可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

10月31日(月)

 昨日の日ハムの負けっぷりというか、シーズン中、あれだけ「見せびらかし継投」と(ハムファンが自称していただけだが)言われた中継ぎ陣の炎上ぶりに目眩がした。

 そして、夜はイムさん炎上に涙した・・・・・

 うーん、映像で観てないからなんとも言えないけど(ラジオ聴いてました)、やっぱし、この間のシーズン最終戦でイムさん観たときに「なんか膝が少し揺らいでいるような」って思ったので、悪い予感が当たってしまったわね。

 まあ、イムさんの場合は荒れ球で普通なわけで、少しブレるとコントロールがさらに悪くなるので、それでさらに疲れたまってくると下半身が安定しないので、球威もなくなってくるので・・・・・

 「でも、まあイムさんのせいで負けたわけでもないし」と自分を慰めていたけど(9回裏に少しだけ反撃したので、9回表をイムがビシっと抑えていたられば理論が展開されたのは確かだが)、会社で仕事していて、何度も「イムさんパスワード」を打ち込む機会が多く(月末だったから、各銀行のウェブ銀行システムに頻繁にログイン)、しかもログインパスワードも実行パスワードも「イムさんなんちゃらパスワード」になってるため、パスワード打つたびに「ほええええ」と溜息ついてしまいました。

 えーと、只今、20:50 ヤクルトやっと追加点とって2-0で勝ってますけど、まだまだわからんなあ。関根爺のおとぼけ解説ぶりにけっこう癒されているが(笑)

 おや、村中が出てきたぞ?負けるなら、村中かマツケンあたりで負けてほしいなあ(笑)
 (って、そりゃマツケンファンですし、村中も大好きなのですが、彼らだったら「まー、しゃーねーな」って思えそうでして)

 なんか村中、このシリーズ素晴らしいですね。意外ですよね。

 そして、飯原が出てきましたが・・・・・初球打ちで凡打・・・・・飯原がポストシーズンまさかの大活躍で(満塁逆転ホームランとか)、今シーズン大不振を帳消しにしてくれたりしないかしら、なーんてちょっと本気で妄想していたんだけど、「イムさんにプロポーズされちゃったりして?てへ?」くらいの大妄想だったらしいです。「宝くじ当たらないかなあ」とか「世界が平和で人類が皆幸せにならないのかなあ」と同じレベルですかねえ?

 そんで、飯原は全く空気だったというのに、その後、また追加点が入ったようだ。なんか巨人にエラーが出ると、ヤクルトが得点するね。
 つーか、寺内→古城とセカンドがエラー?
 巨人ってさあ、もう何年も前からセカンドが固定できないよなあ。ほんと、不思議。

 おお、9回表も村中が登板だ!そりゃそうだよね(笑)

 ありゃりゃ、村中がまたホームラン打たれちゃったYO!(なんかこういうこと、土曜日にもありませんでしたか?)

 頑張れ村中!

 しかし、ヤクルトも館山に準備させてるし、必死ですね。つーか、これじゃ名古屋に行く前に力尽きてるよな(笑)
 いや、これでいーのです。
 巨人に勝てばよろしいだけで、後はどーでもいーというか、名古屋で中日に「日本シリーズに向けてのいい練習試合」をやらせてあげてください。

 おお!村中頑張った!

 村中はテレビで観るよりも、生で観たほうが数倍可愛いのであるが、どっちにしても、いつのなんだかボヤーっとした感じの子なんだけど、このCSで大活躍してくれて嬉しいわ。

 結果的に第三戦まで出来て、「神宮球場満員」という珍事(去年の早慶戦以来?)になったので、よかったんじゃないでしょうか。

 えーと、お立ち台に立った森岡がバカ炸裂していて、中日ファンが「こんなドラ1押しつけてすまん」と謝罪していたりした。
 まあ、「シリーズ男」ってこういう選手なんじゃないの?(シリーズ行けるとは微塵も思ってないけど)
 このヒロイン観たら(観てないのでラジオで聴いていただけですが)西武の平尾がとてもまともな選手だという、どうでもいいことがわかってみたりして。

 でも、ヤクルトとしては、福地や藤本みたいな「他所から来た選手」がこういう終盤になって調子上げてくれるのは短期決戦の中では心強いし、そこに森岡みたいな伏兵が大暴走してくれると、いい調味料になってくれそうです。(中日ファン的には「落合采配には疑問があったが、今日の森岡見て、落合が正しかったこと(少なくとも森岡をクビにしたこと)は正しかった。という雰囲気のようでした。2ちゃん的には)

 さて、名古屋では、佐伯とか河原が大活躍してほしいなあ(すでに二人とも戦力外通告)。この土壇場で「山本昌が?」でも、いいけど(笑)
 ヤクルトも2勝くらいはしてほしいものですけどね。

 久々に2ちゃんの実況板に張り付いていたので、ツボに入ったのを収集。

25 :どうですか解説の名無しさん:2011/10/31(月) 21:37:12.21 ID:XwFavljD
藤本「これは阪神の分!」
相川「これは横浜の分!」
森岡「これは中日の分!」
福地「これは広島の分!」
「そしてこれが……」

ラミ「ヤクルトの分のバックホームだ!」


 ガイエルが退団しちゃったし、ラミちゃん戻ってくればいいのにね?

10月29日(土)

 昨日は会社の小物バカ社員について愚痴ってみたが、今日は少し反省して、私と対峙するとやや緊張気味になっているというか、バリアーを強化しているらしいバカ2号に天気の話題的な世間話ふって馴れ合っておきました。

 さて、今日の午前中は部長と二人きりだったので、例の新規事業への投資問題(ナカジ程度)の新展開について語り合った。
 新展開なのかも私には不明なのだが、昨日はその担当役員氏が、その業務関連の契約書のコピーをとってから、夕方より先方と会談するようだったので「なんか動くのね」とは気がついてはいたが、どういう方向に動くのかさっぱりわからなかったので、部長に「どうなりそうなんですか?」って聞いてみたのである。

 部長も詳しくはわかってないようだが、また今までのお金の動きを確認してきたので、以前にも何度もそう確認されたので、私が「資金の流れの概要」をまとめた表を再度見せたら、「ふーーーーーっ」と溜息をついていた。

 そして、「そもそも、なんでこの事業計画でオッケーしちゃったんだろうね、うちの取締役会は・・・」とボヤく。

 それは私も不思議です。
 最初にその事業計画というか、契約書を見たとき、私は「これ、金にならんでしょ」と思ったのである。部長も、契約書ファイリング担当者のK嬢も、そう思っていた。

 例えるなら、昭和40年代の私がまだ幼かった頃に「ミネラルウォーター売りましょう!」っていう事業計画みたいだった。当時は水道水の質に不満を抱く人なんてほとんどいなかった。私が住んでいた地域なんて当時は地下水汲み上げていたらしく、「タダみたいな値段でミネラルウォーターが供給されてた」らしいのである。しばらくしてから、東京の下町の地盤沈下が問題になったり、私が住んでいた地域も人口増加したので、地下水やめちゃったらしく「水道の水が不味くなった」なんて囁かれていたけどね。

 うちの会社が出資してしまった事業も「普通は、ほぼタダで手に入るモノ」に付加価値つけて売るというサービスだったので、「私がエンドユーザーだったら、これに金払わないなあ」と思ったけど、もしかしたら、ミネラルウォーターみたいに、「水と空気がタダの時代は終わった」ということもあるのかもしれないけど、でも、この商品に関しては、そういうブレイクが想像できなかったのである。

 でも、その業界的には「今最も熱い市場なんです」ってことは本当らしいが、ニーズはあっても、その必要のある人達が、いくら出すかねえ?って思った。

 まあ、日記にはそのサービスが具体的にどういうものだか書けないのがもどかしいが、とにかく私は最初からその新規事業には「金食い虫の匂い」を感じていたのであった。その話を持ってきた会社の当面の資金繰りをお手伝いするだけなんじゃって。

 私は「金食い虫」側で働いた経験もあるし、また、「オーナー企業って、こういうのいっぱい寄ってくるのねえ」と喰われた経験も多々あるし。

 しかし、オーナー企業で社長がやらかして散財するのはしょーがないけど、今回の件は、サラリーマン役員が持ってきた案件であるからして、「ほーら、だから、無闇に役員増やすんじゃねーよ」と思ったけど、誰も彼の暴走というか「お人好しのお坊ちゃん育ち」を封じることができないらしいのが、一番不思議なところかな?

 いや、ほんと、「いい人」なんですよ。
 私も嫌いではないというか、人間的には好きなんだけど、「会社に利益をもたらさない」どころか損失ばっかりいっぱい作っているんですけど、あれでいいんですかね?

