舞台はシアトルの大病院。
外科インターンとして働くメレディス・グレイを中心にした医療ドラマ。
過酷な労働状況。ストレスや睡眠不足と戦いつつ、
技術習得に向けて必死で勉強の毎日… でも恋もする。
そんな彼らの、コミカルな日常を描いたドラマです。


エピソード紹介:シーズン16

No. エピソード 名セリフ、ゲストなど
その手を伸ばして
Nothing Left to Cling To

・キャンプから帰れなくなったエイブリーとマギーは、遭難者を発見。救助を呼んで救出。だがエイブリーとマギーは引き続き喧嘩中。マギーと距離を置き、救急隊員に近づくエイブリー。それに気づいてしまうマギー。
・デルーカを救うため、自白するメレディス。刑が決まるまで社会奉仕。デルーカは釈放され仕事復帰。
・ハントと復縁したテディ、それに気づいたコラシックだったが、まだ諦めず。退院後、ホテルで赤ちゃんの面倒をみるテディだったが、産後鬱。アメリアと住むために買った家を売り、テディと住む家を買うことにしたハント。
・30日間、精神治療施設に入ることになったジョー。彼女を見捨てないことを証明するために、再びプロポーズするアレックス。
・メレディスの件でクビになったリチャードは、熱のある少女を往診、散々な目に。パシフィック・ノースウェスト病院の外科部長ポストに応募するが年齢を理由に渋られる。やむなくアレックスに応募させ、自分を雇うよう仕向ける。
・思いがけず妊娠していることを知るアメリア。
・保険詐欺で優秀なドクターたちをクビにしてしまったため、キャサリンはコラシックを外科部長に。
それぞれの新境地
Back in the Saddle


・仕事復帰することにしたジョー。戻ってくるとは思っていなかったベイリー、指導で忙しくなってしまい、フェローシップの研究はジョーの好きにやっていいと放置。パックノースでもアレックスから好きにやっていいと言われ、どちらへ行くか迷うジョーだったが、グレイスローンに残ることに。
・エイブリーと険悪な雰囲気のマギー。病院の駐車場で停止中にキックボードの青年が激突。手当てするが心停止。
・妊娠の可能性をリンクに打ち明けるアメリア。子どもを持つことに異様に不安を感じるリンク。だが、アメリアがどういう選択をしても、全力で協力することを申し出る。
・パシフィック・ノース病院へ移ったリチャードとアレックス。だがスタッフのレベルが低く、苦労する。
・メレディスは、奉仕作業で知り合った人たちから医療相談を受け、シュミットに物資を届けさせ、簡単な診察を始め、パシフィック・ノースを紹介。甲状腺癌の患者を見つけ、深刻な医療保険制度の問題点に再びぶち当たる。


エイブリー
「メレディス・グレイは親しい友人だし最高の医師だ。彼女の人助けに協力できるのならそれくらい構わない。オレもグリフィンドールだ」
思わぬ巡り合わせ
Reunited

・リンクと話あった結果、子どもを産むことにしたアメリア。マギーにだけ打ち明ける。韓国語しか話せない年輩女性が院内をさまよっているのを見つけたアメリア。認知症を疑うが…
・メレディスのオペを受けに来た患者。だがメレディスがクビになったと知り、オペは断固拒否。ジョーがベイリーを説得し、メレディスの執刀の許可を求めるが断固拒否。やむなく、病院外でオペをする方法を模索するジョー。メレディスは奉仕作業でごみ拾いしながらスマホでオペを監視、ジョーがモニター上のメレディスの指示を仰ぎながら執刀することに。
・救急隊員ヒューズとの付き合いを続けるエイブリー。
・病院に復帰したデルーカだったが、ベイリーから目の敵にされる。
・テディと復縁したことでコラシックと険悪になってしまったハント、接近禁止命令を取られてしまい、顔を合わせないように気を遣う。テディの代わりにハントが育休をとり、テディに復帰してもらうことに。
・穴に転落した患者ヘザーを担当するリチャードとアレックス。妹たちヘイリー(アリサ・ミラノ)とハイジ(ホーリー・マリー・コームズ)が病院へ。患者は脳死状態。生命維持装置を止めるまでの間に姉妹は口論に。装置を止めるが、直後にヘイリーから電話があり…

アリッサ・ミラノホーリー・マリー・コームズ(チャームドのフィービーとパイパー)が姉妹役でゲスト出演この3姉妹はみんなHで始まる名前。(チャームドではみんなPで始まる名前)
空が落ちてきた日
It's Raining Men

・医療制度に対する問題点を記者に送ったメレディス、勝手に好き放題書かれて記事にされてしまう。救急車で運ばれてきた患者が、グレイスローン病院と知って嫌がったため、他の病院へ。産休中のハントが付き添いアレックスのいるパックノース病院へ運ぶ。そのままオペにも入り、アレックスから勧誘される。
・メレディスの告発記事を知るベイリー。情緒不安定で体調不良、更年期かとショックを受けるが、妊娠しているとわかる。
・自分の告発がねじ曲げられたと苦情を入れるメレディス。奉仕作業を抜けて病院に様子を見に行き、ベイリーに弁解、謝罪するが…
・スタッフが足りなくなり、急遽チーフレジデントになってしまったデルーカ。
・コラシックは、病院のイメージアップのために、少女のオペを無料でやる代わりに、オペを撮影することに。コラシックのやり方に疑問を感じたエイブリー、コラシックの代わりにアメリアに頼み、撮影をやめさせる。激怒するコラシック。
・空から落ちてきた女性を担当するテディ。彼氏を落ち着かせるリンクだったが、女性は助けられず…

カラダの記憶
Breathe Again


・妊娠がわかったベイリー、ベンに告げる。
・ゾラの体調が不良で、検査の結果再手術が必要とわかる。奉仕作業を途中で抜け出したメレディス、裁判所から呼び出されるが、ゾラが心配なため行かず。待合室でアメリアとマギーと話して待つが落ち着かず。ゾラのオペは無事終わるが、奉仕活動を休んだ時間分、拘留されることに。
・自殺未遂で救急搬送されてきた患者が、自分のセラピストだと気づき、セラピーを思い出して動揺するジョー。彼女を落ち着かせるために、自分の妊娠を告白するベイリー。自殺と思われたが、事故だったとわかる。
・断酒会の仲間から迫られ閉口するリチャード。

ハロウィンの悪夢
Whistlin' Past the Graveyard


・ハロウィン。拘留されているメレディスに代わって子どもたちの面倒をみるデルーカだったが、ゾラはなつかず。それはデレクを忘れたくないと言うゾラの思いからだったと知るデルーカ。夜までに自宅に戻ることができたメレディス、拘留中の服を子どもたちに仮装と思われる。
・同じ時期に妊娠したアメリアと、妊婦あるあるで盛り上がるベイリー。悲しい話ですぐ号泣してしまう。
・リンクの両親に会うことになったアメリア。仲が悪く離婚していた両親だったが、再婚すると言う。デートアプリでマッチングされたのがきっかけと言う話に唖然とするリンクとアメリア。子ども時代、2人の離婚で辛い目にあったリンクは納得がいかず。
・紫外線
・投資家たちに病院を案内していたアレックスとリチャード。病院の敷地から人の白骨が発見され、工事が中断。ハロウィンの仮装でアレックスに会いに来たジョーは、手伝いに駆り出される。混乱している様子を投資家たちに見られてしまうが、アレックスの奮闘ぶりが評価され、援助を受けられることに。その勢いで、ヴァンパイアメイクのまま式を挙げるジョーとアレックス。
・子どもたちにゾンビメイクをするテディ。

メレディスと同室の女性役
イシドラ・ゴレシュテル(シェイムレスのスヴェトラーナ)
遠すぎた家族
Papa Don't Preach

・エイブリーと別れたことを知らないキャサリンから、ディナーに誘われるマギー。リチャードの姪サブリナがグレイスローン病院にやってきて、マギーと会い、お互いが似ていることに驚く。サブリナを連れてパックノースにいるリチャードのところへ。サブリナには腫瘍がありオペが必要だった。検査の結果、だいぶ進行していることがわかり、すぐにオペをすることになるが、執刀すると言い張るマギー。家族だから他の医師に頼むべきだと言うリチャード。だがサブリナが急変し、マギーがオペすることに。自信満々で挑むが…
・妊娠していることをハントに伝えるアメリア。子どもは欲しくないと言っていたアメリアが出産するつもりであることに驚き、ショックを受けるハント。希望していない妊娠をしている女性が階段から転落し、中絶代を惜しんでわざと転落したのではと疑う。

私という軌跡
My Shot

<メレディスの審問会>
・メレディスの医師免許についての審問会。スタッフの多くが審問会へ。弁護士から、余計なことを一切言わずに黙っていろと指示される。審議委員長がカステロ医師(デレクを救えず死なせた張本人)であることを知り、動揺するメレディス。変更の申し立てをすると審問会が先延ばしになるため、受け入れることに。
・ベイリーが証人として呼ばれるが、メレディスに敵意むき出し。保険詐欺のきっかけとなった患者の父親は、メレディスに感謝していることを証言。デルーカは、保険詐欺を知りながら報告しなかったことを責められ、メレディスと関係を持っていることで責められる。シュミットは緊張で頭が真っ白。患者の名前とブレスレットの名前が違うことに気づいてベイリーに報告したことで発覚してしまったと後悔する。
・ハントは、妹のオペで感謝していると証言。リチャードはマウスを使ったミニ肝臓の研究について証言。アデルの治験薬がプラセボであったことを知り、不正にすり替えた件にも関わっていることを証言。昔の事務員が証言に呼ばれ、シアトルグレイスの採用者の中に、最初はメレディスは含まれておらず、リチャードに言われて追加したことが判明。アレックスは、メレディスが患者思いのいい医師だと証言。
・ゾラの養子縁組のことについても不正があったと追求され、ついに怒ったメレディスは、カステロ医師がゾラの父親(デレク)を奪った、そんな人に裁く資格はないと責め立てる。その直後、カステロ医師はけいれん発作で倒れてしまう。すぐにグレイスローンへ運ばれ、審問会は中断。脳のオペが必要とわかるが、担当できないアメリアに代わってコラシックがオペ。健闘むなしく死亡。
・国中から集まった、メレディスを擁護したいと言う大勢の患者たちを連れてくるアレックス。審問会を延期しないよう頼む。クリスティーナ、トレス、アリゾナ、ケプナー、アディソンからの手紙を読み上げるアレックス。
・処分不要が決定。メレディスに戻ってきて欲しいと言うベイリー。
・デレクの事を話すメレディスを見て、まだ彼を愛していること、彼を尊敬していることに気づいたデルーカ、別れを考える。

・従妹を死なせてしまったショックでバーで飲んだくれるマギー。エイブリーが迎えに来る。いい雰囲気になるが…

静かな胸騒ぎ
Let's All Go to the Bar

・医師復帰したメレディス、研修医指導に回される。小児外科チーフのコーマック・ヘイズが遅れてやってきて偉そうに仕切る。患者についてよく知っているメレディスが患者の症状から生検を考えるが、はじめから癌と疑ってCTを撮るヘイズと険悪に。必要以上に患者を不安にさせるヘイズ。生検の結果、癌細胞は見つからなかったため、オペで摘出したメレディス、大きな胆石とわかる。そしてクリスティーナがプレゼント?として送った男こそ、ヘイズだった…
・セイフ・ヘイヴンのボランティアとして、消防署に赤ちゃんが捨てられると連絡が来るよう登録したジョー。さっそく連絡が来て動揺。消防署に預かりに行くが、自分の昔を思い出す。赤ちゃんに癒やされつつも、母親のしたことを許せず。
・弁置換術を担当するマギーだったが、不安からテディにもオペに加わるよう頼む。これまで3度オペをした患者で、順調だったが、心臓が動き出さず… 辞表を出すと言い出すマギー。すぐに後任をテディにすると決めるコラシック。まだテディを諦めておらず。
・救命士といちゃついているところをキャサリンに見られてしまうエイブリー。リチャードの浮気を疑うキャサリン。
・エコー検査で胎児の性別を聞くべきか否か迷うベイリー、まだエコー検査を一度も受けていないと言うアメリア。消防署長のリンパ腫の宣告をした直後、ベイリーは不正出血、流産してしまう。やっとエコー検査を受ける気になったアメリアは、赤ちゃんの父親がリンクではないことに気づく。
・バーでウォーレンと署長が飲んでいると、車がつっこみ…

10 独りの夜に
Help Me Through the Night

・バーに車がつっこみ、負傷者がグレイスローンに運ばれる。バーにいたドクターも多数。パニックになりそうな気持ちを抑えつつ、現場を仕切るベイリー。リチャードとハントを応援に呼ぶ。流産してから休みなしのベイリーを心配するウォーレン。重傷の研修医たちを助け、ピンチを乗り切ったベイリーを、流産のショックが襲う。そんなベイリーを、ドーナツで励ますメレディス。
・消防署に捨てられていた赤ん坊を、自宅に連れ帰ってしまうジョー。病院から呼び出され、新生児室に連れて行くことに。赤ん坊をヘイズに渡す。
・オペ中に倒れるシュミット。ブロークンハート症候群とわかる。
・ついにテディにプロポーズするハント。だが、義務感からプロポーズしたと思ったテディは断る。そうでないと知ってやっとOKする。
・赤ちゃんがリンクとの子ではないことに気づいたアメリア、リンクに告白しようとするが、テディとハントの婚約を知って言いそびれる。
・病院を辞めて家に引きこもっていたマギー、担当した患者が助かったことを知る。だが、従妹の件で訴えられたことを知る。

11 苦い現実
A Hard Pill to Swallow

・婚約指輪をなくしてしまったテディ。ハントに打ち明け、一緒に探す。レオの具合が悪く迎えに行き、検査した結果、指輪を飲み込んでいたことがわかる。
・ついにリンクに告白するアメリア。実父確定検査はせずにリンクとこのままの関係を続けたいと伝える。それでいいと考えていたリンクだったが、誰の子か知る権利があると思い直す。
・虫垂切除後、発熱が続く患者。原因がわからずベイリーに助言を求めたデルーカ。検査の結果、心臓に水が溜まっていることがわかるが、原因不明。メレディスが原因を探る。
・突然吐血した学生の手当をするメレディスとヘイズ。出逢いは最悪だったが、妻の命日だったと言うヘイズ。患者は電子たばこが原因で肺に障害が出ていることがわかる。少しでも肺を残す方向での治療を考えるメレディス。その方向でオペを始めるが手に負えず、ヘイズの案である開胸オペに変更。同じ経験を、逆の立場でしたと言うヘイズ、相手はクリスティーナだった。
・家に引きこもり食事も取らないマギーを心配し、押しかけたリチャード。マギーを責めているわけではないこと、そもそも回復の望みの薄いオペだったことを伝えるが、自分を許せないマギー。彼女の気持ちにお構いなしで料理を始めるリチャード。
・水槽の魚を飲み込んだ男性を担当するジョーとリンク、エイブリー。喉に魚が引っかかり話せず。とげに毒があるとわかり、オペすることに。
・ベイリーの流産を知ったコラシックは、ロウソクをともすといいとアドバイス。

虫垂切除の患者スザンヌ役
サラ・ラファティ(SUITSのドナ)
12 最後の晩餐
The Last Supper

・食事会を企画するキャサリン。結婚記念日の食事会だと考え、別れているにも関わらず、2人のためと出席することにしたエイブリーとマギー。だがエイブリーは恋人ヴィックを呼んでいた。そしてヴィックはマギーのお相手として別の男性を連れてきた… 食事中、不穏な空気に。だがプロポーズの時の話になり、和やかな雰囲気に。食事会で離婚を公表しようと考えていたキャサリンとリチャードだったが、リチャードへの気持ちを思い出し、やり直したいと思い直したキャサリン。だが気持ちは変わらないリチャード。結局また険悪なムードに逆戻り。リチャードは、パックノースにマギーを呼ぶことに。それを知ったキャサリンは、パックノースの買収を検討しはじめる。
・ホスピスに入所しているおじソウルを見舞いに行ったシュミット。ニコを同伴し、ゲイだと告白した途端、ソウルは亡くなってしまう。自分のせいで亡くなったと悔やむシュミットだったが、ソウルもゲイだったことが判明。シュミットは実家の地下室暮らしだったが、出て行くことを決意。

