可燃物な日々-番外編

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10月30日(日)

 今日の日記は画像ばかりで重いので、別ファイルにしておきました。

 
題して
 

小さな旅

-母なる大地と自分のルーツをたどる-
 

どうぞ、ごゆっくりお付き合いください。
 
 
 

今日は、日本中近東アフリカ婦人会主催のチャリティーバザーに行った。

場所はロイヤルパークホテル

10時半に水天宮前駅でMちゃんと待ち合わせ。
箱崎のエアターミナルへの通路に変なエスカレーターがあった。

2年前に、同じイベントに参加したときも同じ場所で待ち合わせたのだが、
そのときには別に気にも留めなかったのですが、
ぼんやりしていたからだろうか?
それとも、最近(ここ2年)の間に出来上がったものなのだろうか?

「帰りにはあれに乗ってみよう」
と誓いつつ、会場へ向かう。
Mちゃんが得た情報(勤務先関係)では「10時開始」になっていたので
10時半に集合したのだが、会場に着いてみたら大行列。
開場は11時だったのだ。

それにしても、皆、来るのが早い。
2年前に行ったときには、どういうものなのかわからずに、ただ

「わ〜い!アフリカだって!料理の屋台もあるらしいよ!行こう!」

という軽いノリで行ったのだが
その屋台の多さと充実ぶりに大感激したのであった。

チャリティーイベントなので入場料を2000円とられるのだが
その代わりに抽選会があり
豪華賞品が当たるのだ。

今年の1等は「南アフリカへの航空券。6日間の宿泊付」
2等の「ロイヤルパークホテル宿泊券(スイートルーム)」
は会場となったホテルからの寄付だろうか?

そう、このイベントは寄付から成り立っているので
等級のついた「当たり」以外は「A」とか「C」とか書いてあって
そこのテーブルに行って、並んでいる好きなものが貰えるのだ。

2年前はそれを知らずに帰り際にくじ引きしてしまったので
ロクなもんが残ってなかった。
学習能力の高い私たちは、入場後すぐにくじ引き。

私は「C」、Mちゃん「A」

Mちゃんは自分の強運に自信を持っているので、
その結果に不服そうだった。
「3等の木彫りの椅子が当たったらどうしよう」
と、ずっと心配していたのである。

私は「C」のテーブルを物色したが
小学校の体育館でやっていた町内会のバザーを思い起こさせるような
いかにも「お中元・お歳暮・ゴルフの賞品をかき集めました」なセレクト。

「そのマジッ○リン、なにマジッ○リンですか?」

普通のお掃除用万能マジッ○リンだったので、それにした。
(トイレ用だったら買ったばかりだったのでいらない)

Mちゃんは何にしたのかな、と見にいったらいろいろ悩んでいた。
私がふと「森林浴枕-森の枕」に目をとめて
「あ、これいいじゃん」
と言ったら、Mちゃんもそれに心うたれたようで、それに決めた。

でも、かなり大きくて、あとでちょっと邪魔になった。

さあ、会場内を一周だ!

私たちの目当ては「屋台」だったので、
さっそく屋台をぐるりと見学。
前回は
「お昼はそこで食べようね」
ということにして、昼ぐらいに行ってしまったので
大混雑していて、料理がゆっくり見られないし
おいしそうなものは売り切れていた。

今回は早くに入ったし
オバサマ方(場内の99%は中年女性だった。私もその一人だ)は
掘り出し物にハイエナのように群がっているので
食事は狩が終わってからと決めているのだろう、
屋台ブースの前はまだ人も少なく
料理もきれいにならんでいて
どれも美味しそうで食欲をそそる。

屋台といっても、ホテルの設備を使用していて
まるで「ビュッフェ式ランチ」。

ご飯ものや、お菓子やお茶が売られている。
値段はご飯もので500円程度。

しまった。どこの国のものだかメモするのを忘れた。
左側の白い皿は、長粒米のピラフ2種に
チキンと謎のちくわぶのようなものを載せ
トマトソースの煮込みをぶっ掛け
きゅうりのヨーグルトソースを添えたもの。

そのブース(中近東系だったと思う)で最初の客だったので
スタッフのお姉さんの盛りが大サービスすぎて
チキンを残してしまいました。

テーブルの向かいでパセリのサラダを食べてたオバサマがいて
私もそのサラダを狙っていたので
「ちょっと味見させてください」
と言ったら、それも皿に盛ってくれた。

上のソーセージ状のものは
お米をスパイスで味付けしてキャベツでくるんである。
かなりソーセージっぽかった。
アラブの精進料理というかんじ。
ビールのつまみにも良さそう。

右がバナナの・・・・なに?
なんか炒め物みたいになっていて
酸味と甘味がほどよく出ていて
おいしかった。

パセリのサラダを分けてくれたオバサマが
「コートジボワールのジンジャージュースは飲むべきよ!」
と教えてくださったので
さっそく飲んでみた。

甘くて生姜の香が強烈で、
風邪をひいたらホットで飲んでみたいような逸品であった。
あれにお酒をたらしてもよさそう
(すぐにアルコールを添加したがる悪い癖)