 この話も何度か書いているけど、部長としては、この案件は直属の役員だった今は亡きK役員がきっぱり潰してくれると信じていたのに、あっさり通ってしまったので驚いたらしく、何度も「なんでK役員が」ってボヤくが、私の認識ではK役員は、そういうことしない人だったので、何が不思議だったのかわかりません。

 K役員は表だって他人の足ひっぱるようなことはしなかったが、ライバルが失敗しそうな時には好きにやらせる人だった。要するに、もしその事業が成功すれば「オレも賛成した。会社は儲かったので、オレの給料もアップ」でいいし、普通に失敗したら「あいつが勝手に失脚した」で、K氏は全然損しないじゃん。

 部長はそういう利己的な考え方が全くできない人のようで、私がいくら「だって自分の金じゃないから」って説明しても、よくわからないらしい。

 だってさ、今日の雑談でも「新聞で、地球の人口がかなり増えてるって書いてあった」と言うので「へー、そうなんですか」と聞き流していたら「何十億って人間がいて、その人たちにちゃんと食料行き渡るような仕組み作れないの?」って言うから、「そりゃ、無理っしょ。世界統一政府みたいのができたら、少しは違うかもしれないけど」とテキトーなこと言ったら、「そういのは国連がやるんじゃないの?」

 国連って、別に「全人類が幸せになれますように」って組織じゃねーし。

 そもそも、日本でも最近は「国益!」が声高に叫ばれているしなあ。

 もっと笑ってしまったのは、部長が「うちの会社で大量に抱えちゃったドル預金、ユーロにしたらいいのかなあ?」っていうので「へ?今?まあどうせ博打ですから、どうなるかわかりませんけど、ユーロが上がる要因あるんですか?」って言ってみたら「ギリシャが落ち着けば」っておっさるので「その後、スペインとかイタリアの問題も整理しないといけないんですけど?」ってテキトーなこと言ってみたら「そっか、ギリシャだけじゃないんだ・・・」

 部長としても、「アメリカ主導の時代は終わった」というのはわかっていて「超大国がリーダーっていう時代じゃないのかもしれないけど、だったら、国連みたいな全世界的組織が世の中を良くするために今こそ立ち上がらないと」って思うらしいけど、TPPに参加するのかどうのなのかでも、あんな揉めてるのに?

 話していてわかったのだが、部長はどうやら、うちの会社の問題にしても、世界経済の問題にしても「ウルトラマンみたいなヒーローが降臨して、スパっと片付けてくれないかなあ」って期待しているらしいが、そんなのいませんって(笑)

 なので、私の世界観でも押し付けようと思い「オリンパスにしても、王子製紙にしても、大企業がやらかしてるのをニュースで見ると、あー、うちの会社の問題なんて、えらく小さいなあって、ほっとしますわwww」って言ってみたら、部長もそれは感じていたらしく「ううう」と小さく呻いてました。

 王子製紙の創業者一族の御曹司が100億円も借りていた事件に比べると、うちの会社の「お人良しの役員氏が、集られて」っていう話は桁がずいぶん小さいですし、ギャンブルに貢いだわけでもなく、まあ「よかれ」と思ったけど、やっぱギャンブルっていう意味では同じですけど、それを誰も阻止できなかったという意味では同じですよね。

 それで、なぜか話はギャンブルの話になり、部長は貧乏だった学生時代にけっこうパチンコで稼いでいたらしく「負ける流れになると、すぐに見切りをつけられた」と豪語してました。その後、生活費に困らなくなってからパチンコをやると「見切りつけられなくて、けっこう負けていた」そうです。

 そこまで見えているのなら「見切りつけられなくて負けが込んでる上司」に対しても、ちゃんと「これ、もう、負けが見えてます」って言えばいいじゃんって思うが、それが言えないんだよね。

 そして、「パチンコで儲けようなんて絶対無理でしょ」と先に言ってしまう私の言い分なんて、上の皆様は完全無視ですからね。

 私が社会人になっての20数年間で学んだことは、上が「これでやる」と決めたことを覆すことはほぼ無理ってことでした。
 それが「ダメなこと」のほうが、重力が大きいらしく、盛大に下に転がっちゃうので全然阻止できないのです。

 で、「おお、これはいいじゃないですか、これでやりましょう!」ってことは、一度もなかったです。

 重力は下にしか働きませんでした。
 ただ「こりゃ、ダメだろう」って案件の内、10に一つくらい水平飛行していたかも。

 そんな中で、私の給料の源泉となっていたのは「誰も興味のないルーティン仕事」だったりしました。
 そういうのがなぜかきちんと利益上げていたのですよ。
 でも、そういう「もう確立してしまった仕事」には皆さん無関心のようで(笑)
 なんか、その利益を元に、もっと新しいビジネス考えないと死んじゃうらしい。


10月28日(金)

 いいこと思いついたよ。

 東海大の菅野の幼い頃からの夢が「タツノリ伯父さんと一緒のチームに入ること」だったのなら、原が日ハムの監督になればいいじゃん!(梨田はすでに勇退を発表している)

 私って天才!

 以上、誰でも思いつく、くだらない冗談話は終わり。

 (つーか、梨田は「菅野に背番号18を譲ってもいい」というキツい冗談を飛ばしたようだが、「原クンが来年うちの監督になればいい」って言えばもっと大爆笑だったのにね)

 さて、今日は私の機嫌を損ねる出来事が二連発した。

 いや、別にムっとしたわけでもないので、「機嫌損ねる」という表現は違うかもしれないけど、「ふーん?そういうもん?なんか、納得できないなあ」と思ったのである。

 その1。

 隣のオフィスビルはそこそこ大きいのだが、そこのビル内には喫煙所が無いオフィスが多いのか、「ビル内全部禁煙」なのかは知らないけど、数年前からビルの外の歩道前のスペースに立ってタバコを吸う人はけっこう多かった。
 ところが最近になって「出入り口付近の喫煙者が邪魔」だとか「通る時にタバコの煙が・・・」とか苦情が出たのか、前までは出入り口近辺に溜まっていた喫煙者たちが、隣のうちの敷地付近で喫煙するようになったらしい。

 うちのビルと隣のビルの境目には、ちょうど腰掛けるのに丁度いい高さの塀があるので、隅っこに追いやられた喫煙者たちは、そこに座るようになっていた。

 で、私はそんな光景をあまり気にしてなかったのだが、気にする人は気にしていて、「あそこに堂々と座ってるけど、あれは、あれでいいの?」ってブツブツ言っていたけど、まあ、あのくらいなら別にいいんじゃね?と私は思っていた。

 ただ、そうなると、「うちの会社の塀に座っている人と雑談している人」がうちの敷地に立っていたりしたのだが、それも、ずっとそこにいるわけでもないし、オフィス街の「歩道とビルの間」のオープンな敷地に「うちの会社以外の人」が立ち入ってるからって目くじら立てるようなことでもないし。

 喫煙者じゃなくても、歩道を歩いている最中にケータイで話していて、メモをとる必要に迫られた人が、その塀にメモ帳置いて地面に跪いて「ええ、はい、25日の午後ならなんとか・・・」なんてやってたし。

 今日、出勤すると社用車が隣との境目のその低い塀ギリギリに停めてあったのだが、たまに出入り業者(修繕工事とか)の車があると、そっちに寄せていたりするので、あまり気にしてなかったのだが、そしたら、私がいつも愚痴っている「私に迷惑ばかりかけるバカ社員」の一人が「ふふ、今日はあそこを塞ぎましたから」と得意げに私に語ったので「ああ、なんか車の位置が違うと思ったら、そういうこと」と納得していたら「あいつら、なんで、他人の土地に堂々と入ってタバコ吸うんですかねえ?信じられないですよ。オレは何度も注意しました。この間なんて、注意したら『ああ、すいません、気づきませんで』って言った奴がいましたが、オレは憶えてましたよ、そいつに注意するの二度目だったんです」

 えーっと、はい、かなり自慢ゲに「オレはちゃんと注意している。あいつらが非常識だ」とまくしたててましたが、そんなに怒ること?
 それ以前に、彼が「なんなんでしょうね、あの人達は?」と呆れてるらしいが、私としては、その彼に向かって「他人のことはいいから、お前は自分の仕事ちゃんとしろ。お前のせいで何度も何度も何度も支払先から『入金が確認できません』って電話を私は受けていて大変迷惑である。なので、他人のことはいいから、お前は請求書紛失するな!」と、ツッコミたかった。

 うちの土地でタバコ吸う人なんて、別に私になーんも迷惑かけてないのだが、それを「非常識だ!」ってガツガツと糾弾するうちの社員のほうが、よっぽど私に迷惑かけてるんですけど?

 エビワカちゃんに愚痴ってみたら「たしかに、たまにあそこでタバコ吸ってる人いましたけど、そんなに大勢いましたっけ?」と言うので、「それは、私もそうなんだけど、あんま気にならない人にはどーでもいいってだけなんだよね、きっと」

 しかし、そういうもんかね?
 自分の仕事をこなすので精一杯な人は、他人のマナーなんて、よっぽど迷惑でもなければ気にしないのであるが、「自分の仕事が全然できてない」って人が必死に「うちの領土を守る!」って息巻いてるもんなんですかね?

