舞台はシアトルの大病院。
外科インターンとして働くメレディス・グレイを中心にした医療ドラマ。
過酷な労働状況。ストレスや睡眠不足と戦いつつ、
技術習得に向けて必死で勉強の毎日… でも恋もする。
そんな彼らの、コミカルな日常を描いたドラマです。


エピソード紹介 シーズン6

No. エピソード 名セリフ
去りゆく大切なひと
Good Mourning

 意識を取り戻すイジー。それに対し、脳死状態になってしまうジョージ。突然のことにショックを受けるトレス。臓器移植の意志があったか確認がとれず、ジョージの母が呼ばれるが、自分には決められないと、決定をトレスに託す。だが、決めるのはイジーの方が適任と考え…
 ジョージの葬式には大勢の人が訪れる。身分の身代わりでジョージが死んだと泣きじゃくる女性。だが、突然笑い出すイジーたち。
 なぜ突然軍に入隊したのか疑問に思う母に、優秀なドクターだったことを説明する
ハント
 ジョージを見捨てたと、彼の入隊に責任を感じる
レクシー
 アテンディングになりたいと申し出る
トレスだったが、席がないと断られ激怒。
 ボートの事故で両腕を切断され、足にも大けがを負った女性が運び込まれる。一緒にいた友人達は去り、
レクシーが話し相手に選ばれる。親には旅行を楽しんでいるとメールする彼女に対し、真実を話すべきと話すレクシーだったが…
 理事会が、部長をハズして次期部長に
デレクをと打診。そのことを部長に報告するデレクだったが…
 15歳の少年が、激しい背中の痛みで運ばれてくるが、原因不明。
アリゾナベイリーに助言を求めるが、ジョージの件で落ち込み、それどころではないベイリー。
あなたがくれたもの
Goodbye

 ジョージを失って1ヶ月。みんななんとなくおかしな感じに。
 両手の接合オペも成功し、順調だったクララ。腸の緊急オペが必要になるが、もうオペはイヤだと拒む。
レクシーがなんとか説得し、オペをするが、今度はリハビリを拒み…
 クララがオペを拒んだのはクリスティーナのせいだと当たり散らす
ベイリー。助手からはずす。
 
マークの引っ越しを手伝うレクシーだったが、それがトレスの部屋の向かいと知り呆然。しかも、お互いなれなれしい雰囲気で嫉妬するが… マークの部屋に自分の荷物を運び込むレクシー。
 背中の激しい痛みに苦しむアンディ。原因が突き止められず、困り果てた
アリゾナは、3DMRIをオーダーするが、部長に断られ、やむなくトレスのいるマーシーウェスト病院に送り込む。だが、原因はわからず。だが、トレスと一晩検討した結果、やっと原因を突き止めることに成功。
 ガンは消失していないが、小康状態を保つ
イジー。イジーを失うことが怖くて、触れられないアレックス
 会議に行く途中で事故に遭い、マーシーウェストに運ばれる部長。そこで働くトレスの姿を見て、あることを決意する。
 
クリスティーナと共にセラピーに行くハント。戦争について、話すことができるようになるまで、セックスはお預けだと言われ、むくれるクリスティーナ。
 新婚であることをいいことに、セックス三昧の
メレディスデレク。だが、1ヶ月を過ぎ、やっとジョージを失った悲しみから泣き出すメレディス。
 部長から重大発表がある。それは、マーシーウェストとの合併。そのため、職員のリストラがあると言う…
 
とめどない妄想
I Always Feel Like Somebody's Watchin' Me

 合併の話に同様するスタッフたち。仕事を失うわけにはいかないと、後ろ盾を探すクリスティーナ。アリゾナに取り入り、小児外科を希望するが…
 強引に仕事復帰した
イジー。5時間にも及ぶ開頭術に挑むが、心配でならないアレックスは、何かと世話を焼く。オペの間だけ、自分のガンやジョージの事を忘れることができたと感じるイジー。
 何の相談もなく、部長一人でリストラするメンバーを決めていることに腹を立てる
デレク。考えた末、苦渋の決断をする部長。
 不安から、失敗ばかりの
レクシー。妄想症の息子トムを持つ母親が腹部大動脈瘤で入院。緊急オペが必要になるが、トムの面倒を任されたレクシーは、トムに逃げられてしまい… トムのオペに参加して、感激するレクシー。クビを免れるが、同期の3/4を失い落ち込む。
 合併騒ぎで、ポートランドの病院行きを考える
トレスを、引き留めるアリゾナ
 
切れない絆
Tainted Obligation

 朝目覚めて、熊と遭遇するアレックス。引っ越してトレーラー暮らしをやめたいと言うが、相手にしないイジー
 なんとしてもオペに入りたい
クリスティーナが、やっと入れたのは、陰茎インプラントのオペ。あまりに冷遇されていると感じた彼女は、オペが出来ないのなら、クビにしてくれと部長に頼む。
 
レクシーが、父親ザッチャーを連れてやってくる。血を吐き、すぐに検査するが、重度の肝硬変で移植が必要とわかる。レクシーは、ドナーになることを申し出るが不適合とわかりショックを受ける。自分には関係ないと言い続けたメレディスだったが、レクシーに懇願され、ドナーになることを決意。
 肉腫が再発した男性の担当になった
イジー。オペをしても助かる確率は低いとわかるが、それでもチャンスに賭けてみるべきだとハントを説得。オペに踏み切るが、うまくいかず。自分を責めるハント。
 陰茎のインプラントを受けにやってきた82歳の老人。息子夫婦は大反対するが、本人の自由だと説得し、オペに踏み切る
マーク
 シアトルに残るため、部長に再雇用を頼みに行く
トレス。アテンディングになれと言う部長。
侵略のはじまり
Invasion

 シアトル・グレイス病院は、マーシー・ウェスト病院と合併。マーシー・ウェスト病院のスタッフが続々とやってくることに脅威を感じる面々。ジョージのロッカーを使おうとしたスタッフに文句を言って、喧嘩になるイジー
 一人入院中のメレディスは、病院でのバトルの様子を聞きたがるが…
 マーシーでのやり方、ゾーン法を提案され、それはいいとすぐにその方式を取り入れる
ハント。だが、オペにちっとも入れず、やっと手に入れた患者も奪われ、すっかり落ち込んだクリスティーナは、メレディスの病室で泣き出す。
 病院に父がやってきて面食らう
トレス。やっと和解できたのかと喜んだのもつかの間、父は神父を連れてきており、トレスの性癖を治そうと考えていると知り、ショックを受ける。だがそれを知ったアリゾナは父親と会い、自分の事を話す。やっと受け止める気になった父と、和解できたトレス。
 マーシーからやってきた新人ケプナー(Sarah Drew エバーウッドのハンナ)が、やたら張り合うので気に入らない
レクシー。彼女の味方をした患者が、ケプナーの日記をこっそり盗み、レクシーに手渡す。それを読み、弱みを握ったレクシーだったが…
 腎臓移植を受ける患者を担当した
イジー。マーシーから来たチャールズ・パーシーは、イジーに取り入り、すっかりうち解けた雰囲気に。だが、それはパーシーの作戦であり、都合のいいカモだと仲間に言っているのを聞いてしまったイジー。腹を立てて患者の透析にあたり、ミスをしてしまう。患者は急変、移植を受けられなくなってしまう… (このエピソードは、プライベート・プラクティス3の#3へと続く。シャーロット・キングの病院で、HIV陽性の姉から腎臓の移植を受けることにベイリーが踏み切る) その件もあり、クビを言い渡されたイジー。置き手紙を残して失踪。
 マーシーから来たリード・アダムソン(Nora Zehetner エバーウッドのレイニー)と患者の奪い合いをする
アレックス。そんなことをしている場合ではない、治療をしてくれと患者に言われ、我に返り、協力する二人だったが…
ある夜の悲劇
I Saw What I Saw

それはある夜、ERでの出来事だった… 調査のために一人ずつ呼び出される病院スタッフたち。退院手続きため、ベイリーを待つが、なかなか現れず、帰れないメレディス

 その火傷の患者、ベッカーは息子ダニーと共にやってきた。最初にカルテを渡されたのは
クリスティーナだが、すぐにケプナーアダムソンに渡す。ケプナーが母親を診察。その際、斧が刺さった男性が運ばれてきたため、一瞬気を取られる。ケプナーは、軽い火傷と診断で、スローンレクシーに引き継ぐ。レクシーは、すぐに重度の火傷患者の方へ。
 斧が刺さった男性の治療に当たる
ベイリー。斧を支える役目のチャールズは、失神。そのため、斧を抜かれた男性は大出血。頭を切ったチャールズの手当を任されるアレックスだったが、行方不明のイジーを探すことに気を取られ、それどころではない。
 重度の火傷患者の手当に入るが、あまりに痛々しくて見ていられず、泣き出してしまうレクシー。アリゾナから落ち着いて出直してこいと言われ、その場を離れる。
 梯子から落ちた消防士の手当をする
ハントトレス。ケプナーも加わる。
 ベッカーが胸の火傷に痛みを訴える。クリスティーナがモルヒネを投与。その後、ベッカーが苦しみだしたため、レクシーがドレーンを入れる。
 イジーから電話があり、戻るよう必死で説得するアレックス。ベッカーが急変し、呼ばれたため慌てて駆けつけ、気管切開をする。だがその後、血中一酸化炭素濃度が上昇していることがわかり、さらに全身から大量出血。ベッカーは手当の甲斐無く亡くなってしまう…

 責任の所在を追求する部長。そして、ケプナーのミスを見つけて彼女を解雇。一件落着し、ホッとする面々だったが、カオスの中での出来事であり、責任は全員にあると言うデレク。

 
希望のかけらを集めて
Give Peace a Chance

 退院して自宅に戻ったメレディスは、しばらく安静にするように言われる。仕事に出かけたデレクは、ある患者の検査結果を見せられる。それは、巨大な脊髄腫瘍。そしてスタッフであるアイザック自身のデータだった。なんとかオペしてほしいと懇願するアイザック。悩むデレク。部長に猛反対され、彼に反発する気持ちからオペを強行。だが、切除方法が見つからず、いったんは断念。帰宅し、メレディスと共に検討し、翌日再チャレンジ。20時間以上にも及ぶオペの結果、成功。だが、部長からはクビを言い渡される。
 オペに参加する権利を得たエイブリー。デレクのケア役として参加することになった
レクシーは、長時間になることを覚悟し、オムツをはくことに。
 イジーが行方不明で気がかりな
アレックス。治療の予定が入っており、来るはずだとヤキモキ。だが結局現れず。
 デレクの脊髄オペに参加しようとコンテストに参加するが、全くうまくいかず落ち込む
クリスティーナ
クリスティーナ「私はオムツにもらす状況に置かれたい。長丁場でややこしいオペを担当する、だからオムツを履いて漏らすしかないって言う立場になりたいの!」

レクシー「確かに昨日はオムツをはいてた。そうよ、で今日もオムツをはく。そうすることで先生がオペをやりぬけるなら、喜んでオムツをはく。」
涙のバースデー
Invest in Love

 夜中に呼び出しを受け、病院に駆けつけるアリゾナトレス。アリゾナは、胎児の脳卒中を見つける。その日、誕生日を迎えるアリゾナは、長く入院中の少年ウォレスの両親から、感謝をこめて研究費として病院に2500万ドルを寄付すると言う申し出を受け、喜ぶ。だが、ウォレスは急変。オペに耐えられないと考えたアリゾナだったが、オペを頼み込む両親。寄付ほしさからオペを迫る部長。渋々オペを始めるアリゾナだったが…
 屋根から落ちた少女のオペに入る
ハントとトレス、クリスティーナ。オペ中急変し、危険な状態に陥ったため、ハントの静止を振り切ってクリスティーナは強引に心臓の処置を始める。少女は助かるが、勝手な行動だったと激怒するハントと大げんかに。自分は悪くないと言い張るクリスティーナだったが…
 イジーの未払い医療費20万ドルを請求され、途方に暮れる
アレックス。アリゾナが処置した瀕死の胎児の世話をするが、回復の見込みが薄く、諦めかける。このまま誰にも抱かれずに死ぬのはかわいそうと考えたアレックスが抱き上げると、容態が安定。ベイリーから、カンガルーケアの効果が出ているから続けるように言われ… そんなアレックスの様子を見て、好意を抱くアダムソン。
 クビを言い渡されたにもかかわらず、それを無視して出勤し続けるデレク。だが部長は口もきかず。
クリスティーナ「あのねー、わかるよ、何でもできるし何でも言える。自分がやればうまくいくんでしょ。それはほぼその通り。だけど事実としてあんたは屋根から落っこちた。ぶっ飛んじゃってたから。空を飛べるとでも思った? 手術中心臓の合併症であんたは死にかけた。これまで散々やってきたドラッグのせいで体がボロボロになってて心臓が止まりかけた。自分は周りより賢いと思ってんなら大間違い。あんたは大バカ女。今生きてる理由は一つ。運が良かっただけ。だから大人んなんな。」
つきまとう過去
New History

 突然シアトルグレイスマーシーウェストに現れたイジー。高校時代の恩師を連れてくる。認知症と言われた老人だったが、そうではないと言い張り、デレクの診察を要求。検査の結果、原因がわかるが、オペの治療費が払えないと言われ、部長を説得。アレックスとは大げんかに。
 エイブリーにキスされたことを隠し、無かったことにしようとする
クリスティーナハントはクリスティーナを喜ばせようと、旧友の心臓外科医テディ・アルトマン(キム・レイバー)を連れてくる。だが、長年戦地での治療に従事していた彼女を、オペができない無能だと文句をつけるクリスティーナ。彼女がハントの旧友であることも気に入らず、あからさまにバカにした態度をとるが、ぜんそく患者の心臓疾患を見抜き、オペではアシストさせてもらい、すっかり見直す。大喜びのクリスティーナだったが、テディは以前からハントに思いを寄せていた…
 部長がしばらく帰宅していないことを知った
ベイリー。妻アデルは、ベイリーとの浮気を疑う。さらに部長がオペで重大なミスをしたことから、ベイリーは、部長が誰かと浮気しているのではないかと疑うが、もっと重大な問題を抱えていた…
クリスティーナ「あの女軍医のこと? 驚くぞってオーエンが言ってた。そしたらもうビックリ。オペの仕方を知らない。」

クリスティーナ「なんで肩持つわけ? 州立大出だよ。」
アレックス「俺もだ」
クリスティーナ「やせっぽちのブロンド」
アレックス「メレディスもだ」
クリスティーナ「うざい女」
アレックス「おまえもだ」
10 サプライズ・ギフト
Holidaze

 バーで飲んでいるのをメレディスに見られた部長は、翌日彼女を呼び出す。自分は以前アルコール依存症と診断されたが、20年以上飲んでいなかったこと、これは適応障害であると言い訳をし、今後しばらくはオペに入らないことを宣言し、時間が出来たためメレディスに個人指導をすると申し出る。
 テディの心臓オペに入る
クリスティーナ。テディのとっさの判断で、心臓を摘出。患者は移植を待つ身となる。オペの後、ハントとテディの視線から、二人の関係に気づいたクリスティーナだったが、テディではなく、クリスティーナを選ぶハント。大晦日、若い女性ドナーが現れ、喜ぶクリスティーナだったが、悲しんでいる人もいる以上、喜んではいけないと諭すテディ。
 離婚のことを親には話していなかった
ベイリー。クリスマスに実家に帰ることを拒む。だが、父親が突然やってきたため、やむなく事情を話す。家庭を失ったことを知り、失望する父親だったが…
 鼻血の少年に、脳動静脈奇形が見つかり、オペをすることになった
デレク。だが、小型の器具が存在せず、摘出できないことがわかる。急遽、小型の器具を作ってもらうことにするが、費用を出せないと言う部長。デレクたちは、ポケットマネーで製作を依頼することに。
 
マークのところへ、娘と名乗る18歳の女性が現れる。実父確定検査の結果、本当に娘であることが判明。妊娠し、学校を中退、母親から家を追い出されたという彼女を、やむなくアパートに置くことにするが、どう接して良いのかわからないマーク。
11 目覚める愛
Blink

 部長の個人レッスンを続けるメレディス。そのことに疑問を持ち始めるデレク。部長が最後にオペを担当した患者が急変していたこと、その後ベイリーが手厚く対応していたことを知り、部長のミスに気づく。メレディスを問いつめ…
 娘スローンのエコー検査をレクシーに頼む
マーク。だがレクシーは、胎児の異常を発見。マークはすぐにアディソンを呼ぶ。ロスから飛んできたアディソンは、危険はあるがいますぐオペすることもできるし、もう少し待ってからオペすることもできると伝えるが、すぐにオペしてほしいと言うスローン。すぐにオペにとりかかるアディソンだったが、命の危険を排除しきれないとマークが中止を要請。だが、麻酔から目覚めたスローンは、障害児を育てることはできないと言い張り、二人はロスへ行くことに。(→続きはプライベートプラクティス3 #11へクロスオーバー)
 テディから、心臓弁置換の執刀を頼まれた
クリスティーナ。張り切って挑むが、わがままな患者に振り回される。そしてオペが始まると、危険な状態となり、助けを求めるクリスティーナだったが、冷たく突き放すテディ。結局無事オペを成功させ大興奮。自分を信じてくれたとテディを崇拝するが…
 オペに入れてくれればセックスすると
アレックスに言うリード。話を聞いてしまったメレディスが止めるが…
 スローンが出産したら、みんなで一緒に暮らそうと提案するマーク。突然の話に同様、自分には受け入れられないと別れを切り出す
レクシー。行く場所を失い、アレックスの部屋に転がり込み…
ベイリー「やっと来た、何やってたの! 採血するのにヒルでも使った?」

ベイリー「私の私生活に口出ししようとしてます?」
12 告白
I Like You So Much Better When You're Naked
 ハントへの想いに葛藤するテディは、辞めると宣言。だが、どうしてもテディから指導を受けたいクリスティーナは、ハントを譲るから残って欲しいとまで言い出す。それを知ったハントは…
 部長のアルコール依存症を知り、理事会に報告すべきだと考える
デレク。だが、言うべきではないと説得するメレディス。部長は、ベイリーの代わりにオペをすると言いだし、重要な手技をメレディスに任せることに。それを知って怒るベイリー。さらに、オペを心配したデレクは、ある行動に出る… オペに備えて万全の準備をし、張り切って挑むが、結局ベイリーが担当することになる。デレクは、イジーの雇用と引き替えに、理事会への報告(=自分が外科部長に)を認めるようメレディスを説得。
 
アレックスとセックスしてしまったレクシー。そこへイジーが舞い戻る。近くに職を見つけて、再び夫婦としてやり直そうと考えるイジーだったが…
 アディソンと寝たことをうち明ける
マーク。それを知って、アレックスとのことをうち明けるレクシー。だが、許せないマーク…
 
トレス水疱瘡に。
ひねくれシスターズ(クリスティーナとメレディス)
13 スタート地点
State of Love and Trust

 暫定新部長になったデレクは、みんなの前でスピーチするが、リチャードが現れたため、簡単に切り上げる。さらに、リチャードに対し、医師免許取消か、施設に入って更正するかの選択を迫る。しばらく考え込むリチャード。ベイリーの説得で、やっと施設に入る気になる。
 ハントとのセックスに明け暮れるクリスティーナ。テディから緊急オペに呼び出されるが、ハントの要望でポケベルを無視。だがそのことで貴重なオペを逃してしまい…
 オペ中に患者が覚醒してしまい、動揺するベイリー。そのことをはっきりと覚えている患者は、ベイリーに治療されることを拒否。再度オペが必要になり、メレディスが指名される。
 アリゾナの元で小児外科に入れられたアレックス。原因不明の腹痛の少年の担当に。試験開腹が必要になるが、断固拒む父。アレックスが説得し、オペを始めるが、様態が急変。だが原因がわかり、快方に向かう。父親とは衝突したものの、小児外科医としての能力を認められるアレックス。
 レクシーを避けるマーク。納得がいかないレクシーは、トレスに愚痴る。
クリスティーナ「お尻に向かって泣かないで!」

ベイリー「不安な時、私はわめく。泣いたりすくんだりする人もいるけど、私はわめく。レスリーが覚醒したとき、私は心底不安になった。それでわめいた。その後もわめいた。これが私なの!」

