可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました
10月13日(土)

 休みだったが、午前中からお囃子の音で目が覚めた。
 隣の神社のお祭りなんである。
 けっこううるさいのだが、年に2日間だけのことであるし、隣の神社のおかげさまで緑豊かであるので許す。
 祭礼中にお賽銭でも投げておこうと思ったのだが(宗教的な意味よりも、緑豊かな神社に対する寄付行為)こういうときに限って長蛇の列。そーいや去年も、祭り中の参拝はあきらめて、祭りが終って無人になったときに100円投げたっけ。

 さて、ワイドショーでも頻繁に取り上げられていたのは、「空白の一日の当事者二人がCM初共演!」である。
 江川と小林が杯を交わすという、日本酒のCMだが、若い人には、その意義がわからないらしいので、テレビでも一生懸命説明していたが、あの説明でわかるのかな?

 「空白の一日から28年」と言われると、また気が遠くなるというか、まさに「遠い目」になるが、私が13歳のときで、野球に一番興味のあった頃の大事件だったのです。ほんと、昨日のことのように思い出せるよ(笑)

 前にも日記に書いたが、うちのママンがパパンに向かって「ゴールデンウィークなのに、家族サービスの計画もないわけ?うちのお父さんなんか、よく巨人戦に連れていってくれたのに」と嫌味を言ったので、IQは「日比谷高校→東大2浪→結局横浜国大(イランで誘拐された子の大先輩っすね)」で、そこそこらしいが、EQ最低レベルのパパンは「そうか、巨人戦が観たいのだな」と嫌味を真に受けて(まあ、それが両親が未だに夫婦でいられる秘訣であることにずっと後になって気がつきました)午前中から後楽園の外野自由席の列に並んでくれて、家族で観戦したのが、「阪神は小林登板の巨人阪神戦」だったのである。

 たしか、ライトスタンドに座っていたと思うのだが(オペラグラスで巨人のセカンド、シピンのお尻の美しさに釘付けだった、イケナイ女子中学生)、小林のあの変態サイドスローに惚れてしまい、すっかり小林ファンになってしまいました。

 江川は引退してから、なぜか「好感度タレント」になっていたけど、小林はあんまりテレビに出ないので、久々に拝見したが、あんまり変わってないのね。
 現役時代は「球界イチの伊達男」というか、オシャレさんだったが、それなりに老けたけど、「そのまんま老けた」というか・・・・

 でも、改めて江川と並んでみると、ほんと、背も二周りくらい小さいし、ほんとキャシャだよなあ。あの恵まれない体格で、「巨人戦、意地で無敗」だったから、盛り上がったわよねえ。

 話はちょっと逸れるが、福田内閣組閣のときの世論調査で、「福田内閣に期待すること」として上位に上がったのは「格差是正」であった。
 年金問題と同じくらい、庶民の関心が高いことらしい。

 そーいえば、さらに話が逸れるが、今度の国会で重要議題は「テロとくそほう」らしいが、会社でその話題になったので、私が「アフガニスタン向けのインド洋での給油が・・・」と、ちゃんと言ったつもりなのに、なぜか他の人は「ええ?違うだろ、イラク派遣だろ?」と言うので、「あたし、また、間違っちゃったかしら」と思って調べたら、私が正しいじゃんか。
 ニュースでもちゃんとそう言ってるんだけど・・・・
 マイケル・ムーアは「アメリカ人の多くは、9.11の犯人がイラクだと思ってる?」と嘆いていたが、日本人もアフガニスタンとイラクの区別ついてないらしいことを知った。

 でも、私の実感というか、「自分もそうだし」という自己中心で言うなら、多くの庶民は実は、自衛隊がどこに派遣されてようが、どうでもいいようで、やっぱし関心は「年金」や「格差問題」という、「自分にとっても関係ありそうなこと」である。

 「格差問題」が意外と人気が高いのは、「なんちゃって中流層」が、上にいけるのか、このままズルズルと下流になるのかの瀬戸際だからと思われる。

 私は「格差問題」にそれほど感情移入できない。
 なぜなら、私の祖父母は、あきらかに「下流」であり、それがたまたま戦後の復興期のドサクサで中流を名乗るようになっているからであって、両親はそういう波に乗って、そこそこの教育を受けられて、そこそこの生活ができるようになったし、私にも「大学行くんだったら、まあ、学費は出せないわけではない」という態度で、ちゃんと大学出て、上場企業に勤めた弟を除けば、姉と妹はリタイヤしちゃったのであるが・・・・

 話がまとまらないが、「格差社会」が問題になってる日本でも、国際レベルで見たら、実に平等な社会であろう。日雇い労働者がマクドナルドで難民?とか、ネット・カフェ難民とか、それって、冗談のレベルの話じゃないですか。

 その昔、アメリカもブラックマンデーだかの大不況に見舞われたとき、ウォール街でブイブイ言わせていたディーラーなんかが失業すると、高い家賃払えないから一夜にしてホームレスって惨状が、日本の深夜のドキュメンタリー(ピーター・バラカンが司会していたような)で紹介されていたけど、それを見ても「かわいそう、政府はなんとかしてあげないと」って気分は皆無でした。貯金くらいしておけよ。あたしはしてるわよ。少なくとも年収の2倍くらいは、心配だから。といっても、月20万円くらいあれば、今の生活は維持できるので、500万円あれば2年は大丈夫、ってだけのことだが。

 ええと、それで言いたいことは何だったかというと、「今のプロ野球って、かつてない、格差是正社会じゃないか?」ってことです。

 「あの」巨人戦ですら、客の入りはそこそこだし、セリーグの不人気カードよりも、パリーグの試合のほうがよっぽど客が入っていたりする。
 そもそも、「超セレブ」だったはずの巨人戦が、地上波テレビ中継がほとんどないんですから。

 ドラフトでも、その昔は、愛甲がロッテに決まって複雑な表情というか、苦虫を噛み潰した表情がスポーツ新聞を飾りましたが、M嬢情報によると、今年は「希望は在京パリーグ」と公言している花形選手がいるとか。
 「在京パって?」
 「西武とロッテしかないが、あきらかにロッテ志望らしい」

 田中マー君が楽天に決まったときには「ええ??」っていう雰囲気濃厚だったが、結果的によかったし、今年の高校生ドラフトでは「楽天が第一志望」っていう選手もいて、その子がヤクルトに決まったときには、とっても微妙な空気になった。

 江川の時代のように「どうしても巨人」という選手が少なくなったような気がする。「日ハム」や「ロッテ」に決まっても、みんなほんとに嬉しそうというか、「横浜」や「広島」や「ヤクルト」よりも本気で嬉しいのかもしれない。

 でも、それって、トップとビリの差が縮まっただけで、プロ野球全体の「富」は確実に落ちている。
 旧財閥や華族が続々と没落した時代のように。

 それが、いいことなのか、よくわからないんだけど。
10月12日(金)

 今日もとっても忙しかった。
 なんで、こんなに忙しいんだろう?

