可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

10月31日(日)

 イベント仕事は無事に台風をやりすごせたので、ほんとよかった。

 この定期イベントのうちの責任者っていうか、制作進行係が、私がたまに「あの人、神様みたいなもんだからしゃーねー」と崇めたてまつっている(?)S氏なのだが、先週もまた彼宛の請求書が紛失したらしく、取引先から確認の電話があったので「あそこの請求書がまだ経理に回ってきてないんですけど?」と言ったら「いや、もう回しているはずだ」と言い切っていた。

 そこからの請求書はほぼ毎月回ってくるはずなのに(毎月ではないのがまた微妙なのだが)、年に最低でも2回は紛失しているんだから、「あれ?オレまたやっちゃった?」って思うのが「普通の人」であるが、彼は神様だから絶対に自分のせいにしないのである。

 油断できないのは、「もう回したはずですよ?」と言い切ってから、数ヵ月後に「こんな古い請求書が出てきてしまいました」と平気な顔して持ってくるところである。「普通の人」だったら「あ、これってあの時の・・・・やべっ、こっそり捨てちゃお」とシュレッダーしてしまうか、もしくは「これ、あの時のでしたよねえ?すいません、やっぱしオレが持ってました」と正直に謝りに来ると思うが、彼は神様だからそういうことはしないのである。

 そんなんで普通に仕事が出来ているのか心配になるが、まあ、制作進行の部分ではけっこうミスも多いけど、あの仕事は「普通に仕事ができる人」でも、みんなからアレコレと文句言われる仕事なので(あの会場は使いにくい、とか、弁当が不味いとか)、「普通の人」は神経が持たなくてビョーキになったり転職してしまったりするのだが、彼は、ですから神ですから、そういうの全く引きずらないようで、ギリギリの線での適材適所に収まっているようだ。

 そして毎回「神様お願い、ちゃんとスムーズに進行するよう手配してね」と願かけるのだが、その願いが完璧に叶うことはほとんどないので、「せっかくお祈りしたのに、なんでだ、バカヤロー」とS氏に八つ当たりということが繰り返されるので、ほんとに考えれば考えるほど「私の知る中では最も神の存在に近い男」なのである。

 そして、S氏にはほんとに神がかり的なところがあって、彼が担当になってから、うちのイベントはまだ雨に祟られていないのである。イベント終了後にドシャ降りになったことはあるが、「終わった後でよかったよ」とみんなでホッとしたっけ。

 今回は「台風マジやばい、とうとうSさんの無雨記録も破られるか?」と噂されていたのだが、見事に台風を跨いだ。金曜日にSさんは「オレがウチワで仰いでおきますんで」と言っていたけど、ほんとに仰いだのか?

 なので、私も「しょっちゅう請求書を紛失される」くらいのことは我慢するさ。まあ、支払先には迷惑かけてしまうけど、あっちも学習して、振込遅かったらすぐ連絡してくれればいいだけだ。そして「いい加減な会社だなあ」と思わずに「Sさんがどうやらいい加減らしい」ということに気がついてくれればいいと思う。

 Sさんは反面教師としても活躍していて、うちが出した請求書の入金が確認できないと、営業担当者に確認してもらうが、営業担当者が「ええ?またあそこ?なんで、あそこっていつも?」と驚いていたりするので、「逆の立場では、うちの会社にはSさんという人がいて・・・」と説明すると、「そっか、会社がダメなんじゃなくて、担当者がだらしないのかもね?あの人に請求書送る時には気をつけるよ」と納得してくれるわけです。

 だいたい、数万円や数千円の未払いなんて、そんなん払わない企業なんて無いわけで、私の直感では「100人に一人くらいはSさん属性な人がいる」と思うので、請求書を100枚発行すると、必ず1件くらいはなかなか振り込まれないのですよ。

 まあ、また「お支払いがまだなんですけど?」という電話があり、電話を受けたエビワカちゃんが「また、Sさん?」と呆れていたら「でも、ほら、この間、Sさん台風をウチワで仰いで避けてくれたから、そういうところで神通力使い果たしてると思えば、ね?」と説明してあげましょう。

 さて、今日は早起きだったので、昨日は日本シリーズの途中で寝ちゃったけど、今日も8時くらいに眠ってしまいそうだ。
 どーせ、テレビでやってないから、丁度よかったんだけど(笑)

 おっと、昨日は雨で中止だった早慶戦ですが、ハンカチ負け投手wwwww

 明日勝てばいいんだろうけど、今日勝って優勝決めたかったろうに。
 明日も投げたりしてwww

 春季リーグのときにも、大事な試合で落として優勝逃したらしいが、明日負けるとまた春の二の舞になっちゃうじゃん。
 しかし、慶応は崖っぷちで明治に連勝して、最後まで優勝争いに絡んでいるのだが、なんだか慶応のくせにロッテみたいなチームなのが面白い。

 さあ、今夜のロッテはどうでしょうね?
 私はCSで全く出番の無かった吉見の登場を心待ちにしているのですが、そのためには、「6点差で負けている」くらいの試合もやってもらわないと望みが薄いのですけれど・・・・ええと、今日はいいや、テレビで観られないから。うちのテレビで映る日にぜひ。

 あ、いや、ほんとは、「6点ビハインドで吉見がロングリリーフ」→「なぜかロッテが逆転して吉見がポストシーズン初勝利!」(あのまま横浜に在籍していたら一生ポストシーズンと縁がなかったはず)→「その勝利のおかげでロッテ優勝!」→「ビールをブシブシかけられている吉見がスポーツニュースで何度も再生!」っていうのを妄想してるんですけどね(笑)

 CS優勝の時の祝賀会で「吉見はいるのか?」と探したら、ビールかけしてはしゃぐ選手の後ろのほうで、黙々とテーブルからビールを運ぶ吉見の姿がちらりと確認できたので「新入社員の初めての忘年会みたい・・・・」と涙しました。

 日シリの大舞台で、「吉見ノーノー未遂」とかやってほしんだけどなあ。(「未遂」でいいんですかい?いや、「未遂」がいいのです!)

 あ、メジャーの方では、元広島のルイスが勝ち投手で「広島優勝!」って感じです(笑)。ロッテも吉見に勝ちつけて「横浜優勝!」にしましょうよ。(ひつこい。いや、朝4時半起きでもう眠いので、なんかもう)

 実現が不可能そうなことでも、繰り返し夢を発表していれば、そのうち叶うかもしれないですし。
 「ああ、うちの朝井のモノマネはほんと面白いのに、この面白さが世間には伝わることは無いだろう」とずっと思っていたのだが、まさかの巨人へのトレードで、まさかの「ズムサタ・レギュラー」を獲得し、巨人が優勝できなかったので、まだ全国区ではないかもしれないけど、少なくとも「ローカル限定」は脱したので、「朝井がスマップ中居君と野球モノマネ対決するという夢」への大きな一歩を踏み出したので、私は40歳半ばにして「夢をあきらめない」というスイーツ(笑)な心境を理解したのです。

 「宝くじ当たらないかなあ」っていうのと「吉見がポストシーズンで活躍しないかなあ」っていうのはどっちが確率がいいのかわかりませんけど(笑)
 いや、絶対に吉見のほうが確率がいいはず。
 3億円が当たる確率って100万分の1くらいでしたっけ?

 よくわかんないから、10万分の1でもいい。
 いや、1万分の1でも勝負できます。

 1000試合やれば、一回くらいは絶対に吉見が勝ちますから(笑。ってゆーか君は本当に吉見ファンなのかい?)
10月30日(土)

 「日本シリーズ 地上波放送無し」というニュースが野球関連板のあちこちに貼られたときには「はい、はい、ネタね」とスルーしていましたが、ネタではなかったことに気がついたのはしばらく後でした。

 まさか、日本シリーズまでラジオ観賞することになるとわ・・・・

 なんか、去年の「新庄と清原の場違いトーク」が懐かしいね。

 ドラフト報道では「早稲田はまだ優勝決定戦控えてます」というのは軽く紹介されたけど(早稲田の選手が記者会見しなかったので)、「プロ野球は日本シリーズを控えています」ってことは、一般人には忘れ去られているのかもしれない。

 さて、例の友人から、しばらくメール来なかったので、ホっとするやら、「また状態悪くなっているのでは?」とちょっと心配してみたりしていたのだが、ドラフトの話題メールをまた送ってきた。

 西川ほしかったとか(誰?)勧野がどうのとか(誰?)、相変わらずマニアックな内容でした。
 こっちも無難な野球話を返信しておいたが、はー、なんだかね?

 明日はまたイベント仕事で早起きだ。
 台風が心配されていたが、今日最接近になったので、明日は影響なさそうでよかった。


10月29日(金)

●夢華つく話

 (字面だけ美しく?してみました。ポジティブですからwww)

 こんな辺境とはいえ、会社の取引先の悪口書くのはあまりいいことではないとは思いますが、これも私のストレス発散という大義名目のため、許しておくんなせー。

 最近の私の「目の上のタンコブ」である、例の新規事業への投資(ナカジ程度)の元凶みたいな会社は(自分らで儲ければいいだけなのに、資金がショートしたらしく金づるとして我社をゲトしたと思われ。あくまで私の妄想ですけどっ)うちに投資させるだけじゃなく、「短期で資金貸してよプリーズ」(←その昔流行った表現。死語というのすらおこがましい)なことを言い出し、えらく半端な期間だけうちが都合することになり「それって、ただの給与資金じゃwwww、つーか、うちのどこにそんな余裕がwwwww」と、金庫番である私のご機嫌を激しく損ねたのであるが、そこの偉い人がしょっちゅううちの会社に来て、会議室で大声で意気揚々とプレゼンしている声が漏れ聞こえるたびに、ほーんと夢華ついていたのでございます。

 何度か日記に書いているが、私が高校生の頃、父の大学時代・・・いや、幼なじみか、あちらは東大に合格したようですが、その東大卒だけど、何やってんのかよくわからない旧友が近所に住んでいたので、時々遊びに来ていたのですが、どーらや「起業するから、出資してよ」と父に持ちかけたらしく、100万円ばかり貸したらしい。

 当然のことながら、我が家の大蔵大臣の母としては、面白くなく、夫婦喧嘩の度に何度も蒸し返された議題であったが(国会討論なんて、ほんと、ああいうのと比べるとね。生ぬるいっすよね)母が一番イラっとしたのは「こっちは、これから教育費がかかる子供を3人も抱えて、余分なお金なんて無いのに、そんな友達に100万円も・・・・でも、幼なじみだからしょうがないのか」と我慢しているのに、その父の友人ったら、食通で、母がインスタントコーヒーを出したら、「奥さん、コーヒーは豆からいれると美味しいんですよ?全然違うんですから」などと言ったらしく、当時はまだインスタントコーヒーが主流だったのだが、うちの母はブチ切れて、その直後にメリタ式だかカリタ式だか忘れたが、我が家に「ドリップ式コーヒー」が導入されたのであった。

 ・・・という話は、私が大学生になった頃、母が私を「大人の話がわかるようになった」と判断してから、愚痴ったのだと記憶しているけど、親がせっかくそういう教訓を教えてくれたのに、私も他人にお金を貸してしまい「新しいデジカメ買っちゃった」とか「新しい楽器買っちゃった」と債務者が平然と私に自慢するので「ああ、自分も同じ目に・・・・お母さん、ごめんなさい。私は自分でも呆れるほど父親似でした・・・・」と遠い目になりましたっけ。

 ええと、そんで今回は自分の金じゃなくて、会社の金なのでダメージは少ないのですが、なーんかとっても胡散臭い会社だったので「期限までに返してくるのかねえ?」と部長とよく話していたのですが、あまりにもうちの上層部が騙されてる感が募ったので、部長もその会社の人との会議に同席してみたようですが「あれは・・・・たぶん、返済日延長してくるだろう・・・に、ミヤノさん賭けしない?」とか言い出すし。

 まあ、大した金額じゃあないのかもしれない。投資総額がナカジとしたら、貸付金額はえーと、うちの半袖くらい?(パ・リーグに相当詳しい方じゃないとわからない表現にしておきました)

 まあ、ほんとに期限内に返済してくるかも不明でしたので、資金繰り的には「無いもの」として計算してましたし、期限は「10月31日」でしたけど、昨日になっても、特に反応なかったので「来週の月曜日になっても、なんも動きなかったら、『あれって、そういえば、どうなったんですっけ?』と担当役員にそれとなく粉ふっとこう。と思っていたのです。

 そしたら、今日の午前中、うちの役員O氏から「あそこから、返済金の振込先を聞いてきたんだけどお?」という内線が!
 ええええ?返してくれるの?