クリスティーナ「じゃ何、通気孔の火傷は焼き印とか? 私は所持品?」
14 永遠の片思い
Valentine's Day Massacre

 バレンタインデーに、ダブルデートを計画したデレクメレディスクリスティーナハント。だが、老舗レストランの屋根崩落事故で重症患者が大勢運び込まれ、全員呼び出し。デレクは外科部長としてテレビレポーターにコメント。一度解雇されたケプナーたちを呼び戻したデレクだったが、現場に復帰することを恐れ、デレクのアシスタント的役に徹するケプナー。資金集めの朝食会に、部長の妻として出席するよう言われ、行かないと言うメレディス。
 麻酔医ウォーレン(ジェイソン・ジョージ サンセットビーチのマイケル・ボーン、イーライ・ストーンのキース・ベネット)からデートに誘われるが、そっけなく断る
ベイリー。だが、彼女も気があることに気づいたアリゾナがキューピット役を買って出る。
 ベビーベッドを準備し、スローンと共に子育てする日を夢見る
マークだったが、子供は養子に出すつもりのスローン。
 客と共に病院に運ばれた、レストランの給仕長エミール。長年見てきた常連客の夫人を心配し、夫がオペの間、隣のベッドで見守るが… 二人の様子を見て、我が身を振り返る
メレディスアレックス
 髪をブロンドに染め、気分を変えて出直そうと決心した
レクシー。もっと積極的になるべきだとエイブリーに助言される。
 
ハントと話もできなくなってしまったテディは、親友に戻りたいと懇願。二人の関係を特に気にするわけでもなく、テディの下で指導を受けることに喜びを感じるクリスティーナ
15 時を超えた誓い
The Time Warp

 アルコール依存症のリハビリを終え、仕事に復帰したいと申し出たリチャード。一般外科のアテンディングしかポストはないと言うデレク。それなら他を探すと言うリチャードに対し、最後にみんなの前で講演してほしいと頼む。
 症例を講演するベイリー。自分がインターンの頃の出来事を話す。レジデントにいびられていたベイリーは、言いたいことも言えずにいたが、リチャードたちの励ましで、自分が正しいことを確信し、ついに強い態度に出る。
 症例を講演するトレス。極度の緊張からふるえるが、アレックスのサポートで、本来の自分を取り戻し、スピーチはなんとか成功。
 エリス・グレイ(サラ・ポールソン ジャック&ジルのエリサ)と共に働いていた若き頃の話を講演するリチャード。始めてエイズと診断したが、患者は激怒、外科部長からも怒られ… そのころ、エリスの勧めで飲み始めた酒だった。
ベイリー「サメになれって言われても。ってことは私は小魚? 私は小魚ってこと?」
16 小さな奇跡
Perfect Little Accident

 自分が担当した患者が、有名なドクター、ハーパー・エイブリーと知り、動揺するクリスティーナ。しかも、エイブリーの祖父であることがわかる。ハーパーは、オペをリチャードに頼みたいと言いだし、意識下で、自分のオペを見たいとまで言い出す。許可できないとはねつけるデレクだったが、挑戦してみたいと言うリチャード。だが、術後に合併症がおき、再オペが必要になり…
 有名なドクターを身内に持つ苦しみを
メレディスに相談するエイブリー。
 肺移植を待つ青年を担当するテディ。ドナーが見つかる見込みは低く、絶望的と考える。だが、
レクシーが奇抜なアイデアを出し、クリスティーナが脳死患者の肺を調達。移植が可能に。抜群のチームワークを発揮。
 テディの指導が受けられることを喜ぶ
クリスティーナに対し、複雑な心境のハント、テディ。なんとか友達関係を復活させようと、ハントは3人で食事をしようと誘うが、アリゾナの忠告で、ガールズナイトを楽しむことにしたテディ。
 
レクシーとの破局で、アレックスを毛嫌いしているマーク。病院内でセックスしまくる。一方、アレックスと、感情抜きの関係を続けるレクシー。
テディ「だから賞は嫌い。才能を伸ばすどころか、負けず嫌いのバカになる。いったい何のため? ドレスを着て、まずい魚料理食べて、記念品に不細工な文鎮もらって、帰って暖炉に飾って。悲しくむなしい勘違い人生送って楽しい?」
17 大人のアプローチ
Push

 禁欲はできないマーク。トレスのアドバイスで、テディをマジメに誘ってみることに。だが、突然マークに誘われ、動揺したテディはアリゾナに相談。アリゾナは、彼と遊びで楽しむべきと助言。そのつもりで誘いに乗ることにしたテディだったが… いい雰囲気になった二人を見て、愕然とするレクシー
 大きな腫瘍があり、治療は困難とされた患者の担当となる
ハント。彼女のオペを担当したいと申し出るリチャード。デレクは、二人を競わせ、最善の治療法を探すことに。リチャードの見方についたフリをしてハントに情報を流そうとするクリスティーナだったが…
 ウォーレンから食事に誘われた
ベイリー。3回目のデートだからセックスもありとトレスに言われ、動揺してしまう。
 担当患者のインプラントをマークに頼むテディ。オペに入ることになった
アレックスだったが、マークの仕返しを恐れる。
 恋愛のアドバイスを求められ、私生活が順調な証と喜ぶ
トレスだったが、アリゾナから子供は欲しくないと言われ、ショックを受ける。
ベイリー「昼は用があって忙しいんです! いろいろです。歯医者行ったり、ヘアカット… いえ、ヘアカットはしない! 出かけるんです! いちいち尋問が必要? 先生、そういうイヤな部長になりたいんですか? じゃ、ほっといて!」
18 重なる記憶
Suicide Is Painless

 末期の肺ガン患者の担当テディ。回復の望みが無い上に苦痛が激しいことから、本人は死ぬことを望んでいた。望みを叶えるための薬を処方することにしたテディ。ハントに立ち会いを頼むが、嫌がるハント。彼は従軍中、患者搬送中に爆撃を受け、上司を助けられなかった記憶が蘇る… テディへの思いを断ち切れないハント。
 ハントに立ち会いを断られたため、
マークに頼むテディ。つきあいも進み、ついにベッドイン…
 毎年冒険に参加している男性3人組。ヘリから飛び降りてスキーをしようとして、大けがを負う。だが、実は3人とももう冒険は望んでいないことがわかる。本心を言うことの大切さに気づいた
トレスは、自分は子供が欲しいことをアリゾナにうち明けるが…
 もう1人の脳外科医の下についた
メレディスは、オペに入って腫瘍の摘出を任されることになり、大喜び。さっそくデレクに報告するが、オペをデレクが横取り。怒るメレディスだったが…
 部長としての雑務に追われる
デレクに、リチャードがアドバイス。
19 人生の適齢期
Sympathy for the Parents

 デレクからさりげなく子供の話をされ、動揺するメレディス。将来的に子供を持つことを考え始める。
 銃創患者のオペ中、子供は欲しくないと言う
クリスティーナの言葉を聞いたハント。ちょっとしたミスで激怒。PTSDに苦しむハント、彼を支えるクリスティーナ。
 
アレックスの弟アーロンが突然やってきた。へそのヘルニアを治療して欲しいと言うアーロンは、アレックスのことを同僚にあれこれ話す。7年実家に帰っていないと言うアレックスは、酷い両親に育てられ、5年間里子に出されていた上に、少年院に入っていたこともあるらしい。また兄の結婚を全く知らなかったアーロン。二人は口論になるが…
 子供が欲しい
トレスと、欲しくないアリゾナは、気まずい雰囲気が続く。だが、なんとか話し合うことに。
 ハントの気持ちを唯一理解できる
テディだったが、マークとの関係を続ける。
 リチャードがオペを担当した患者は、オペは成功。そのことを夫に伝えた
レクシーだったが、直後に脳卒中を起こし昏睡状態に。役立たずだとののしられるレクシー。
20 正しい選択
Hook, Line and Sinner

 子どものことで口論になるアリゾナトレス。だが、アリゾナがかつて弟を亡くしていることに気づき、彼女が子供を欲しがらない原因はそこにあると考える。そして諦めようとするが…
 
マークのアパートにやってきたスローンは、廊下で産気づく。マーク、テディ、アリゾナ、トレスらが集まり、無事出産。赤ちゃんを見たマークは、感動。それを見たスローンは、養子に出す決意が揺らぐが…
 心臓外科の権威トム・エバンスがオペのためにやってきた。案内役を任せられた
クリスティーナは、彼の行動にいちいち感動。だが、彼が、テディの後任候補であることを知り…
 テディはすぐに辞めると思っていた
デレクは、エバンスを後任に考えていた。だが、しばらく残りたいと言い出すテディ。苦渋の選択を迫られたデレクの下した決断は…
 デレクを崇拝するケプナー。
メレディスの前でも、デレクへの憧れを隠そうとせず、心中複雑なメレディス。
 
アレックスとの関係を続けるが、いつもつれなくされ、下手に出ているレクシー。患者の異変にいち早く気づき、原因をアレックスに教えて手柄を差しだそうとするが、気づかないアレックス。ベイリーは、もっと自分に自信を持つべきで、アレックスにこびる必要はないと忠告。やっと本来の自分を取り戻すレクシー。
21 感じるままに
How Insensitive

 急遽、患者への接し方についての研修を開いたベイリー。それは、体重300kg超えの巨漢患者が入院するため、患者を不快にさせるようなジョークを規制する目的だった。だが、運ばれてきた患者自身が自虐的ジョーク連発。接し方に困るスタッフたち。それを見た妻は、冷たいスタッフだと感じ…
 イジーから離婚書類が送られてきた
アレックス。迷った挙げ句サインして、レクシーとやり直すことに。
 心臓発作の女性の担当になった
クリスティーナとエイブリー。だが、娘の世話を任されるクリスティーナ。初めは嫌がるが、次第にかつての自分を思いだし、仲良くなる。母親は急変し死亡。同じ年頃で父を失った彼女は、自分の体験を元に少女を励ます。それと共に、封じ込めていた父への感情があふれだし…
 子供を持ちたいと思う気持ちを抑えきれない
トレス。その夢を奪いたくないアリゾナは、別れを決意。
 
デレクがエバンスをとるか、テディをとるかの選択を迫られていた際、テディをあえて押さず、エバンスを雇うべきだと助言したハント。そのことに疑問を持ったデレクは、メレディスに話すが、それがハントに伝わり…
22 忘れえぬ人
Shiny Happy People

 ハントから、一緒に住もうと言われ、酔った勢いでOKするクリスティーナ。だが、ハントとテディの間には何かあると感じているメレディスは、やめるべきだと忠告。
 
マークを誘うリード。二人が寝たところを偶然見てしまうテディ。1人の女性と続かないのは、まだレクシーへの想いが断ち切れないからだとトレスに指摘されたマークは、レクシーにプロポーズ。
 
アレックスとの関係を不安に思うレクシーだったが、はっきりとつき合っていると言われ、喜ぶ。だが、マークにプロポーズされ…
 運命の人と再会した老人患者を目の当たりにして、自分の運命の人は
アリゾナかもしれないと悩むトレスだが…
 ウォーレンと初セックスし、ご機嫌の
ベイリー。だが、ウォーレンが女性スタッフといちゃついているところを目撃。遊ばれていることに気づくが…
23 サンクチュアリ
Sanctuary

 予定外の妊娠に気づいたメレディス。夕食の席でデレクに伝えようと考えるが、今すぐ言いたい衝動に駆られ、クリスティーナと二人でデレクを探しに行く。だが、病院内には、デレクを恨んだクラークが、銃を持ってデレクを探していた。病院中を探し回るが見つけられず、リードに聞くがつれない態度をとられ、射殺。異変に気づいたアレックスが駆けつけるが、撃たれる。
 リードの死体に気づいたケプナーがデレクに報告。デレクはすぐに病院内を封鎖。
 銃創患者のオペ中に事件の連絡を受けたエイブリー。オペ中の
テディハントには、オペの後で事実を伝える。その場を動くなと言うデレクからの指示だったが、患者を移動させるテディとハント。
 オペ前の患者の検査をする
ベイリーとパーシー。銃撃犯の話を聞き、とっさに患者に死んだフリをさせ、パーシーを奥の部屋に隠し、自分はベッドの下に隠れるベイリー。だが病室に入ってきたクラークは、パーシーが外科医と知り撃つ。さらにベイリーを引きずり出すが、看護師と言ったため、撃たれずに済む。パーシーの手当をするベイリーだったが…
 受付でクラークが発砲するのを見た
マークレクシー。エレベーターで撃たれたアレックスを発見。空いている部屋にこもって手当をするが…
 ついに
デレクを見つけたクラークは、彼に銃を向ける。それを目撃してしまうが、何もできないメレディスクリスティーナ。デレクの説得で、いったんは銃を降ろすクラークだったが…
24 汚された聖域
Death and All His Friends

 デレクがクラークに撃たれ倒れる。銃を向けられたケプナーは、とっさに同情をひき逃げる。クリスティーナの静止を振り切り、デレクの元に駆け寄るメレディス。すぐにオペをするため、テディを探すクリスティーナだったが、半途と共に移動してしまったことを知り、自分でオペする決意を固めるクリスティーナ。オペ室の中へ入るな、見るなと言われ、外で待つメレディス。一度テディと患者を連れて病院の外へ出たハントだったが、クリスティーナを助けるために再び中へ戻ったハント。デレクのいるオペ室に、クラークがいることを知り、止めにはいるが… 撃たれたハントを手当てしている間に、流産してしまうメレディス。
 
アレックスのためにストレッチャーを取りに行ったレクシーは、クラークと出くわす。銃を向けられるが、SWATに救われる。アレックスに愛していると告げるレクシーだったが、うわごとでイジーの名を呼ぶアレックス。
 小児科に立てこもる
アリゾナトレス。銃を持ってやってきたクラークに、背を向けて子供をかばうので精一杯のアリゾナ。勇気を出して追い払うトレス。二人は互いの想いを確信し、子供を持つ決意を固める。
 パーシーをオペ室に運ぶため、シーツで移動する
ベイリー。だが、エレベータが止められ、移動することができず。為すすべもなく、パーシーを看取る。
 病院の外で事件を知ったリチャードは、我慢できずに病院の中へ飛び込む。デレクを殺したと信じ、1人呆然としているクラークに近づき、すべきことを諭す。
クリスティーナ「話してるヒマない! あんたの男救うから、早く私の男救って!」



エピソード紹介・シーズン7

No. エピソード 名セリフ
生まれ変わるために
With You I'm Born Again

 乱射事件のあと、逃げるように実家に帰ったベイリー。当日、休暇でゴルフをしていたウォーレンと、向き合う余裕がないと距離を置くことに。
 セラピーを受けるが、なかなかオペの許可を出してもらえない
メレディス。平静を装っていたが、流産の件(妊娠していた件)はデレクに話せないまま。
 病院に復帰初日早々、無謀運転で逮捕される
デレク。事件以来、取り憑かれたようにスピードを出して走る日々。部長職をリチャードに返し、一外科医に戻る。巨大な脳腫瘍摘出に闘志を燃やすが…
 
ハントにプロポーズされ、結婚を決めたクリスティーナ。なんで今結婚するのか、もう少し待つべきではとメレディスに言われるが、決意を変えず。ハントはベストマンをデレクに頼むが、式当日、またもや無謀運転で逮捕され… 仲間達に囲まれ、無事結婚。
 胸に受けた弾を取り出さず、残しておくと言う
アレックス
 事件直後は取り乱していたが、治療の結果すっかり落ち着いた
レクシー。髪をブルネットに戻し、一番にオペを許可される。瀕死のアレックスが、イジーの名を呼んだことで、彼に見切りをつける。
 部長に戻り、ご機嫌な
リチャード
 みんなのセラピーをしているDr.アンドリュー・パーキンスとつき合う
テディ
 一緒に暮らしたいと申し出る
トレス。喜んで受けるアリゾナ
クリスティーナ「単純になりたい」
刻まれた衝撃
Shock to the System

 セラピーで涙を流し、感情を吐露したフリをするメレディスだったが、オペの許可は下りず。一方、留置所に一晩放置され、クリスティーナの結婚式に出席できなかったデレク。翌朝、留置所から出勤した彼に、いつ事故で死ぬかわからず心配で留置所に放置したことをうち明けるメレディス。自分の妊娠→流産をついに告白。そしてやっとオペの許可が下りる。
 式の翌日、ベッドで目覚め、結婚したと言う現実に気づく
クリスティーナ。何かと世話を焼くハント。クリスティーナを立ち直らせるには、オペに復帰させるのが一番だと考え、部長に許可を求めるが、オペ復帰したクリスティーナは、オペ中に取り乱して倒れる。指輪を返し、メレディスの家に転がり込むクリスティーナだったが、自身も同じ体験をしたことを話し、全力で支えるからと迎えに来るハント。
 フラッグフットボール中に落雷にあい、運ばれてきた男女。1人の女性を巡って、3人の男性があらそっているサマを見て、
レクシーにプロポーズしようと考えるマークだったが…
 同棲を決めた
トレスアリゾナだったが、部屋の内装が気に入らないと、改装を言い出すアリゾナ。変えたくないトレス。
 セラピストとつきあい始めた
テディは、一緒にいて落ち着くのはセラピーの一貫なのかと不安になる。
 胸に弾が入ったままの
アレックス。取り出すべきだと、処置するベイリー
いびつな愛情
Superfreak

 夜中、ハントが当直で不在、一人では眠れないからとメレディスのところへ押し掛けるクリスティーナ。本気で転職を考え始める。未だオペに入れそうにないクリスティーナを助手にして、オペを手伝わせようとするデレクだったが、患者が急変し、取り乱してしまうクリスティーナ。デレクをオペした時の記憶が全くないという彼女のために、遺体を使って再現させるデレク。
 妹エイミー(アメリア)が患者を連れてやってくる。飛行機で偶然であったというトッドに、下垂体腫瘍があると見抜くエイミーだったが、彼女がオペに入ることはいやがる
デレク。二人には、目の前で父親を強盗に銃で撃ち殺された経験があった
 カンセラーは任期を終えて去ってしまうことになるが、すっかり彼に恋してしまった
テディ
 人パピローマウィルスに感染し、体中の皮膚に巨大な腫瘍ができた患者がやってくる。思わず大げさに騒いでしまった
レクシーは、罰として処置を担当させられる。彼女が気になってつい見つめてしまうマークだったが、まだ自分が精神的におかしいからジロジロ見ていると思いこみ、嫌がるレクシー。マークがまだ自分を愛していることにやっと気づくが、マークはエイミーと…
 事件の後遺症で、未だエレベータに乗れない
アレックス
ベイリー「もし切りつけても出血が無かったら、突起物を切ってる。もし大量に出血したら、おそらく指を切ってる。この仕事は時にいたって単純なのよ」
引き継がれる運命
Can't Fight Biology

 新居を探すハントクリスティーナ。元消防署に住むことに!?
 夫婦で婦人科へ行く
メレディスデレク。攻撃的な子宮だと言われてショックを受けるメレディス。ハンチントン病の患者が怪我で運び込まれる。担当したメレディスは、遺伝性の病気である患者が、自分の運命を受け入れ、限られた人生を精一杯生きようとしている姿を見て、自分も認知症の遺伝子検査を受けることに。
 
クリスティーナを気にかけて、自分の下で手伝わせるベイリー。寄生虫を飲み込んでぜんそくの治療法を研究している男性が運び込まれる。彼に懇願され、お腹の寄生虫を守ろうと必死になるクリスティーナ。オペへの参加を誘われるが、未だオペ室に入れず。
 
トレスマークが親しくしているのが気に入らないアリゾナ。マークを避けるが… 足の骨肉腫のバレエダンサーを担当。彼の望みを叶えるため、足を切断せずに治療する方法を見つけるアレックス。
 ケプナーとエイブリーがメレディスの家に一時的に同居することに。ケプナーがイジーの部屋を使っていることが面白くない
レクシー。さらに、ケプナーがメレディスたちの間にすっかりとけ込んでいる様子を見て、疎外感を感じる。別れた夫を見て、思わず車で突っ込んだ女性(フランシス・コンロイ:シックス・フィート・アンダーのルース・フィッシャー)を2人で担当し、張り合う。
ステップアップは突然に
Almost Grown