 そもそも、普段はほとんど外出しないのに、今日は直行を含めて2回も外出したので、自分の机でほとんど仕事ができなかった。

●エビワカちゃんの天然ボケ凡ミスに激怒寸前

 今週の一番脱力した事件はこれでした。

 その日の午前中、エビワカちゃんがマスオさんに「○○の集計、できましたんで確認おねがいします」と言っていたのだが、マスオさんが「あれ?いつもの場所にあるよね?」

 二人で共有している、その名も「マスオ&エビワカ」っていう結婚式みたいなフォルダの中にあるはずらしいのだが、マスオさんはエビワカちゃんの作成したファイルを発見できなかったようだ。マスオさんはしきりに「おっかしーな」と言うが、エビワカちゃんは「ちゃんとありますよ?」

 私は忙しかったので、口を挟まないように自制していたが、そういう場合は、きちんとファイルの場所、というかアドレスを確認すればいいのに、(会社のサーバはいろいろ階層が複雑だから、全然違う場所にフォルダを作ってしまっている可能性がある)、そうしようともせず、お互い向かい合って自分のパソコン見ながら会話しているので、私は「まあ、いいや放っておけ」と思ったのでありました。

 マスオさんは、きちんと理解していないのかもしれないが、エビワカちゃんはパソコンスキルがかなり低いので、けっこうやらかす可能性高いと思うんだけどなあ。
 つーか、私は少しだけ、ピーンと来たのだが、エビワカちゃん、もしかしてローカルで保存してたりしない?いかにも、やりそうなんだけど、それにエビワカちゃんは、マスオさんに「場所間違ってませんか?」と言われても、よくわかってないから「デスクトップに貼ってしまったんで場所まではわかりませんけど」と平然としているあたりが怪しいが、まあ、いいや、自分も忙しいし、放っておこう。

 結局、エビワカちゃんが自分のマシンで開いたファイルをパソコン交換してマスオさんがチェックしていた。

 で、午後になって、私がエビワカちゃんに単純入力をお願いしていたファイルを完成させようとしたら、「あれ?先月のはあるけど、今月のが無い?」

 その時点で、「エビワカちゃんが、なにかやからした」のは濃厚になったが、やはり彼女は平然と「変ですね?私は見れますけど?」と言うので、どれどれと、彼女のパソコンを見てみると、その開いたエクセルのファイルのメニューバーあたりに、きっぱりと「デスクトップ」の表示が!

 がー、やってくれたわね。
 「これは、ショートカットじゃなくて、ファイルをコピーしてデスクトップに貼ってるでしょうが」と叫ぶが、エビワカちゃんはキョトンとしている。

 よくよく話を聴くと、10月1日から、彼女の社員番号が変更になったので、そのせいでデスクトップのショートカットが消滅したために、自分でせっせとデスクトップに貼ったつもりでいたらしいのだが、さらに問いただすとショートカットのやりかたわかっていなかったために「なんか、コピー中っていう表示されたんで、変だなとは思っていたんです」

 10月1日より、10日間、彼女はデスクトップにコピーした共有ファイルにせっせと入力していたらしい。

 「とりあえず、私がお願いしたあのファイルは急ぎだから、今すぐ正しい場所に移動してくれ」

 とお願いしたのだが、やっぱり移動されてなくて「なんか、変なエラー出ました」

 イライラしたので、エビワカちゃんのパソコンを使って自分で移動させたら、やっと移動できた。

 そんなこんなで、ただでさえ「今日は何時に帰れるかしら?」と切羽詰まっていたのに、そんなことで30分くらい無駄にして、とってもイライラしたのであった。

 でも不幸中の幸いとして、マスオさんも「変だな」と思っていたから、手が空いたら、システムの人に「なんか変なんです」とお願いしようとしていたらしい。もし、お願いしていたら、ただでさえ多忙なシステム担当者の貴重な時間を無駄にするところだった。
 でも、私が、3秒で解明したんだから、システム担当者も瞬時に「こんなことで一々呼び出すな」って笑っただろうけどね。

 でも、私は自分が数年前まではパソコン超初心者だったので、そういうミスについての想像力が働くが、システムの人は、まさかそんなことをやるとは想像もしてなくて、意外とてこずった可能性もあるし。

 それにしても、私が激怒寸前だったにも関わらず、エビワカちゃんは、けっこう涼しい顔だった。
 仕組みがわかってないので、自分がどの程度のバカをやらかしたのかもわかってないんだろう。
 私が「エビワカちゃんがやっちゃったのは、サーバ内のファイルをドラッグして、こうやってコピーしたんでしょ?」「あ、そうだったかも」「で、ちゃんとショートカット作る方法って知ってる?」「うーーーーん」「何度も教えたはずなんだけどなあ。まあ、今度こそちゃんと覚えてね」

 あえて、「いいとこ探し」をすれば、エビワカちゃんは私がそうやって、ややピリピリしながら「今度こそ覚えろ、バーカ」な態度に出ても、あまり気にしてないところは評価する。そういうのに萎縮してしまうと、一緒に仕事しにくいから。

 でも、悪口も書かせていただくと、エビワカちゃんは「能力が低い美人」にありがちな態度をとるので、ときどきイライラするのだ。
 美人を差別するつもりもないし、美人のほうでも私に差別されるつもりは全くないだろうけど、美人でも「美人医師」とか「美人弁護士」とか、能力高い人は大勢いるらしいが、私はあまり接点ないんだけど、そーいや、「美人労務士」はいるな。

 ひがんでるんですけど、美人で頭のいい人がテキパキと「これは私にお任せください」と仕事すると、私みたいな10人並の3倍くらい仕事できそうなかんじになるので、うまやらしーよな。

 でも、幸いにも私の下で働くような「パートや派遣」ですが、すごい美人って、「仕事能力は、まあまあ」でも、とにかく、ニッコリ笑顔で乗り切るので、あれこれ指示するこっちが「ブスいイジワル」に思えてきて、ヘコむことも多いのですが、私は決してブスでもないはずなので、「ブスだけど仕事ができる」と「美人だけど言われたことしかできない」の対戦は微妙だけど、「容姿は10人並だが仕事ができる」VS「美人だけど言われたことしかできない。言われたこともときどき忘れる」については、私に軍パイが上がると信じています。

 数年前、私の隣の席にいた、その当時40歳でもちろん子持ちのパートさんが、超美人だったので、男性社員に絶大な人気があったけど、彼女に少し難しい仕事を教えようとすると、すっごーく困った顔をするので、「ああ、この人、こうやって生きてきたんだ」と悟って、あまり難しい仕事はされられなかったんだけど、あの人はパートだったから時給も低かったしな。

 エビワカちゃんは、あの人の倍の時給なんだから、ガシガシ鍛えようとするのだが、やっぱり美人特有の「え?私がそれを全部やるんですか?やーん、全然自信ない」という「困った顔」を私にまで披露する。
 男性なら、すぐに落とせるが、女性でも、やっぱり、すっごく可愛い子が泣きそうな顔をすると、けっこう落ちるのである。

 たぶん、私みたいな10人並は、心の奥底で「こいつには容姿では負けているが、頭の良さでは勝てる」と思いたいようで、だから美人が「やーん、わかんなーい」とバカを演じると「しょーがないなあ、どれどれ」とやりたいらしく、ついつい美人を「美人だけどバカ」な位置に置いておきたくなるのだ。

 今日はマスオさんが休みで、私も超忙しかったので、マスオさんの替わりの応対をエビワカちゃんに指示したら「でも、マスオさんからメールがきていて、○○のエラーが出たら、電話くれって携帯番号が・・・」

   マスオさんが、エビワカちゃんを甘やかすのは勝手にシロだったので、電話させたら、「こういう電話がきちゃったんでちゅー、どうしたらいいのでちょ〜」
 一生、幼児プレーしてろ。と思ったが、まあ、それでいいんなら私は何もいいません。
 エビワカちゃんもバカじゃいから、私に対しては「困ったでちゅー」とか言ってこないから。