 そーいや、今はどーなってるのか全然不明な、例の「ビョーキの友人」も、無職が続いて、今から考えると「病状が悪化していた」って時期には、やたらとマナー違反の人を攻撃してたなあ。ベビーカー畳むの畳まないのとか、飲食店でうるさい子供が、とか。ほんと、まさに歩く小町状態でしたっけ。
 で、私は、今でもちょっとそういう友人のことが懐かしくなって(生きてるのか死んでるのかもわらかんが、部屋はまだそのまま放置されているので生きてるのかね?)小町を覗いて「みんな、他人に厳しいなあ」ってニヤニヤしております。

 その2

 前述の彼と同じ部署で、ちょっとタイプは違うのですが、やっぱり「自分は絶対に正しくて、もし自分が間違ってもいつも根拠不明に全力で否定するが、他人がミスするのは絶対に許さない」というバカ社員が、喫煙所で「もー、信じらんないっすよー、あの人だめっすよー」とガナっていた。

 彼がチーフになってる業務の一部をアウトソーシングすることになったのだが、そこの営業担当者がどうもダメな人らしく、全然スケジュール通りに仕事が進んでないのだ。

 その外注先の担当者がダメなのは本当のことらしいけど、でも、お前に言われたくないわい・・・・

 つーか、先日も「そこに外注するとこういうことになります」っていうプレゼンがあるというので、私は忙しかったのだが、私の業務上必要だったから、そのプレゼンを観にいったのだが、そしたら「納期過ぎているのに、まだ半分しか出来てません」っていう言い訳を延々と聞かされ、しかも、うちのバカ担当者と、そっちのバカ担当者が「じゃあ、いつ出来るんですか?」って相談しているのを拝聴しても・・・・・・

 出来てないのなら、私は参加しなくてもよかったので、「なに、この状況?」と思って、途中で席を立ったが、後で他の社員に聞いてみたら「まだ完成してないって聞いたので、私はパスした」って言うので「私にもそれ教えてほしかったです」と思った。

 なんで納期に出来てないのかは知らないけど「出来ました!こんなんです!」って発表会に間に合わなかったのなら、事前に「発表会は中止です」って告知してほしかったし、そんな無意味な「途中です発表会」に出席している相手の無能社員にさらに負荷を与えてるだけでは?

 うちの無能社員の立場に立てば「オレは、あっちが大丈夫っていうからこの日程を組んだのに」というだけの話で、自分のせいではないから、招待客な私に「諸般の事情でキャンセルです」って告知もせず、ただ「先方が無能なので、期日通りに進んでません」ということをアピールするために呼ばれた状態になったので、「いや、そういうのは、私からは見えないところでやってください」と思ったのだが・・・・・

 で、どうやら、10月初旬納期だったはずが、11月に伸ばしたけど、やっぱしまだ「その期限も怪しい」ということになっているようで、なんで、そんな状態になってしまったかというと、うちのバカ担当者はひたすら「相手の担当者がバカだから」と絶叫するし、他の社員通じて「あそこへの移行、順調なの?」って探りを入れてみたら「オレはそのつもりでプッシュしてますから!」って予定の一週間前でプッシュって?

 しかし、ほんと、辛いよな。
 私が「あーあ、このバカと仕事上付き合わないといけないのがマジ辛い」と吐きそうなのに、そのバカに「あの人、ほんとにダメですね」って断言されている人がほんとにダメなのか、よくわからないし。

 ほんと、どうやら、「完璧にダメな人」ほど、堂々と他人にダメ出しするらしく、ほんと困ります。

 ちゃんとした人は「相手がちゃんとしてないのは自分のせいも少しある」ってちゃんと補正してくれるのにね。
 つーか「どうしてこうなっちゃんだろう」って反省すれば、次回は気を配るのが「普通の人」もしくは「ちゃんとした人」なんだけど、バカはひたすら「オレはちゃんとやってます!相手がバカなんです!」で終わるから、バカループ地獄に陥るらしい。

 で、私も為す術がなく、ひたすら、「バーカ、バーか、ばーか!」と言うのも芸がないと反省して、「なんとか改善しなくちゃ」とは思うのですが、あのバカ共ったら、ひたすら「オレは悪くないです。向こうがダメなんです」って態度を絶対に崩さないので、あのマインドは矯正不可能なので、それに合わせてなんとかするしかしょーがないわけで・・・・

 でも、やっぱし目の前で「オレは常識人、相手が非常識」っていう持論を堂々と展開されると、ほんと、なんだか、悲しい気分いなってくるというか、ああ・・・・・


10月27日(木)

 休みだったので、久々に美容院に行った。

 そしたら美容師さんが私が野球ファンだということを雑談途中に思い出して「今日はドラフトじゃないですか?」と言うので「えー、そうだったんだっけ?」

 美容師さんは、たまたま昨晩のスポーツニュースを観ていたので知っていたらしいし「えーと、原監督の甥がどうのこうのらしいですね?」っていうことだけ頭に入っていたらしいのだが、あーら、やーだ、私ったらすっかりドラフトのこと忘れていたわ(笑)

 7時頃帰宅したので、さっそくドラフトの結果眺めてみたら・・・・

 ドラフト会議の結果一覧表は下位チームから表示されていたので、「ん?東洋大の藤岡はロッテがゲット・・・・・ベイと楽天が外れたのかwww」「明大の野村は広島が一本釣りでしたか、なんか去年もそんなんだったような・・・」「おおおお!阪神が慶応の伊藤獲った!」

 と、ニヤニヤしながら下の方にスクロールしていったのだが、巨人のところで「×菅野 東海大」になっていたので、「えええええええ?」と思って、さらにスクロールしたら、日ハムが交渉権獲得してましたwwwwwwwwwww

 すごいよ、日ハム、去年もまさかの土壇場での「ハンカチ王子獲得合戦に参加」で、見事に当たりクジ引いたけど、まさか、「巨人内定」だったはずの菅野に手を出すとわ!

 「こりゃ、実況スレ盛り上がったわね」と思って覗きに行ったのだが、そしたら「日ハムなんと、早稲田のソフトボール部を7位指名!」でさらに熱く盛り上がってました。

 うーん、ハムの編成はとことんエンターテイナーだなあ。

 そして、相変らず楽天の指名選手は「誰ですか?」のオンパレードでしたが、去年のハズれ1位の塩見が「楽天についに悲願の左のエース誕生なのか?」という結果になりましたので、これからゆっくり顔と名前を憶えていけばいいだけですが、ヤクルトが去年獲った久古の大活躍で味をしめたのか、日本製紙石巻の選手を二人も獲得しているし、東北福祉大の選手もいるしで、ヤクルトは東北進出狙っているのか、と楽天スレの中では噂されてました。


10月26日(水)

 土日出勤して、火曜日が休み、そんでまた今日は出勤で明日は休みというカスタネット出勤なので、曜日感覚が狂うわい。

 そういや、昨日の神宮での生観戦で「クライマックスシリーズのチケットぴあでの未入金分(予約はしたけど発券しなくて流れた分)の再発売スケジュールが告知されてたけど、そうですか、もう週末はクライマックス・シリーズなんですね。

 神宮でのヤクルト×巨人戦だが、地上波はどうなんだろうか?と思って、確認してみたところ、やっぱ、さすがの巨人戦でも地上波ではやらないのね。

 貧乏人的には、もう野球シーズンは終了したようです。まあ、ラジオで聴きながら2ちゃんの実況スレでも眺めようかね。

10月25日(火)

 土日出勤だったので今日はやっとお休み。

 なので、今年も行ってしまいました。ヤクルト×広島 最終戦。

 去年もこの最終戦(引退セレモニー付)という「第九 合唱付き」みたいのに行ったけど、意外と面白い試合だったのだが、今年もエラいことに・・・・

 広島の先発はマエケンだったのだが、なんかいい意味でテキトーに投げてる感じだった。って書くとなんだが、「いい意味でリラックスして開きおなって投げていた」わけです。去年と比べるとイマイチだったマエケンとしては「一つでも多く勝ち星を」というだけだったみたい。記録的なものはかかってなかったという意味で。

 で、5位広島がエース登板だというのに、相手のヤクルトは先発が赤川だったが、3回に館山が登場した時点で「ああ、クライマックスに向けた調整試合なのね」ということがわかった。ほんと、オープン戦みたいでした。だって、4回にイムさん、5回にマツケン、6回にバーネットでしたっけ?

 相手があからさまに「練習試合モード」だと、マエケンも集中力乱れないだろうか?と思いきや、淡々と自分のピッチングというか、いつのも「負けん気」を封じて、ほんと淡々と投げていました。

 6回にバーネットがやっと1失点したところで、ふと気がついたのですが「広島も貧打なりにやっと得点したけど・・・・おや?ヤクルトはまだ無安打だったんだ?」

 周囲の広島ファンも気がついたみたいで、7回終わった時点でまだ無安打だったので「ノーノーだぞ!」と盛り上がってきました。

 ほんと、今日の試合は「八百長?」というか「最初から脚本が決まっていたのですか?」っていう流れで、ヤクルトが1点差で負けているときに、今日の主役である石井弘寿がマウンドに上がって、広島の松本(誰?)が見事な空振り三振してくれていた。「松本、いい演技だった。お礼にマエケンにノーノーを捧げましょう」という雰囲気でした。

 ほんと、今日のマエケンはゴロに打ち取ることが多くて、せっかくまた「私の赤松」がセンターでスタメンだったのに守備機会全然ないじゃんよー、と自己中的に嘆いていたのだが、最終戦だけに広島ファンもかなり入っていたので、8回以降は「もしかして、マエケンがノーノー達成するのか?」という異様な興奮状態に突入していたのである。

 私もちょっとだけ緊張していた。
 ノーノーの現場なんて観たことなかったし・・・・
 それに、こんな妙な現場で達成されても・・・・・

 ですから、ヤクルトの投手は、赤川-館山-イム-松岡-バーネット-石井(引退試合)-増渕-押本っていう調整登板ばかりなのを相手に、マエケンがノーノー達成されても・・・・

 私は記録には興味が無いけど、こういう記録もいいのかね?同期(マエケンは田中マー君やハンカチ王子と同期)で最初に沢村賞獲ったのがマエケンなら、こんな試合でもノーノー達成最速がマエケンでもいいのかね?