 シアトルグレイスを立て直すため、100万ドルの資金をどこかの科へ提供すると言い出した部長。テディ、ハント、マーク、アリゾナ、トレス、デレクたちは、それぞれ自分のやりたいことを部長にプレゼンし、アピール。メレディスのために、認知症の研究をしたいと言うデレク。今回の事件を教訓に、とっさの襲撃時に備えた訓練をすべきだというハント
 部長のもう一つの提案で、メレディスたちはアテンディングの濃紺の手術着と、執刀のチャンスを与えられることに。
 胸を小さくするオペを受けたいと言う少年。反対する母親を説得する
アレックス
 デレクの元で脳オペ張り合う
メレディスとエイブリー。事前の手技テストでエイブリーが高得点をあげ、オペに入ることに。だが、オペ中、ちょっとしたミスをしてしまい…
 使いっ走りの仕事をこなす
レクシー。担当患者の1人が急変、すぐに気づいて正しい処置をし、デレクに連絡。だが、エイブリーの失敗を修復するためにオペ中のデレクは、代わりにメレディスを行かせる。そして、デレクの代わりに緊急オペを成功させるメレディス。
 肺の移植が必要な年輩の男性の担当となったテディは、ケプナーと
クリスティーナを競わせようとするが、全くやる気のないクリスティーナ。それに対し、積極的に動き、移植検討委員会を招集するケプナー。患者に持病があることから、移植は無理と判断するが… 無愛想なところを患者に気に入られたクリスティーナは、患者の生きようとする力を見抜き、移植するべきだと主張。
復活への道
These Arms of Mine

 乱射事件の後、テレビ取材を受けることになったシアトル・グレイス。スタッフはそれぞれ取材スタッフのインタビューを受ける。事故にあった男性が急患として運び込まれるが、すぐに脳死状態に陥り、両腕の移植を待つ男性のドナーとなることに。腕にタトゥがあったため、移植をするか否かで議論になるが、無事成功。
 乱射事件の際、人工肛門閉鎖のオペを受ける予定だった女性が、オペを受けるために再入院。乱射事件を生き延びた彼女だったが、オペ後目覚めず。
 カーター・マディソンの助成金を受けることが決まったアリゾナ。喜ぶ一方、アフリカへ行かねばならず、複雑な心境のトレス。結局一緒に行くことに。
 アリゾナの元で、実験的な治療を担当するアレックス。気道に腫瘍ができた少女を救うため、少女の組織から人工気道を育てる。
 乱射事件後、セキュリティシステムを導入した病院。だが、そのために、病院へ入れなくなってしまうレクシー。IDカードの不備のため、何度も入り口ではねられ、無理矢理突破。そのせいで警報がなり、患者と共に閉じこめられてパニックになるエイブリー。
 インタビューを受けるメレディスとクリスティーナ。事件の際、デレクを救ってヒーローとなったクリスティーナだったが、そのことに触れられたくないと取材を拒む。
クリスティーナ「ヒーローになるのはラクじゃない」
探していた答え
That's Me Trying

 引っ越しの準備をするアリゾナトレス。送別会を企画するマークだったが、トレスが自分のためではなくアリゾナのために行こうとしていることに気づき、指摘。それでもアフリカへ行こうとするトレスだったが、土壇場で彼女の気持ちに気づき、一緒には行かないで欲しいと言うアリゾナ。1人飛行機に乗り込む。
 
クリスティーナの判断で肺移植が決まった男性ロイに、肺のドナーが見つかり、テディが受け取りに行く。男性の娘が20年ブリに会いにやってくるが、顔を合わせられないクリスティーナ。ロイは、移植前に急変し、クリスティーナがなんとか対処。肺移植も無事に終わる。だが、未だ事件後立ち直れないクリスティーナ。あのとき、撃たれたのがデレクでなければ、その場でメレディスに頼まれていなければ、自分はオペを投げ出していたと気持ちをはき出したクリスティーナは、病院を辞めることを決意。
 
ハントの指導で、外傷実習が行われる。屋外で、一度に多数の外傷患者(の人形)の処置を行うアレックス、ケプナー、エイブリー。途中で大雨になり、投げ出してしまうエイブリー。最後まで向きになって取り組むケプナー。
 人工肛門閉鎖術の後、目覚めぬまま亡くなった女性の検死解剖が行われる。解剖に立ち会い、原因を突き止めようとする
ベイリーだったが、その場では結論が出ず。後日の検査まで待つことも必要だと言われるが、納得できず。
 認知症研究のため、助成金の申請をしようとする
デレクだったが、メレディスには関わって欲しくないと考える。
高まるプレッシャー
Something's Gotta Give

 肺移植の症例報告をするテディ。その場で、クリスティーナが辞めたことを初めて知るマーク。なぜクリスティーナにプレッシャーのかかるこの患者を担当させたのかと責めるデレク。研修プログラムを辞めることを報告しなければならない部長は、もう少し待ってみるべきかどうか迷う。なんとか説得して引き戻そうと考えるメレディス、ハント、テディたちに対し、干渉すべきではないと言うデレク。
 病院を辞め、やりたい放題の
クリスティーナ。仕事がしばらく休みのトレスを誘ってショッピングモールへ。新居お披露目パーティをやることに。
 部屋を貸してしまったため、しばらくマークの部屋に住むことにした
トレス
 ケプナーと共に、新任の小児外科スターク(ピーター・マクニコル)の下につくことになった
アレックス。さっそく肝臓移植の赤ん坊の担当となるが、親にろくに説明もせず、オペ後もほったらかしのスタークに腹を立てたアレックスは、無責任だと詰め寄る。さらに患者のために、画期的な処置法を考え出し、スタークに提案するが、バカにされてしまう。だが、さっそくその処置を試し、手柄を横取り…
 アレックスに気がある
ケプナーは、アレックスを褒め、励ます。いい雰囲気になり、キスをするが、初めてのセックスにこだわりを見せるケプナーに対し、その場のウサを晴らしたいだけのアレックス… ケプナーは、ショックのあまり、エイブリーに泣きつき…
 中東のVIPが運び込まれる。厳重警備の中、テディとデレクが同時にオペ。
 膵臓切除の術後の経過が良くない患者を診ることになった
ベイリー。経過観察をエイブリーに頼むが、急変。ベイリーが駆けつけるが助からず…
ベイリー「覚えてる? 研修医の掟その1。食える時に食い、寝られるときに寝て、膵臓を甘く見ないこと。」
長い夜
Slow Night, So Long

 認知症研究の助成金がおりることになったデレク。祝うために、マーク、ハント、ベイリー、トレスらと共にバーへ行くと、そこにはバーテンとして働くクリスティーナが。若い男性客らと共に陽気にはしゃぐ姿を見守るデレク。
 アレックス、ケプナー、エイブリー、レクシーらと共に夜勤の
メレディス。スタークの担当患者の少年を引き継ぐ。術後の経過が思わしくなく、腹痛を訴えたため、スタークを呼び出すが、単なるガスだと診察もせずに帰るスターク。それでも、患者の様子が良くならないため、アレックスと共に検査した結果、緊急オペが必要とわかり…
 踏切に車で突っ込んだ青年たちが運ばれてくる。重傷の2人を担当し、パニック寸前で必死にオペに集中しようとする
エイブリー。兄は助かるが、弟は死亡。そのことを両親に伝えるレクシー
 互いの腕を接着剤でくっつけて、別離を避けようとする10代の男女を担当するケプナー。
 ブラインドデートに失敗したテディは、アリゾナを追ってアフリカに行くべきだと
トレスに助言。その気はなく、新しい人生を始めようとするトレス。酔った勢いで、マークと寝てしまう…
 デレクのお祝いで大量に酒を飲み、酔って荒れる
ベイリー。酔いを醒ますために病院へ寄り、ケプナーに初夜の相手選びをアドバイス。翌朝、酔いを醒ましたベイリーは…
10 あふれ出す感情
Adrift and at Peace

 ハントの勧めで、デレクと2人で釣りに行くことにしたクリスティーナ。初めは文句タラタラだったが、なんと12.7kgの鱒を釣り上げ…
 ハネムーン中に谷底に転落した夫婦が運ばれ、
メレディスとハントが担当。重傷の夫に、手の施しようがないとサジを投げかけるハントだったが、メレディスが詰め寄りオペ続行。クリスティーナの事を巡って2人は大げんかに。
 マークと寝たことでアリゾナを思い出し後悔する
トレス。アレックスと共に股関節のオペをし、彼を自分の弟子にしようとするが断られ、さらに凹む。そこへ、アリゾナがアフリカから戻ってくるが…
 トレスとのセックスで、余計にレクシーを思い出してしまった
マーク。しつこくアタック。
 オペは順調だったのに、オペ後の瘻孔(ろうこう)で患者を亡くしたことから、瘻孔を防ぐ手段をあれこれ考えていた
ベイリー。レクシー、ケプナー、エイブリーたちに、いい方法を見つけた者に、優先的にオペに参加させると言って競わせるが、その過程で看護師イーライの方法がいいことに気づいたベイリー。イーライからデートに誘われる。
 これからプロポーズすると言う患者ヘンリー(Scott Foley フェリシティのノエル)と知り合った
テディ。だが失敗に終わり、実は彼女の医療保険が目当てだったことを告白するヘンリー。彼のために部長に掛け合い、退院を伸ばそうとするがうまくいかず… 自分と結婚すれば問題解決になると申し出るテディ。
11 蘇る悪夢
Disarm

 クリスティーナと2人で釣りに行ったことでデレクを責めるメレディス
 すっかりハッピーな気分の
クリスティーナは、市内観光をすると張り切って出かける。だが、街中で何台もの救急車を目撃、後をついていくとパシフィック大学で乱射事件があったことがわかる。銃創患者が何人も運び出され、救急車へ。重傷の患者を見て、すぐに開胸が必要だと感じたクリスティーナは、とっさに患者と共に救急車に乗り込んで病院へ。病院到着後、そのままテディと共にオペに入る。だが、その男が犯人とわかり…
 復縁したマークと
レクシー。出勤すると、乱射事件のニュースが。つらい体験を思い出し、泣き出すレクシーだが…
 15歳の少女を担当した
アレックスだったが、命を救うために足を切断すると言うスタークの方針に猛反発。足を残す方法があると譲らず、アリゾナに救いを求め、スタークをオペ室から追い出す。
 戻ってきた
アリゾナを拒絶するトレス。さらに、病院へ復帰するつもりが、後任がいるからと渋る部長。アレックスから助けを求められ、部長から診療許可をもらい、トレスと共にスタークの代わりにオペ。すっかり自分の立場が元通りになったと思うアリゾナだったが…
 ヘンリーと結婚することに決めた
テディは、ハントを立会人として呼ぶ。突然の事に驚くハントだったが、テディの意志は固い。病院へ戻ると、戦場のような状況。大量の銃創患者が運び込まれ、オペ室が足りず、仮のスペースでオペをするよう、患者を振り分ける。
 デレクと共に、4Fから転落した男性を担当する
メレディス。心配する妻に、その都度説明するためにオペ室を出るメレディスに文句を言うデレクだったが、自分もそういう立場だったこと、トラウマに苦しむのは自分も同じであることを説明。
 運び込まれた26人全員を救うことに成功。
12 私の評価
Start Me Up

 メディカルスクールの1年生たちがやってくる。
 なかなか妊娠せずに落ち込む
メレディス。受け持った1年が、オペ中に携帯ばかり見ていたと怒るが、逆に自分の事ばかりしていたと文句を言われる。
 元の部屋に戻ってくる
アリゾナ。だが、顔も見たくないから出て行って欲しいとはねつけるトレス。それでもひたすら自分の非を認め、謝るアリゾナに、マークとの子を妊娠したことを告げるトレス。
 すっかり元気になり職場復帰した
クリスティーナ。受け持った1年生を邪険にするが、チーフレジデントの選考中であることを知り、態度を改める。
 看護師イーライとの”不適切な関係”を楽しむ
ベイリー
 オペを担当することになった患者ヘンリーが、保険のために
テディと結婚したことを知り、怒る部長。オペ中、生死に関わる決定を迫られ、ヘンリーのことを何も知らなかったことに改めて気づくテディ。
 少女のほお骨再建オペの方針で、もめる
マークアリゾナ
 受け持った1年が美女で、すっかり浮かれ、手取り足取り指導するアレックス。1年生から逆に評価されていることが後になってわかるが、好評価を得たのはアレックスのみ。
クリスティーナ「私、今日はオペ3つ。昨日は4つ。攻めまくってる。あんたもたかがプラスチック棒に負けんな。強くなれ」

クリスティーナ「誰が読めっつった? あんたらは食卓の子供と同じ。見えるところにいて、黙ってて!」

クリスティーナ「おしっこで疲れてんの? そんなんじゃもたないよ、うんちまみれの赤ん坊がずっとおっぱいにぶらさがるようになったら」
13 真実の痛み
Don't Deceive Me (Please Don't Go)

 認知症の臨床試験を始めるデレク。助手にはアレックスをつけるが、それを知ったメレディスが怒る。認知症の夫に、プラセボではなく本当の薬を投与してほしいと懇願する妻。その様子に耐えかね、自分よりメレディスの方が適任だと、助手を降りるアレックス。
 
トレスの妊娠を知り、父親になると張り切るマーク。だが、レクシーに打ち明けると…
 マークとの行為を知って怒る
アリゾナだったが、赤ちゃんの心音を聞いて、トレスと一緒に育てる決意を固める。
 自分のオペ中に、携帯端末に夢中になっているケプナーを注意する部長。
ベイリーが、別のオペ中に情報をツイッターで発信していることを知り、ツイッターを禁止にするが、部長に内緒でオペの進捗状況をツイートするレクシー。たまたまそれを見てしまった部長は、オペ中に乗り込み激怒。だが、患者が急変し、ツイッターから続々と有益な情報が寄せられ、そのおかげでオペは成功。さらに、部長のかつての部下からもメッセージが届き、すっかりツイッターに夢中の部長。
 テディのオペを巡って、エイブリーと張り合う
クリスティーナ。今まで休んでいたことをエイブリーに指摘され、落ち込んだフリ。エイブリーを振り回しているスキにオペに入る。
クリスティーナ「(取り乱して)オーエンを呼んで!
(エイブリーが去ると平常に戻り)あいつがあっちこっちかけずり回っている間に、私はグラフトを吻合する! オーエンは歯医者、絶対見つかんない」
メレディス「あなたって邪悪」
クリスティーナ「あいつがふっかけた」
14 危険な賭け
P.Y.T. (Pretty Young Thing)

 認知症の臨床試験を、アレックスに代わって進めることになったメレディス。やりがいを感じていた時、部長から思いもかけない提案をもらう。それは、エリスの日記に彼女が記していた、糖尿病の臨床試験を、共同でやってみないかと言うもの。どちらを選ぶか迷うメレディスだったが…
 子供の親として、
トレスにカフェインを飲むなと言うアリゾナマーク。食事にも気を使い始め、息苦しく感じるトレス。
 ザッチャーが腹痛でやってくる。
レクシーが心配して担当するが、なんと彼には若い彼女ダニエルが。彼女の登場に腹を立てるレクシーだったが、もっと大人になれとメレディスに諭される。
 婦人科のDr.ルーシーを、看護師と間違えてナンパしてしまう
アレックス。すっかり彼に敵意を持ち、彼がずっと担当してきた患者のオペからハズしてしまう。だが、彼の熱意に気づき…
 マークに腹を立て、ろくに話そうとしない
レクシー。探りを入れるため、マークはエイブリーをオペの助手にする事を条件に、レクシーの様子を見に行かせる。初めはオペ目当てだったエイブリーだったが…
クリスティーナ「医学の歴史に自分の名前を残すチャンスを二つ与えられて、選べない〜とかグチグチ言ってると、横っ面殴るよ」
15 繰り返す時間の中で
Golden Hour

 排卵誘発剤をためすことになったメレディス。ERの仕切を任され、朝からてんてこ舞い。胸部痛を訴える男性、大腿骨骨折の4歳の少年(父親役でモンクのディッシャーことJason Gray-Stanford)、頭にナイフが刺さった男性、片頭痛の男性… そんな中、部長の妻アデルが手首を痛めて来院。言動が怪しいことから頭部CTを依頼するが… 片頭痛の男性は、退院直前に卒中であることを見つけ、一命を取り留めるが、胸部痛の男性は検査中に急変、緊急オペにも関わらず助からず… クリスティーナが、トレスの子供の後見人になってほしいと頼まれたことを聞き、複雑な心境になる。
 イーライに誘われ、休憩時間中に仮眠室でSEXする
ベイリー
 仕事の後、ウィリアム(エドのマイク・バートンことJosh Randall)と初デートの予定の
テディ。だが、検査に来たヘンリーと鉢合わせ。気まずい思いをするが、テディを待つ間ずっとウィリアムの相手をするヘンリー。そして、もっといい相手がいるとテディに忠告。
 オフの
アレックスは、書類にサインするために呼び出される。その後バスケの試合に行きたいために大量の書類と格闘するが、それを手伝うルーシー。意気投合するが…
 片頭痛の男性の卒中を見抜けず、危うく退院させてしまうところだった
レクシー。エイブリーが、バスケの試合にレクシーを誘う。
クリスティーナ「はっきり言っとく。もし誰かの子供の後見人になったとしても、それは形だけ。絶対に子供の面倒はみない。そのために寄宿学校がある。」
16 無責任な愛
Not Responsible

 排卵誘発剤の副作用で、視力が下がるメレディス。大したことはないと放っておくが、オペの最中に視界がぼやけたため、誘発剤の治療は中止。視力が戻るまでオペも禁止に。
 認知症の女性の臨床試験をすることになるが、彼女の息子の首に腫瘍を見つけ検査したところすぐにオペが必要とわかる。アリゾナがそのことをスタークに報告すると、親が子供の面倒を見られないのなら児童保護局に連絡すべきだと指摘されてしまう。認知症の母親から息子を取り上げるのは酷だ、スタークを説得する
ケプナー。予想に反して児童保護局を呼ばないことに同意したスターク。彼は、ケプナーをデートに誘うが…
 
トレスに胎児の検査をすべきだと考えるアリゾナと、少しでも危険は犯したくないから検査はするなと言うマークの意見が対立。たとえ障害があっても愛して育てると宣言したマークの言葉に感動するトレスだったが、そのことで不機嫌になるアリゾナ。
 胚移植を待つ青年につきそう恋人。だが、その恋人も同じ病であり、一緒にいることで病気をうつし合ってしまうため、移植をやめるか、恋人と別れるかの選択をせまる
テディ。別れることに同意しつつ、諦めきれない彼女を説得するレクシーだったが、自分自身もマークへの思いに悩んでいた。そんな彼女に思いを打ち明けるエイブリー
 アデルが再び転倒し、ERに運ばれてくる。二度目ということで、
ベイリーに検査を依頼する部長。だが、目や耳に異常はなく、薬物検査も問題なし。だが言動がおかしいことに気づき、デレクに診察してもらうべきだと説得するベイリー。
 メレディスを口実にルーシーに会い、デートに誘うアレックスだったが、撃沈。
 子供を持つか否かで
ハントと口論になるクリスティーナ。子供は欲しくないと言うクリスティーナに対し、今後考えが変わるかもしれないと考えるハント。
17 憧れのベビーシャワー
This Is How We Do It

 初期の認知症と判断されたアデル。デレクたちの臨床試験に参加させて欲しいと懇願する部長だったが、自分が認知症であるとは認めないアデル。1人の被験者(Marina Sirtis 新スタートレックのディアナ・トロイ役でお馴染み)が、自分の治療のために息子が恋人と別れたことを知り、治療を断念。空きができたことから、アデルのテストをするが、点数が足りず臨床試験には入れない…
 ベビーシャワーではしゃぐ
トレス。彼女の好みをわかって手配するマーク。その様子が面白くないアリゾナ。トレスはアリゾナを励まそうと、旅行をプレゼント。旅行中、トレスにプロポーズするアリゾナだったが…
 