13 私とダンスを
Save the Last Dance for Me

・パックノースがフォックス財団に買収され、職員はグレイスローン病院で面接を受けなければならないことに。パックノースの勤務初日にコラシックの面接を受ける羽目になったマギー。休んでいるテディの代わりにグレイスローンで働くことになるが、チーフはテディのまま。同じくコラシックの面接を受けることになったハントは延々待たされる。怒ったリチャードたち理事は、みんなで辞職をチラつかせてコラシックに交渉。全員の復職を認めさせる。
・ヘイズが息子たちを職場見学のために連れて出勤。
・実父確定検査を受けてほしいと言われたアメリアだったが、受けることができず。
・アレックスの態度が冷たくなり不安になるジョー。
・虫垂切除後、心臓に水が溜まって原因不明のままお手上げになっていた患者スザンヌをなんとか救おうと、メレディスの名前を出して、聾唖のドクター、ローレン・ライリーの力を借りることにしたデルーカ。ローレンが提案した方法に不安を感じるが…
・怪我をした里子を担当するベイリーとジョー。

14 つよがりな大人たち
A Diagnosis

・ローレンの提案で、スザンヌの投薬を一時的にすべてやめ、症状の本当の原因を突き止めようとするが、苦しむスザンヌを見て心配から眠らずに原因を調べ始めるデルーカ。だが悪化し、口から出血したスザンヌを見て取り乱す… 彼の様子を見て、父親と同じ躁鬱病の発症を心配するメレディス。ベイリーに相談。デルーカを呼び出し、メレディスが引き継ぐことになるが、激怒するデルーカ。再び投薬を開始することになるが、その直前、とても希なスティル病であることが判明。メレディスの許可無くステロイドを投与し、口論に。激高したデルーカを見て普通じゃないと気づく。
・アパート探しを始めたシュミット。ニコの両親が来ていると知り会いたがるが、批判的だからと拒まれる。
・アレックスと連絡が取れなくなり心配するジョー。
・クマに襲われた夫婦、別々の病室へ。鼻を損傷したため、顔の傷が治るまで腕の中に移植し保存中の夫。だが妻には別に恋人が… 妻に会いたがる夫だったが、それを知り、会わずに済むように嘘をつくジョー。だが夫は急変して死亡。ショックから恋人を拒絶する妻。
・保険に入れない人向けに無償オペの準備をするメレディス。
・グレイスローンでインターンへの指導を割振られたリチャード、やる気になれず上の空。
・里子仲間の兄弟たちが心配でリハビリをしようとしない患者ジョーイ。兄弟たちに会わせようと奔走するヘイズ。
・子どもの父がリンクではないかもしれないと知ったときのリンクの対応に不安を感じ、引きこもるアメリア。実父確定検査の結果がどうであれ、無条件で受け入れてくれる人たち(メレディスやマギー)と子育てしたいと結論を出す。

ベイリー「私はもう更年期。どんなかというと寝るときは手足が冷えきってるのに夜中にほてって目が覚める。一晩中毛布をかけたりはずしたり、楽しんだり悲しんだり、笑ったかと思うと扇風機を投げつけたくなる。大丈夫かですって? そりゃ、人口の51%をしめてる女性がみんな人生のどこかでこの喜びを味わってきた。あるいはこれから味わうことになる。そういう意味で言えば私は大丈夫。要件は? …この扇風機を止めるの待ってるのならムダよ、座って!」
15 儚き銀世界
Snowblind

・大雪で吹雪。肝臓のドナーが見つかるが、雪で交通が麻痺。時間内に運べないと言われ激怒するヘイズ。徒歩で取りに行くと言うデルーカ。肝臓を待ち、オペしながら、妻を亡くしたときのことを話すヘイズ、デレクを失ったときのことを話すメレディス。そこへ、肝臓を持って戻ってきたデルーカだったが、両手がひどい凍傷に。オペは成功、メレディスはデルーカに感謝を伝えるが、まだ彼女を許していないデルーカ。
・重病の患者テスが病室からいなくなりシュミットに捜させるジョー。指導しているインターンの1人デズモンドを気に入り、オペに入れるリチャード。デズモンドが患者にメスを入れようとしたそのとき、彼女がドクターではなく、探している患者テスであることに気づくシュミット。逃げ出すテス… メディカルスクールに行ったものの途中でがんが見つかり、治療でお金もなくなり… ドクターの体験をしたかったと言うテス。夢を諦めるなと言うリチャード、聴診器をプレゼント。
・里親捜しをせず独り立ちして働くと言うジョーイに、病院内を職場見学させるベイリー。ワクワクする経験をしたジョーイ。彼を自分の家で引き取ると決めたベイリー。
・車ではねられた妊婦が運ばれてくる。はねたのはレズビアンの妻。胎児を取り出し、母子ともに助けることに成功。
・アメリアの子がハントの子かもしれないことに不安を感じているテディ。それを聞いて、ハントのテディへの気持ちに揺るぎはないとなぐさめるコラシック。その夜、テディはコラシックの家へ押しかけ…

16 親愛なる君へ
Leave a Light On

・ジョー宛てに、アレックスから手紙が届く。同じ頃、ベイリー、メレディス、リチャードにも手紙が届く。メレディスへの手紙にはこれまでの感謝と、シアトルを出てイジーと居ることが書かれていた… イジーには双子の子どもがいて、アレックスとの子であることを知り、イジーと暮らすことを決意したと言う。
・ジョーへの手紙には謝罪と、ジョーを励ます言葉、そして愛しているが、イジーも大切であることが書かれていた。カンザスの農場で、アレックスの子どもたちと暮らしていることを知り、彼らとの生活を選ぶため、離婚して欲しいと言う。気持ちを切り替えて、仕事に励むことにしたジョー。
・ベイリーへの手紙には、医者としての自分を育ててくれたことへの感謝と、イジーと彼女との子どもたちと暮らしていること、そちらの病院での仕事をしたいのでベイリーに推薦状を書いて欲しいことが書かれていた。
・アルコール依存症の会へ出席したリチャード。アレックスから届いた手紙について語る。彼は有能な小児外科医になったこと、ここで築いたことすべてを投げ捨てて元妻と子どもたちの元へと行ってしまったこと。だが、自分自身が子どもの成長に関われなかったことを思い出し、アレックスの選択を尊重するしつつも、別れを言いたかったこと。

17 抗えない力
Life on Mars?

・家へ戻りたくなくてリンクのところへ泊まるジョー。朝の通勤時に駅で見かけたカップルの男性が線路に転落して運ばれてくる。イギリス留学する彼女に付いていくことを決めた彼だったが、感電した彼の治療には時間がかかることがわかり、彼のために残ることはできないと言う彼女。朝はらぶらぶだったのに捨てられた彼に、自分の姿を重ねるジョー。アレックスを忘れて立ち直る事を決意。
・不安から再びコラシックと関係を持ってしまったテディ。アメリアの子がハントの子かもと言う不安を、ハントに話してしまう。動揺したハントを見て、不安から再びコラシックと…
・エイブリーの部屋に居候していたヴィック。そこを出てディーンの部屋に住むと聞いて動揺するエイブリー。かといってヴィックを恋人とは考えていなかったエイブリーの考えに腹を立てたヴィックは別れを切り出す。
・ロケットが爆発したことで、作った企業の経営者フォードがやってくる。自分の計算に何かミスがあったとすれば、何か病が原因かもと検査を受けに来たのだった。キャサリンフォックス財団と仲がいいため1フロア貸し切り状態。検査の結果は異常なしだったが、ミスを病のせいにしたいフォードは金を積んで病を見つけろと言い出す。金のため、小さな動脈瘤が見つかったと嘘を付くコラシック。
・フォードの検査のために呼び出されたメレディス。メレディスが暴露した医療制度の問題点の記事を読んでいたフォードはメレディスに興味を持つ。だがエイブリーに押しつけ、本来の診察に戻る。糖尿病の患者が、金銭苦からインスリンを切り詰めたために死亡。医療制度の問題点を再び思い知らされる。コラシックがフォードの金を利用することを考え…
・カウンセリングを受けることになったデルーカ。
・リチャードは、担当していた患者を手放し、オペはやめることを決意。それを知ったベイリーは引き留めるが、彼の決意は固く…
・誰の子でも関係ない、アメリアと育てたいと打ち明けたリンク。リンクとの子だと確定したことを伝えるアメリア。

18 無償の愛
Give a Little Bit

・無償オペデーを作ったメレディス。12時間で25のオペを計画。人手が足りないため、リチャードにも外科医としての応援を頼むが断られる。予定通りに進まず、時間が足りないことに気づく。コラシックに直談判し、コラシックはフォードの金を使えばいいと快諾。月一で実施することに。
・腹痛を訴えた少女シンディをつれてきたおば。担当したデルーカだったが、2人の様子がおかしいことに気づく。人身売買だと考え、ベイリーを呼ぶ。ベイリーが見に行くと何も変わった様子は見られず… それでも人身売買だと信じて疑わないデルーカは、おばからシンディを引き離し、おばを逮捕しろと騒ぐが、デルーカが正気ではないと思われ… 辞めると息巻くデルーカを取りなし、思い直させるメレディス。人身売買ネットワークに連絡するが、もう2人は病院を去ったあとだった…
・PTSDが原因で犯罪を起こした海兵隊員を担当したテディ。アメリアの応援を頼む。無償オペデーにオペをすることに。アメリアの子がリンクの子だと確定したことで、コラシックとの関係に悩むテディ。
・マリナーズのチームドクターだったリンク、継続を打診されるが、年に半年は遠征になることから、アメリアと子どもとの生活を考え、断るリンク。ニコに話をもちかけ、大乗り気ののニコ。不安を感じるシュミットだったが、別れを切り出される。
・ヴィックとバスケの試合を見に行く予定だったエイブリー。一緒に行く相手を探すが見つからず、リチャードを誘うことに。
・未だ住む家を見つけられていないシュミット、ジョーの家に間借りすることに。

コード・ヴァイオレット
19 こぼれ落ちる記憶
Love of My Life

・外科イノベーション学会へ出席するためハリウッドへやってきたリチャード、マギー、テディ、子連れでやってきたヘイズ。開発したがんを見つけるペンについて講演をすることになったリチャードは、直前までホテルの部屋で原稿を手直し。そこへキャサリンが押しかける。やり直したいと言うキャサリンの申し出に答えるリチャード。すっかり和解して、原稿も進むリチャードだったが、キャサリンが来たというのは幻覚だった…
 メレディスや病院に残ったスタッフはリモートで、学会ではマギーやテディ、ヘイズたち、みなが見守る中、話の内容が支離滅裂にはるリチャード。おかしいことに気づき、すぐにマギーが止めに入るが、マギーを認識できず… 救急搬送される。

・心臓弁ハッピーアワーでのドリンクを楽しむテディとマギー。そこで憧れだった先輩ドクターに再会したマギー、声をかけられ舞い上がる。彼もマギーに一目惚れしていた知り、そのまま部屋へ… 恋に落ちる2人。一緒にボストンに来て欲しいと言われるが…
・かつて学会で営業をしていた製薬会社の女性と知り合い、結婚した経験があるヘイズ。病で亡くなった彼女との思い出がよみがえる… 営業マンがやってくるが、彼が売り込んだ機器は、妻の死の原因となった機器だった… 怒りがよみがえるヘイズ。
・NYにいたときのルームメイト、クレアに再会したテディ。911でルームメイト、アリソンを失ったことががきっかけで入隊したテディ、恋人を失って引っ越したクレア。だが、当時テディはアリソンと浮気をしていた… 娘にアリソンと名前を付けたことを知ったクレアは、2人の関係に気づいていた。
20 言葉(うた)を届けて
Sing It Again

・講演中に突然異常な行動をとったリチャード。いまだに学会にキャサリンも来ていたと思い込んでいる。スタッフ総出で検査。脳のCTでは認知症の所見はみられなかったが、認知症が疑われる。病室を抜け出したリチャードは、自分で自分のオペをしようとしていて面食らうメレディス。メレディスをエリスと思い込むリチャード。停職中のデルーカと協力して原因を探るメレディス。
・コラシックの元妻が息子ガスリーを連れてやってくる。亡くなった息子にそっくりで動揺するコラシック。脳腫瘍があるためオペが必要となるが、アメリアにオペを任せることに。だがオペ中にお産が始まってしまい、コラシックに交替を頼む。渋々オペに入るが、途中で動揺。テディの助言で正気を取り戻す。もうすぐにでも産まれると騒ぐアメリアだったが、前駆陣痛とわかり…
・コラシックとハントとの間で気持ちが揺れるテディだったが、すぐにハントと式を挙げると決める。
・ERに患者が殺到、ジョーが取り仕切る。
・足の骨折でオペを受けた女性が、オペ後、頭で音楽が鳴り止まず、自分も話が歌になってしまい、脳外科へ。脳に異常はみられず、音楽嗜好症と考えられる。

21 笑顔のゆくえ
Put on a Happy Face


・リチャードの異変はアルツハイマーではないと信じ、原因を突き止めようと連日徹夜のメレディスとデルーカ。アルツハイマーだと信じ、連れて帰ると言うキャサリン。手足のしびれがあることに気づいたメレディス、神経の検査をすることに。アルツハイマーではないとわかるが、さらに詳しい検査が必要に。生検オペをする直前、デルーカが人工股関節のコバルト中毒であることに気づく。緊急オペで再置換することに。リチャードの意識が戻り、すっかり正常に。そしてキャサリンに対する怒りが復活する… 一件落着で精神的に落ち込むデルーカ。
・笑顔が作れない病の少女が、顔の筋移植オペを受けることに。が、直前に反対する父親。しかも何度目かの直前での反対で、娘を失うことを恐れてのことだった。娘の意思は固く、ついにオペを受けることに。
・アメリア破水。付き添っていたリンクはリチャードのオペに入り、代わりにベイリーが付き添い、無事出産。
・テディとハントが急いで結婚式を挙げることを知ったコラシック。ハントと結婚するなと迫る。そのままセックス、その真っ最中に誤ってボイスメールをハントに送ってしまう… 2人の会話も聞いてしまい、ショックを受けたハント。予定通り式を挙げるつもりだったテディだが、急にオペが入ったとドタキャンするハント。
・胸に折れたバットが刺さった男性を担当するハント、シュミット。




エピソード紹介:シーズン17

No. エピソード 名セリフ、ゲストなど
未知の禍
All tomorrow's parties
・2020年4月、コロナ禍のグレイスローン病院にリチャードが復帰。今までと違う手順を教えるベイリー。コロナ対応エリアとそれ以外に分かれ、オペは緊急のもののみ。マスクが足りず、消毒薬で拭いて再利用しているのを見たリチャードは、それよりいい方法を思いつく。
・ウィンストンと遠距離恋愛を続けるマギー。
・コロナエリアを担当するメレディス。患者が手の施しようもなく次々と亡くなり、無力感を感じる。
・重度の熱傷の患者が救急搬送されてくる。両親が来るが患者には会えず、母親(リンダ・パーク:スタートレックエンタープライズのホシ・サトウ)が進入禁止エリアへ… 患者に会えない家族たちが待機場所で待機している間、家族間でもめ事が起きる。
・当直室で待機のデルーカ。騒ぎの元になった患者シンディは、デルーカの読み通りだったことがわかり、デルーカは検査に付き添うことに。本当の名前はエリン、2年前に拉致されたいきさつを語る。彼を信じなかったことを悔い、彼のために励ますことにしたベイリーたち。
・夫を忘れるため、セックスして欲しいとエイブリーに頼むジョー。音楽に料理、ワインで待っていたエイブリーのロマンティックさに驚くジョー。直前に泣き出してしまい、セックスはお預けに。
・大量に頼んだマスク、手袋、フェイスシールドが届いたと喜ぶコラシック。だが届いたのはシューズカバーだけだった…