 そして、これは今書いても信ぴょう性が薄いので残念だが、もし私がスマホ持ってて、試合見ながらツイッターとかやっていたら絶対に書いていたはずなのだが、私はマエケン大好きなので、こんな試合で偉業を達成してもらってもちょっとヤダなあ、と思っていたのだが、ヤクルト打線はマエケンの「ちょっと気が抜けた投法」に翻弄されていて、ヒット打てそうな人材がいないなあ・・・・・と思っていたのだが「そーいや、フジモン(藤本)がいたぞ?」と、試合前の守備練習の時にショートにいたことを思い出した。「藤本いたんだwwww」って

 去年だか、藤本が平凡なショートフライをまさかの落球した時にも現地にいたので「藤本、なにしでかすかわからん」というキョーフ感を植えつけられたこともあり「こういう、ノーノーやられそうな時には、代打フジモンがきっと空気読まずにやらかすはず」と思っていた。

 9回の裏、1アウトの場面でその藤本が打席に立った。

 やらかした・・・・

 いきなり2塁打ですってよ。

 マエケンもノーノー意識していたのだろう、がっくりと膝に手をついていた。

 あー、でも、フジモンの軽く当てただけの打球がライト線ギリギリの浅めに落ちたときの、球場全体の「音」は超おもしろかった。

 「今年も5位か、ヤクルトは2位?ふーん?でも、最終戦でどうやら、我がマエケンがノーノーやってくれそうじゃん?」とその緊張感をエンジョイしていた広島ファンの皆様の落胆ぶりといったらもー(笑)

 で、逆に「優勝は逃したけど、今年は神宮でクライマックスやれるんだぜ!さーて、クライマックスに向けて調整しなくちゃ・・・・って、あれ?マエケンにノーノーくらいそう?まあ、いいや、ここで厄払いしておこーぜ、おかげで石井の引退試合もスムーズに進んでるし、サクサク試合が終わったら、じっくり引退セレモニーやろうぜ」って雰囲気だったはずのヤクルト・ファンは、サヨナラのチャンスに大盛り上がりしていました。

 私は「もー、ピロヤスはゲッツーしちゃれ」と思ったのでありますが、上田が走ってしまって、ゲッツー回避とか、まあ、いい練習にはなっているようですが、ここまで練習させてもらったんだから、広島に勝たせてあげてよ、と思ったのですが、ハタケのゴロで同点になってしまい、最後は福地が・・・・

 近くにいた広島ファンのオジサンが「おれ、広島にいるときの福地が大好きだったんだ、今でも『返せ!』って思う」って呟いていましたけど、金本や新井と違い、福地は自分で出ていったわけじゃないですしね。

 えーっと、湧きに湧くまくるヤクルト側でしたが、私が座っていた三塁側は・・・・・

 でも、みんなわかっていた。悪いのはマエケンじゃなくて、1点しか援護してなかった打線だって。
 こんな消化試合の最終戦で、ノーノーの夢を見させてくれて、ありがとーマエケン!

 私もフェンス際まで詰め寄って、広島ファンの皆様が、退出する選手たちに、わーわーヤジっているのを拝聴してましたが「マルーーーーー!今年はありがとうな!来年もよろしくな!」とか、全般的に「感動をありがとう」な雰囲気だったので、「広島ファンって素晴らしい」と思いました。

 マエケンはかなり後ろの方でやっと登場しましたが、記者達に囲まれながらも、うつむきながら悔しそうに足早に通過していきました。
 横にいた広島ファンのカップルが「今日はなんだか天国と地獄だったね」と言っていましたが、まさにそんな感じ。

 そして、そんな「マエケンがノーノー未遂したけど、結果、負け投手になって、ええと、ヤクルトは石井の引退セレモニー」というわけで、にわかの私は石井が活躍した当時を知らないけど、広島ファン達は「石井には散々世話になったぜ」という思い出も多いのか、皆さん残ってましたね。

 その石井がスピーチで「・・・・そして、最後まで残ってくださった広島ファンの皆様」と、言ったら、レフトスタンドがドっと沸いたので、鳥肌立った。

 広島・・・・・なんで、あんなに沢山いるのか、ほんと不思議なのだが、広島ファンって子供にも厳しく野球観戦のマナーを躾けているようで、「祖父の代からの広島ファン」って感じみたいですね。

 というわけで、また「広島ファン」のファンになってしまったのでありました。

 つーか、もしかして今年は神宮で広島戦とヤクルト戦しか観てないかも?
 (パ・リーグ相手の交流戦は除く)


10月24日(月)

 今日はエビワカちゃんもマスオさんも休みで、K嬢は休暇中だったので「朝のメンバー」が全滅だったので、私は一人で宅配便の受け取りや、代表電話にかかってくる営業電話の応対に追われていました。

 他に2名いたのだが、彼らは電話取れないので・・・・
 でも、彼らは仕事が無くて暇なのです・・・・・
 ああ、不条理・・・・・

 そういえば、今朝テレビを見ていたら、トルコで大地震があったそうで・・・・
 タイの洪水被害の続報ニュースが霞んでしまった。

 タイの洪水といえば、アユタヤには二回行ったことがあるので、あの遺跡群が水没している映像にびっくりした。私が訪れた時には、あんなに周囲は乾ききっていたのに!

 そして、天災ではなくても、アメリカのデモはあんま心に響かないけど、ギリシャの暴動は「これじゃ観光どころじゃないじゃん」とげんなりするし、さらにはカダフィ大佐がとうとう殺されたというリビアもなんじゃかよーわからんし、国際ニュースがまるで、「贔屓チームが記録的連敗中」の時のスポーツニュースみたいな雰囲気に・・・・

 放射線ホットスポット熱烈発見中の日本のほうが、よっぽど平和な国みたいなことに・・・
 これって、もしかして、富裕層が日本脱出するのを防ぐための捏造ニュースなんじゃ?って一瞬マジに考えてしまうほどだ。

 うーん、でも、やっぱ、テレビや新聞だけではよーわからないなあ。

 元々、あんまし「自分の目で実際に見てないモノ」は話半分だと思っていたけど、この間の震災の時にも、そりゃ「現場」とは遠く離れてはいたけど、東京周辺は皆淡々と日常生活をこなしていたので、こういうもんなのかもしれないって思うし。

 「なんだか嫌な世の中だなあ」って言うのは簡単だが、じゃあ、いつ「いい世の中」があったのか述べよ、ってことですかね?

 平成も四半世紀過ぎたら「昭和」がすっかり美化されてますが、昭和時代だっていろいろありましたよ。ってだけの話。
 私が長生きすることができれば平成時代が美化されて語られるのを「あー、またか」と眺めることができるのかもしれませんね。明治・大正・昭和を生きた人みたいに。

 さて、世相のことは実はどうでもよくて、個人的ニュースとしては「不順」がトップニュースです。

 45歳になった途端、月経周期が狂い「えええ?きっちり更年期?」と驚いたのですが、ネットで調べてみたら、まだ「プレ更年期」というのか、「不順になりがち」という時期らしいのですが、「えー、それって困るぅ」と思って、いつ来るのか来ないのか、さっぱりわからなかったの困っていたのですが、昨日、支店の手伝いを終えて、家で「はあ、疲れた」とビールで乾杯していたら、「おや?」

 予定日が10日前後だったのに、遅れること2週間・・・・・・いきなり来た。

 しばらく、こんななんだろうか?
 3ヶ月先の予定が立てられないじゃないか。温泉に行くとか、健康診断で婦人科検診って時には「おおまかな予定日」を考慮していたのに。

 ほんと、しばらくこんなだと「体内に爆弾抱えてる」のと同じじゃん。

 まったく憂鬱になりそうなところだが、恐ろしいことに、全然憂鬱にならないのであった。
 ただただ「ああ、しょーがねーな」ってだけである。


10月23日(日)

 半年ぶりに支店のお手伝い仕事に行った。

 「前回はまだ寒い頃だったっけ?」と思って予定表で確認してみたら、なんと震災直前の日曜日でした。あー、そうだ思い出したよ、その直前に顎にできた吹き出物が悪化して(テキトーにそこらへんにあった塗り薬を重ねて塗ったのがいけなかったらしい)、支店に行く日が最悪の状態で、水泡が出ているという自分で鏡で見ても「きもい」と嘆くほどの醜い状態だったので、しょーがないからマスクして行ったのだが、支店の大事な集客イベントの手伝いなのに、マスクしてちゃいかんかなあ?と「顔がこんなんで」と言い訳しようと思っていたのだが、花粉症真っ盛りの時期だったので、支店の職員やバイトさんもマスク着用している人がいたので、マスク姿が全然怪しくなかったので、黙ってマスクで顔を隠していたのであった。