 書いていて思ったが、その辺が、20代半ばのエビワカちゃんは「まだまだ」ってところなんだな。
 以前いた、40歳超美人パートさんのときには、あの品のよい「私、バカだからよくわからなくて〜」攻撃に勝てなかったんだから。

 美人相手はなかなか大変なんである。
 向こうは、なんか仕事を任せても、それがすんなりできず、「ふー、あれ?これって、これでよかったっけ?」とブツブツ独り言を言っていれば、助け舟がすぐ駆けつけるのに慣れているし、こっちも「あれ?先月きちんと教えたつもりだったが、私の説明が悪かったかしら」と、美人がしどろもどろ頑張っているオーラに負けて助け舟を出動させようとしてしまうが、そこをぐっと堪えて、向こうが「すいません、先月教わったはずなのですが、ここがどうしてもわかりません」って言ってくるのを待つ30分間がけっこう苦痛です。

 あと、エビワカちゃんの悪い癖は、たとえば私が「あれ?これってなんか違くない?」とミスを指摘すると、すっごく自信なさげに小声でなにやらブツブツと言うところ。
 こっちは別に怒っているわけではないのだから「え?どこか違ってました?」とはっきり話せばいいんだけど。

 でも、パターンは読めてきたので、彼女に何か教えても、小声でブツブツ言っているときには、いかにもわかったふうで頷いていたとしても、「全然わかってない」らしい。
 でも、飲み込みは悪いが(ってゆーか、全般的にスキルが低いので、応用が効かないのはしょーがないのだが)1回説明しても、二度目でちゃんとできないけど、3回目くらいでなんとなくできるようになるので、こっちが根気よく何度も説明すればいいだけだ。

 ただ「じゃあ、次回は独りでやってね、ってゆーか、これはあなたの仕事にするから」と言うと、とても心細そうな表情をする癖はやめてもらいたいのだが・・・・
 まあ、「美人だからしょうがない癖だな」と理解すれば、あまりムカつかないのですが、というのも彼女は「むずかしい仕事や責任の大きい仕事はやりたくない」と思っているわけではなさそうなのである。
 暇になると、けっこう辛そうだから、仕事をバリバリ与えたほうが嬉しそうなのだ。

 誰だって、ちょっと難しい仕事は面倒だとは思うけど、「あ、任せてもらえるんだ」というのは嬉しいものである。でも、日本の作法として「じゃ、来月からこれ、よろしくね」と言われたら「いやーん、ちょっと自信がない」と謙遜するのはいいとしても、せいぜい「わかんなかったら、助けてくださいね?」と上司や先輩を立てる発言でもしておけばいいのである。

 こっちだって、後輩に引き継いだ仕事を後輩がいきなり完璧にこなしてしまったら、先輩としてのプライドが維持できないので、気楽にあれこれ質問してくれていいのである。

 まあ、エビワカちゃんはあまり自分のことを語らないが(聴けば手短に応えるので、単なる「会話下手」なだけ)結婚・出産前の前職は、個人病院の受付で、女性同僚たちとの仕事はけっこうストレスだったようだ。「なんか、あれは、もう、こりごり」と短く語っていたことがあった。「たとえば、どんな風に?」と話を膨らまそうとしたが、「まあ、女ばっかりだと、いろいろネチネチとくだらないことが多いんですよ」っていので説明したつもりだったらしから、それ以上膨らまなかった。

 でも、出産後の社会復帰で偶然うちに来て、「契約更新する」と言われたときには「え?いいんですか?」と言っていたので、パソコンは全然ダメだし、かなり自信がなかったのだろう。
 自分がどういう仕事をしたいのかという明確なビジョンも無いようだし、「封筒の宛名書き」みたいな単純作業は黙々とやってくれるので大変助かるし、とにかく美人だから、品はいいので、受付部門としては申し分ないので、長く働いてくれるといいなあ、と思っております。

 あと、なによりもマスオさんとの相性がいいし。
 マスオさんも「とても、いいヤツなのはわかるが、なに考えてるのかわからない」というか、ちょっと無機質な感じがするのですが、エビワカちゃんも気立てのいい美人なのだが、なんか本性がわからないというか、生活感がないんだよね。
 その二人が、私の目の前で、「とても無難なOLトーク」を交わしているで、私は毎日、出来の悪いトレンディドラマの中に取り込まれたような不思議な面白さを堪能しております。
10月11日(木)

 今日はさすがに疲れたので早めに帰宅したが、明日もやることいっぱいあるのよ〜
 しかも、午前中は池袋にある関連会社にハンコ貰いに直行しなければならなくなった。
 なんでも、その会社では「実印を押せる人が出勤するのは、午前中だけ」とのことで、そんなのあり?
 てゆーか、あたしもそういう仕事がしたいよ〜

 さて、メモを残したトピックス(くすくす、と笑ってみる。関係ないが、クスクスは食べた後30分くらいすると猛烈に胃の中で膨張するので「あれ?なんか、あっさりしすぎて物足りないな」ってくらいが丁度いいです)の詳細でも。

●体育の日なのに、異様に覇気の無い子供たち

 ハッピーマンデーのおかげさまで、体育の日が毎年いつなのかわけわかんなくなってきたが、そうだ、ハッピーマンデーズをハッピーマンデー応援歌で使ってくれないだろうか?誰にお願いすればいいのだろう?総務省?

 それはいいとして、今年の体育の日は10月8日だったらしいが、その日に運動会やる学校も少なかったような気がする。
 出勤だったのですが、電車に乗ると少年サッカーチームと思しき小学生がたくさん乗っていた。どこかで試合をやるんだろう。
 しかし、なんで朝から君たち、床に座りこんでいるのだ?

 部活帰りの高校生や中学生が、夕方の電車内で、まるで直前に銃乱射事件でもあったのか?というくらい、折り重なるように寄りかかりながら眠っているとか、電車の床にだらしなく座っているとかは、なんとなくわかるからまだ許すけど、朝から床にべったりって、徹夜空けの若者でもなかなかやらないだろう。駅のホームでは、ヘタっていたりするけど。
 ちなみに私は、つい先日、友人と「カラオケでオール」を年甲斐もなくこなした後、飲み放題だったから後半「もったいない」と飛ばしたため、駅のホームで立ってられなくて体育座りしてました。

 さて、その小学校低学年とおぼしき少年たちは、サッカーボールに腰かけて、ドア付近の四隅を占領していた。
 「なんか、そうして座るのがカッコいいということになっているのだろうか?」と善意に解釈しようと思ったが(高校生男子のパンツ半分見せ腰パンは、私からすればダサいことこの上ないが、そういう流行らしいから、しょーがないらしい。ほら、マンモスがなぜ滅びたのかって、不要に牙がどんどん伸びたからって説もあって、進化って、「いいほう」に向かうわけでもないらしいから)、座りこんでる少年の様子はあきらかにアンニュイ。

 よっぽど、「君たち、妙に元気ないねえ?朝ご飯食べてないの?」とオバさんっぽく(立派なおばさんですが。彼らからすれば、お母さんよりもオバーチャンの年に近いだろう)話し掛けたくなったが、どうやら、少年数人につき大人がちゃんと付いているらしい。短パン履いた大人があちこちにいたから。

 よくよく観察すると、向こうにいる同じチームらしい集団は、みんなきちんと立っている。
 もしかしたら、向こうはレギュラー陣で、こっちは「おかーさんが、サッカーやれっていうから無理やり」な落ちこぼれチームなのかもしれない。
 同行する大人も、床にへたっている彼らに注意するそぶりも見せない。

 ちょうど、「子供の体力は下がり止まり」なんてニュースもあったけど、帰りならともかく、行きの電車であの様子じゃあ、まだまだ下がりそうだ。
 つーか、10歳くらいの子供が、朝から床にへたりこんでいる光景は、まさに「亡国」であった。
 あたしの老後に、こいつらがちゃんと税金や年金納めてくれそうに思えないもん。

 いや、それが、早朝6時とかだったら「まだ眠いよな」と理解できるが、たったの9時なんですよ?

