ライダー話日記特集 その3

【スーパー特撮大戦2001】 2001/8/31(金)

 バイト中に「スーパー特撮大戦どうするかなー。ゲーム的にはあんまり期待していないんだけど」と迷っていたら、チーフが「じゃあ映像見て決めたら。デモる場所ないから使ってないけどあるよ」と、プロモビデオを出してきてくれたので、閉店後に見てみる。へえ、スパロボα外伝を見て慌てて作り直したという(※あくまで噂。しかも外伝じゃなくてαの時の話だったらしい…)があるくらいで、実写ムービーも入るしリアル頭身でかなり動くのはイイ感じ。スパヒロのおかげでそれなりに俄知識もついたからシナリオも楽しめそうだし。と、デモに出てくるキャラを見ていたら──ああっ、ライダーマンが居る!! なら買うよ私は。決定!!!
 確かめられて良かった〜とこの問題が解決したところで(バンプレストって、仮面ライダーは1号〜ライダーマン+BLACK(RX)の5人を押さえてくれるのがパターン?)、ひととおりプロモ見ておこうと思ったら──デモ流しているお店で見た人がいるかもしれませんが、このビデオってプロモ映像の合間に登場作品のテレビOP映像が入るんですよ! 仮面ライダーに始まり、ウルトラセブン、大鉄人17、キカイダー、イナズマン、ウルトラマン、ジャイアントロボ、ゴレンジャー、宇宙刑事ギャバンの9作品も当時のままオープニングを収録。これって貴重かも!
 と盛り上がっていたら、「使うことはないだろうからあげるよ。もしデモやることがあったら、その時だけ持ってきてくれればいいし」と、貰えてしまいました! わあい♪
 実のところ私は、誰か欲しがりそうなPOPをサルベージしたり、人に頼まれてプロモビデオを入手したりはしましたが、自分が欲しくて店頭で使う物をもらったことってないんですよ。店員特権を行使するのは、中古の社販という限界まで安い買い物を利用するくらいで。あとは売場に出せないソフトで試しにプレイしたいものを借りることもあるけど、大抵はそのままちゃんと買い取るし。日頃あまり欲を出さないと、いざという時にすんなり話が決まっていいかも??

 という訳で家でこの特撮OPメドレーをBGVにしていたら、この間まで「て〜きは〜地獄の〜デ〜スとロん〜」とかいうフレーズが脳内カラオケで回り続けていて、その次はズバットメモリアルのおかげで頭に三味線の旋律がしつこく付いてしまったところに、さらに「剛力招来、超力招来♪」とかが加わってしまいました。

【スパヒロをクリア】 2001/8/31(金)
 夜中から明け方にかけて、ここ一週間また中断していた「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」を一気にクリア。ラストバトルのメンバーは、ウルトラマンガイア・V3・ライダーマン・ズバット。早川と結城さんは絶対にパーティーに入れるのですけど、結城さんは単独では必然性がないというか、結城さんを入れるなら風見志郎とコンビでないといかんだろうと。これでもう3人は固定なので残り1人はどうしようかと。途中までは南光太郎のつもりだったんですけど、BLACKから強制的にRXになっちゃたら使い勝手良くないんで…。そこでせっかくメイン主人公だし回復やバリアも持っているガイアを入れてみるかと。いきなり起用でレベルが低いガイアを鍛えつつ、他の3人はすべての技を覚えるまでレベル上げておこうとラストダンジョンをうろうろ。気が済むまで鍛えたところでラスボスに挑むことに。
 EDのネタバレは控えておきますが、割とヒーローものの王道の展開を押さえつつ、オリジナルのラスボス・帝王ダイダスの扱いに救いがあってちょっと意外な感じで良かったですよ。あれで完全に救われてしまうとまたヒーロー物としてはなんだし。
 我ながらよくゲーム的な部分のストレスを苦にせず70時間かけてクリアしたと思いますよ。この、多少のゲーム性は目をつぶって…と思わせるのは、キャラゲーとして完成度如何なのでしょうね。自分的にはイベントの期待感だけで乗り切れるレベルだったということです。
 この勢いで次は「スーパー特撮大戦」かな。

