷川博己(下戸)がホテルの部屋でもう寝ようとしていたら、酔っ払いの田中哲司が部屋を訪ねてきて「さっきのあの話って、オレのこと言ってたの?」って言うので「全然違う」と部屋に入れて、冷蔵庫のビール差し出して飲ませながら「お前は全然わかってない」って酔っ払い相手に真面目に説明したとか(笑)

 とにかく、「言ってることは正論なんだけど、なんだか面倒くさい会長の唐沢寿明」と「唐沢寿明会長の言いたいことや、やりたいことはなんとなくわかってるんだけど、正面からきちんと受け止められなくて、つい逃げてしまう高橋一生」と「ああ、もう、二人とも面倒くさい!」って振り回されてる長谷川博己というキャスティングでしばらく遊べそうです。

 あー、あと、そうそう、前にも日記に「更年期障害の情緒不安定なのか、笑いのツボにハマりがち」って書いたが、これが最近また酷くなってきていて、この間、同僚M嬢と他部署の女子社員が目の前でまた雑談していたのだが、M嬢がオモシロ発言して・・・・「え?うどんのキンピラって何?」

 うどんのキンピラ??????

 なんじゃそりゃ?

 と思った瞬間、M嬢が「ああ、間違えた。ウドのキンピラだった、てへ?」

 ってだけだったんだけど、ツボに入ってブホっとなり、「なにそれ、超ウケる」ってしばし笑ったのだが、しばらくしてまたブホっとなり、M嬢が「あ、ミヤノさんがまた・・・・」

 他部署の女子社員が「どうしたの?」って不思議そうな顔するので「いや、あの、たぶん更年期障害による情緒不安定だと思うんだけど、笑いのツボに入ると、ずっとこんな感じになって、ぐ・・・・ぶは・・・・・ぐははははは」

 「大丈夫?」
 「いや、だから、ぶほっ、ハハハハハハハ」

 他部署女子社員S嬢が「この人大丈夫?」って見下ろしてくるのが、また耐え難く、さらに彼女が「私、こういうの、女子高生の時はこうだったけど」と冷静に言うのがまたツボで、「いwwwwwやwwwww、だからwwwww、私だってそうだったけど、さwwwwwwwいきん、だから、更年期障害なのかwwwwwwww、一度ツボに入るとwwwwwwwww」

 涙流しながらヒーヒー笑ってる横で、アラフォー他部署女子社員S嬢が真顔で「でも、なんだか楽しそうでいいね」と言うので、「いや、これ、楽しいとかそういうんじゃなくて、シャックリが止まらないみたいな感じで、苦しいんです」と訴えるが「本人は苦しいのかもしれないけど、はたから見てると楽しそうだけど?」って言われて「楽しそうに見えるんだったら、ま、いっか」とは思うけど、ほんとこの突発性ゲラゲラ状態マジ苦しいんですけど?

 でも、更年期鬱は覚悟していたが、まさかの真逆の「色ボケ状態でハイテンションで思い出し笑いがノンストップ」って、自分、どんだけ能天気なのかと。

 そうそう色ボケ状態が燃え広がって、とうとう「高橋一生みたいな髪型した宝塚の男役みたいな女子大生に淡い恋心・・・・つーか正直、欲情していました」と反省していたが、月曜日の「貴族探偵」を観ていたら「あの女子大生は高橋一生じゃなくて、相葉くんの髪型やシルエットだった」と気がつき、相葉くんみたいな女子が目の前にいたら、そりゃねえ?ってなんだか納得した。

 「貴族探偵」はいきなり上半身裸の桐山漣が出てきて「ちょwwwwwwサービス過剰www」って感じでしたが、桐山漣は山崎育三郎とカブるし「高橋一生のお色気」ともカブるので今後の展開がどうなるのか実に興味深い。

6月21(水)

 あー、仕事のことでちょっと「おめー、奥ゆかしいふりして、けっこうズカズカ踏み込んでくるな?」ってことがあって、ほんとあのタイプの「私ってダメダメだけど、ミヤノさんはきっちりしててすごーい」っていう人、ほんと恐ろしいな。
 すごくわかりにくくマウンティングしてくるの怖いぞ。

 こうなることはわかっていたし、「やっぱしこうなったか」と思ったが、ほんと政次の膝ドンとかに怯える六左衛門的なことになっているのですが、それにビビってつい本当のこと言ってしまった。

 今更遅いけど、外堀を再構築しよう。そうしよう。


6月19(月)

 日曜出勤だったので、今日はお休み。

 昨日の激務で足腰痛いし、外出てみたら暑いしで、またDVD借りて引きこもることにした。

 その前に、午前中洗濯しながらティーバーで観た昨日のドラマの話でも。

●おんな城主直虎 第24回「さよならだけが人生か」

 やっとエビ様信長公が登場したのですが、やっぱし視聴率上がりませんなあ。
 さて先々週は直虎と龍雲丸急接近で(急接近なんて可愛いもんじゃなかったけどな)、直虎も煩悩再発だし(本物の煩悩を描くところがさすが森下脚本)その様子を見た政次も封じていたはずの煩悩というか嫉妬心がむき出しになり、「くだらんぞ但馬」発言になったのですが、先週は政次も立て直してきて、初心の「すべては次郎様のお好きなように」に戻って龍雲丸を家臣に迎えるべく、お洒落して来たのですが、そこで龍雲丸が「やっぱやめた」と言うので、思わず「ぶっ」っと吹いてしまう政次なのでした。

 あんだけ悩み苦しみ、やっと開き直って体勢をたて直したのに、「やっぱやめた」で解決とは、ほんと「くだらんぞ」と自戒したことも含めてほんとくだらなかった、っていうか「骨折り損のくたびれ儲け」であった。

 というわけで、ライバルも消えて再び直虎ちゃんの影のパートナーとして(登場人物たちにも相当バレているようだが)ノリノリで彼氏ヅラしている政次が可愛かったです。

●「小さな巨人」最終回

 せっかくのハセヒロ主演ドラマだったが、ちゃんと観たのって半分くらいかなあ。
 やっぱしシリアス警察物は苦手だ。
 この最終回も、結局、香川照之ありきって感じだったなあ。
 そして、シリアス警察物は苦手と言っておいて、こういうこと言うのなんですが、警察組織がどーのこーのっていうのそろそろ飽きてこない?まあ「緊急取調室」もそういうテイストだったし、今の主流がそうなんだろうし、どうしてもそうなっちゃうんだろうけど、なんだかだんだん警察関係者に申し訳ないような気持ちになってきた。
 ああ、でも医療モノも政治モノもみんなだいたいそんなもんか。
 そして「対組織」ってことを描こうとすると、警察っていうのは格好の題材だから、しょーがないんでしょうね。

●「フランケンシュタインの恋」

 これもねえ?綾野剛だから楽しみにしていたんだけど、独特の緩い雰囲気についていけなくて。
 光石研が棟梁の工務店は好きなんだけどなあ。特にあのAKBの握手会で刺された子が。(って凄い言い方しているが、会社でこう言うとみんなわかってくれました)
 行儀悪いし、べらんめい調なのが面白くて、あの役は大好きなのだが、いかんせん、他のキャラが皆穏やかすぎた。あと、なんであの役を柳楽優弥がやってるのかわからない。って、3分の1くらいしか観てないのでどっかで活躍したのかもしれないが、私の観た範囲では柳楽優弥の無駄使いにしか思えないので、「次も観よう」って気が起きなかった。

 と、文句ばかりいいつつ、昨日の放送回を観たのは斎藤工目当てです(笑)
 回想で少しだけ出ていたのは観たことがあるが、今回はガッツリと過去の回想すると聞いて。

 仙人みたいな変な髪型に変な衣装着てて、顔はほとんど目しか見えないし、そもそも無表情キャラなんんだが、斎藤工の声の良さと、あんだけ仮装しててもやっぱしスタイルの良さで、惹きつけられた。
 特に二階堂ふみに惹かれてしまうあたりのシーンは、「さすがわ斎藤工せんせい!エロいっす!」って心の中で盛大に拍手してしまったわ。

 しかし・・・・そうなるとですよ?