 話を戻すとまた長くなるが、その貸付が発生するときに「契約書作ってくれ」と言われて、過去の事例から雛形を拾って、会社同士の金銭貸借契約書を作ったのだが、部長から「これ、返済金はどこに振りこんでもらうの?利率は書いてあるけど、決定した金額は?」と矢継ぎ早に指摘されたのだが、私はふーーーーーっと息を吐きながらこう答えました。

 「これは、急に用意しろと言われて、過去のファイルから探したのですが、うちでは、外部に貸し出した経験がなく、つーか、うちは金融業者じゃないわけで、ですからこの書類は、グループ内向けの、要するに、貸す方も借りる方も、ここで一緒に経理やってる場合の、要するに税務調査対策の契約書なんです」

 部長は「外向けにも、この書式でいいのか?」とワーワー言うけど「申し訳ありませんが、私はアカの他人に貸し付けるという仕事をしたことがありませんので、これでいいのか正直わかりません。私は、マチ金のおねーさんではないのでけど?」と同じことを繰り返し言ったら、部長もやっと「うううう」と引き下がってくれた。

 外向け以外にも、最近、社員向け融資の件数も増えちゃってさ。
 「5年返済で、元利均等にして」とか言われても、私も「よくわかんねー」と嘆きながら返済予定表作ってるというのに、部長に「これでいいの?」って言われても「数学的には合ってると思いますが、ですから、私はマチ金のおねーさんじゃないので、ほんとのところよくわかりません」としか言いようがない。

 話、逸れちゃいましたね。

 それで、O役員が「返済金の振込先教えてくれって」と内線してきたので「えーと、口頭でいいですか?それともメールで?」と言ったら、「ミヤノさん、あの会社に電話してよ」と言うので「はあ・・・」「電話番号わかる?」「知りません・・・・」「じゃあ、ええと・・・ とO役員は名刺を探して、私に番号を教えてくれた。

 「丸投げかよ・・・・」

 と、ちょっと思った。
 O役員も、あの会社の相手するのは面倒くさいのだろう。ほんとは、M役員が持ってきちゃった案件だし。そのあたりの人間関係の微妙さは私にはまだはっきりよくわからないけど、O役員が「オレの仕事じゃねーし」と思ってるらしいことはなんとなくわかってる。

 そして、O役員から「J社のUさんに振込先連絡して」と言われたので、その電話場合に電話して「●●●のミヤノと申しますが、Uさんいらっしゃいますでしょうか?」と実に事務的に電話してみたら、若い男性(若いっていうか30代くらいの声に思えた)が電話を受けて、「ええと、Uは二人いるのですが、どちらでしょう?」

 「・・・・・・・・」

 それが、田中さんとか鈴木さんだったらわかるが、普通それほど被る苗字じゃなかったので、全くの想定外だったから、私はフリーズしてしまいました。

 頭文字が同じなのと、珍しくもないけど度が同じくらいなので、仮に「上田さん」だとしておきます。上田さんに電話して「二名おるのですが?」って言われると「え?」って思いますよね?

 いったん電話を切って、O役員に「上田さんが二人いるって言われた」と文句言ってもよかったのですが、でも、そこの会社って社員が何名いるのか知りませんが、そんな大きい会社じゃないはずで、そこと今現在、共同出資みたいな形で、うん億円って仕事をしているはずで、さらに、そっちの都合でうん千万って貸し付けているのに、電話に出た社員が「ああ、●●●さんといえば、あっちの上田さんだな」ともわからずに、「上田は二名おりますが」っていう扱いに、軽くカチンと来たのであった。

 しかし、どうすりゃいいのだ?

 「けっこう、オッサンでギラギラした感じの地声が大きい方の上田さんです」って言えば通じそうだが、相手がどんな会社かわからんし、電話に出たのがどういう立場の人かもわからんし・・・・こりゃ、かけ直そうかな、と思ったら、向こうが「どのようなご要件でしょうか?」とのんびりと言ってくるので、あ、これはもしや、営業電話と間違われているのかもな、と思ったし、この、のんびりした応対している人に少し釘を差してやれというイジワルな気持ちももたげ(うちが短期融資してやらなけらば、あんたの給料どうなってたのかわかってのんか、ゴラアア、な八つ当たり魂勃発)「ええと、そちらから、ご返済いただく予定の・・・・振込先をお伝えするように言われていたのですが・・・」と、言うと、即座に「少々お待ちくださいませ」

 そして、「もしもしい?」とおっさんの声がしたので「ああ、たぶん、これが、うちの会社で美味しい話ばかりをマシンガントークしているオッサンだ」とわかったのだが、こっちが「上田様でしょうか?弊社のOからの・・・・」と言う前に、「あのさあ、返済金がどうのとか電話で言うのやめてくれるうwwwww?」

 ふふ、ビンゴでしたわね(笑)

 他所からお金借りてることを社員に知られたくなかったらしい。そーだと思ったぜ。

 さらには「あのさ、あんたさあ、普通は、名前だけ言って繋いてもらえばいいじゃん?」とか超馴れ馴れしいのが笑える。

 いや、私だって、「上田さんお願いします」でつないでもらえればよかったんですけど?としか言いようがないので「あの、でも、上田さんが二人いらっしゃるというので」と言ったのだが、そこはスルーされ「まあ、いいや、とにかく振込先は?」って、きーーーー、なんでそっちが主導権握ってんのじゃ?

 そりゃ、私がほんとにマチ金のおねーさんだったら、電話したときに金貸し業者だとわからないように気をつかうけどね。
 ふーん、でも、向こうの態度は、まるで「ア●ムのミヤノですが、上田さんいらっしゃいますか?」と電話して「ア●ムいうなああああああ」ってノリだったので、まあ、そういうレベルの人なんでしょうね。

 つーか、電話受けた社員だって「●●●ってとこから、返済金の振込先がどーのって電話ですけどお?」ってそのまま伝えたんだろうね。私に逆キレする前にそっちの社員教育はどうなっとるんですか!って話です。

 まあ、百歩譲って、どうやら上田さんは社長さんだったらしく(後でO役員に「上田は二人おります」って言われて、いらんこと言ってしまし、あっちが逆キレしてましたよ」と文句言ったら「あ、社長だった。ごめん、つーか、貸してやったのに逆キレするなwww」って笑ってましたけど、なんもわかってない私に微妙な案件丸投げするな」)うちもそうだけど、代表者宛の電話の99・99%は繋ぐ必要の無い電話なので、「上田は二人おりますが、ご要件は?」っていうのは、電話を受ける社員達の裏技だったのかもしれない。

 もし、そうだとしたうっかりホントのこと言ってしまった私の言葉をそのまま社長に伝えてしまうようなバカ社員がいるとしたら・・・・

 短期融資資金は無事戻ってきたけど、あの投資資金の回収は難しいのだろうなあ。ふー
10月28日(木)

●ドラフト会議

 ですから昨日も書きましたが、私は高校野球や大学野球や社会人野球に疎いため、「この選手が欲しい!」などと思うこともないので、ここ4年ほどプロ野球ファンをやっておりますけど、ドラフト会議には意外と無関心なのです。

 でも、さすがに今年は「ハンカチ王子はどこに行くのだろう?」と気になったので、会社でネット速報をニヤニヤしながら眺めていたのですが、ふーん、楽天は大石指名か・・・・仙一のくじ運が試されるな・・・・と思っていたら、なんと、また西武のナベQが!去年も雄星当てたから、すごいくじ運!

 さて、ヤクルトは予告通りにハンカチ君を指名したけど、小川監督がクジ引いたのか知らないが、小川監督は「オレって地味な人だし、くじ運なんて・・・」と予防線貼りまくっていたけど、やっぱしクジ運なかったようです。

 名誉ヤクルト・ファン(いつそういう名称に?)的には、「ヤクルトに斉藤君来ると、神宮球場が一瞬だけ混雑したらヤだな」くらいの軽い懸念を感じる程度でしたので、まあ外したのは残念でしたね、ってだけです。日ハムがゲットしたね。かつて、「北海道のアイドル」だった田中マー君を外した恨みの補填でしょうか?

 ええと、もし斉藤投手が順当に一軍ローテに入ったら、札幌ドーム(来年はネーミングライツでなんか違う名前になるらしいが)で、「ハンカチ王子VS田中マー君」という「あの甲子園の熱戦の再来?」になるかもしれないので、そういう場合、北海道民はどっち応援すればいいのか困るのかも?と今から想像してニヤニヤしてみる。

 さて、そんなわけで、楽天はやっぱし今年も「私が全然知らない選手」ばかり指名したようです。
 どーせ、誰が誰だかよーわからので、私は来た子がどんなだか二軍の試合などで地味に判断させていただきます。
 あと、ハンカチ王子は、二軍戦でボールボーイやってる姿も是非披露してください。

 そうだ、そういえば「ハンカチ君がヤクルトに入ったら、中澤とどっちが可愛いか見比べてみよう」と思っていたのだが、それが叶わなくて残念です。

 それにしても、今年は多少、事前の「ドラフト特集」にも目を通していたので「プロ志望届け出していても、指名されない子がいっぱいいるんだ」という事実に気が付き、また切なくなってしまいました。

 しかし、何が一番切ないって、寒いのが一番切ない!
 10月だっていうのに、ダウンコートにカシミアのマフラーがもう必要だなんて!
 何年か前も残暑が厳しいと思ったら、あっさりと冬になってしまい「秋はどこに行った?」と嘆いたことがありましたが、今年もそのパターンのようです。

 石油王に見初められたら「ベイスターズを買ってもらうか、それとも、常夏の島での暮らしを保証してもらうか」で真剣に悩みそうです。
 あ、ベイスターズを買収して、本拠地を那覇にすればいいじゃん!(←私って天才!)

10月27日(水)

 INAXの会社が(ええとなんて会社名だったっけ、たしか住専みたな名前ですwww「性生活」と誤読する中二病男子も続出中)ベイスターズ買収(?マジに用語がよくわからない)を諦めたそうで、どうなるベイスターズ?

 うちの会社が景気がよければねえ?(笑。利益が100倍伸びてもまだ無理)

 横浜ファンの人のツイッターでは「誰か石油を掘り当てろ」「いや、ベイスターズファンの石油王を探したほうが早いだろう」「それよりも、ベイスファンが石油王をモノにして、結納金で・・・・」などと、現実逃避して遊んでいるのが・・・・・切ないです。

 元近鉄ファンの人たちも、いろいろフラッシュバックしているのではないでしょうか。

 今日のトップニュースは(プロ野球的に)「ベイスターズが住なんちゃらと破局」でしたので、楽天の星野監督就任会見は霞んじゃったかもね。

 わたくし的には、それよりも「ええええ?宮出が戦力外!」のほうが大事件でしたので(藪も契約しないんだって。ブルペンで二度観察しただけだが、藪は投手陣のアニキ役としてけっこう機能していたっぽいから、残留してもらえばよかったのに)「ああ、宮出さん、どうするのかしら?」と途方に暮れてしまいました。
 まあ、今期はほんと打てなかったからなあ。

 まだまだ、戦力外発表があるんだろうなあ、悲しいなあ。

 さて他にも、悲しいというか切ない話としては、最近某メガバンクの担当者は、うちに「子分」というか入行1年目の若いニーチャンを寄越すのだが、書類の受け渡しみたいな雑用にそういうのが来るのは別に構わんし、もっと難しい案件でも、別にそのニーチャンでも全然構わないんだけど、その親分である担当者は「ミヤノさんは楽天ファンなんだから、ちゃんと勉強してから行けよ」と要らんこと教えたらしく、そのニーチャンもバカ正直に「Hにそう言われましたので」と、あっけらかんと、楽天話を積極的に振ってくるのだが・・・・・

 なんか、そういう扱いって「昭和のおっさん」扱いされてるみたいで、あまり嬉しくないのですが・・・・
 昭和の時代には、「取引先の偉い人にうっかり野球の話をしてしまったら、機嫌が悪くなってしまったああああ」と、世間話のつもりで「今年は巨人がこのまま優勝しそうですね」などと口走ってしまったら、偉い人がバリバリの阪神ファンだったとか、そういう失敗談はよくあったのだが、平成の今はあまりそういう話は聞かなくなった。

 でも、そのニーチャンもたまたま野球が好きで、そういう世間話を振ってくれるのなら大歓迎であるが、サッカーは詳しいけど、野球はあんまし、らしいのに、無理して話題振ってくるから、この間も「星野監督就任おめでとうございます、って言っていいんですかね?おめでたいのかどうか、正直、自分もよくわかってないのですが?」と面と向かって言われて、「さあ?」としか答えようがないわけです。

 「オレは星野大好きなんですよ、星野でよかったですね!」と語られたら、しっかり拝聴するけどさ。
 そんな「この話題振ってもいいのかな?」という及び腰で言われても、ね。