 そして、月曜日には皮膚科に行き(朝から雪が降ってたっけ)、処方薬もらったら、すぐに効果が出て、「ほお、日に日によくなる」と喜んでいたところで、3.11を迎えたのであった。

 さて、その支店のお手伝いは、とある機械のオペレーターなのだが、その操作自体は難しいものでもなく、普段なら支店スタッフやバイトが仕事の合間にこなしているのだが、集客イベント時は「未来の顧客」の相手に集中しなければいけないので、私らが手伝いに行っているのである。

 このご時世で、親会社の業績も厳しいので、「子会社も応援してます」という精神的な意味合いも大きいのだが、実際のところ、こっちがその機械の操作に専念していれば、支店スタッフはその時間も客の相手をゆっくりしていられるので、私がいないよりも、いるほうがマシということはわかるので、この手伝い仕事がちゃんと効果を上げてくれること(一人でも多く顧客獲得してくれること)を願いつつ前向きにやっているのだが・・・・・どうしても待ち時間が長くてね。

 機械操作そのものよりも「どう時間を潰すか?」が重要になってくるのである。

 今回、初めてこの仕事に配置された同僚は、機械操作のことでテンパっていたが、「いや、操作は全然問題ではなくて、誰にでもできることなんだけど、空き時間が長いのでそれが一番大変なんだよ」と私が説明すると、経験者は皆「うん、うん」と深く頷いてくれたのだが、初めての人にそう説明してもなかなか通じないから、こればかりは経験してみないとねえ?支店によっては、他の雑用割り当ててくれるところもあるみたいなので、どこの支店でも「暇との戦い」になるわけじゃないみたいだけど。

 私が何度か支店の手伝いに行って学んだというか「こうするしかないよな」と思ったのは、とにかく空き時間には気配消して、邪魔にならないようじっと遊んでいることだ。

 私はケータイもスマホも持ってないからいいけど、そういうので遊ぶのは多分、マナー的に禁止だろうし、パソコンも使えないので、毎回、支店にある「客用の本棚」で立ち読みしている。
 けっこう、気の利いた本が揃っているので、いい暇つぶしになるのだが、読んでるとつい没頭しちゃうのが欠点だが、でも、他にいい暇つぶし見当たらないし・・・・

 前にも日記に書いたかもしれないけど、うちの部長は支店のあちこちを掃除しまくったらしいが「そこの支店長と顔見知りの部長だから出来ることであって、私がそれやったら嫌味な姑みたいだし・・・」と思ったのだが、でも、今日は勇気を出して、支店スタッフの目を盗んで、手垢でギタギタの電話機を一台磨いちゃいました。
 あと2台あったので、あれも磨きたかったのだが、そこまでは無理だった。

 さて、話を戻すと、「うーん、次の仕事までたっぷり30分空くなあ」って時に、本棚を漁っていたら、小川洋子の「博士の愛した数式」を見つけた。おお、これ、また読んでみたかったのよ。

 あの本を最初に読んだ時の私は、今みたいにプロ野球命ではなかったので「ふーん?江夏かあ?」って程度に読み流していた。
 江夏については、一般教養程度に知ってる程度だったので、「江夏の21球」というか「カープの守護神だった江夏」の印象が強く、「阪神時代の江夏」っていうのは、イマイチ、思い出せなかったが、でも、江夏がかつて阪神の大エースだったという記憶と知識があるという程度。

 ずいぶん後になってから、小川洋子氏が阪神ファンだということを知り、「じゃあ、あの小説の江夏や阪神戦の描写は付け刃じゃなかったんだ」ということがわかったし、その頃私も「蘇るプロ野球ファン」として、20年くらいのブランクを埋めていたので、「また読んだら印象違うだろうなあ」と漠然と思っていたが、なかなか読む機会がなかったのである。

 今の私は江夏自伝も読んだし、予習ばっちりと思って、支店での空き時間に「博士の愛した数式」を立ち読みしてみたら・・・・・家政婦親子と博士が初めてプロ野球観戦した試合って、なんと、「あの!」中込が8回までノーノーやってた試合らしい・・・・・
 野球に詳しい人の書評を読むと、どうやら時代は「タイガースがスワローズと優勝争いを演じた1992年」だそうで、小説の中で描写される阪神の試合は史実に忠実らしいです。

 よく、「子供の頃読んだ本を大人になってから読むと随分印象が違う」と言いますが、「博士の愛した数式」も「野球に興味なかった頃」と今では、かなり違う本だな。
 もし、この本が、今年のベストセラー本だったら、私は小説そのものよりも「なぜ、よりにもよって中込先発試合なんだーーーー!」ってことで頭がいっぱいだったでしょう。


 中込って、いろいろ悪い噂のあった選手で、楽天ファン的には「うちには少なくとも約3名ほど、中込にいじめられて、選手生命の危機まで追い込まれた選手がいる」というのが定説ですけど、まあそれって「中込に非は無い」と解釈すれば「プロとしてはメンタル的にどーよ、っていうレベルの選手でも新規球団の楽天がかき集めた」ということでもありますし、そもそも私は中込なんて見たことも聞いたこともないので、「伝説のいじめっこ」として記憶の片隅に置いていたのですが・・・・・

 そしたら、去年だっけ、一昨年だっけ?台湾野球界の八百長事件で、いきなり台湾でコーチやっていた中込の名前が浮上したので「伝説の生き物だと思っていたら、実在したんだ」って感じで驚きました。あの事件、結局どーなったんでしょうかねえ?

 しかし、江夏にしても、野球選手としての実績は見事でしたが、その後、実刑くらっちゃってるので、いろいろ扱いが難しい人でありますが、「主人公が江夏ファンで、たまたま観に行った試合は中込先発で好投した試合」って、すごい小説ですねえ(笑)
 さすが、小川洋子だと思いました。


10月19日(水)

 今日は穏やかな一日だった。

 部長が朝から「あれはどうなってるんだ!」ってワーワー言ってきたことにも、珍しく「どういう資料を要求しているのか」ってことがすぐわかったし(いつもは、なんでいきなりそうういことを言い出したのか、何のためにどんな資料が欲しいのか、確認するまでにとても時間がかかる)、マスオさんも私のツッコミ(週末にスポーツする予定があるらしく、天気予報が気になっていたので「ほほほ、日頃の行いが試されるわね」って)に珍しく、素直な笑顔で苦笑してくれたし。

 仕事も一段落というか、エアポケット状態になっったので、先日急に「これ今月中にお願い」と投げられて「うわーん、忙しいのに」って放置していた、某自治体への入札資格申請書類の準備をやっと始めたら「うん、これで後は謄本とか印鑑証明書とか納税証明書を揃えればオッケー」とそういう書類の申請書の用意ができた。

 いつも、こうして心穏やかに仕事できるといいんですけどねー

 というわけで、久々に残業もせず、とっとこ帰宅したのだが、後は楽天が最終戦で勝ってくれればねえ。
 なんとか、塩見に9勝目あげてもらいたいなあ。

 しかし、5位と6位の消化試合、この地味さ加減がたまらない(笑)

 そーいや、中日優勝よりも「モバゲーがベイスターズ買収最有力」になったら株価下落のほうが心に染み入るニュースでした。

 ふー、やっと8回表か、塩見がんばれー

 そーいや、ずっと放置していたダン・シモンズの「イリアム」を読み始めた。(野球本読書が一段落)
 出だしが、トロイア戦争だかなんだか知らんが「アキレウスとアガメムノンの大喧嘩」にオリュンポスの神々が総出演で「ギリシア神話の最低知識はあるけど、これは、いきなり、なにがなんだかわからん」と嘆いたが、「たぶん、私がバカなせいではなくて、これはダン・シモンズの作戦なんだろう」と思えたので

 あ、ロッテの吉見登場です。よしみぃぃぃ!(今年は一度も生吉見を観てないのが悔やまれる)
 うちのルーキーの阿部をきっちり三振しました。阿部ちゃんはまだまだ修行が必要のようですが、青い顔しながら必死にやってる姿がコアな楽天ファンに大人気です。

 で、「イリアム」ですが、最初は「うーん、読み難い」と冷や汗かきましたが、「面白い本」の法則として、50ページ過ぎたあたりで、あったまってきました!