 二階堂ふみの役って、綾野剛からも、柳楽優弥からも、斎藤工からも想われてるってことで、作り話とはいえ、なんだか納得がいかないというか、このままでは二階堂ふみまで嫌いになりそうというか、それにこのドラマでの二階堂ふみの役柄は女子受けしないタイプだと思うのに、さらにこの設定っていうのがなあ。
 どんだけ女性を敵に回そうとしているんだ的な・・・・

 あのAKBの子がやっているキレッキレ女子みたいなのがヒロインだったらまだマシだったと思うんだけど「怪物が恋をするのはお姫様」っていう基本を遵守しちゃったんでしょうねえ。
 お姫様に男性キャラが全員恋してしまう話なんて・・・・あ、「直虎」がそれだった(笑)
 でも、直虎は脳筋井伊家の血を受け継いだイノシシな性格だからねえ。

 ええと、なんだか長くなってしまったが、それでDVDを借りたんだけど、また1枚足りなかったので「じゃあ、これに挑戦してみよう」と「たぶん、絶対に苦手だと思う」ってやつにしてしまった。

●「半落ち」2004年

 前にも書いたけど、私は原作を読んだことがあるのだが、あまり好きではなかった。
 つーか、警察モノといえば組織があああああ、っていうのを流行らせたのが横山秀夫なんだっけ?
 その影響をモロに受けて、高村薫が「マークスの山」が文庫版になった時に、しっかり組織があああああ(ってなんて表現すればいいんだろう?)になっていて驚いて、図書館で元の版の借りて読んで「やっぱこっちはエモい」と思ったよなあ。

 で、原作読んだのも随分昔だけど、この映画の高橋一生の役がアレということも知っていたので「ちょっとしか出てこない」のはわかっているのだが、同僚M嬢が「高橋一生なんて、若い時からいろいろ出てたじゃない」って話していた時に真っ先に挙げたのが「半落ち」だったので、「そんなに印象的な役だったの?」って思ったので、やっと観てみました。

 えーと、こんな雰囲気だったっけ?
 私がかすかに記憶しているのは、この小説は事件や容疑者そのものよりも、その容疑者に関わった刑事、検察官、弁護士、裁判官などの「仕事と組織と家庭があああああ」って話で、それぞれが「頑張ってるオレ」をアピールしつつ、主人公が黙秘している「空白の2日間」の謎を解くって話だったはず。

 しかし、映画だと個々のパートが分断しちゃうから、繋げてみたところ、「空白の2日間」っていう謎がなんだかどーでもよくなってない?
 てゆーか、思い出したけど、原作でも、私は結局、容疑者が最後までそれを隠し通そうとしたのかがよくわからなかったのだが、今日、映画で観てみたけど、やっぱしわけわからん。
 あれえ?小説だと「ドナー提供者が殺人事件の被害者だとかわいそうだから」って話じゃなかったっけ?
 映画だと「マスコミに追われるから」って感じでサラっと流されていたし、ドナーになれる年齢制限のこともサラっと流されていたし、「あれ?これ、原作で渋々納得していた部分が抜けてね?」と思ったんですけど、映画は「究極の夫婦愛」みたいなことになっていて・・・・・

 そう、この話にいまいちノレないのはやっぱどういう理由があっても「若年性アルツハイマー病」を発症してしまった妻を殺してしまうところで、そこは美化してほしくないんだよ。

 たぶん、原作小説だと、その「究極の夫婦愛」を勝手に美化してしまう、というか、そこに自分のダメな仕事環境だったり家族関係だったりへの「救い」を見出してしまって、その「究極の夫婦愛」を維持するために「空白の2日間なんて絶対に許さない」って変な方向に圧力がかかり、それに翻弄されていたのが「え?こんな理由で?」って、すごく素晴らしい理由だったんだけど、素晴らしすぎて白けるというか、「あー、だからこの原作あんま好きじゃなかった」って思い出しつつも、若い頃の高橋一生が精一杯うるうるしているのを観て「また、チョイ役だけど大事な役かよ」って思いつつも、別に高橋一生目当てで見るような映画じゃあないなあと。

 オーディションでつかんだ役だろうし、たぶん柴田恭兵より背が高くなくて、柴田恭平の見栄えを消さない程度で顔だけで芝居ができるってことで抜擢されたんだろうけど、なんか20代前半の高橋一生はこんな感じの役が多くて、ちょっと切ない気持ちになるのであった。


6月17(土)

 お休みだったので、見逃していた「リバース」最終回と「緊急取調室」の最終回をティーバーで観た。

 「リバース」は原作に無い最終回らしく(原作は先週放送分のあのバッドエンドだったらしい)「どうまとめるのかな?」と思っていたら、けっこうハッピーエンド的に上手くまとめてました。
 「リバース」はすっごく面白かったわけでもなかったけど、「久しぶりに普通の人な藤原竜也を観られた」という満足感があったし、三浦友和の息子も認識できたし、玉森くんもなかなか良かったし、あと、玉森くんと対立するサッカー部キャプテン君が、ちょっと竹内涼真っぽくて良かったんですが・・・・ええと鈴木仁くんね、チェックチェックってメンノンのモデルでアミューズかよ!
 しかも、公式プロフィールで「特技・サッカー」って竹内涼真と丸かぶりですが、一度並べてみたい。

 そういや、朝ドラの竹内涼真は出てくる度に「やっぱ高橋一生と全然似てないし」と思いますが、それよりも、神経質そうなOL役の「シシド・カフカ」って女優さんが、栗山千明様に似ていて、しかも栗山千明様にやっていいただきたいような、ドSな感じの役なので、そっちに夢中になってしまいました。(故郷の村を焼かれたい)

 「カフカって誰それ?また舞台女優とか?」って思って調べてみたら、avex所属の歌手って!!!!
 芝居経験は少ないようだけど、けっこう芝居上手いような気がするし、なにしろあの容姿だし、黒目の動かし方とか私好みなんですけど。

 ほほほ、だから私はイケメンだけじゃなく、美人にも弱いんですってば。
 実は、先週、支店の応援に行ったのだが、そこのバイトの女子大生にも見とれていたのでした。だって男子みたいなツーブロック髪型で、頭小さくて足長くて、パンツスーツで颯爽としていて、宝塚の男役みたいな子で、でもスラリとした体型だけど、顔とかお尻はふっくらしていて「この子、脱いだらどうなってるんだろう」って、男子高校生みたいなことになっていたのでありました。

 えーと、そして「緊急取調室」ですが、最終話は前回と今週の2週連続で、眞島秀和登場したのでけっこう真剣に観ていたのです。
 だって、このドラマ、出演者クレジットに眞島秀和の名前はあるけど、主役の天海祐希の「亡き夫」役だから遺影出演だったのに、最終回になって「亡き夫に似ている容疑者」として眞島秀和が「二役?」として登場してきたのだ。

 そして安定の不憫な役。(息子が冤罪で逮捕されて、拘留中に自殺)
 しかも、しばらく逃走していたので無精髭生えているのに、髪型が「私の好きな高橋一生のあの髪型」っぽくて、それよりも前髪長めだったけど、あの髪型の眞島秀和に大変満足いたしました。
 眞島さんも今まではどっちかというと「向かって左側に分け目」だったと思って、ググったらやっぱりそうだったけど、右分け目良かったですよ。
 まあ、この人も髪型ハンサムっぽいけど、でも、画像検索してみると、フツーにイケメンですよね。

 この人もすでに十分売れている俳優さんだけど、何か当たり役やったら、もっとブレイクしそうなんだけど、まあ、そうならないで「え?また死んだ人の役なの?」っていうを続けていただきたいと心から願ってしまうという、不思議なイケメン・名バイプレーヤーなのであった。

 さて、最近、病院にお世話になることばかりでうんざりしてますが、今週はやっと皮膚科に行って「狭い範囲をステロイド剤と抗生剤塗り分けろ」と言われて「そんなん、無理なんですけど」って必死にやってますが、顔のかゆみ問題がこれで落ち着けばいいし、これが解決したら次は歯科だと思っていたら・・・・

 昨日、30年前に処置した奥歯の詰め物がポロリと抜けて、あー、もーーーーーーーおおおお。

 ほんと機械の体に転生したい、竹内涼真モデルでよろしく。


6月16(金)

 「家族に乾杯」で政次の「中の人」に半落ちしていたのだが、何がすごいって、「家族に乾杯」観ている最中、 一度も政次のこと思い出さないってことですね。

 ほんと「リアル北島マヤ」なのが面白いのだが、まあ全然政次じゃないのは時代劇だからってこともあるが「この、中の人がなんであの清沢料理長になるんだろう?」ってまた不思議になったので、とうとう辛抱たまらず、清沢さんをまたお持ち帰りしてしまいました。(TSUTAYAから)

 再度観ても、「グ・ラ・メ」はほんとよくわからないドラマだし、清沢さんのキャラ設定もほんと酷いんだけど、意地悪そうな表情とか、悲しそうな表情とか、ほんと政次のデッサン的には最高に美しいのが、もう。

 でも、前に観た時にも「アップ多いのに、なんでシミだらけなんだろう?」って思ったけど、たぶん「王子様キャラじゃなくて皇帝様だから」ってことなんですかね?
 それよりも、「職人」として表現したかったのだろうなあ。そのわりに髪型が麗しすぎだろうと(笑)

 と、再度観てみて、いろいろ思うところはあるのですが、「家族に乾杯」の爽やか好青年の「中の人」を観た後に「グ・ラ・メ」観てみたら、「中の人などいない!」って感じになるのってすごいなあって。