コラシック「キャプテンコバルト、お帰りなさい!」
(コバルト中毒後に復帰したリチャードに向かって)
ぎりぎりの闘い
The Center Won't Hold

・患者の家族同士の争いに巻き込まれて足を痛めたベイリー。
・赤ちゃんの世話に追われ、リンクの誕生日を忘れていたことに気づいたアメリア、急遽誕生パーティをすることに。
・テディは結婚式が中止になった理由がわからないまま、なかなかハントと話し合う時間がとれず。やっと、コラシックとのセックス音声を聞いてしまったことを話すハント。愛していると泣きつくテディだったが…
・物資が足りなくて調達に苦心するマギーとキャサリン。リチャードを取り戻せないこともあり怒りを爆発させるキャサリン。リチャードを取り戻すことが必要だと説得するマギー。テディとのことでコラシックを全部長のボスを解任したキャサリンは、後任をリチャードに任せることに。
・ネットにアップされていた、学会で失敗したときの映像を見て落ち込むリチャード。キャサリンを取り戻さないと前へは進めないと説得するエイブリー。
・熱傷の処置にあたっていたエイブリー、思いのほか傷が深いことに気づく。
・ずっとコロナ病棟担当だったが、やっとオペに入れることになったメレディス。腎臓に木片が刺さった青年を救うべくオペに入る。それは移植を受けた腎臓だった。オペは成功。だが仕事の後、駐車場で倒れるメレディス。
・マギーが帰宅すると、庭にテントが。ウィンストンからのサプライズだった。
束の間の喜び
My Happy Ending

・入院したメレディス。コロナ陽性とわかる。病状が落ち着いたので病室を空けるためホテルでの自主隔離にしてほしいと言うが、許可しないテディ。病室でベッドから落ちて気を失ったメレディスは、その間、ビーチでデレクと再開している夢を見ていた… 実験的な治療薬を投与すべきと主張するデルーカ。医療代理人をアレックスに指定していたが、いま近くに居る人にすべきとベイリーに説得され、考えた挙げ句、リチャードに頼むことに。
・死者が相次ぎ疲れもピークのマギー。
・ドライブスルーのPCT検査を始めることにしたリチャード。
・コラシックはリチャードの代わりに研修医の指導をすることに。研修に来ている親子がいることがわかる。母親の方は「ママ・オーティス(リサ・ヴィダル)」、ソーシャルワーカーを経験しているので現場判断が的確。コラシックは自分に指導は向かないと気づく。さらにコロナ陽性とわかり、自宅待機に。
・ジョー担当の予期せぬ妊娠だとわかった患者が、胎児が子宮ではなく肝臓にくっついている腹腔妊娠とわかる。胎児が生きているため、26週目だが取り出すことに。
ママ・オーティス:リサ・ヴィダル(サードウォッチのDr.モラレス)
逆境の乗り越え方
You'll Never Walk Alone

・コロナ陽性で自宅待機中のコラシック、陽性と出たのは間違いではないかと言い出す。再検査にやってきたヘルムを信用せず、自分で採取すると言い張る。結局再検査も陽性に。落ち込んだコラシックの様子が心配になるヘルム。テディが夜様子を見に行くが返事をせず。発熱で苦しんでいた…
・眠り続けるメレディスに、モノクローナル抗体の臨床試験を受けさせたいと持ちかけるデルーカとテディ。慎重になるリチャード。夢の中でデレクに次いでジョージに会っていたメレディス。夢の中にリチャードが出てきて治療方針を決めかねていることを語る… 悪化するメレディスを見かねて、臨床試験への参加を決めるリチャード。
・前回ハントが虫垂炎と診断した患者が、再び運ばれてくる。誤診だった可能性があることに気づいたアジア系のレジデント。アジア系に多い病気なことを知っていれば見逃すことはなかったとニコに相談、ニコがハントに問題を指摘する。二度とミスはしたくないと考えたハントはベイリーに相談。プロトコルに不備があれば変えるべきとアドバイス。
・仕切り直しをすることになったジョーとエイブリー。ディナーの後、眠ってお泊まりになってしまい、翌朝勢いで… 付き合う気はないから次はないとお互い言い張り… 
・遠距離恋愛中の相手とその祖母とオンラインディナーを楽しむが、家庭内の問題が見えてしまい…
命に敬意を
Fight the Power
・臨床試験に参加して少し改善が見られるメレディス。眠り続けるメレディスに、認知症となった母への想いを語るベイリー。
・キャサリンがちゃんとマスクをしないことに腹を立てるエイブリー。
・高熱にうなされるコラシックが運び込まれる。意識障害が酷く、動揺するテディ。急遽治療のためにアメリアが呼ばれる。コラシックへの想いに気づくテディ。
・子宮外妊娠の赤ちゃんを取りだした女性バル。赤ちゃんは順調だが、バルには異常が見つかりオペが必要とわかる。オペで肝臓の大半を摘出し、なんとか命を助けることに成功したジョー。急遽、出産を担当することに。健康な赤ちゃんをとりあげ、束の間の癒やしを得た彼女は、志望を変えることを考え始める。
・ベイリーの両親が入っている介護施設でコロナ感染が広がっていることを知り、ウォーレンに2人を連れ出してくれるよう頼む。だがすでに母親が感染しており運ばれてきた… すでに重症で、延命治療は望まないはずと考えていたベイリーだったが、まだ死にたくない、家に帰りたいと言う母の言葉に動揺する。さらに両親を施設に入れたことで自分を責める。そして母を看取る…

希望と絶望の狭間で
No Time for Despair

・ついに目覚めたメレディス。担当していた患者の心配をする。コラシックもだいぶ回復。だが隣のベッドの患者が死亡し、ショックを受ける。こっそりメレディスの病室を見舞い、しばし歓談。向かいの病室の患者が急変したのに気づき、駆けつけて救命処置するが、直後に倒れるメレディス。リチャードは人工呼吸器をつけることを決断。
・誘拐監禁され、逃げるために家に火を付けた少女が運ばれてくる。誘拐した男も火傷で運ばれハントが担当するが急変。脳卒中とわかりアメリアがオペ。男が口を割らないことを確かめるため、人身売買に関わっている女も患者を装って病院に忍び込む… 駐車場で女の存在に気づいたデルーカは、姉カリーナとともにこっそり後をつけることに。
・患者が今後2倍になることをスタッフに伝えるリチャード。食堂にもベッドを多数配置することに。公私ともに先が見えない状況にいらだつテディ。
・母親が亡くなった直後にもかかわらず休まず出勤するベイリー。だが母親が亡くなった部屋に入れず。休むようデルーカに助言される。
切なる願い
Helplessly Hoping
・女に腹を刺され重傷を負ったデルーカ、救急車で運ばれてくる。ハントが担当。この現場には(険悪な関係だが)テディが必要だと判断し呼び、ひとまず容体は安定するが急変。助けられず。
・無事に出産したものの回復しないため、赤ちゃんに会うことができないバル。赤ちゃんにもオペが必要になり、どう説明すべきか悩むジョー。親子を会わせるべきだと判断。だが直前にバルが急変、助けられず。赤ちゃんのオペは成功。
・遠距離恋愛を続けているマギー、久しぶりに恋人ウィンストンに会い幸せなひとときを過ごす。だがアメリアに呼び出される。ウィンストンは、マギーの元彼がエイブリーであることに気づく。
・母メレディスが危篤であることに気づいてしまうゾラ、どう対処したらいいのかわからないアメリア。マギーを呼び出し、一緒に話をすることに。昏睡状態で相変わらずビーチにいる夢を見ているメレディスは、デルーカの登場に驚く。
・だいぶ回復したコラシック。コロナ禍で精神的に追い詰められているテディは彼に癒やしを求めるが…
・自分が対応した患者が、人身売買の犯人でデルーカを刺した女だと知ったシュミット、責任を感じる。

壊れゆく世界
It's All Too Much

・夢の中で再びデレクに会うメレディス。安定し、人工呼吸器から離脱を試みるが… ヘイズの呼びかけに応じ、メレディスの意識が戻りかける。
・専門を産婦人科に変えることをエイブリーに相談するジョー。そこへ、アメリアから逃げ出したリンクが酒を持って現れ、3人で酒盛り。
・心臓発作で運ばれた男性は、コロナが怖くて医者や病院を恐れ、治療の途中で逃げ出す。
・デルーカの死亡原因を調べるために検視を頼み、調査に躍起になるベイリー。やめるべきだと言うリチャード。休みを取ることにしたベイリー。
・コロナ禍で葬儀ができないデルーカのために、偲ぶ会を開くことにしたリチャード。駐車場にマスクで集まったスタッフ。スクリーンには親しかった同僚からの追悼メッセージが。最後に、インターンに応募したときのデルーカの映像が流れる。
後悔の旅路
In My Life

・精神的にやられてしまい、ベッドから出られないテディ。宙を見つめたまま反応がないテディが心配になったハントは、テディに点滴をする。悪夢を見ていたテディは、過去の選択を振り返る… 911で亡くなった恋人アリソンや、デルーカの死に責任を感じる… 正気を取り戻したテディ。

・テディの回復を願いながらも、まだ許せないでいるハント。テディを許すべきだと諭すアメリア。
10 生命の息吹
Breathe

・メレディスのビーチでの夢にレクシーとマークが現れる… メレディスの状態を心配したクリスティーナが、人工呼吸器のモニターの写真を送れとハントに指示。メレディスの抜管を試みるハント。
・テディが心配で、アメリアにおもりを頼むハント。子どもたちとのんびりとすごすテディとアメリア。
・ヘイズの亡くなった妻の肉親アイリーンが尿路結石でやってくる。彼女は多発性硬化症だが、西洋医学を信じていないため、対応に困りキャサリンを呼ぶ。内視鏡で結石を摘出するが、もろくなった尿管まで一緒に出てきてしまった…
・人工呼吸器が残り僅かとなり危機感を募らせるスタッフ。外傷を閉じる判断をするリチャード。
・コロナに感染した母娘が入院。自分のせいで母が感染したと悔やむ娘。娘が悪化し、人工呼吸器につなぐ必要が。そのころ、母親も容体が悪化、シュミットが挿管。人工呼吸器残り1台を、どちらにつなぐべきか悩むスタッフ。人工呼吸器のシェアを思いつくマギー。ウィンストンがボストンに戻る日がくるが、離れたくないマギー。ウィンストンはプロポーズ。
11 見つめ直す時間
Sorry Doesn't Always Make It Right

・家事にうんざりしているアメリアとリンクのところへ、リンクの両親がキャンピングカーでやってきた。子どもたちを連れ出してくれると知って喜ぶ2人。結婚について考え始める。
・外のテントでPCR検査に回るエイブリー。隔離が必要だがホテルに泊まる余裕のない患者に、自腹でホテルをとる。だがすでに支援している団体があり、彼らが安価でホテルをとれなくなったとクレームをつけるママ・オーティス。かつてソーシャルワーカーだったオーティスに、どうしたら改善できるかアドバイスを求めるエイブリー。
・順調だが目が覚めないメレディス。彼女に向かって、自身の悩みを話し続けるジョー。リチャードが見守る中、やっと目覚めるメレディス。
・心臓に欠陥がある子どもを担当するヘイズ。移植の順番待ちだが、他の人の死を待つことに罪悪感を感じている父親。マギーに助言を求めるヘイズだったが、諦めるべきだと言われる。だが対処法を見つけたヘイズ、危険な賭に出る。
・テディを許し、友達に戻りたいと言うハント。
12 革命は突然に
Sign O' the Times
・家族でデモに参加し、襲われるヘイズ。デモに参加し、催涙弾が当たって怪我をした女性を連れてくるリチャード。
・貧困層のためのコロナ対策プランの提案書を出すエイブリーだったが、キャサリンに後回しにされる。これまでデモの類いに一度も参加したことがなかったことに気づくエイブリー。もっとできることがあるはずだとキャサリンと口論になる。
・ボストンでの仕事を終え、シアトルへ車で移動中のウィンストンが気になって仕方が無いマギー。マギーとハンズフリーで電話中に警官に止められたウィンストン。電話を切らないように言うマギーだったが、警官に言われて携帯を切るウィンストン。連絡が取れなくなり取り乱すマギー。仕事に集中させるため携帯を預かるリチャード。しばらくして無事が確認できたが…
・メレディスを高気圧酸素室に入れるシュミット。混んでいるからと新人が他の患者も連れて一緒に入ることに。その患者の腸が飛び出し取り乱す2人。だが頭の中にメレディスの声が聞こえ、手際よく対処できるシュミット。
・ジョギング中に倒れ息切れのする男性が運び込まれる。検査の結果コロナ陽性だが、コロナは信じないと言い出す。マスクもせず、コロナの治療拒否。強引に退院し、病院を出てすぐに倒れてそのまま死亡。
13 幸せを探して
Good as Hell

・コロナで入院していた看護師が無事担任し、スタッフ全員で見送る。メレディスは安定しているにもかかわらず、長く起きていられないことを心配するリチャードたち。検査の結果、肝臓に異常を見つけるテディ。オペすることになるが、精神状態を心配するリチャード、ハント。ウィンストンに手伝いを頼む。オペはうまくいくが、依然として目覚めず。心配から不安発作に襲われるテディ。ゾラを病院に連れて行って会わせたらどうかと言い出すウィンストン。ゾラの希望もあり、メレディスに会いに行く。夢の中で、もう帰れとデレクに言われたメレディスは、ついに目覚める。
・産婦人科に変更する件をベイリーに認めてもらえないジョー。だがやがて考えを変え、認めるベイリー。
・病院が恋しくなり、夜勤明けのマギーに子どもたちを押しつけて職場復帰するアメリア。リンクの患者の異常を見つけ、オペをすることに。なんなく成功させるが、子どもが恋しくなる。
・ジョーの家に居候しているシュミットに、ついに一緒に住もうというニコ。
14 たどり着いた答え
Look Up Child

・突然思い立ち、1人車を走らせたエイブリー、実の父親ロバートに会いに行く。ダイナーを経営するロバートの仕事を手伝いつつ、自分がキャサリンから父親そっくりと言われた理由を探る。元外科医のロバートは、財団の運営についていつもキャサリンと対立していた… 彼のようにすべてを手放すか、財団の改革を本格的にやるかで悩む。

自分の決意をキャサリンに伝えるエイブリー。喜ぶキャサリン。

ケプナーの住む家へ行ったエイブリーは、娘が高熱を出していることを知る。財団を引継ぎ、本格的に改革をすることに決めたエイブリーは、ボストンへ引っ越すことになり、ケプナー一家にも一緒に来て欲しいと頼む。だがいまの生活を急には捨てられないと言うケプナーだったが、行くことを決意。マシューとは別居していた…
15 うちに帰ろう
Tradition
・目覚めたメレディスは、検査結果も良く、無事退院できることに。誰もデルーカの死を告げられず。だがもう気づいていた… 退院を祝うセレモニーの準備をしていたベイリーだったが、その前にこっそり退院。
・メレディスが退院できることになり、コロナ治療に希望が見えたと喜ぶテディ。ハントと復縁。
・メレディスが戻ってくることを喜びつつ、家の中がカオスで途方に暮れるアメリア。
・先住民の男性がコロナ後遺症の脳卒中で運ばれてくる。治療が成功し、無事産まれたひ孫にビデオチャットで対面。
・ボストン行きをベイリーに伝えるエイブリー。突然の申し出に怒るベイリー。エイブリーは自分の思い、考えを伝え理解を得る。ジョーやメレディスにも話す。コラシックは、自分も協力したいと申し出る。
・カリーナの下で産婦人科の研修を始めるジョー。先住民の女性が急に産気づく。
・メレディスが退院するなら家を出たいと考えるリンクとアメリア。先に家を見つけているウィンストンとマギー。
・マギーとウィンストンの結婚式には行かないつもりだったリチャードだが、式を執り行って欲しいと言われ、引き受けることに。
・多忙な毎日に疲れ果て、毎日患者の死を見ていてすっかり落ち込んでしまったヘルムをなぐさめるシュミット。一緒に住むことを提案。
16 これからの正常
I'm Still Standing