 で、路線も横浜市営地下鉄だったので、ニュータウンだし、わりと教育レベルは高いはずなのだ。普段、そんなにダメな親子をあまり見かけないのです。
 前にも書いたけど、けっこう学校の近郊学習で電車に乗る小学生と乗り合わせることが多いのだが、そりゃ、すげーうるさくてゲンナリすることもあるけど、中には教育が行き届きすぎて、私に席を譲るような礼儀正しくも気弱な児童もいましたけど、ああして、床にヘタりこむ小学生見てしまうと「やはり、子供ははしゃぎすぎて、つり革にぶら下るくらいのほうがいいよなあ」と思います。

 さて、体育の日に、そんな光景を見て「日本の未来は暗い」と思ったのですが、翌日は平日だったのですが、ママとベビーカーに乗った赤ちゃんと、おばあちゃんと幼稚園くらいの子供という、ありふれた構成の家族を見たのですが、ママはおばあちゃんに幼稚園児を任せていたのだが、その幼稚園児がまた、床に座り込んでいたのだった。

 私の世代でもそうだが、さらに上になると「床に座るのは、ばっちいから」とか言いそうなのであるが、その50代後半のおばーちゃんは、ドア付近でヘタる孫をかばうように立っているだけ。
 具合悪くなったとか言うんだったら別だが、その孫は、ただ立ってられないだけのようだった。

 ママが知らんぷりなのはしょーがないとしても、おばーちゃんは「ほら、ちゃんと立ちなさい」って言ってほしかったなあ。
 でも、あの世代が「それでよし」としているなら、ほんとにそれでいいことになってしまうだろう。

 私だって、それが例えば、大阪まで帰省する新幹線自由席で、床に座っているのなら、別に違和感ないんだけど、せいぜい20分くらい乗る地下鉄でヘタるなよってことです。思春期の若者が、わざと大人が嫌がるような行動をとるのは「ホルモンバランスが」で済みますが、小学校低学年だったら「座るよりも、立ってるほうがカッコいい」と無理する年齢であってほしいものです。

 自分があのくらいの子供のときには、「電車の中でいかにバランスをとるか」を競い、ときどき、大きくバランスを崩して、周囲の大人から「いいから、おまえら座ってろ」な冷たい視線を浴びましたけどね。
10月10日(水)

 やっぱり10月10日って雨が降らないですね。

 さて、今日は9時まで残業した。いつもより30分早く出勤して、昼も昼食かっこむと仕事したので、残業は3時間だったが、実質4時間ってところ。

 トラブルもあったが、これで明日、同じくらい捗れば、なんとか今週を乗り切れる!

 というわけで、お疲れ気味なので、あまり日記書く気分じゃないのですが、メモだけ残しておこう。

●体育の日なのに、異様に覇気の無い子供たち

●雑誌で紹介されてそうな有名店でアイスを食べた

●エビワカちゃんの天然ボケというか、「おめー、それはねーだろ」なミスで私の仕事が30分ほど滞った。マジギレしそうになるのをぐっと堪えた。


 そーいや、今日は王さんお疲れ様でした。
 残業しちゃったのでテレビ中継が観られなかったけど(でも、ときどき会社でテレビをつけてみたら、部長に「ミヤノさん日ハムファンじゃなかったっけ?」と言われ「ちがいますっ」)、ネット中継チェックする限りでは、ベンチも応援団も胃がキリキリするような投手戦のようだった。
 それだけに、6回の大量得点のときには、幕張中に歓声と地響きが伝わったのでは、と心配になるくらい。(液状化現象とか)

 ああ、今、テレビニュースでバレンタイン監督のインタビューが流れていたが、バレンタイン監督の「外人日本語」を聴いていると、その昔、大相撲の表彰式の人気者だった外人さんを思い出す。
 「外人なまり日本語指導」の人がきっといるに違いないくらい完璧だ。
10月8日(月)

 突然ですが、ここしばらくずっと、というか、時々思っていたこと。

 「オダギリジョーの髪型はずっとあのままなのか?」

 髪型といえば、そーいえば、先日ワイドショーを正しく賑わした「エリカ様不機嫌騒動」ですが、私と友人M嬢は「エリカ様熱愛?」報道のとき、「あーあ、ダルも、あれくらいのクラスをひっかけてほしかったよ」と茶飲み話していたので(エリカ様も中近東あたりの血を引いているようなので、ちょっと掛け合わせてみたいと、M嬢の「馬主魂」が炸裂していました。M嬢のイチオシは「室伏の妹」でしたが・・・)そういう話の続きとして「エリカ様、やっちゃったみたいねえ」と話していたのですが、M嬢がすかさず「だって、あの髪型じゃねえ」と言うので、「え?やっぱ、そう思う?私も最初そう思ったんだけど、ワイドショーでそういう切り口がなかったんで・・・」

 世間一般的には、結局、どういう解釈になったのか知らないが、私は第一印象で「このズラじゃあ、不機嫌にもなるだろう」と思っていたのですが、残念ながら同意見に出会えなかったのですが、友人があっさりと同意見だったので、とてもうれしかったです。

 一般女子の髪型やメイクに対する自意識も相当のもんですが、芸能人はそれを遥かに上回るのを前の仕事でよく目の当たりにしたものです。
 未だに覚えているのは、あるCMのオーディションで女子高生モデルが集められたのですが、それほど制作費の高いCMでもなかったので、来たのはせいぜい「ティーン向けファッション誌で、5番手くらいのモデル」だったのですが、その中でも、キャスティング・スタッフがイチオシの子は、そのクラスの中では、そこそこ売れているらしく、学校帰りにすでに仕事してきたらしく、キレイにアップされた髪型でやってきました。

 でも、そのCMのイメージだと「三つあみが似合う、清純そうな女子高生」だったので、キャスティングの人が「このオーディションはこういう趣旨だから、髪は下ろしたほうがいいよ」とアドバイスしていました。
 しかし、彼女は素直に髪を下ろそうとしません。
 どうやら、アップに結った髪をほどくと、グチャグチャになってしまうのが嫌だったのでしょう。

 キャスティングの人が「せっかく忙しい中、オーディションに来たんだし、もったいないよ」と説得しても、がんとして譲りませんでした。
 結局、あの子で決まったかどうか忘れたけど、あの程度のCMでは、ほんとはオーディションなんて必要なくて、キャスティングの人が選んでくるだけで充分ですし、せいぜい3人くらい集めれば済むのですが、クライアントへのサービスで10人くらい集めて、それなりにオーディションぽいことは、よくやってました。

 なので事前にだいたい3人くらいに絞られているので、その他大勢の人にはお気の毒なんですが、(まあ、派遣スタッフ選びでも似たようなことやっていた会社が派遣業のトップですけどね)、その子だって、芸歴は長そうだから、キャスティングの人のそういう態度で「あ、私でほぼ決まりっぽいらしいな」と気が付いたはずですが、それでも、ボサボサの髪で人前に出るくらいなら、こんなオーディション落ちてもいいくらいに思っていたのでしょう。

