緑の地球ネットワーク15周年記念コンサート


 中国の砂漠化を防止するため、黄土高原で植林をすすめているNGO「緑の地球ネットワーク(GEN)」(高見邦雄事務局長=S41年入寮)の創立15周年を記念した「加藤登紀子ランチタイムコンサート」が9月30日、東京・表参道のテアトロスンガリー青山であった。
 昨年は、干場革冶氏(S41年入寮)の「アマダイ通信50号発行」を記念して、同じ場所で、お登紀さんコンサートを開いたが、引き続きお登紀さんに登場を願った。
 テアトロスンガリーはことし50周年を迎える。昔は登紀子さんのお母さん、いまはお姉さんがやっているロシア料理の店だ。
 GENは中国の大同市を中心に活動しているが、お登紀さんも数年前、中国コンサートついでに、大同を訪問している。
 干場氏の司会で始まり、遠田宏GEN顧問の発声で乾杯。
 高見氏とお登紀さんの対談は、お互いに回数を重ねてきているので、よどみなし。
 会場には、桜井尚武、田代剛一郎、佐藤和信、須田沃各氏ならびにラマダン中の山形洋一氏(40年)、山川淳二氏(41年)夫人、小畑勝裕氏(42年)らの顔がみられた。
 団塊の世代も多かったのだが、お登紀さんは、「蕎麦打ち男でどうする、2007年は団塊革命だ」と檄をとばし、カツを入れられた思い。
 酔っぱらった客がリクエストを連発し、しまいには自分で舞台に上がって歌い出し、まあ結果的にはこれが意外な盛り上がり。
 ジョン・レノンの「パワー・トゥー・ザ・ピープル」を合唱したり、ロシア民謡を歌ったり、最後は「知床旅情」で締めた。




高見邦雄緑の地球ネットワーク事務局長と加藤登紀子さんの対談



歌うお登紀さん



「パワー・トゥー・ザ・ピープル」を合唱