ライダー話日記特集 その1

【実は古い作品好きな訳でも】 2001/6/28(木)

 まずいです。「快傑ズバット」熱が、ズバットといえば早川健→早川健といえば宮内洋→宮内洋は仮面ライダーV3→そういえば仮面ライダーも見たいなあ…と転化しつつあります。ちょうど先週、村枝賢一の『仮面ライダーSPIRITS』のコミック単行本を買ってしまっていたことも拍車をかけています(この人が仮面ライダー描くとは意外だなーとたまたま買ってみた)。
 何がマズイって、どこでも見たことのないズバットと違って、仮面ライダーとなるとレンタルビデオ店にもありますし、手が届きやすいんです。バイト先のゲーム屋にはちょうどPSの格ゲー「仮面ライダーV3」が。…いかーんっ!!

 実のところ私は年代的に、仮面ライダーとかウルトラマンとか、ついでに宇宙戦艦ヤマトやガンダムなど、特撮やSF・ロボットアニメの基本の作品を見ていませんよ。まず年代的にというのもありますが、それより小さい頃にあんまりテレビを見せてもらえなかったようだし、多少は目にしてもほとんど覚えていないあたり、子供の頃はあまりアニメ・特撮に興味を示していなかったのでしょう。ただ、そういった作品のオマージュやパロディが現在あちこちで用いられているし、有名なセリフやシーンが語り継がれているので、間接的に部分的な知識がついている訳で。
 実物は見たことがなくても、「技の1号、力の2号」というフレーズや、「お前さん日本じゃあ2番目だ」とか、沖田艦長の「さようならあ!!」とか「戦いに敗れるとはこういうことだーっ!!」とか「自棄になった人類が何をするか見せてやる」といったセリフだけは知っていたりするのです。島本和彦の『怪奇カメムシ男』が仮面ライダーを元ネタにしていることは解っても、そのタイトルが仮面ライダー第1話のサブタイトル『怪奇蜘蛛男』に由来すると気が付いたのはつい5日前だったりするのです。(って、これ読んでいる人解ってる???)
 そこへきて、現在20代後半〜30代となった当時のファンをターゲットに、様々な媒体でリメイクされているじゃないですか。そうすると、なまじ部分的に知っているだけにめっちゃ気になる!!!
 つまり、間接的な知識でしか知らないからその原作が気になっているのであって、古い作品が好きというのとはちょっと違うのですよ。

【ついうっかりスーパーヒーロー作戦開始】 2001/7/1(日)

 夜中に友人と電話していて、夏コミ合わせの同人スケジュールのことを話している時に出てきたのが「今日からやれば大丈夫」という言葉。
 これは、島本和彦が同人誌として作った「漫画描き御用達 燃えよペンかるた」にあるのですが、別に居直りや楽観的な言葉じゃあないんですよ。
 現実問題として昨日に戻ることは出来ないのだから今日からやるしかないし、今日からで間に合わない物なら止めるしかない。そして、止めるわけにいかない以上「今日からやれば大丈夫」と信じてやるしかない。ということで、覚悟と気合いのこもった言葉なのですよ。

 そして友人が言うことには、「そして『明日からやろう』と思った瞬間に負けなんだ」
 そっ…そのとおりだっっ!
 今日から7月、覚悟を決めてやろう、と思ったところながら、昨日ひとつグッズの締切をクリアしているので一休みな気分なのですよ。
 そして、一度は踏みとどまったのに、バイト行ったついでにとうとう『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』を借りてきてしまいました…(借りてきてというのは……まあ…店から。未研磨のキズあり商品やケース割れなど売場に出せない物をね)。先週、唐突に「快傑ズバット」が見たくなるもビデオは手に入らないので、スーパーヒーロー作戦に出ているのだけでも見たくてたまらずに。
 とりあえず1日だけ借りておくつもりで、ズバットが登場するシーンまでプレイしようと始めたら……ズバット=早川健が出てくるイベントまで8時間かかりました…。

 くそうっ、今日は負けだ!!

