舞台はシアトルの大病院。
外科インターンとして働くメレディス・グレイを中心にした医療ドラマ。
過酷な労働状況。ストレスや睡眠不足と戦いつつ、
技術習得に向けて必死で勉強の毎日… でも恋もする。
そんな彼らの、コミカルな日常を描いたドラマです。

エピソード紹介・シーズン1

No. エピソード 名セリフ
甘い夜はオペの始まり
"A Hard Day's Night"
 ボストンからやってきたメレディスは、外科インターン初日。過酷な48時間勤務の始まり。担当のレジデントはベイリー、通称ナチ。同僚はやる気満々のクリスティーナ、弱気のジョージ、モデル出身のイザベル(通称イジー)。出勤早々、昨夜、バーで知り合って一夜を共にした男性が、職場の上司と知る。

 担当の患者が、突然の急変で動揺する
メレディス。とっさの判断でその場を切り抜ける。だが、発作の原因は不明。担当医のシェパードは、オペの助手をさせることをエサに、インターンに原因究明の手助けを頼む。オペをやりたいクリスティーナは、メレディスと組んで原因を解明する。だが、オペ助手を任されたのはメレディスだったため、むくれるクリスティーナ。それでも、オペは成功、メレディスは強烈な達成感を味わう。

 最初のオペを任された
ジョージは、患者を死なせそうになり、007(殺しのライセンス)と命名されてしまう。バークが担当の患者に、オペの成功を安請け合いしてしまうが、患者は死亡。家族に悲しい知らせを伝えるハメに。

 
イジーは直腸診17人。
 
アレックスは知ったかぶりがたたって、大失態。

ベイリー「人殺しになりそうな時以外は、私を起こさないで」

ベイリー「毎年恒例ね、インターンの1人をターゲットにして、いびり倒すんだから」

クリスティーナ「ラクだねー、恵まれてると」

越えられないライン
"The First Cut Is the Deepest"
 母親の家に住むことにしたメレディスはルームメイトを募集。迷った挙げ句、ジョージとイジーをルームメイトとして迎えることに。エレベータの中で、デレクに衝動的にキス。暴行の被害者が運び込まる。瀕死の状態にも関わらず、犯人のペニスを食いちぎっていた。取り出したペニスを証拠品として警察に渡すまで、預かることに。後に、犯人は自力で病院にたどり着き、倒れ込む。また、新生児室で心臓に異常のある赤ちゃんを見つる。
 
デレクも次期部長候補である事を知ったバークは、次は自分のハズと部長に詰め寄る。が、最低限のことしかやらず傲慢だと指摘され、メレディスが見つけた赤ちゃんの心臓手術を買って出る。
 検査結果の説明係になった
クリスティーナアレックスは、感謝された患者からハグの嵐。
 
ジョージは蘇生チームで死亡宣告ばかり5人。
 縫合三昧の
イジーは、英語を話せない中国人患者の言っていることがわからず困り果てる。が、彼女に案内されて病院の外へ出ると、額に怪我をした女性が。不法滞在のため、病院へは入れないと言う彼女のために、こっそり治療をする。

クリスティーナ「ついてないんだ、セクシーなドクターといちゃついて」

バークから、30秒だけ本心を言っていいと言われ、
ベイリー「あなたはうぬぼれてる。傲慢で偉そうで、我が強い。自分を神だと勘違いしてて、人の事なんてまるで考えてない。まだ22秒残ってる。言いたいこと言わせてもらう。」


メレディス「ゴーゴーズ、デュラン・デュラン、ユーリズミックス」
私はあなたの”ゲーム”
"Winning a Battle, Losing the War"
 デッド・ベビー・バイク・レースの日。バイクメッセンジャーたちが、テキーラのタダ飲みを賭けて街中を走り回ってレース。
 イジーとジョージとの同居にウンザリのメレディス。職場では全てが競争。患者の奪い合い。お腹に金属棒が複数刺さったバイカーがやってくる。金属を抜いただけで縫合して帰すと言うアレックスに、メレディスは反論するが、患者はレースに戻ってしまう。が、結局数時間後、病院に倒れ込む。
 バイクをよけた車にはねられた患者の担当になったクリスティーナイジー。助かる見込みがなく、脳死宣告を待つのみと言われ、なんとか奇蹟を信じたいイジー。それに対して、早く次の患者を診たいクリスティーナ。2人は臓器移植に向けて奔走する。
 部長の友人ロイド・マッキーの担当になったジョージは、ロイドから口説かれ動揺。脳死のバイク被害者の肝臓を移植できることになり、感謝される。