・自宅療養中のメレディス。動くと息苦しさがあり、仕事復帰の目処は立たず。ベイリーから、リチャードがやっている研修プログラムを引き継いで欲しいと言われる。
・ジョーのアパートにヘルムも住むことに。
・コロナワクチンの臨床試験に参加することになったシュミット。担当医から誘われて動揺。ニコと復縁。
・ルナの後見人になったソーシャルワーカーがやってくるが、多忙でロクにルナの様子を見る時間もない。ルナが気になって仕方が無いジョーは、ルナが急変したことをきっかけに、法的後見人になることを決意。だが申請は却下されてしまう。
・リンクの家に移ったリンクとアメリア。さらに子どもが欲しくなるリンク。もう欲しくないアメリア。
・脳オペ後、意識が戻らない患者に、偶然音楽を聴かせたところ反応が。意識はないものの、声は聞こえており、質問にも反応していることがわかる。
・心臓移植を成功させたマギー。オペ後の経過は順調であるにも関わらず、不調を訴える患者。自宅に戻ることを不安に思っていた…
・コロナ禍での結婚をためらうマギー。家族だけで簡単な式を挙げ、コロナ収束後にパーティを開くことで合意。
17 生きてることがすべて
Someone Saved My Life Tonight

・ルナのために闘う覚悟を決めたジョー。リンクを一時的に書類上の父にして養子縁組の申請を無事通す。病院の株をコラシックに売って得た金で弁護士を雇い、ルナの監護権を得る。今まで住んでいたアパートを出て、エイブリーの住んでいたマンションに引っ越し、ルナを迎える。
・研修医プログラムを引き継ぐことにしたメレディス。ムダなカンファレンスなどは中止し、コロナ対応の実践を学ぶべきと考える。コロナ感染後に肺に障害が残った患者に、両肺移植を提案するメレディスだが、反対するベイリー。移植をOKする代わりに、カンファレンスを再開するよう諭す。無事移植を成功させる。
・メレディスの家でマギーとウィンストンの結婚式。だがウィンストンの母やマギーの父は、みすぼらしいと式に反対。8ヶ月後、ビーチで盛大に式を挙げる。
・テディがコロナ擬陽性となり、念のため2週間自主隔離。隔離があけてテディに再会したハントはプロポーズする。
・アメリアにプロポーズしようと準備するリンクだったが、直前にハントの完璧なプロポーズを見せつけられてしまい… マギーたちの結婚式の後、指輪を4種類準備し、ビーチでプロポーズするが…





エピソード紹介:シーズン18

No. エピソード 名セリフ、ゲストなど
陽はまた昇る
Here comes the sun


・オペに復帰したメレディス。ミネソタの病院の面接を受けることに。グレイセンターと名の付いた研究室を作り、パーキンソン病の研究をするのでその顔になってほしいと言われる。Dr.ハミルトン自身も患者だった… ホテルで、元彼?Dr.ニック・マーシュに再会。
・1歳児検診に行くリンクとアメリア、なぜかカップルセラピー状態に。しつこく結婚を迫るリンクだったが、愛していると言いつつも結婚はできないと言うアメリア。
・ヘイズはベイリー一家に遊びに来ないかと誘う。息子がパニック発作で悩んでいるヘイズ。
・ついに結婚式を挙げるテディとハント。屋外での式の最中、自転車の一団が神父につっこみ… ハントとテディが付き添ってグレイスローン病院に運ぶ。オペをするがその甲斐なく亡くなってしまう。仕事のあと、みんなでバーに集まり、急遽資格を取ったミーガンが式の続きをする。
・コラシックの代わりのドクターの面接をするスタッフ。緊急で形成外科医が必要になり、面接中のDr.リンに急遽オペを頼む。腕を見込んでチーフとして採用するが、助手のレベルが低いと拒まれる。
・ルナの世話でてんてこまいのジョー。ルナのそばを離れたくなくて勤務に戻れず。
Dr.ハミルトン:ピーター・ギャラガー
Dr.ニック・マーシュ:スコット・スピードマン
ここにいる理由
Some Kind of Tomorrow


・アメリアを呼び寄せ、研究所の仕事を手伝って欲しいと頼むメレディス。さっそくDr.ハミルトンの診察をするアメリア。充実の設備に優秀なスタッフを見てやる気満々のアメリア。それでも躊躇するメレディス。ニックから食事に誘われ、星空の下でロマンティックなピクニックへ。仕事を引き受けるべきか相談する。シアトルにサテライトラボをつくり、週1で行き来することで引っ越さずに仕事を引き受けることに。
・ジョーの家に転がり込んだリンク。2人とも子育てしながら慰め合う。
・糖尿病で腎障害が出た患者を担当するウィンストン。腎移植の待機リストにすら載せてもらえないことを知り、人種的偏見で載せてもらえないことに気づく。
・研修医たちに訓練を開始するリチャード。シュミットが優勝し、執刀医デビューが決まる。緊張から一時取り乱すが、仲間の応援で無事やり遂げる。
・次々とドクターが辞めてしまうことに危機感を覚えるベイリー。
・事故を起こした元軍人を担当するハント。肺線維症だとわかる。戦地での経験が原因だが、証明が出来ず支援を受けられないとわかる。なんとか治療をする道を模索するハントだったが、最後のひとときを息子と過ごしたい患者。
クールに熱く
Hotter Than Hell


38℃超えの暑さ
・ミネソタの仕事を引き受けることにしたメレディス。週の半分をミネソタで過ごすことに。インターンの研修には関われないとリチャードになかなか話し出せず。
・「変な帽子かぶろうデー」の責任者に任命されたテディ。
・アディソンが研修医たちの研修をすることに。子宮移植術の臨床試験に1人参加できることになり、シュミットが選ばれる。アディソンの登場に舞い上がるジョーだったが、雑用ばかり。オペ中にエアコンが停止。空気清浄機も止まってしまうが患者を動かせないため、オペのスピードを上げるためアディソンはメレディスを呼ぶ。2人が協力してオペしている様子を、過去の噂を聞いているインターンたちは興味津々で見学。オペは無事に終わるが、デレクがいない現実に泣き出すアディソン、子どもたちに会って欲しいと言うメレディス。
・水上バイクから転落して大けがをした少女を担当するベイリーとヘイズ。コロナ禍での子育ての難しさを語り合う。
・黒人女性患者をなんとか腎臓移植までこぎ着けたウィンストンは、ハントにオペを頼む。ベイリーに内緒でこっそりオペをする。
・屋上へ空調の様子を見に行くリンクとテディだったが、全く歯が立たず… アメリアとの関係がうまくいかなかったことに納得いっていないリンク。病院内で一番涼しい場所→ 地下の遺体安置室に集まるスタッフたち。
その手のぬくもり
With a Little Help from My Friends


・子宮移植を受けた患者が急変、帰るはずのアディソンは帰れず、アメリアに協力を求める。検査結果が出るまでの間、なぜリンクのプロポーズを断ったのか、アメリアを問い詰めるアディソン。求めるものが違うことに気づいたと言うアメリア。コロナ禍での自分の体験を話すアディソン。
・アフガニスタンでごみ処理任務に就いていた軍人たちが肺線維症を発症したことを知ったハントは、原因を突き止めようと、退役軍人の会へ。そこで年配者ロイが血を吐き、急遽病院へ搬送。検査の結果、肺がんと肺線維症が見つかり、余命を少しのばすためにオペすることに。オペの直前、ごみ処理を許可したのはロイだとわかる…
・研修プログラムを一手に引き受けることになったリチャードは研修医たちを呼び出し、腹腔鏡下胆のう摘出手術を担当させることを宣言。重要な10数分間のみをベイリーとメレディスが監督することで、外科医不足を解消しようという作戦で、研修医のためにもなり、ベイリーとメレディスにも協力を頼む。シュミットは手際よく2件こなすが、ヘルムの担当患者が出血。ベイリーが助けに入る。
・ミーガンが、息子ファルークを診察して欲しいとヘイズに頼む。検査の結果、収縮性心膜炎とわかる。

惹かれ合う細胞
Bottle Up and Explode!


・突然爆音が。とっさの事態に、患者としてきていた軍人たちにテキパキと指示を出して動かすハント。パイプラインでの爆発が原因とみられるが、爆弾と決めてかかる様子を見て不審に思うテディ。ついにハントはトラウマでパニックに…
・心膜切除術を受けることになったファルーク。爆発があったこともあり、ずっと手を握ってついているミーガン。
・二度目の爆発があり、消防士が次々と運ばれてくるため、動揺するベイリー。ウォーレンは無事でホッとするが、仲間ミラーが亡くなり… ウォーレンは直前に、ミラーの娘を頼むと言われていたのだった。突然のことに動揺したベイリー、育てることよりも、失うことの方を恐れて迷っていた。だがプルーを見た瞬間、育てると決意。
・ミネソタでの研究を始めたメレディスとアメリアは、コラシックを呼ぶ。が、コラシックはハミルトンの娘と寝た過去があり、気に入らないDr.ハミルトン。
感謝のススメ
Every Day Is a Holiday (With You)


・感謝祭、病院へ母親がやってきて動揺するシュミット。仕事が終わるまで食堂で待っている母親を気遣い、話にやってきたニコ。だが、母親が2人の将来を期待していることを知り…
・ファルークの手術は無事終わり、順調に回復していたが急変。エクモにつなぐことにしたヘイズ。心臓移植が必要となる。
・臨月の妊婦が自分で運転してやってくる。感謝祭なのですぐに帰りたいと言うが、腹痛と吐き気、熱もあり検査、虫垂が破裂していることがわかる。緊急オペとなるが、万が一帝王切開となった場合は卵管を縛る処置をしてほしいと頼む患者。5人目の子どもだった。オペ中、帝王切開となり、子どもは無事産まれるが、子宮摘出となる。
・感謝祭に戻るつもりが、飛行機が欠航でミネソタに足止めのメレディス。休暇で山小屋に向かっているニックと電話で話し寂しさを紛らわせる。ホテルの部屋に突然やってきたニック。引き返してきたのだった。ホテルの部屋でひとときを過ごし、関係を持つ2人。
・メレディス不在で感謝祭の料理をアメリアが準備するが、ターキーを失敗。リンクに手伝ってもらってなんとか乗り切るが、食卓で子どもたちからセックスについて聞かれ…
・退役軍人ノアの肺の具合が悪化、死期が近いことがわかる。入院中、ノアの息子の相手をするハント。妻の気持ちを受け止めるベイリー。
おとぎ話の誘惑
Today Was a Fairytale


・研修医の勧誘のため大学のイベントへ向かったベイリー。来るはずのメレディスが現れず、さらに与えられたブースが目立たない場所だと腹を立てる。なかなか人が集まらないことに焦りを感じ、リチャードの指導法をシュミットたち研修医を呼んで説明させるが、モノに釣られて他へ行ってしまう医学生たち。モノで釣るやり方には納得いかないベイリー。だがミネソタから戻ったメレディスは、オペの助手をした研修医ジョーダン・ライトを連れて戻る。彼はベイリーに憧れ、グレイ・スローンに移ることを希望していた。
・成果が出るのが遅いとイラつくハミルトン、全員を呼び出しハッパをかける。ニックの頼まれオペに入ることに。その患者はニックの親友で、かつてニックに腎臓を提供した人物だった。
・共同で研究しているカイと意気投合するアメリア。アイデアを出し、成功率を上げる。
・リンクとジョーは子どもたちを連れてお芝居を観に公園へ。だが芝居の最中に役者が倒れ、ジョーとリンクが駆けつけ、助ける。お互い親友同士ではあるが、かつてリンクはジョーに恋していたことがあったと打ち明ける。そのことで心が動くジョーだったが、リンクの眼中にはアメリアしかなく…
・父親の看病に行っていたマギーが戻り、アツアツのひとときを過ごすウィンストン。
クリスマスの災難
It Came Upon a Midnight Clear


・クリスマスには家族で過ごしたい、もう一度愛を告白するとアメリアのいるミネソタへ行こうとするリンク。だがシアトルに戻ってきていることを知ったジョーが引き留める。戻ってきたリンクは、ジョーを相手に愛の告白を練習するが、彼への気持ちが募ってしまうジョー。ロマンティックな雰囲気になったカイとアメリアはキス。それを見てしまうリンク。
・ハミルトンのためにオペ室を貸すことにしたリチャード。極秘プロジェクトのため、関係者以外は近づけないことに。手術を控えて遺書を書いたハミルトン、オペ前にメレディスへの感謝を伝える。本人の前では自信たっぷりだったメレディスだが、初めての試みで緊張する。だがハミルトンはオペ直前に腹部の痛みと発熱。オペはできないことがわかり、日程を延期することに。それが気に入らないハミルトン… 
・ファルークが助からないかもと思い詰めるミーガン。奇跡的に適合する心臓が見つかり、心臓を受け取りに行くヘイズ、ハント、テディ。ミーガンの様子を見て心配していたヘイズは、道中、ミーガンを専門医に診せるべきだと助言。そのとき、ドライバーが発作を起こして車が崖から落ちそうに。なんとしても心臓は守りたいと考えた3人、誰が持って出るか、誰が残るか… 結局テディが脱出、心臓を持って先にヒッチハイクで病院へ。ヘイズも脱出に成功するが、ハントは逃げ切れず車とともに転落。
・ジョーダンを雇うことにしたベイリー。研修医たちにジョーダンを紹介するリチャード。ウェーバー式でジョーダンにもオペを割振るが、ベイリーに教わりたいからと断るジョーダン。ベイリーとともにオペ室に入ったジョーダン、ベイリーについて学びたいと言う。
・シュミットとヘルムは2人でオペを順調に進める。途中監督官を呼ぶが待ちきれず、オペを先に進めるシュミット。だが出血が止まらず、患者を死なせてしまう。
傷ついたまま
No Time to Die


・心臓を届け、現場に戻ったテディは、車が転落していることを知る。ハントは救出され、一命を取り留める。
・3週間前、死期が近いノアは安楽死を望み、ハントに助けを頼む。そして望みを叶えていた… 事故直後、自分にもしものことがあったら、他の患者にも同じ事をしてほしいとヘイズに頼んでいたハント。悩んだヘイズは、そのことを報告すると言い出す。ベイリーに話そうとするが、ハントを非常に評価している様子を見て言えなくなってしまい、病院を辞めると決める。
・自力で病院に戻ったヘイズ。だが移植用の心臓が損傷していたことを知る… それでもウィンストンはマギーを呼び、心臓を移植ことに。落ち込んでいるミーガンに、真実を伝えるヘイズ。オペは成功する。
・アメリアとカイのキスを目撃してしまったリンクは、アメリアを拒絶。ハントの治療方針でもめる。さらにオペ中ピリピリし、見学者を退席させるリンク。キスを見られたことに気づいたアメリア。2人は大げんかに。アメリアはカイとますますいいムードに。そしてジョーは、リンクにアメリアを忘れるようアドバイス、そして一夜をともにする。
・患者を死なせてしまったことで精神的に参ってしまうシュミット。ウェーバー式はやめるべきだと怒るベイリー。出血しても手を洗い続けるシュミットを、なんとか元気づけようとするジョーたち。
・ハミルトンは腸閉塞を起こしており、治療を延期して正解だったことがわかる。問題を隠していたことでハミルトンを責めるメレディス。
・緊急搬送用のシアトル行きのヘリに急遽乗ることにしたニック。思いがけず会えることを喜ぶメレディス。
10 善意の過ち
Living in a House Divided