【特撮素人がプレイするスーパーヒーロー作戦・1】 2001/7/2(月)

 さて、欄を改めて「スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望」を語りたおします。
 なお、再三言っているように、自分は特撮番組をそう見ていた訳ではありません。自分の特撮知識は伝聞と「究極超人あ〜る」から来ているのがほとんどです。

 プレイ1日目の昨日はひたすらウルトラマンガイアの章。のっけからやたら設定の複雑な話で始まっているので、これはスパヒロ前作を知らないと解らないのかと思ったのですが、単にウルトラマンガイアの設定自体が濃かっただけで、シナリオは原作を忠実にトレースしていた模様。全体的な主人公として最新のウルトラマンを持ってきたのでしょうが、昔の特撮が好きだった20〜30代で今も現役で特撮見ている割合はそう高くないんじゃないのかなあ。とはいえシナリオが丁寧なので、知らなかったら知らないですんなり見られる話でしたが。その中で宇宙刑事も登場。ウルトラマンと宇宙刑事が一緒に戦うに際してのサイズは気にするまい(笑) ズバットは早川健として現れて宇宙一の体当たりの腕前を披露してくれました。お約束のボスの拷…もとい、尋問もしてくれるし♪

 プレイ2日目で仮面ライダーの章に突入。多少クロスオーバーしているものの各作品のシナリオを個別に原作に沿ってやってくれているようです。ただ、現代もののウルトラマンガイアの後に、時代が相当古い初代の仮面ライダーの話になったので違和感はあるかも。ちゃんと本郷猛が拉致されて改造される場面から始まったのですが、脱出して立花のおやっさんの所に行くことに……って、何のヒントもなく街に放り出されて、どこに行けばおやっさんに会えるのか解らないんですけどーっ! 街を出て3つ4つ先の街まで行っても話が進まず詰まっていたところ、バイト先で攻略本見て判りました。最初の街の「喫茶店アミーゴ」に入ればよかったんですね。って、仮面ライダー見ていた人ならアミーゴがおやっさんの店と知っているのでしょうが、その知識がないと判りませんて!(※ただし街の人が口々にアミーゴは美味いと言っているので気付かない方がまぬけ) 今のウルトラマンガイアが好きでプレイする人なんかには厳しいんじゃないのかなあ…。

 訳がわからずに先に進んでいたら別のおまけ的イベントが発生。死神博士が「好物のスペイン料理を食べに行く」と言って出ていったかと思うと、着替えてプロフェッサーKになり、しかも「わしは子供が嫌いだっ! 子供は幼稚で礼儀知らずで気分屋で、心変わりと出来心で生きている…(略)」と、伊武雅刀の「子供達を責めないで」の歌詞まんまの台詞を熱弁するという3段構えのギャグに大笑い。(※説明するのもナンですが、死神博士・プロフェッサーKは共に天本英世氏の役。天本氏本人はスペイン通として有名) 仮面ライダーには村枝賢一のコミック版から入ったような奴なのに、こういうネタが解るあたり自分の知識はかなり偏っているのだと思いマス(汗)

【特撮素人がプレイするスーパーヒーロー作戦・2】 2001/7/3(火)

 「高い所があれば高い場所に登り、水があれば落ちる。」
 日本一のヒーロー役者、宮内洋氏はご自身のアクション哲学をそう語ったそうですが──そりゃ特撮ヒーローの法則としてはそうなんだけど、それって言葉にしちゃあ馬鹿だって(笑)

 仮面ライダーの章は喫茶店アミーゴに行けばいいことさえ分かれば、あとはサクサクと進みました。その途中で待望のズバット登場。ウルトラマンガイアの章でも早川健が姿を見せていましたが、今度はショッカーのかまきり男を相手に完全にズバットのお約束シーンを再現してくれました♪
「国際的犯罪組織ショッカーの改造人間かまきり男。相当な鎌の使い手。だが、その鎌捌き…日本じゃあ二番目だ!」
「この俺より鎌を使う奴がいるだと!? 面白い、どこのどいつか聞かせてもらおう」
「ヒューッ(口笛)チッチッチッ…」と、テンガロンハットの鍔を持ち上げ親指で自分を指すアクションをちびキャラでやってくれるのですよ そして始まる得意技対決。木に向かって鎌を連続で投げつけ、4本の鎌を一直線に並べて突き刺すかまきり男。それに対して早川は、かまきり男が投げた鎌の上にピラミッド状に鎌を積み重ねて投げつけ、仕上げに頂点にズバットカード。さらに戦闘員のベルトも落としている。対決に負けて怒ったかまきり男は戦闘員を呼んで早川を袋叩きに。1号ライダー本郷猛が現れて止めに入ると、囲んでボコボコにされていたはずの早川がいつの間にか消えています(笑) そして彼方からズバッカーに乗ったズバットが現れてわざわざ木のてっぺんに降り立ち、「ズパッと参上!ズバッと解決!人呼んでさすらいのヒーロー、快傑ズバァァット!」と決めポーズ。うわあ、素敵すぎだ(爆笑)。仮面ライダー&ズバット対かまきり男の戦闘後には、本郷が早川を風見志郎と見間違えるイベントも。その後も早川は度々登場して、やっぱりV3=風見との対面もありました♪
 「ダイダルの野望」の顔グラフィックは写実的な似顔絵タッチのイラストなんですけど、描き分けの都合なのか早川健がそのものに描かれているのに対して、風見志郎はこんな感じだっけ?という気がしないでもないような。いや、自分が村枝絵柄のイメージがあるせいですが。