【CSチューナー&ビデオデッキを買う】 2001/9/1(土)
 常に金がないと言っている私の行動パターンは、あらかじめ買いたい物を決めておいて、給料が出たら即座に振込などを済ませ、安心して手元に残ったお金を丸ごと投入して買い物。そして次の給料日までひたすら耐える…というもの。よって、給料日の翌日には使い果たしています。それで残っていると借金返済に当てるし。
 今月の買い物目標はCS放送のチューナーとビデオを一気に買うこと。というのは、新規加入すると小売店から1万円のキャッシュバックのキャンペーン+テレビまたはビデオデッキと同時購入で5千円キャッシュバックを狙おうと。しばらく前からテレビデオのビデオ側の調子が悪いので、やはりテレビとビデオでは寿命が違うとバラで買い直すことにしたのです。CSチューナーの一番安いのと、ビデオはただのHiFiで合わせて3万くらい…というつもりでしたが、やはりスペックで見劣りものは買いたくないし、ビデオはGコード機能くらいはある物(私は必要ないけど家族が使うのにないと困る)、CSチューナーは本体サイズとビデオを連動させるビデオコントローラの有無、対応規格などで選んだら、それぞれ予算より3千円ずつくらい上の物を買うことに。まあ、それくらいなら持ち合わせに余裕が…って、消費税入れたら危ないかも?! と、レジまで来て冷や汗ものでしたが、ちょうど帰りの交通費分だけ残して使い果たすことに。またしても見事な予算の見切りです。……やっぱり給料日翌日にして財布が空。少しでも経費を浮かすため、デカいCSチューナー・アンテナセットを電車で持ち帰り、アンテナはもちろん自力で取り付けることに。

【さらに派生する特撮熱】 2001/9/3(月)
 スカパーは無料試聴期間として2週間は見放題なので、動物番組とかF1ノーカット放送とか今のうちに色々見ています。契約チャンネルは最初から決めているんですが。月額2000円くらいに抑えるつもりだったのですが…1チャンネルあたり1500円も取られる東映チャンネルは必要なときだけ加入するつもりが、噂を聞いていっぺん見てみたかった「ジャッカー電撃隊」を9月末から放送するというのでいきなり加入することに。出費が痛いなあ。
 ちなみにジャッカーは「ゴレンジャー」に続く戦隊モノの2作目で、途中から参戦した宮内洋演じる“戦う行動隊長”ビッグワン=番場壮吉が主役を乗っ取った番組との話。そして番場壮吉の強烈さは早川健を超えている…てゆーかアンタそれヒーローかっ?!というキャラクター性らしい。ズバットを超えると云うからには見なくてはなるまい。でも今Vシネマの「ガオレンジャーVSスーパー戦隊」でビッグワン復活したんですよね。すごい人選だと思うけど。
 ちょうど今スカパーのファミリー劇場では「ゴレンジャー」をやっている。いや私は特に宮内洋ファンというつもりはなくて早川健のファンなんですけど、宮内氏自身が早川健と一体になっているとのハナシだし、せっかく見る機会があるんだから新命明=アオレンジャーも見てみようかと。
 という訳で、これも世代的に見る機会のなかったゴレンジャーを見てみたのですが…な、なんかある意味シュールささえ漂う謎な番組だったんですね。何故になぞなぞなんだ…!? そして怪人は素のままで町中を闊歩しているのか…。ボール蹴ってパス回してシュートという回りくどい決め技もちょとスゴイ(しかもバレーボール)。それもボールが当たって爆発するんじゃなくて、ボールが当たってから怪人が爆発するし(笑)。そして宮内洋って以前からウェスタンスタイル+白ギターが基本の人だったのですねー。風見志郎からしてすごいフリンジ付きの衣装もあったし、ギターが趣味なんでしたっけ。
今回のゴレンジャーは5話目。ミドレンジャーの明日香が可愛かったです。思わずミドちゃんとか呼んでいます。今後ゴレンジャーはミドちゃんをチェックすべく見ることになりそう。
 一方、結城さんからファンになった山口暁については、むしろ役者さん本人のファンかも。もう故人ですから出演作は出来る限り見たい。これもタイムリーに山口氏デビュー作の「忍者部隊月光」をキッズステーションで放映している。うわあ昭和30年代で白黒フィルムの時代か!
 スカパーのおかげで、一般的な同年代の人は知る由もない所まで踏み込んでいるような。