レクシーがエイブリーとつき合っていることを知って、ショックを受けるマーク
 自分の糖尿病の患者を、部長の臨床試験に入れてもらえるよう頼む
ベイリー。だが、FDAの許可が下りる前に患者が急変。見切り発車で治療を開始する部長。
 スタークに気に入られ、デートに誘われる
ケプナー。仕事面でも優遇してもらえるため、OKするが、自宅に誘われ…
 ジョギング中に倒れて病院に運び込まれるヘンリー。緊急オペが必要になるが、
テディは妻ということでクリスティーナが担当。ヘンリーから、夫婦としてつき合うことを提案されるが、拒むテディ。
 チーフレジデントの座を狙って、駐車場に停めたトレーラーで暮らす
アレックス。気がありながらもアレックスに敵意を見せるルーシーだったが、彼の行動は見せかけだけで、実は苦労している努力家であることをメレディスから聞き…
 チーフレジデントの座を狙う
クリスティーナだったが、ハントが選考委員になったと知りショックを受ける。
クリスティーナ「私は頭がいいの! なだめたいなら脳みそ褒めて!」
18 生命のメロディー ミュージカル風
Song Beneath the Song

 ドライブ中のアリゾナトレス。アリゾナがプロポーズした直後、トラックに追突… 重傷で動けないトレス。助けを呼び、シアトル・グレイスに運び込むアリゾナ。意識のあるトレスは、自分の手当をするスタッフたちを見ながら、幻覚の中で歌う…
 スタッフ総出で手当に当たる。胎児も危険な状態だが、ルーシーの手に負えず、急遽アディソンを呼ぶ。オペが必要となるが、出産させるか否かでもめる。心臓のオペで、バークの手法を使うべきだと力説する
クリスティーナだったが、危険が大きすぎると断固反対するテディ。一度はテディを指示したハントだったが…
 取り出された胎児は482gの女の子。昏睡状態のトレスだったが、アリゾナの必死の祈りが通じ、目覚める。
 治療から閉め出され、動揺する
マークを慰めるレクシー
19 孤独な道のり
It's a Long Way Back

 トレスの赤ちゃんはソフィアと名付けられた。少しずつ回復するが、感染症が治るまでソフィアに会えないトレス。クリスティーナたちは、夜中にこっそりベッドごと移動し、ガラス越しに会わせる。リハビリを焦ったトレスは、縫合部から出血。オペが必要に。そしてソフィアにもオペが必要になり、スタークが担当することに。12週後、2人とも退院が許可される。
 我が儘な末期の肺がん患者を担当する
アレックス。憎まれ口ばかりで嫌気が差す。アフリカの子供達の治療をしたいアリゾナは、自分が行かれない代わりに、子供達を呼び寄せることを考える。それには費用が必要なため、スタークに泣きつくアレックスだが失敗。担当の肺がん患者が金持ちと知り、10万ドルを出すよう頼む。渋々承知した患者だったが直後に死亡。後に引けないアレックスは、患者を呼び寄せてしまい、費用の工面に困るが…
 スタークに無視され続けるケプナー。だが、彼の優しさに気づき…
 臨床試験の直前に患者が死亡。代わりを探すデレク。その時、アデルの症状が悪化していることに気づいた
メレディスは、彼女を入れることを提案。テストをパスして臨床試験を受けられることに。だが、試験薬をこっそり見たメレディスは、それがプラセボであることを知り…
 低血糖に陥り、デート中の
テディを呼び出すヘンリー。その後たびたびもデート中に抜け出してヘンリーの所へ行き、楽しいひとときを過ごす2人。だがある日、テディは素敵な男性と会い…
20 誓いの儀式
White Wedding

 アリゾナトレスの結婚式のため、両方の家族がやってくる。無事退院したことを祝って食事をするが、そこにマークも参加していることを快く思わないアリゾナの父。また、ソフィアを抱こうとしないトレスの母。式の直前、母親はゲイの結婚式を認めようとせず帰宅。式をやめるとまで言い出すトレスだったが、ベイリーがなんとかとりなす。
 アフリカの子供達を呼び寄せて治療したことが賞賛され、得意満面の
アレックス。メレディスが臨床試験で不正を働いて事に気づき、やめるよう忠告するが、シラをきるメレディス。
 チーフレジデントの座を諦めきれない
クリスティーナは、なんとかテディの下でオペをしたいと考えるが…
 部長の手伝いで、マウスの世話に明け暮れる
エイブリー。渋々だったが、重要な発見をする。
 HIVで結核に感染している少女を担当した
ケプナー。スタークはふられた腹いせに冷たい扱い続けるが、少女のために必死な彼女を見て、チーフレジデントにはケプナーが一番ふさわしいとハントに推薦する。
 水頭症の赤ん坊を担当した
デレク。保護者もいないこの赤ん坊が、すっかり自分になついているのを見て、養子にしようと考える。そのため、メレディスと正式に婚姻の手続きをする。
 ブラインドデートを続けるテディ。今つき合っているアンドリューから、ドイツの病院で働くことにしたので一緒に行こうと誘われ、動揺。
21 生き残る術
I Will Survive

 チーフレジデントが決定するまで、ハントとはセックスしないと言うクリスティーナ。患者の肺に植物が育っているのを見つけ、テディに内緒でオペしようとするが…
 アフリカの子供達の治療が一段落する
アレックス。だが、彼らがアフリカへ帰ってしまうと経過観察ができないと嘆く。彼に、アフリカ行きを勧めるアリゾナ。
 アンドリューからドイツ行きに誘われ迷う
テディ。それを知って、動揺するヘンリー。部長の、糖尿病の臨床試験に入れてくれるよう頼み込む。臨床試験が受けられることになり、仕事も決まったことから、テディに離婚を切り出すが…
 部長の臨床試験の助手を外れたいと言い出す
エイブリー。オペの経験を積みたいと言うのだが、真の理由は…
 チーフレジデント候補者は、ハントの面接を受ける。面接後、バーで、
メレディスの不正をハントにしゃべってしまうアレックス。
22 崩壊の序曲
Unaccompanied Minor

 ハントから、メレディスが臨床試験で不正をしたことを聞かされたデレク。試験が無効になるばかりか、今後FDAに監視されること、メレディスがクビになることが確実視され、頭を痛めるデレクと部長。だが、それがアデルのものだったことを知り、メレディスを停職処分にとどめ、自分が責任を取ろうと考えた部長。善悪の判断ができない人間と一緒に子供を育てることはできないと言い出したデレクは… 一方、不正は認めつつも、悪いことをしたと言う認識は全くないメレディス。ゾラの一時的監護権も認められ、家に連れて帰るが…
 ヘンリーの治療が始まるが、アンドリューと共にドイツへ行くことにした
テディ。だが、旅客機墜落事故が起き、混乱が予想されるため、しばらくとどまることにしたテディ。ヘンリーの気持ちを知り、アンドリューとは別れ、ヘンリーとやり直すことを決意。
 旅客機墜落事故で、怪我人は搬送されてこないことに動揺するスタッフ。代わりに、集まった家族に、訃報を伝える役目を与えられ、落ち込む。だが唯一の生存者が見つかり… 1日の仕事を終え、心身共に疲れ果てた
ベイリーを気遣うイーライ。
 エイブリーが部長の臨床試験から外れたのは、自分の名前があるとハーパー・エイブリー賞の受賞に不利であると考えたからであることを知った
マークは、彼を認め、レクシーを譲ると宣言。それを聞いて、複雑な心境のレクシー。
 妊娠に気づいた
クリスティーナ。産むつもりは全くなく、子供も欲しくない上に母親にもなりたくないと言い張るが、子供が欲しいハントは、なんとか話し合いで彼女の気持ちを変えようと必死。だが、勝手に中絶の予約を入れるクリスティーナ。それに腹を立て、ハントは彼女を家から追い出す。
 チーフレジデントはケプナーに決まる。自分がなるつもりでいた
アレックスは、ハントに文句を言うが、友人を売るような人間にチーフは務まらないと言われ…





エピソード紹介・シーズン8

No. エピソード 名セリフ
しがみつく命
Free Falling
 別居するデレクメレディスクリスティーナと共に、ゾラの面倒をみるメレディス。ハントと共に家を作るデレク。部長からクビを言い渡され、途方にくれたメレディスは、ママになると宣言。だが、別居していることをソーシャルワーカーに知られてしまったため、ゾラを連れて逃亡。
 中絶に踏み切れない
クリスティーナハントに気を遣って踏み切れないことに気づいたメレディスは、望まれないで生まれた子は不幸になるとハントに忠告。
 チーフレジデントになり、朝食会を企画し、スタッフ間の連絡に役立てようと張り切る
ケプナーだが、思い通りに事が進まず。情報伝達不足から、患者の取り違えが発生。怒ったベイリーは、「ガンター」を決意。
 地下の配水管が破裂し、道路に大きな陥没穴ができ、負傷者多数。
トレスハントアレックスが救助に向かう。現場で、生き埋めになっていた少年を発見するアレックス。穴の底で、車の下敷きになった妻と、傍らに寄り添う夫。妻の命を救うため、足の切断を夫に指示するトレスだったが…
 
レクシーと寝ているエイブリーにつらく当たるマーク
彼女が消えた時
She's Gone
 ガンターをやりたいと言うベイリーの呼びかけで、4人のレジデント、クリスティーナ、アレックス、エイブリー、ケプナーが集められる。足を現地で切断した妻を、トレスの監視下、4人だけでオペすることに。ガンター=リーダーを見つけるのが目的。はじめクリスティーナが仕切るが、予想外のハプニングで、エイブリーが指揮を執る。
 ヘンリーとラブラブな
テディ。ヘンリーが急遽部長に呼び出され、皮下装置を埋め込むオペを予定より2週間早くすることに。突然の事に動揺し、何かあるのではと不安になるテッド。
 
ベイリーを呼び出し、自分の臨床試験を手伝わせる部長。ヘンリーのオペをベイリーにやらせる。怪訝に思うベイリーだったが… デレクの臨床試験で、試験薬をすり替えたのはメレディスではなく自分だと報告する部長。自分が罪をかぶることでメレディスのクビを防ごうと考える。そして、自分の研究を、全てベイリーの研究に。
 ゾラを奪われると感じた
メレディスは、ゾラを連れて逃亡。4時間後、クリスティーナに説得されて戻り、言い訳を考える。だが、ソーシャルワーカーにはお見通しで、調査の結果が出るまでの間、ゾラを手放すことに。
 
クリスティーナの中絶に付き添うハント。 
ポストイットの重み
Take the Lead
 5年目の研修医たちが執刀医となることに。脳動脈瘤クリッピングに入ることになったメレディス。初めて担当すると聞いて動揺する患者に、心配ないと助言するデレク。だが、オペ中、自分の指示通りに動かないメレディスに激怒。自分の判断でオペを成功させたメレディスに拍手が送られるが、デレクのメレディスに対する不信感は募る。
 部長職を辞任することにした
リチャード。後任をハントに決め、一ドクターとしてのんびり仕事をできるとご機嫌。だが、突然の行動に納得がいかないベイリー。ハントに当たり散らす。
 チーフレジデントとして、みんなのスケジュールを仕切ろうとする
ケプナーだったが、誰も言うことを聞いてくれず。管理の仕事で手いっぱいになり、オペにも入れず落ち込んだ彼女に、トレスがアドバイス。
 口唇裂のオペを担当することになった
エイブリー。だが、子どもの将来を左右する大事なオペであるため、マークに任せたいと言うアリゾナ。自分もできると猛アピール、オペできることになるが、土壇場で怖じ気づき…
 腸の切除に入った
アレックス。だが、開腹してみたものの、すでに手の施しようがないほど酷い状態だったため、何もせず閉腹。患者を救えず、落ち込む。
 心臓の僧帽弁置換オペに入る、とやる気満々の
クリスティーナ。だが、急遽虫垂切除に入ることに。だが、あまりに初歩的なオペですっかり忘れてしまっていた彼女は、インターンたちの虫垂切除実習を監督するフリをして説明させ、覚えてオペにのぞむ。テディ監督下でオペを始めるが、途中で手順を忘れてしまい…
男たちのホンネ
What Is It About Men

 メレディスとの関係がぎくしゃくしているため、新築中の家で作業することでストレスを発散させるデレク
 メレディスの代わりにデレクの下で脳外科の実績を積む予定の
アレックスだったが、初日に遅刻し、さらに患者のためと言うよりは点数稼ぎのためにオペに入るような発言をしたことでデレクを怒らせてしまう。やむなくリチャードの下でオペをするが、オペをする喜びについて教わる。
 ベイリーの元彼
ウォーレンは、ベイリーが看護師イーライとつき合っていることを知り、納得がいかず。彼のストレスに気づいたデレクは、発散のため、新築中の家での作業に誘う。
 部長となったために、書類の山に追われ、本来やりたかった仕事が全くできないことにイラつく
ハント。小型端末を持って仕事をこなしながら病院中を見て回ることに。暴れた患者を殴って倒す。デレクはハントも家での釘打ちに誘う。
 
マークの下で形成を学んでいるエイブリーだったが、意地悪されてなかなか執刀のチャンスをもらえず。たまたま一緒にオペしていたデレクは、エイブリーに脳オペのチャンスを与える。本当にやりたいことと、チャンスとの間で葛藤するエイブリーも、デレクは釘打ちに誘う。だが、弟子を奪われたと感じたマークは…
リチャード「これは私のセクシーなゾンビナースだ!」

言い訳に使うと良いと教わった「22のメイフィールド」という謎の言葉。勃起不全のDr.と判明。
失うもの、得るもの
Love, Loss and Legacy

 左手も自在に使えるよう練習するクリスティーナ
 
エイブリーの母、キャサリンがやってくることに。母親に会わせたくないエイブリーは、レクシーを街から追い出す。優秀な外科医であるキャサリンは、SGHで講演。そして、ペニスの移植オペを行うと発表。志願者を募る。真っ先に志願するマーク。さらに実技テストでメレディスとエイブリーが選ばれる。メレディスがオペをするが、クリスティーナから緊急呼び出しを受け、途中退場。
 キャサリンとネット友達だという
ケプナー。ペニスの切除に入れてもらう。さらに、メレディスの後を引き継ぎ、急遽オペに入るが、緊張のあまり重大なミスを犯す。マークの機転でエイブリーが見事な手腕を見せ、オペは成功する。キャサリンは、ケプナーに、セックスを勧める。形成外科を希望していたエイブリーに失望したと責め立てるキャサリンだったが、彼の実力を認める。
 ゾラが腸閉塞で入院。アレックスとアリゾナが担当し、
メレディスデレクには伝えてはいけないと言われる。だが、急変したため、メレディスに知らせてしまう。自分が担当すると言い出すデレクだったが、監護権を失いかねないと止められる。
 ウォーレンから、イーライとつき合っていることで嫌味を言われた
ベイリー。遊びでつき合うことは相手を利用することだと考え、イーライに別れを切り出す。臨床試験に、メレディスを助手として使うよう頼むリチャードだったが、拒否するベイリー。
 ヘンリーが退院し、テディと2人でホームパーティを企画。
ポーカーフェイス
Poker Face

 臨床試験がうまく行かず、焦るベイリー。ケプナーを助手につけるが、失敗続き。ケプナーは、こっそりメレディスに助けを求め、それに気づいたリチャードと2人で調査。原因を突き止める。メレディスが関わっていると気づいたベイリーは激怒するが…
 産婦人科で働く
メレディス。分娩した妊婦が、脳腫瘍があると言うことを知らされる。オペできないと言われていると本人は諦めているが、デレクならオペできると確信したメレディスは、レクシーに頼んでデレクのオペにこぎ着ける。
 5年目のレジデントたちは、オペで10回悪い結果が出ると今後のキャリアに不利になると言われ、動揺。トレスの元で、首のオペに入る
クリスティーナは、オペ中、患者が急変したと思い込み、実績が下がることを恐れて、途中でオペを降りると言い出す。
 テディの元で、大動脈弁狭窄のオペに入ることになった
アレックス。大きな傷跡が残ることを嫌がる患者(リー・メジャーズ)は、傷跡が目立たないが危険のあるオペを希望。実績が下がることを恐れて断固反対するアレックスだったが、踏み切るテディはアレックスを担当からハズす。
 病院の会議室でセックスしまくりの
ハントクリスティーナ。だが、ことごとくリチャードに見つかり…
 エイブリーにオペを任せたために、仕事がヒマになった
マークは料理に燃える。同じく料理に燃えるアリゾナと意気投合、2人で仲良く料理の相談をする日々が続くが…
逆転のストーリー
Put Me in, Coach

 産婦人科に入り浸るメレディス。その一方で、糖尿病臨床試験失敗の原因を探る。そして母の日記から、その原因を突き止めるが、彼女が関わっていることに腹を立てるベイリー
 インターンがするような血管形成術を任され、ふてくされる
クリスティーナ。だが、テディには、クリスティーナにチームワークを学ばせると言う意図があった。そしてそれを認めたテディは、ついにクリスティーナに、自分が担当したいオペリストを作って、順に実現していこうと告げる。
 裁判所から、ゾラのカルテの請求がある。ゾラが転院されられると知った
アレックスは、カルテを持って行き、担当判事を突き止め、ファイルを見て欲しいと直談判。その甲斐あってか、事情聴取を受けることになったメレディスとデレク。
 脳腫瘍の少女の母親から、オペを頼まれる
デレク。全摘でなければ意味がないと考えたデレクは、リスクも大きいが、全摘できる方法を提案するが、拒む母親。安全な方法を探るデレクは、オペを成功させる。
 事故で手の指を失う男性を担当した
トレス。だが、彼がアーティストであることを知ったトレスは、指を残す方法を試す。
 シアトルグレイスは、他の病院との野球の親善試合をすることに。ヘンリーが野球に詳しいことを知ったハントは、彼を臨時で雇って職員し、アドバイスを受ける。だが全く勝ち目のない試合… 途中からピッチャーとして出た
レクシーは、マークが相手チームの女性といちゃついているのを見て怒り、彼女にボールを投げつける。
ハートのお告げ
Heart-Shaped Box

 レクシーのマークに対する気持ちに気づいたエイブリーは、マークとの仕事を避ける。だが、形成外科の仕事に生き甲斐を見いだしたエイブリーは、レクシーと別れ、マークとの仕事を選ぶ。
 脳動脈瘤のオペが必要な患者は、自分の小説が仕上がるまでオペを受けたくないと言い張る。患者を説得するよう言われた
レクシーだったが、患者の意志は固く、小説のタイピングを手伝うことに。
 ジョージの母が入院。胆のう摘出オペを他の病院で受けたものの、不調が続いたのだった。ベイリーは、渋々
メレディスを担当させるが、久しぶりにメレディスに会って喜ぶ母親。ベイリーの指示に逆らって自分の判断で勝手に検査をするが、見事原因を突き止めるメレディス。トレスは、自分の近況を話す。
 ドナーから移植用の心臓を摘出するテディと
クリスティーナ。だが、直後に移植を受ける予定の患者が死亡。箱に入れられ、管理される心臓。それを見ながら、これからやってみたいオペのリストを作るクリスティーナ。
 病院見学をし、
テディの仕事ぶりを見て、自分もメディカルスクールに通いたいと言い出すヘンリー。だが、その夜、ヘンリーの具合が悪化…
哀しみの足音
Dark Was the Night

 血を吐いたヘンリーはすぐにシアトルグレイスで検査を受ける。気管支に腫瘍があることがわかり、オペが必要となるが、回復の早いレーザーでのオペを希望するテディクリスティーナに頼むと言い張る。ヘンリーだということを知らせず、顔を覆ってオペを頼むが、思いの外、腫瘍は広範囲に広がっていてオペ中に死亡。後になってヘンリーだと聞かされたクリスティーナは取り乱す。他のオペ中のテディに、彼の死を告げられないハント。
 脊柱側湾症のオペを終えた患者が退院直前に急変。テディが緊急オペで、心臓に刺さっていたボルトを発見。
トレス監視下でエイブリーが担当したオペだった…
 裁判所の意見聴取が突然中止になったと言う連絡を受けた
メレディス。ゾラを失ったとショックを受ける。アレックスと共に、他の病院で治療ができない新生児を引き取りに行くが、途中で救急車が停止。急遽、他の救急車を呼ぶが、待っている間に他の車に追突されてしまい…
10 それは突然に
Suddenly

