先日、「ファッション都市八王子」を提言している八王子商工会議所と八王子ファッション都市構想について話し合いました。八王子は古くから「織物の町」として栄え、それこそ機屋などはブイブイ言わしていました。しかし、ネクタイ地などを製造していた機屋は斜陽産業となり次々と姿を消してしまいました。 私も生まれ育った家の隣は機屋で、機織り機のガチャガチャした音を聞いて育ちました。そうそう、八王子には「ガチャマン」という言葉がありまして、ガチャッとやれば万もうかるという羽振りの良さを示すたとえがあったのです。 デパートも次々退店しました。緑屋、大丸、伊勢丹、そして西武。西武の跡地は大型パチンコ店になります。 デパートで思い出しましたが、私が高校生の頃、八王子駅ビルデパートとしてそごうがオープンしました。その駅ビルの愛称募集というのがありまして、結構大々的に募集を募り、発表に大変注目が集まりました。当時の私のボーイフレンド等は、「八王子は昔から繊維が栄えてきたから<シルキー>っていう名前がいい」などと、応募したのですが、、、 何と、厳選な選考の結果、「NOW(ナウ)」に決定したのでした。当時1982年頃でしたが、すでにその頃この言葉を発するには勇気がいりました。「じゃ、明日ナウの前に5時ネ」なんて恥ずかしくて言えるかよ、というのが私の周りの大半の意見でした。改めて考えると、当時の若者は"ナウ"という名が八王子のメインビルについたあのあたりから地元に期待をしなくなったのではないでしょうか? 八王子の当時の安易な発想・チープなセンスが、今、つけとなって回ってきたのです。 あっ、いけない。ネガティブな発言ばかりでは、、、 私も今は議員の身。 八王子も現在は織物の産業都市の顔は薄れ、東京都心へ通うベッドタウンとしての価値が高まり、学生は寄りつかないと言われていますが、21の大学のある学園都市です。東京都からは「多摩の心」とう訳の判らないネーミングも頂いております。 新しい八王子市民も続々と増えています。市民1人1人が、もっと新しくおしゃれに変わりたいと願っていても、周りの環境によりファッショナブルに出れないフラストレーションも伝わってきます。 若い市議会議員として、これからも市民の皆様と一緒に考えていきたいと思います。嫌いな話題じゃないんで、、、 八王子商工会議所から頂いた「ファッション都市八王子基本構想」には、『おしゃれを刺激する舞台装置としての都市になっていないせいか、おしゃれを心から楽しんでいる人が少ない。個性的でファッショナブルナイメージリーダーが、若者を含めて闊歩している街とは感じられていない。』とあります。 では、役所という一番ジミなシチュエーションで、ファッショナブルを競っている(誰と競うんだ?)佐野の議会fashionをお見せしましょう。 これからは、リンク内で私のことを"スーパー市議"と呼んでね。オーッホッホッ、、、失礼致しました。 |
だいたいこんな感じの服装で 登庁しています。 |
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八王子庁舎内1Fにて。 様々な人が出入りする市役所、 「浮かないように」心がけています。 |
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4Fの私の部屋、議員控室の前にて。 この中ではスリッパにはきかえる事も、、 |