ベイリー「バカがバイクに乗って自殺。まさに自然淘汰ってヤツね」

クリスティーナ「見て、いい眺め。血だらけだけど、だからこそいい。…いただきっ!」

アレックスに対して、
ベイリー「インターンのグループの中には毎回目立ちたがり屋のバカが1人はいるもんだけど、今回はあんたがそのバカ」
親しさのルール
"No Man's Land"
 ジョージと共に、頭に釘が7本も刺さった男性の担当になったメレディスデレクが釘を抜き、成功するが、その後の検査で脳腫瘍が見つかる。オペをすれば、余命は5〜10年だが記憶や人格を失う可能性が高く、オペ以外の方法だと、その可能性は低いが、余命は3〜5年と言う診断。オペを希望した患者の妻に(母を見舞う)自分を重ね、記憶を失うことのつらさを説明し、オペ以外の方法を勧めるが、拒まれる。母の昔を知る元看護師エリザベスに、母が認知症であることを告白する。
 珍しいオペになりそうな膵臓癌の患者を見つけ、手に入れたいと考えたクリスティーナは、朝4時に出勤。患者は元外科の看護師エリザベス・ファロンで、彼女から患者の扱いについて説教される。バークに取り入るが、なかなかオペにならない上に、メレディスたちが珍しいケースに当たったことにガッカリ。さらに、元々オペするつもりはなく、最期の時をこの病院で終えるために入院したと知る。
 前立腺腫瘍の患者から、診察を拒まれて落ち込むイジー。さらに、下着モデルをしていた時の写真を見つけたアレックスからからかわれ、逆ギレ。その勢いで、性差別をやめて診察させるよう患者に詰め寄ると、自分が去勢されるところを写真の女性に見られたくなかったためだとと言われる。オペでは、担当のドクターが全摘をすると言い張るが、神経は温存すべきだと主張。
 家の中で、下着姿で歩くイジーに文句を言うジョージ

ベイリー「小便科のしょんべん野郎。あだ名はドクター無気力」

イジーに対して、
クリスティーナ「あんたはスタイル抜群。完璧な巨乳。サラサラの髪。私だったら素っ裸で外に出るね。それに仕事も勉強もしない。字も読めないかも。とりあえず、いつも裸」

ベイリー「彼はこれから、あそこがムクッとなるたびにあんたを思い出す」
大人のメリット、デメリット
"Shake Your Groove Thing"
 母エリスの認知症は進む一方なため、財産管理をメレディスに移すことに。心臓バイパスオペで、ミスをしたかもしれないことに気づいたメレディス。執刀医バークに話すきっかけをつかめず、悶々とする。帰宅すると、自宅ではパーティが開かれ大騒ぎ。ついつい酒に酔い、やってきたデレクと車の中でエッチ。運悪くベイリーに見られてしまう。翌日、患者が急変し、動揺した彼女は、患者の夫が居る前で、そのことをぶちまけてしまい、大問題に。
 5年前に肺のオペをした女性が再び入院。再オペの結果、なんとタオルが見つかり、これまた大問題に。調査の結果、クリスティーナは外科フェローとして
バークの名前があるのを見つけ、ベイリーに報告。ベイリーはバーク本人に報告。弁護士立ち会いで話し合いが行われ、メレディスは追放の危機。だが、バークが自分の件を持ち出し、ミスを告白できない方が問題だとかばったため、一ヶ月の謹慎処分で収まる。
 地元からやってくる彼氏のために、パーティを企画したイジー。どんどん人数がふくれあがり、おまけに仕事で遅れる。楽しみにしていた彼氏との再会だったが、久しぶりに会った彼氏とは話が合わず。結局、仕事を選ぶ。
 背中の痛みを訴えた男性に、デレクは投薬の指示をするが、中毒に違いないからと従わないアレックス。男性を退院させようとした際、もみ合いになり男性が転倒。脳のオペをすることに。イジーは、アレックスが薬物中毒にこだわる理由を知り、彼を見直す。
 タオルの一件で、バークを気にかけていたクリスティーナ。全てが丸く収まった後、当直室でバークと関係を持つ。