 さて、仮面ライダーの基本的ストーリー自体を「スパヒロ」で学習しているのですが──V3=風見志郎はもっと影のある悲劇のヒーローかと思っていたのですよ。家族惨殺されているんだし。それが意外とそうでもないんだなあと。なんとなく期待が外れた感じのところに、代わりに大ハマリしたのがライダーマン=結城丈二!
 ライダーマンに関しては存在だけは知っていました。前の職場の社長(私より7歳年上)がV3はそんな好きじゃなかったけどライダーマンが好きだったそうで、4号がライダーマンなのだとか、右手が武器だとか、最期が鉄腕アトムと同じなのだとかいう話は聞いていたのです。その実物(?)をゲーム中のダイジェストで始めて知ったのですが…こんなにハードなキャラクターだったとは!
 私同様知らない人のために説明しますと、結城丈二は元々デストロンのエリート科学者で、地位を脅かされることを恐れた幹部によって陥れられ硫酸のプールで右腕を失う。彼を慕う部下によって助け出され、右腕に開発中のアタッチメントを取り付けるが、その部下達も皆殺しに。そして結城は自分を陥れた幹部・ヨロイ元帥へ復讐するためにライダーマンとなって戦う…。
 まさにダークヒーロー。おかげで、なぜ“仮面ライダー”ではなく“ライダーマン”なのか、格好悪いと評判の顔の下半分が見えるデザインのマスクなのかも納得しましたよ。しかし、なるほど子供受けはしないだろうなあ。身体は生身だから弱いし、いわゆる正義のヒーローではない。でも、ある程度の年齢層にはこういったキャラクターの方が好まれそう。イヤ私が好みなんですが。それに、実写で見るとまた違うのかもしれませんが、顔グラフィックがまさに影のある二枚目で すっかり結城さんに惚れまして、ライダーマンと呼ばず常に「結城さんv」とか呼んじゃってます。ついでに、なにかと先輩を立てるあたりがかわいい風見志郎は「志郎くん」と呼んでます。パラメータが悲しいくらい低かろうが、変身シーンが情けなかろうが、デザイン的にはやっぱりアレだろうが、結城さんを鍛えて使うことを決意。ゲームだとそういうことが出来るからいいですね♪

 あ、そうそう。仮面ライダー編では序盤でキカイダー01もゲスト登場。これがまた高い所に登ってあさっての方を向いてトランペットを吹いているという登場シーンで、登場の仕方だけならズバットをも超えていますね。が…確かに法則どおりか。

【特撮素人がプレイするスーパーヒーロー作戦・3】 2001/7/4(水)

 まだ続きます、スパヒロプレイ日記。
 「スパロボ」にしたって今の若年層は直接には知らない世代なんですよね。「SDガンダム」が低年齢層にもかなり売れているのは、SDの方からガンダムに入ったユーザーの割合が多いことによると云う話だし、スパロボにしても同様にゲームをやってから原作を見るのは珍しくはないでしょう。それなら、「スーパーヒーロー作戦」から特撮に入ったって不思議はないワケで。

 結城さん強化計画(つまりは能力値が低いライダーマンのレベルを上げてやって、意地でもレギュラーに使おうということ)を進めつつ、仮面ライダーの章はBLACK編へ。おお、この辺になると多少は記憶が残っていますよ。といっても仮面ライダーBLACK=南光太郎の名前と顔を憶えていたのと、主題歌に聞き覚えがあるくらいで、ストーリーの方ははさっぱり。なんだか…えらくファンタジーっぽい設定だったんですね。そして「洗脳された親友との対決パターン」だったのか…。確かBLACKの話はそれまでの仮面ライダーシリーズとは繋がっていなかったように思うのですけど、スパヒロではV3編の後がすぐBLACK編。1〜4号の歴代ライダーも一緒に出てきて、喫茶店アミーゴは仮面ライダーでいっぱいです。新人のBLACK=光太郎を先輩達が寄ってたかって鍛えてくれます。特に、2号=一文字が何かというと特訓をしたがるのがやけにおかしい。しかし基本的にはBLACK編はかなり丁寧に原作ストーリーをなぞっているようで、イベントシーンは多いし仮面ライダーの章全体の3分の1がBLACK編に費やされています。年も若い光太郎の宿命の闘いを、歴代ライダー達が支えるといった構図がいい感じ。BLACK編で仮面ライダーの章は終わり、次はキカイダーです。