 あと、それは銀行員の話ではなく、社内の雑談ですが「楽天はドラフトで誰とるの?」っていうのは野球ファン同士の無難な話題なのかもしれないけど、それも「さあ?」としか答えられなくて困ります。私、楽天の編成担当じゃないし。アマチュア野球に疎いので、どの選手がいいのかさっぱりわからんし。(ドラフトの目玉である大石を一回だけ観たけど、「さすが、人気あるなあ」と思ったのと、本人も自信満々な風情だったということだけかろうじてわかったが、どこがどう凄い選手なのかまでは・・・・)

 さらに、イジワルな巨人ファン(先日も日記に書いたけど「ロッテが日本シリーズ進出?グリコ森永事件はロッテの陰謀だったのに?」と言った人)に「楽天は星野監督ですって?だから、来期は川上と福留が楽天に入るんでしょ?」と真顔で言われるのも困ります。

 その他にも「松井稼頭央が来るんでしょ?」とか「楽天が村田とればいいじゃん」などと、みんな好き勝手言うので困ります。

 私は大型補強には興味ないんです。
 だって、私がせっかく見守ってきた無名の選手の出番がなくなるどころか、クビになっちゃうじゃん。

 うーん、やっぱり自分の好き勝手にチームを作るためには、まず石油王と合コンしないといけないのだろうか?
 ある意味、凄いチームが出来そうだが・・・

 そういや、とあるロッテ・ファンが「吉見と那須野と木村の三人でやっと、1ランディ(・ジョンソン)」と自虐的に語っていたらしいが(解説すると、ロッテがなぜか集めてしまった長身左腕三人と、メジャーを代表する長身左腕であったランディを算数的に解釈したという無意味な話である)私がオーナーだったら、まさにそういうことになるわけで。

●部長は大切なお友達だったはずなのにぃ

 部長と私は、世代も同じだが「頭の出来も同じくらい」なので、喋ってても楽しいし(部長の機嫌のいいときは。機嫌の悪いときは悪いときなりにエンジョイしてますけど)部長も「なーんか35歳以下とか、なんか壁があるみたいで」とか言っており、それが「10歳違う壁」なのか「文部省の失敗による教育レベルの差」なのかは、私には判別できないのですが、たぶん単なる年齢差の問題だと思うのですが、その部長が、昨日は私を裏切るような質問をしました。

 「えっと、一坪って何平米だっけ?」

 それが、35歳以下の「なんかの壁の向こう」にいる社員から言われたら「もー、しょーがないわねー」ですが、そういや前に日記に書いたが、まさに30代前半の社員二名から「うちの会社って1000ヘクタール以内?」って聞かれて「1000ヘクタールが基準って、なんの話なの?北海道やアメリカの大規模農家の話?」とびっくりしましたが、「あ、1000平米だった」という結論にホっとしましたっけ。

 そんなことは、「はあ、うちの会社ってこんなレベルなんすよ」という笑い話で済むが、私より学年一つ上の部長が「一坪って何平米?」って聞いてきたので「ええええええ?」

 まあ、ちょっと難しい書類を作っていたので、テンパってるのだということはわかっていたので、「3.3平米ですけど?」と応えたのですが、そしたら・・・・

 「ん?じゃあ、一坪って一辺が3.3メートルってこと?」

 ええええええええ?

 動揺のあまり「いえ、あの、カケると3.3だから・・・・どのくらいなんだろう?ルート3より少し大きいくらい?ルート3っていくつだっけ・・・・」という、自分の解釈が合ってるのかもわからなくなってきたが、部長的には「一坪って一辺が3.3メートルってこと?」というのは「一坪ってどんくらいの大きさだったっけ?」という漠然とした疑問を口にしてみただけたったのかも。

 つーか、平常時の部長だったら、そんな混乱してないはずなんだけど、難しい書類作っていたので、変なテンションだったらしいのはわかるけど、「その状態で、難しい書類作るのやめたほうが・・・」と思った。

 昨日はそのテンションで残業していたらしく、今日の午前中はまた別の仕事をしていたらしいのだが、私やマスオさんやエビワカちゃんやCさんに主語が抜けまくった謎の質問をランダムに向けてくるので、「言葉のキャッチボール」の修辞を借りるのなら、まさに「言葉のドッヂボール」状態になっており、みんな、いつボールが飛んでくるのかわからなくて戦々恐々としていました。

 しまいには私が「部長は、ちゃんと日本語勉強してから話しかけてください」とまで言うはめに。ついでに「いや、主語がなんだかわからないので、日本語禁止にして、英語で話しかけてもらったようがマシかも」とまで言ってしまいました。部長がムっとした顔をしたので、それ以上の辛口冗談はやめておいたけど(笑)

 いや、ほんと、部長がハイテンションで頭の回転が早くなると、左利きだから右脳型になるためか、5つくらい同時に物事を考えてしまうらしいので、なんていうのか「逆・聖徳太子状態」というのか、五人に同時に指示を与えているので、こっちが「ええと、これは・・・」と説明しようとすると、部長はすでに他の人に「○○さん、これの年間集計の表ってある?」と話ていたりして、もう、こっちは落ち着いて仕事できないのですが、部長はそうは思ってないらしく、私がツボにはまってゲラゲラ笑っていると「なにか、面白いことでも?」という表情をするので、笑い堪えるのが大変でした。夕方には鎮静してましたけど、あんだけ、頭回転させたら、部長は今夜あたり偏頭痛に見舞われていることと思います。

 
10月26日(火)

 さて、二週続けて六大学野球を観に行ってしまい、お気に入りの選手を早くも作ってしまったりしていましたが、それもいいのですが、なんだか心洗われたのは「楽しそうに仕事するスタッフの学生さんたち」の姿でした。

 ネット裏でスコアつけてる青年がボーっとしているので、先輩だか同級生に書類挟みでバコバコ叩かれているのを眺めるのも楽しかったですけど、やはり目につくのは女子学生だった。チアはもちろんのこと(ほんと可愛い子が多くてびっくり。まあ10人に一人くらい、イマイチなのが混じってるのはしょーがないですけど)、揃いのブレザーやスーツ来た女子学生が何の役割か知らんが、テキパキと走りまわっていて、「わあ、ギャル度が低い!」と感激した。

 いるところにはいるのですね。
 彼女たちも私服だと、普通にギャルギャルしているのかもしれませんが、ああいう場では、薄化粧できちんとした佇まいで、ほんと「イマドキの若者って、ステキ!」と思いました。

 あと、やはりネット裏最前列は常連らしいオヤジーズがデーンと数人座っていて、もうみんな足が悪いようなお爺ちゃん達ですが、自分がここに通えるうちは定位置は譲らんという感じでしたが、ネット裏最前列の左半分は各校のスコアラーっていうか「ビデオ撮影部隊」がズラリと制服姿で(ブレザーや学生服が入り混じるのがまた萌えなんですけど)並んでいて、右半分が常連年金生活ジジイの居場所と決まっているのかね?

 そして、最前列中央のじいさんが、よろよろと席を立ってトイレに行ってから(たぶん)、また戻ってくると、その横にいたビデオ撮影部隊の学生さんとなにやらお喋りしていた。

 ビデオ撮影部隊も常連ジジイも、いつもその辺りに座っているので、きっと顔見知りなのでしょう。キリリと仕事している学生さんと、常連ジジイとの交流を後ろから眺めていて、「ああ、こういうのっていいな」と思いました。

 その昔(もう13年前か・・・・)、グラストンベリーに行った帰りに、長距離バス(コーチ)に乗ったら、後ろの席に泥だらけのグラストン帰りの青年が一人の隣には、お祖母さんが座り、お祖母さんは「あーら、あなた、すごい泥ねえ、グラストンでしょ?昨日テレビでやっていたのを観たわあ」と話かけ、それから二人は1時間ばかりのバスの中でずっと自然に世間話していた。(こっちは疲れて半分眠っていたので、どんな会話だったのかわからんが「後ろの青年とバーさん、ずっと喋ってるぜ」と思った)

 ああいうのって、いいなあ、って思っていたが、六大学野球を観に来る常連のジジイ達はきっと「イマドキの若者はけしからん」なんて思わないだろうなあ。

 なーんて、目を細めて学生さん達を眺める私の目線は、ほんと、オバサンなので悲しく思うと同時に「ああ、この視点に立てるまで長生きできてよかったなあ」とも思う。

 まあ、この世には、中日の山本昌先輩みたいに、未だに「あっちの世界」にいるという幸運な人もいますけどね(笑)
 たぶん、山本先輩は、私などが絶対に経験できないような世界観の中にいらっしゃるのだと思います。
 私などは、神宮球場の外周を次の試合のチアたちが、ドドドドとダッシュで走っているのを観て「目眩がするほどの生命力と美しさ」と涙チョチョ切れながら観賞しておりましたが、山本昌先輩は、40歳過ぎても、あの集団の中でスコート履いて一緒に走っているわけですから(キモっwwww)

 「失われた時を求めて」じゃないですが(あんま読んでないし。あれも、そろそろ素直に読めるかね?何度か挑戦しても「きもっ」って断念してさ。別に無理して読むような本でもないだろうし)、暇だったからついつい観に行ってしまった六大学野球ですが、別に「あの頃に戻りたい」」とも思わないのですが、なんだかプロ野球観戦とは別の空気が流れていたし、「自分がバカ大学生だった頃とあんま変わってないな」というか、私はほんと、不真面目な学生でしたが(卒業してないし)、「ああ、大学の頃もちゃんと活動していた子達って、こんなだったなあ」と・・・・

 ふう、ほんと、自分も年をとったものだとしか言いようがありませんが、今日の夜は寒かったですね。「木枯らし」が吹いたそうで、まさに「冬一番」でした。さーて、苦手な冬をどう乗り切ろうか?

 それよりも仕事がんばりなさいって。(これからどんどん忙しくなるが、まあ、なんくるないさー)


10月25日(月)

 先週と同じで、今週も「日・月休み」だったのだが、昨日の「神宮球場まで往復10キロちょい(12キロくらいあるようだが)のお散歩&午前11時から午後4時過ぎまで、固い椅子に座って野球観戦」が祟ったのか・・・・・って、そりゃ祟るよなあ(笑)・・・・今日は軽く腰にギクっと来てしまい、家でダラダラとへっぴり腰で過ごしていた。

 さて、なんとなく2週連続で六大学野球観に行ってしまい、それが主目的ではなかったのだが(ですからそもそもの目的は「散歩」なのですが)先週も今週も母校の試合を観ることになり、先週は「慶応相手に炎上すんな、ばかああああああ!」と私からテレパシーで罵声を浴びた、「江夏みたいな体格だけど、なんだか悪い時の大隣を凝縮したような左投手」であった西嶋君ですが、今週もお会いしてしまいました(笑)

 それがまた、得点されないのはいいのだが、実に私好みの(自虐的褒め言葉)グダグダな投球でさ。先週も思ったんだけど、まさに「左の一場か?」って感じでしたが、私は知らないけど一場は大学の時は凄かったんでしょ?

 そんで、試合のほうは両チームとも無失点で続いてましたが、私は4時過ぎにギブアップして帰ってしまいましたが、直後に雨が降ってきたので「ああ、この寒いのに雨でナイターは大変だな」と思ったのですが、延長の末に西嶋負け投手になったらしい。

 西嶋君は4年生で、プロ志望届け出してるようだが、指名あるのかね?
 今年は大学投手の当たり年で、ずらりとA評価の投手が並ぶ中、西嶋君には地味にB評価がついてました。
 うーん、伸びシロあるようには見えないし、良くても今の大隣くらいしか期待できないけど、最初からそういうもんだと思って育ててみるのも一興かも。

 って、やーだ、私ったら、二度も観ちゃったから、西嶋君にけっこう入れ込んでる?(笑)
 ドラフトで指名されたら、泣いちゃうかも(笑)

 それよりも、自分の贔屓チーム(現在、全くの白紙の段階です。が、ヤクルトがイムさんを高額複数年契約で引き止めたというニュースがあったので、ヤクルト一歩有利)に来ちゃったらどうする?