 どう関連してくるのか今のところ全くわからない3つのエピソード時空(ギリシア神話の神々が君臨する古代ギリシア世界、土星の衛生に暮らすアンドロイドさんたち、「華麗なるギャッツビー」みたいにパーティーに明け暮れてるらしい、いつの時代かわからないけど、優雅な生活を送っている人類の末裔なのかなんなのかさん)が、やっと動き始めました。

 これは「どうなるの?どうなるの?」と電車乗り越しそうな本です。

 はあ、試合終了。
 最後のほうは淡白でしたが、まあ最終戦だし、サクサク終わって、ゆっくりセレモニーやってくださいませ。ロッテさん、ほんとにありがとうございました。欲を言えば、昨日の戸村にも勝ちつけてやりたかったけど、贅沢はいいません。

 星野やっぱしスピーチ上手いなあ、監督よりも議員になればいいじゃね?小沢一郎の後釜とか?(笑)

 岩隈とは、これでやっとホントにお別れなんだろうか?
 いんだけど別に、来年いつのまにか阪神のユニフォーム着ていても(笑)

 そして優勝が決まった中日の本拠地名古屋で今日もきっちり負けているヤクルトがとても愛おしいのであった。

 
10月18日(火)

 なんか、やっぱ更年期障害なんでしょうか?
 毎日、日記さんに怒涛のごとく愚痴りまくりですね(笑)
 (で、こんな自分を晒すのが恥ずかしくてアップできないでいる)

 でも、月曜日は珍しく朝から非生産的なパズル解きの仕事に没頭して、ふと気がついたら三時半で「久々に深海に潜ったなあ」と嬉しくなった。(もちろん、昼ごはんはきちんと食べている)

 さて、私は「自分が少数派」であることを誇りにして生きているけど、時々「ただの捻くれもんじゃん?」とヘコむことも多い。

 特にスポーツ関係で「日本国民全員が感動しました!」っていうのに、全くついていけないことが多いので、周囲との温度差に戸惑ってしまうのだ。

 でも、W杯の女子サッカーの試合をテレビでも一度もちゃんと見たことないのに「感動したよ」って言うはやっぱし理解不能であった。

 そういう意味では世界体操の内村君に感動しているらしい皆様の言うことはわかるのだが、みんな「ほんと美しいよね」と言っていたし、確かに私は中継は見てなかったけど、朝のワイドショーでダイジェストで見る限り、ほんと美しいとは思ったけど、それよりも「団体総合、個人総合、個人種目別と連日出ずっぱりで、あんなハードな種目こなしていたら・・・・30歳になったらもう、歩けないくらい膝などに負担がかかるのでは?」って心配になってしまった。

 そんな心配しているのは、会社の周囲では私だけらしい。

 だって、女子の演技だと、サポートするコーチがぴったりとついていたりするけど、男子の時にはいなかったから「これ、落下して打ちどころが悪かったら・・・・」って「感動」よりも「不安」になっちゃってさ。

 そっか、だから私、サーカス苦手だしな。
 シルク・ド・ソレイユも一度も観たことがない。
 スリルを楽しめないのである。
 遊園地も苦手だしな。ジェットコースターとか超苦手で、ディズニーランドのガジェットコースター(お子様向け区域にある)なら大丈夫かと乗ってみたけど、やっぱしダメでした。
 なんで金払って逆さまにならないといけないのか、さっぱりわからないのである。
 私が地獄に落ちたら、きっと閻魔様の好采配で「ジェットコースター地獄」に送られるな。隣の血の池地獄に落ちたコースターマニアがきっと、キーキー悲鳴あげてる私を眺めて「いいなあ、楽しそうだなあ」ってうらやましがるだろう。

 あと、この間、社長宅で恒例のバーベキューパーティーをやって、私は久々にお手伝いチームに配属されたのですが、同僚M嬢となんだか微妙な嫁姑状態になってしまいました。

 台所担当だったので、野菜を切ったり、差し入れの食材を皿に持ったりしていたのですが、完璧主義者というか、とにかく細かいM嬢は、いちいち誰かに確認しないとそういうのを捌けないのです。

 ただ、「なるべく自分で動かなきゃ」とは思ってるみたいで、私が空いた皿下げて、さっさと洗っていると(皿洗い大好きだし、食べ物が多いので、少し食べると少し動かないと次が食えないのだ)「あー、ミヤノさん、すいません」と声をかけてくれるのが、ちょっとウザかった。

 自分で率先してやらないけど、他人が先にやっていると「ああ、気が付かなくてすいません」って何か手伝おうとするという、私みたいなマイペースな人にとっては、ああいう場では絡みくい人である。

 最初からちゃんと役割を与えれば、きちっと完璧にやる子なので、仕事上では不満はあまりないが、ああいう「気がついた人がテキトーにやればいい」って場だと扱いに困るのだ。

 さらに難しいのは、彼女が「これって、切ったほうがいいのかな?」と聞いてくる時には、なぜか横にいる私が「ええ、切って下さい」と指示出さないといけないらしいので、面倒くさい。
 どうも、本人は明確な指示がないとやりたくないようなので、「えっと、じゃあ切り分けます・・・・ええと、こういう切り方でいいのかな?」って、そういうホームパーティでのチーズの切り方に正解があるわけでもなく、「テキトーに切れば?」としか言いようがないけど、カマンベールみたいなのは「ケーキみたいに着ればいいじゃない?」と助言するけど、テキトーが苦手なM嬢であるからして、少し切り進めた後、「これって、この後はどう切ればいいのかな?」

 バターみたいな断面が長方形になるチーズをスライスしていたので「斜めにすれば?飲み屋やレストランだとそんな感じで出てくるよ」と意見した。

 そしたら「え?それじゃ、大きすぎない?」と言うので「そお?」と、こっちはどーでもいーので生返事していたら「これじゃ、みんなに行き渡らないし・・・・」

 なるほど、見栄えよりも、「なるべくみんなに行き渡る大きさ」が重要なんだ。と、へーって思った。

 それが、10人程度のホームパーティーだったら、私も「全員に行き渡る数」を重視するけど、40人くらいいるんだから、そのチーズを全員にって最初から無理でしょう。

 でも、その後もM嬢は「これ、最後の一個だけど、ミヤノさんは食べた?」と余計な気をつかってくれて、「いや、食べてないけど、別にいいから」って言うと、なんだか困っていた。

 それで思ったのだが、M嬢自身はそれほど食い意地は張っていないのだが、それでも「出てきた料理はひと通り食べたい」と思っているようだったし、「自分より胃腸が丈夫なみなさんは、当然そう思うだろう」という思っているらしい。

 なので、なぜか、「なるべく公平に分配しないといけない」と思うらしい。

 私は全然そういうの気にしないのだが・・・・

 でも、気にする人のほうが多いのかもね?
 気の置けない友人と食事していても、二人なのに「3つ」とか「5つ」とか割り切れない数の食べ物が出てくると、そういう人たちは多分、出てきた瞬間に「これは割り切れない」と判断しているらしい。

 私はどっちかというと「食べる」よりも「酒」と「喋り」に重点置いているので、食べ物にあまり関心がなく、それに、どっちかというと、ちまちまとダラダラ食べるタイプなので、あんまりサクサクと食べないのだが、「食いしん坊」の友人たちは「これ、残ってるけど?」と指摘してくれるが、私がノルマ達成してないのをあれこれ言われたくないのである。

 二人なのに「三切れ」出てきた料理の二切れ相手が食べても、全然気にしない。
 つーか、もし、それが「もっと食べたい」ものだったら、追加でオーダーして「二人で6切れ」にすればいいだけじゃん。

 あたし、自分がもっと食べたかったら、相手の顔色伺わないでじゃんじゃんオーダーしちゃうので、なんで相手が私の顔色伺ってのか全然わからないのである。

 ある友人は、相手のペースに合わせるのが礼儀というマナーが染み付いていたので、「ミヤノはもっと頼まなくてもいいの?」って言われて「うーん、私はもういいや」って言ってるのに、出された料理を私よりも食べてしまうのにとことんためらったあげく、「そろそろお勘定にしようか」という時間になって「いや、まだ食べたい」とか言い出して「私にも店にも迷惑だろう」と思ったりした。

 またある友人は、序盤は食が進まない私に「この前菜、ミヤノさんが食べなよ」と押し付けたあげく「もっと頼もうかな」と言い出すので「私は味見程度でいいから、自分が食べられる分だけオーダーしなよ」と言うと、「あれも、これも」と、そんなに食べられるのか?ってオーダしはじめ、やっぱし食べきれなくて「失敗した」って、毎回失敗してるぞ?で「私もう食べられないから、ミヤノさん、もっと食べてよ」って、だから、私はもうそんなに食えねーってさっきあんだけ言ったじゃん?

 なんで「自分が食べた分だけ、相手も食べないと不公平だ」って思うのだろう?
 そりゃ割り勘にすると不公平になるのかもしれないけど、私はたいてい相手よりも多く酒を飲んでいるので、いつも相手より少し多めに支払うようにしてるくらいなのに・・・・

 ほんと、全然わからないのであった。


10月17日(月)

 銀行の営業マンと雑談していて、阪神ファンの先輩営業マンは「今シーズンは終了いたしましたwww」で、西武ファンの後輩営業マンは「まだ望みがあります!」と熱く語っていて、野球雑談ができて楽しかったっす。

 あと、阪神の次期監督は誰?っていう雑談も盛り上がったが、和田コーチが有力なんですかね?阪神ファンの営業マンは「後は、矢野とか赤星とか」って言いましたけど、それはねーだろう(笑)
 いや、真弓の後も「イケメン」で通すのなら矢野はアリかもしれないけど、阪神の監督は顔が命でもないだろうし、将来的にも矢野が監督になるイメージが全然ないのだが、さらに赤星じゃあ、個人的には赤星監督って見てみたいけど、赤星はその前に結婚して、家庭で奥さん相手に采配ふるえるようになったら考えてみなくもないかも。

 前に、たぶん2ちゃんのスレだったと思うが「なぜ赤星は結婚できないのか?」というのが真剣に討論されていて「自分に厳しくて、他人にも厳しいあたりが女子受けしない」と言われていて「たとえば、合コンでナベをやっていたら、鍋奉行をかって出た女子に『豆腐とシラタキの投入のタイミングが違う』と横槍を入れ、『そうじゃないんだ』とうんちく垂れながら、おタマ持って、自分でみんなに給仕しちゃうタイプだから、女子はどん引き」という、勝手な妄想に「そ、そんな感じ・・・・・」と大爆笑しちゃいましたので。

