【'00年2月某日】

「さようなら。ロジェ・ヴァディム」

 やっぱりその知らせは新幹線の電光掲示板の文字ニュース。憧れの安井かずみさんや森遥子さんにひき続いてその訃報はいよいよ3度目。「〜映画監督のロジェ・ヴァディムさんがガンのためフランスで死去・・・・〜」
 ショック。アタシにとってはやっぱりバーバレラの監督としての、ロジェ・ヴァディムが一番印象的。ブリジット・バルド−やアネット・ストロイベルグやカトリーヌ・ドヌーブ、ジェーン・フォンダのオトコとしても私生活もスゴイ。イイ。
 戦後のパリ、サンジェルマン・デ・プレで今の現代の「遊び」を最初に築いた人の一人じゃないかな。なんといっても「ディスコ」という言葉を生みだした人もんね。日本が「もはや戦後ではない」とか言っている、もっともっと前にディスコティークだもん。いやはやEC、いやユーロにはかないません。
 かなわないといえばファッション、洋服だよね。結局いまもってバルドーとかドヌーブの写真数々を見ると、今も昔も、アタシたちは彼女たちから模倣して順ぐり、順ぐりだもんね。もちろん肯定的な意味で。そのファッションは、今ほどにメーカーとのタイアップもない時代だから、やはり映画監督であり、生活を共にする男性つまりロジェ・ヴァディムの趣味ってわけだから、そういった意味でも残した影響力って言うのは計り知れないよね・・・。

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本の写真「我が妻、バルドー、ドヌーヴ、J・フォンダ」

 「我が妻、バルドー、ドヌーヴ、J・フォンダ」
 ヴァディムファンでなくとも、ヨーロッパの戦後から現代のファブを知る上で、また、男女のキビを考える上に、アタシにとって極上の一冊。
 もう5・6回読みかえしているけど、読む度に教えてくれる。
 やっぱりヴァディムはJ・フォンダとの暮らしが一番充実していたのかな・・って感じがする。

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「ブリジット・バルドー自伝 イニシャルはBB」

 「ブリジット・バルドー自伝 イニシャルはBB」
 数年前に出版されたバルドー自ら書いた自叙伝。ヴァディムの本と読み比べるとおもしろい。それぞれお互いの浮気の記述がいい。
 BBの本を読むと、ヴァディムの本では書かれていなかった、けっこう驚きの事実が。そういった事はあえて書かなかったヴァディムのやさしさに改めてうっとり。  それにしてもBBはスゲー女だ。メチャクチャナイーブで傷つき易くてしかもゴーマン。知り合いだったらヨワったよな。ウーン。

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CD

 映画「バーバレラ」のサントラ。
 テーマ曲最高。ココイチの何かの時のセレモニーに是非かけたい一曲。

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FLIX

 映画雑誌FLIXの1994年の夏号。
 ヴァディム、来日の際のインタビューが。すごい!インタビュー中「みんなバルドーの話ばっかしやがって、コノヤロ〜」と突然怒り狂うヴァディムの姿がセキララに。
 きっと日本が嫌いなんだなと感じたけど、いま思えば体調が優れなかったって感じも。
 たぶん日本で最後の貴重なインタビューが。

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写真集など

 バルドー、ドヌーヴの写真集。
 オシャレの教科書!!

2月某日番外編

最近コッているお菓子は、この二つ。 ジャパニーズレーディーのふるさとの味わい。不二家のペロペロキャンディ−ことポップキャンデー。食後はこれだよ。赤い味が一番好き。

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 もう一つは某コンビニだけにある、なとりの「ほし梅」シリーズ。味付けが「すごくすっぱい」から「すごく甘い」まで5種類ある。最初は敬遠したけどいがいや意外、甘いのが美味しいんですね。車を運転しながらとか、疲れた時にもうバクバク口に入れちゃう。

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 ヴァディムのあとにこんなお菓子の事を、ウキウキ書いてるとなんてアタイは色気のな いナオン。トホホ。



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