 まあ、私ったら、弱いチームが好きだったり、ダメな選手も好きだったりしますから、また西嶋君をどこかで観る機会がありましたら、テレパシーで「君の牽制のタイミングはなにかがとてつもなく間違ってると思う!牽制でテンポ悪くしてないか?」とか「さすが横浜高校出身だけあって、フィールディングは叩き込まれているようで、1・3塁になったときに、すかさずボヤっとしている遊撃手に2塁ベースカバーを指示したのはいいけど、おめーがテンポ悪いから、遊撃手がボーっとなってることに気がつけよ、ごら」などと、ボヤきたいと思います。

 私があれだけダメ出しができる選手も珍しいので、ひょっとしたら、大化けする可能性もあるのかな?って、世の中そんなに甘くはないけど、「大学野球で注目した選手」を数多くあげておけば、うっかりプロで活躍したときに「ほほほほ、私の目に狂いはなかったわね」と後で自慢できるかと思い、行数を割いてみました。

 要するに明治には他に私に注目される選手がいませんでした、って話です。

 しかし、なぜか東大には注目選手がいました!

 昨日も「東大野球部ってどーよ?」という気持ちで挑んだせいか「意外と体格がいい」ということに驚いたことは書きましたが、事前に選手情報をざっと調べたのですが、「ふーん、高山っていうのが一応、3割打者なんだ」

 そのあたりもよくわからないんだけど、東大相手だと他大学は控え選手中心に出したりしてるのかもしれないし、でも、早稲田のハンカチ王子とかは逆に「東大相手で勝ち星を稼いでる」とか言われているし・・・・

 でも、日曜日の法政の先発は三島で、高校野球でも活躍した速球派らしいので、別に東大だからって手を抜いているわけではないらしい。

 だとしたら、東大の高山くんの打率はけっこう立派な成績なのかな・・・・と思っていたのですが、現地で「えーと、高山が1番打者か・・・」と観ていたら「なんか、デケーぞ?」

 東大の選手の中でも頭一つ抜けてましたが、相手の法政と混じっても、見た目では負けてなかった。190センチあるらしい。しかも、顔ちっちゃいし、足ながー
 褒めすぎなのかわからないが、日ハムの糸井が、お勉強ができたので、部活動で野球やってるだけでした、だったら、あんな感じだったのか?って感じでした。

 ほんと、日ハムの糸井とヒチョリを足して2で割るついでに、トップアスリート魂も半分以下にしたら、あんな感じなんじゃないかと。顔つきが似ていたので、うちの寺田君も混ぜておいてあげます。(偏差値補正。高山君の高校入学時の偏差値は、たぶん寺田君と同じくらいだろう)

 で、日曜日の試合でも、高山君はけっこうヒットを打っていて、東大応援団を大いに湧かせていました。調べてみたら、ハンカチ王子に勝ったときにも、2安打とか打っていたみたい。
 あらあ、いいわねえ。

 大変、悲しいことに「東大生のくせに、六大学で三割打者で、長身足長で顔もけっこう好み」という男子を目の前にして、私が思ったことは「この子のお母さんっていいなあ」ってことでした。前にも「ヤクルトの由規君のママと入れ替わりたい」とか書きましたが、ほんと、私ってもうそんな年なわけで・・・・

 いいなあ。
 「うちの息子ったら、大学でもまだ野球やってるんですけど、この間は、早稲田の斉藤君からヒット打って勝ったんですよお」
 「あら、六大学でやってるの?凄いじゃない?」
 「六大学って言っても、負けてばかりいる大学なんで、野球が強い学校だったら、絶対にレギュラーなんかになれないはずなんですけどねえ?本人は調子にのってて、プロになりたいとか言うんですけど、無理無理ってwww」

 なーんて、分かりにくい自慢話ができそうである。

 はあ、でも、なにげに「東大のエース」ってカッコいいね。
 「京大のクォーターバック」とどっちがカッコいいかね?(京大のほうは、今はどうなのか知らんが・・・)

 NHKの今の9時のニュースの大越さんは、かつて東大のエースだったらしい。ぎょえええ、アンダースローだったんだ!

 これが「早稲田のエース」だったりすると、「こんなとこで何やっとんじゃ?」と言われますが、そういえば、フジテレビの田中アナは「慶応の4番」だったらしいので、野球関係の報道に絡むと「ところで、君はなんでこんなところで・・・・」とイジられてます。

 話は戻るが、東大の高山くんはまだ3年生だった。
 来年もまたプレーする姿を観に行くかもしれない。

 つーか、ふーん?東大の野球練習場は、東大構内にあるらしい。
 ふーん?
 うちからの距離を検索してみたら「13キロ」って、散歩コースとしてはちょっとハードだが、片道だったらいけるかも。

 その前に、秋の新人戦だにゃ。(←けっこうハマってます)


10月24日(日)

 昨日は久々にテレビで野球観ることができたのだが、(中日と巨人のCS)途中で音声が途切れる放送事故が多発したことのほうが、試合よりも面白かったかもしれない。

 ワタクシ的には、河原がテレビで観られて大満足である。
 相変わらずの「はあ、なんか困ったなあ・・・」という風情で(そう見えるだけなのはわかっている)、ヤル気あんだか無いんだかわかんないけど(そう見えるだけなのはわかっている)、なんとなくのらりくらりと抑える感じが本当に面白くて。
 来年も中日で雇ってもらえるのかしら?またブルペンで不審極まる河原を間近で観賞したいものである。(中日では、英智と並んで「元気はつらつ」の真逆を演出する選手なので、観ていて面白くてしょーがないのだ)

 今朝は久々に「サンデーモーニング」を観たが、張本の相方は週替わりになっているらしく(相方選出中?)、先週は土橋さんだったらしいが、今週はなんと高田さんでした。
 高田さんは、たいへん控えめに無難にこなしていた。
 無難すぎて次は無いかもしれないけど、あまりキャラが立つ人だと張本が嫌がりそうなので、しばらく高田にしておけば?と思った。ホントは関根爺あたりをブツけてみたいけど。

 あと、「サンデーモーニング」で中国の半日デモを特集していたのだが、番組の文脈としては「あれは一部のストレス発散でやってることだから、まああんまし気にすんな」ってことみたいだったが、私は元々あんま気にしてなかったので、「そうだと思ってました」としか言いようがない。

 まあ、雰囲気的には、って、当時がどうだったのかよう知らんけど、日本だって安保闘争っていうの?学生さんたちが暴れた時代があったけど、あれみたいなもんでしょ?っていうか、あれよりも、むしろ「2ちゃんのリアル祭」っていうのか、何年か前に2ちゃんで盛り上がった有志が映画「マトリックス」の格好して山手線ジャックしたとかいうのが話題になったけど、ああいうのと同じじゃないの?

 デモなんて、そもそも、みんなで集まって騒ぎたいだけの話だろうから、「野球チームでも作って置いておいてやればいいのに」と思う。
 それとはまた違う話だろうけど、その昔、Jリーグが出来て、鹿島アントラーズが強かったせいもあり、近隣の不良がアントラーズ・サポーターになって発散してしまったので、暴走族が激減したという有名な話があるが、浦和あたりもレッズで同様の効果があったのでは?

 反日デモ隊は興奮して、日系の店舗のガラス割ったり、日本車をボコったりしていたみたいだが、野球ファンやサッカーファンなんて、自分が応援しているチームの選手に生卵なげつけたりするし、まあ似たようなもんなんだろう。

 そういえば、先日、別事務所に行ったときに、その部署にいるロッテ・ファンのW氏に「ロッテすげえじゃん、よかったねえ」と声をかけたら「あの・・・今、野球の話題は微妙かも・・・・」と目線を隣に立っているS氏に向けた。

 S氏は「はあ?野球の話?秋季大会では手堅く絶好調っすよ」

 「それは、あんたの母校である横浜高校の話でしょ!(S氏はラグビー部だったらしいのだが)」などと親切に突っ込む気もしなくて、W氏には「大丈夫、この人、自分がしたい話しかしないからwww」と言ったら、W氏は「ねえ?たった一敗でこの態度なんだから、まだわかんないでしょ?」(巨人が初戦を落とした翌日だった)

 そしたら、S氏は「グリコ森永事件って、ロッテの陰謀だったんですよ。あの事件でロッテが売上を伸ばしたんだから間違いありません」と、まあ、冗談で言ってるのはわかるけど、「だからロッテに好感持ってない人はいっぱいいるんですよ」とか言うから「これ、冗談っぽいけど、けっこう本気なのかも」と思ってしまった。

 実際、「ロッテなんて韓国企業だろ?」って毛嫌いしている人もいるらしいし、その一方では韓流スターに夢中な人もいっぱいいるので、そういうもんなんだろう。中国だって、どこだって。

 「サンデーモーニング」で紹介されていたジョークで、「ノーベル平和賞の選考を巡って、『ノルウェー製品を不買運動せよ』というデモがあって、それに感化されたあるオバサンが、家に帰ると息子の部屋に入りノルウェー製品が無いかどうか探したら『ノルウェーの森』という本があったので、それを焼いた」っていうのは、ちょっと笑った。

 それにしても、国のトップ同士の仄めかしコメント合戦は、なんだか統合失調症の世界観ぽくて、今の私には「いやーん」な感じである。外交ってそういうもんなんだろうけどね。

 外交的なことはさておいても「だから中国って嫌いなんだよ」という人は多いかもしれないけど、「サッカー日本代表」すら、あんまし熱心に応援できない私にしてみれば、大雑把すぎてよくわからんし、それに個人と個人の付き合いでも、ちょっと苦手な人はいるけど、その人の何から何まで全部嫌いってわけでもなかったりする。「顔も見たくない!」という経験はあまり記憶していない。

 逆に仲よかった人とブツかった時には「しばらく会いたくないな」って思うことはあるけど「しばらく冷却期間が欲しい」ってだけだし。

●今日も散歩した

 さて、「サンデーモーニング」観ながら支度して「今日は雨の心配があるな」と天気予報もチェックして、雨具も準備して、9時半には家を出て、また神宮球場まで1時間半のお散歩してきました。

 「東京六大学野球の中で東大ってちゃんと試合できているのか?」という素朴な疑問が沸き起こったので、それをこの目で観に行ってきました。(なんでも、自分の目で観ないとわからない)

 東大は昨日は、前田君という、栄光学園出身の4年生エースを出したので、「じゃ、今日は、あの早稲田に勝った鈴木君?」という予想。

 そういや、昨日は出勤していたのだが、部長も出勤していたので、神奈川出身の部長に「栄光学園って野球はどうなんですか?」と聞いてみたら、「あそこは、意外にも軟式が強いんだよ。全国レベルっていうか、軟式で全国制覇したこともあったんじゃないかな?」とのこと。へえ、そうなんだ。

 じゃあ、東大の今のエースって、軟式出身なの?(調べたら、ほんとそうだった)
 野球の軟式と硬式の違いが、やったこと無いのでよくわからないけど、前に広島の広池が手術でリハビリ中にそういう話もブログに書いていて「確かに似て異なるものだし、高校や大学で硬式に転向した選手は数カ月は戸惑うみたいです」と書いていたので「数カ月も」というよりは「数カ月もあれば」と私は解釈したので、テニスの軟式と硬式よりは差は少ないのかもしれない。

 さて、今日の試合は東大×立教でしたが、今日の一番の発見は「東大ってKYな大学だったんだ・・・」ということです。
 応援団が「ティーオー!」で区切って「ケーワイオー!」って続けるもんだから、何度も何度も「KY」のところがとても強調されて繰り返されるので「東大ってKYwww」と失笑。でも「だったら立教もKY?」と思ったのですが、立教は「RIKKIO」だったんですね。初めて知りました。なんか、イタリア料理みたいwww(リッキオ?みたいな?)

 東大は、立教よりも応援席にいっぱい人がいたような気がする。最終戦だからかね?いや、立教もそうだろう。あ、立教は明日も試合があるから、そっちに集結か。

 さて、他の五大学が、さすがに野球のレベルとしては東都リーグの方が上になっているのかもしれないけど、それでも選手の出身校はずらりと「甲子園出場常連校」が並ぶ中、東大は「有名進学校」がずらり・・・・

 昨日の土曜日に敗戦処理で、4年生の医学部の投手(灘高出身)がリーグ初登板したらしいですね。東大と云えども、医学部の投手がマウンドに立つのは30年ぶりくらいのことだったらしいです。医学部、ただでさえ授業が大変だから、練習時間なかなかとれないだろうしなあ。

 でも、今日、神宮で東大の選手を初めて生で観たけど、体格的には見劣りしないのね。
 ただ、やっぱ尻が小さいなあ。
 高校から、野球名門校でみっちり鍛えられてきた他校の選手に比べると、やっぱし全体的に華奢な感じは否めない。

 先発投手は予想通りに鈴木君だったが、想像はしていたが、球速出ないし、スローボールで翻弄するタイプだったらしく、ああいう投手はコントロールが生命線なんだが、前回の早稲田からの勝利で気負ってしまったのか、今日はコントロールが悪そう。

 それでも、うまく打ち取る投球はそれなりに出来ていたのだが、ボテボテのゴロが内野安打になったり、フライが内野と外野のちょうど中間に落ちたりと、不運なヒットが続いたら、頭真っ白になってしまったらしく、全然アウトがとれないまま、ボッコボコに初回9失点。

 こうなると、ほんとアウト一つとるのってどんなに難しいか・・・・(プロでも時々ありますし)
 東大は鈴木を諦め、エースの前田を初回から投入した。
 そしたら、前田もやっぱり、スローボール頼りの投手で・・・・
 東大の投手ってみんな、あれなんですか?
 まあ、球速や球威のある投手なんて、滅多に東大に入学してくれないので、「緩急使って頭で勝負」ってところなんでしょうけど・・・・

 しかし、前田も2回以降は、立ち直って手堅く無失点でまとめてました。
 てゆーか、初球は必ずスローカーブから入るのですが、立教打線もそれをお約束とばかりに見送ってましたけど、あれはそういう紳士協定なの?