 あとDVDの4巻に特典映像として、制作発表記者会見とクランクアップ映像がついていたんだけど、改めて「去年の今頃は滝藤賢一の方が格上」ってことに気がつき、ほんと急ブレイクだったなあと。
 そういや斎藤工の時もこんなだったなあ。「昼顔」の時。
 あの頃、上司に似ている役者さんがいるってフロアで話題になったら、上司が「ん?誰だろう?斎藤工くんかな?」って冗談言ったので「あまりドラマ観ないアラフィフのオッサンでも真っ先にその名前出てくるんだ」と関心したっけ。

 そして、ついでに去年の今頃、「タモリ倶楽部」に出ていたのも発見したのだが(過去に何度か出ているのは知っていた)民王の貝原さんな髪型でオードリーの間にチョコんと座ってケラケラ笑っていた。
 調べてみたら、2016年7月22日は「グ・ラ・メ」の初回放送日で「グ・ラ・メ」の後に「タモリ倶楽部」が始まるから出ていたんだろうけど(ポテトサラダ特集で料理繋がりでもある)、清沢さんより全然髪の毛短いのでずいぶん前に撮影されたんだろうなあ。


6月14(水)

 ロンドンの高層アパートの火災映像が恐ろしすぎる。

 ビルってあんな燃え方するものなの?
 上下に防火措置されてるはずじゃないの?
 まあ、けっこう古い建物だからなのかもしれないし、詳細はよくわからないけど、ほんと恐ろしかった。

 ニューヨークの貿易センタービルのテロのことも思い出してしまったし。
 あの時も「リアル タワーリング・インフェルノ」の恐ろしさに震えていたなあ。

 私は「タワーリング・インフェルノ」が大好きで、中学生の時にたまたまテレビで観てポール・ニューマンにハマり(スティーブ・マックイーンじゃないあたりが趣味が一貫しているような?)、お年玉でポール・ニューマンの本(写真や出演作の解説が載っているような)とか買って何度も繰り返し読んだし、その出演作情報から、他の出演作もテレビ放映されるたびに観ていました。ビデオが無い時代!

 って今思い出しても「渋い趣味の中学生だな」って思いますが、学校でその本見せびらかしていたら、映画好きの男子にも「ミヤノさん渋いねえ」って褒められた記憶がある。別にその男子が好きなわけでもなかったので、その映画好き君の顔も名前も思い出さないが(笑)

 だから、あの「タワーリング・インフェルノ」のいかにも作り物っぽい高層ビル火災を楽しんで観ていたので、「本当の高層ビル火災をお見せしましょう」ってやられると本当に辛いのだ。
 スプラッター映画好きの人が、別に本物のグチャグチャ屍体を観たいわけではないように。

 でも、ニューヨークのテロでのビル崩壊は、「普通の火災だったら対応する設備があったけど、まさかジェット機が突っ込んでくるなんて全く想定してないし、出発直後の燃料満タンの飛行機だったし」ってことだったと思うんだけど、ロンドンの高層アパートは、ほんとなんであんなに延焼しちゃったのか、ほんと気になるけど、それよりも昼間だったらまだしも、深夜の火災だから、ほとんどの住民が寝ていた時間のはずで、犠牲者どんだけ出るものなのか、ほんとうに胸が痛む。怖いからニュース観られない。

 ってここで、ドラマの話するのもなんだが、昨日の「あなたのことはそれほど」は視聴率が意外と出なかったのは「日本代表のサッカーやってたから」って知って、「へー、そうだったんですか」って高橋一生に脳のリソース全部使っているので、野球のことすらほとんど関心が無いんだから、サッカーのことなんて1ミリも頭に入ってこないのだが、そもそも私は日本代表チームに野球でもサッカーでも比較的無関心なのでした。

 サッカーのW杯って次はいつなんだっけ?
 日本代表には興味ないけど、サッカーW杯には、過去30年ほど強い関心を寄せているのだが、現状で「サッカーW杯VS高橋一生」だったら、高橋一生が絶対に勝つなあ。

 ってドラマの話だった。
 ですから「あなたのことはそれほど」は、山崎育三郎のBL属性だけを注目していたのだが、昨日はとうとう「ああ、言っちゃったよ」って展開になった。
 ちゃんとカミングアウトしなくてもよかったんですけどね。
 あの役は、「主人公夫婦が違いの思いをナレーションじゃなくて、セリフで述べるために作られた役」だとわかってきたので。でも、必要以上に夫婦の間に踏み込んできたわけで、そこに「東出くんのことが好きだから」っていう属性つけたのは上手いと思った。

 なので、昨日のカミングアウトのシーンは、この微妙な役を演じてくれた役者さんへのご褒美シーンというか、見せ場というか、こういう所がちゃんとしてるから、このドラマは人気あるんだな、って思いました。

 
6月13(火)

 昨日は「鶴瓶の家族に乾杯」の高橋一生の出来があまりにも良かったので、「ヤベえ、初めて中の人に落ちそうになった」という状態になってしまったので、その後、「貴族探偵」の相葉くん観てクールダウンした(笑)
 相葉くん、ごめんなさい。
 でも、スタジオでの高橋一生の仕草があまりにも王子様だったので、「やっぱ貴族探偵の高橋一生バージョンも観てみたかった。このヘンテコ衣装着せてみたかった」とか思ってしまった。

 一晩寝かして、思い起こせば、ロケの時の真ん中分け髪型はあまり好きじゃないし、なんか妙にテンション高くてアクティブな感じも、「カルテット」の番宣でバラエティに出ていた時と似た感じで、可愛いとは思うけど、それほど好きではないのだが、今回はロケ映像を観ながらのスタジオ収録の髪型が私の好きな「芸術的な分け目」で、しかも佇まいも落ち着いていて、椅子の肘掛に手を絡ませる仕草が芝居がかっていて、ほんと王子様っぽかった。

 なので「バラエティでの見せ方いろいろやってきて、ここにたどり着いたんだな」と、「中の人」の学習能力の高さに驚いた。この路線でいいんじゃない?って思うけど、たぶん、まだまだ違うバージョンも出してきそうな気がする。秋の月9の番宣を楽しみにしておこう。

 そういや、「カルテット」すら観てなくて、大河ドラマの政次で高橋一生を知った人たちが「家族に乾杯」を観て、「えー、政次と全然違う、こんな爽やかさんだったんだ!」って驚いていたので、「♪こっちの沼は深いよ」と思いつつも「いらっしゃーい」と微笑んだ。

 さて、仕事の話。
 今日、給湯室でコーヒー汲んでいたら、エビワカちゃんに背後から「ミヤノさんと席離れちゃって全然お喋りできなくなっちゃいましたねえ?」っていうので、「そうだね」とそっけなく返事しつつ、心の中で「ごめん」と思った。
 彼女がけっこう私のこと頼りにしてくれていたのはよくわかっていたのだが、席離れちゃうと的確にフォローすることができなくなることはわかっていたし、復帰後、彼女がそれを不安に思うということもわかっていたのだが、それはどうすることもできないし、いや、やろうと思えば少しはできるんだけど、「もう、彼女も30代なんだし」とあえて突き放したのである。
 まあ、クラス替えで違うクラスになっちゃったようなもんだし。

 で、今はM嬢しか目が合う範囲にいないので、雑談は主にM嬢ばかりになった。

 朝ドラと大河ドラマと高橋一生の話ばかりしてます(笑)

 そうそう、それでこの間の直虎コンサートの話になって、私が「せっかくフミヤ呼んでおいて、高橋一生とデュエットした曲しか放送しないの失礼じゃね?」って言ったのだが、M嬢も「あの曲、直虎に関係ないよね?なんであの曲にしたんだろう」と言うから「高橋一生のリクエストらしいよ?つーか、そうじゃなかったら、それほどメジャーな曲じゃないし、そもそもすごく難しい曲だし、だから高橋一生が元々カラオケ得意曲とかじゃないと、あの場で歌えないでしょ?」と言ったら「ああ、そっかー」

 M嬢のもう一つの素朴な疑問は「フミヤは直虎ファン代表みたいになってたけど、大河ドラマとか観ているイメージが無いんだけど?」
 M嬢はかなり上級な藤井フミヤファンなので、そもそもテレビドラマを観ているという話は聞いたことがなかったらしい。

 私が「毎週観てるのは話半分だとしても、妻が観ているのの横に座っている程度なのかも」と言うと「まあ、そっかー」って言っていたけど、私が「そういや、フミヤは政次のこと、この間まで悪いやつだったねえ、って言っていたので、総集編がそんな感じになっていたらしいので、総集編だけ観ていたのかも」と言ったら・・・・

 「いや、あれは編集でフミヤがのそのセリフだけ拾っちゃっただけで」と庇いはじめたので、どうやらM嬢はネットの藤井フミヤクラスタがあーだこーだ言っているのは拾っているらしい。
 いや、私はフミヤ全然わかってねー、って言いたいわけじゃなくて・・・・あ、そうだ!