【ゲーム屋店員ですから】 2001/9/5(水)
 先月末に私が思いっきり買うと宣言している「スーパー特撮大戦2001」は、店員なので前日に買うことはできるのですけど……私はコレ値崩れる可能性も高いと見ているので、ちょっと様子見てみようかと見送ることに。それ以前に、店もそう数を突っ込むとは思えないし、出回り過ぎなきゃ別に崩れやしないでしょうが。まあ、ちゃんとデモやればその分は着実に売れる類の物だろうとは思うのですよ。あるいは結構売れれば戻りも早そうだから中古待ちのセンも…。しかし雑誌のレビューはそれほど悪くなかったな…。などと、アンタ期待しているんじゃないのか?!ってな読みをしております(苦笑) いや、そもそも持ち合わせ自体もないのですけど。

【スカパーでMASKED RIDER LIVE 2000】 2001/9/7(金)
 スカパーは今のところ試聴期間なので、録画予約ができません。録るなら電源入れっぱなしでチャンネル合わせておいて、ビデオを外部入力で予約入れておかないといけない訳やね。
 東映チャンネルで、仮面ライダー30周年イベントとして昨年開催された主題歌ライブのDVDを放映してくれたので、夜中から朝10時までチューナー入れっぱなし(…のつもりが自分も起きていた)で録画を試みました。でも本契約になる下旬まで再放送あるじゃん〜。まあいいか。
 「スパヒロ」でメロディだけ聴いて、「仮面ライダーはBLACKの曲がイチバン!」と思っていまして、RXはメロオケではそんなにインパクトなかったのですけど、RXの主題歌って歌詞入りで聴いたらめっちゃ格好イイじゃないですか〜! まあBLACKは曲が良くてもボーカルの歌唱力に難が…。買わなきゃいけないCD(しかも今入手しづらい)がさらに増えた模様。ウェイクアップ、ザ・ヒーロー〜♪
 
MASKED RIDER LIVEを見た勢いでまた着メロサイトを探し回り、ファミ通のトコで宇宙刑事シリーズ3作が追加されたのを発見。ギャバン・シャリバン・シャイダーとまとめてダウンロード。いや鳴った時に恥ずかしい曲は使わないンですけど。

【「特撮大戦」購入…ですが…金の遣い方が…】 2001/9/6(土)
 ヨドバシでスカパー加入キャッシュバックの金券を貰ったところで、これを使って「スーパー特撮大戦2001」とPSの格ゲー版「仮面ライダーV3」を買おうと思っていたのですが…。ここの店ではスーパー特撮大戦は売り切れ。ありゃ。先週来たときにはデモ流していたし、それで入荷は多いと見たのですけど(よって値下がるかとも踏んだ)、デモっていた分ちゃんと売れたってことですかね〜。金券はヨドバシでしか使えないし、今日が休みなところで買おうと思ったのにぃ〜。……新宿店に行くか。
 が、途中で用があって立川によったところでハタと考える。出回り量や店の入荷状態からすると、値段的には変動がなさそう。これから新宿まで行って、少ない現金の持ち合わせを交通費でさらに減らすよりは、ここで買っておいた方がいいんじゃないかと。バイト先にもまだ在庫はあるし社販は適用されるけど、現時点で所持金は2000円…。給料日を待つのでなければさらに借金をすることになる。そもそも、印刷費ならともかく私用の買い物で借りる訳にはいかん。じゃあ、他人の財布で買い物をするよりは将来の自分の財布で買った方がまだマシだ。と、ビックカメラでポイントカードを作りつつクレジットカードで買ってしまうことに。……言っておきますと、私、買い物はあくまで現金で、ネット通販以外ではクレジットカードを使ったことはかつてなかったのですよ。でも、現金にこだわって人から借金してもねぇ。それなら月末まで我慢するという選択肢もありそうなものですが、一度どうしても今日買う!と意地になったもので、買わないことには納まらなかっただけで。どうしてもやりたい!ではなく買ってやる!の方。ゲームをプレイしたいってよりはシナリオを見たいだけだし…。