 別に生活費がかかっているわけでもない女子高生モデルだったし、ああいう自意識が将来、吉となるか凶となるかもわかりませんし。

 あと、もっと年上の20代女性のオーディションでも、「こ、これ・・・・地方金融機関のオーディションなのに・・・」とアシスタントの私も唖然とするほどの、キャバっぽい風情で表れて、キャスティングの人も唖然としてましたが、後でディレクターから「なんで、あんな派手なのを・・・不潔っぽいのはダメに決まってるだろ」と叱られて、「前はあんなじゃなかったのに・・・」とブツブツ言っているのが聴こえました。

 日本の芸能界だと、「本人がアピールしているイメージ」がそのままドラマやCMのときのイメージと重ねられるため、「本人と役柄のギャップ」というのは、あんまりありませんが(代表例がキムタク)、ハリウッドだと、たぶん、わざと映画のキャンペーン中は役柄と全然違う雰囲気でインタビューなどに答え、もしかしたらあれで「演技派」を証明しているのかもしれませんが、先日、プロモ来日したキャサリン・ゼタ・ジョーンズも、映画の役柄では「仕事一筋の女性コック」らしかったのに、「ハリウッドの超ゴージャス女優」として来日してました。

 そういう意味では、映画では清純そうな役柄らしいのに、舞台挨拶で派手なズラかぶってきたエリカ様は見所があるのかもしれない、と思ったのですが、見所ありすぎだったようです。

 さて、今日は出勤でしたが、パ・リーグのクライマックス・シリーズが気になったので、ネットでのテキスト速報をマメにチェックしていたのですが「あら、ソフバが3点?あらら、シュンスケが・・・・」(シュンスケと言えば、個人的にはサッカーの中村であったが、いつのまにかロッテのアンダースロー渡辺になっています)と思っていたら、その裏にロッテが3点。

 で、ソフバがまた1点いれると、ロッテが2点・・・・・わー、盛り上がってそうだ。

 今年、マリンスタジアムには2回足を運んだだけですが、ロッテ・ファンの応援って、サッカーの悪影響受けてしまったのか、かなりウザいんです。
 外野はロッテ攻撃中にオールスタンディングはいいとしても、タテノリで歌を歌うもんだから、変な若向けのライブ会場みたいなんです。ってゆーか、いまどき、あんなタテノリのライブも無いだろう。

 ちなみに、日ハム応援団もタテノリです。みなさん、なぜかエネルギーありあまっているみたいです。

 今日もマリンスタジアムもかなり縦揺れしてたんだろうなあ。

 でも、ニュースで大リーグの試合が紹介されてて、レッドソックスの試合も恐ろしそうでしたね。タテノリで短調でバラードな応援歌で盛り上がるロッテのホームゲームも恐ろしいが(なにが恐ろしいかって、あの応援歌が一週間くらいしたら突然頭の中で流行りそうで)、レッドソックスのホームの「客席がまっかっか」と、「うぉぉぉぉぉ」という地響きみたいな自然発生した歓声のほうが、敵チームには威圧感かもしれない。

 今年の私は、「田中君ファンの友人に付き合って、楽天戦ばかり鑑賞」という身の上だったので、アウェイの試合ばかり鑑賞してたし、ダル登板の西武戦もアウェイだったし、一度もホームの試合は観なかったというか、はっきり言って私は、ひいきしているチームがあるわけでもなく、ただ「のんびりビールを飲みすぎながら、まったり野球観戦」を目指していたので、そういう意味では楽しませていただいたので、野球にあんまり「ホーム」っていう概念が定着してほしくないような。

 でも、かつては客が入らないことで有名だった川崎ロッテが、千葉に移転してあんなことになり、日ハムは札幌に移転して、あんなことになり、楽天の仙台の球場もたぶん、そんなことになっているはずだし、福岡ドームもびっくりするくらいいつも客が入っていた。

 西武球場はねえ、やっぱ立地が悪いよな。周囲にオフィス街もないので、他球場のように、仕事帰りのサラリーマンが一杯ひっかけに来ないもんなあ。
 でも、日曜日はそれなりに入ってたしな。でも、あそこは、私の心のオアシスに認定されたので、ずっとあのままでいてほしい。

 どうやら、問題は、オリックスのホームらしい。
 私とM嬢が酔っ払って会議した結果、「オリックスが四国に移転したら、けっこう客入りそう」という結論に達した。

 さて、今日は出勤。
 予想以上に仕事が捗り、土曜日に「こりゃ、3日遅れだ」と悲観していたのが、「あと10時間くらい」と、かなり縮小した。
 明日は休む。
 仕事はたくさんあるのだが、せっせとエビワカちゃんに申し送りのメールを打って、マスオさんにもいくつか割り振った。
 明日出勤すれば、かなり追いつくのだが、そうなると、土曜から金曜まで連続7日出勤になってしまうので、大人だから(そういう体力も精神力も無いことを自覚できて、きちんと休みを確保するのが大人というものであろう)明日は断腸の思いで休むのよ(笑)
10月6日(土)

 出勤。

 しかし、やっぱり足首が痛い。歩けないほどではないし、それほど腫れてもいないので、大したことならしいのは幸いだったが、サクサク歩けないくらいに痛い。

 会社を抜けて湿布を買って貼ってみた。明日のイベント仕事でも目立つように貼っておこう。そうじゃないと「なに、ちんたら歩いてるんだよ」って思われそうだから。

 特に階段降りるときが痛くて、明日は階段上り下りが多そうだからキツいなあ。それに、足を庇って歩いていると、また腰にきそうだし。

 そういや、昨日書きそびれたが、試合前の打撃練習のとき、センターで華麗に捕球する岩隈さんにすっかりハート鷲づかみ(いや、「イヌワシ掴み」ですか?)状態な私でしたが、遠いライト方面にマー君がいて、M嬢は不服そうだった、「しかも、一番近いところにいるのが、カツノリっていうのが、どうしても納得いかない・・・・」

 ライトで、控え選手やスタッフたちをアニキっぽく小突く、兄貴なカツノリでした。せっかくだから、ファン・サービスで岩隈とプロレスごっこでもしてくれればよかったのに。(コアなファンしかわからないギャグ。いや、私は別にコアなファンでは無いのですが・・・・)

 というわけで、来期はぜひ、岩クマさんとダルダルの対戦を鑑賞したいと思っておりますが、そーいや、西武の伊東監督が辞任して、後任には二軍監督の渡辺という噂ですが、「え?渡辺って、あの渡辺?」

 あの当時、球界イチのイケメンっぽい地位でしたよね・・・・(あの当時は「イケメン」という言葉はなかったけど)
 今どうなってるんだろ、と思って調べてみたら、中年になったら、なんとハゲてしまったらしく、男の嫉妬も恐ろしいもので、「普通のオジサン」に着々と進化している渡辺は一部の人には大人気だったようです。

 さて、今日は当番出勤みたいなもので、フロアで独り静かに仕事しましたが、もう溜まりまくってるなあ。
 3日分くらい押しているようです。単純計算で「20時間分」くらいなんだけど、それを来週でどれくらい追いつけるか・・・来週の出勤が4日間で、それで20時間だと、一日5時間消化はぜったい無理。しょーがないから、休みを一日削ったとしても、一日4時間か・・・・無理っぽい。