 他の車に追突されてしまい、その場にいては危険と判断したアレックスメレディスは、新生児を連れて脱出。すると、そこには追突した車に乗っていた親子が怪我をして倒れていた… 必死で救命処置をして救急車を待つ。シアトルグレイスに運ばれるが、両親は死亡。子供達3人が助かる。
 トレスたちのオペでの不手際から急変した患者を、オペする
テディ。オペ中のため、ヘンリーの死を伝えられないハント。何も知らないテディは、オペ中、クリスティーナに助けを求めるが、嫌がるクリスティーナ。ハントに説得され、何事も無かったフリをしてオペを手伝うが…
 なんとか一命を取り留めた患者の家族に、事情を説明する
トレス
 長い勤務を終えた
メレディスが、グッタリして帰宅すると、ソーシャルワーカーがゾラを連れてくる。

11 魔法にかけられて
This Magic Moment

 ゾラを迎えて、幸せいっぱいな日々を過ごすメレディスデレク
 結合双生児の分離オペをすることになり、綿密なリハーサルが行われる。総指揮をとる
アリゾナはピリピリ。オペの中盤、双子をひっくり返す大役を担うアレックスが、その様子に怖じ気づくと、すかさず代役を申し出るリチャード。横取りしたと怒るアレックスだが…
 再びつきあい始めた
ベイリーとウォーレン。ウォーレンから、一緒に暮らそうと言われ、躊躇するベイリー。一緒にオペを担当することになり、その話を持ち出されることを恐れて、メレディスに助手を頼み、かわそうとするが…
 ヘンリーのオペの様子を
クリスティーナに詳しく説明させるテディ。他のオペ中も何度も何度も繰り返し、その都度、疑問点をぶつける。その様子に耐えかねたケプナーが爆発するが… テディはやっと彼の死を受け入れることができる。
12 敗北の味
Hope for the Hopeless

 成功の見込みがほとんどない難しいオペに踏み切るデレク。患者は11歳の少年。本人には病状を内緒にしていると言う母親だったが、実は全て知っている少年。だが、結局オペすることが不可能とわかり…
 ゾラのバースデイパーティを企画する
メレディス。専門分野がまだ決めきれず、何にするか悩む。周りからは一般外科を勧められるが…
 
マークの新恋人ジュリアを気に入るトレスとアリゾナ。だが、レクシーがエイブリーと別れたことを知り、ジュリアとの仲を進展させることに慎重になるマーク。
 1万回目のオペをすることになった
リチャードのために、記念パーティを企画するベイリー。オペは肝臓移植。肝不全の妹に、姉が臓器を提供。だがオペ中に、突然アデルがやってくる。リチャードの助手をしているメレディスをエリスと思い込み、激怒するアデルだったが、歌を歌って気を紛らわせるリチャード。パーティは急遽キャンセル。
 夫を亡くしたことで同情される
テディは、多くのスタッフから手料理をもらう。何かに取り憑かれたようにぶっ続けで仕事をするテディは、クリスティーナと組んでオペ。休むべきだと言うハントの忠告を無視し、貴重な症例の患者を奪ってまでオペをする。だがそのことで、大げんかになるハントとクリスティーナ。中絶したことをまだ許していないハント。
13 もしもあの時
If/Then

 もしも、エリスが認知症にならずに外科医を続けていたら…
 リチャードと結婚し、夫婦となったエリスはシアトル・グレイスの外科部長として活躍していた。娘
メレディスも外科医として働いていたが、母の顔色をうかがう毎日で、キャリアは今ひとつ。アレックスとつきあい、ついにプロポーズされたことを喜ぶ。エリスのオペに入りたいと考えるが、エリスの指示でトレスのオペに入ることに。
 夫婦関係が続いている
デレクとアディソン。アディソンは妊娠中、小児外科医として活躍する。だが、すっかり彼女の陰になっているデレクはうだつが上がらず。夫婦の関係も今ひとつうまくいかず。そしてアディソンは、お腹の子はデレクの子ではないと言い出す…
 心臓外科医としてキャリアを積む
トレスは、ハントと結婚し、3人の子持ち。依然としてトラウマに苦しむハントだったが、トレスにはひたすら隠す。唯一そのことに気づくクリスティーナ。テディは未だイラク赴任中。
 自信が無い
ベイリーは、腕は良いがなにかと消極的。自分が担当するオペをエリスに奪われるが、文句も言えず。事前にエリスのミスに気づき、指摘しようとするが聞いてもらえず、オペ中に気づいたエリスは激怒。ベイリーをクビに。
 デキる心臓外科医、
クリスティーナ。だが、周りからは孤立。トレスの元でオペをするが、メレディスが入ってきたため、オペ中にモメる。何かと張り合うが…
 チャールズとつき合っているエイプリルは、メレディスの婚約を喜ぶが、
アレックスと浮気して…
 ドラッグ中毒で病院に運ばれる
レクシー。心臓に問題があることがわかる。記憶力が抜群にいいため、担当したエイブリーから医者になれるとおだてられるが、病院の薬を盗んで逃走。だが、再び倒れて病院に運ばれる。その時彼女を運んだのはマーク。

 オペでは張り合って喧嘩になったメレディスクリスティーナだったが、レクシーの処置で意気投合。お互い似ているところがあることに気づき、バーで飲む。デレクと全く接点のないメレディスだったが、バーで会い、親しくなる…
14 花より愛を
All You Need Is Love

 ゾラがいるため、なかなかセックスできないデレクメレディス。バレンタインの日、レクシーに子守りを頼み… 激しい頭痛に悩む女性が、突然意識を失う。原因を探っていたメレディスは、腫瘍を見つけ、ベイリーと共にオペに成功。
 
クリスティーナを未だ許せず、険悪な状態のハント。ハントを未だ許せず、口を利かないテディ。家を出ると言い出すハントを、止めることができないクリスティーナだったが、テディの怒りを知って、ハントの怒りを察し、引き留める。
 結婚記念日の
リチャードだったが、アデルはもう彼のことを認識できず… ベイリーの代わりに仕事をする。
 バレンタインの食事を企画するウォーレンだったが、オペが長引き、なかなか抜けられない
ベイリー。だが、それを見越して、病院内にディナーのセッティングをしていたウォーレン。
 バレンタインに、デレクのトレーラーを借り切ってロマンティックにすごす
トレスアリゾナ
 ジュリアとデートのハズが、子守りを頼まれてしまった
マーク。だが、ジュリアが仕事でデートはお流れ。代わりにエイブリーが勉強を教えて欲しいと押しかける。
15 見えない存在
Have You Seen Me Lately?

 夫婦セラピーを受けるクリスティーナハント。だが、子どもを欲しくないと言い張るクリスティーナと、なぜそう思うのか全く理解できないハントは平行線のまま。
 難しい脳オペを
デレクに持ち込む妹エイミーだったが、危険が大きすぎると拒否するデレク。だが、私情からどうしても助けたいエイミーは、レクシーを使って説得を試みる。
 認定医試験を控え、試験勉強に躍起になる面々。
メレディスに、必勝法を伝授するようトレスに言うリチャード。渋るトレスだったが、腕をミンチ機に巻き込まれた患者の処置を見事に仕切ったメレディスを認め、伝授することに。
 
ベイリーが長年診てきた患者に、危険な治療を試みると言うマークとエイブリー。猛反対するベイリーだったが…
 インターンのモーガンに手伝わせて、認定医試験の勉強をする
アレックス。だがモーガン、実は妊娠中であり、アレックスが自分の勉強につき合わせたために心筋梗塞を起こして倒れてしまう。急遽胎児が取り出され、オペを受けることに。責任を感じるアレックス。
16 疑惑の香り
If Only You Were Lonely

 毎朝4:00からトレスの元で、認定医試験の勉強をするメレディス。代わりにデレクが託児室へゾラの送り迎えを担当。だが職員から怪訝な顔をされ、白人が黒人の赤ん坊を育てていることへの偏見を持たれたと思い込むが…
 エスプレッソマシンが爆発し、怪我をしたバリスタと客が運び込まれる。だが、対応が悪いと救命士に文句を言い、おとなしくしないと患者にまであたり散らすエイブリー。試験を控えてピリピリしている様子を見て、セックスすることを勧めるマークだが…
 
ハントが、看護師のエミリー(サマー・グロー:サラ・コナー・クロニクルズのキャメロン)と浮気しているのではと疑い、仕事に身が入らないクリスティーナ
 397gで生まれたモーガンの赤ちゃんを担当する
アリゾナ、アレックス、レクシー。この体重での生存率は低く、医師である両親は苦悩。治療をやめたいと考える夫だが…
 幹細胞を使った研究の助成金を得るため、理事会にプレゼンをする
テディだが、準備不足のためうまくいかず。見かねたトレスが、理事会に口添えしてくれるようハントに頼み、助成金400万ドルを得ることに成功。だが、何も知らないテディは、未だハントを憎み、口をきこうとせず。
 アデルがキッチンで火事を起こし、
リチャードは火傷を負う。メレディスは、エリスが入所していた介護施設ローズリッチへの入所を勧めるが、妻の面倒は自分で見ると言い張るリチャード。だが、彼が夫であることもわからなくなることがあり、ついに決意する。
17 予期せぬ告白
One Step Too Far

 毎晩帰りが遅いハントの浮気が気になって仕方がないクリスティーナ。脳死のパートナーの、生命維持装置を外すことに同意しない男性。なかなか説得できないクリスティーナに対し、患者に寄り添い、親身になる看護師エミリー。だが結局クリスティーナの説得で決意する。エミリーに宣戦布告するクリスティーナ。だが浮気相手はエミリーではなかった…
 
デレクに頼まれ、脳外科の仕事を一緒にすることになったメレディス。デレクが他のオペに入り、レクシーと二人で腫瘍を摘出するが、それはデレクの指示とは違い、怒るデレク。患者は失語症になってしまう。
 アデルの世話で寝不足の
リチャード。エイブリーの母がリチャードに色目を使い、イベントに誘う。行くつもりだったが、ドタキャンするリチャード。
 
エイブリーの母がやってくる。母が連れてきたフェローのキートンが、何かとエイブリーに誘いをかけてくるので、母親がくっつけようとしているのだと思い込むが、実はスパイだったと知り…
 未熟児にかかりきりの
アレックス。母親であり、インターンのモーガンとの関係をみんなに疑われる。
18 牙をむいたライオン
The Lion Sleeps Tonight
 新居を見に行った帰り道、道路でライオンを目撃するデレクメレディス
 
ハントと口をきかないクリスティーナ。メレディスに仲介を頼もうとするハントだったが、怒るメレディス。テディと共に、幹細胞を使って心臓をつくる実験を開始したクリスティーナ。帰宅後、ハントに無言で怒りをぶつける。
 未亡人セラピーに通う
テディ。だが、まじめに参加せず。散歩中ライオンを見て、心臓発作を起こす老人のオペをすることになったテディ。難しいオペをなんとか成功させるが… やっと未亡人だということを受け入れることができる。
 ジュリアとの今後について悩む
マーク。マークへの気持ちを打ち明けるべきか否か、迷うレクシー。デレクの下でオペをすることになったレクシーは、ついでに恋愛相談をしようとするが…
 
リチャードに張り合うエイブリー
 ライオンに襲われた女性が運び込まれる。それは彼女が飼っていたライオン。彼氏も襲われるが、ライオンのことしか心配していない女性。
 モーガンに頼られすぎていることを気に病む
アレックス。赤ちゃんがの様態が悪化し、オペをするか、自然死を望むかの選択を迫られるモーガン。アレックスに助けを求めるが、突き放すアレックス。
 看護師コリーンが転職することになるが、
アリゾナとお別れのハグをしているのを見て、以前に付き合っていたのではないかと勘ぐるトレス。アリゾナの恋愛遍歴を知りたがる。 
19 見失ったパーツ
Support System

 浮気した時の話をして、謝罪するハント。相手は患者の知り合い。名前も覚えていない相手… 全部聴きたがるクリスティーナだったが…
 トレスと早朝からテスト勉強をする
メレディス。ついに「トレス法」をモノにしたとOKが出る。
 ハントとクリスティーナが欠席。部長代理に任命されたと言う
マークはやる気満々。オペが難しい患者についての解決案をデレクに考えさせる。頭に来たデレクは、ハントとクリスティーナの仲裁をメレディスに頼むが…
 素敵な場所でレディースナイトをしたいと言い出す
テディ。トレスとアリゾナは、ベイリーも誘う。ベンと過ごしたいベイリーは断るが…
 多臓器移植が必要な男性ニール(Rene Auberjonois:DS9のオドー)。移植の準備が進められる。だがドナーには腫瘍が見つかり、移植は不可というマーク。マークに内緒で移植準備を進める
リチャード
 ケプナーと協力してテスト勉強する
アレックス。図書館から患者のカルテを持ち出そうとして止められたため、レクシーに頼んで大量のカルテを覚えさせようとするが…
20 名もなき少女
The Girl with No Name

 仕事先を探して面接に飛び回るクリスティーナたち。最高の環境で働きたいと意欲的に探すクリスティーナに対し、今の場所を離れたくないメレディス。優秀であるためにどの病院からもチヤホヤされるクリスティーナ。マークのコネで次々と面接を受け、同じくチヤホヤされるが、自分の実力ではなく、祖父の名前からだと知り、面白くないエイブリー。自分の後輩を取られたくないアリゾナは、アレックスのために面接のアポを取らず。
 アデルの面会に行く
リチャードは、アデルが他の男と恋に落ちたと嬉しそうに話すのを聞いて複雑な心境に。さらに他の男とベッドにいる現場を目撃してしまい…
 森でハイカーに発見された女性。拘束され、虐待されていた痕が見つかり、逃走中に転落したものと思われる。12年前にさらわれた少女ホリーだとわかる。検査をする際そばにいた
メレディスにのみ心を許すホリー。両親が来ても、昔の記憶はなく、なかなか心を許すことができず。監禁中に出産までしていたことがわかり、動揺する両親。
 ホリーの件で記者会見に追われる
ハント
 育児室にタックが見つからず、取り乱す
ベイリー
21 前夜のハプニング
Moment of Truth

 認定医試験前日。不安に襲われて泣き出すケプナー。直前まで仕事に追われるアレックス。ゾラがウィルス性胃腸炎になり、不安なままデレクに託してバスに乗り込むメレディス。一行を乗せたバスは出発、外科認定医試験会場に到着する。到着した途端、ウィルス性胃腸炎を発症してしまうメレディス。クリスティーナが点滴をする。部屋のドアごしに、ハントとの結婚生活をどうすべきか、話し合う二人。
 モーガンの赤ちゃんトミーの様子が気になり、試験会場からシアトルに戻る
アレックス。だが、手の施しようがなく…
 会場で審査官としてやってきた母親と会い、動揺する
エイブリー。会場に来ていた他の受験生たちと殴り合いの喧嘩になるケプナーとエイブリー。リチャードに怒られるが、すっかり自信がついたケプナーはその勢いでエイブリーにキス。そして部屋に入り…
 ひとりの患者の処置法をめぐり対立する
ハントテディ。オペ中に危険な状態になるが、自分の意見が無視されたハントは手を引く。延々とテディのグチを聞かされたベイリーは、ついに怒りを爆発させ、いい加減に仲直りするよう告げる。
 エイブリーがいない間、
レクシーを助手にしようとするマークだったが、ほかの仕事を理由に断るレクシー。マークから友達になろうと言われ、OKするが…
 エイブリーの母と食事を共にし、いい雰囲気になる
リチャード。そのまま部屋へ行き…
22 マインドゲーム
Let the Bad Times Roll

 試験を終え、落ち込む面々。5人のうち一人は不合格と聞き、動揺するリチャードとキャサリン。その訳は…

 口頭試問。吐き気と戦いながら質問に答える
メレディス。休憩時間にデレクに電話してアドバイスを求める。試験中、ついに我慢できずに嘔吐するメレディスだが、試験を続ける。
 強気で自信満々に答える
クリスティーナ。年寄りの熟練審査官にのんびり質問され、イラつく。攻撃的な態度を咎められ…
 緊張からしゃべりまくり汗だくの
ケプナー。セックスをした罪悪感から取り乱す。試験中、隣室から母親の大声が聞こえて気が散るエイブリー。母親の反応が気になって落ち込む。トイレで会った二人は、お互い試験がうまくいっていないことを知り、またセックス。二人ともやっと落ち着きを取り戻す。
 試験会場に大幅遅刻で到着する
アレックス。第1セッションは不合格に。だが、その後のセッションで取り戻そうと奮闘。
 エイブリー、メレディス、クリスティーナ、アレックスは合格するが…

 ジュリアから子供が欲しいと言われ、動揺する
マーク。そのことをデレクから聞いたレクシーは取り乱す。そしてついに本心をマークに告げる。
 弟の親友が、がんを患って
アリゾナの元に現れる。トレスがオペするが、全身に転移していることに気づく。それを知って取り乱すアリゾナ。
 シアトルグレイスの応募者たちを案内する
ベイリー
23 シアトルに別れを
Migration

 次々とオファーを受けるメレディスたち。みんなが居なくなってしまうのならドクターを補充しなければと焦るハント。スタンフォードやメイヨーからオファーを受けるクリスティーナだが、残ってくれるかもと期待するテディ。アレックスは残ると信じるアリゾナ。
 認定医試験に合格できなかった
ケプナーは、決まりかけていたオファーが取消となり、落ち込む。さらに、シアトルグレイスでも来年は雇えないとハントから言われ…
 
アレックスの審査官キースが、アレックスを気に入り、ジョンズ・ホプキンスの小児外科フェローをオファー。迷うアレックスだったが、リチャードはキースとハント双方に自分の要求をつきつけて競わせろとアドバイス。
 レクシーとジュリア、どちらを選ぶかで悩む
マーク
 寄生虫に内蔵を食い荒らされた男性を担当する
ベイリー。妻にも寄生虫が巣食っていることが分かり、マークとアレックスが担当。クロスワードでベイリーにプロポーズするウォーレン。だが、直後に、インターンとしてUCLAで働くことになったウォーレンは…
 弟の親友が、手遅れなほど進行した癌であることにショックを受けた
アリゾナだったが、彼のために最善を尽くすことに。
 結合双生児のオペに参加するため、飛行機に乗り込んだ
メレディスたち。だが飛行機が墜落してしまう…
24 傷だらけの翼
Flight

 乗っていた飛行機が墜落し、怪我を負うメンバー。クリスティーナの声で目覚めるメレディス。太ももに刺さっていた破片を引き抜く。デレクの姿は見えず、探し回るが見つからず、取り乱す。メレディスの声で目覚めるデレク。左腕を挟まれ起き上がれず、腕を折って引き抜く。
 肩を脱臼している
クリスティーナ。マークに手当てしてもらい、みなを手当てして回る。骨折した足の痛みから叫び続けるアリゾナ。自分で手当てをするが… 足の感覚がないパイロット。
 少し離れた場所に機体の下敷きになっている
レクシーを見つける。助け出そうと必死になるマークだが… レクシーを失い、呆然とするマーク。だが、実は重傷を負っており…
 レジデントを食事会に連れ出すつもりのリチャード。だが、行く気になれないケプナー、エイブリー、アレックス。トレスが説得。
 別居婚にしようと言うウォーレン。勝手に決めたことに納得いかない
ベイリーだが、結婚を決める。
 陸軍衛生司令部からの仕事をオファーされながら、断るつもりだという
テディ。引き受けるべきだと説得するハント。クリスティーナが去るハントを気遣って、残ることにしたと知り、テディをクビにするハント。
 メレディスたちが到着しないと連絡を受け、不審に思うハント。



エピソード紹介・シーズン9

No. エピソード 名セリフ
生きた証し
Going Going Gone
飛行機事故のあと。ミネソタのDr.パーカー役でスティーヴン・カルプ(デス妻のレックス・ヴァン・デ・カンプ)。インターンの一人ヘザー・ブルックス役でティナ・マジョリーノ。

・シアトル・グレイスに残った
メレディス。アテンディングとなり、インターンたちからメドゥーサと呼ばれ、怖がられる存在になっていた。生命維持装置を外したマークを見ていられず、来ることができないクリスティーナのいるミネソタに行こうと飛行機に乗り込むが、恐怖が甦り、離陸直前に降りてしまう。