 シロート目線ですが、打者はああいうスローボールはその気になれば打てるけど、自分のバッティングが狂うので、あんま打ちたくないらしい。
 だから、先制点が欲しい初回には、ビシバシ狙って打ってみたけど、もう9点差がついているのだから、監督からも「初球の緩いのは見逃しておけ」と指示が出ているのかも。

 プロでもね。ロッテの吉見が初回からずっと「初球はスローカーブ」で投げていて「これ、中盤までこのバカにた配球じゃ持たないだろ」と思っていたら、やっぱし満塁のピンチで、「スローカーブ狙い」されて、グラスラくらってましたから。

 そういう補正があったのかもしれないけど、東大のエースであり、もしかしたら高校時代は「軟式の華」(「エースを狙え」ファンの人にはわかるよね)と呼ばれた投手だったのかもしれないし、立教が大量得点を背に「自分のバッティング」に拘って練習モードに入っていたのか、無失点重ねていました。見事な三振もとっていたしね。

 そして、東大打線も、エラーがらみもあったが、1点づつ得点していったので、応援団はエラい盛り上がっていた。

 たぶん、世間では「中国ってだから嫌い」って人と同じくらい、「東大卒なんて鼻持ちならない」と言う人、多いと思うんですけど、そういう人には一度ぜひ、神宮での東大の試合を観ていただきたいなあ、と思いました。

 横浜ベイスターズ・ファンも、どんなに負けていても、「追いつかない程度の反撃」が始まると、大盛り上がりしましたが、東大もそんな感じだった。
 いや、ちょっと、というか、かなり感動した。
 だって、東大の選手も応援団も「絶対勝つぞ!」って本気で頑張ってるんだもん。

 やっぱ、実力的には、細かいところでいろいろと・・・・・でも、野球って、表面的には大雑把なスポーツですから、わりと互角っぽいんだけど、でも、東大の捕手の2塁送球とかねえ?東大の捕手が盗塁刺したことあるんだろうか?

 ここはいっそ「神宮球場で、東大の捕手が盗塁するランナー刺すところを観られたら、幸せになれますよ?」みたいな、なんちゃってパワースポット的に売り出せないだろうか?と、真剣に考えてしまったくらいです。


10月22日(金)

 今日もチョイ残(ちょいと残業を今風に言ってみました)。
 夕方、私が新会社の事務担当者に愚痴られた件で、部長に相談したら、その後、部長が新会社の社長をつかまえていたので、「たぶん、私が言った話をしてくれてるんだろうな・・・もし、そうだったら先に帰るわけにもいかんし。話は熱いうちに聞いたほうがいいだろうし」(冷めてから聞くというがいい場合もあるが、部長の場合は、「熱々」→「ちょっと鎮火」→「え?オレそんなこと言ったっけ?」というのを三回くらい繰り返さないといけないので、その過程を見守るのが私の趣味でもある。ちなみに、この案件での蒸し直しはたぶん2回目である。もう一回!)というわけで、部長と新会社社長の話が終わるのをずっと待っていたら、1時間もかかってしまったのであった。

 結果、その件に関しては、部長が事務的な最終判断をしてくれそうな気配だったので、ってゆーか、毎回それですったもんだして、最終的に部長に押し付けられている案件なので、この過程は私にしてみれば茶番劇に思えるが、(いいかげん、みんな学習しろって)、いいの、もう、結果さえ出れば。輪廻転生を繰り返しても、同じように色恋沙汰ですったもんだ、とか、そういうもんだと思って諦めてます。

 ホントは私が仕切ればいいんです。でも、それはなぜか期待されてないので、後ろでいつも背後霊のようにギャースカ言ってるだけの役割を与えられているようです。

 まあ、私としても経理の立場としては、それでいいので、いいんです。

 そりゃ、「こんな会社で大丈夫なのかなあ?」って思うけど、まあ、後10年くらいは頑張ってほしいですね。

 さて、7時頃、会社を出る前に、中日×巨人の試合経過をチェックすると、「うちが嫁に出した」朝井が無失点でけなげに(健気というよりは、毛無毛?)頑張っているというのに、巨人打線ったらもおおおおおおお、山井にしっかり抑えられてるし、このまま1点も得点せずにCS終わるのか?

 朝井は「実家に帰らせていただきます」って言ってもいいよ。「こんな無援護な家・・・・」って、楽天のほうが酷かったっけ(笑)

 それで、さっき帰宅して経過をチェックしてみると(今日もテレビでやってません)、おおお、朝井さんに援護が2点ついた!
 中日は三瀬を出していた・・・・
 三瀬・・・・って、そういえば、中日に移籍したんだっけ?

 三瀬登場で、他球団ファン、特にパ・リーグ・ファンは変に盛り上がっていたけど、おっと、河原も出てきたんだ、落合采配、わけわかんねーwww、つーか、ビハインドだと、きっちりビハインド用投手に出番与えるあたりは好感が持てるけど、微妙すぎだろ、って、おや?あら?あーあ、越智で同点にされてるし・・・・あーあ、朝井の勝ちが・・・・まあ、CSでの勝ち投手なんてどーでもいーけど、せっかく朝井が頑張ったんだから(6回で被安打1ですよ?)勝てよ、巨人!

 と、このアンチ巨人のわたくしが、こんなに巨人を応援してるのに・・・・・って、あり?

 なんか阿部が岩瀬からホームラン打ったらしいです。
 まあね、今日は金曜日だし、明日も試合したほうが儲かるからね、岩瀬も自分の給料をどう稼ぐか、よくわかってらっしゃるようです。

 さて、昨日、書こうとしてた、「天然キャラTさんのやらかし」でも。

 最初に言い訳しておくが、私はTさんがけっこう好きである。
 50歳前くらいのオッサンなんだが、滑舌が悪く、ワシャワシャと喋るのだが、そのわりには早口でワーワーまくし立てるので、何を言っているのかよくわからない時も多いけど、明るいオバカキャラで皆の人気者である。
 と、私は思っていたのだが、前に「あの部署のアイドルってTさんだよね?」と大真面目に言ったら、その部署の人たちは「え?」と固まってしまったので、たぶん、一緒に仕事していると色々なご苦労が多いのはわかっているけど、傍から観ると、落語に出てくる「クマさん、八っつぁん」みたいなキャラなのです。

 昨日、久々にそのTさんのいる部署に打ち合わせで行ったら、Tさんはその打ち合わせに参加してなかったけど「あれ?ミヤノさんこっち来るの珍しいじゃん?」と声をかけてくれたので「○○の打ち合わせで・・・」と立ち話をしていた。

 そしたら「そーいや、そろそろ年末調整じゃん?」と言うので「まだ先ですけど?」と、大きい声では言えないが、我社では、ずっと年末調整の還付金を現金で社員に配っていたのだが、親会社の方は給与と一括に処理していたので「面倒じゃない?」とずっと言われていたのだが、当時の総務部長であったO氏が「現金の用意は自分でやるので、この方式で」を貫いたのであった。(私も手伝ったけど。還付金は1円単位まであるので超面倒だった)

 前に勤めていた小さな会社でもそうだったのだが、どうやら、小遣い制のお父さん達にとっては、年末調整の還付金はボーナスよりも重要なのだ。

 そんなん、妻にはバレているはずだが、でも、いったん口座に入ったお金を妻に「臨時こづかいお願い」というよりは、妻も見逃している現金支給で貰ったほうが断然いいらしい、ということはわかっていたので、長年その方式でやっていたのだが、社員数も増えてきたので、さすがに「これは面倒」ということになったし、100人分の現金用意しても、その効果があるのは、「いけないお父さんチーム」である10人弱なのである。

 なので、数年前から方式を変え、「希望者には給与とは別口座に還付金をお振込みいたします」ということにした。
 それで、毎年、12月が近づくと、別口座を希望する、いけないお父さん達から『今年もよろしくね?』と気持ち悪いくらい媚を売られるので、「媚はいいから、手間賃よこせ」とか悪態つきまくっているのであるが、そういうわけで、T氏は私の顔を観て、まだ10月だというのに、「冬の臨時小遣い」のことを思い出したらしく、「そろそろ年末調整でしょ?よろしくね?」選挙が迫った議員みたいにアピールしてきたのであった。

 そして、その後に「そーいや、あの保険の還付っていつなの?」と聞いてくるので「保険の還付?」

 文章で表現するのは困難だが、わしゃわしゃと「なんか保険も還付されるって、払いすぎが戻ってくるとかなんとか、テレビでやってたでしょ?知らない?けっこう戻ってくるらしいけど、あれってオレも戻ってくるのかな?いつ戻ってくるのか知らない?」と早口でまくしたてるので「保険って、社会保険のことですか?健康保険とか年金保険とかの?」と確認するが「いや、よくわからないけど、なんかテレビで保険の払いすぎのお金が戻ってくるって言っていたんで」とかなんとか、よくわからないので「社会保険料は年々負担が上がっているけど、還付っていうのは知らないなあ、まあ、社会保険の担当者はM嬢なんで、M嬢だったらわかるのかね?」と言ったら「じゃあ、Mちゃんに聞いてみるよ」とかなんとか。

 午後になって、自分の机に戻ったとき、M嬢に「Tさんが、保険の還付がどうのこうので、ニュースでやってるからどうのこうのって、言われたんだが、社会保険関連で払いすぎとかそういうニュースあった?」と聞いてみたら「ええ?知らないけど?」

 あのTさんのことだから、「生命保険」と「社会保険」を混同してそうだから、いいんだけど、M嬢に確認してくるかもしれないね、なんて言っていたら、気の小さいM嬢は「ええええ?何の話なんだろう?」と速攻でT氏に内線していた。

 「今、ミヤノさんに聞いたけど、保険のことで・・・・・・え?生命保険?いや、それは個人で掛けているものだから、私じゃちょっと・・・・はあ?ニュースでやってた・・・・・」

 M嬢の話を聞きながら「やっぱ、生命保険の話かよwww」

 T氏は、民主党の「子供手当て」の時にも「会社でなんか書類を用意してくれるんでしょ?」と言ってきたので「会社はなんも関係ありません。自治体にお問い合わせください」と言ったんだけど、なかなか納得してくれなかった前科がある。

 補助金とか還付金とか保険とか、なんとなく公っぽいものは、なんでもかんでも会社経由でって、思い込みがあるみたい。

 そんで、その電話の後、M嬢も「話がよくわからなかったけど、どうも生命保険のことらしいけど、生命保険のことを私に聞かれても困る。でも、ニュースでやってるって、どの話?」と言うので「たぶん、保険関係のニュースといえば、遺族が受け取る年金型保険の二重課税が前から話題になっていたから、あれのことじゃない?」なーんて話をしていたら、またT氏から内線があり、やっぱ、あの年金型保険の二重課税の還付が始まったというニュースを観たらしい。

 「それって、オレも該当するの?」って知らんわ(笑)

 「つーか、死んでねーじゃんwww」と私がM嬢の一方的な受け答えからツッコミを入れたらフロア大爆笑でした。

 私は呆れまくっていたが、さすが、完璧主義者のM嬢は、Tさんが「オレは関係なくても、親が死んだ時とか?」という質問に「今後は二重課税されないでしょうから、関係ないのではないでしょうか?詳しくは生命保険会社にお問い合わせください」と冷静に対処していた。

 何をどう思い込んで、会社の「社会保険担当者」に「ニュースでやってる生命保険のって、オレも該当するの?お金戻ってくる?」と聞いてくるのはわけわからないけど、「子供手当」の時には、たぶん「残業手当は会社から支給されるので、手当って会社から支給されるもの」という大雑把な思い込みだったろうし、「保険」っていうのはたとえ生命保険だろうが、会社の人が一番詳しいだろう、ってことだったんですかね?