・死亡症例検討会。シュミットの件が検討されることになり、本人がオペの経過を説明。ヘルムが助け船を出すが、フラッシュバックに襲われその場から逃げ出してしまう。リチャードが代わりに壇上に立つが、リチャードの指導法自体に問題があると責められてしまう。自分がオペ中にシュミットを止めなかったことを後悔しているヘルム。
・実家に引きこもるシュミット。心配してニコが駆けつけるが、もう辞めると言い出す。
・ヘイズが突然辞めた理由に疑問を持ったテディは、彼に何を話したのか、何を隠しているのかと問い詰めるが、決して話さないハント。テディはヘイズから聞き出そうとするがやはり話さず。だがハントがノアの妻に何かを渡していることに気づいたテディ…
・外科医不足でてんてこまいのため、メレディスはニックに手伝いを頼む。2人の仲に気づくアメリアとマギー。仕事帰り、ニックを引き留め、自宅へ連れて行くメレディス。
・ジョーと関係を持ったことですっかり前向きになったリンク。だが後悔しているジョー。
・腰痛の患者をみるアメリア。婦人科が原因かもしれないとわかり、カリーナとジョーを呼ぶ。子宮内膜症とわかる。アメリアと一緒に仕事することで妙に緊張するジョー。
11 その名を残して
Legacy


・ついにハミルトンのオペの日。コラシックもやってくる。これまで極秘にしてきた研究内容だったが、公開に決めるメレディス。研修医たちにもオペを見学させることに。病院中のスタッフが見守る中、オペは順調に進むが、ハントに異常がありアメリアが緊急呼び出し。だがオペから外れるわけにいかず、コラシックが代わりに向かう。
・ベイリーに新しい仕事、航空宇宙医学のオファーがある。NASAで働く友人からで、宇宙と医療をつなぐもの。ベイリーがまさにやりたかったことだが、外科医不足で最悪のタイミングでもあり、返事を渋る。そんなベイリーの後押しをするジョーダン。だがジョーダンがとっさにベイリーにキスしてしまい、気まずい雰囲気に。
・引きこもりでゲーム三昧のシュミット。自分にも同じような経験があると語るリチャード。
・動けないことから焦りを感じるがリハビリに打ち込む気になれず理学療法士ともめるハント。リンクがハントのリハビリを担当。だが突然頭痛に襲われ…
・ニックがミネソタで担当する患者の肝臓ドナーが見つかり、肝臓を受け取りに行く。患者にとってはうれしい出来事だが、そこには悲しんでいる家族がいた…
・仕事と育児でくたくたのテディとジョーがバーで意気投合。告白大会に。ジョーはリンクを愛しつつも、リンクがまだアメリアを愛していることから離れた方がいいと考える。
12 私が私である理由
The Makings of You


・ニックとともに山小屋へ行くメレディス。さっそく2人で抱き合っていると、ニックの姪っ子シャーロットが彼氏シルヴァーとともにやってきた… 奇妙な4人での食事に。シャーロットは大学を休学しようと考えていた。親代わりだったニックは激怒するが、本人の意思に任せるべきだとメレディス。
・メレディスの不在中、報告書を仕上げるアメリアとカイ。早々に仕上げてバーへ。その後カイの部屋でベッドイン。
・メレディス不在中、子守りをすることになったマギーとウィンストンは、クローゼットの奥からマギーあての手紙を見つける。エリスが生前に書いたものだった。悩んだ挙げ句、読むことにしたマギーの目の前に、エリスが現れ手紙を読み始めた… 夢の中でエリスと会話していた。エリス自身が養父母を選んだこと、産後一度もマギーには会おうとしなかったこと、自分が手放し、養父母に託すことで最善を尽くせたと考えていたことを知る。
・子どもたちの世話をまかされたウィンストンは、病院ごっこをはじめる。
13 限界を超える前に
Put the Squeeze on Me


・オペが成功し、症状が改善したハミルトン。メレディスを常勤として迎えたいと言い出すが、突然の申し出に動揺するメレディス。多額の資金がもらえることがわかり悩む。メレディスは自宅にニックを連れて行き、子どもたちに会わせる。
・シュミットに電話し続けるリチャード。研修医に間違った指示を出したことから、自分の判断能力に疑問を持ち始める。
・飼いヘビに襲われている真っ最中の男性がやってくる。呼ばれたベイリーはどう対応すべきか困りリチャードを呼ぶ。各科のドクターが呼ばれるがみな及び腰。話を聞きつけたウィンストンが駆けつけ、ヘビの口にアルコールをスプレー、口を離したすきにヘビを取り除くことに成功。ヘビに巻き付かれたせいで内臓が押しつぶされていた。
・退院したハントは、未だ車椅子。痛みから、リハビリをサボりたがるハントにイラつくテディ。ハントが実行した尊厳死について口論に。だが興奮してとっさに歩く事ができる。そして今後は実行する前に話し合うと約束。
・妊婦の患者の兄トッドを紹介されたジョー。仕事終わりに飲みに行くことに。
トッド:スカイラー・アスティン(「ゾーイの超イケてるプレイリスト」のマックス)
14 長い道のり
Road Trippin'


・ブラジルの少女フェルナンドに難しい心臓手術を行うことになったマギー。ウィンストンともう1人がアシストすることになり、ヘルムが選ばれる。患者が陸路で到着するが途中で具合が悪くなり、追加の検査が必要に。オペは延期。道中で寄り道をしたことが原因だと怒るウィンストンだったが、家族も苦しんでいて息抜きが必要だったことを理解。内容を変更してオペを決行、大勢が見守る中、無事成功させる。
・ウィンストンの弟ウェンデルが、死体に化けて登場しマギーたちを驚かせる。さらにウィンストンの名前を利用してハントに医療機器を売り込んでいるのを目撃、ウィンストンは激怒。ウィンストンはこれまで父と弟に悩まされていた…
・オペの予定が詰まっているが、病欠したメレディス。同じ症状のゾラと2人でのんびり過ごす。ミネソタでのフルタイムの仕事を受けるべきか悩むメレディスを、後押しするゾラ。
・メレディス欠勤の代わりをリチャードに頼もうとするベイリーだったが、自分を信頼できないと断るリチャード。リハビリを続けるが、まだ復帰許可をもらえないハントは、まだオペには入れないが、ベイリーの代わりに代理外科部長として仕切ることに。そこへ、研修プログラムへの苦情を持った女性が現れ、ハントを責め立てる。久しぶりにオペ三昧で浮かれるベイリーだったが、研修プログラムの認定を取り消されたことをハントから伝えられ…
・妊婦の患者の兄トッドといい雰囲気のジョー。試験勉強をしているジョーに、花束やお菓子を差し入れするトッド。
15 試される価値
Put It to the Test


・いまだ引きこもるシュミット。SNSでグレイスローンの研修プログラムが中傷されていることをヘルムから聞き、発信しているのが母であることに気づく。口論となり激高した母が階段から転落し意識を失う。救急車を呼ぶが、到着まで時間がかかるとわかる。緊張性気胸と診断し、リチャードに電話、指示通り胸部にナイフを入れるが大量出血。血気胸とわかる… 救急車が到着し病院へ運ばれる。
・研修プログラムの審査が行われることになり、スタッフへの聞き取り調査が始まる。ベイリーが案内し、1人ひとり聞き取りを進めるが、マギーとウィンストンの性行為や、ハントが関わる退役軍人が多く亡くなっていること、研修を何年も続けた後に産婦人科へ移って研修をやり直しているジョーのことまで根掘り葉掘り聞かれ… そしてリチャードはこれまでのことを思い起こしながら聞き取りに応じ、必要なら退く旨を伝える。そして審査の結果、研修プログラム自体は素晴らしいものだが、スタッフ不足などの状況を考え、仮認定の扱いに。改善案を提案され、数週間後に再審査されることに。
・同じタイミングでリチャードの適性検査も重なる。適性検査をするのはハミルトンとカイだった。検査結果は上々だったが、ハミルトンとの話の中で、彼がメレディスを自分の病院へ引き抜こうとしていることに気づくリチャード。話を聞いたベイリーは激怒してメレディスに詰め寄るが、パニック発作を起こして倒れる。リチャードの検査は合格。
・豚の腎臓を、脳死した男性に移植する異種移植をすることになったニックが、グレイスローンへ。研修医たちに見学させながら移植を進める。移植はうまくいきスタッフ一同喜ぶが、そこへ患者の妻が会いたいとやってきて… メレディスは、ミネソタでの仕事を受けることに決める。
16 私の決断
Should I Stay or Should I Go


・正式に仕事復帰したハント。子どもたちを連れて出勤するが、レオが自分を女性だと思っている可能性があることに不安を覚える。手を切断された男性患者を担当。腕の接合を考えるが、容態が不安定となりできず。腕を救う方法を試すハント。
・復帰することになったシュミット。ニコとの関係は…
・研修プログラムが取り消されるかも知れない危機に陥り、ベイリーを責め立てるキャサリン。研修医たちが病院を去らないように面接をするよう迫る。ベイリーは、ジョーダンを守るため、ミネソタの元の研修先に戻るよう助言。ほとほと疲れ果てたベイリーは、数日休みをとることに。
・ベイリーから、一般外科のアテンディングに戻ってくれるよう頼まれるジョー。バーでトッドとの食事にリンクも呼び、相談。がんばれば産婦人科の研修とベイリーの手伝い、両方できると言うトッド。ルナの世話は自分が手伝うと申し出るリンク。
・子宮移植をした女性が人工授精で妊娠したが、問題が起きたため、アディソンがやってくる。問題点を見つけ、メレディスとリチャードに協力を頼む。まだ怒っているリチャードは、アディソンとメレディスの研修医時代を比べ始める。オペを始め、問題点を治すことができないと判断し、子宮摘出を考えるアディソンだったが、温存する方法を思いつくメレディス。無事成功したかに思われたが、胎児は助からず。悲しむ患者に、ユダヤ教のお祈りをして慰めるシュミット。
・腕に貼るだけでバイタルをモニターできるパッチをプレゼンするウェンデル。装置を試してみることにしたマギー。だがうまく機能せず、インチキとわかる。ウェンデルを問い詰めると、1万ドルを借りて装置を大量に買い取ったと言う…
・メレディスが帰宅するとニックが待っていて、ミネソタの仕事は断った方がいいと助言。自分が2〜3カ月臨時でグレイスローンで働くと言う。だが自分には病院を出て行く権利があるはずで、決めるのは自分だと突っぱねるメレディス。話合いの結果、少しの間残ることに決める。
17 カラダの本音
I'll Cover You


・産科の研修と、一般外科の掛け持ちでヘトヘトのジョー。リンク担当の患サイモンが小腸に腫瘍が転移し、ジョーがオペをすることに。だが開腹してみると取り除くことが出来ず、急遽人工肛門をつけることに。妊娠8カ月の妻クリステンは、なんとしても夫に息子に会わせたいからと帝王切開を望む。できないと考えるジョーと、産科指導医のカリーナに指示を仰ぐと言うリンクは口論に。
・プルーを連れて数日ぶりに出勤するベイリー。留守中、何も進んでいないことを知り、スタッフにハッパをかける。
・レオのことについて、セラピーに通うハントとテディ。レオをどう扱うべきか、はっきりした結論が出ない(様子を見る)ことが納得いかず、白黒付けたがるテディ。アメリアから、いちいち明確な定義にあてはめなくても、自分らしく生きればそれでいいと言われ…
・リチャードの様子がおかしいことに気づいたメレディス。飲んだドリンク(キャサリンのもの)にマリファナが入っていたことがわかる。仕事をすべてニックに任せ、リチャードを人目に触れないように閉じ込めて見張る。正気を取り戻したリチャードは、キャサリンのがんが再発していたことを聞かされる。
・腹部大動脈瘤が見つかり緊急オペが必要とわかるが、パートナーには知らせたくないと言いはる患者。マギーとウィンストンがオペをすることになるが、長い間受診せず放置していたことで患者を責めるウィンストン。そんな彼の態度を見かねてオペ室から追い出すマギー。オペ後に、これまで弟ウェンデルにどれだけ利用されて振り回されてきたか、そのことがストレスになっているかを告白するウィンストン。
・メレディスにつく予定だったシュミットは、代わりにニックにつくことに。オペ中にまた不安定になるシュミットだったが、ニックの指導で能力を発揮。メレディスのことでニックに冷たく接するベイリーだったが、メレディスと和解し、ニックの指導力を認める。
18
共に生きる
Stronger Than Hate


・メレディス宅でのディナーパーティにニックを招くことになり、準備に追われるマギー。次々に客が集まるが、準備は進まず、ニックが手伝う。周りから質問攻めにされ、メレディスがみんなから愛されていることを知る。メレディスはパーティには間に合わなかったが、帰りを待っていたニック。
・借金取りに追われているウェンデルまでパーティへ押しかける。さらに金の無心までしたため、激怒して追い出すウィンストン。ウェンデルに1万ドルを渡したマギー。だがウィンストンも金を渡していた…
・ディナーに参加したカイ、アメリアと子どもたちの様子を見て、自分は子どもが欲しくないことを確信したと告げる。
・帰りがけに急患が運び込まれ、担当するメレディス。ヘイトクライムで暴行されたアジア系女性だった。アジア系というだけで狙われたことに腹を立てるニコ。彼に寄り添うシュミット。
・キャサリンの抗がん剤治療に付き添うリチャード。
19 すべてが尽きる時
Out for Blood


・初めてトッドの家にお泊まりしたジョーは、ベッドで愛していると言われ重荷に感じ、トッドに別れを告げる。
・妻が海兵隊員という男がハントの元へ。肺線維症で死にかけて苦しんでいるため、尊厳死をさせてやりたいという男。ムリだと断るハントだったが、断れば通報すると言う男… テディと検討の結果、近くに引っ越してもらい緩和ケアをすることを提案するが拒まれる。迷うハントだったがテディが断固として断る。男はベイリーに密告する。
・血液不足のため多くのオペが延期に。スタッフも献血に協力するが、3カ月以内に男性と性交渉を持った男性は献血できない決まりのため、シュミットはできず。だが同性愛の女性にはそういう規程がないことを知り、差別だと怒るヘルム。血液を運んでいた車が途中で事故に遭い…
・研修プログラムの評価機関が再び来ることに。研修医たちが献血をしているのを見た上に、メレディスが辞める予定だと知り…
・サイモンの容体が悪くなり、出産するまでは夫に生きていて欲しいクリステンは挿管を認める。なんとしても出産までは生かしたいリンクは、ECMOを使うことに。
・カイと別れたアメリア。
・担当する患者のオペについて、メレディスに相談するニック。血液不足のため、臓器を一度外に出してオペをして、その後体内に戻す案を思いつく。リチャードの同意が得られないまま、オペを実行することに。だがオペ中に血液が足りなくなり、オペを中断することに…
・ウェンデルのことでギクシャクするウィンストンとマギー。
20 紡がれゆく物語
You Are the Blood