 さて、今日はムカつくこともありました。

 例の新規業務の口座引落の仕事でね。
 そこの、私とはソリが合わない営業マンが、「ファイナンス会社から進捗状況どうですか?って問い合わせ来たんですけど、順調ですか?」って言われて、「順調?なにがなんだかわからないのですよ、あたしゃ」と、ブチ切れ演技しておいた。

 そいつ、ほんと平気で丸投げしてきて、こっちが不安がってると「ミヤノさんなら大丈夫です」と根拠不明の太鼓判をいいかげんに押すのでほんとムカつく。もし私がちゃんと出来なかったら「おお、ミヤノさんだったら絶対に大丈夫だと、これだけ信頼しておりましたのに」とか言いやがる奴だからして。

 この世には身勝手な理由で、他人に多大な迷惑をかける人が時々いるけど(通り魔殺人とかショッピングモールで銃乱射事件とか)ああいう事件のニュースみて「なんて酷い」というか「こんな異常な人がいるなんて」って思うけど、その社員とか、そういうタイプですね。

 私はスティーブン・キングの小説をけっこう愛読しているので、「キングの小説に出てくるソシオパスよりは、まだ話が通じるかなあ?」ってことで納得しているのですが、世の中には1000人に一人くらいああいう人がいて、そのさらに10000人に一人くらいが「通り魔殺人」をやらかすのかもねえ。

 いや、ほんと、一事が万事ムカついてねえ。

 「ファクタリング会社から確認があったけど、ミヤノ様なら大丈夫ですよね?」とか言いやがるので「こっちはブ厚いマニュアル片手に、不安でいっぱいですよ。ところで、移行に際して、テスト送信しろって書いてあるんですけど、それってどうやるの?」

 「テスト送信?なんですかそれは?」
 「ファクタリング会社は何も言ってきてない?」
 「初耳ですけど、うーん、なんなんでしょうねえ?」
 「わからない同士で悩んでてもしょーがないから、なんのテストやればいいのか確認しておいて」

 それで、初期設定の書類を彼に渡したのだが、「あれ?これだけでしたっけ?」と言うので「私がもらってるのはこれで全部だよ」と言うと「・・・・・うーんと、営業担当者から、もっと簡単というか、これだけやっておけば大丈夫っていうマニュアルを貰ったのですが、それはどうしました?」
 「これしかもらってないよ?」
 「いや、そんなはずないです、全部ミヤノさんに渡しているはずなんですが、どうしてなんでしょう?」
 「どうしても、こうしても、私は見たことないから探してみて?」

 てゆーか、その分厚いマニュアル本も、その担当者のところにドーンと届いたのだが、「これはミヤノさんお願いします」と封も開けずに持ってきたので「それ、ひどいじゃない、話違うじゃない」とゴネたのだが「いや、ミヤノさんにお任せすれば大丈夫ですから」とか言いやがったのに、ほんと頭悪すぎるのだが、ファクタリング会社が「IDとパスワードも入っている書類をお送りしておりますが、その設定はお済みでしょうか?」て確認してきたら「そんな書類もらってない」と言いはったらしいです。

 さも、相手のミスのように「そういう書類送ったはずだと向こうが言い張るので、再送してもらって、ミヤノさん宛で届くよう手配しました」と言うので「ああ、それとっくに届いているけど、だからこれで私にどうしろと?って何度も確認してたでしょ?」と私が言ったら「え?そうなんですか?」

 「おれ、届いてないって言っちゃたんで、その書類のこと黙っていてください」だってさ。

 なんで、なんでも私に丸投げしているのに、相手から「こういう書類が」って言われて、その書類が手元にないので、「そんなの届いてません」って即答するのか理解不能である。私に一言「こういう書類お渡ししてませんでしたっけ?」って確認すればいいのによ。

 さらに、そういう非常に刹那的で自分中心な記憶力しか持ってない人と仕事するのはほんと大変なのだが、向こうが「もっと簡易版マニュアルあったはずなんですけど?」と言うので「それは私は頂いてないですね」と言ったら「そんなはずないんだけどなあ」と言うので、こっちも短期記憶に自信がなくなってるので「そんなはずないんだけどなあ」で返していいたのですが・・・

 ですから、先日、私が「テスト送信とかやるの?」と聞いたら、「確認してみますから、書類一式ください」と言うので「もう、いいから初回はお前がやれ」と丸投げ返ししたのだが、今日になって「そういえば、もう明後日が締切日なんですけど?」と言ってみたら「お願いします」と言うので「でも、パスワードの書類も全部渡しちゃったけど?」と言ったら「いえいえ、あれはミヤノ様にやっていただかないと」

 とのことで、その5分後に書類一式が戻ってきた。

 そして、夕方やっと口座引落金額が確定したので、試しに入力しようとして、パスワードの確認でその書類セットを開けたら・・・・・・間に「簡易マニュアル」が挟まってました(笑)

 教えろよ!

 こっちはしょうがないから分厚いマニュアル読んでたら「簡易マニュアルもらったはずなんすけど、渡してませんでしたっけ?」までは許すが、それが出てきたのなら真っ先に報告しろって(笑)

 それが出来ないのなら、その書類は私には見せないでおけば「無い物の存在はわからない」で済んだのに、自分が抱えてしまって、私には届かなかった書類をこっこり戻してくる心境が全く理解できません。

 グダグダと怒りが収まりませんけど、ほんとにさー、文章で書くとこんなもんだけど、実際の会話は「いや、それはミヤノさんに私たはずですが、だって全部渡したはずですし、おかしいなあ、そんなの手元になかったし・・・・・やっぱし、ミヤノさんが持ってるんじゃないですか?いや、だって、書類は全部ミヤノさんに渡しているはずですから」と「オレは悪くない」を延々とループするので、「うるせーよ、うだうだ言ってないで、探してみて、もしなかったらまた先方の担当に貰えばいいじゃない」とブチ切れたフリしてもまだ「おかしいなあ、そんなはずないんだけどなあ」とブツブツ言っているので「いいから、とっとと探してこい!」って怒鳴り散らさないと退散してくれないのです。

 ほんと、疲れるのですが、あそこの部署って、そういう「書類がないんですか?いや、それは自分のせいではありません」ってまず最初に根拠不明に断言する謎の人材が、3名もいるので、あそこの部署とは関わりたくないのですが、私の「不惑なんてとうに過ぎたわ」「天命を知ればいいのね」という高飛車な性格の足を引っ張るために神様が遣わしたものだと思って諦めてます。

 けど・・・やっぱし、「謎解きはディナーの後で」のお嬢様刑事のように「クビよ、クビクビクビ!」って怒鳴り散らしたくなります。

 いなくなったらきっと寂しくなると思うので「昔、こんな社員がいたよ」と伝説として熱く語ってあげますから(笑)


10月16日(日)

●不惑について考えてみた

 不惑、不惑と考えていたら、だんだん頭の中で「ファック ファック」連呼になってしまったのだが・・・・

 私は生まれつきの性格なのか、なぜか自己評価がとても高い。
 小学生低学年までは、人見知りでオドオドしているのに内弁慶っていうややこしい性格だったんだけどね(笑)

 そういや、小学校1年生の母であるエビワカちゃんが、初めてもらった娘の成績表が「Bばっかりで、Aがひとつもなかった」とがっかりしていたので(三段階評価らしいが、少し前までは「よくできました」みたいな、ゆとり評価だったはずだが、今はABC評価らしい)、「うーん、それ絶対的評価なの?相対的評価なの?」って聞いてみても、エビワカちゃんはよくわかってないようだった。

 「でも、中学校の教員やってる友人が、ああいうのは人数決まってるって」と言うので、「中学校は確かにそうだけど、今の小学校低学年はそうじゃないかもしれないよ?」と言ったけど、まあ、誰でも最初の子供の成績は気になるものだろう。どうやら、その長女は、保育園育ちのだけど、人見知りというか、あんまり自分からアピールしない子みたいだし、小学校に上がっても忘れ物が多かったりとか、要領のいいタイプの子ではないようだ。

 私の小学校低学年時代と似ていたので、「小学校時代は担任の先生との相性もあるしねえ?まあ、Cが無ければ気にすることないんじゃないの?」と型通りに慰めつつも「気休めにもならんかもしれないけど、私も小学校低学年の時に成績表は地味だったよ」と言ってみたのだが、それでエビワカちゃんのご機嫌が治るわけないよな(笑)

 いや、ほんと、私は「暗黒だった小学校低学年時代」をよーく憶えているので、4年生になってテスト重視になってから急に成績がよくなり「勉強ってこういうこと?」という霧も晴れたが(それまで自分が何を目的に何をやらされているのかよくわかってなかった)、多くの人は自分の小学校低学年時代のことなんて忘れているだろうから、「自分の子供の芳しくない成績表」を見て、素直にショック受けちゃうんだろうなあ。