 このチャンスにM嬢に聞いてみようと思って「政次が悪いやつだっていう話は、けっこうそう思って観ている人多いらしくて、やっぱしそうだったの?って私は思ったんだけどさ・・・・Mさんは、政次は裏切ったって思ってた?」

 「裏切ったかどうかはよくわからないんだけど・・・・でも、密告したんだよね?」

 え?

私 「いや、密告してないよ?」
M 「あれ?じゃあ、なんで直親は殺されちゃったんだっけ?」

 え?

 え?

 ぼんやり、なんとなく観てる人ってこういうもんなの?

 さすがにM嬢は、政次が井伊を乗っ取ろうとしてやったとは思ってないようだけど、なんかそういうことになってしまい、それでなんか辛い状況になっているとは思っていたようだが、あそこの大事な展開をさっぱり理解していないのには驚いた。

 しょーがないから「あれはルリ子に計られて、偽の松平が出てきて、その偽松平に直親が出した書状を証拠にとられちゃったんだよ」と長々と説明したら、今度は「今川と松平って仲悪いの?」って言われて、「!・・・・・・」になったが、しょーがないから「だから阿部サダヲは今川の人質になってたんだけど」から説明したのだが、たぶん私が一生懸命説明しても右から左だろうなあ。

 すごいね、同じドラマ観てても、この温度差(笑)

 でも金曜ドラマの「リバース」も二人して観ているから「蕎麦アレルギー隠してるって・・・」って話できたのは嬉しいのですが、M嬢が「まあ空気崩さないように、蕎麦屋に入らず、カレー食べに行ったの、気持ちはわかる」と言ったのに対し、私は「アレルギー情報はちゃんと言わないとダメだし、それに蕎麦屋に入ってカツ丼食べてれば良かっただけじゃん」って言ったら「ああ、それはそうかも」とちょっとだけ納得してくれた。

 そして、朝ドラ話では「あのアパート、竹内涼真がいるけど、どうやら後から浅香航大も登場してくるらしくて、どんだけイケメン揃ってるアパートなのかと、うらやましすぎる」と私が言ったら、M嬢笑ってくれたし、「高橋一生ファンの人たちが、高橋一生と竹内涼真が似てるって言うんだけど、全然似てないと思う」と私が言ったら「え?似てる?え?全然似てないでしょ」と突っ込んでくれるのも大変嬉しいのですが、やっぱ二人は同じものを観ていても、全然違うところから同じものを観てる感じが、面白くて、もどかしいです。

 M嬢は「あたなのことはそれほど」も「東出くんが面白すぎるから録画はしてないけど、家にいるときは観てしまう」と言うので「私は山崎育三郎目当てです」と言ったら「ああ、そうなんだ」と言うから「別に山崎育三郎が好きってわけでもないけど、あの子、東出くんのことが好きでしょ?」って言ったら「ああ・・・・たしかに・・・うん」って、わかってるんだか、わかってないんだか、よくわからないけど、まあ二人で楽しくドラマ話しています。


6月12(月)

 えっとですねえ。

 これまで数ヶ月にわたり、恥を忍んで「更年期障害ゆえに高橋一生沼に落ちましたけど何か?」っていう観察記録を書いてきたのですが、そんな私の矜持は「中の人は別に?」っていうことだったんだんすけど、今日は定時退社してダッシュで帰宅して「鶴瓶の家族に乾杯」を見たのですが・・・・・

 「中の人」はバラエティ番組スキルを私の想像以上にダッシュで腕上げていて、その猫バス疾走ぶりは、ほんと予想の斜め上を走っていて、「この人の期待を上回る感マジすげえ」と平伏しました。

 高校時代の同級生であった岡田准一が高橋一生のことを「天才」を言った意味がやっとわかった。

 もうロケでもう美しかったけど、それを受けるスタジオでの高橋一生の美しさに平伏すしかなかった。
6月10日(土)

 今日から三日間、NHKは高橋一生祭りなのである。

 まず第一弾目の今日は「直虎コンサート」
 藤井フミヤと「Little Sky」をデュエットしてました。私は知らない曲なんだけど、藤井フミヤファンによるとシングルカットされてないアルバム収録曲なんだそうで、これを選んだということは、本当のフミヤ好きらしい。しかも、歌うにはけっこう難しい曲のようだったし。
 高音出すときに目を細めて白目になるのが面白かったです。確か「モザイクジャパン」で首絞められた時にこんな目してなかったっけ?だから私、面白くて何度もリピートしちゃったような。

 あと、私はやはり「あの前髪の分け目はどうやって作っているんだろう」ってそこばかり観察していましたが(笑)
 どうしても「着ぐるみのパーツ」に目がいってしまって。

 それよりも、番組の最後に流されてた「今後の展開」の中期予告に「政次の手が直虎の頬に!!!」っていうのでまたTLが阿鼻叫喚の渦に。そもそも我々はすでに手の映像だけで「ひゃっ」ってなるくらい、手だけで認識できるようになっているわけです。あれすらも「血管ちょうどいい感じに浮かせてから撮影している」のかもね。

 では、明日は直虎本編で、明後日が「家族に乾杯」です。

 さて、「おんな城主直虎」も、そろそろ折り返し地点だが、この間ふと、去年の今頃に「直虎」のメインキャストが発表された記事を見つけて見直してみたのだが、主演の柴咲コウと並んで立ってるのは三浦春馬なんですよね。
 そして、高橋一生、柳楽優弥、ムロツヨシは後ろの列に並んでいた。
 1年前はその並び見ても、なんも違和感もなかったんだよなあ。
 それよりも「おお、出世したなあ」ってくらいなもんで。

 でも、そのころの高橋一生の知名度や人気度を思い出してみると、このドラマの展開ってすごく冒険しているなあと思う。
 三浦春馬が5話から登場して、11話で死んじゃったわけで、そこから柳楽優弥ががっつり登場する19話まで、ムロツヨシと高橋一生と矢本悠馬だけで引っ張っていくのって無理あるよねえ。そりゃ、寺チームとして小林薫と市原隼人はいるけど。

 私のような高橋一生ファンは、大河の出演者テロップで高橋一生の名前が二番目に出てくるだけで胸熱なのだが、去年の今頃、このテロップ見たら「はあ?」ってなっただろう。
 NHKの高橋一生への信頼感があったからこそのキャスティングだったんだろうけど、けっこうリスキーなことだったと思うんですよね。

 そういえば、今日放送された直虎コンサートでは、政次の「中の人」自ら、演奏に合わせた朗読で「政次が裏切り」って言っていたし、藤井フミヤにも「政次悪かったねえー」とか言われているし、やはり我々が前から気がついていた「あれ?政次って全然裏切ってないじゃん、って思ってる我々の方が少数派なの?」っていうのは本当ななでしょうか?

 って思って、そういや脚本家の森下さん自身が「これほど複雑に描いたつもりなかった」と言っていたことを思い出し、とうとうノベライズ本買ってしまいました。ノベライズ本読んでる人たちは「先に読んじゃうとネタバレになってしまうけど、映像化されるのを見ると、え?あれがこうなるの?ってびっくりするのが面白い」と言っていたので「そういうもん?」って思ったので。

 で、ノベライズ本読んだ印象としては、やはり政次はセリフだけ追っていると、もっとクールなんだよね。

 たぶん、普通のイケメン俳優に演じさせたら、去年の直江兼続みたいな感じになったんじゃないかな。
 そして、たぶん、三浦春馬がいい仕事したんだと思う。
 三浦春馬の役所はキラッキラな王子様だったけど、10年に及ぶ隠遁生活ゆえに、感情の一部分が死んだ状態になっているって設定だったんだけど、その難しい設定を脚本家が想定した以上に見事に表現しちゃったようだ。

 なので三浦春馬が「キラキラ王子だけど、信用できない二枚目(サイコパス風味)」になってしまったので、対する高橋一生は、月のような存在で、キラキラ王子の眩しさに引け目を持っているし、感情だだ漏れを必死に隠すしっていう、「少し頭はいいけど、平凡な器の男」(秀才だけどトップの器ではない)って造形になっている。

 で、我々はそんな政次の顔芸、首芸、膝ドンだの足ドンにいちいち萌えているわけですが、「政次は裏切り者」って観ていた人とは違う次元でドラマを楽しんでいたわけで、たぶんこういうのって中高年には、特に男性にはアピールしないわけでそりゃ視聴率出ないよなあ、と思う。