 あまりにも大雑把すぎるので、びっくりしますが、Tさん的にはたぶん「オレより詳しい人に確認したかっただけ」ってことなんでしょう。

 確かにあの人と一緒に仕事すると消耗するっていうのはよーくわかりましたけど、でも、本人は全然「見当違いなことをした」とは思ってないわけだし、呆れると同時に「なんか幸せそうで羨ましいなあ」と思いました。

 よし、今日は巨人が勝ったぜい!
 朝井はほんと「負ければ終了」の試合でよく頑張った。
 ほんとは、巨人に優勝してもらって、朝井にビールかけに参加してほしかったんだけど、今日の好投(なのか、観てないからわからんけど)でもういい。来年も頑張ってくらさい。


10月21日(木)

 昨日書いた、マスオさんに粘着している営業マンは、「もう来ないでほしい」と言ったのに、今日は会社に来て「マスオは終日外出です」とエビワカちゃんが断ってあげたのに、ロビーにしばらく居座って、今度は別の名前で電話かけてきて、マスオさんは「あ、それは知ってるところだったかも?」と出てしまい(ほんと、お人好しすぎる。つーか明らかに取引先の名前じゃなかったんだけど、マスオさんなりに気が動転していたのだろうか?)そしたら、その営業マンだったので「いえ、もう電話しないでください」と別れ話モードに突入・・・

 テンパリストのエビワカちゃんは「ええええ?偽名で電話してくるなんて、そこまでやるんですか?犯罪じゃないんですか?いやーん、怖い、怖い怖いいいいいwww」と騒ぐし、M嬢も「なになに?どーしたの?」とテンション上がってるし、おまいら落ち着けって(笑)

 そんな中、マスオさんは「はあ、困ったなあ」とばかりに、しれっとしているので「皆さんにご迷惑かけてすいません」くらい言えよ、と思ったけど、そんな余裕もなかったのか、何も考えてないのか、よーわからんのであった。

 ああ、後、今日は別事務所に打ち合せに行ったのだが、その部署のT氏に「年末調整そろろそでしょ?」と言われたので「まあ、そろそろっちゃ、そろそろだけど・・・気が早いんじゃ・・・」などと返事していたら、「あと、例の保険の還付っていつだっけ?」と聞かれ、「はあ?何の話?」と思ったのだが、その話の顛末はまた気が向いたら。(今日はなんだか疲れたので気力無し)


10月20日(水)

 今日の午前中は、会社主催の「ストレス・マネージメント」のセミナーに参加。

 普段なら、そーいうのに片っ端から心の中でいちゃもんつける私であるが、今まさに火中の栗であるので、「はあ、そうよね」ってことも多かった。

 人間にとって、変化とは全てストレスになるとか、「えええ?どうしよう?」と思うことがストレスだとか、当たり前のことなんだけど、当たり前のことを言葉に出して言われると「そう、そう、そうなのよ」と思うわけですよ。

 で、やっぱ、当たり前のことなんだけど、カウンセラーの先生が「荷重(ストレス)がかかった状態を元に戻すのは、そう難しいことではないけど、ポキっと折れてしまったものを元に戻すのはけっこう難しい」と言ったので「そうそう、そうなんですよ」としか言いようがない。

 昨日、また友人からメールが来た。「なんで、ミヤノがなんでも私の過剰反応にしたがるのかわからない」とか書いてあったので、一瞬「私が過剰反応してるって?」と思ったのだが、よく読んでみたら、これって「なんでも私の考えすぎだって言うのか、理解不能」という意味なんだよね?

 去年の秋頃の友人は、「私の考えすぎというか、妄想入ってると思うけど」と自分の不安をぶちまけてくれていたのだが、あの時期に専門家に相談できていたら、少しは違ったのではないかと軽く後悔はするが、その事は友人にも言ったし、友人も「うーん、そうなのかも」と私が「カウンセリング受けたほうがいいと思う」という意見をそれなりに受け止めてくれていたのだが、私が無理やり連れていくわけにも行かなかったし、今となっては「仕方なかった」としか言いようがない。

 でも、いい経験になったと思う。
 あれから一年経って、友人の「妄想なのかも?」は友人の中では現実として定着してしまい、私が何を言っても「どうして、そういう反応になるのかなあ?」って感じになってしまったので、今後、「これはちょっとヤバい」って人が身内にいたら、その時こそ後で後悔しないよう行動したいと思った。

 後悔先に立たずだが、後悔するくらいのことを経験しないと成長しないし。

 マスオさんのところには、今日も例の「投機マンション買いましょう!」の営業マンから、ガンガン電話が入り、フロアの話題の人になってしまった。「いったい、どーしたの?この電話何?」って。

 しょーがないから「今は席を外しています」「もう帰りました」と、ブロックしてやっているので、マスオさんも表向きは平然と「困ったなあ」とか言ってるけど、周囲に迷惑かけてんだよ?わかってんの?と思ったので「だから、こういう営業マンを丁寧に会社にお迎えしないように」と、また説教しておいた。

 マスオさんだけではなく、みんな、わりと営業電話に真面目に応対してしまい、時間の無駄とストレスになってることが多く、そりゃ、みんな礼儀正しい「いい人」なので、そうなっているのだろうけど、相手だって商売だから「いい人」には食いつくのだ。

 とにかく、まともに話をしないのがコツなのだが、どうも、それができないらしい。「いい人」だから。
 でも、そのあげくに「○○ってとこから電話だけど?」と言われて「いないって言ってください」って、同僚に「ただいま会議中ですので」って嘘つかせるのって、苦痛じゃない?

 そんなことになるのなら、最後まで責任持って対処するか、それよりも、最初に営業電話にきっぱりと断りを入れたほうが、同僚に迷惑かけないだけマシだと思うのだが?

 今度のことで、マスオさんがちゃんと後悔してくれて、怪しい営業マンをほいほいと会社に入れないでほしいと切に願うばかりである。

 で、この話は会社のみんなにはしていないが、バブル期には、ああいう営業電話の相手して、「すごく忙しそうに来客対応や電話対応しているだけ」な窓際社員ってけっこういたのよ。
 ほんと、その気になれば、たとえホントの仕事は干されていても、けっこう営業電話相手で時間潰れたし、そういう客が来客すれば「お客さんだから、お茶三つお願い」とか言って、私は見ぬいていたけど、他の子はそれに気がつかなかったので、それで仕事してるフリできていたのよ。

 そういうんで、いいのだったら、私は暖かく見逃してやるけど、「○○からの電話?ごめん、いないって言って」って、その昔の、ケータイ無い時代の家電話での男女のもつれみたいなことに加担するのヤですからね!

10月19日(火)

 土曜日はBBQ大会で、日曜日は大学野球を1.9試合ほど観賞したので、昨日は部屋でぐったりしておりました。
 休みは大事です。
 おかげで今日は久しぶりに仕事が捗りましたわ。

 あー、ところで、ホークス×マリーンズが・・・・・ファルケン炎上中です。もう、こりゃ、決まったなあ。ホークス・ファンの皆様におかれましては・・・・・

 さて、どのように仕事が捗ったかというと、また新会社の処理で、向こうの事務担当のY嬢と激しく電話のやりとりをしていたのです。
 マスオさんが、朝イチで「8月の売上管理ソフトと経理ソフトの売上金額が違ってるんですが・・・」と言うので、「ありゃー、だからロックかけているのに、Y嬢ったらまた合間を塗って変更しちゃったのね・・・」とガッカリ。

 仕事は出来るはずのY嬢であるが、会計処理のことをよくわかってないので、請求書を後で勝手に変更してしまうのである。最も、後で変更になることも変なのだが、けっこうあるのです。「この請求は二回に分けて、今月と来月にしてくれ」とか「請求書の宛名を二箇所に分けてくれ」とか。

 そういう場合、どうしても変更しないといけなければ、変更して、また売上集計するのだが、そんなことしていると、常に数字が動いてしまうので、例えば「この請求は二回に分けて、今月と来月にしてくれ」って場合には、一旦、そう直してから請求書を出力してから、また元に戻したりする。

 ところが、どうもY嬢的には、売上管理ソフトは「請求書を発行するためのソフト」という思い込みがあるみたいで、二重計上などをうっかりやらかすので「売上が増えちゃったじゃん!」と、前から教育的指導していたのだが、今日もそういうやりとりになって、やっと、「なんとなくわかってきたんだけど、請求書の入力が、PLの数字に反映されるわけ?」

 そお、なんですよ、やっとわかっていただけましたか!

 そして「じゃあ、9月のPLっていつできるの?」と聞いてきたので「逆に確認しようと思っていたのだが、仕入伝票っていつ入力終わる?」と私が言うと「あ・・・・それも、もしかして、あれと連動してるの?」「・・・・・そうです」

 ずっと営業事務はやっていたけど、試算表とは縁がなかったのだが、新会社に異動したら、そこの社長が彼女にあれこれ確認してくるので、「売上管理ソフトから、そういう会計資料が作成されているらしい」ということに気がついたみたいだ。

 まあ、普通の会社の営業事務担当者も「月末で締めた後は修正できないらしい」くらいの認識なのかもしれないし、ちゃんとした会社だったら、その先はどうなっているのか教えているのかもしれないけど。

 ともかく、苦節8ヶ月で、やっとそこまでたどり着いたらしい。
 こっちで一緒に仕事できれば、どういう処理やってるかわかるし、同じ営業事務でも、Cさんなんかは詳しくはわかってないけど、さすがに結婚前には別の会社で受発注や売上仕入処理をしていただけあって、「変更がある場合には、経理に相談しないと」という基本的なことはしっかりしているから、そのくらいは常識的にわかっているもんだと思っていた私も悪かったですし。

 まあでも、一歩前に進んだので、これでもっとスムーズにできるかもね・・・・・でもね、またいろいろ異動させる話がちらほらと・・・・やっとY嬢がこれだけ習得してくれたのに、またその仕事をこっちに戻すとか、誰がやるの?って思うけど、先のことを考えてもしょうがないので、今できることを地道にやるだけです。

 そういえば、マスオさんが投機マンションの売りつけられてて、困っているというか「誰がオレにこの電話つないだんだ!」とボソっと逆ギレしていたが、最初はどうだったのか知らんけど、相手はマスオさんを指名して電話してきたんだけど、そしたら、「ええ、会社に来てもらってもいいですよ」とか話しているので「え?」と思ったんだけど(マスオさんの会話の様子から法人向けの営業電話ではなく、個人向けの節税やらなんやらとかの話のようだった)、マスオさんはファイナンシャル・プランナーの資格も持っているし、株式投資もしてるみたいだから、そういう話には弱いんだろうなあ、まあ放っとけ、と思ったんだけど、相手は速攻でやってきて、マスオさんは「え?もう来たの?」と驚いていたが、そりゃ向こうだって、そういう電話かけて、ちゃんと相手してくれる人がほとんどいないのに、「会社でお会いしてもいいですよ」なーんて言うんだもん、そりゃイケイケでしょう。

 それで、マスオさんたら、応接スペースにお茶まで出してお迎えして、1時間くらいお話しているんですもん。そりゃ、相手だって、「これはゼッテー落とす」と張り切るでしょう。

 さらに、また1週間後くらいに来ていて、マスオさんは「困ったなあ」と笑っていたが、だったら最初からきっぱり断れよ。

 そんで、今日は向こうが「ぜひ、いかがでしょう?」と営業トーク全開で、また来ると言うのを「いえ、よく考えたら、その気はありませんので、また来ていただいても気持ちは変わりませんから・・・」といくら言っても、相手は食い下がってくるので、電話切ったあと「もおおお」と逆キレしているので、私とエビワカちゃんで唖然とアイコンタクトを交わしてしまいました。

 一応、「だから、そういうのは最初から会わないほうがいいって・・・」とだけ言っておきましたが、30歳過ぎた人に、そんな教育的指導するのもなんだかなあ。
 人がいいのか、なんも考えてないのかよーわからん。ほんと、不思議な子である。

 あ、ロッテがクライマックスで優勝しちまいました。
 福岡で胴上げかあ、ホークス・ファンの皆様におかれましては・・・・

 お、するってえと、マリスタで日本シリーズやるの?チケット捕れたら、観に行ってみようかしらん?(←たぶん、そういう気力は無いと思われ。チケット余ってるから行かない?とか言われれば飛びつくけど)

 しかし、これでまた「クライマックス廃止論」で盛り上がりそうだ。
 まあ、私にはどーでもいーんですけど(笑)

 ところで、吉見ってどっかにいたのでしょうか?(涙)
 日本シリーズでは、吉見に出番のあるような試合もやってください。(6点差で負けてる時とか)