・ミネソタの病院へ行った
クリスティーナ。自慢話の多い年配ドクターの扱いに困る。自分のオペで、患者を横取りされそうになり、キレる。午後5時までにシアトルに戻る予定だったが、オペの時間が遅くなり間に合わず。年配ドクターとは一緒に組みたくないと上司に言うが、休暇を取るよう言われてしまう。

・左手に重傷を受け、神経を移植した
デレク。ついにオペに復帰することに。だが直前に手の感覚がなくなり、断念。

・ホプキンスへ行く予定の
アレックス。だが、アフリカの孤児たちに治療をするプロジェクトを中止すると言われ、怒る。シアトルを出ようとするが、飛行機に乗れず、戻る。

・休暇をとって戻ってきたウォーレンと、仮眠室でらぶらぶの時間を過ごす
ベイリー。インターンたちに見つかり…

・昏睡状態の
マークを見て、94年、アディソンと結婚した時のことを思い出すデレク。マークと過ごした日々を思い出すトレス。マークにオペの報告、相談をするエイブリー。そして午後5時、マークの遺志通り、生命維持装置をはずす… みんなが見守る中、息を引き取るマーク。

・実家の農場にいた
エイプリルを連れ戻しに行くハント

・事故で足を失い、ベッドから出られず引きこもる
アリゾナ
友への言葉
Remember the Time
飛行機事故直後。救助され、病院へ運び込まれたメンバーたち。シアトルに戻るため飛行機に乗せられるが、眠らせてもらうことに。

・シアトルに残ることにしたメレディス。

・事故以来、無反応で口をきかないクリスティーナ。治療を試みると暴れる彼女の扱いに困る。献身的に面倒をみるハント。事故当時のことを少しずつ話し始めるクリスティーナ。救助を待つ間、尿を飲み、獣たちが亡くなったレクシーの遺体を貪るのを目の当たりにしていた… 回復したクリスティーナは、ミネソタの病院へ、車で出発。

・左手に重傷を負ったデレク。回復は80%と言われ、ショックを受けるが、指導医として仕事を続けることに。元の機能を取り戻すため、危険なオペに挑むことにしたデレク。トレスに頼むことに。だがオペの最中、アリゾナが急変。トレスは苦渋の決断をする。

・瀕死の状態で病院に運ばれたマーク。奇跡的に回復し、駆けつけたジュリアに、レクシーを愛してたことを告白。死期が近いことを悟り、ソフィアを連れてくるようエイブリーに頼む。回復が見込めない場合、延命治療を中止するのは30日後と決める。エイブリーがソフィアを連れて来るが、会う前にマークは急変。

・クビになったケプナーは、マークの回復を待って実家に戻ることに。病院を出る前にエイブリーと話をしようとするが、かなわず。

・重傷を負ったアリゾナは、感染がひどく、足の切断を勧められる。だが断固拒むアリゾナ。切らないと約束するトレス。アレックスの代わりに飛行機に乗ったアリゾナは、アレックスを責める。アレックスがホプキンスへ行くと聞いた直後、急変し、トレスは切断することを決断。
見えない日々
Love the One You're With
 航空会社から、事故の和解金の提案がされる。受けるか否か、悩む面々。

・和解すべきか否か、話し合うメレディスとデレク。事故のあと、調査のために回収された機体を見に行くデレク。当時のことを生々しく思い出す。事故をうやむやにしないためにも、和解には応じないと決断する。

・戻ってくるエイプリル。エイブリーと共に、ダイエット後の余剰皮膚切除の患者を担当。再びバージンに戻って人生をやり直すというエイプリルだが、納得いかないエイブリー。

・休暇を取らされたあと、ベテラン医師トーマス先生と組むよう言われるクリスティーナ。治療の方針で意見が合わず、いらつく。だが、一緒にオペを担当するうちに、トーマス医師の良さがわかるように。彼も同じ経験をしていると知り、打ち解ける。和解案に応じるか否か、みんなに合わせることに。

・ヨットの事故で足に重傷を負った女性を担当するトレスとアレックス。和解金を受け取りたいトレス。未だにトレスを許せず、攻め続けるアリゾナ。

・子供が幼稚園に入って手を離れ、一人取り残された気分になるベイリー。ウェーバーから、何か新しいことにチャレンジするよう勧められる。

・オペに入りたくて、アレックスに取り入るインターンを、こき使うアレックス。
裸の外科医
I Saw Her Standing There
・上司Dr.パーカーと寝るクリスティーナ。Dr.トーマスとはすっかり友達のような関係に。パーカーが、トーマスを引退に追い込もうとしていると知り、怒るクリスティーナ。トーマスに花を持たせる。

・義足を選ぶため、渋々病院へやってくるアリゾナ。義足をつけてもらっても、全くやる気を見せなかったが、アレックスから小児外科に早く戻ってと言われ、やる気を出す。

・Dr.キャサリン・エイブリーと共にオペに入ることになったケプナーは、セックスするようアドバイスを受ける。エイブリーと関係を続けているケプナーは、ベイリーに代わりを頼む。

・インターンが見つけた珍しい腫瘍の患者を担当することにしたメレディス。デレクには直前まで秘密にする。そして自分の判断で、完璧にオペを成功させる。
美しき運命
Beautiful Doom
電話でお互いの状況を話しながら仕事をするメレディスとクリスティーナ。

・ゾラのトイレトレーニングをするメレディス。通勤途中、事故にあった女性を見つけ、救助。シアトルグレイスに運び、オペを担当する。患者にレクシーを重ね、なんとしても救うとムキになるメレディスだったが… デレク出張のため、トレスにゾラを頼んで出勤するメレディス。だが熱を出しているため、託児に預けられず… ベイリーからベビーシッターのリストをもらう。

・パーカーとの関係を続けるクリスティーナ。車が雪に埋もれ、トーマスの車に拾ってもらう。一緒に巨大な動脈瘤の患者を担当することに。パーカーからもオペの依頼を受けるが、断る。クリスティーナがトーマスの肩を持つことを理解できないパーカー。オペ中、動脈瘤が破裂するが、全く動じないトーマス。なんとかその場を切り抜けるが、辞職に追い込もうとするパーカー。板挟みになるクリスティーナ。オペ中、トーマスは倒れ、死亡。だが患者はクリスティーナが見事に救う。

大きなオペを乗り越えたメレディスとクリスティーナ。突然トーマスを失ったクリスティーナは、シアトルへ戻る。
魔女の流儀
Second Opinion
・突然メレディスの家にやってきたクリスティーナ。再びシアトルグレイスで働けることに。心臓外科の新しいチーフ、ジェフ・ラッセルに会い挨拶するが、勝手に仕切っていいと言われ張り切る。だが、ラッセルの患者が急変し、急遽開胸オペしたことで、立場が悪くなると怒るハントだが、逆に褒められる。

・メレディスの家を買うというアレックス、その前に徹底的な修繕を求める。だが、それぞれの傷には思い出があるから変えたくないと言い張るメレディス。クリスティーナが部屋を貸して欲しいと転がり込む。

・エイブリーとのセックスに溺れるケプナー。罪悪感に悩まされる。リチャードから、間違えて母宛のメールが届き憤慨するエイブリー。

・義足を使い始めるアリゾナ。家で腐っているアリゾナに、患者についてのアドバイスを求めるベイリー。実は、アリゾナが歩くよう仕向けていたのだった。

・飛行機事故の損害賠償について、弁護士と話し合うメンバーたち。重傷を負い障害の残ったパイロットを責め立てると聞き、自分は加わらないというクリスティーナ。補償額を上げるために、デレクは二度とオペできないと証言するトレス。だが、まだ望みはあると証言を変える。パイロットを責めない代わりに、シアトルグレイスに責任を求めるという弁護士。

・アル中と思われた老人の検査をするインターンのウィルソン。だがどこにも異常が見つからず、ハントからは退院させろと言われてしまう。だが、何か原因があるはずだと考え、CT検査。さらに、まともに扱ってもらえるよう、小奇麗な格好に。アレックスが病気を見つける。
愛を求めて
I Was Made for Lovin' You
・アリゾナ復帰初日。心配したトレスは、インターンに車椅子を準備させる。落馬した少年が運び込まれ、アリゾナが呼ばれ、オペを担当。オペ後、気を抜いた瞬間に転んでしまう。動揺するアレックスだが、意外にも自分のドジを笑う余裕のあるアリゾナ。

・結婚式をまたやるかどうかで悩むベイリー。かつて担当した肝疾患と心臓弁膜症を患う患者のオペが、ついにできることに。ベイリーが肝臓移植を担当、クリスティーナが心臓弁置換を担当。だが、肝臓が拒絶反応を起こし…

・デレクの左手を先端医療で治すと張り切るトレスだが、乗り気でないデレク。完全に治せないのなら、やる意味はないと考える。

・生理が遅れ、取り乱すケプナー。エイブリーはケプナーにプロポーズ。喜ぶケプナーだったが、検査の結果、妊娠していないとわかると、結婚しなくて済むとつい本音をもらし…

・デレクたちが病院側に事故の責任を求める訴訟を起こしたため、弁護士と話し合いをするハント。クリスティーナとはまだ夫婦であることから秘密保持契約にサインさせられる。利用した航空会社は危険が指摘されていたと知らされるが、そこを使うことを認める書類に自分がサインしていたことがわかり、ショックを受ける。理事会はハントを全面的にサポートすると言うが…

・衝動的に女性のお尻を触る患者に閉口するメレディスだが、脳腫瘍を見つける。オペできないと言われるが、デレクならできるはずだと確信するメレディス。手を完全に治すべきだと説得。メレディスが妊娠したことがわかる。

・オーエンとやり直したいクリスティーナ。話し合おうとするが、ハントから離婚を切り出される。
未来の私たち
Love Turns You Upside Down
・インターン二人を連れて回診するクリスティーナ。それぞれマーフィを「生意気娘」、エドワーズを「おこりんぼ」と呼ぶ。心臓待ちの新生児と、移植直後の新生児。それぞれシングルマザー、シングルファーザーで、すっかり親しくなる二人。心臓が見つかるが、移植後の新生児が急変、待機リストのトップになったことから、二人の関係がおかしくなり… 何かと張り合うエドワーズとマーフィ。争うあまり、患者を殺しかけ…

・ビッグフットを撃ったという男二人がやってくる。撃たれた男は迷彩服を来た男性だった。

・15才の妊婦が出産、アレックスの代わりに呼ばれるインターンのウィルソン。呼吸不全だったが、看護師のサポートを受けなんとか対処。アレックスを呼んでオペに入り、無事成功。だが、アレックスからプリンセスと呼ばれ腹を立てる。瀕死の我が子を見捨てて病院を去ろうとする少女と母に気づき、必死で引き止めるウィルソン。自分も実の母に捨てられ、里親の元を転々としていたことをアレックスに打ち明ける。

・イボ・オデキの切除に追われるケプナー。下につくことになったインターンのロスは意気消沈。そんな仕事でも誠心誠意尽くすケプナー。その様子を見て、前向きに頑張ることにしたロス。

・使い走りばかりさせられるブルックス。メレディスの電話対応をしていたため、彼女の妊娠を知るが、誰にも言うなと口止めされる。デレクとメレディスの板挟みになり、ぶち切れる。デレクの妹リジー(ネイヴ・キャンベル)がやってくる。

・デレクの手に神経を移植することに。サポートするインターンを選ぶトレスとエイブリー。患者デレクへの対応が気に入られ、ロスが選ばれる。
メレディス:メドゥーサ
ケプナー:ダメ子

ケプナー「今日はイボ、オデキデー!! イボ・オデキデーを担当したくなかったら、認定医試験に合格すること!」
マリッジ・ブルー
Run, Baby, Run
・結婚式を控えてピリピリするベイリー。落ち着かせるために、オペに誘うリチャード。ベイリーとリチャードは式場に向かう車の中で、アデルの急変の連絡を受ける。ベイリーと共にシアトルグレイスへ急行する。大量に吐血しているアデルを見て、ウェディングドレスのまま担当するベイリー。

・アリゾナとトレス、メレディスにブライズメイドを頼む。ハイヒールを履けないから出席したくないと言い出すアリゾナだが、説得するトレス。

・妹リジーの足の神経の一部を、デレクの手に移植することに。疎遠にしているメレディスに好意を持てないジリー。妊娠したことをリジーに打ち明け、二人の関係が少し近づく。

・離婚手続きを勧めるハント。離婚が、訴訟絡みだと知り驚くクリスティーナ。ハントはチャーター会社を安い会社に変更した責任を感じ、クリスティーナに訴訟を有利にしてほしいと考えていた。やり直したいと思っていたことを打ち明けるクリスティーナ。

・アレックスの下で胃にペースメーカーを埋め込むオペを手伝うことになったウィルソン。癒着の剥離を任されるが、失敗してしまい動揺。オペ室を追い出される。リスクの高い手技を押し付けられたとアリゾナに泣きつくウィルソン。アレックスに注意するアリゾナ。

・ベイリーの結婚式に出席して、エイブリーとの仲が再燃してしまうことを懸念するケプナー。お互いに別の相手を誘って出席することに。
10 物語のはじまり
Things We Said Today
・アデル急変で、対応に追われるベイリー。オペに入ることになり、式の時間を遅らせることに。メレディスが病院に戻り、ベイリーを手伝う。オペを見守るリチャードは、注意を怠ったと自分を責める。が、彼の機転でアデルは助かる。だが、直後に亡くなる。

・食事をして時間をつぶす出席者たち。だが、病院から呼び出され、エイブリーたちは戻ることに。アレックスとウィルソンはアルコールを飲んでいたため、残る。ウィルソンはアレックスに嘘泣きを伝授。

・おたがいの気持ちを知ったハントとクリスティーナは復縁。結婚式に出席するつもりだったクリスティーナだが、怪我したバイカーの急患が来たため対応に追われる。愛情を持ちつつも、離婚することで合意。

・時間を持て余し、ホテルで楽しむトレスとアリゾナ。

・一緒に結婚式に出席することになり、エイブリーに惚れるエドワーズ。ケプナーの指導を受けるロスは、自分に気があると思い込むが…

・ベイリーが現れないため、不安になるウォーレン。迷いもあったベイリーだが、オペのあと、無事結婚式を行う。
11 捨てられない思い出
The End Is the Beginning Is the End
・妊娠3ヶ月を迎え、少しホッとするメレディス。まだクリスティーナに打ち明けられずにいたが、とっくに気づいているクリスティーナ。そして、そのことに気づいているメレディス。

・アデルのことがあり、キャサリン・エイブリー避けるリチャード。オペにも入らず、身辺整理を始める。アデルとの過去を思い出す。

・ついに訴訟の判決が。病院の過失が認められ、一人につき1500万ドル支払われることに。勝利したと喜ぶトレスは、パーティを企画するが、気乗りしない面々。

・離婚したものの、ちょくちょく会っては愛し合うクリスティーナとハント。訴訟に負け、さらに保険がおりないため、賠償金を払うと病院は破産することを知らされるハント…

・こっそり関係を続けるエイブリーとエドワーズ。そのことをケプナーに打ち明けるエイブリー。彼への気持ちを打ち明けるケプナー。

・16年、マークの患者だった少年のオペを引き継ぐことになったエイブリー。独自のプランを説明するが、マークのプランでやるべきだと反対するアリゾナ。反対を押し切って自分のプランで勧めるエイブリー。

・オペ後、手の回復状態を見るために卓球をするデレク。
クリスティーナ「金が増えると面倒も増える」
アレックス「俺も飛行機に乗るんだった」
12 幻の痛み
Walking on a Dream
・無いはずの左足に痛み、幻肢痛に悩まされるアリゾナ。トレスに相談できず、ハントに助けを求める。

・財政難に陥ったため、病院は医療管理アドバイザー、アラナ・ケイヒルを雇うことに。彼女はリチャードの教え子で外科医だった。さっそく問題点を指摘し始めるアラナ。ERの閉鎖を提案。

・妊娠のせいで感情が不安定になるメレディス。腹痛の妊婦が重度の肝臓病と判明。移植待ちの電話番をするロス。ドナーが見つかるが、摘出の際のロスの不手際で使えなくなる。再びドナーが見つかるが、ポートランドで、飛行機に乗る必要があるとわかる。再び飛行機に乗ることを拒否するメレディスだったが… 肝臓を無事摘出するが、腫瘍が見つかり…

・小児外科アフリカ交換プログラムを続けているアレックス。効率化で削られることを恐れるが、珍しい症例の宝庫だと知ったクリスティーナ。存続を強く主張。

・デレクの事故の前に、オペ予定だった患者を、やっとオペできることになるが、腫瘍がかなり大きくなっていることがわかる。アラナの見学を断固拒むデレク。無事オペを成功させる。

・ケプナーの指導を受けるエドワーズ。エイブリーと関係を持つ。救命士が、ケプナーをデートに誘う。
13 流れた血
Bad Blood
・アラナによる病院の効率化が進められる。ER存続のための計画を練るデレクとケプナー。各部署の予算を少しずつ削る改革案を考え、根回し。アラナに提案するが…

・ヘルニア修復法の講習会に出席し、誰が一番早くできるかを競うことに。闘志剥き出しのベイリー。自分の方法にこだわるリチャード。だが、手技を統一することで効率化を図るのが目的で、患者の事はいっさい考えていないと知ったベイリーは…

・ER廃止を決定したアラナに、ER存続を求めるハント。そこに急患が舞い込み、急遽オペを手伝うことになったアラナ。救った患者の家族から感謝され、ERでの達成感を久しぶりに味わうアラナ。改めてERの重要性を語るハントだったが…

・トップアスリートを目指していた13才の少女。人工股関節になり絶望、リハビリの意欲もなく反抗的に。アレックス、トレスが説得しようとするが… アリゾナが自分の義足を見せて説得。

・カメラが取り付けられ、外科医の監視をうけることになるが、さっそく反発するクリスティーナ。急患が来るが、エホバの証人とわかり、無輸血オペをすることに。家族に輸血の許可を求めるが拒否され、納得のいかないマーフィーは…
14 変化のシンボル
The Face of Change
・病院の広告塔候補になったアレックス。同じく候補になるエイブリーと張り合う。アレックスの味方をするウィルソン、エイブリーの味方をするエドワーズも張り合う。性別適合手術を受ける女性の父親が、オペを担当するアレックスに怒って掴みかかる。

・救命士のマシューとプラトニックな救急車デートをするケプナー。救急車と共に、ひき逃げ現場へ急行するが、シアトルグレイスにERがなくなり、運ぶことができないためにエイブリーに助けを求める。メレディスたちに協力を求め、病院には内緒で急ごしらえのERに急患を運び込む。病院の買収を考えているペガサスの人たちを案内していたアラナが、感づくが…

・夫婦を装って、効率化した他の病院へ偵察へ行ったトレスとリチャード。ペガサスの人間と偽って、現場の医師たちから実情を聞く。買収をなんとか阻止しようと考えたトレスは、自分たちが病院を買収しようと提案。
15 苦い薬
Hard Bargain
・ペガサスのやり方を知ったトレスは、メレディスとデレクに、自分たちで病院を経営しようと提案。だが断固反対するアリゾナ。病院の顔として写真がポスターになるデレク。

・病院生き残りのため、病院売却に全力で取り組むハント。職員が大勢辞めてしまうと売却ができなくなると心配する。メレディスから、トレスの案を聞いたクリスティーナは反対し、ハントの側につくが、インターンたちが他病院へ移ることを考えていると知り…

・ちゃんとしたデートにケプナーを誘うマシュー。エイブリーと、お互いの交際相手のことについて話すケプナーだが… デートで、婚前交渉はできないというマシューの言葉を聞き、同じ気持ちだと言うケプナー。エイブリーのことを打ち明けられず。

・緊急オペの必要がある新生児の担当になったアレックスとウィルソン。両親に説明するが、彼らは夫婦ではなかった。危険なオペをするか否か、決めかねる2人。仲が悪いようでいて、実は相性の良い2人の奇妙な関係に気づくアレックスたち。

・患者のために遺伝子検査を頼んだベイリーだが、経営難を理由に却下されてしまう。怒ったベイリーは、患者のため、転院を勧めた上に、退職を考える。それを止めるため、トレスの案に賛成するアリゾナ。

