現在の車
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前の車
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車種 |
GH-GDB IMPREZA WRX STi typeRA spec C
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E-GC8D IMPREZA WRX STi TypeR
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全長 |
4405mm
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4340mm
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全幅 |
1730mm
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1690mm
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全高 |
1425mm
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1405mm
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ホイールベース |
2540mm
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2520mm
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トレッド[前] |
1490mm
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1470mm
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トレッド[後] |
1485mm
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1460mm
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車両重量 |
1310kg
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1240kg
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エンジン | ||
最大出力 |
280ps(206kW)/6400rpm
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280ps/6500rpm
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最大トルク |
39.2kg-m(384N.m)/4400rpm
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35.0kg-m/4000rpm
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初乗りの感想等
まずはエンジンですが、GC8D TypeRよりカタログ値4.2kg-mトルクアップなので、低速からのビックトルクを期待していましたが、期待とは裏腹にアイドリングスタートなんかは、GC8から乗換えても違和感は無いくらい低速トルクは細く感じられます。ですが、エンジン自体は非常に滑らかに回り、2000回転付近から実用的なトルクが出て来て、本領を発揮するのは4000回転付近からで、グワッと来るパワーを感じましたが、納車されたばかりなのでそこまで。
次に街乗りで感じたことですが、ステアリングがチョ〜重い。GCも重いと思っていましたが、更に重いので参りました。暫く走って、車の周りを観察するとリアウインドウにクイックステアのステッカーが・・・。
犯人は多分こいつか・・・。
しかも、ホイールベース延長の影響でGC8つもりで乗っているとUターン等で目測を誤ることも。
足回りは、とってもスパルタン。純正とは思えない固さで、乗り心地は完全に無視!
路面が悪いところでは、ボンネットのダクトがブルブル震えるほど締め上げています。
(話しによると他のGDもブルブル震えるそうです。)
ふと、昔入れてたジムカーナ用ショックを思い出してしまったりして・・・。
室内は無い無い尽くしですが時計と、ドリンクホルダーが付いていたので嬉しかったりします。
その代わり、ドリンクホルダー脇にあるはずのカード入れはありませんでした。
今まで無かったフロアーコンソール(肘掛け)も付いているし、ガソリンが減ると点灯する燃料警告灯も付いていて、おっ!結構高級車じゃん!!
GC8のA〜D型と比べると、無い無い尽くしとは言え必要な物は付いているので結構満足。
(GC8のA〜D型には、時計と燃料警告等が無かった・・・肘掛けはオプションだし)
6速ミッションも凄いものがあります。
アンダーコートや、消音材等は無いのでギアを入れるとゴクン、クラッチを繋ぐとガチャッ、走り出すとウイィ〜ン、タイヤが小石を拾ってコロンコロンバチ〜ンと、とても賑やかです。