 そうなると、どこか端折るというか、後回しにしないといけないのだが、さて、どこをどうする?と考えていたら知恵熱が出てきたので、今日は残業せずに切り上げました。

 そういえば、昨日の明け方、変な夢を見た。
 M嬢とは新木場に3時に待ち合わせしていたが、起きたら3時だったのである。「あちゃー」と思って、とにかくM嬢に連絡しないといけないが、M嬢は私よりひどい「携帯不所持者」なので、連絡とりようがないが、せめて自宅の留守電にメッセージを入れておこうと、電話帳を探すが見つからないので「そうだ、自分のケータイだ」と取り出すが、それが、小ぶりのコンパクトっていうか、手のひらの半分の直径の「化粧直しのミニ・パウダー」みたいな大きさで、化粧コンパクトみたいにパカっと開けると、中はタッチパネルなんだけど、操作の仕方がよくわからなくて、「あれ?なんで?てゆーか、そういえば、自分のケータイはこんな丸い形じゃないじゃん、いったい、どうしちゃったの?」と慌てているうちに目が覚めて、時計を見たら、まだ朝の8時前でした。

 あの丸い化粧コンパクト型ケータイ、けっこう可愛かったんだけどな。
 女子はあんましケータイをポケットに入れないので(というか、ポケットが無い服が多い、あの形をバッグなんかにぶら下げておくのもいいんじゃないでしょうか?たまごっちみたいな感じで。ポケットにも入るサイズだったし。まるで化粧直ししているみたいな雰囲気でケータイを操作できるので、面白いと思うんですけど、どうでしょう?って、ケータイをオフにしたまま放置しまくってる私に言われても説得力ゼロですけど。
10月5日(金)

 セレブ御用達整体の先生はやっぱ凄い!

 あんなに鼻水ズルズル&くしゃみが酷かったのに、昨日、日記を書いてる最中にメキメキと調子よくなり、M嬢に電話して「明日何時に待ち合わせ?」って電話しながら、「風邪ひどいから、ホットワインでも作ろう」と買ったワインを1本全部飲んでしまいました。

 大酒飲まなければ、もっと調子よくなってたんだろうけど、昨日、一昨日の不調が嘘のように、今日はすっきり。たまに咳が出るくらい(自己責任)

 3時に新木場で待ち合わせて、幕張に到着すると「なに〜この人ごみは?」と思ったけど、メッセでなんかやってたのを思い出した。
 メッセ帰りの人ごみを避けて、公園を通って海辺を歩いてマリンスタジアムの海側から入ると「なに〜、この大行列は?」

 開場直後だったので、外野や内野自由席に入る人たちの行列が何百メートルも蛇行してました。

 もっとも、レフト外野席は全然行列してませんでしたけど(笑)

 ゆったりと座りながら、楽天の練習を眺めた。
 今日、出場しない投手陣も、まったり外野で打撃練習の捕球していた。

 なぜか妙に捕球する気満々でセンターに居座る岩隈さんって・・・・

 しかし、背は高いわ、足は長いは、見映えするなあ。岩隈さんが、ダルに負けないくらい美しいことに今さらながら気が付いた。今期、エースとしては、全然ダメでしたけど。
 M嬢に「見た目がいい人だけ集めて、オールスターしたらどうだろう?」と提案したら「それより、大きい人チームと小さい人チームっていうのどお?」
 M嬢は、小さい人が多い、楽天の内野陣をこよなく愛しているのである。

 試合のほうは、朝井が1点でふんばったものの、打撃が0点で、負けちゃった。
 今期、けっこう観にいったけど、楽天の勝ち試合を観たのは最初のマー君の一試合だけだった。

 ロッテ・ファンはかなり集まっていて、最終戦だから最後にセレモニーもあって、ボビー監督がカンペ片手に日本語でけっこう長くスピーチしていて泣けた。
 「セレモニー終る前に帰ろう」と外に出ると、楽天応援団が外で集まっていて地味にパーティしていたのだが、「Bクラス1位」っていう旗がさらに泣ける。

 ところで、マリンの外野席の階段が変則で、最初に席とりしたときに、やや踏み外したのであるが、その後、また評判のカレー屋で夕食をとった後、ビール片手に席に戻ったら、また踏み外しそうになって、「ミヤノさんは死んでもビールを離しませんでした」の法則で、必死で踏ん張ったので、ビールは少しこぼしただけだったが、足首をギックリしてしまった。

 「わーん、ベンチからトレーナーの人来てくれないかなあ、(おいでおいでのポーズをしてみる)私の足首にもスプレーして〜〜〜」

 というわけで、シーズン最終日に足首を故障してしまいました。

 あたし、日曜日に大事な試合(イベント仕事)があるんだけどなあ。誘導係りなので、また、階段を激しく上り下りしないといけないのに、この足首、よくなるかしら?

 マリンスタジアムから駅までの道で、M嬢が「あーあ、もう試合ないかと思うと・・・・」と嘆くので、「シーズンオフなんだから、仕事すれば?そーすれば、来期は仙台に応援行けるくらいの財力が」とアドバイスしてみたが、「でも、私、飛行機はタダだし」(マイレージ溜め込んでいる)

 私は、今週の三連休も全部出勤という身の上ではあるが、おかげで平日休みが取れるので、今期はけっこう平日観戦もできたけど(あと、東京ドームの試合だったら、フレックスだから早く出勤して、5時の電車に乗ったりとか)M嬢が派遣の仕事につくと、そうはいかないのもわかるから、就職に後ろ向きというか、先に引越ししたいという気持もあるみたいで、なかなか働こうとしないのだが、それでなんで生計が維持されてるのかよくわからない。

 まあ、今年は、久々に野球観戦にハマったというか、生涯でもこんなに生観戦したのは初めてで、おかげでいろいろ勉強にはなったので、(グッドウィルでの試合は西武の株主優待券をチケット屋で買うのがいいらしいとか、グッドウィルの乾杯シートはブルペンの目の前なのでお気に入りの投手のときには超うれしいとか、内野もいいけど、外野のほうが球筋がわかって面白いとか)来年はけっこう観戦上級者としてヤル気満々である。

 今日の楽天応援団は、中盤に「では、女性だけで鉄平を応援しましょう、せーの!」「てっぺ〜〜〜〜」

 M嬢「ううう、もっと黄色い声でやったほうがいいのか?」(うちら、そういう技能がない)

 応援団長「じゃあ、次は男性だけで!」(「えー、それって、あんまし・・・」という周囲の男性の声)「てっぺ〜〜〜〜〜」

 狭くて人も少ないレフト・スタンド内だけで「男女別声援」は、妙に盛り上がってました。
 M嬢も帰りに「今日、一番盛り上がったのは、あの男女別応援だった」と言っていた。

 ところで、レフトスタンドに座っていたので、ロッテが守備のときには、ずっと目の前に竹原がいたのだが、「あー、この人、左ききなんだ」気が付いたのだが、彼が打席に立ったら「え?なんで右打席なの?」

 右投げ、左打ちは沢山いるが、逆って?と思ったが、やはり現在のプロ野球では唯一らしい

 ずっと、目の前に手持ち無沙汰そうに立っていたので「あの〜、なんで打席は右になっちゃったんですか?」ときいてみたかった。

 M嬢によると「左利きなのに、初めて野球をやったときに、お兄さんのグラブを借りたので、自然と右投げになってしまった選手はいるけど、打席は左らしい」とのことでした。

 関係ないが、私は右投げ左打ちです(笑)