 さて、ノベライズ本を最後まで読んでしまったので、明日の話も読んだが、「ああ、だから二度盗むなんだ」ってわかったし、政次の出番多かったので楽しみです。
 そして、今後は直虎が急成長してきて、政次や南渓和尚が「あれ?抜かれそう?抜かれてる?」って戸惑う描写があったので、後半も楽しみです。

 後半はどうなるんでしょうね?
 すでに発表されてる海老蔵の信長がいつ投入されるのかもわからないし、武田信玄役には某大物俳優との噂もあるけど、公式は沈黙しているし。

 とにもかくにも、高橋一生が今の大河ドラマをここまで複雑なことにしてしまったことは確かですが、そこに夢中になっている我々が恐れているのが「政次Xデー」で「助命嘆願したいような、どう美しく殺してくれるのか楽しみなような」ってところなんですよね。

 追記:どうやら海老蔵信長は来週あたりに登場するとの噂。


6月9日(金)

 成宮寛貴の失脚の時も驚いたが、小出恵介の方が出演作にコアなファンが多い作品が多いので「どうなるんだこれ?」と衝撃度が高い。

 私は「小出恵介にはそれほど」って言うか、特に好きでも嫌いでもないんだけど、そういや、最近、野村周平が売れてきて「なんか小出恵介と顔立ちがカブるなあ」って思っていた程度。

 そしてどうやら小出恵介のやらかしたことは、極楽とんぼの山本と似たようなことらしく、ほんとにそうだとすると、そう簡単に復帰することは難しいだろう。

 こういう形の「推しの死」もあるんだなあ、と思い知った。
 「ましゃロス」なんて、これに比べると可愛いもんだし、だったら本当の意味で死んでくれたほうがまだマシかも。出演作が封印されるどころか、「追悼」としてじゃんじゃか流れるだろうから。

 そして、会社でその話をしていたら「シン・ゴジラにも出てたよね」って言われて「え?そうだったっけ?」
 小出恵介の記憶が全くないなあ。そんだけ「好きでも嫌いでもない」ってことなんでしょうね。

●昨日はゲシュタルト崩壊、今日はアルゴリズム体操

 同僚というか、オフィス内ではルームメイトになっているM上は冷房が苦手なので、極力窓空けで対処しているのだが、今日も窓開けていたら道を通る小学生男子の声が響いてきた。「手を横にー、あら危ない」

 ええと、それ私知ってる。
 ・・・・(3秒経過)・・・「アルゴリズム体操だ!」

M嬢 「え?なに?」
私  「え?知らない?手を横に(実演)って、ピタゴラスイッチでやってたやつ?」
M嬢 「ピタゴラスイッチってなんか聞いたことあるかも」
私  「その番組の中で、アルゴリズム体操っていうのがあったんだよ、お笑い芸人の・・・名前思い出せないけど」
M嬢 「アルゴなんとかっていうお笑い芸人なの?」
私  「いや、そうじゃなくて」

 これじゃ私が「#職場の高橋一生(家森バージョン)」だ。
 いろいろ説明していたら「おかあさんといっしょ、みたいなもん?」って言われて、「そうだけど、そうじゃないんだよおおおおおお」って思ったが、「ゲシュタルト崩壊」も「アルゴリズム体操」も「ピタゴラスイッチ」も私の中では燦然と輝くメジャーなモノなのに、どうしてこうなるの?って軽くイラついた。

 私は面倒くさいヤツだ。
 「私ってちょっと変わってるんです」って自慢げに言うくせに、私の思う主流が全然通用しないと「なにこれ、私がマイナーってこと?」ってけっこうヘコむから。

6月8日(木)

 なんかこの話はデジャブ感あるんですけど・・・・

 職場で上司が「梅雨時は体調が悪い」という話をしていた。
 そうそう、この話書いてなかったかもしれないが、ずいぶん前から私と上司はパーテーションで仕切られてしまったので(セキュリティ上の処置)、前みたいに席についたまま上司とおしゃべりできない形になっている。
 まあ、声は聞こえるので、上司は私に用があると、パーテーション越しに「ミヤノ!」って怒鳴るので、「銭湯での夫婦の会話みたいなのやめてくださーい」と言っているんだけど。

 で、その「声は聞こえるけど、隣の部屋」で上司が「梅雨時は体調が悪い」という話をしていた。

 湿度が高いとミストサウナの中にいるようで、「呼吸がうまくできない。どうやって呼吸していたのかわからなくなる」と語っていて、同僚たちが「えー?そんなことあるんですか?」って戸惑っていた。
 そしたら上司が「こういうの、ゲシュタルト崩壊って言うんだ」と言うので、同僚たちはさらに「はあ?」ってなっていた。「ゲシュタルト崩壊」が通じなかったので、上司は「あれ?ガラパゴス崩壊だったっけ?とにかくそういう言葉聞いたことない?」「えー、よくわからないです」

 隣室で私は笑いを堪えながら「や、やめて・・・」

 また「#職場の高橋一生(家森バージョン)」案件始まっちゃったよ。
 「これってゲシュタルト崩壊でしょ?あれ?ガラパゴス崩壊だったっけ?」って、本家の家森さんよりも面白いではないか。

 それに過去に「ガラパゴス」を連呼していたのは私なのだ。
 「えーと、あの店なんていう名前だっけ?ガラパゴスみたいな感じのアウトドア系ファッションブランド?」って言うと、同僚たちに「何言ってんの?」って顔されたけど、上司だけが冷静に「もしかして、パタゴニアのこと?」ってわかってくれたのだ。
 それ3回くらいやらかして、今ではちゃんとパタゴニアってすぐに出てくるようになりました。

 なので、ガラパゴス崩壊も、もうやめてほしかったし、家森さん状態もやめてほしかったので、隣の部屋にヌっと顔を出し「ゲシュタルト崩壊で正しいです」と言ったら、同僚たちが「先生来た!」

 引き裂かれる前までは上司が面倒くさいこと言い始めると相手するのは私の役目だったのですが、私が隣の部屋に移動してしまったので、同僚たちはちょっと困っているのも知っているが、「それも仕事のうち」と突き放していたのですが、たまにこうして顔を出してしまうわけです。

 そして私が「でも、呼吸方法がどうのっていうのは、ゲシュタルト崩壊じゃないうような」って言ったら、「でも、パーキンソン病で歩行が上手くできないのを医者がゲシュタルト崩壊がどうのこうのって説明していた」
 上司の母親はパーキンソン病なんです。
 そっか、ゲシュタルト崩壊っていうと、文字認識によく使われるけど、心理学用語だから動作でも起こることだし、医療現場でも使われてるのかもね。

 しかし、「ゲシュタルト崩壊」って私にとっては「マイムマイム」くらいメジャーな言葉っていうか、実は意味よくわかってなくても使っていた時もあり、「ゲシュタルト」は「崩壊」の枕詞だと思っていた時もあったほど。

 だから、私と上司だけが「ゲシュタルト崩壊」を知っていて、同僚5名が「なんすか、それ?」っていうのって、どっちがフツーなの?
 それとも私と上司が同世代なので教科書に「ゲシュタルト崩壊」が載っていて、厨二病的な単語だからよく覚えているだけなんだろうか?

 さて、今日のイセクラさんニュースは「月9が公式発表」でしたが、それよりも「小出恵介が未成年女子と交際してて飲酒もしてて失脚」の方が激震でしたね。
 つい先日も橋爪功の息子が覚せい剤で逮捕されて、その橋爪遼が「のだめカンタービレ」に出ていたことを知り「ああ、あの役か」って驚きましたが、小出恵介の方が「のだめ」的には主要キャストなので。

 それよりも、小出恵介はこれから放送するNHKのドラマも放送中止になったらしく、ほんと影響が大きいのだが、出演作多いだけに「再放送枠」にも相当影響出るんでしょうね。
 これも高橋一生沼に落ちてから知ったのだが、地方局とかBSとかCSって過去ドラマの再放送で満ち溢れていたのです。「東京在住、地上波オンリー」の私には知る由もなかったが、そういうことだったようです。

 しかし、ドラマには罪が無いんだから、別にいいじゃんとも思いますけどね。
 それでは済まされないようなことだったんだろうか?
 未成年に飲酒が問題だったとしたら、私もJKの時に隠れて飲酒していたので、「それくらいで」と思いますが、「不適切な関係」の方が問題なのかね?

6月7日(水)

 ですから、今月は日曜出勤が3日もあるため、今日は調整で休みです。

 そして、今日はけっこう歩き回っていたんだけど、あまり足が痛くなかったので調子に乗ってエレベータ使わずに階段登りまくっていたら、ちょっとだけ痛くなってきたので自重自重。

 あと、これはここんとこずっと思っていたことだけど、日記に書いたのか覚えていないので書くけど、50歳の自分がさあ、「まじヤバい」とか「超エロい」とか連呼しているなんて、20代の頃は想像もしなかったなあ。つーか(←これも多用してるな)50代の自分ってものを全く想像してなかったので、20歳の頃の自分に「あんた、50歳の時はこんなことしてるよ」って教えたら、どんな顔しただろうか?