・ペガサスへの売却について職員に説明するハントだったが、猛反発を受ける。その様子を見て、弁護士に相談し、トレスの案を具体的に実行する方法を模索し始めるデレク。ペガサスとの契約が今夜決まると知り、それを阻止するため、契約の場に乗り込み、辞職すると言って時間をかせぐデレクたち。ハントとの板挟みになるクリスティーナ。ペガサスとの交渉が決裂し、窮地に陥るアラナ。
16 最後のカード
This Is Why We Fight
・ペガサスとの契約が決裂し、スタッフが続々と辞め危機的状況に陥る病院。だがアラナが再交渉し、契約がまとまりかかる。だが、ペガサスは病院の閉鎖を考えていた… そのことを偶然知ってしまったブルックスは、ベイリーに相談。口止めされるが、同僚に話してしまう。話が広まり、ハントの耳にも入り…

・ハントに内緒で病院買収の準備を勧めるメレディスたち。大手出資者を探し、クレスト・キャピタルのジュリアン・クレストを尋ねるが、なかなか本人に会ってもらえず。やっと短い時間を与えられ、プレゼンするが…

・メレディスの患者を引き継いだブルックス。患者が気がかりなメレディスは、ブルックスに連絡し状況を常に把握、アドバイスをする。だが、メレディスたちが突然辞めたことを快く思っていないベイリーと共に担当することになったため、連絡をとっていることを秘密にするブルックス。

・ハーパー・エイブリー財団が病院を買い取ることに。そしてエイブリーを代表にするというキャサリン。
17 命のバトン
Transplant Wasteland
・エイブリーが病院の代表になるということに反感を持つクリスティーナ。今後の経営について話し合うデレクたちだったが、外科部長をすげ替えるというエイブリー財団の方針を聞き、怒る。話を聞いて怒ったハントは、辞職すると言い出す。

・代表としての仕事に四苦八苦するエイブリー。だが、大丈夫だと言い張るキャサリン。周りからあれこれせっつかれてパニックになりかけるエイブリーだったが、危機的状況を冷静に判断し、見事に切り抜ける。

・ALSの末期である、かつての同僚の担当になったケプナー。回復の見込みはないことから、呼吸器を止め、臓器を提供すると言う本人と家族の意思を聞き、動揺。なんとか説得しようとするケプナーだったが、逆に説得される。

・ウィルソンが、産婦人科のジェイソンと付き合っているのが気に入らないアレックス。

・移植オペが3件重なるが、人手不足で、しきっていたハントも辞職してしまったため、スケジュール調整に四苦八苦するメレディス、トレス、クリスティーナ。アレックスの代わりに、移植用の腎臓をとりに行くことになるが、腎臓だけが飛行機でシアトルに向かっているとわかる。

・少女の腎臓移植を担当するアレックス。だが、移植を控えておじけづく少女を説得するのに四苦八苦。

・犬猿の仲の老人に、ドミノ移植をすることになったクリスティーナ。断固拒み続ける老人をなんとか説得。
18 イタズラな時間
Idle Hands

・グレイ+スローン記念病院と名称変更された病院の、オーナーとなったメレディスたち。ERも再開されることに。新しい設備を入れ生まれ変わった病院に期待するメンバーたち。新しい装置を使いたがるが、なかなかチャンスができず。

・子供が正常に生まれてくるか否か、心配するメレディス。エコー検査を受け、男の子とわかる。

・ハイヒール用の新しい義足を使うアリゾナ。久々に見るセクシーな格好にそそられるトレスだったが、足が痛くなったことを口実にトレスの誘いを拒む。

・最先端の医学研究をするため、資金を出してもらおうと書類を持って理事会のメンバー、エイブリーたちに頼んで回るベイリー。ドクターとしてではなく、理事会の一員として資金提供を頼まれることにイラつくクリスティーナ。だが、次第にその立場を楽しむように。

・ウィルソンがジェイソンと付き合っていることをよく思わない少年患者は、アレックスを巻き込んでジェイソンにイタズラ。それにリチャードも加わり…

・マシューとの関係に悩むケプナー。メレディスに相談するが…

・頭部に損傷を負った少女を担当するデレクとロス。父親に状態を説明するロスだったが、怒った父親に怒鳴られ、対処に困る。デレクが説明。
19 抗えない直感
Can't Fight This Feeling

・タンクローリー横転でけが人が大勢運び込まれる。

・会議での軟骨についてのスピーチを控えて緊張するトレス。ガソリンまみれのの患者がタバコを吸ったため、引火して大やけど。出発できず。トレスのために、中継映像でスピーチできるよう手配するアリゾナ。

・両親が怪我をしたため、一人になってしまった少年の相手をするマーフィ。母親のオペに入るデレクとロス。少年はオペを終えた母親に会いに行くが、息子の顔を覚えていなかった… オペに見学に入ったブルックス、緊張のあまりくだらない冗談を連発し、顰蹙を買うが、反射神経を褒められる。残りの研修期間は、ロスの代わりにブルックスを入れるというデレクに、脳外科をブルックスに奪われたと感じるロス。

・妊婦を担当するケプナーとアレックス。赤ちゃんは無事生まれるが、母親は救えず。残されたパートナーのことを思い、自分のことのように悲しむケプナー。マシューが火傷を負ったことを知るケプナー。エイブリーが担当する。運命の相手はエイブリーだと感じるケプナー。

・発熱が続いた少年の母親(Sarah Chalke:「Scrubs」のエリオット)から、診て欲しいと頼まれるウィルソン。レンサ球菌とわかり、薬を処方するが、効かず。診断が間違っているのでは訴える母親だが、信じない医者たち。唯一メレディスが信じ、母親の話を注意深く聞き、川崎病とわかる。

・自分とゾラの遺伝子検査をしてほしいとベイリーに頼むメレディス。
無自覚な殺人者20 無自覚な殺人者
She's Killing Me

・将来認知症になるかどうか、ベイリーの遺伝子検査をしてもらうメレディス。リスクが高いと知り、遺言書を書き換えると言い出す。子供たちの後見人を誰にするか、デレクと話し合う。

・ベイリーに目の敵にされるマーフィー。術後の感染症がある患者が2人いたため、マーフィーの処置が原因と疑われる。さらにもう1人いるとわかり… 最初の患者が亡くなるが、患者全員と接触したのはベイリーのみとわかり、疑いの目がベイリーに向けられる。

・シリアの医師2名が、応急処置のノウハウを学ぶためにやってくる。野戦病院と同じ状況を再現するため、最小限の器具で練習することに。少ない器具で、どんな処置が可能か、知恵を絞るスタッフ。処置法を思いつくが、麻酔薬がないと知り…

・デレクの下で、張り合うロスとブルックス。脳外科にはブルックスの方が向いていると言われ、落ち込むロス。

・自分の軟骨の研究にも資金を出して欲しいトレスと、アフリカの子供たちののための資金が欲しいアレックス。エイブリーに売り込む。

・退院するマシューのために、母親が迎えに来るが、それはケプナーに紹介するためでもあった。突然のことに動揺するケプナー。ヴァージンではないことを打ち明けるが… 高価な装置をこっそりシリアの医師たちに持たせるケプナー。

・両親がケガで入院中の少年イーサンが、いつでも両親に会えるよう、病気ということにして病院に入院させる手配をするハント。
21 疑惑のまなざし
Sleeping Monster

・術後感染3人で死亡者も出たことから、病院の調査が行われる。ベイリーが疑われ、停職。早期に声明文を出すか否かでもめる。器具が原因だと主張するベイリーだが、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の保菌者だとわかりショックを受ける。だが、直接の原因は、欠陥のある手袋だとわかる。それは、ペガサスの指導で導入したものだった… リチャードが困っていた時には味方になったのに、自分が困ったときには見放したと怒りをぶつけるベイリー。

・ウィルソンがジェイソン・マイヤーズと一緒に暮らすと知って不愉快なアレックス。ウィルソンを愛していることにやっと気づく。

・少年イーサンの母親が退院するが、病院内で発作を起こして倒れ、手当のかいなく死亡。父親はずっと昏睡が続くが、両親が転院させると言い出す。 

・マシューにふられたケプナーは、怒りをエイブリーにぶつける。だが、自分たちの行動に後悔はないというエイブリー。やり直したいと言うマシュー。

・出産の時、クリスティーナに立ち会って欲しいメレディスだったが、断られる。母親には決してなりたくないクリスティーナは、イーサンに夢中のハントを見て、いつか彼を失うと感じる。

・家族会の綱引きで指がもげた人が数人運ばれてくる。少女の担当になったトレスは、学校新聞の記者だという少女が、CDCが来たのを見て、ベイリーの件を探り当てる。
22 失われた誇り
Do You Believe in Magic

・マジック中の事故で重傷を負った女性ケイラが運ばれてくる。メレディスとリチャードが担当。ケイラの夫と、ケイラの恋人(♀)がケイラをめぐって大ゲンカに。

・母親を失ったイーサンが、祖母と共に昏睡状態の父親に付き添う。相手をするハント。祖母と共にホテルに戻ったイーサンは、誤って睡眠薬を多量に飲んでしまい、運ばれてくる。だがそのことがきっかけで、父親を昏睡から目覚めさせる方法を思いつくクリスティーナ。

・患者を死なせてしまったショックから、研究室にこもるベイリー。みんな彼女を心配して話しかけようとするが、全く応答せず。自分の黄色ブドウ球菌をずっと調べていた… 知らせを聞いて、ウォーレンが飛んでくる。

・腹痛を訴える女性の担当になったケプナー。液体窒素入りの酒を飲んで胃が破裂したとわかる。エイブリーと共に担当。エドワーズとのデートをすっぽかし続けるエイブリー。

・顔面形成の必要な赤ちゃんのために、DR.ボズウェル(ヒラリー・バートン:ホワイトカラーのサラ・エリス)を呼び、一緒に担当することになったアリゾナ。ボズウェルがブロンド美女と知り、どぎまぎする。

・ウィルソンを避けるアレックスだったが、デレクのオペで顔を合わせてしまう。ジェイソンと同棲を始めたものの、うまくいかないウィルソン。アレックスのところへ助けを求めてやってくる。
23 無防備な心
Readiness Is All

・ジェイソンと喧嘩し、殴られたウィルソンは、アレックスの家に転がり込む。怒ったアレックスは… 殴られて重傷を負ったジェイソンを、アレックスが病院に運び込む。デレクがブルックスを助手につけて担当。だが殴ったのはアレックスではなくウィルソンだった… 目覚めたジェイソンは、警察を呼ぼうとするが、アレックスが圧力をかける。

・嵐が来ることがわかり、非常時に備えることにしたハント。停電に備えて裏方事務仕事に徹することにしたベイリー。ロスを助手につけるが、オペができないと落胆するロス。

・一向に目覚めないイーサンの父。延命治療の中止を考え始めるイーサンの祖母。イーサンを養子にすることを考え始めるハント。患者の画像を見直した結果、脳血管に血栓を見つけたクリスティーナ。血栓を取り除くオペをデレクに頼み、目覚める。親子を他の病院に転院させることにしたハント。

・認定医試験が近づき、今度こそと張り切るケプナー。鉄筋の上に転落して串刺しになった患者を担当。工具で鉄筋を切ろうとして、爆発すると指摘され、ハントとウォーレンが応援に入る。急患だと呼ばれて行くケプナーだったが、マシューが企画した大掛かりなフラッシュモブとわかり喜ぶ。そしてそれはプロポーズだった…

・階段で転んだメレディス。すぐに産婦人科へ。だが順調とわかりホッとする。だが、嵐が本格的になってきたとき、破水。

・顔面形成の赤ちゃんのオペに入るボズウェル、アリゾナ、エイブリー。オペは成功。病院に泊まることになったボズウェルを当直室へ案内したアリゾナは、別れを惜しんでハグした勢いで…
グレイ・スローン・セブン:病院を救うため買い取った7人の英雄
胸板王子:ジェイソン・マイヤーズ
24 嵐の出来事
Perfect Storm

・目覚めたイーサンの父親を、他の病院へ移すことにしたハント。嵐の中、ヘリで送り出す。イーサンを養子に考えていたことを問い詰めるクリスティーナ。お互いのために別れる選択をすべきと考える。

・嵐の中、産気づくメレディス。帝王切開が必要とわかるが、停電になってしまう。懐中電灯の灯りで帝王切開を受けることになる。無事出産するが、新生児ICUへ。縫合をインターンに任せて、担当医は他の患者のところへ。だが、昨日転んだことによる異常があることがわかり、インターンに自ら処置を指示するメレディス。だがついに意識を失い、ベイリーがオペに入ることに。

・ベイリーがオペ復帰することになるが、土壇場でおじけづく。ベイリーの代わりにオペに入ったリチャード。停電になってしまい、発電機も動かず、懐中電灯の灯りでオペ。クリスティーナが心臓のオペに入るが、暗くて見えないと不平をもらすが…

・嵐の中、当直室でボズウェルと関係を持ってしまったアリゾナ。小児科のモニターのバッテリーが不足。呼吸器のバッテリーも切れてしまい手動でやることに。浮気に気づいたトレス。

・病院の前でバスが横転。バスに挟まれた乗客を救出するハントとエイブリー。バスの陰にいる少女を助けようとするエイブリーだったが、バスが爆発。エイブリーが爆発に巻き込まれたと思ったケプナーは取り乱すが、少女と共に無事だと知り… エイブリーに気持ちを打ち明けるケプナー。

・大量の痛み止めが必要になるが、保管庫の電源が落ちてしまい、薬を取り出せず…

・予備電源を見に行ったフランクが、倒れているのを見つけるリチャード。すぐに処置し、電力も復旧。だが…

・ついにウィルソンに気持ちを打ち明けるアレックス。




エピソード紹介・シーズン10

No. エピソード 名セリフ
託された決断
Seal Our Fate


嵐で停電となった病院。

嵐の中、無事出産したメレディス。ベイリーと名づける。てんてこまいでピリピリしているアレックスに、ベイリーを抱かせて落ち着かせる。病室のベッドの上から、あれこれ指示だけ出すメレディス。

嵐の中、ボズウェルと浮気をしたアリゾナ。そのことを知ってしまうトレス。空港が再開し、ボズウェルは去る。

発電機を見に行って地下室で感電し、誰にも気づかれず倒れるリチャード。ブルックスが地下室でリチャードを見つけるが、自身も感電してしまう。探しに来たロスが、二人の感電に気づき、病院内へ運び込む。リチャードの治療方針をめぐって、対立するベイリーとクリスティーナ。

ブルックスを担当するデレクだが、脳の腫れがひどく、危険な状態とわかる。

ERを閉鎖しようとするが、土砂崩れの負傷者が次々運び込まれる。

当直室でセックスしようとするアレックスとウィルソンだが、病院が気になってできず。

エイブリーへの思いを断ち切れないケプナー。
さよならが言えなくて
I Want You with Me


ブルックス死亡。母親が向かっているとわかり、誰が相手をするかでモメる。

リチャードのオペを担当するベイリーだったが、その処置をめぐってママ・エイブリーと対立。だが、ベイリーが正しいとわかる。さらに今後の扱いについても対立するが、メレディスが仕切る。

娘を連れて家を出るトレス。メレディスの家に転がり込む。それを知って取り乱すアリゾナ。

すべてが一段落して、セックスするクリスティーナとハント。これが最後と言っていたが…

エイブリーへの気持ちを断ち切れず、そのことがマシューにもわかり、プロポーズは無かったことに。だが、そのことでエイブリーと口論になり、結局、マシューに自らプロポーズするケプナー。
むなしい叫び
Everybody's Crying Mercy


メレディス退院。それに合わせてデレクも休暇。トレスがソフィアと共に転がり込み、ゾラを連れて出勤してもらう。ベイリーの世話でクタクタの二人。

ウィルソンと付き合い始めて1週間。まだ寝ていないことを、クリスティーナにからかわれるアレックス。待ちくたびれるウィルソン。

嵐で外来の待合室の天井が落ち、患者の居場所がなくなり困り果てるハント。理事たちに助けを求めるが、デレクとメレディス休暇中。トレスと不仲中のアリゾナは逃げ、クリスティーナも知らん顔。オペ室の取り合いに。

認定医試験の結果待ちのケプナー。肩にバットが刺さった女性が運び込まれ担当。死ぬかもしれないと考えた患者は、夫の弟と浮気していることを告白。面食らうスタッフ。さらにその弟も見舞いにやってきて…

リチャードの担当になったベイリーとロス。嚥下障害があるため、栄養チューブを入れようと考えたロスだったが、断固拒否するリチャード。リチャードに逆らわないベイリー。だが、それを知ったメレディスが、ベビーカーと共に押しかけ、回復には栄養チューブが必要だと力説。ロスは勝手に処置を始めてしまうが…

カップルセラピーに誘うアリゾナだったが、嫌がるトレス。

ショーは続く
Puttin' on the Ritz


・病院の資金集めのパーティ。誰が一番資金を集められるか、競う。パーティの最中、ショーのパフォーマーが転落、応急処置をするメンバーたち。患者に付き添って病院に戻るメレディス、ハント、トレス、デレク。支援者たちを病院に連れてきてオペの様子を見せ、アピールするエイブリー。

・それぞれ別の相手とデートすることにしたハントとクリスティーナ。自分で提案しておきながら、ハントの相手にいちゃもんをつけるクリスティーナ。

・病院に残るベイリー。治療を諦めようとしない癌の末期患者にてこずる。さらに治療に積極的にならないリチャードにもてこずり、患者二人を同室に。

・急患が運び込まれ、てこずるロスとエドワーズ。クリスティーナが駆けつけ、オペ。ロスの闘志をほめる。オペがうまくいった勢いで、エドワーズにキスするロス。見てしまうエイブリー。

・病院の備品室で恋の相談をするアリゾナとケプナー。
仕事と育児の両立
I Bet It Stung


・産休を終え、仕事復帰するメレディスとデレク。4日目にしてクタクタ。育児の手を抜きたくないが、仕事も諦めたくない… ゾラが託児室で怪我をしたと聞き、飛んでいくメレディス。入るはずだったオペをクリスティーナに奪われる。その怒りをデレクに向ける。

・ドラッグ中毒のミュージシャンが患者として運ばれてくるが、アレックスの父親(ジェームズ・レマー)だとわかる。ウィルソンが担当するが、避けるアレックス。話をするよう説得するウィルソン。エレベータで偶然一緒になるが、息子に全く気づかない父。

・エイブリーの母親に紹介してもらうことに浮かれ、緊張するエドワーズ。だが、当直室でいちゃついているところを見られてしまい…

・病気の姉に臓器を提供するために生まれてきたドナー・ベイビーである妹。自分の人生を生きてこなかった彼女に同情するトレスは、ノーと言っていいと助言。

・リチャードの世話を焼き、自宅に連れて帰ると言い出すエイブリー母。だが、病院にいる必要があると言い張るリチャード。

・アパートに戻ると宣言するトレスは、アリゾナに出て行くよう要求。マーフィーがアリゾナをしばらく泊めることに。
それぞれの地図
Map of You


・四肢麻痺の患者のためのシステムを開発中のデレクとトレス。だが、問題が見つかり、行き詰まる。アリゾナとの関係が悪化し、トレスはやる気をなくしていたが、患者の思いを聞き、やる気に。

・アリゾナと関係を持ち、熱を上げるマーフィーだったが、本気ではないアリゾナ。関係を拒む。

・パーティで知り合った女性エマと付き合いを始めるハント。エマと一緒にオペに入ることになったクリスティーナは、自分が元妻だと威嚇。

・余命が短いことを知り、全財産を使って旅行などを楽しんでいた夫婦。治療法を見つけ、命を救ってしまったクリスティーナとロスだが…

・バーで演奏する父のステージを見に行くアレックス。父と話をするが、息子だと気づかず。父と一緒にギターを演奏。息子の写真を持ち歩いているというが、持っていたのは別の息子の写真だった…