 なので、会社でみんながゴルフクラブを試しスイングしているとき、面白半分に持ってみたら、左で握ってしまったので「えー・・・左?」と驚かれました。「わたし、左バッターなので・・・・」と言ったら、「すげえ、なんだか強打者っぽい」といわれましたが、中学校のときのソフトボールの監督が「中学女子の守備のレベルは低いから、バントで転がして、左打者なら一塁が近いから、セイフティバントの確率が高い」っていう作戦組んだだけなんですけど。

 中学校で初めてバットを握ったから、右でも左でもどうでもよかったのです。

10月4日(木)

 風邪、めきめきと悪化。

 しかも、鼻水がひどく、くしゃみも連発するし、咳も出るという、たいへん派手な風邪だ。
 昨日は、高級ティッシュペーパーをはべらして仕事したが、集中できないし、夕方になったら頭痛がしてきて「やば、こりゃ熱出るかも」と早々に退散して、早寝したのだが、今朝おきても、ちっともよくなってなかった。

 鼻水垂れるのを誤魔化すためと、周囲のために少しでも飛散防止しようと、マスクしていたので、多くの人に「風邪ひいたの?」と声をかけられた。同情を集めて、ちょっと愉快だったが、でも、連続5回くしゃみとか平気で連発するので、自分も調子悪いし、ほんとに周囲にばら撒きそうだから、今日も早めに帰宅しました。

 風邪で頭がぼんやりするのでミスは連発するし、とにかく捗らないし、仕事溜まる一方で焦るが、こればかりはどうしようもない。とにかく治すのが先だ。

 おこぼれで、セレブ御用達の整体の先生にみていただいたので、少しはよくなるかしら?

 あの先生の話は、ときどき日記にも書いているけど、ほんとにセレブ御用達なのかはわからないのだが、本人がそういうこと言うので、私はついつい「ええ、すっごーい」と言えない性格なので、普通に流していると、だんだん話しが凄いことなるのだが、本人の姿勢としては、あくまでも「ボクはそういうの全然気にしない人なんだけどね」なので、話盛り上がってるのか、盛り下がっているのか、よくわからなくなる。

 今日も何の話の流れかは忘れたが、「松涛あたりによく呼ばれる」とおっさるので、「そういや、松涛の温泉施設が爆発しましたねえ」と返したら、「ちょうど、あのスパのお向かいも顧客で」というに、どう対処していいのかわからないから、ためしに「あの辺は、豪邸が多いですからねえ」と返してみたら「まあ、そうなのかもしれないけど、ボクはそういうの気にしないから」って、松涛の話持ち出したの、そっちでしょ〜

 で、「最近、なんだかお見合いおじさんになってるんだ」とおっさるので、「はあ・・・」と生返事していたら、そういうセレブなお宅で「センセー、顔広そうだから、うちの娘(or息子)にいい人紹介してくださいよ〜」と頼まれるようになり、渋々セッティングしてみたら、さらに頼まれるようになり「いや〜、参ったなあ」と言われても、私はどう返事したらいいのだろう?

 「じゃあ、せっかくだから、そういう事業でも立ち上げますか」と無難なことを言ったら、「みんな、そう言うんで、話が大きくなって、まあ、いろんなお客さんがいるから、じゃあ、某有名レストランを使えとか、某有名ホテル使えとか話が大きくなっちゃってさあ」
 「ははは、ありがちですねえ」
 「みんな、『先生なら誠実そうだから、ぜひ』って言うんだけど、そういうのわからないしさあ」

 私だったら、その先生に「彼氏紹介して」とは絶対に頼まない。なぜなら、彼の手にかかると、もれなく全員「いい子」と評されるからである。
 つーか、ほんとに「先生なら誠実そうだし」と言われたのかもしれないが、それを他人にそのまま言うセンスが理解できないが、特に自慢ゲに言っているわけでもなく、それが彼の芸風なのである。

 そんで、さらに「ついには、チャーチルまで用意しようって話になってさあ」と言うので、「それ、なんですか?」と口を挟んだら「船ですよ」と言うので「大きいんですか?」と言ったら「まあ、けっこう大きいというか、もしかしたら日本最大なのかもしれないけど、元は、堤さんが持ってたんじゃないかなあ?」

 チャーチルと言ったか不確かであるが、ともかく、竹芝あたりから定期的に出ているディナークルーズ船クラスではないらしいが、その自慢話、よくわかりません。

 「でも、まあ、やってみると、いろいろ面白いんだけどねえ」と話は続く。
 「まあ、いちおう、誰と誰が相性よさそうかくらいは考えるんだけど、それが上手くいくわけでもないしねえ。初対面同士がそれなりに会話しているのを横で眺めているのは、けっこう面白いよ」
 「そうですねえ、それに、たとえば趣味が合うから、って紹介されても、趣味が同じほうが逆にマッチングが難しかったりしますよね。お互い映画好きだから、と思っても、映画のジャンル全然違ったり、音楽好きだからってひとくくりにしても、けっこう細かいですし」
 「たしかに、そういうのあるのかもしれないけど、ボクはねえ、とにかくなんでも好きだし、なんでも受け入れるほうだから、そういうのわからないんだよねえ」

 ボクはそうなんだろう。
 でも「何かを熱烈に好きになる」ということは、「嫌いなものをはっきさせる」という行為でもあるのだ。

 だから「音楽?とくに選り好みせずに、なんでも聴くね」って人は、音楽に対する熱意が低かったりするし、「本?なんでも読むよ?手当たり次第」という人は、ベストセラー本を暇つぶしに読んでいるだけだったりする。趣味は読書と言いながら、最近読んだ本はベストセラー新書ばかりとか。

 見合いでそういうのに当たると「それで趣味・読書なのか?」とドン引きする気持は、あの先生にはわからんのだろう。あんまり熱心に説明する気にもならんし。

 しかし、不思議な人だなあ。
 私は彼の言うことを全く真に受けてないのだが、それでも腕はいいので許す。
 できたら「自分は仕事だけしかできないし、他のことはよくわからん」で通してくれればいいのだが、なぜ「顧客に超セレブが多い自慢」を淡々と語られるのかがよくわからないのです。

 もしかしたら「きゃー、私にも松涛のぼっちゃん紹介してください」と食いつくのを期待されてるのかもしれないが・・・・
 そういうのに食いつかないので、淡々と「超セレブしか参加できない日本酒の利き酒会のチケットを貰ったんだけど、ボクは忙しいから、他の人にあげちゃんだよ」という話をされると、「わたし、参加したことないけど、利き酒って口に含んでペっしちゃんでしょ?いやだな、それ、私は口に入れた酒は全部飲みたいですから」と、わけわからん返事してしまうので、先生のほうは、あの手、この手で、淡々と私に「ええ、すっごーい」と言わせようとしているのかもしれないが(私自身の妄想ですが)、一度もそう言えたことがないのが申し訳ないというか、先生が某有名俳優を看たという、個人情報ギリギリの話を披露してくれても「私、前職が芸能界だったので、あの俳優さんのマネージャーさんとは仲良しでした!まだあのマネージャーについてるのかなあ?」なんて言ってしまうので、ダメなんすかね?  
10月2日(火)

 久々に小三治君(念のため註釈:パソコンの名前)から異音がする・・・・

 ずいぶん前に、ずっとブンブン唸っていたので「そろそろ買い換えか?」と思って「今度はマックにしっちゃおっかなあ〜、国木田君(念のため註釈:アイポッドの名前。ドッポ君だよー)との相性もいいだろうし」と真剣に考えていたのだが、それが帝国に伝わったのか、小三治君は急に大人しくなったのだが、けっこう無理しているのかもしれない。