丁度、ラリーゲームの効果音で聞く音と同じような雰囲気を味わえます。
初乗りの総括をすると、間違ってもファミリーカーとして買うのはやめましょう。
普通のSTiバージョンが良いと思いますよ、マジで。
私の場合は、半分サーキットを走る為に買ったようなものなので無問題(モ〜マンタイ)です。
街乗りでは良い印象は無いのですが、走るのが大好きで誰よりも速く走りたい人にはお勧めでしょう。
人間の慣らしが終わったら、GC8との全開比較をしたいと思います。
暫くお待ちください。
全開走行の巻き
納車5日目にしてHEROしのいサーキットへ行ってきました。
(新古車なので3000km走行しています)
結論から言うとGC8からspec Cに乗換えても違和感がないことが分かりました。
全体的に弱アンダーから弱オーバーで、いい感じでサーキットを周回でき、150km/h→120km/h位で旋回するコーナーでは、ブレーキを軽く残して進入すれば、リアがズルズル滑り出しますが結構コントラーブル。コースが広ければ、そのままドリフト状態で回れるような感触です。70km/hから80km/hで立上がるコーナーは、アクセルを踏んで行くとリアがスライドしてフロントで前に引張る感じで、前のフロントLSDを入れていたtypeRと似たような挙動。
低速コーナー(10R)では、若干アンダーが顔を出しますが酷くはないです。
あんなに乗り心地が悪いと思っていたサスでしたが、サーキットではしなやかで、縁石に乗っても足が跳ねずに路面をちゃんと捕らえている感じ。
typeRは、完全にタイヤが跳ねてしまい浮いていたけど、spec Cは縁石の上でタイヤが回っている感じが伝わってきたからね。
車高を気にしなければ良い足です。
ブレーキは、直線から踏んでいる分にはマズマズですが、コーナー途中までブレーキを残しているとABSが働いてしまい違和感バリバリ。
初めてのABS付き車ですので、足裏のムズムズ感が気持ち悪かったです。
周回を重ねると、だんだん効きが甘くなってきて要パッド交換。
タイヤはノーマルのPOTENZA RE070のまま走行しましたが、ハイグリップタイヤなのに縁石に乗っても、ふんわりソフトな感じでした。
02年3月現在、ボクサー最強のエンジンは大排気量NAのようで大きな盛り上がりは感じられませんが、トップエンドまでスルスルと回って、いつの間にかスピードが乗っている感じでした。
GC8との違いを最も感じたのはエンジンでしたが、こういったエンジン特性の方が速いんでしょうね。
大々的に宣伝されている90kgの軽量化は、GC8から見れば逆に重くなっているので全然分かりませんでしたが、 軽快感ではGC8の方が上に思えました。
ストレートも、ビデオを見比べた所若干GC8の方が伸びている感じ。
6速MTは、GC8DのクロスMTよりハイギヤードの為、しのいサーキットでは若干合わない感じで、個人的に2速と、3速がもう少しローギヤードならベスト。
気になるベストタイムはシート以外ドノーマルなspec Cで49.583
前愛車GC8D TypeRで48.972だったことを考えるとスンゴク速いですわ。
あんなに大金を注ぎ込んで0.5〜0.6秒差しかないんだもんなぁ。
乗っているとそんなに速さを感じませんが、まさにスーパーノーマル。
他のGDBに乗ってみて
インプレッサによるI.I.E.A全国オフミが、つくば1000サーキットで開催されました。
開催に先立ち会場まで、すずきひさんの御好意もありベース車であるGDBプロドライブスタイルに試乗する事が出来ました。
この場を借りて感謝申し上げます。
spec Cの90kg軽量化がどんな物なのか、気になって気になって仕方がなかったのでかなり参考になりました。
ちなみにGDBプロドライブスタイルは1430kgで、spec Cとの重量差は120kg。ギヤ比は同じ物が使用されています。で、その差なんですが、シロートながら走り出した瞬間に分かる程。
相変わらずEJ20エンジンはパワフルなのですが、アクセルを少し踏み込んだ時のレスポンスにかなり差があることが感じられます。なんか重い物を背負っている走っている感じがして、加速フィールがマイルドに感じられる程違いがありました。
交差点コーナーリングでも、spec Cがスパッと曲がるのに対し、プロドライブスタイルはロール感が伴うのが感じられます。
自分の車ではないので全開走行とは行きませんでしたが、軽量化が如何に大事なものかが体験出来た貴重な数十km走行でした。
感謝。
インプレッサだらけの走行会
続いて、借り物プロドライブスタイルで向かった先は、筑波サーキット脇のショートコース筑波1000サーキット。
今日は、ここにインプレッサが60台位と、他メーカーの走り系の車両が総勢70台集まり走行会が開催されるのでした。
新旧インプレッサを織り交ぜて走る走行会なんて、めったにある物じゃないしこちらもGDB試乗以上に興奮のイベントになりました。
いきなり結果から申しますと、なんとspec C君は総合2番時計を記録してしまいました。Sタイヤで武装したとはいえ本人もビックリタイムの41.855。
最初はノーマルタイヤで走ったのですが、こちらは43.448のタイムで総合結果に当てはめると6番時計。
こちらもエキマニ、バケットシート、ブレーキパッド交換だけとは思えないタイムが出てしまいました。
昨年もこのイベントにGC8D STi typeRで出場しましたが、この時のベストタイムは43.758でしたので、spec Cは既に旧愛車のタイムを上回りスーパーノーマル振りを発揮してしまったことになります。