【特撮大戦開始】 2001/9/7(日)
 せっかく買ったのだからプレイしておかないと勿体ないなーと、なんだか消極的な姿勢で「スーパー特撮大戦2001」を開始。主人公はバイオ系で。私は「動きのないゲーム」が苦手なもので(動きありすぎてもついていけないが…)、シミュレーションとなるとあまり相性がよろしくない。それでも戦略系なら戦況に対応していくことで楽しめるのですけど、動きがすぐに見えない育成となるとトコトン合わないらしいです。
 最初のうちはタルいなあ…などと思いながらプレイしていたのですけど、サクサク進むのは最初だけで、ちょっと進むとかなり戦略性ありますよ、コレ。ゲーム的にかなり面白くなってきたのでノンストップで十何話かまでプレイ。雑誌のレビューはごく最初しかやっていないくて難易度がヌルいって云っているんだと思いますよ。とりあえず、宇宙刑事以外は行動不能に陥る魔空空間がイヤすぎ〜っ! 工場を制圧しに行こうとすると一帯を魔空空間にされて近寄れなくなるし、避けて行こうとしてもピンポイントで魔空空間に引きずり込まれるし。今のところ対抗できるのがギャバンしかいないので厄介この上ない。シャリバン、シャイダー、早く来て〜っ!

【また特撮大戦】 2001/9/8(月)

 台風が来ているので家でおとなしく特撮大戦。20話まで来たのですけど、どんどん新しくヒーローが増えていって各作品の話があまり進んでいきません。宇宙刑事サイドでは後にシャリバンになる伊賀電を助けるイベントが起こっているのにまだゲルショッカーの相手している〜。ゴレンジャーは出てきたばっかり。やっぱり素っ頓狂な怪人がそのまんま喫茶店に入ってくる…。スゴイ。
 シナリオ分岐もあちこちにあるので、メモリーカードの領域がもたなくなってきましたよ…。ダブルライダーのどちらか敵にトドメを差した方が道連れにされて離脱してしまうので、両方のパターンを見てみようと思ったら──1号がいなくなった時に一文字が周りに突っかかりまくるのに対して、2号が居なくなった時の本郷はひたすら黙って悲しみに耐える。さすが大人だなあ本郷──その後のシナリオもシャリバン編かシャイダー編かに分かれるし。先に掲示板で、ライダーマンも条件によってシナリオ出なかったり仲間にならなかったり、てゆーかライダーマンでなく結城さんが科学者として開発班に入ってしまうと聞き及び、そう来るか!と。改造人間関連ですごい研究してくれそうだ。個人的にはそっちの方がうれしい気もしますけどシナリオ中で出番なくなるしぃ…。

 余談なんですが、ネットで特撮系のサイトや特撮大戦関連で調べていると、何故か結城丈二に限ってわざわざ「結城さん」と「さん」付けで呼ばれていることが多いんですけど??(笑) 本郷猛とか風見志郎だったらやっぱりそのまま呼ぶしなあ。私の場合は、助手達がそう呼んでいたからそれに倣った訳ですけど。

【いやあ結局やめられないんですけど】 2001/9/13(木)
 「スーパー特撮大戦2001」は、ちょうど結城さんが登場の24話「復讐の戦鬼」に差し掛かっていたために止めるに止められなくなっていたのですが、無事に目的のルートに行けてよかった〜。しかし、結城さん生身でデストロン戦闘員と戦わされて死ぬかと思った。てゆーか死にました。
 だんだん難易度が鬼のようになってきまして、敵のまっただ中に宇宙刑事4人放り出された上に強制的にHP半減、次ターンで強制気力ダウンで変身前の状態に。しかも敗北条件が「宇宙刑事が1人でもやられた場合」なので一発でもまともに喰らったら終わり、とか。運悪く2人は回復アイテムを持っておらず、ひたすら回避しまくって当たったらリセット…。
 ところでこのゲーム、キャラクターのタイプによって成長の仕方が違いまして、例えば人造人間のキカイダーは、HPや耐久力といった基本性能も、必殺技の威力も、資材を投じて改良しないと強くなりません。で、宇宙刑事は生身の人間が武装しているので、キャラ性能はレベルと共に成長するけど武器は改良しないと強くならない。仮面ライダー達は改造人間なので基本性能は改良して強化させるけど、必殺技はレベルアップ(←特訓?)で成長する。ウルトラマンなど超人でも生身のヒト達はあくまでレベルアップで成長あるのみ。内心ちょっと楽しみにしていたのが、結城さんことライダーマンがどの扱いになるか。他のライダーと違って右腕以外は生身で、改造された右腕のアタッチメントが武器なんですから[性能:成長/必殺技:改良]となるのが正しそうなのですけど、やっぱり他のライダーと同じく[性能:改良/必殺技:成長]型でした。ちぇ。混乱しないようにってコトなんでしょうけど、どうせ原作を知っているユーザーが対象なんだから、こういうところで原作を活かしつつキャラの差別化を図ればいいのに。