・エイブリーやケプナーに、自分の葬儀での弔辞を言わせるキャサリンだったが、化学療法が効いていることがわかる。リチャードと2人で休暇をとり旅行へ。
・来ているのならとERを手伝わされるケプナー。だが血液不足のため、閉鎖するべきだとウォーレンに指摘され、急遽閉鎖。
・オペの途中で血液が足りなくなり、届くのを待っていたメレディスたち。だが途中で事故に遭い届かないと判明。なぜオペをした?と怒るリチャード。だがオペはどうしても必要だったと自分を納得させるメレディス。患者は死亡。
・ハントがしていたことを知って激怒するベイリー。見逃して欲しいと懇願するハントとテディ。警察への通報は2〜3時間のばすことにしたベイリー、その間に逃亡することにしたハントとテディ。アメリアに子どもたちを連れてきてもらうが、事情も説明せずに立ち去る。
・クリステンの陣痛が始まったが出血、胎盤早期剥離とわかる。だが血液が足りず、サイモンに輸血する予定の血液をクリステンに回すことに。無事赤ちゃんを取りだし、ウィンストンがサイモンのところへ。最後に我が子を胸に抱き、サイモンの命がつきる。
・血液を集めるために、SNSで献血を呼びかけるシュミット。
・カイとの破局で落ち込むアメリアだったが、再び彼女の前に現れたカイ。
・外科研修プログラムの認定が取り消されることになり、研修医たちはそれぞれ他の病院へ。
・プログラムを立て直すため、病院にもう少し残って欲しいとメレディスに懇願するエイブリー。リチャードとキャサリンは旅行へ行ってしまい、ベイリーも辞めると言い出し、困り果てるメレディス。
通算400話



エピソード紹介: シーズン19

No. エピソード 名セリフ、ゲストなど
再起の時
Everything Has Changed

・一夜をともにした相手が病院にやってきて驚くリンクだったが、外科のインターン、ジュールズ・ミリンだった。研修プログラムが再開され、ほかにもミカ・ヤスダ、ルーク・アダムス、ベンソン・クワンらが新たにやってくる。そして初日から遅刻するシモーヌ・グリフィス。彼らをオペ室に案内するメレディス部長代理。メレディスはミネソタへ行かずにベイリーの代わりに部長を代理で引き受けることにしたのだった。グリフィスが遅刻したのは、かつて自分を生んでくれた母がこの病院で死亡したことが原因だった…

・リンクは、関係を持ったミリンが来たことを心配し、同意書にサインをするよう頼むが、一夜限りの関係であり、今後は友達でとあっさりあしらわれる。
・新入りたちを上から観察するドクターたち。休暇を取っていたベイリーも現れるが、口だけ出して去る。

・産婦人科へ行くつもりだったシュミットが、初日で断念し、外科への移動を願い出る。産婦人科で黒い手術着を使うことにしたジョー。

・事故で8人が脳死状態となり、臓器移植をできるだけ多く可能にするために家族の説得を命じられる研修医たち。臓器を受け取るために大勢のドクターが集まり、ニックもやってくる。移植用の臓器摘出を見学させてもらうクワンとルーク。メレディスの患者サラが臓器を3つ移植することになり、ニックにオペを頼むメレディス。だがルークが別人に臓器提供の同意を求めていたことがわかり、それが3臓器移植のドナーであったために騒動に。脳死判定をやり直すことになり、かかりつけ医が呼ばれるがかなりの高齢であるため動作が鈍く、グリフィスが走り回る。嘆き悲しむ母親を前に、クワンが自分の兄も脳死となり臓器提供したと言う話を聞かせ、同意を得る。だがそれは嘘だとすぐにわかる。二人とも臓器移植オペに入れることに。ニックはルークもオペに入れる。ルークにデレクの姿を重ねるアメリア、ルークにアメリアを重ねるメレディス。ルークはデレクの甥だった… 無事にオペを終えたニックを引き留め、研修の責任者の仕事を打診するメレディス。

・自分の担当患者ハワードに合う心臓のドナーが見つかり、喜ぶマギー。だがドナーの心臓は使えないとわかり、オペは延期に。
・ハントとテディが戻る。半年の監視付きで仕事に戻れることに。
シュミット激太り
メンバー一新
ジュールズ→ポスト・メレディス?
ミカ→ポスト・クリスティーナ?
ルークとベンソン→ポスト・アレックス?
シモーヌ→ポスト・イジー?
そしてリンクがポスト・デレク??
波乱の予感
Wasn't Expecting That
・ルークがまだ住む場所を見つけておらず、病院に泊まり込んでいることを知ったアメリアは、メレディスの家に呼ぶが断るルーク。二人がコソコソ話をしているところをクワンに見られ、付き合っていると思われてしまう…

・ゾラの作文発表を見に行くメレディスたち。それはメレディスの母エリスに関する作文だった。だが発表中、パニックに陥ってしまったゾラ…

・多忙で睡眠不足となり、鬼コーチと化すシュミット。病院を辞めて、より稼げるバーテンダーとなったヘルムに、病院に戻るよう頼むが…

・ハントの下につくよう言われるが、ハントの監視を命じられているテディとの夫婦げんかに巻き込まれるヤスダ。この半年間、テディが臨時雇いのドクターとして働き、ハントは主夫。弁護士費用がかさみ、金欠状態でけんかが絶えない状態になっていた。

・ミリンとグリフィスは二人で患者2人を担当。食中毒と思われたが、一人の患者には発疹が出ていることから判断できず、メレディスとリチャードを呼ぶ。原因不明でインターン全員で症例を調べまくるが見当もつかず。足が壊死し、切断することに。症状の軽い友人から事情を聞き、髄膜炎だと気づいたグリフィス。

・ベイリー親子に誘われ子連れで出かけるジョー。ママともができたと喜ぶジョーだったが、公園でランチを食べながら、病院の様子を聞き出すベイリー。

・インターンをあてにできないため、仕事のできるウィンストンにいろいろ頼ってしまうマギー。そのせいでウィンストンの仕事が思うように進められないことでギクシャクする二人。インターンを教育すべきだと諭すウィンストン。

食中毒患者役にNolan Gould
(モダン・ファミリーのルーク)
正しいセックス
Let's Talk About Sex

・アメリアに会うためにシアトルにやってきたカイ。

・あれ以来たびたびパニック発作を起こすようになったゾラは、学校を休んで病院に来る。オペの見学がしたいと言い出すゾラ。ニックがオペの練習用器具を使わせると手先が器用だとわかる。さらにカイが持ってきた認知パズルもあっという間に完成。才能レベルが高すぎるためにパニック発作を起こすのかもしれないと考えるマギーたち。

・10代の性教育に取り組んでいるベイリーは、性教育の動画を制作し、SNSに拡散しようと計画。インターンに協力を要請。アディソンも呼んでいた。高校生ボランティアの前で話をすることになったインターンたちだが原稿棒読みで、退屈する生徒たち。急遽、生徒たちが関心ありそうな話を始めたミリン。生徒たちの食いつきが変わる。さらにハントとテディ夫妻を呼んで話をしてもらう。

・見学していた女子生徒が腹痛を訴え、検査の結果、卵巣茎捻転とわかる。オペが必要となり、アディソンとベイリーに急遽頼むことに。生理が遅れていることに気づいた生徒が検査の結果、妊娠とわかる。薬による中絶もできると説明するシュミット。

・アディソンと一緒にいたくない(デレクとアメリアの甥であることがバレる)ルークは、ハントとテディの下につくことに。娘デニースの出産に駆けつけた老婦人の相手をしていたルークは、デニースはすでに死亡しており、グリフィスの母親であることに気づく。グリフィスの母は出産時に亡くなっており、祖母が母親代わりだったグリフィスだが、2年前から認知症の症状がでていると言う。自分の母エリスの話をするメレディス。つらい記憶を封印している祖母に合わせて接するのがいいとアドバイス。グリフィスはルークがシェパード家の人間だと気づく。二人はお互いの秘密を守ることに。

・職場復帰を打診されたベイリーは、クリニックを再開して性と生殖の権利を守る活動を週20時間したいため、空いてる時間に病院のアテンディングとして次世代の外科医を指導すると言う。部長に戻る気はないときっぱり。
囚われた心
Haunted
・ハロウィンにレイア姫の仮装で浮かれるベイリー。子供たちを病院に呼んで院内を仮装して回る。

・外科インターンの練習の一環としてかぼちゃ彫刻コンテストをするリチャード。だがインターンたちはすぐにメレディスたちに呼び出される。訓練のため、遺体を使っての外傷訓練をすることにしたハントとウィンストン。1回目はまったくうまく行かず失敗。2回目はチームワークもよくなり成功。ルークが一番認められオペに入れることになったが、みんなの協力があってこそなので全員で入りたいと頼み込むルーク。

・仕事を切り上げてゾラをハロウィンお泊まり会に送り出し、ニックとホテルでのんびりするメレディス。だがゾラから助けを求める電話が。

・ハロウィンに仕事のジョーは、ラリった青年が飛び降りてきて下敷きになり腕を痛める。デートをするつもりだったが仕事で帰れなくなったリンク、まだジョーへの思いを引きずっていた。

・一人雑用を任せられ多忙でキレるシュミット。彼には休みが必要と感じるリチャード。ヘルムに会い、仕事復帰を頼むが断られる。シュミットの負担を減らすべく立ち上がるリチャード。

・マギーのオペに入るグリフィス。携帯が気になって集中できず。別の病院で研修していた際に人種差別を受け、怒って暴れた動画が拡散。その動画の削除を求めていたのだった。

・マギーの部下として働くことに限界を感じたウィンストンは、専門を変えることを検討。

失意の先に
When I Get to the Border

・ゾラのため、ボストンの学校を見学に行くメレディス。ゾラが見学している間、久しぶりにエイブリーに会い、ゾラのことを相談。メレディスが将来アルツハイマーになることを恐れている→アルツハイマーを治せる病気にすればいいと提案するエイブリー。財団として資金調達をするので、アルツハイマーの研究をすべきと勧める。見学した学校を気に入るゾラ。ボストンへの引っ越し、アルツハイマーの研究を決めるメレディス。

・ベイリーはアディソンとともに、学生時代の友人のクリニックへボランティアへ。中絶が禁止となった他州からの患者が大勢押しかけてんてこまいだった。さらにクリニックの前には中絶反対派がデモをしている真っ最中。クリニックに来られない患者を迎えに行くことになった二人だったが、移動中に子宮外妊娠が破裂して出血。車内でアディソンが応急手当をするが、渋滞にはまってしまい… 救急車も間に合わず患者は死亡。中絶を禁止した州、必要な中絶を拒んだドクターに怒りをぶつけるアディソン。若い医師たちに掻爬術の訓練もすべきと考えるベイリー。必要とされる場所へ出向きたいと考えているアディソン。二人はドクターカーを利用することを思いつく。

・アメリアから子供の世話を押しつけられ、閉口するルーク。それを同僚に見られ、アメリアと付き合っていると勘違いされてしまう。

・キャサリンはコラシックに会い、検査結果を聞く。腫瘍が2mm大きくなっており、治療をすべきで家族に話すべきだと説得するコラシックだったが、まだ家族に話すつもりはなく、つらくない治療、民間療法を試したいと言い出すキャサリン。
創造と破壊
Thunderstruck
・ボストン行きを決め、部長職を退く旨を伝えるメールを送信したメレディス。不意打ちを食らったニック。

・クリニック開業準備をしていたベイリーとジョーだったが、認可が遅れ延期に。やむなく病院を手伝うことに。夜になって認可が下り、無事エレナ・ベイリー・クリニックを開業。

・アメリアに強いられて、ルークが同僚の前でアメリアの甥であることを公表。メレディスが突然いなくなることを知って、自分たちの研修プログラムについて不安を感じ始めるインターンたち。患者に集中するようカツを入れるニック。

・メレディスの後任として自分が名乗り出るハント。免停処分になった者は困ると断るリチャード。メレディスの後任にベイリーを考えるが拒否するベイリー。テディに部長になるようすすめるハント。

・メレディスとニックが担当する有名作家テッサのオペに入ることになったルークとグリフィス。ルークがミスをするが、グリフィスがカバー。オペは成功するが、けんかになる二人。そしてキスするが…

・雷に打たれたレポーターを担当するテディ、ハント、リンク、アメリア。見学に入り、テディのとっさの判断に感激するヤスダ。

・出勤したメレディスの代わりに荷造りをするマギー。話し合うため、荷造りを手伝いに来たウィンストン。屋根裏でけんかに。だが雷が落ち、家が火事に…

また会う日まで
I'll Follow the Sun

自宅が火事になったあと、ホテル暮らしのメレディス、グレイスローン病院での最終日。メレディスが相談も無く決断したことに納得がいかないニック。送別会にも出ずにバーへ行くが、ヘルムに諭され、メレディスを追って空港へ。間に合わないと気づき、電話で気持ちを伝えるが、聞こえないふりをするメレディス。飛行機内で、子供たちにテッサの新作を読んで聞かせる。

・メレディスのためのケーキを受け取りに行かれず、リンクに頼むジョー。だが違うケーキを受け取ってきてしまい…

・生まれたばかりの赤ちゃんの心臓移植を担当することになったマギー。前例のない、心臓の部分移植。インターンが一人だけオペ室に入れることになり、競争を始める。向かいのバーテンダー、ヘルムが元ドクターと知り、教えを請いに行くヤスダ。だが両親が決心できず、新たな心臓のドナーが現れるまで待つと言い出す。アメリアが、自分の経験を元に説得。ヤスダがオペに入れることに。ゾラも最前席で見学。オペは成功。

・二人でオペを成功させ、心臓外科こそ選ぶ道だと説得するマギーだったが、自分の選択を認めてもらえないことに腹を立てるウィンストン。

・メレディスの後任に名乗りをあげるテディ。だが選考委員に名乗りをあげたとリチャードに勘違いされてしまう。

・回復して退院した作家テッサが再び入院し、緊急オペとなる。メレディスとニックがオペするが、助けられず。ルークとグリフィスが最後の縫合をする。テッサの最後の原稿がUSBに入っていることに気づいたグリフィスが、USBをメレディスに渡し、出版社に届けてもらうことに。

・自宅の屋根裏に火事で穴が空き、不在中に代わりに住んで修理の手配をしてほしいとグリフィスに頼んだメレディス。だがアメリアもルークに頼んでおり、さらに、寝泊まりしていた車がレッカー移動されてしまい住む場所がないヤスダに、家の鍵を渡していたマギー。三人はメレディスの家に住むことに
前だけを見て
All Star
・メレディスの家の修理を始めるインターンたち。部屋の争奪戦に。勤務後、再びルークとキスしたグリフィス。二人は仲良く帰宅するが、そこに待っていたのは……

・部長の席を打診されるが、迷うテディ。ベイリーに相談、交渉で待遇改善を要求するべきとアドバイスされる。昇給2倍や休暇を増やすことなど条件にするが、それなら自分が部長をやると言い出すリチャード。再交渉しているところへ、アメリアも立候補するとやってくる。昇給は2倍でと条件を出したため、リチャードは昇給75%増しでテディに決める。アメリアはベイリーに頼まれてふっかけただけだった。

・有名なフットボール選手タンクを担当することになったリンク。手伝うことになったインターンたち。グリフィスとクワンがオペに入れることに。用も無いのにタンクとの写真を撮るために病室にやってくるベイリー。みんなが見守る中、リンクがオペを成功させる。だがオペ後急変、血栓が見つかり再手術となるが助からず。落ち込むリンクを慰めるジョー。

・出血があると言う妊婦がやってくる。ミリンが担当、ジョーが診察するが異常なし。だが元気の無い患者を見て、鬱状態と気づくミリン。カウンセリングを勧める。ジョーと話し合った結果、中絶をすることに。

もつれ合う関係
Love Don't Cost a Thing
・家でグリフィスを待っていたのは、元婚約者トレイだった。研修先で失敗し、トレイに何も言わずに飛び出してシアトルにやってきたグリフィスを責め、戻るべきだと説得するトレイ。二人は夜通し口げんか。ヤスダとルークはかまわずパーティ。グリフィスとトレイもパーティに参加するがやっぱりけんかに。ルークはグリフィスに迫るが… トレイはグリフィスにプロポーズ。ヤスダは、ヘルムといい雰囲気に。トラベルナースのカルロスと知り合うシュミット。

・テディとハントは、ベイリーとウォーレンを食事に招く。だが、テディたちの子がベイリーたちの養女を噛んで問題になったばかりで気まずい雰囲気に。さらにハントに外傷チーフの座を約束していたテディが、ベイリーの頼みでほかに候補者を探していたと知って、テディとハントはけんかに。夫婦がいがみ合っているから子供が噛むんだと諭すベイリー。