 キカイダー…これまたあまり知りません。シナリオはかなりイロモノだったという「キカイダー01」の方ですね。キカイダー01が仁王像の中から出てきた(ええっ!? …しかし原作通りなのか)シーンから始まるのですが、レベルは1。このゲーム、レベル低いうちは戦闘の度にレベルアップ出来るのですが、レベル1の状態がHP低すぎてイベント戦闘でも気が抜けないんですよ。ほぼ1体1の戦闘だったウルトラマンガイア編と違い、キカイダー編はゲーム中盤まで進んでいるせいか、レベル1スタートで敵は複数、こちらは1人とかなり厳しい。ましてキカイダー01はロボットだけに重いのか素早さが遅く、必ず行動が後手になる。最初のイベント戦闘はなんとか乗り切ったものの、次の話で中ボス2体を相手に初のゲームオーバーに。おまけにキカイダー編始まってからセーブを取っていなかったもので最初から──やり直す気力はなくてそこで投げました!

 と、原作の知識がなくてあまり思い入れもないキカイダー編の最初でつまづいたために、ようやくスパヒロ止まりました。あ、危なかった…。しかし、ズバットに留まらず仮面ライダー熱が盛り上がってしまって大変危険なことに。

【再びスーパーヒーロー作戦に詰まる】 2001/7/6(金)
 やめときゃいいのに、またスパヒロに手を出してしまっていますよ(汗) 中ボス戦くらいは気をつけて進めればクリアできるので。
 ビジンダーを仲間に加えた次に出てきたのが、キカイダー=ジローとそっくりイベントのこの人誰…と思ったらイナズマン。剛力招来、超力招来の台詞はなんとなく覚えがある気がしたのですけど、最初、外観がスゴいサナギマンとして参戦したので何事かと思いましたよ。超能力者のヒーローなのか…。あ、これでライダーマンのミサイル自爆イベントでの伏線がつながりましたよ。「自由の戦士」を名乗る謎の男が瞬間移動で現れて助けてくれたと言っていたので、知っている人にはすぐに解るイベントだったのでしょうけど。そういや爆発の瞬間に「チェース!」とかいう声が入っていたし。原作でなぜかライダーマンは生きてることになっているよりも、スパヒロならではのクロスオーバー要素を加えつつ伏線を張っていてうまいなあ。
 キカイダーの章はかなりイナズマンのシナリオと折衷されているのか両方の敵と戦いつつ進行。さらに仮面ライダーも登場し、行き違いから怪人(しかも蛾(大笑))に間違えられたイナズマンが仮面ライダーと戦いそうになるところを、すでに本郷と面識があった01=イチローや、イナズマンに助けられた結城が間に入って和解する、と、これまでで一番クロスオーバーしたシナリオになっています。後半の方で、噂には聞いていたワルダーが登場し、かの「ビジンダーと文通」イベントも(笑) ワルダー、いい奴だなあ。惚れました!
 シナリオはサクサク進んでいたのですが、かなり後半らしき所まで来てダンジョンに詰まる。今までも気になっていたのですが、このゲーム、基本的にダンジョンが同じマップの繰り返しで進んでいるかどうかも判らない構造で、そこだけがものすご〜くやりにくいのですよ。しかも、この詰まったダンジョンは螺旋状マップが延々と。(他のことをやりながらでしたが)2時間迷った挙げ句に自分がどこに居るか見失い、もうこれは攻略本でも見ないと脱出不能だと再び投げました。

【だからやめときゃいいのに…】 2001/7/7(土)

 9日にはフクロウ便箋を入稿しないといけないので、この土日で作るべく図書館から鳥類図鑑を借りてきました。ついでに、本屋にも立ち寄ると……あ、「スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望」の攻略本がある…。せっかくだからと買ってしまったが運の尽き、詰まっていたダンジョンを進んでしまうのでした…。プラス、たまっていた日記を多少進めて休日を費やすことに。