●映画「帝一の國」

 水曜レディースデイだから観に行っちゃたよーん。
 私はこれまで、この手の邦画にほとんど興味が無かったので、これも20代の時の自分に教えたら「え?」って絶句しそうです。

 戦隊モノあがりの若手イケメン俳優大集合映画なので、「今後のために押さえておこう」と思って観てみたのですが、いやあ、面白かったです。バカ映画なんだけど、気持ちよくゲラゲラ笑えました。
 夕方4時40分からの上映だったので、ゾロゾロと高校生男子が入ってきたので「お、おお」と思った。男子高校生と映画館でご一緒するのってほとんど記憶にない。
 もちろん女子高生もけっこういたし、私の席の並びには高校生カップルも座っていて「リア充と一緒だ!」って映画始まる前から、なんだか興奮しちゃった(笑)

 そんな客席だったから、みんなケラケラよく笑って観ていたので、ほんと楽しかったです。

 噂の竹内涼真くんは、やっぱり全然、高橋一生似じゃねーよ。
 この映画では、超美味しいカッコいい役だったので、男前セリフ満載で、ただひたすらカッコかわゆかった。
 あのベビーフェイスで身長185って、系統的にはやっぱし東出くんでしょ。
 朝ドラ「ひよっこ」でも「ごちそうさん」の東出くん的な登場シーンだったし、でも、あの登場シーンでの「面倒くささ」は演技的にはイマイチだったけど、「帝一の國」の竹内くん観てみたら、「この子は、こんな風にガガーンとカッコよくやらせた方が映えるんだな、今は」って思った。
 東出くん的な「どん臭さ」が無いんだもん。

 すっごいカッコいいんだけど、顔が幼いっていう、なんていうんだろう、男子幼児のキムタク期のママの脳内で成人変換される息子みたいな?(自分で書いててもよく意味がわかりません)

 そう、この映画は私みたいなオバサンにとっては、「子犬の兄弟が5匹くらいでジャレあってるのを2時間くらいヘラヘラ眺めている」って感じでした。至福の時間。とにかく「かわいい」「かわいい」「かわいい」としか言葉が出てこない。

 竹内涼真が本当にかわいいってことはよーくわかりましたが、千葉雄大くんもよかったです。
 千葉雄大の方が、ちょこちょことドラマで「かわいい後輩男子役」で観ていたと思うけど、あまり記憶に残ってなかったが、この映画では「知性派眼鏡男子」だったので、どっちかというと、こっちの方が「MOWのCMでの高橋一生っぽい愛らしさ」だったと思う。
 千葉雄大はもう28歳なんだ・・・・
 この子は身長があまり無いのが(公称173)惜しいところだが、こっちの方が「高橋一生→田中圭」の流れの次に乗せたほうがいいような気がする。

 それにつけても、やはり菅田将暉はいいね。
 父親役の吉田剛太郎と、実にくだらんことで怒鳴りあっていたけど、「蜷川演出のシェイクスピア俳優」とがっつり怒鳴りあえる菅田くん、ほんと凄かった。
 そして、後半で涙流すシーンはほんとエロくて、「今の大河ドラマで、高橋一生演じる政次が死んじゃったら、ほんとどうしよう?」って今から心配しているのですが、「菅田くんが交代で登場してくれたら、なんとかなるんじゃね?」って期待が持てました。

 さて「帝一の國」は男子校が舞台なので、とにかく男臭いのですが、竹内涼真、千葉雄大、志尊淳とベビーフェイスなイケメン祭りになっているので、原作ファンはどう思うのかわかりませんが、「イケメンパラダイス映画」としてはいい出来でした。

 なんといっても、中盤?いや後半で「校庭でマイムマイム踊る」ってシーンがあって、菅田将暉と竹内涼真と千葉雄大と志尊淳がマイムマイム踊ってるんですよ。
 「もう、こんなシーン、この映画でしかありえないんだろうな」っていう凄いシーンでした。

 この映画は、設定は狂ってるんですけど、CG使うわけでも、派手なアクションがあるわけでもなく、ものすごーく現実的に地道に選挙運動してるわけで、そのハイライトが「男子高校生が校庭でマイムマイム」だったりするわけです。
 いやほんと、あのフォークダンスシーンには、どんなに予算かけたCGよりもインパクトありました。だから、菅田将暉と竹内涼真と千葉雄大と志尊淳がマイムマイム踊ってるんですよ?
 「そこに、私も入れてーーーーー」って絶叫するでしょうよ。

 ああ、高橋一生とオクラホマミキサー踊りたいなあ。但馬でやって、但馬で、指先だけでちょこんと触れて、「 では、これにて」って襟元直してパートナーチェンジって、あああ。

 それにしても、今思い出すと、なんで私の頃はあんなにフォークダンスさせらていたんだろう?って思いますが、この映画で「マイムマイムがかかると、ついうっかり踊ってしまう」ってことは、今の若い子たちもついマイムマイムには体が反応しちゃうんですかね?
6月6日(火)

 今日は眼科。
 やっと眼圧が下がりました。前まで20ちょいだったのが、18と16になったので「じゃあ、この目薬続けてみましょう」と3つ目でやっと効果出た。
 そして、また視野検査やったんだけど、ほんとあれは疲れる。
 そして右目に比べると左目がほんと見えてないのがわかって悲しい。

 ただ、最近わかったのだが、私はスマホなど近くのものは弱い左目で、遠くのものは右目で見ているらしい。お前たち支え合って頑張ってくれているんだね。って、だから、遠くも近くも、見えにくいんだけどさ。でも、またすぐ脳内補正するんでしょうね。

 うん、だから人が視覚で見ているつもりになっているものって、たいてい脳内補正されてるものだよね。

 さて、高橋一生沼にドボンして数ヶ月経過してますが「どうやったら抜けられるのかさっぱりわからない」のですが、私がこれだけメジャーなものに夢中になるのもキアヌ・リーブス以来なのかなあ?
 そして、ドメスなメジャーなことの利点って「供給が多い」ってことですね。

 金曜日の「#職場の高橋一生」祭りはまあ公式からの供給じゃなくて、クラスタの「供給がなければ自分で作ればいいのよ」っていうことでしたが、日曜日は大河ドラマで「政次の新技、足ドンきたーーーーーー」で盛り上がり、その後、みんなで延々と「くだらんぞ、但馬」のセリフを反芻していたところ、月曜日は森永アイスのMOWがネット動画で「6秒CM」の高橋店長を大量投下。

 それで「もう、もー」って盛り上がっていたら、今日は瀬戸康史が高橋一生とのツーショット写真をアップしたのだが、それが、もー

BS TBS『美しい日本に出会う旅』の声入れで、一生さんと遭遇。

満面の笑みから全力で横揺れする高橋一生...(笑) pic.twitter.com/ctCZMt25Ll

— 瀬戸康史 (@koji_seto0518) 2017年6月6日
 フツーにブスいのですが、やっぱ、おデコやばいよな。前に柴咲コウのインスタに載ってたオフショットも生え際ヤバそうでしたが、オフショットの「コレジャナイ感」がだんだん増しているように思えるのは「中の人」の意図的な戦略なのかも。
 「作り物」である雑誌のグラビアとの落差が激しすぎてびっくりするけど、ほんとあのエロ美しかった清澤料理長がこれを土台に作られてると思うと、ほんとびっくりするけど。
 美容師の技術ってほんとにすごいなあって。
 ほんと、髪型って大事なんだなあ。

 ほんと、さっきの「人は自分の見たいものを見ている」話じゃないけど、そういう目の錯覚というか、脳の勘違い的なことを高橋一生を研究していると凄くよく感じるのでございました。

 そして、朝ドラ「ひよっこ」に今週から満を持して竹内涼真くんが登場した。
 初っ端なから主人公に面倒くさいことグダグダ言う長身高学歴男子な感じに私は同じBK制作だった「ごちそうさん」の東出くん登場シーンを思い出したが、「カルテットの家森みたいだ」って呟いていた人の方が多かった。

 竹内涼真くんに関しては、少し前から「高橋一生に似ている」と指摘されていて、「高橋一生にプロテイン足した感じ」とか言われていたけど、まあタレ目な感じとか似てるかなあ?

 それに、ここ最近、大河ドラマ番宣取材で大量投入された「グラビアの高橋一生」は確かに竹内涼真っぽい雰囲気だし、それこそミライースのCMでメロンパン頬張っているのなんて、まさに竹内涼真の兄貴分なんだけど、私が高橋一生だと認識しているのは、これじゃないんだけどなあ。

 じゃあ、だったら、なんだ?