・母の取り組んでいた研究以上に新しい研究を思いつくメレディス。
スリラー
Thriller


・ゾラのためにハロウィンパーティを企画するメレディスたち。アレックスの家を貸してもらうことに。クリスティーナを呼ぶか否か迷う。

・アリゾナとの関係を続けるマーフィだったが、気を使って軽い関係を保つ。だが、ドラッグ中毒の患者に噛まれ落ち込んでいるところを、アリゾナに慰められる。

・レーシックを受け、療養すべきにも関わらず、出勤するエドワーズ。オペには入れず。

・自分のオペを、ジュニア・レジデントに担当させることにしたリチャード。誰を選ぶか迷うベイリーは、ウィルソンに決める。

・ハロウィンにあわせて戻ってきたベンに喜ぶベイリー。だが仕事をやめてきたと知り…

・ゾンビに噛まれたという男が運び込まれる。ゾンビと思われた男も運び込まれ、マーフィに噛みついたため、パニックに。ヘザーの担当だという謎の老女が現れるが、カルテが存在せず、気味悪がるロス。だが、保険に入っていない老女のために、ヘザーが内緒でこっそり診察して薬を処方していたことがわかる。
2対1のルール
Two Against One


・すっかり元気になり、病室で武勇伝を語るリチャード。患者仲間が倒れ、とっさに蘇生をすることで、生きる意味を見出す。

・オペに入るベイリーだったが、事前に念入りに準備した部屋とは違う部屋になり動揺。オペ中に我を忘れてミスをする。さらに異様なまでに慎重になり… 同じオペ室で仕事をしていて、彼女の異変に気づくベン。

・マシューとの結婚を控え、幸せ一杯のケプナーだったが、結婚までセックスを我慢することになり、欲求不満に。

・ハントの新しいガールフレンド、エマを病院で雇うことになり、トレスが面接。元夫と同僚だったために転職したというエマに興味を持つトレス。だが、クリスティーナとのこともあり、辞退するエマ。

・3Dプリンターを使って新しい研究をすることにしたメレディス。試作第1号はフォーク。多数の腫瘍がある青年のオペを担当するメレディスとアレックス。オペ中に方針で対立するが、エドワーズがアレックスに同意し、2対1のルールでアレックスの意見が通る。子供を産んだことで、クリスティーナとの間に微妙な空気が。外科医としてのキャリアに差が付くことを恐れる余り…

・3Dプリンターを見て、画期的な治療法を思いつくロス。難しい患者に試すことを提案、クリスティーナを説得。メレディスがプリントしている模型を中止してくれるよう頼むが断られ…
謝罪の重み
Sorry Seems to Be the Hardest Word

・4ヶ月前にオペを行った患者から、訴えられたトレス。それは、スノーボード選手の股関節オペ。オペ自体は成功したものの、感染症から足を失ってしまった患者が訴えたのだ。被告として裁判に立つトレスは、当時を振り返る…

 当時まだ結婚生活が順調だったトレスとアリゾナ。もう1人子供を作ろうということになり、今度はアリゾナが出産に挑むことに。すぐに妊娠するが、流産してしまう。そして、もうこんな経験をしたくないを言い出すアリゾナ。そして二人の気持ちが微妙にすれ違い…

 裁判の後、当時の気持ちを思い出したトレスは、アリゾナを許す気になるが…
10 私の知らないあなた
Somebody That I Used to Know

・やたら神経質になるベイリー。精神科に相談すべきだというウォーレン。強迫性障害ではないかとデレクに相談。だが、理事として、ベイリーに問題があると感じたデレクは、彼女をオペからはずすことに。

・家に戻るトレス。アリゾナはソファに寝る。一緒にオペに入るが、マーフィーも入ることになり、気まずいマーフィー。やり直したいアリゾナは、他の人と関係を持ったことをトレスに打ち明ける。

・エマとハントが仲良くしているのを見て、穏やかでないクリスティーナ。メレディスの3Dプリンターを強引に使ってやっと作った人工血管が、汚染されたことがわかる。作り直す必要が出たことで、メレディスとの関係がますます悪くなり…

・結婚式の招待状をエドワーズにも送ることにしたケプナー。同伴者にエイブリーを連れて行くべきかいなか迷うエドワーズ。自分が死んだ後、愛人のために新しい相手を探そうとしている患者の話を聞き、不思議な関係に感動。

・感謝祭にエマとハントを呼び、エマに料理を作ってもらおうと考えるメレディス。リチャードとママ・エイブリーも呼ぶ。いろいろな同僚に声をかけ、どんどん人数が増えてしまう…
11 最初の一歩
Man on the Moon


・結婚式のため、ケプナーの姉と妹たちがやってくる。未だに醜いアヒルの子のイメージで彼女を扱う姉妹にうんざりのケプナー。エイブリーと病院に戻る途中でけが人を救うマシューだったが…

・赤ちゃんに、3Dプリンターで作った人工血管を移植するオペをするクリスティーナとロス。ネット生配信することになり、緊張するクリスティーナ。オペはうまくいかず、落ち込むが… すっかり親密な関係になる二人。

・羊に3Dプリンターで作った人口門脈を移植する実験にとりかかるメレディスとエドワーズ。当初は成功したかに思われたが、羊は死んでしまい失敗。解剖で問題点を見つけ改良点を探す。

・リチャード退院。

・強迫性障害のため、オペに入れないベイリー。病院にいる間中、監視がつけられる。問題はないと主張するが、症状は深刻で、薬を飲むよう説得される。

・手が動かせない患者の頭部に開発したセンサーを埋め込み実験するデレクとトレス。なかなかうまく行かないが…
12 愛のために
Get Up, Stand Up

・リチャードが仕事復帰。薬を飲んで落ち着きを取り戻すベイリー。だが夫婦関係は悪化。

・クリスティーナが脚光を浴びるのと対照的に、実験が失敗して振り出しに戻ってしまったメレディス。ケプナーの結婚式の控え室で、再び大喧嘩になるが、ついにお互いの違いを認め和解。

・ウィルソンを頼って再び病院に転がり込んだジミー。アレックスが息子だと気づく。病室で語り合うが… ケプナーの結婚式に出席するために大半のドクターが不在の中、急変するジミー。ロスがオペを担当するが…

・ケプナーの結婚式。トレスとの関係は元通りにはいかないと感づいたアリゾナは、自分を本当に愛してくれるマーフィーといるべきではと悩み始める。

・結婚式で、ついに愛していると告白してしまうエイブリー。結婚の誓いの直前に告白され、動揺するケプナー。

・トレスと共に開発中のセンサーが順調なデレク。政府からの研究依頼がくるが、断る。だが、大統領から直々に電話が来て…
13 過去との決別
Take It Back

・結婚の誓いの直前、愛を告白したエイブリーは、ケプナーと共に会場を逃走。すぐに後悔するケプナーだったが、その足で結婚するために別の場所へ向かう二人。

・脳機能マッピングの研究を政府の依頼ですることになったデレクは、ホワイトハウスの身辺調査を受ける。かつて、友人を怪我させて障害を負わせ、償いのために金を払い続けていることをメレディスに打ち明ける。

・働きすぎによる疲労から、ジミーのオペ中に幻覚を見て重態に陥らせてしまったロスは、しばらく謹慎。その後復帰するが、彼がクリスティーナと寝ていることから、つらく当たるハント。

・回復の見込みがなく、死期が誓いジミーのため、妻を呼び寄せるアレックスだったが、妻はすでに愛想を尽かしていた… ジミーの最期を看取る。

・トレスとの生活はもうムリだと判断したアリゾナ。だが結局、新居で二人でやり直すことに。

・外科への道を諦めたことをベイリーに責め立てられたベンは、この病院で外科レジデントになることに成功。

・エイブリーに振られて落ち込むエドワーズ。転職も考えるが、同じく捨てられたマーフィーと共に、病院を訴える。ハントは、交際についての新ルールを決める。
14 恋する遺伝子
You've Got to Hide Your Love Away

・トレスとアリゾナは、新居に引越し。それを祝って、トレスはアリゾナに記念の指輪をプレゼント。大喜びのアリゾナは、病院でも仕事中に自慢しまくり。

・デレクのトレーラーで一晩一緒に過ごすハントとエマ。仮住まいでなく、新居を探そうという話になり、二人の将来を考え始めるエマ。だが、それを知ったクリスティーナは、ワインを持ってトレーラーへ。エマ不在で、一緒に飲むうちに、関係を持ってしまう二人。そしてハントは、エマに別れを告げる。

・匿名の訴えがあったことから、病院内での恋愛、交際は禁止と言うルールを作り、公表したハント。だが、すでに結婚式を挙げているケプナーとエイブリーはOK、さらにもともとカップルのデレクとメレディス、トレスとアリゾナ、ベイリーとウォーレンたちは楽しくやっているのに、自分たちは禁止されるのは納得いかないと怒るアレックスとウィルソン。匿名の訴えはエドワーズだと考えたウィルソンは怒りをぶつけるが、マーフィーだった…

・恋愛騒動で仕事に身が入らない同僚たちに、仕事に集中すべきだとカツを入れるロス。癌になりやすい遺伝子を持つ少女のため、画期的な治療を考えるが…
15 選び取る人生
Throwing It All Away

・理事会が決定したルールに反抗したため、3日間オペから外されるウィルソンとアレックス。メレディスが解決法を見つけるが…

・病院のゴミ箱のそばに捨てられていた赤ちゃんを見つけるエドワーズとウィルソン。捨てられた赤ちゃんを、自分と重ねるエドワーズ。心臓の治療跡があることに気づくクリスティーナ。

・転んで義足が壊れるアリゾナ。修理が済むまで古い義足を使うことに。訴えたのがマーフィだと知り動揺するが、告発されたのはトレスだった。足に障害を持つ少女が、治療よりいっそ足を切断してほしいと言い出し、困るトレス。検討すべきだというアリゾナ。

・政府の仕事をすることになったデレク。センサーを使ったほかの研究をしないように言われ、トレスとの研究ができなくなってしまう。

・ハントとエマが別れたことを知るクリスティーナ。

・腎臓を友達に提供をした男性が、その友達が脳死状態と知り、腎臓を取り戻したいと言い出し、困るケプナー。
16 誕生日のサプライズ
We Gotta Get Out of This Place


・誕生日を迎えたリチャードは、同僚から祝福されるが、引退を勧めるようなパンフレットを受け取り不機嫌に。だが、ハントから新人の研修プログラムの責任者になってほしいといわれ、引き受けることに。

・実験が失敗ことから、バイオエンジニアを雇うことにしたメレディス。

・ハントのお相手を探し始めるクリスティーナだったが、彼女以外の女性は考えていないことに気づく。

・エイブリーの母がやってくる。駆け落ち同然で結婚してしまったことに腹を立てている母に、弁解するエイブリー。婚姻後の同意契約書にサインするよう言われ、動揺するケプナー。エイブリー財団についての説明を聞かされ、これから生まれるであろう子供の将来についても考える必要があることを思い知らされる。

・トレスがデレクと共同でやっていた脳機能マッピングの研究。そもそもトレスの提案で始めた研究であるにも関わらず、デレクが大統領の要請で研究を始めることになり、トレスは研究することを禁止されてしまい、激怒。弁護士を雇ってデレクに抗議。トレスの言い分が正しいと気づいたデレクは、政府のスタッフに直談判、トレスも研究を続けられることに。

・腹痛の原因が、胎児内胎児だということを見つけたベイリー。珍しい症例のため、スタッフ一同盛り上がる。だが、珍しいと聞き、取り出したくないと言い出す患者…

・少年への実験的オペが成功したクリスティーナとロスは、次の被験者を探し始める。子供の患者が対象だが、17歳の妊婦がオペを懇願。心動かされるロスだったが…

・メレディスの提案で、交際契約書を書けば、今までどおり交際を続けたまま、仕事もできることになったアレックスとウィルソン。だが、サインを拒むウィルソン。
17 もうひとつの結末
Do You Know?


・事故で運ばれてきた患者を担当するクリスティーナ。見事彼の命を救うことに成功するが、頚椎が損傷を受けていることがわかる。首から下が麻痺していること、回復の見込みがないことを本人に告げ、人工呼吸装置を切るか否かの選択を迫る。そして出た結論は…

患者の決断を聞き、自分の人生の選択が間違っていなかったかを考え始めるクリスティーナ…

選択1:ハントとやり直すことを決意したクリスティーナ。犬を飼い始め、子供を持つことを決意。ハントは幸せになるが、キャリアを積めなかったことで生きる意欲を失うクリスティーナ…

選択2:ハントとこれまで通りの付き合い方を続けることにしたクリスティーナ。研究に打ち込んで成果を上げ、輝かしいキャリアを築く。だが対照的に希望を失ったハントは、酒に溺れる日々…

結局死を選んだ患者。ハントとの完全なる別れを決意したクリスティーナ。
18 忍び寄るウィルス
You Be Illin'

・病院に胃腸炎が広まり、ドクターが次々とダウン。

・子供の患者から、胃腸炎のウィルスに感染したと確信したアリゾナは、翌日のオペの予定をキャンセル。予告どおり感染してダウン。

・アレックスの学資ローンの未払いがたまっていることを指摘するウィルソン。開業医を呼んでのオペに参加したアレックスは、彼の病院に誘われる。勤務医よりも稼げるし自由な時間も持てると言われ、気持ちが動く。

・胃腸炎に感染しながらも、点滴を受けながらオペに参加していたウィルソンは、オペ中に具合が悪くなり退場。

・心筋症の少女の心臓移植オペが急遽決まったクリスティーナ。臨床試験の患者の観察をロスに任せ、オペに入るが、少女の妹も心筋症を発症。さらに弟まで発症し…

・免疫不全の少年が、おでこのできもので病院にやってくるが、病院内に胃腸炎が万延していることから、少年を隔離するケプナー。エイブリーもダウン。

・研究について外部のドクターに説明のスピーチをすることになったデレク。だが、直前に胃腸炎を発症し、メレディスが代わりを勤める。

・破傷風を発症しながら、薬の投与を拒む男にてこずるウィルソン。
19 勝利をつかむまで
I'm Winning

・ハーパー・エイブリー賞の発表が近づき、クリスティーナが候補者に。すっかり時の人になるが、これまでどおり仕事をこなすクリスティーナ。メレディスがサプライズパーティを企画。一緒にやったつもりなのに、クリスティーナばかりが注目され、自分は蚊帳の外であることが気に入らないロス。

・エイブリーの無駄遣いが気に入らないケプナー。

・免疫不全が回復の見込みがないため、無菌室から出られない少年。骨髄移植も考え始めるアレックス。だが、ストレスがたまった少年は無菌室を出てしまう…

・HIV患者からの腎臓移植が行われることに。ドナーと患者は親友。だが、直前に怖気づくドナー。メレディスは彼のことを考え、適合試験にミスがあったと説明するが、やっぱり提供すると言い出したため、ベイリーが、メレディスの勘違いだったと説明。

・トレスの洗脳で、すっかり整形外科に興味を持ち始めるウィルソン。
20 孤高のドクター
Go It Alone

・ハーパー・エイブリー賞の授賞式を翌日に控え、スピーチを考えるクリスティーナ。だが、メレディスが多忙で手伝ってもらえず、さらに直前までオペに負われ、考えられず。当日も、メレディスもハントも多忙のため、1人で会場に向かうが、会場には2人とも来てくれていた。そして結果は…

・犬に噛まれた少女を担当するエイブリーとケプナー。母親は聴覚障害者で、少女も聴覚障害があった。人口中耳を入れることもできると提案するエイブリーだったが、断固拒否する母。そしてそのことについて意見が割れるエイブリーとケプナー。

・多忙の中、ジュニアレジデントたちにオペの指導をするデレク。だが、あまりの忙しさに、子守を頼まれていたことを忘れる。ベンは、寝過ごしてしまい参加できず。

・免疫不全の少年に遺伝子治療をすることになり、HIVウィルスを不活化して、必要な遺伝子を入れる作業をするベイリー。

・開業医のクリニックでバイトを始めたアレックス。休む時間もなく…

・次にどちらが子供を産むか、コインで決めるトレスとアリゾナ。
21 残酷な現実
Change of Heart


・ハーパー・エイブリー賞の受賞を逃し、ショックのあまりしばらく行方不明になるクリスティーナ。だが、担当患者の心臓移植までには病院に復帰。オペを終了するが、提供された心臓に欠陥があったことがわかる。すぐに別の心臓が提供されるが、少女の姉も急変。心臓の移植が必要になり、どちらに移植するかの選択を迫られる。

・結婚を控え、突然デレクたちのところへやってきたエイミー。デレクは子供たちをエイミーに預けて出勤。家事を頼めると期待するが…

・夫婦喧嘩で家を飛び出し、トレスたちの新居に転がり込んだケプナー。オペ中もハント相手に愚痴ってばかりいたが、妊娠していることがわかり、帰宅。

・病院をやめてクリニックに転職することを決めたアレックス。

・ベイリーの遺伝子治療を受ける予定の少年の容態が悪くなり、不安になった両親。ドクターたちを信頼できず、治療を拒む。

・プロポーズするために、ママ・エイブリーのオフィスへ行ったリチャードだったが、そこで、クリスティーナが受賞を逃したのは必然だと知らされる。ハーパー・エイブリー財団が病院の出資をしている限り、彼女の受賞はありえないという。さらに、投票では彼女がトップだったと知り、プロポーズをやめる。
22 突然の再会
We Are Never Ever Getting Back Together


・この病院にいる限り、ハーパー・エイブリー賞は受賞できないと知ってしまったリチャードは、理事会メンバーを集める。受賞できなければ助成金に影響することから、抗議すべきだと提案する。一方、研究についての講演会を頼まれ、チューリッヒに行くことにしたクリスティーナ。そこで、講演中に、招いたのがバークであることに気づく。彼はこの地で莫大な資金を持つ病院を経営。最新システムを持ち、49台の3Dプリンターを駆使して研究することができる環境で仕事をしないかと、クリスティーナを誘う。バークの下では働きたくないと断るつもりだったクリスティーナだったが、そうではなく、後任として病院を任せると言われ…

・エイミーと共に、脳を共有している双子の姉妹の切り離しオペを担当することになったデレク。

・免疫不全の少年は順調に回復。なぜか免疫レベルが上がっていることに気づいたエドワーズ。ベイリーが両親に内緒で遺伝子治療をしたことに気づく。

・病院をやめたアレックスに送ってもらい、一人で出勤したウィルソン。だが、ミスを1人でなんとかしようとして失敗してしまう。

・妊娠を確認したケプナー。エイブリーと和解。
23 0%の望みにかけて
Everything I Try to Do, Nothing Seems to Turn Out Right


・両親の希望に反して勝手に遺伝子治療したことを、両親に打ち明けたベイリー。少年はすっかり回復したものの、訴訟を起こすと怒る両親。エドワーズは、自分の連絡ミスだとウソをつき、ベイリーを救う。

・妊娠したことを秘密にすることにしたケプナーとエイブリー。だがすぐに周りにバレてしまう。

・自分の後釜の面接をするクリスティーナだが、なかなか気に入る人物が見つからず。

・クリニックでの仕事は物足りないもので、病院にやってきて患者を奪うアレックス。

・画期的な治療法を思いつき、オペに入るマーフィだったが、彼女の様子を見ていて、外科医には向いていないと判断したリチャード。他の研修先を紹介する。

・ワシントンDCの国立衛星研究所での勤務を、大統領から直々に言われたデレク。メレディスの仕事先も手配し、自分の仕事はエイミーに任せ、家族で引っ越すことに。
24 ラスト・ダンス
Fear (of the Unknown)


・なかなか出発しないクリスティーナは、ギリギリまでハントとの生活を楽しむ。いよいよ出発と言う日に、モールで爆発事故が。その混乱の最中、少年の移植用心臓が見つかり、オペを担当すると言い出すクリスティーナ。だが、メレディスは強引に彼女のお尻をたたいて送り出す。そして、ロスも一緒に行くことに。

・遺伝子治療への資金援助が打ち切られることになり、激怒するベイリー。だが、リチャードから、研究職よりも、外科医として働くべきだといわれ、さらにクリスティーナが去って空いた理事の後任に推薦するといわれ、喜ぶ。

・爆発事故の混乱をうまく仕切るケプナーだったが、そんな世の中で子育てすることに不安を覚える。ママ・エイブリーが励ます。

・クリスティーナから、シアトルに残るべきだといわれ、自分の居場所はシアトルだと気づくメレディス。ワシントンDCには行かないとデレクに言い放つ。

・アレックスのクリニックでの仕事は物足りないものだと見抜いたクリスティーナ。ここに戻るべきだといい、自分の後任理事にアレックスを推薦することに。

ママ・エイブリー「世の中は変わるのよ、エイプリル。善良な人が子供をきちんと育てればね!」


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