 と、話は逸れてしまったが、私は小3まではパっとしない生徒だったが、4年生から成績が良くなってしまい、その後ずっと「学級委員」にされていた。
 それまで地味な存在だった恨みもあり「学級委員って成績で決まるわけ?」と、げんなりした。
 そして、今まで、私の存在を知らなかった、他のクラスや他学年の担任までもが、私のことを知っているという事態に戸惑いまくった。
 今だに憶えているが、当時、学力調査みたいな試験が行われていて、模擬試験みたいなテストを抜き打ちで年に一回受けたのだが、あれが県でやったのか、市でやったのかわからないけど、たぶん千葉県で実施していたのだと思う。当時の小学生たちは、塾に通っている子も少ないし、ましてや中学受験する子なんて学年(300人以上いた)でも数名だったので、みんなテスト慣れしてなかったし、ましてや通常の「教科書で勉強した範囲の習熟度を計るテスト」とは違う、模擬試験みたいなテストでは、苦戦した生徒が多かったようだ。

 6年生の時だったか、その学力調査テストは、学校で勝手に実施させるし、結果は生徒には返って来ないので、当時やはり定期的に行われていた「知能テスト」みたいなもんだと思って、みんなテストが終わった後には「きゃー、難しかった、全然わからなかったー」などと騒ぐが、小学生にはかろうじて「それが学校の成績とは無関係」という事実は知らされていたし、なんのためにやっているのかはわからなかったが、「難しいテスト」で一日潰した恨みなんて、すぐに忘れちゃうものである。

 もっとも、私は、みんなが「きゃー、難しかった、全然わからなかったー」と阿鼻叫喚の中、「そお?普段、ちゃんと勉強してれば、別に大したことないじゃん」って思っていたカワユクない子供であったが(小学校の頃が人生で一番冷めてた)、それでも、そんなテストをやったことなんてすっかり忘れ去っていたある日、となりのクラスの担任の先生に廊下で「おう、ミヤノ」と呼びとめられて「ん?あたし、なんかやらかした?」と警戒していたら、「おまえ、この間の学力テストですごい成績だったらしいな」って言われても、こっちには結果返ってこないので「はあ、そうなんですか?」と、ぽかーんとしていたら「特に国語は県下で3位だったらしいぞ」って言われても「はあ?」

 えーっと、満点だったら、1位のはずですよね(笑)
 同点首位が何人いても。
 3位ってことは「満点がほとんどいなかった」ってテストだったんですね。

 1位が満点で、2位が98点でやっぱし一人?そんで、3位の95点が何人かいたのかね?ってあたりを冷静に考えている小学6年生っていうのもなんだが、私が通っていた小学校は「体育教育モデル校」だったので、勉強はかなりおろそかだったから、教師もそれをわかっているので学力調査の上位に食い込む子に期待してなかったから、私がまさかのトップ10入りしたので、職員室会議でけっこう話題になっていたのかねえ?

 しかし、「体育教育モデル校」だったので、教師陣も体育会系がとても多く、正直言って、うちの担任の国語の授業とかアンチョコ片手になんとかやってます状態だったので、「この先生より、私のほうがきっといっぱい本を読んでいるし、読解力もある」と思っていたので、「国語の成績が抜群だったよ」と教えてもらっても「そりゃ、そうだろう」と思った微かな記憶があります。

 で、中学に入ると「おお、体育重視だった小学校と違って、勉強の成績重視じゃん」ってことに喜んで、「成績優秀」を武器に伸び伸びとやってました。
 高校に入ったら、底辺が上がってしまったので、また地味な存在になりましたが、中学校時代は、ノーブレス・オブリージュというか、役員仕事がかなり大変だったので、高校で久々の「一般庶民の気楽さ」を堪能できて幸せでした。

 でも、この話も何度も日記に書いている自慢話であるが、高校2年生の時、全校で受けた某予備校の模擬試験で、国語と英語の2科目の成績が校内で2番だったようで、ちょうどそのタイミングで「第一回、進路面談」だったのですが、それまで、私に無関心だった担任が私の模試の成績に驚いて「ミヤノは実力あるんだな」と言うので、「ああ、中学の時にも、周囲が受験勉強してない時期には、びっくりするくらいの高偏差値出していたのですが・・・・3年になって他が本気出せば埋もれますから」と言ったのだが、まあ、その後はその通りになりました(笑)

 って、またいつもの自慢話を展開してしまったけど、高校生まではそういう感じだったし、その後、紆余曲折を経て、なんとなく社会人になったが、バイトで入った会社で「経理やってくれるのなら正社員にしてやる」と言われたので、「ま、いっか」と経理の仕事を初めてみたら、これが天職というのか、見よう見まねで、すぐ業務がわかってしまったので(買掛金とか売掛金とかいう概念にすんなり馴染めた)「私って天才」と思いながら、前の会社では10年勤めて、また紆余曲折があって転職して、今の会社もシロート集団だったので、いつのまにか経理のお局様として君臨しているのである。

 30歳の頃、ふと思ったんだよね。

 「四十にして惑わず」っていうけど、私、もうその心境じゃん?って。

 吾れ十有五にして学に志ざす。
 三十にして立つ。
 四十にして惑わず。

 を自分に置き換えて解釈するなら「15歳のころが偏差値的にはピークだった。医者になろうか、弁護士になろうか、と少し迷ったが、なんかそーゆーのも面倒くさそうだと思っていた」「20歳のころ、もう学校で勉強するのいいや、ってリタイア」「30歳のころ、このままの人生でいいやと本気で思った」って感じかな。

 それは自分だけではなく、女子のほうが「大人になるのが早い」というか「賞味期限切れが早い」という事情もあり、女性の30歳と男性の40歳が丁度同じ程度の心境なのかもね、と思っていたりした。
 ある程度の結果が出てしまうのが、女性の30歳であり、男性の40歳なんだろう。

 「結果が出てしまう」と書くとネガティブな感じだが、30代女性と40代男性が一番「円熟期」というか、アデージョ的視点からすれば「人生で最もセクスィな時期」なのであろう。

 さーてと、そうなると、孔子先生曰くの「50歳」=「ワタクシの40代」って「五十にして天命を知る」ってやつだったのね。

 あー、ある、ある、ある!

 30代の頃は「自分でなんとか頑張れば、なんとかなる」って思っていたけど、ここ数年は「世の中には祟る神みたいな人がいて、そういう人は私の力ではどーにもできない」と諦めるようになってきた。

 同僚への愚痴だったらまだいいけど、上司というか会社のトップがとんでもないこと言い出しても「はあ、しゃーねーな」ってスルーできるようになってきた。
 いや、私は「はあ、天命ならしょーがないですね」と渋々、面倒くさい仕事を処理していたのだが、天命炸裂から一年経つと、他のみんなが「なんで、こんな面倒なことになったのだーーー!」とか言ってくるので、「いや、だから、それって天命だったんでしょ?」としか言いようがないのだが、なんで他の人がそれをすっかり忘れているのかが不思議だ。

 私は天命が下った瞬間に「そんな気まぐれで言われてもーーー」と抵抗したのだが、「天命だからしょーがない。これは決定事項なのだ」って言われて「もーーー、しょーがないなー」って諦めてやったのにさ。

 さて、そーなると次の展開を孔子先生に曰くしていただくと、私のアラフィフは「六十にして耳従う」ってことになるんすかね?「六十で何を聞いても動じなくなった」って現代語に訳されるらしい。

 うーん、これは難しいな。

 てゆーか、私は仕事上のことは、ほんとは全て「どーでもいー」のであるが、それだといけないと思って、面倒だとは思いつつもギャースカ文句言っているのである。ほんとは言われたことだけやってればラクなんだけど、それで悪い方に行ってしまうのが嫌なので。

 でもそれで、私が「こういう問題点ありますけど?」と指摘すると、「なんで、今までこんなものが放置されてたんだーーーー!」って私に怒鳴られても・・・・あーあ、やっぱり知らないふりしていたほうがラクだったのだが、そういう案件が焦げ付くだけ焦げ付いたあげくに不良債権として積み上がって、どう処理していいのか誰も決断できないっていうのが、何件かありまして「こういうのを後輩に残すのもなんだから」と思ってさ。

 そういう案件って、私も「そもそもの由来」を知らなくて、でも、前からそうなっていたので、口を挟むこともしなかったのだが、上司が変わって「これはなんなんだ!」って言われても「私も全然わからないのです。前の上司に聞いてください」と言っても、前の上司も全然わかってなかったりしたので、「ああ、他人任せというか、自分でわからないことでも、他人はわかっているだろう、って思うのはいけなかったんだな」と、なんで私が反省しないといけないのじゃ、って話ですが、最近、いろいろ上が代替わりしたため、そういう「ちゃんと引き継ぎがされてないこと」が多くなり、「ああ、上がちゃんとわかってるだろう、っていうのはダメなんだ」って気が付きました。

 なので、嫌々ながら、メス入れているのですが、私が「ああ、ここ、膿溜まってますねえ」って指摘すると、「いや、こんなの手術が必要な傷口じゃない。オレが自分で治すから放っておいてくれ」と激しい反発に遭うのですが、私が元気なうちは「この膿は誰々さんがそう言って放置した」ってきっぱり証言できるのですが、もし私がいなくなったら、後はなにがなんだかわからなくなることでしょう。

 でも、それでもいいっていうか「そういうもん?」と思ってしまうあたりが「六十にして耳従う」ってことなんでしょうかね?



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