 しかしなあ、西岡が凄く頑張っていたので「来年あたりはロッテに優勝させてあげたい」とか言っていたんだけど、まさか3位から勝ち上がるとは思わなかった。唐川くんもいなかったし。しかも、この土壇場でうっかり、あの今岡がそこそこ活躍するんて・・・・9月の二軍戦で観たときには、とても一軍に上げられるような状態じゃなかったのに・・・・

 ああでも、シーズン中にあんまし活躍してない伏兵って、対戦データが揃ってないから(データ的にも、体感的にも)、ポストシーズンにポっと出てくると、意外にやらかすんだよね。あと、去年ホークスをクビになって、ロッテに拾ってもらった的場はよかったよなあ。泣いてたみたい。(ラジオの実況によると)

 さて、明日からはセ・リーグか。1STステージでは早々と炎上しちゃった朝井の出番あるかね?まあ、吉見よりは出る可能性ありそう。(ロッテのね。中日の吉見はそりゃwwww)

10月18日(月)

 昨日は日記書いてる途中で「そういや、ずっと気になっていた高校野球の応援でよく使われている曲ってなんだったんだろう?」という、埋没していた記憶が蘇り、それを探していたら、あちこち脱線してしまい、そのうち眠くなって寝てしまいました。

 私しが「この曲、なんの曲?」と思ったのは、「暴れん坊将軍のテーマ」でした。
 その昔は時代劇で飯を食わせていただいていたのに、ほんと、時代劇音痴で(笑)

 さて、なんで高校野球の応援曲について思い出したかというと、昨日の大学野球観戦でも、ずっとブラバンの演奏が鳴り響いていたので、ブラバン心が起動したようです。
 甲子園でも「さすが、名門校のブラバンは凄いなあ」と感心しましたが、六大学の応援団の演奏も素晴らしかった。チアのレベルもみんな高かったしなあ。
 アマチュア野球って、ほんと、応援団が素晴らしすぎて「野球はおまけみたいなものかも、実は」と本気で思ったりします。観たことないけど、社会人野球も応援団がメインらしいからなあ。東京ドームでやる都市対抗(社会人野球界の甲子園みたいなものらしい)とか、ほんと凄いらしい。

 選手は、名門高校から名門大学に進み、プロになったり、社会人野球に進んだりしますが、ブラバンとかチアの人たちも似たような道を歩んでいるのかも。

 ところで、プロ野球にしても、高校野球にしても、基本的に鳴り物応援は味方チームが攻撃している時に限られていますが(守備中にピンチになると、相手チームの応援団の合間に、ちょこっとだけエールを送るくらい)、六大学野球の場合には、味方が守備している間も鳴り物応援していた。攻撃中よりは、やや控えめだったけど、試合中ずっと両方から応援なので、けっこう違和感というか「うるせー」と思う時もありました。

 前にプロ野球の「チャンステーマ」について調べていたら、そもそもチャンテは大学野球から発生していたらしいし、その他の今のプロや高校野球の応援方法の多くが、元はといえば大学野球らしいということを知りました。

 昔は、大学野球のほうが人気があって、プロ野球(職業野球)の地位はそれよりも格下だったらしい。
 英国では、ラグビーが上流階級のスポーツで、サッカーは労働者階級向けだったようなもんですかね?

 そういう歴史的経緯もあるし、他の大学リーグはどうなのか知らないが、六大学野球に関しては、やっぱし野球そのものよりも「応援団を含めた大学同士の対戦」というニュアンスが受け継がれているのかも。

 あと、「ほお、大学野球ってこうなんだ?」と思ったのは、客層でした。
 休日ということもあり、中高生の野球部員が沢山いました。先生に引率されて来てるようで、固まって座って、みんなきちんとメモとりながら真剣に試合を観ている様子がかわいい。

 迷わず、礼儀正しそうな有名私立校らしい中学生男子の集団の前に座っちゃいました(笑)

 その子らの話がほんと面白くてね。
 第一試合の早稲田×立教を観ていたら、「あれ、ぜってー、井川だよ」と話しているので「ん?小宮山はいるけど、井川もいるのか?まさか」と思ったのだが、どうやら立教の投手が「井川のマネしてる」と言いたいらしい。

 「だってさ、縦縞のユニフォームだろ?背番号19だろ?そんで、あの後ろ髪だぜ?あれ、ゼッテー狙ってるよ。井川は顔が汚い感じだったけど、この投手もそうなのかは見えないけどさあ」

 うーん、オバサンは近眼なので、髪型まではよく見えないのですが、たしかに投球フォームの荒っぽい感じも、井川っぽいのかね?私は井川をよく知らんのだが・・・・つーか、君等だって井川が阪神で活躍していた頃は、何歳でした?と思ったのですが、「ヤクルトの昔の水色のユニがカッコいいと思う」とか雑談していて、さらにそれを受けた友人が「ええ?それって超昔じゃん、アトムズの頃じゃないのか?wwww」「それはさすがに古すぎるだろ、アトムズって戦前か?www」とかツッコミ合戦していたので「おめーら、相当なオタクだな」と、大変心が洗われました。うん、日本の未来はまだ大丈夫らしい(笑)

 そして、ちゃんと野球知っているので、ランナーが2塁だったときに、センターに抜ける少し山なりのライナー性の打球があって、ランナーは「捕球されるかも」と走りだせなかったので、3塁までしか進塁できなかったのですが、後ろの少年達は、

 「今の、ランナー戻るところじゃないじゃん?止まればいいだけじゃん?」

 捕球されても、すぐ戻れる位置で打球の行方を確認すればいいだけなのに、リードしていた位置から2塁に戻ろうとしていたのです。なるほど、私も今の走塁には違和感を覚えたが、戻ったあたりがダメだったのね。とわかったので「おお、野球少年の解説は的確だなあ」と思っていたのに、さらに、他の子が、

 「2塁手の守備位置をちゃんと確認してなかったんだよ」

 ほおおおお!確かに基本中の基本なのかもしれないけど、これはシロートにはなかなか分かりくいけど、塁に出たら、野手の守備位置を確認して(うちのウッチーとか、駅員さんみたく指差し確認してます)、とっさの時に野手がどの位置にいるのかで、走塁の判断が違ってくるし、さらにプロだと、走者の判断を乱すために、走者からの死角にいる野手は頻繁に守備位置を変えたりします。

 さて、試合のほうは、7回から大石(早稲田)が登場したので、とても盛り上がった。斉藤よりも、ドラフトでどこが獲得するのか注目されている「即戦力セットアッパー」である。

 素晴らしい投球でした。なにがどー凄いのかはわかりませんが、ズバズバと打ちとって、客席も「大石すげええええ」と大変盛り上がりました。
 同点のまま延長になったので、大石が4イニング投げてくれたので、これで「大石?ああ、早稲田の時観たなあ」って後で自慢するので(笑)、プロでも活躍してほしいものである。

 大石が好投するから、立教の二番手投手もテンポ良くなっちゃって、後ろの野球少年達が「大石と対戦だから、燃えるよね、そりゃ。力入るよ」と、フツーなことを言うけど、現役選手(笑)の言葉は、酔っ払いオジちゃんが同じようなこと言う時よりも、ぐっと心に染みました。

 試合は早稲田がホームランでサヨナラ勝ちでした。立教の投手が呆然と打球を見送り、スタンドに入ると、その後しばらく呆然と動けなかったが、がっくりと膝に手を当てている様子がいとおかし。

 早稲田の野手では、私は宇高という二塁手がお気に入りだった。なんか、早稲田の先輩であるヤクルトのピロヤス君に似たタイプだった。後で調べてみたら、副主将でもあり、高校野球(今治西)の頃から注目されていた選手だったらしい。うふふ、私の観る目も肥えてきたわね。

 ところで、箱根駅伝もそうだが、大学野球も出身高校は重要らしく、打席をウグイス嬢がコールするところでも、「3番 ファースト ○○君 早稲田実業高校」みたいに、出身校が紹介されるし、試合の合間に「今日のベンチ入り選手」の名前が紹介されるときににも、(出身校)がついてくるので、「ふーん?」と思った。

 それよりも、第二試合が始まる前に「この試合の審判は・・・・公式記録員は・・・」とウグイス嬢が名前を読み上げるのは、プロでも同じだが、「主審 ○○ 立教OB」とか、審判も全員OBなんだ!
 しかも、スコアボードに審判の名前が並んだが、「主審 田中(W)」などと表記されてて、第二試合は、明治×慶応だったので、4人いる審判は(W)(H)(T)(R)と、なっており、「ひえええ、これ、審判のスケジュール組むのも大変そうだなあ」と思った。

 さらに、ウグイス嬢は「アナウンスは明治大学野球部マネージャーの○○が担当いたします」と言うので、「ウグイス嬢は現役女子大生なんだ!」とびっくり。つーか、第一試合の時にはきっと早稲田の子が勤めたんだろうけど、全然シロートっぽくなかったよ。

 さて、第二試合は、我が母校と慶応の試合だったが、明治の投手は腰回りがどっしりとした左投手で(横浜高校出身の西嶋)、最初はなかなかよかったんだが、慶応打線にうまくセンター返しされてしまい、さらにはボークまでとられて、炎上しちゃいました。

 あー、生まれて初めて母校の野球を観戦するというのに(笑)

 明治の応援団は、なんかチア主体だな、と思ったのだが、そーいや、少し前に不祥事で、応援団は廃部になっていたのを思い出した(笑)

 いやあ、しかし、これでもかこれでもか、と慶応にフルボッコされてたなあ。
 久々に校歌を聴いて、「野球は観に行ったことなかったが、ラグビーの早明戦はお祭りみたいなもんで、サークルの恒例行事のように毎年観戦したが、勝つと校歌歌いながら歌舞伎町を練り歩いたりして、楽しかったなあ」と多少は血が騒いだのによおwwww

 これは、きっと、いつも読んでる横浜ファンの人(慶応ガール。しかも、どうやら医学部出身らしいのだが・・・・)に、なんか言われてると思い、さっそくチェックすると、やっぱしいいいいいい

 きー、頭では勝てないんだから、せめて、ラグビーや野球ではなんとかしろと、20数年前にも散々思ったが、久々にその感覚をちょっと思い出した。うちの大学は早稲田や慶応に入学拒否された人がほとんどなので、受験で失敗した恨みをスポーツ観戦にブツけていました。

 でもね、大学対抗の試合って、確かに「大学の威信をかけて」という雰囲気もありますが、「国の威信をかけて」に比べると、ゲーム感覚っていうか、若者のエネルギーの発散の場というか、要するにエリートのお遊びっていうか、六大学にしても、五大学は、甲子園名門校出身選手ががずらりと並ぶのに、東大はそういうことできませんし(スポーツ推薦枠ないから)、でも、この間の「ハンカチ王子に東大が大金星」みたいなこともたまにあるようだし、ふーむ、六大学のレベルはなんとなくわかったので(つーか、やっぱりプロは凄いんだな、と。特に外野守備がシロートにもわかりやすいくらい差があった。あと走塁技術とか)、東大の試合も観てみたくなった。

 あと、東都リーグはどうなんだろう?とか、「神宮第二球場って?」とか。

 なんか、ヤバい道に一歩踏み込んでしまったようである。

 さて、ラジオで聴いていたホークス×マリーンズのCSであるが、今日もロッテが勝っちゃいそう。ホークスは、ほんとポストシーズンが苦手だなあ。
 でも、明日までもつれこめば、銭的には超オッケーですからね。

 セ・リーグのクライマックスは、阪神が初戦で負けたので「うわー、三戦目までやると、巨人は朝井が出てきちゃうじゃないか!」と思ったのだが、二戦目では当然、左の内海を出すと思いきや、まさかの朝井先発だったらしいです。

 朝井はさっそくフルボッコされて、早々にマウンドを降りてしまいましたが、結局、巨人が勝ったらしい。昨日の神宮球場で、帰りがけに「女性無料っていう外野も覗いてみるか」と外野席にも入ってみたのですが、あそこは、またいろんな意味でのオタクの世界というか、なんか、そのマイナー感溢れる静けさというか、客達が互いに距離を保ってポツネンと、というのがけっこう新しい感じだったので、ツボにはまった。

 その中に、品のいい親子がいて、息子さんは小学生だったが、けっこう常連らしく、慣れた感じで観戦していたが、父親が「そろそろ、帰ろうか?」と言い出し、「あ、阪神どうなっただろう?さっきチェックしたときは大丈夫そうだったけど・・・」とケータイで確認していて「ああ、このまま行くだろう、じゃあ、帰ろうか」って、あの時まだ阪神がリードしてたんですよね、きっと。

 帰宅したら、きっとずっこけてるだろうな。

10月17日(日)

●書を捨て野球を観に行こう!

