東大三鷹クラブ第40回定例懇談会

 講 師 野村総研顧問・経済同友会副代表幹事 水口弘一氏
 テーマ 「日本経済の構造改革」

 第40回の定例会員懇談会は、講師として水口弘一さん(野村総研顧問・経済同友会副代表幹事)を迎えて12月4日(火)に開催します。「日本経済の構造改革」がテーマです。
 水口さんは静岡県三島南高卒、昭和26年の5月頃三鷹寮に入り、翌年春まで24号室に居住しました。最も強烈な印象は同室の先輩小佐野治郎氏と飲み、かっ語った思い出とのこと。小佐野氏は私も何回か麻雀の卓を囲んだことがあり、旧制静岡高校卒業で 酒、恋、音楽と人生経験豊富で、見識が広く、新制高校を出たばかりの私達にとっては年の差以上に大人を感じさせる存在でした。
 私は26年秋に入寮し冬季6カ月は水口さんと一緒だった筈ですが、生活の揚が違っていたためか、全く面識はありませんでした。しかし、先日講師を依頼するため訪問した際は、三鷹寮を去ってまもなく他界した小佐野氏のことなど三鷹時代の思い出話に花が咲きました。
 水口さんがビジネスの世界に入られてからの状況については、私と同室だった宮井鉄郎氏から次のような話を聞きました。
 「私は日興、水口氏は野村と、同じ証券界に身を投じ、折にふれて接触がありました。若い頃は、彼の強引な営業活動にいっの間にか乗せられてしまい、腕利きの営業マンとの印象を強く受けました。昭和40年代の証券不況期に凍結株式の市場放出について、二人はそれぞれの社の担当でしたが、水口氏の頭の回転の早さ、説得力、決断力に舌を巻きました。その後同氏は野村証券副社長から野村総研社長を勤められ、証券界屈指の論客として名を馳せました。今や経済同友会にあって財界の理論的支柱として八面六臂の活躍をして居られます。」 日本経済の進路について水口さんの歯に衣を着せぬお話と、出席者との白熱した論議を期待しています。(文責 平賀)

                   記

 日 時 平成13年12月4日(火)18時30分〜21時
 場 所 学士会館 320号室(千代田区神田錦町3-28 電話03−3292−5931)
 講 師 水口弘一氏(26年入寮、野村総研顧問、経済同友会副代表幹事)
 演 題 「日本経済の構造改革」
 会 費 5,000円(会場費、夕食費等を含む)
 定 員 100名(先着喝 定員を越えない限り特に連絡はいたしません)
 申込先 平賀俊行 FAX O3−5297−5020 電話03−3256−0559 緑富士
      秋山順一 FAX O3−3553−4753 ライフ・インターコーディエ
      E−Mail:uzawa@mcgiken.co.jp又はjakiyam@nifty.com