・マギー担当の食道がんの患者ナタリアのオペに入れることになったクワンとミリン。だが患者はオペ前に急変し、脳への転移が見つかる。先に脳のオペが必要となるが、借金苦で医療費が払えない。クワンが医療離婚を提案するが、勝手な提案をしたことに怒ったマギーはクワンをオペからはずす。だが結局、患者と夫は愛し合っていながらも、医療費のために離婚することに。

・産気づいた妊婦がやってきてジョーが担当。リンクも行きがかり上手伝うことに。

10 親しき仲にも秘密あり
Sisters Are Doin' It for Themselves

・ルークが連れ込んだ彼女(内科のカーラ)との騒音が原因で眠れなかったグリフィス。フィアンセがいながらもルークが気になる。

・ウィンストンと気まずくなりアメリアの家に転がり込むマギー。

・医療費のために離婚したナタリアと夫だったが、ナタリアは助からないとわかる。そのことを夫に言えないナタリア、感づいていた夫。それでも気づかないふりをし続ける。何もできないことに無力感を感じるミリン。

・アメリアにつくことになったグリフィスとヤスダ。脳に腫瘍が見つかった患者を担当するが、がん経験者の姉妹たちが妹も仲間入りだとはしゃいでいる様子を見て違和感を覚える。オペは成功し、がんではないことがわかる。

・ハントは医事委員会の査定を受けることに。これをパスすれば一時的に医師免許が取り戻せると言う。テディはリンクを監督に付けることに。救急患者の手当を、勝手な判断で進め、指導官を驚かせるが、結果は合格だった。

・キャサリンのペニスのオペに入るシュミット、一緒に入ることになったクワンとルーク。オペ前はジョークを言っていたクワンとルークだったが、オペが始まった途端に倒れるクワン。ルークが連れ出す。家族にオペのことを話せなかった患者だが、妻は気づいていて、病院へ駆けつける。だが彼の自尊心を考えて、無事を確認しただけで帰る。

・キャサリンのオペに入ってうまくやり遂げ、すっかり自信を持ったシュミット。カルロスを誘う勇気が出る。

・キャサリンがレーキの施術を受けているのを見たリチャードは、何かが起きていることに気づく。キャサリンはがんの再発を告白する。

11 いばらの道
Training Day

・ルークがガス代払い忘れて止められてしまう。その対応に追われ、仕事がおろそかに。失敗続きで落ち込むルークを励ますニック。

・アディソンのドクターカーがネット上で炎上。クリニックで、州外(中絶が禁止されている州)に住んでいるインターンを対象とした産婦人科生殖医療研修を始めるベイリーとアディソン。だがクリニックの前に中絶反対のデモが。窓にレンガが投げ込まれる。クリニックに入れない患者たちがグレイスローンに押しかける。テディの判断ですべて受け入れることに。デモが収まった頃、病院の前の道路でアディソンとインターンが車にはねられてしまう。

・片肺移植を担当するマギー。だが患者の母親は、両肺の移植を待つべきと考え、さらにドナーが娘の彼氏であることが気に入らず。ドナーが来る途中で事故に遭い、運ばれてくる。肺に損傷を負っており、移植は無理に。それでも彼氏を心配する患者。

・ハントは外傷外科のチーフに復帰。

・薬による中絶を希望する妊娠6週目の女性を担当するヤスダとクワン。付き添いで来た34週の妊婦が急に産気づく。動揺する妊婦をなだめるためにベイリーが「The lion sleeps tonight」を歌い始め、みんなで合唱に。アディソンが無事とりあげる。

12 立ち上がる力
Pick Yourself Up

・クリニック前でアディソンとインターンのティアが車にはねられる。二人はすぐにグレイスローンに運ばれる。アディソンは肩の脱臼で軽症だが、ティアは妊娠28週目、緊急帝王切開後、オペに。ティアは意識を取り戻す。

・アディソンとともにグリフィスがが新生児ICUで胎児の手当。自分もかつてここにいたことを痛感するグリフィス。リンクから、2週間はドクターカーを休むよう言われるアディソン。だが忠告を聞かずに仕事復帰する。

・ミリンの81歳のルームメイト、マキシーンが友達ノーマを連れて病院へ。二人は担当のリンクに色目を使う。そして二人とも淋病とわかる。接触のあった相手全員に連絡をとるよう言われ、電話をするが同じ相手ハルとわかる。ハルにはほかにもお相手が多数いることがわかり…

・ウィンストンとうまくいっていないマギーは、テディに助言を求める。

・ショックで呆然としているヤスダ、なだめるリチャード。

13 情熱は止まらない
Cowgirls Don't Cry

・夫婦セラピーに行くことにしたマギーとウィンストン。マギーが注目され、引き抜きの電話がひっきりなしにかかってくる。シカゴからのオファーに心が揺れているマギーだったが、マギーのためにシアトルにやってきたウィンストンは納得いかず。しかも途中で病院から呼び出しがあり退席。

・献血に行く(75ドルもらえるため)が、体重が足りないと追い返されるヤスダ。呼吸が苦しいにもかかわらず、検査の費用が出せないために検査を拒む女性を担当。時間はかかるが手続きをすれば費用は免除されることを説明、受けるよう説得。金欠のヤスダは、ジョーの店でバーテンのバイトを考える。

・精神的に疲れ切って元気の無いジョーを励ますため、子供たちを病院の託児所に預け、休みを取って戻ってくるリンク。

・ロデオで怪我をした少女の担当になったマギーとアメリア。オペをするか否かで意見が割れるが、両親の希望で難しいオペをすることに。

・カルロスと順調だったにもかかわらず、知らないうちに別の病院へ移動になっていた→振られたとショックを受けるシュミット。もっと肩肘張らずにチーフレジデントとしての仕事をすべきとベイリーに諭され、仕事終わりにおごりでインターンを飲みに誘う。

・CTで何も異常が見つからないが、痛み止めの処方を希望している患者に対し、依存症を疑うリチャード。すぐに退院させるよう指示。だが何かを見落としているのではと考えるルークは検査を続ける。付き合うグリフィス。腸に爪楊枝があることを見つける。グリフィスは、自分の結婚式でブライズマンになってほしいとルークに頼む。

・病院の駐車場にとめていた車に、チラシが。そこにはベイリーの顔写真があり、「赤ん坊殺し」と印刷されていた…

14 愛の名残
Shadow of Your Love
・シカゴ行きを決め、引っ越し準備をするマギー。突然の退職に怒るリチャード。グレイスローンでの最終日に、重篤な心臓病の患者ノラがマギーを目当てで押しかけてくる。緊急オペが必要になり、ウィンストンを呼んで相談。二人でオペすることに。二人で協力し、オペは成功。ウィンストンの協力がどれだけ大切だったかに気づいたマギー。二人はベッドへ…

・ベイリーまで脅迫され、危険を感じて妻を心配するウォーレンは、一時的な引っ越しを考える。ベイリーは気にしていなかったが、嫌がらせ電話の多い携帯をヤスダに預け、その間248件の嫌がらせ電話があったことから、本気で考えるように。

・朝からラブラブのジョーとリンク。だが付き合ってはいないと言い張る。患者に、自らの経験 −テディとの関係− について語るハント。それを聞いてジョーに気持ちを伝えるべきと考えるリンクだったが… ルナに病気が見つかりショックを受けるジョー。

・シュミットが進路を迷う。長年、潰瘍性大腸炎を患うユダヤ系の少年グレイソンを担当。症状が悪化、オペが必要となるが、成人式を控えており嫌がる。薬を飲んでいなかったことがわかり、長年担当していたリチャードが叱る。ユダヤ人であり共感できるシュミットが説得、オペを受けることに同意。患者の立場で考えることができるシュミットを見て、患者の気持ちを考えていなかったことに気づくリチャード。

・カイとの休日を楽しむアメリアだったが、メレディスが去り、マギーまで去ってしまうことに寂しさを感じる。カイとのひとときに癒されるアメリアだったが、カイはロンドンへの転勤を決めていた…

・結婚を控えるグリフィスに対し、結婚は不利益にしかならないと言い張るミリン。結婚は足かせにはならないと言い返すグリフィスだったが、結婚式の準備が面倒でたまらない。

15 受け継がれる思い
Mama Who Bore Me

・オペ室で息がぴったりだったことを再確認したマギーとウィンストン。一緒にシカゴに来てほしいマギーだったが、シアトルでやり直したいウィンストン。冷たい女呼ばわりされて落ち込むマギーだったが、キャサリンに励まされる。お互いの愛を確かめ合い、マギーはシカゴ行きを決める。

・マギーとウィンストンがオペした患者ノラが目覚めるが、急変。マギーが退職してしまったので、ウィンストンがミリンを指導しながら再オペ。

・ベイリーの養女プルーの面倒を押しつけられたルーク。

・オペのため成人式を延期にした患者グレイソン。だが曾祖父が来ているいま、病院内で成人式をすることを思いつくシュミット。みんなで準備するが、当のグレイソンはこんな状態では恥ずかしいと嫌がる。かつて成人式をできなかった曾祖父のためにと説得され、思い直す。シュミットの対応を見て、進路として小児外科のフェローシップを勧めるリチャード。

・ルナの耳が聞こえないらしいと知り、診察に連れてきたジョー。何か重大な病かもと考え不安になる。

・頸椎を固定している金属にアレルギーがある患者を担当したアメリア。金属の代わりに炭酸カルシウムを使って3Dプリンターで作った人工の頸椎を入れる方法を思いつき、カイに頼む。グレイスローンで、カイのための研究費を工面できるかもしれないと知り、引き留めようとするアメリアだったが…

・乳がんの疑いのある女性を担当したグリフィス。生検が必要になり、片付けの済んだマギーに頼む。マギーが去った後、患者に告知できるか不安になるグリフィスだったが無事やり遂げる。
16 トラウマとの決別
Gunpowder and Lead
・結腸内視鏡を担当するリチャード、ヤスダ。だが患者が突然妻を認識できなくなり、検査は中止。脳の検査で銃弾が見つかり、鉛中毒とわかる。銃弾を摘出することになり、ハントとウィンストン、アメリアが呼ばれる。カイを失って引きこもっているアメリアを、自宅まで迎えに行くヤスダ。オペ前に、マギーが去ったことをウィンストンのせいにして責め立てるアメリア。寝不足でミスをしたヤスダに当たり散らし、追い出す。胸郭の銃弾摘出では、ウィンストン指導の下、グリフィスが活躍。オペは成功。

・ヤスダが学費ローンのためにバーで働き疲れ果てているのを見かねたヘルムが、テディに直訴。

・心臓外科のチーフの候補に名乗りを上げるウィンストン。

・腎臓を片方摘出していると言う患者が、ベイリーを目当てにやってくる。相変わらず携帯が鳴り続け、不安におびえるベイリー。この患者もベイリーを脅しに来た男だとわかり… たまたま立ち寄ったアディソンが解決法を見つける。ベイリーに悪意の電話をかけ続けている相手に、スタッフ総出で電話をかけ、冷静に丁寧に親切にベイリーのしていることの素晴らしさを伝える。

・ルナの検査結果待ちで不安なジョー。シュミットに相談、うまくできると励まされる。大きな病気は見つからず、単なる聴力の低下だとわかり、ホッとする。

・クワンからデートに誘われるが、愛や恋に否定的なミリンは断る。ロールプレイゲーム中に怪我をした男性を担当するルークとミリン。経過観察が必要にもかかわらず、憧れの人に告白するために退院すると言い出す。ミリンが冷静に引き留める。経過観察中に呼吸困難となり、患者を救うため、インターンでありながら気管切開を決断するルーク。患者を救う。患者が眠っている間に、憧れの女性が心配して見舞いにやってくる。二人を見て、恋に対する認識が少し変わるミリン。クワンは別の女性をデートに誘ったことを知る。

17 もう怖くない
Come Fly With Me

・ミリンのルームメイトのマックスがめまいでやってくる。シュミットとクワンが担当。尿路感染症とわかり治療を始める。だがせん妄が見られ敗血症とわかる。

・ヘルムの直訴を受けてインターンにアンケートを実施、金銭苦の状況を把握したテディ。リチャード、ベイリー、アメリア、ニックを呼び出して対策を話し合う。彼らが自分をクビにするのではと恐れたヤスダが、自己弁護に飛び込むが、給付金が出るとわかる。ヘルムのかつての苦境にやっと気づき、彼女の復帰のために援助を申し出るリチャード。

・ベースジャンプで手足を93カ所骨折した男性サムを担当するハント、リンク、グリフィス、ミリン。一度にオペすると長時間麻酔下に置くことになり、安全を考え何度かに分けてオペすることを考えるリンク。だが一度にやることを希望する患者。やむなく、大勢で手分けしてオペに入ることに。前回のように失敗するのではと心配したグリフィスが忠告するが、本人の希望もあり実施。オペは成功。

・グリフィスは、ルークが付添人を辞退してミリンに代わったことを知る。

・遅刻をしたことでニックとのミーティングに遅れ、その後もミスが続いたため注意されるルーク。自分がADHDかもしれないと気づきショックを受ける。だがニックが、自分もそうだと告白。コントロールできると励ます。

18
手遅れになる前に
Ready to Run


・ウェディングドレスのお直しをヤスダに頼むグリフィス。祖母のために結婚式を早めることに。グリフィスに愛を告白し、結婚するなと引き留めるルーク。

・キャサリン・フォックス賞にニックとウィンストン&マギーがノミネートされたことが発表される。だが授賞式に出席しないと言うニック。リチャードが説得、出席することに。

・ベイリーに頼んでマックスの担当に入れてもらうミリン。もしもの時は蘇生拒否をとミリンに頼むマックス。病状は改善していると思われたが、オペが必要になる。だがミリンはマックスと関係が近すぎると言う理由でオペに入ることを拒むベイリー。マックスの病状が気になり落ち込むミリンを慰めるクワン。

・93カ所骨折した患者サムが、ジョーを口説こうとしていることが気に入らないリンク。サムの足の血流が弱いことに気づき、緊急でジョーが手当をする。ライバル意識むき出しで、ジョーと同居していることをアピールするリンク。

・大動脈瘤が破裂しかねないにもかかわらず、オペを嫌がり強引に退院してしまった患者レイ。なんとか引き留めようとルークが話を聞く。グラフィックアーティストだという彼のために、絵を描いてオペを説明、説得。オペに同意するが、検査中に破裂。検査室で緊急オペに。助けられず、落ち込むルーク。彼を慰めるニック。

・自分たちの功績が評価されず、ぼやくベイリー、アメリア、ハント。

・医師復帰を決めたヘルム。リチャードには、シュミットと共同のチーフレジデントの地位を条件に出していたが、認められる。歓迎するシュミット。だが8週間の休暇も認められたと知り… ヤスダは、グリフィスの結婚式に一緒に行く相手としてヘルムを誘う。

19 花嫁の憂鬱
Wedding Bell Blues


・グリフィスの結婚式当日。ルーカスへの気持ちに揺れつつも、トレイと結婚することを決める。式直前、グリフィスのドレスのファスナーが壊れてしまう。グリフィスを娘と思い込んでいる祖母から、愛していない相手と結婚する必要はないと言われ動揺。おまけにブーケにトゲがあり出血、ドレスに血が。祭壇へ行く途中で死んだ鳥を目撃。父から、母がかつて別の人との結婚式をドタキャンして父と結婚したことを知り…

・グリフィスの代わりに、担当患者のオペにつきそうことを約束するルーク。結婚式をドタキャンしてドレス姿で病院へ戻るグリフィス。二人はそのまま当直室へ…

・ウィンストンを心臓外科のチーフにするテディ。キャサリンのプライベートジェットで一緒に授賞式に向かうウィンストン、ニック、リチャード、キャサリン、アメリア、ベイリー。道中、アメリアとウィンストンが口論になり険悪に。間に挟まれたニックがとばっちりを受ける。飛行機が大揺れになり一同パニックに。ボストンに到着後、会場へ行く前にメレディスの家へ寄るニック。だがそこには別の男性マイケルが…

・結婚式に向かう直前、病院に来た少年の手当で病院に戻るクワン。薬物の過剰摂取とわかる。母親が疑われるが、英語が話せない母親が誤解されていると考えたクワンは、母親のために原因を探る。元気だった患者マックスが突然呼吸困難となり、蘇生拒否にもかかわらず挿管してしまうクワン。

・ヘルムとともにグリフィスの結婚式へ向かうヤスダ、ヘルムにキス。すっかり仲良くなる。

・ジョーが患者サムと仲良くしているのが気に入らないリンク。

20 あなたがいれば
Happily Ever After?