エチオピアのブースでコーヒーを買ったが
すごい苦くて強烈
エスプレッソの泡のないやつがナミナミ入ってますってかんじ

濃いコーヒー大好きなので堪能した。

そこそこの飲み物、食べ物よりも
そういうインパクトがあって、
かつ
「あ、こういうかんじも美味しいじゃん」

と思えるものがいろいろあって楽しい。
 

会場で発見した、オシャレさん。

いいなあ、こういうセンス。
奇抜だけど、超かわいいし、品がある。
こんなプリティなアフリカン・ギャルがたくさんいるのです。

ついでに、会場で発見したもの。

<マサイの戦士>

大塚製薬が関西限定発売しているらしい。
Webで通販も受け付けているようだ。
ちょうど、アフリカンな絵画が展示販売されていたので
それをバックに撮影したら色もぴったり!
下に置いた「森の枕」の色もぴったり!

味は無糖ラッシーを薄くしたようなサッパリ系。
牛乳のように冷えたのをゴクゴク飲めそうだ。
このイカしたパッケージが東京でもコンビニなどに並ぶのを望む。
 

衣装試着コーナーでどこぞの大使夫人提供のドレスを試着。
(その場でポラの写真を撮ってくれる)
スパンコールが美しい。
いい衣装を着ると気品が増しますわ。
(でも、試着コーナーは人気で混みあっていたので
オバサマ達と衣装の奪い合いを繰り広げたのであった)
 
 

<本日の戦利品>

ハイビスカスのお茶 エジプト製

死海の塩 3点セット(バスソルト・泥石鹸・泥パック) ヨルダン製
ヨルダンの国花・スミレのバッチがおまけ

紅茶 マラウィ製

どこぞのNGOが出品していたのだが
どこ製だか聞くの忘れた。
女性支援団体が隣で手作りアクセサリーを売ってたので
そんなかんじのものなんだろう。

出自はどうでもいいが
これはなんと、「バナナの葉っぱ」で作られているのだ。

象コレクターとしては買いでしょう。

ほんとは、象グッズはもっといろいろあったのですが
置き場所のことも考えて
一番場所をとりそうもないこれで我慢したのであった。

食べて 飲んで 着て 買って

と大満足のうちに

「母なる大地」

アフリカへの短い旅は終了。

アフリカ中近東への理解が深まるかはよくわからないが
けっこう散財しました。
ハイエナのように群がっていたオバサマ達も
チャリティーという大義名分の元に
買い物魂と食欲を爆裂させてました。
 

中近東・アフリカのために役に立ててください。
 
 
 

そして、会場のホテルを後にして
私はとある場所に向かった。
(友人Mは、半休をとっていただけなので、「森の枕」を抱えたまま出勤した)
 

とある場所とは、水天宮から徒歩数分なのです。
前回も寄ろうかなと思ったのですが
そのときは住所がわからなかった。

今回はちゃんとメモしてきました。

前から地図で確認していたので
わかってはいたのですが・・・

手前の空き地(お役所関係の建設予定地)のある一画が
お目当ての場所です。

背後のビルは・・・・

あの会社です。

う〜ん

冴えてるのか冴えてないのかイマイチ判断に困ります。
 

あの会社が冴えないとか文句を言っているわけではないのですが
まるで大企業のビルの敷地内ってかんじなんで・・・

いや、別に冴えてなくてもいいんですが、

一応、「生家跡」なんで・・・・

誰の?って・・・・

わたしのに決まっているぢゃありませんか!
 

この辺りに父の実家があったのですが
30年ほど前に立ち退きになりました。
だから、今ではかつての家がどこに建っていたのか
私にはよくわかりません。

よく遊びに行ったのは幼稚園のときでした。
遊びに行くとお婆ちゃんは私を日本橋三越に連れていってくれました。
(他に近所にめぼしいものがなかった)

バスですぐだったし
歩いてもたいしたことなかったな。

(都会育ちをアピールする嫌味な奴)

我家の場合、父が中央区出身で、母が港区出身だったので
親の帰省というものは
住んでいる郊外ベットタウンよりも
都会に行くということでした。

みんなが夏休みに田舎でカブトムシを採っているときに
私は東京タワーのゲーセンで
はとバスツアーのガキに混ざって
コインゲームに夢中になっていました。

などと、十数年ぶりに生家(生後1歳まで祖母と同居してた)の跡を
訪れてみました。

久々の平日のお休みは
ちょっぴり有意義なものになりました。

ところで、この水天宮前駅の「坂道エスカレーター」は角度がきつくて
けっこう乗りにくいです。
登りはかなり違和感があって足を踏ん張ってしまいました。
お年よりだとかなりフラつくのではないでしょうか?

-終わり-




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