 買い換えるお金はあるが、買い換える気力はあまり無いので、できるだけ頑張ってほしい。 

 そーいや、先日会った友人に「ミヤノちゃん、マンション買わないの?」と言われたが、たしかに、そこそこの預金はあるが、それは、格安チケット屋で払い戻しのできないチケットを買って、見事にドブに捨てることになっても、それほど腹が立たないくらいの「心のゆとり」は生むし、パソコンの調子が悪くなっても「いつでも買い換えられるわよ」というくらいの金ではあるが、マンション買えるほどではないのです。

 そりゃ、そこそこの頭金にはなるだろうけどさ〜

 お、異音が静まったぞ、よしよし、脅しが効いたな(笑)

 さて、冷静に考えれば、たった数ヶ月前のことではあるが、体感的には「遠い昔」、私とお布団はラブラブだった。片時も離れたくないほど、愛し合っていた。たとえ私の一方的な愛だとしても。

 しかし、この猛暑で、私らは家庭内別居せざるをえなかった。
 タオルケットは出していたけれど、それすら足元にグシャグシャになって放置されていたし、「いくら暑くても、お腹にはなんか掛けないと」と幼少時に刷り込まれていたから、木綿のベッドカバーを下半身には掛けていたりしたが、それすらいつも邪険にしていた。

 というわけで、お布団無しで過ごした数ヶ月が経ち、やっと、ここ最近、めっきり涼しくというか、寒くなってきたので、タオルケットをしっかり掛けてみたが、やっぱりそれでは心細いので、薄掛けをついに納戸から出して、寝るときには「わー、久々のこのヌクヌク感」と感激したのである。

 しかし、頭では「お布団、やっぱしラブ」だったのだが、体が「お布団が不要だった日々」に慣れきっていたらしく、明け方、寒くて目が覚めると、見事に布団を蹴ってました。
 おかげで風邪びいだよ。

 なんというのか、人生の大半を「独り寝」で過ごした人はわかるのかもしれないが、たまに自分の布団の中に他人をご招待すると、邪魔臭くてちゃんと眠れないみたいな・・・・・

 自分で書いてて哀しくなってきたので、次の話題に行きましょう。

●経理のお局様が、日立製作所の夢を見た

 少し前の話なのだが、ほんとに日立の夢を見たのです。
 たしか、中国旅行かなんかしている夢で、でも、訪れた町は、昭和の香りを色濃く残した町で、どうやら下北沢のイメージと交わって「この町は、小さな店がたくさんあって、若者にも人気なんだ」と、古い商店が若者向けの雑貨屋になっていたりする感じだったのだが、そういう古い商店にはもれなく日立のあのマークがついていて「ここは、昔は日立の城下町だったからねえ」なんてあたりを行列ができるラーメン屋を探してさまよっているような、そんな夢だった。

 朝、目が覚めてから「ぐふふ」と笑ってしまいました。
 だって、普通だったら「なんで、日立?」と思うところだが、今回に関してはしっかり心当たりがあったので、現実とリンクした、とてもわかりやすい夢だったのである。

 先週、月末の振込処理をエビワカちゃんにやってもらった。
 ファームバンキングへの入力は、少し前から彼女の仕事にしたのである。

 エビワカちゃんが作成した「振込明細書」をチェックしていたら、「日立製作所」への振込データを彼女が「ヒタチセイサクジョ」と入力していたので、「細かいこと言ってスマンというか、この程度でも、もしかするとエラーになるかもしれないし」といい訳して「ヒタチセイサクショだと思う」とチェックしたのである。

 エビワカちゃんは「そうなんですか、へえ〜」と言っていたが、たしかにCMなんかでは「ヒタチ」で済んでいるので、その下がどうなってるのか考えたこともなかったろう。
 私だって、自分がなぜ、こうも確信を持って「セイサクショだと思う」といえたのか不思議だが、でも、調べてみたらやっぱりそうらしい。

 こういうのって、やっぱし生きてきた年数の違いも大きかろう。

 そういや、映画の舞台挨拶で「べつに〜」と超不機嫌だったらしいエリカ様が芸能ニュースをで紹介されていたが、少し前に「沢尻エリカ、21歳年上と熱愛!」と報道されたお相手は、なんと高城剛で、「わー、その名前、なつかひ〜」と思ったのだが、会社での「お天気の話題程度の芸能の話題」として、エビワカちゃんが「沢尻エリカ熱愛ですってねえ」と言い出し、「でも、20歳も年上って・・・・」と言うので「横にいる私もそれくらいの年だということへの配慮はないのか?」と思ったが、そういえば彼女は、ダルダルできちゃった婚報道のときにも「20歳で妊娠って早すぎますよねえ?まだ、子供じゃん」って言ってのけて、エビワカちゃん自身が25歳で、3歳児と乳児の母であることを知っているから、それになんて返事していいのか大変困ったのであるが、私みたいに、なんでもかんでも無意味に感情移入してしまうタイプと違って、エビワカちゃんは自分と他人、というか自分と芸能人の間をきちんと線引きできる人であるらしい。

 そういう人の方が、マジョリティーなのかもしれないが・・・・

 それはいいとして、私としては「高城、その昔もけっこう、難易度高そうな売れっ子アイドル食いで鳴らしていたが、ほんと、ヤルな〜〜」と思っていたので、エビワカちゃんに「あの〜、高城剛って誰だか知らない?」と、恐る恐る聴いてみたのだが、やっぱり全然知らないようで・・・・「うーん、昔は、今でいえば、ホリエモンくらい?有名だったんだけどなあ」と気弱に呟いてみた。「えー、何やってる人ですか?」って真正面から聞かれても困るんだけど・・・・

 つーわけで、私は高城剛がブイブイ言ってた時代を知っている人間なので(三宿のコンビニで実物観て、「やっぱ、ちっちぇえ、でも、こういうのがモテるのもなんかわかる。なんか、ぎっしり詰まってる感じがする」と納得したのも20年くらい前のこと?)、そういう文脈なのか「ヒタチセイサクショだろ」と思ったのですが、20代半ばのエビワカちゃんにそれを望むのは無理なのでしょう。

 でも、日立のほうも不親切で、きちんと請求書にフリガナつけてくれればいいもんだが、そうしないあたりが、「だって、世界の日立だろ?」ですよね。

 いや、日立様に口座開いていただいたというような話ではなく、たまたま、システムでなんか日立様のソフトを導入したらしいんですよ。それで数十万お支払いすることになっただけなのです。

 エビワカちゃんも少し不安になったらしく「これって、私がバカだから?」というようなことを言い出したので「いや、向こうが、世界の中心だからでしょう。まあ、こういうのって、けっこうあって、有名なのでは、キャノンっていうのが、正式にはキヤノンだとか」って言ってみたら、案の定、「え?知りませんでした」と目を白黒させてくれました。

 「まあねえ、知らない人は、ほんとに知らないんだけど、本人は世界の常識だと思っていたりするからねえ」と、「知らなくても気にすることはないけど、こういうどうでもいいことを一つ一つ覚えていくことが、大人になるっていうことよ」な態度で教育的指導させていただきました。

 エビワカちゃん的には「ミヤノさんって、いろいろつまらないこと知ってるなあ」って程度のことかもしれませんが。
 えーと、あと「シヤチハタ」っていうのもあるそうですが、そこと直接取引することは滅多にないので・・・ブツブツ、へえ、ウィキペディアでひいてみたら、「富士フイルム」も「それ系」で有名らしいね。もう、どーでもいいっす。

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