 なんのことはない、迷ったところで打ち切るつもりのスパヒロは1日で復活してしまいましたが、マップを見てさえ本当に判りづらいダンジョンを抜けたら、その次の話でキカイダー編は終了。キカイダー&イナズマン&ライダー5人の共闘で大ボスを倒すという、スパヒロでこその展開で面白かったのですけど、メンバーチェンジの機会があるので全キャラを使おうと思った結果、先のハカイダー戦でキカイダー一行が相手をしたので、後半のジャイアントバンバ(ジャイアントデビル+バンバ)戦でライダーを出すことになり、イナズマンに宿敵バンバを倒させることができなかったのがちょっと残念。
 そしてヒーロー集結の章に。どうやら、このゲームの世界設定はパラレルワールド、というか別次元の存在が流れ込んで混在しているということで説明される模様。ベースがウルトラマンガイアの世界で、ライダーやキカイダーの世界は本来別個に存在していた訳ね。それぞれの世界観を持つ作品をクロスオーバーさせるには、ひとつの世界にぶち込むよりも良い手法といえるでしょう。そういった別世界のヒーローを片っ端から連れてきてジオベースは一気に大所帯に。そのほとんどが神出鬼没の男・早川(ズバット)とのつながりで連れて来られたということで、それを聞いた我夢の反応と藤宮の冷静な突っ込みがおかしい。
我夢「探偵ってすごいんだなあ!」(←いや、そうじゃないだろと思ったところに)
藤宮「そうなのか? 俺は早川さんが特別なんだと思うが」(←この台詞で大きく頷く)
 ここへ来てようやく昭和時代のウルトラマンも登場。さすが大人で話も早いウルトラマン達はすぐ協力してくれるのですけど、結成された独立部隊ガイアセイバーズのリーダーに任命されるのが新参のハヤタというのはなんだかなあ。経歴と戦闘経験からとのことですけど、経歴ならギャバンだって宇宙刑事の隊長なんだし。しかし、やっぱり作品のタイトルバリュー的にも肩書き的にもギャバンでは弱いのか。いや、宇宙刑事は単独任務が中心で組織とは性質が違うため、科学特捜隊に所属していたハヤタの方が適任ということだと思っておきますか。
 この後はもう一回すべての街を回り直すという作業になり、シナリオの見所はないのだから、ということで一応ストップ。

【これで後顧の憂いはなし】 2001/7/12(木)

 「スパヒロ」を中断したところで、仮面ライダーサイトを捜しに行ってちゃ同じってものだろう、自分。それにしても、今になって仮面ライダーに、それも「クウガ」でも「アギト」でもなく旧シリーズに燃えている奴というのはそういないんだろうなあ。とほほ。

 とりあえず8月になって一段落したら「仮面ライダーV3」だけでも見る!少なくともライダーマンが出るラストの10話だけは見る!と決意したのですが、仮面ライダーだったら東映の通販ページでも扱っているのではないかと当たってみたのですよ。おおっ、やっぱり通販出来ますよ。…が、1本あたり9千円超で10何本ものシリーズってのはちょっと…(汗) 確かダイジェスト版も出ていたのではと思ったら、こちらは随分お手頃で3千円台で買える。この再編集版をチェックしてみると…えっ、「快傑ズバット」が売ってる!? 以前に探した際にLDの方しか見つからなかったし、セルビデオを作品名で探しても載っていなかったと思ったら、再編集ものは独立したカテゴリーになっていたのでした。これでズバットも手に入る〜♪
 ──おや? しかし元はと云えば、突如ズバットが気になった際に、この東映の公式サイトでもズバットのビデオが見つけられなかったために、ズバットの出ている「スーパーヒーロー作戦」をやろうと思い立ったわけで、ビデオが入手可能だと判っていればこんな時期にタイヘンなことにならなくて済んだのでは…。…… …… ……。いや、でも「スパヒロ」をプレイしたからこそ仮面ライダーに興味が湧いて、それで調べて通販ページを発見できたのだから結果オーライ。

 でも、結城さんが主人公の回の「仮面ライダーSPIRITS」が載ってるマガジンZのバックナンバーは、単行本を待たずに新古書店で探して買ってきちゃいました(^ ^; 単行本化されるときには修正入ったりするかも知れないしさ〜(※が、私は連載雑誌は買わない、ましてやわざわざ単行本との違いを見るために雑誌を取っておいたりはしないタイプです。いかに暴走中かというもの)
 しかし、バイト先に在庫があったPSの格ゲー版「仮面ライダーV3」はちょうど買われてなくなっていたあたり、今こっちにまでは手を出しちゃいかんという天啓のような。

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