運転している本人が言うのもなんですが、やっぱりspec C恐るべしです。
筑波1000をspec Cで走った感想ですが、やはりGC8から乗り換えても違和感なし。
ふつーに軽いアンダーステアで旋回する感じで、リアのリバースを意識する事があまりないのでGC8より乗りやすい場面もあります。
GC8では、リアの剛性不足か、ドライバーが悪かったのか定かではありませんが、コーナー出口でリアがスライド気味な所がありましたが、spec Cではフロントが引っ張り出して、リアが追従する形でクリップから出口にかけてアクセル全開することが出来るのが違います。
更に、決定的な違いはトラクションが抜群にいい事。
縁石にタイヤを引っかけても、跳ねずに縁石の上をトレースする感触が印象的でした。
車高調付きGC8 STi-Rでは、一瞬ながらタイヤが路面から離れトラクションが抜ける事がありましたので、ノーマル足がこんなに良いと足のチューニングをどうしようかとうれしい悩みが・・・・。
ブレーキは、パッド交換をした為かバランスが前寄りに変わってしまいましたが、スーパースポーツABSを信用してガンガン踏んでいっても車体を安定方向に減速してくれるので頼もしい限り。
多少横Gが残っているとフラつきますが、すぐに安定します。
ストレートの加速では、他のインプレッサを抜き去る事は出来ませんが、ブレーキ、コーナーで詰める走りがspec Cの真骨頂に思えました。
タイムアップに効くツボをメーカーがチューニングしたので、タイムが出ないなんていい訳は出来ない車にノーマルで既に仕上がっていると言えます。
しのいサーキットでも感じましたが、ノーマルにしてこの実力は、紛れも無いスーパーノーマル!!
車をチューニングする予算に厳しい人や、本気で走りたい人はもう絶対買いでしょう!
スタイルが好きならば・・・(爆
15000km走行してスペCってどーよ?
ズバリGDB specCは、ノーマルで完成された車です。
って言うか、すべてのパーツが専用につくられていて、相互にバランスを取ってあの速さを実現しています。
ブレーキパッドでさえ交換して走ってみると、コーナー進入の姿勢の作り方が難しくなるほどの変わりようです。
タイヤも、ADVAN NEOVAに交換して走ったことがありますが、全く別な車のようになってしまい、オーバーステア、アンダーステアが激しく出て、アクセルが踏めないため走りづらくなってしまいました。
タイム的には、ノーマルタイヤの0.7〜1秒落ち。
ノーマル足で、走りを極めようとすると、どうしても純正タイヤが必要になってしまい、現在2セット目を使用しています。
(純正タイヤが、市販タイヤより凄いのは、ちょっと問題アリのような気も・・・)
あと、ABSはかなり優秀なのでヒューズを抜いてオフにしたりせず積極的に使った方がいいみたいです。
(GC8の時はそんなもの要らん。と思っていましたけど)
ある時、サーキットでABSチェックランプが光ったのが分からず全開走行をしていましたが、かなり焦るほどタイヤロックしてしまいコースアウトしそうになってしまいました。
スーパースポーツABSの名前だけあり、自然にドライバーを補助し知らないうちに助けてもらっていたようです。
余程、ノーマルの不満な部分の理由が無い限り、見た目重視チューニング等の安易なチューニングはストック状態より遅くなる可能性が高く、こんなはずでは・・・なんてことも考えられますので、よ〜くパーツを吟味して付けたいものです。
specCの不満な点をあげるとすれば、集中ドアロックが欲しいのと、羽根が付いていないためか、お急ぎのワゴン、おばちゃん軽に煽られる位でしょうか。(汗
私くらいのレベルでは走行に関する不満は全然見当たらなく、今まで乗ってきた車の中でNo.1です。
最近丸目もカッコよく見えるし。
感覚がマヒしたか・・・?
ライトチューンB型spec Cのベンチマーク
管理人が走ってこの程度のタイムが出せます。
機会があれば計ってみて下さい。
※ノーマル足、ノーマルタイヤ(RE070)で計測。若しくは、ノーマル足にSタイヤ(A048 M)
サーキット名
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Dry
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Wet
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Sタイヤ |
HEROしのいサーキット
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47.518
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58.782
|
47.956
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筑波1000サーキット
|
42.223
|
-
|
41.855
|
茂原サーキット東コース
|
52.325
|
-
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-
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南千葉サーキット | 31.11 |