佐久間レールパーク 2009年7月26日
中部天竜機関区跡にある「佐久間レールパーク」が2009年11月閉館されることになりました。
事業用に改造され残っていた車両も多く一度行きたかったのですがその距離に躊躇。
でも閉館となれば行かなければと、天竜川沿いの風光明媚な道を走り午前8時すぎに到着。
119系や駅舎を見るうち開園時刻となりましたが後半は小雨が降り出しました。
クモハ12 054
リニア鉄道館のクモハ12 041はクモヤ22だった車両で前面等が全く異なります。
最晩年静岡運転所で入換などに使われていたのですが南武線・鶴見線地区の車両です。
どちらかと言えば旧型国電らしい形ですが残念ながら解体されてしまいました
ED62 14
飯田線のための形式ですが解体となってしまいました。
小ぶりで良い機関車だと思うのですが、ED18を展示ということですね。
スハフ34834(オハフ33 115)
リベットに赤帯・車体表記も登場時の姿になっていますが車内が近代化改装されていました。
そのためかリニア・鉄道館には継承されず解体されました。
クヤ165-1(サハシ153-15)
サハシ153を改造した教習車で復元するには中途半端だったのでしょうか?
こちらも解体されたようです。
ソ180とチキ6132
ソ80は80・81・・・99と進み21両目に製造された車両がソ180です。
つまりソ80形で貴重だと思いますが重く地味なので解体も止むを得ないかも知れません。
(でも模型は持ってました…過去形!)
キハ181 1
キハ82のデザインを踏襲、四角くなったライトケースが力強い印象です。
上の駅でも見かけた車両で室内はアコモ改良されていると言う事ですが、キハ180-1は廃車・解体されました。
(ここから下は収蔵エリアも含めリニア鉄道館で保存・展示されています)
ED11 2
田の字形の側窓など比較的原型を保った機関車で浜松工場入換機でした。
オロネ10 27(オヤ10 2)
登場時の茶色2号に青帯の姿ですが工事用車に改造時に付けられた貫通路上のダクトが残っています。
(連結したオヤ41に冷風を送るための設備らしいけどちゃんと涼しいくなるのかなぁ)
マイネ40 7(オヤ41 2)
戦後進駐軍用に製造された1等寝台車で1等車廃止によりマロネ40に形式変更されました。
1968年に事業用の工事関係者宿泊車 オヤ41 2 となり三島に配置されていました。
スニ30 95(スエ30 8)
救援車に改造されたリベットだらけのダブブルーフ車。
佐久間レールパークは本資料や模型も展示され、間近で車両を見れる魅力的な施設でした。