【特撮大戦の目的は達成?】 2001/9/15(土)

 どうも選択肢以外のルート分岐が非常に多い「特撮大戦」。とりあえずライダー系のシナリオは外れずに進んでいる様ですが、そもそもこのゲームをプレイする目的であるライダーマンが登場するルートに行けたのは偶然っぽいです。あんなんで分岐するとは気付かないって…。
 途中であきらかに3つに分岐する選択肢の手前のデータは取っておいて、とりあえずBLACKルートで進んでいると、順番がBLACKと前後したものの、44話で「栄光のライダー4号」のタイトルに遭遇し、てことは原作通りかな…と思ったら──原作通りでした。結城さんは大空に散って“仮面ライダー4号”の名を贈られました。スパヒロと違って超能力者のイナズマンが救出してくれたりはしなかったのでもう出てこないんだろうなあ…。まあ、原作に忠実ということは、それはそれで期待を裏切らないので良しとしますが、原作のエビソードを忠実に再現することにこだわった結果、各作品のシナリオがほぼ独立して細切れで展開し、せっかくのクロスオーバー感が希薄な感じ…。だって、ウルトラセブンが戦っている横で同時進行で仮面ライダーV3の話をやっていて、戦闘が共通になっているだけでシナリオ上の接点はないんですよ。開発元が違うとはいえ「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」の方がまだクロスオーバーの設定を活かしていたような(3・4章で時々、でしたけど)。

 ゲーム的には、難易度が高いのかバランスが悪いだけなのか、仕様なのかテストプレイをしていないのか、たまに無茶だけど工夫と読みと運でギリギリなんとかできる範囲のシビアさにのめり込み気味です。うかつにセーブ取ると別の意味でハマりますが。どうやらこのゲームも乱数固定(ターンごとに乱数を読み込む、つまり同じ行動をとる限り必ず同じ結果が出る)っぽいので(※結局そうでもなかったらしいが…)クイックセーブを取っておいてリセットを繰り返し、一手ずつ行動やその順序を変えてみて切り抜けられる方法を探す…という、戦術の戦いでなくむしろプログラムとの戦いになっております。シミュレーションというよりパズルに近そうだ…。重ねて言っておきます。難易度が低いとか甘いとか言っているレビュアーの言を信じちゃいけません。

【やり直して今度こそ目標達成?】 2001/9/17(月)
 土曜に「ライダー4号」のシナリオを終わらせたところで、「特撮大戦」はそう急いで先を進めなくてもよくなった…というか、そのちょっと前の3つのシナリオ分岐が気になって、10話ほど戻ってやり直してみることに。
 当初進んでいた選択肢のゴレンジャールートでやり直してみたところ、話数が増えても通るシナリオはそう変わらない。やっぱり「栄光のライダー4号」のシナリオには辿り着くなあ…? それでも戦闘条件で何か変わるかもとプレイしてみると、あら? あっさりプルトンロケットを阻止してしまったんですけど?? 何が良かったんだろう…。基地に先に着くのがV3かライダーマンかで変わるのかと両方試してみたけど一緒だったし、通ったルートか、何話か前の戦闘にフラグがあったのか。ライダーマンが犠牲にならなくてもロケット発射を阻止できたので、ヨロイ元帥との因縁対決もライダーマン自身で決着を付けられたし、結城さんは後顧の憂いなく科学者の道に戻ることに。…ええっ、じゃあタイトルの4号というのは一体!? と思ったら、引退記念に風見志郎から4号の名を贈られたのでした。うーん、仇も討てたし最後まで生き残ってハッピーエンドなんですけど、いまひとつ盛り上がらないというか、4号の名の扱いが納得いかないなあ。個人の復讐のために戦っていたアンチヒーローが、最後に私怨を捨てて人々を救うために我が身を犠牲にしたからこそ、真の仮面ライダーと認められたもので、これまでの功績でということじゃあ「仮面ライダー」の名前に重みがないよう。
 しかし、どちらにしても結城さんはここで戦線離脱することには違いないのかー。プレイヤーの中には改造に費やした金返せ!と言う人も居るようですが、私としては、居なくなるまでに結城さんをMAXまで改造してあげられなかったことが心残りなくらいです! その代わりに、科学班で結城さんが開発してくれた戦闘機「天槍」を限界まで改良してウルトラホーク以上の最強の支援メカに仕立て上げました。うんうん、格好良いなあ、天槍。

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