 朝ドラで竹内涼真くん鑑賞した後、眼科に寄って「いろいろ検査したから、お会計3700円かよ!ああ、日本の医療費がああ、すいません、ごめんなさい」と思いつつも、やっと合う目薬が見つかったので、「毎日目薬差す人生が約束されてしまったのですね」と思いつつも、「私が見ている高橋一生とはいったい何なのか?」と会社に向かう電車の中でぼんやり考えていたら・・・・

 すごく、怖いこと思いついてしまった・・・・

 頭の中で、膝から崩れ落ちた。






 猫バスだ・・・・・・・





 猫バスだ・・・・・・・





 沼に落ちたんじゃない。





 私は、猫バスに乗ってしまったのだ。





 そして、あの毛皮でフカフカな車内にうっとりと埋もれてしまったのだ。





 ヤバい。
 猫バスはまじヤバいやつだ。
 「トトロ」を観るたびに「猫バスは本当にヤバい」と思っていたが、まさか50歳になった今、「猫バスという概念の擬人化」にハマるとは。
 外見は「変な生き物」だけど、中はフカフカで、その毛皮に顔を埋めると、確かな獣臭・・・・それすらも甘美な「私だけの乗り物」


 こりゃ、降りられないよなあ。降りるわけがない。


6月3日(土)

 そうそう、昨日は私も「#職場の高橋一生」ネタを考えようと貴重なネタ元である上司を観察していたのですが「女子社員の隣に椅子寄せて、一緒にパソコン画面見ながら指示出してるんだけど、机に肩肘ついて頭を乗せて女子にあまり顔近づかないようにしてるんだけど、その反動なのか組んだ足も遠くに投げ出していて、すげーカッコつけた家庭教師みたくなってる #職場の上司」だったり、「この間、町でこんな変なの観たんだよ」と部下たちに言うが、「えー、そんなのありませんよー」と言われて「ほんとだって、ネットで検索してみてよ」と検索させたら「ああ、これですか?」って実在することがわかり「ね?ね?あるでしょ?あったでしょ?」と早口のドヤ顔でまくしたてる #職場の上司・・・・

 ヤバい、この遊び続けていると上司に惚れそうになる(笑)
 というわけで即刻中止しました。

 ところで、10年前の大河ドラマ「風林火山」が日曜日にBSで再放送されているので、「日曜の昼は若い高橋一生観て、夜は今の高橋一生」って方もちらほら存在するのですが、私はオンデマンドで時々観ていたのですが、出番少ないのよねえ。

 主人公の山本勘助が内野聖陽で、W主演的な二番手が武田信玄役の今の猿之助で、高橋一生は信玄の側近なので画面にはけっこう出てくるのですが、軍議の場に座っていてもセリフが一つもなかったりとか。
 それで作戦(?)を変更して、イセクラさんが綴った感想文を検索して「この回は活躍するらしい」ってとこだけ拾って観てしまった。

 それにしても武田信玄役の猿之助が当時40歳くらいなのに「元服前から近習として使えてきた家臣」の駒井役の高橋一生は当時26歳?だから、てっきり武田信玄が若い頃しか出てこないんだと思い込んでいたが、最終回までしっかり出ていた。変な付け髭つけて。このドラマは川中島の合戦で終わっているので、信玄公は50歳くらいなんだろうけど、駒井若すぎるだろ。

 と思っていたんだけど、イセクラさん曰く「駒井回」らしい25話「非常の掟」を観てみたら、信玄公が今川仮名目録(直虎でも登場)を手本に自領向けの法度を起案することになり、その素案を駒井に任せていた。
 駒井曰く「今川仮名目録は今川公が56歳の時に作ったものだけど、うちの殿は今26歳なんで、それらしいものを作らねば」

 そっか、やっぱし高橋一生は「信玄公の実年齢脳内補正要員」なんですね。
 お館様、すごい威厳バリバリで、全く20代には見えないのですが、「でも年齢的には、この駒井くらいなのよー」ってことなんですね。

 それ、けっこう無理あるなあ。
 だって、この頃の高橋一生は実年齢マイナス5歳くらいに見えるんだもん。だから高校生役よくやっていた。

 なんでこういうキャスティングになったのかなあ?
 と思って、今日は図書館までお散歩して、井上靖の「風林火山」を斜め読みしてきた。
 ほんと斜め読みしただけだが、やたらと姫様が出てくる話で「山本勘助はロマンチストってこと?」
 そういや、ドラマも飛ばし見しているけど、けっこう姫様たちがウダウダやっていたので、それが原作のテイストなんだろう。

 だから駒井政武もドラマオリジナルキャラなんだろうけど、25話みたいな時々重要な局面で出てくるけど、それほど掘り下げられないんだよなあ。
 でも駒井という人物は史実的には重要な人物で、日記残しているらしく、それが武田信玄を知る上で貴重な一次資料になっているため、どうしても入れたかったんだろう。

 でも、山本勘助主役の軍師モノだから、文官である駒井の出番はさほどなくて、でも他の若手家臣は高橋和也とか田辺誠一とか、当時30代後半のわりかしイケメン揃えているんだから、駒井役も30歳くらいのそこそこイケメン俳優でよかったような気がするんだけど・・・

 うーん、当時の状況わからないけど、「出番は少ないけど重要な役」だから、当時の高橋一生に回ってきたんですかね?(NHKでは「少年たち」に出ているし、その後、2回も大河ドラマ出演実績がある)

 「出番は少ないけど重要な役」といえば、これも前に観たけど感想文書いてなかったNHKの「クライマーズハイ」っていうのがあった。

●「クライマーズハイ」NHK 2005年

 このドラマ、リアルタイムでは観てなかったが(日航機墜落事故とか辛すぎるので観ない)、高橋一生目当てで観てみたら、「佐藤浩市主演、松重豊、光石研、大森南朋、新井浩文、赤井英和、岸部一徳、大和田伸也、美保純、岸本加世子、伊武雅刀、寺島進・・・」ってバイプレーヤーズ祭りでした。

 横山秀夫原作で、私は横山秀夫がチョイ苦手だ。
 って断言できるほど読んでないけど、「仕事頑張ってるぜオレ」な感じが苦手だ。

 だから「半落ち」もあまり面白くなかったんだけど、このNHKドラマの「クライマーズハイ」も、役者個々の演技には感じ入るところがあったが「で?結局なんだったの?」とも思う。

 このドラマでの一番の収穫は子役時代の泉澤祐希が確認できたこと。
 最初出てきた時「あれ?この子の顔、どっかで観たぞ?」って検索したら「あー、あの子か!」  朝ドラ「まっさん」で主人公の甥役だったり、今やってる「ひよっこ」で主人公の幼馴染役の「みつお」だったりするので、うちの母にも「この、みつおの子、三年後くらいにブレイクするから」と予告しておいた。(もう少し大人の顔になったらきっともっと大きい役をするようになるはず)

 で、「クライマーズハイ」の高橋一生は、「日航機事故」の当時を振り返る佐藤浩市の「定年迎えた今」の時系列で山岳ガイドとして登場していたのだが、その「オチ」を観た後、「は?」ってなった。
 見た目が大学生くらいに若いので、そういうこと言い出すとは全く思ってなかったので。

 そんで、「確か冒頭で登山登録書いていたな」と思い出し、リピートしてみたら、しっかり32歳って書いてあった。
 うん、あの時代の60歳の人の息子なんだから30代だろう。いや、高橋一生は佐藤浩市の同僚の息子なんだけど、幼少時代にも出てくるので、佐藤浩市の息子とそんなに歳離れていなかったはず。

 当時の高橋一生の実年齢が23歳なので(ミートボールマシンと同じ)、童顔な彼をなんで32歳の役にしたのかね?
 一つ考えられるのは、絶壁を登る設定なので「佐藤浩市はともかく、若手の方は登山経験者の方がラク」(佐藤浩市とかこういうのけっこうやってそうだし)ってことでロッククライミングが趣味で、出番は少ないけど重要な役だから演技力もある若手ってことなのかなあ?ちなみに映画版では同じ役を小澤征悦が演じている。小澤の方は撮影当時32歳(笑)

 へー、ドラマ版だと「佐藤浩市、大森南朋」が映画版だと「堤真一、堺雅人」になってる。岸部一徳→遠藤憲一、松島豊→田口トモロヲとか、これテレビ版と映画版を続けてみたら頭混乱しそう(笑)

 でも、重たい話だし、また観たいとは思わないかなあ。

 そうそう、書いておかないと忘れそうだから、またネタバレ(っていうほどじゃないけど)を書いてしまうけど、高橋一生が最後になんて言ったかっていうと、父の友人である佐藤浩市に向かって「お嬢さんを僕にください」って言ったんですよ。