・当直室でセックスするルークとグリフィス。だがトレイが腕を骨折して運ばれてきて、飛んでいくグリフィス。ルークもきたため、とっさにルークを殴るトレイ。式をドタキャンした理由をトレイに説明するグリフィス。自己嫌悪に陥る。

・リンクの指示を無視して患者サムに付き添うジョー。リンクとの同居をやめるべきと判断するジョーだが、納得がいかないリンク。二人は口論に。リンクはジョーへの愛を告白、ジョーも愛していることを認める。

・サムは順調に回復していたが、ルークが様子を見に行くと急変。緊急オペに。だが直前にオペ室で倒れるテディ。心室細動となり… インターンしかいない状態で、患者とテディが待ったなし。ルークがサムのオペに踏み切るが…

・アルツハイマーの研究に没頭するメレディス。ニック、アメリア、ベイリー、リチャードが彼女の研究室に顔を出すと、意見を求められ… みんなで資料を見直し、これまでの多くの研究に矛盾があることにメレディスが気づいてしまったことを確信。この件を公にすると今後の研究資金が得られなくなる可能性があると忠告するリチャード。だが、研究の方向性が間違っていると出資者に言ってしまうメレディス。メレディスの家に男マイケルがいたことで、二人の関係は完全に終わったと思っていたニックだったが、マイケルはゾラの家庭教師だとわかる。さらにマイケルはゲイだった。二人は和解、ヨリを戻す。

・キャサリン・フォックス賞の授賞式。ベイリーが贈呈役だったが、キャサリンの判断で急遽メレディスに変更。そしてノミネートすらされていなかったベイリーが選ばれる。外科部門ではなく、研修医に対する生殖医療の研修プログラムが評価されたのだった。

・授賞式の前にマギーに合うウィンストン。久しぶりに和やかなムードでセックス。

・マックスに挿管してしまったクワン。だが様態は安定せず、その状況を知ったミリンが激怒。意識が戻らないマックスの代理人がミリンだとわかり… マックスが目覚める。勝手な行動をとったクワンに腹を立てつつ、マックスを救ってくれたことに感謝もするミリン。

・ヘルムが復帰。




エピソード紹介:シーズン20

No. エピソード 名セリフ、ゲストなど
夢から覚めた朝
We've Only Just Begun

・テディの手当をするスタッフ。細菌性心内膜炎で、歯の感染が原因とわかる。ウィンストンが担当になり、オペをすることに。テディが目を覚ます。

・メレディスの行動に腹を立てるキャサリン。口をつぐんで研究に集中すると言うメレディスだったが、裏でアメリアに手伝ってもらって調査を続けることに。

・インターンたちの行動に腹を立てるニック。クビかもと動揺するインターンたち。病院に到着した救急車に車がぶつかり、患者とともに閉じ込められるルークとグリフィス。車内で患者の手当をすることに。インターンたちをクビにはしないが、自分は去ると言うニック。後任はベイリーに。
幸せの秘訣
Keep the Family Close

・インターンの指導をビシバシと始めるベイリー。課題をたくさん与えるが、課題をこなすことにばかり目が行くインターンに腹を立てる。

・入院中も患者の事が気になるテディ。ヤスダにフォローを頼む。それに気づいたハントは、テディにゆっくり休むよう言えとヤスダに圧力。

・銃創患者が運び込まれる。ズボンの中から大量の100ドル札が見つかる。手当の甲斐無く死亡。クワンが心臓マッサージの練習をさせてほしいと言いだし、マッサージを始めると心臓が動き始める。患者はドリアン、両親が見つかり、強盗に襲われたことがわかる。

・家族野球の試合中に乱闘騒ぎになった一家がやってくる。妊婦が脊髄にオペが必要になる。だがオペ中に緊急帝王切開が必要となる。

・胆嚢炎オペのためにやって来た患者が、事前検査の結果HIVとわかる。

・ネコを買い始めたアメリア。話し相手がいない寂しさから、ウィンストンを食事に誘う。
諦めない心
Walk on the Ocean

・出勤時、駐車場を奪い取った相手が、小児外科のドクター、ベルトランだったことがわかったアメリア。険悪な雰囲気に。患者の治療法で意見が割れる。アメリアが斬新な方法を思いつき、ベルトランも賛成する。

・自作のペダルボートで走行中に船に衝突されて怪我を負った男性。パイプが刺さっていて重傷。妻が駆けつけるが間に合わず亡くなる。

・ニコが病院に来ていて動揺するシュミット。新しい彼氏ジェイソンと、代理母の診察に来ていたと知ってショックを受ける。

・テディのリハビリに付き合ったメレディス。極秘にアメリアと調査を続けていることを打ち明ける。資金難であることを相談すると、テディが解決法を思いつく。

・ドリアンの見守りを言い渡されたヤスダとルーク。だが途中でルークがほかの仕事に行った間にドリアンは急変。ヤスダは原因に気づき、ルークを呼んであとを頼み、処置するための道具を取りに行く。その間にやってきたベイリーは、ルークが一人で見守り原因に気づき、戻ったヤスダが怠けていたと勘違い。

・ルークは家を出る。

魔法のオペ
Baby Can I Hold You

・前例のない胎児のオペをすることになったアリゾナ、彼女の講義を聴くインターンたち。だが直前になって怖じ気づく患者。だがオペを諦めきれない夫。患者は視覚障害があるため、3Dモデルを作ってわかりやすく説明するアリゾナ。オペは決行に。インターンがオペに入ることを禁止したベイリーだったが、アリゾナの説得で入れることに。オペは成功するが、インターンたちは退屈そう…

・ドリアンが目を覚ます。クワンが処置中に急変。胸腔ドレーンが必要になるが、クワンは怖じ気づく。

・テディが職場復帰。だが、リチャードとリンクから、復帰前に練習するよう言い渡される。練習をこなし、もう大丈夫と張り切るテディだが、許可しないウィンストン。それを押し切ってGOサインを出すリチャード。だがいざオペになって復帰できないのはリチャードだった…

・ミリンの弟ダグが現れる。ドクターを語ってインフルエンサーをしているため、彼を訪ねて患者がやってくるが、ミリンが対応するハメに。

君の支えに
Never Felt So Alone

・生理が遅れていることに気づくジョー。また子供が増えるかもと動揺する。検査の結果、妊娠ではないとわかってホッとするが、もう一人子供を持ちたいと気づく。

・こっそり調査を続けるメレディスとアメリア。だがボストンにいる息子ベイリーがニックに連れられて病院へ行ったと知り、急遽戻ることに。虫垂炎とわかる。術後に駆け付けるが、ずっとついていてくれたニックに冷たく当たるメレディス。でもそれは罪悪感からだった…

・2Fのデッキが崩落、医学生がERに大量に運び込まれる。背中に材木が刺さった1年生ソフィアは足の感覚がない。ハントとアメリアが担当し、ルークが下につく。ソフィアの望みをかなえるために、危険なオペをする。担当していた患者がいなくなり動揺するグリフィス。屋上で見つけるが飛び降りそうで… グリフィスとクワンが話を聞き、時間をかけて飛び降りを阻止する。軽症者を一人で担当するヤスダ。

・ウィンストンの患者に、ハグセラピスト・アンジェラが付きまとう。それが面白くないウィンストン。だがオペ直前に取り乱した患者をハグして落ち着かせる。ウィンストンの元に離婚の書類が届く。

時には休息を
The Marathon Continues
・小児外科を目指すシュミット。ベルトランに推薦してもらおうと考えるが、小児外科への情熱が足りないと拒まれる。

・インターンたちを集めてウェルネスキットを配るベイリー。自分自身の健康に気をつけるように言う。だがインターンたちはそれぞれ呼び出され、仕事に行ってしまう。セルフケアをけなされて怒るベイリーに、自分が休むべきだというハント。

・ベイリーの行動に文句を言うクワンとグリフィスだったが、それをベイリーに聞かれてしまい、帰宅させられてしまう。二人は家で、クワンが作った料理を食べながら勉強する。ルークが久しぶりに戻ると、部屋にはクワンが入っていた…

・テディの下につくヤスダ。囚人の担当に。咳がひどく結核の疑いがあったが、検査の結果、肺がんですでにあちこちに転移していた。オペはすでにできず、化学療法を受けても効果より苦痛の方が多いと考えられるため、できることは痛み止めと咳止めの処方のみ。気の毒に思ったヤスダは、治験への参加を思いつくが、自分たちにできることは少しでも患者の痛みや苦しみを取り除くことだと説得するテディ。

・リンク、ベルトランの下で義肢の少女ミスティの担当になるシュミット、ミリン。義肢が合わず、再オペをすることに。彼女の両親はキャサリンの友人だった。リンクたちの提案にダメ出しをする。検討の結果、新しいオペを試すことに。オペは難航の末に成功。キャサリンは両親から多額の寄付を得ることに成功。

・リチャードの下でドリアンの担当になるルーク。再び急変し、リチャードが呼ばれるが、しばし呆然としてしまうリチャード。上部消化管からの出血が見つかる。すぐにクリッピングで止血に成功するが…

はがゆい気持ち
She Used to Be Mine
・グリフィスは祖母を施設へ入れることに。

・事故を起こしたレズビアンカップルを担当するハント、ミリン。ジリアンは激しい頭痛を訴えている。だがそこに夫がかけつけ、問い詰められたため、女性と浮気していることを夫に吐き出してしまう。そして怒鳴っているときには頭痛がしないことに気づく。アメリアがオペすることに。

・骨折した夫に付き添う妊婦。ジョーが診察し、もう出産が近いことがわかる。順調に進んでいたが、急変。緊急帝王切開に。出血がひどく一時危険な状態になるがベイリーが救う。その様子を見て、自分の母親を重ねてしまうグリフィス。患者の危険に気づかなかったことにショックを受けたジョーは、一般外科をやめて産婦人科一本に絞ることに。

・看護師から飲みに誘われるウィンストン。マギーに気兼ねなくデートをするべきと励ますリチャード。

・リチャードのオペに、ウィンストンの代わりにテディが入ることに。オペ復帰に張り切るテディ。テディに負担をかけたくなくて心配事を相談できないハント。

・順調に回復していると思われていたドリアンだったが、またオペが必要に。彼に思い入れがあるルークは、見舞いに来た同級生に暴言を吐いてしまう。

備えがあれば
Blood, Sweat and Tears
・テディと二人でハイキングに出かけるハント。道に迷っていると、穴に転落した女性を発見。直後に父親も助けに行こうとして転落。怪我をしている父親の手当を、娘に指示。無事救助され、テディとハントは救急車で一緒に病院へ戻り、オペに入る。止血法を広めるための資金を出してほしいとテディに頼むハント。キャサリンにも頼む。

・試験を控えてピリピリするインターンたち。ベイリーの課題をこなし、無事にオペに復帰できることに。ゲン担ぎで靴下を繕うクワン。それを手伝いながら、縫合の指導をするリンク。ミリンの勉強を手伝うヤスダ。

・テディに話して一般外科をやめようとするジョーだが、テディ不在で言えず。その間も一般外科では仕事が山積み、シュミットが腹を立てる。

・膝の腫瘍で入院したトランスジェンダーの少女キャロラインを担当するベルトランとミリン。脂肪腫と考えていたが、神経線維腫とわかり、急遽アメリアも呼ばれる。担当医が増えることに躊躇する患者。テキサスでは偏見が強くて危険と判断してシアトルにやってきたのだった。同室の患者エイミーと一緒に病室を脱走、販売機でお菓子を買っていた。だがエイミーが倒れ… ベルトランとアメリアがキャロラインに寄り添い、オペの同意を得る。ベルトランをデートに誘うアメリア。

・ドリアンの再オペに入るベイリーとリチャード、グリフィスとルーク。開腹後、思っていたより重症とわかり、オペが長引くがうまくいかず。グリフィスが解決法を思いつく。オペ後、お互いの気持ちに素直になったグリフィスとルークは仲直り。

ハートを託して
I Carry Your Heart

・アメリアの研究室にキャサリンが抜き打ちで押しかける。こっそり調べていることが発覚することを恐れ、アメリアは資料を全部持ってメレディスの家へ。テディは、調査を急がせるため、極秘のプロジェクトとしてクワンとミリンにデータ入力を手伝わせる。仕事を失うことを恐れて怖気づくアメリア。だが調査結果は満足のいくもので、メレディスは予定を早めて発表することに。同居だけでなく結婚したいベン、愛しているが結婚には躊躇するメレディス。

・キャサリンにバレることを恐れたテディは、先に告白することに。そしてクビに。

・肺と心臓の移植が決まった患者メイソンを担当するベルトランとウィンストン。マギーもオペに入ることに。

・長年診てきた患者ブレイディのために久しぶりにやってきたマギー。患者はうっ血性心不全で心臓の再移植が必要となり、待機リストに載ることに。急変するが、メイソンの摘出した心臓を移植できるかもしれないと考える。修復が必要だったが、無事移植することができる。

・ルークは呼び出され、協議会での協議の結果、もう一年インターンをするよう言われる。シカゴ大の心臓外科レジデントに空きがあるとルークに提案するマギー。

・ジョーとリンクは患者への対応で意見が割れる。自分の方が経験があるとリンクが意見を押し通す。職場と私生活を分けることに。

・ミリンとクワンは、お互い本気ではないと言いながら関係を続ける。

・ヤスダはヘルムとの別れを決意。

・ウィンストンはベルトランとバーで飲んだ後、一夜を共に。
10 燃え尽きるまで
Burn It Down

・山火事で全員召集されるスタッフ。消防士テオも運び込まれる。ベイリーが担当。オペ室がいっぱいで、間に合わず廊下で切開を始めるテディ。ウォーレンがまた現場に戻ることに不安を感じるベイリー。オペ中も気になって集中できず、オペを抜ける。

・シカゴの病院の面接を受け、レジデントの仕事をオファーをされたルーク。負傷者が多数運び込まれ、家族がたくさん押しかけていることを知ったルークは、SNS上に安否確認用のネットワークを作る。

・キャサリンにバレたため、データを持って飛んでくるメレディスとアメリア。キャサリンにプレゼンする。許可が出て追加の資金がもらえることに。だがデータをすべてコラシックに送り、残りの研究は彼にやらせると言い出す。従わなければ3人とも仕事を失ってしまう… 考えた結果、辞職し、研究結果を公表したメレディス。アメリアもテディも仕事を失う。

・ベルトランの手伝いをすることになり張り切るシュミット。ベルトランに子供好きを猛アピール。そんなとき、突然ジョーが倒れる。検査の結果、妊娠がわかる。

・リチャードの手ほどきでオペに入るヤスダとミリン。だがうまくいかずに患者は亡くなってしまう… 彼らのせいではなく、自分のせいだと考えたリチャードは、自分の引き際を考える。

・記憶をなくした喘息発作の患者が、元婚約者だったと気づくクワン。

・検査に合格したインターンたち。ルークは同期の中でトップで合格。評議会の提言に不服を言うため、インターンたちがキャサリンに直訴。ベイリーも加勢。



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