 「メイソン&ディクスン」は、ちんたらと順調に読み進んでいます。
 しかし、前にも書いたが「ダーマ&グレッグ」みたいな寸劇調と「ER」の演出方法が融合したような作品だし、しかも、ピンチョン先生の作品は皆そうだったと思うが、とにかく文字数が多いので、なんだかグダグダ系の投手が先発して、炎上ってほどではないが、予想通りにグダグダしてしまった時の試合みたく(3回までで100球も投げていたりして、試合がちっとも進まない)、「あれ?試合開始から1時間も経つのに、まだ2回裏なの?」って感じで、順調に読み進んでいます。

 「また投手交代?こりゃ、また時間がかかってしょーがないなあ」と思うけど「いっぱい投手が観られて楽しいな」という感覚に近い作品のようです。
 だから「エースは完投して当たり前」という人には、向かない本かもね。

 さて、今日は休みだし、セもパもクライマックスシリーズやっているが、私はテレビで観ることができないし、なーんか家にいても色々考えちゃいそうだったので、「こーいう時は、外出よ、散歩よ」ということで散歩といえば、神宮球場である(笑)

 遅まきながら気がついてしまったのである。
 「もう、神宮でのプロの試合は終わっちゃったので、今年はもう神宮球場に行くこともないだろう」と思っていたのだが、「あ・・・・大学野球やってんじゃん!」

 早速調べてみたら、今日は早稲田の試合だったので「ハンカチ王子が先発だったら、休日だし、混んでそうなのかな?」と思ったのだが、大学野球について全くの無知ではあるが「毎回、斉藤君が投げるわけでもないだろう」と考え、それに混んでるのは嫌だけど、運悪く(?)斉藤投手が先発だったらラッキーじゃん?

 それに、前にも斉藤投手が投げてる時の映像をスポーツ・ニュースで観たけど「早稲田大学に入った最初の頃は、おばちゃんシロートファンが押し寄せていたけど、今はもうそんなことはないんだな」と思ったくらい適度に空いていたと記憶していたので、たぶん、大丈夫だろう。夏の甲子園だって、意外と快適に観戦できたではないか。

 試合は11時開始だったので、さすがに行きは歩いて行くのを断念。
 いや、昨日飲み過ぎたから、しっかり二日酔いで、それでも朝8時に起きて「これから支度すれば、徒歩で行ける」と思ったのだが、それよりも「この酷い二日酔い状態で午前中から野球観られんの、あんた?」と自分に問いかけるような状態であった。

 しかし、このまま部屋でゴロゴロとしていたら、午後になってもプロ野球のラジオ中継をBGMにゴロゴロしまくるのがわかっていたので「心が不調なんだから、体動かさんと!」と己に鞭打って、10時過ぎには家を出て、11時きっかりに球場に着いてしまいました。

 六大学野球なんて、学生時代に一度だけ行ったことがあるっきりだったので、座席区分がよくわからず、ネットで熟読してしまいましたが、一番いい席は「特別指定席」という名前だったので「指定席じゃないほうがいいや」と思って、プロ野球の試合の時にはシーズンシートだったり「S指定席」という一番いい席のあたりにも座れる「内野自由席」にしてみました。

 外野席は「子供と女性無料」でしたので、そっちでもいいかな、と思ったのですが「女子供は・・・」という括りに疑問を感じたのと(男性から文句出ないんですかね?まあ、700円だったんですけど)「せっかくだから、アマチュア野球でも、普段座れない席からの眺めを楽しんでみよう」と思ったのでありました。

 チケット売り場がけっこう並んでいたので、不安になったのだが、たぶん前売りって無いからああなるのかね?
 中に入ったら、「ほお、意外と人がいるのね」と思うと同時に「やっぱし、この程度には空いているのね」と安心した。

 高校野球もそうだけど、アマチュア野球の場合には、「なるべく近いところで応援する」というのが基本なのか、内野は有料だけど、外野は無料の場合が多いみたいで、たぶん、「応援したいなら外野席」というプロ野球が特殊なんだろう。

 しかし、甲子園での高校野球の場合は、応援席は「アルプススタンド」で、外野と内野の間の席なんだが、神宮での六大学の場合は、応援席はもっと内野寄りで、丁度、ブルペン前のエリアなのである。ブルペンマニアにはちょっと不満である。

 応援席と定められたエリアは、応援団の指示に従って応援しないといけないらしいので、あそこに座って、ぼんやりと試合を観ることは許されないらしい。

 ああ、なんか思い出してきた、そーだ、昔観に行ったときには、けっこうマニアな友人と一緒だったので、「応援席だと安いけど、そこだと応援しないといけないから」と言われて、内野席に座ったっけ?
 学生証があれば、内野席は800円で、応援席は500円だったから、あんまし差はなかった。

●奇遇ですね

 そもそも、私と友人が「応援席」を避けた理由は、その試合は「立教×早稲田」だったのである。(順番は逆かもしれない・・・あ、一塁側に座った記憶があるから「早稲田×立教」だったのかも。私ってなんて無駄に記憶力がいいのだろうwwww)
 私らが所属していた大学じゃないし(笑)
 しかも、私らの大学だって六大学の一つだったから、ライバル校同士じゃん?

 この話も何度か日記に書いているけど、その友人Sの予備校で仲よかった子が2浪して早稲田に入ったのである。
   どうしても、早稲田で野球やりたくて、頑張っていたらしい。
 Sは熱狂的阪神ファンだったし、私は贔屓チームはなかったものの、テレビで野球観るのは大好きだったし、普通に「野球談義」ができたので、その「2浪までして、早稲田の野球部に入った友人」の話は何度か聞いていた。

 そんで、ある時、友人Sから「小宮山が投げるらしいんだけど、ミヤノもよかったら行かない?大学野球よく知らないかもしれないけど、相手は立教だし、カズシゲ(長島一茂)も観られるよ?」と誘いを受けたので「あー、そういや、六大学野球は一度も観たことがないから、ぜひぜひ」と一緒に行ったのだ。

 試合がどうだったのかは全く覚えていないが、カズシゲはちゃんと立教のサードでした。あのままプロ行くとは思ってなかったっけ。 

 で、友人は慣れた様子で、「試合後、通路に出てくるから」と通路で待っていたら、選手達がゾロゾロと出てきて、「みんな、デカいなあ、やっぱ」と思ったことをよく覚えている。
 で、通路で小宮山君を捕まえて、「ああ、観に来てくれてたんだ」とか、まあ普通の会話していると、横を通りすぎる他の選手がチローンと目線を送ってくるので「女子が群がってくるかどうかって、みんなやっぱ気にするお年頃ですもんね」なーんて思ったりしていたっけ。

 後でSと「小宮山君はプロから声かからないのかねえ?」「どうなんだろうねえ?」なんて話していたのだが、見事、プロ入りして、メジャーにまで行ったし、ほんと、びっくりするくらい活躍したよね。

 で、今日、20年以上ぶりに、六大学野球を観に行ったらさ。
 指定席エリアにその小宮山がいたのです。
 最初は「似てる人か?」と思ったんだけど、後ろに座っていた野球少年たちも「あ、小宮山がいるじゃん」「どこ、どこ?」と言ってました。
 関係者が頻繁に挨拶に来るので、目立つのよね(笑)

 小宮山さん、また20年後に神宮球場でお会いいたしましょう!

(うっかり大学野球に開眼してしまい、毎週のようにお見かけしてしまう可能性も否定できないけどwww)


10月16日(土)

 今日は恒例の社長宅でのBBQ大会だった。

 私は普通に出勤してからBBQ大会に移動する予定だったが、食材の買出し隊長である部長も朝普通に出勤してきていた。
 なんか、ちょっと昨日から機嫌の悪い部長であったが、今日もなんかその雰囲気が継続中・・・・
 昼過ぎに他の買出し部隊の子達が揃っても、出発する気配なく、私に「○○への請求の年間の合計金額がどうのこうの」といろいろ集計させるので、「あの・・・そろそろ出発しないと、現地集合組が・・・」と言っても、なかなか動こうとしなくて、しかも私が集計した表にあれこれ質問してくるのだが、それが、いちいち「はあ?」って感じだったりして、しかも、その合間にE嬢に変に絡むし、さらにE嬢もちょっと機嫌が悪いのでムっとしているしで、もー、なんだかわからん。

 少しだけわかるのは、たぶん、その集計云々の元になっている件で、けっこうテンパってるらしいので、無意識なのかはわからんが、そのことをアピールしたいらしいのだが、多くは語ってくれないので、ほんと、よーわからん。

 しかし、部長が時々発症する悪い癖だけど、ほんと、テンパると「お前は、思春期まっさかりなのか?」な態度になるので、扱いが難しいのだが、真性の思春期ではないので、多少の緩みはあるから、その隙を狙って、昨日も「明日は13時出発ですのでヨロシク」と言ったのだが、無言だったので「TKさん、お返事わ?」ときっぱり言ったら、成り行きを見守ってくれていたエビワカちゃんが「きゃー、ミヤノさんが、お母さんモードになってますよwww」とフォローしてくれたので、部長も「あれ?オレのせい?」と気がついたみたいで、小さな声で「・・・・はい」と言うので、「返事が小さい!」と返したら、他のみんなも大爆笑してくれたので、助かったのだが、なんで、部長の不機嫌のためにこんなチームプレーしないといけないのか・・・・

 で、どうやらグズってる部長をやっとBBQの準備に送り出したら、今度は私の天敵Kさんから電話。

 「社長宅に向かってるつもりだったんだけど、道に迷っちゃったらしいのおおお」

 あー、めんどくせー!

 Kさんは、今回初参加らしく、しかも張り切って「先に集合するお手伝い要員」に名乗りを上げていたので、その時点で「めんどくさそう」と思ったのだが、その後「集合時間には都合で行けないので申し訳ない」ということなり、さらには「社長宅の場所がわからない」と言い出したのである。

 「場所なんて、自分の部署の誰かに聞いてくれ」と放置されていたので、「ああ、きっとそれだけじゃ済まないだろう」と思っていたが、やっぱり済みませんでした。

 「行き方がわからない」というのならいろいろ対処ができるが、携帯電話から「道に迷ったらしいけど、どうしたらいいんでしょう?」っていうのは超困ります。

 ほんと、面倒な人だよなあ。

 でも、彼女は「私はダメ人間だけど、皆さんに助けていただいているから本当に感謝しているの」と、感謝ポイントを貯める傾向があるから、「他人に手間をかけさせることがコミュニケーション」っていうことになりがちなので、まあ、わかってはいるが、それが自分に向けられると、ほんと勘弁してくださいよ、なんだけどさ。

 で、しょーがないから「道に迷ったって?今どこにいるのか把握してます?」と聞くと「ミヤノさんは、○○駅周辺に詳しいのかしら?今、○○医院の前にいるんだけど?」

 ええと、私は○○駅から社長宅への道は説明できますが、○○医院っていうのは、大きな病院なんですか?

 地元民だったら知ってるかもしれないような個人医院のことを言われても、私にわかるはずがない。

 私が「うーむ、そんな個人病院を目印にされても・・・」と思いながら、言葉に詰まっていると「社長宅って、○○小学校のお隣って聞いたんだけど、そっちに行けばいいのよね?」って、だったら、通りすがりの地元の人にそう聞いてくれ。

 要するに彼女は「誰も親切に道を教えてくれなかったので、しょーがないから当日、思いっきり道に迷ってみて、ご迷惑をおかけしております」って言いたいだけなのである。

 たまたま、丁度、部長率いる買出し部隊が出た直後だったので、「あなたが今どこにいるのかさっぱりわからないけど、そのあたりの人に○○スーパーの場所を聞けば、たぶんわかるはずなので、(大手チェーンスーパーなので)、そこに今、部長以下の買出し部隊が向かっているから、部長のケータイに電話すれば拾ってもらえるはず」と指示を出した。

 30分後くらいに、「おかげ様で合流できて、買出しのお手伝いもできました。ありがとう」という電話があった。

 その後、現地で会ったときにも「いろいろ迷惑かけたけど、きちんと対応していただいてありがとうございました」と改めて礼を言われたが、いやー、なんか、こんなどうでもいいことをオオゴトにして、「私はバカで、本当にいつも皆様にご迷惑をおかけしているけど、でも優秀な皆様のお助けがあって・・・」で、毎回華麗にまとめる技に感心するしかない。

 昨日、今日の部長の困ったちゃんぶりとか、Kさんの持ち味であるいつのも天然ぶりには、唖然とするしかないというか、「え?これでいいわけ?なんか変じゃない?これを変だと思う自分が変なの?」と、自分の正気を疑ってしまうので、勘弁してくらさいよー。

 でも、BBQ会の酒飲みトークで「まともな酔っ払い(?)」とたくさんお喋りしたら、かなり気分が和らいだので、よかったです。


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