 だから「はあ?何言い出してん?」ってなっちゃって、でもよくよく考えたら、20年前に小学校高学年くらいだったんだから「そういうお年頃」だったんだって気がついたんだけど、もしかしてそういうミスリード誘うためのキャスティングだったとか?(いや、そこまで複雑にする場面ではない。それに、佐藤浩市の息子が成人した姿は出てこないので、高橋一生の役から今どんな姿になっているのか、想像させなきゃいけない役だと思うんだけどなあ)

 って私もつまらないことグダグダ考えるよね。

6月2日(金)

 だめだ、本当に情緒不安定だ。

 少し前から気がついていたけど、笑いのツボに入ってしまうことが多くなり、職場で休み時間にネット観てても「ごふっ」となるとしばらく笑いが堪えられないし、何度も思い出し笑いしてしまうし。

 さらに今日はツイッターで「#職場の高橋一生」がトレンド入りしてたので、時々眺めていたのだが、やはり「ごふっ」ってなってしまって、ほんと仕事が手につかなくて困った。

 そうそう、仕事サボっていたのは午前中もそうで、朝ドラ「ひよっこ」に登場した「閉鎖する工場の什器を撤収に来た運搬業者」のリーダーの声に「あれ?この人のこの声、どっかで聴いたことがある」って電車の中でもずっと考えていて「なんかあの独特の低音美ボイスで、なんかすごく優しいセリフだったはず」とずっと考えていて、そしたらやっと思い出したんですよ。「カルテットのタコ焼き屋さんじゃね?」って。

 ところが検索しても、カルテットのタコ焼き屋さんの役者名わからないし、「ひよっこ」の出演者リストにも名前が無いくらいのチョイ役なので「うーん、困ったなあ」と仕事サボっていろいろ検索していたのですが、ふとツイッターで「カルテット ひよっこ」で検索してみたら、出たーーーーーー、やっぱり気がついている人は気がついてました。

 「阿部たかし」という役者さんなんだそうです。
 しかも、この人、「真田丸」にも出ていて、あの「おーい」殿じゃん!!!!!!!
 そうだ、あの大井殿の声もしっかり脳内再生できたよ。

 すごいなあ。
 ほんと役名も無いような短いシーンだけの出演なのに、こんだけしっかり覚えているなんて、しかも私の記憶力がこんだけ衰えているというのに、しっかり覚えているなんて、もう次はこの人ブレイクさせましょうよ。

 セリフ回しには特徴ありまくりだけど、ルックスが光石研とか安田顕あたりとカブるのが惜しいかなあ。
 「ひよっこ」では、工場長の松下さんを演じた奥田洋平も良かったので、ほんとキャスティング頑張ってるなあっていう印象です。

 しかし、芸能界も厳しい世界だよなほんと、かつて「キムタクにだったら、何されてもいいんでしょ?」っていうのが、まだ一部だとはいえ「高橋一生だったら」に書き換わっていたり、「福山雅治だったら」が「星野源だったら」に書き換わりつつあったりしてるわけで。

 まだ高橋一生の研究のほんと初期段階なのですが、今のところの仮説というか「なぜ高橋一生は20代半ばでブレイクしなかったのか?」という素朴な疑問へのアンサーとして「年齢とビジュアル(体格も含む)が嵐とカブっていたから」って思っているんだけど、だってニノと桜井くん足して2で割ってみると高橋一生っぽくならない?
 それこそ、嵐の5人足して、5で割ったら、高橋一生っぽくなると思うんだよな。


6月1日(木)

 前に営業電話に出て「弊社ではそれを導入する可能性は無いですねえ」ってお断りしたんだけど、「資料をお渡ししたいので」と言われて「まあ、暇だしいっか」とアポとった営業マンが今日来たのだが、それが森永アイスのMOWのCMの高橋店長を7掛けしたくらいの上物だった。(かわいい系眼鏡男子という意味)
 しかも関西人らしく、抑えた関西弁でゆっくりしゃべるから、可愛さ倍増し!
 おかげでニヤニヤというよりも何度も吹き出しそうになるのを堪えながらお話伺っていたので、向こうは「好感触」と受け取ったようで、さらに熱心に話してくれていたが、ほんと全然お役に立てなくてゴメンなさい。

 それで、終わったあと、「わーい、かわいい男子といっぱいお話しちゃった」ってルンルン気分で席に戻ったら、マスオさんから「ミヤノさんが発行した◯◯の請求書のここが間違っていたようなので訂正再発行してください」って言われれガガーン。
 いや、それ、「3月だけ発生する売り上げです」って言われていて、ちゃんと4月には「先月のアレは削除」って言われていたのに、何度も念押しされていたのに、うっかり消し忘れていたらしい。

 ほんと、私の凡ミスだし、ミスしそうな箇所だから担当部署は丁寧に知らせていてくれたのに、やっちまったとは・・・・すごいショック。

 しかし、今日は朝からまた腰痛に悩まされていて「ほんと体の調子わりーなあ」って軽く鬱気味だったのが、高橋店長7掛けの出現で、けっこうテンション上がっていたのを自分の凡ミスで叩き落されたので、自分でもびっくりするくらい落ち込んでしまった。
 1時間くらい、何も手につかないくらいに。(そんだけ暇だったってこともありますが)

 ああ、そうか、体調も良くなかったし、これも更年期障害なんだろうなあ。この情緒不安定も。
 二日前くらいに突然謎の多幸感に包まれ「やべ、なんか瞳孔開きまくってる感じだ」と多幸感に包まれながらも不安になったが、気分の乱高下激しくてやんなっちゃうなあ。

 さて、書いてなかったドラマの感想でもメモっておくか。

●「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」

 先週やっと観て「もういいや」って思ったんだけど、今週こそ「眞島秀和マジ不憫回」との噂だったので、眞島に「本当の不憫をお見せしますので1週間後に・・・」と言われたような気分になったので観てみた。

 いや、どなたかが「高橋一生の不憫でみんな萌えてるけど、今クールの眞島秀和は緊急取調室では、主人公の亡き夫役として遺影だけで出演だし、CRISISでは2年も潜入捜査している間に妻の心は西島秀俊に、ってマジ不憫だよ」とか書いていたので。

 そしたらさあ、ほんと凄かったです。
 西島秀俊と石田ゆり子のほんといいシーンだったと思うのですが、私は完全に眞島さん目線になっていたので、「なにこれ、なにこれ、眞島さんが超かわいそうなんですけど」と涙目で観ていたので、翌朝目が覚めたら西島秀俊と石田ゆり子のほんといいシーンが完全に記憶から削除されていました(笑)

●「あたなのことはそれほど」

 山崎育三郎にBL属性をつけたっぽいので最後まで見届ける覚悟を決めたのだが、私は波瑠がけっこう好きらしいので我慢して観ているわけではないです。仲里依紗もけっこう好きなので「今までやってなかったような役だなあ」って観ていて楽しいし。
 しかし、それよりも、今更気がついたんだけど、私は麻生祐未がとことん好きなんだよなあ。
 いや、麻生祐未が観たくてドラマ観ることはなかったが、今まで、どんな役をやっていても麻生祐未には好感っていうのか・・・・他にそういう女優って、深津絵里とか綾瀬はるかかなあ?
 テレビつけたら、彼女たちが出ていてたら、そのままなんとなく観続けてしまうんだなあ。波瑠はそこまでではないけど、なんかそれに近い。

 なんでなのか自分でもわからないけど、共通項は「美白」かしら?(笑)

 ところで、原作には無いオリジナルキャラの山崎育三郎がせっかくBL設定なのに、あんまし活躍してないような気がするので、もっとどーかよろしくお願いいたします。

●「恋がヘタでも生きてます」

 これ木曜深夜なんで、今週じゃなくて先週だけど、前にも書いたけど、これが今クールでイチオシなんだけど、先週の8話は終盤の山場だったんだけど、「死んだと思っていた元カノが実は生きていました」っていう、往年の大映ドラマみたいなベタ設定ぶっこんできたので「いいぞ!もっとやれ!」ってバカ受けしてしまいました。

 またこの「元カノが急に復活してきて動揺しまくって主人公とちゃんと向き合えない田中圭」が安定の「いい人なんだけど、ちょっとクズ」をやっていて、大河ドラマでの三浦春馬の「クズ親」の名演に迫る勢いだと思いました。

 えーと、以上、ざっくりと観たドラマの感想をメモったのは、「10月期の月9は篠原涼子と石田ゆり子と高橋一生と田中圭」って情報が入ってきたからです。
 えー、ほんとにそれやるの?
 なんだか、ハモとウナギと松坂牛と松茸でコース料理作るような荒技のように思えるけど、そうなるともはや闇鍋的な香りがするけど、月9は今の「貴族探偵」でも超暴走しているので(やっと登場した仲間由紀恵様が美しかった)、もはや王道じゃなくてサブカル臭が漂っているので、ほんと頑張ってくださいとしか言いようがない。



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