ジョージ「心臓持ちたい…」
クリスティーナ「猿でも持てる」

ベイリー「走るベッド移動してくれない? 車出せないの」
禁断のデート
"If Tomorrow Never Comes"
 デレクとつきあっていることをベイリーに知られてしまったメレディス。そのことでメレディスをひいきするのは許さないとベイリーに言われたため、急につらく当たるデレク。メレディスは対応の変化に当惑するが、つきあっていることで特別扱いしないよう頼む。パーキンソン病の患者の担当になり、娘から脳オペを勧めてくれるよう頼まれる。説得の末、オペになり、無事成功。
 巨大腫瘍の女性患者の担当になったアレックス。患者には優しく接するが、陰で悪口を言っているのを本人に聞かれてしまい、担当を外される。
 バークとの関係を続けるクリスティーナは、なかなかドライ。巨大腫瘍の患者のオペに参加したいとバークに頼み込み、ジョージと共に参加。巨大な腫瘍を2人で14時間支え続けたが、患者は死亡。
 ジョージは、メレディスへの気持ちをなかなか伝えられず、そのことに気づいたイジーにからかわれる。
 アレックスと担当になった患者が急変し、取り乱す
イジー。アレックスが呼び出しに応じなかったため、1人で切り抜ける。

オフィスラブの定義
"The Self-Destruct Button"
 デレクを自宅に連れ込んだメレディス。翌朝、それを知ったイジージョージはショックを受けるが、不快感をあらわにするイジーに対して、デレクを恨んでメレディスをかばうジョージ。さらに、ベイリーからもこき使われていびられるメレディスだったが、堂々と受けて立つ。発熱の大学生の女性を担当。娘の体型ばかり気にする母親を諭す。
 足のけいれんの少女を担当したジョージ。脳オペに参加させてもらい、デレクへの反感が薄らぐが、酒に酔った麻酔医にそのことを指摘したため、デレクから追い出されてしまう。が、麻酔医は居眠りしてしまい、デレクはジョージが正しかったことを認め、謝罪。
 恋人の車の鍵を飲み込んだ男性を担当したイジー。気管支鏡を1人で任され喜ぶが、患者が彼女と大喧嘩を始め辟易。
 病院内で流行っている風邪をひき、体調不良のクリスティーナ。ジョージの代わりに脳オペに立ち会い、大感激。だが、こっそりした妊娠検査にショックを受ける。
 銃創患者の担当になったアレックス。この患者は傷フェチで、自ら好んで傷を作っていたのだが、妙に共感。同じ大学のレスリング部出身と知り、ますます意気投合。だが、入れ墨の化膿に銃創が重なり感染症で死亡。

患者の家族「上手なんですか? その先生(デレク)は」
ジョージ「ええ、何だって上手ですよ」

バーク「家まで送るから帰れよ」
クリスティーナ「風邪ごときで帰れないわよ。あんたが帰れば?」

ベイリー「どうやら敵は私だけじゃないみたいね」
現実のおとぎ話
"Save Me"
 デレクメレディスの家に入り浸るが、彼の部屋へ行ったことがない、彼のことを何も知らないと不満をもらすメレディス。デレクと共に、ロッククライミングで転落した男性を担当。足から急激に麻痺が広がるが、MRIでは異常を発見できず。デレクは血腫があるとにらんでオペに踏み切るが、反対するメレディス。が、オペの結果、血腫が見つかり、成功。仕事の後、デレクは自分の所有する土地にメレディスを案内し、自己紹介。住んでいるトレーラーハウスを見せる。
 中絶の予定を入れるクリスティーナ。精神科から回された、自称エスパーの男性患者の担当になるが、予言が的中して気味悪くなり、イジーの担当と交換してもらうことに。妊娠中の乳ガン患者の担当になり、子どもをとるか、自分の命をとるかの選択を迫る。自分の命をとるべきだと説得するが、患者は迷った挙げ句子どもの命をとることに。
 チョコケーキに何かが足りないと悩むイジーだったが、母親には連絡したくない。トレーラーで育ち、常にエスパーの助言を求めていた母に、苦い思い出を持つ。エスパーも信用していない。が、自称エスパーの患者の担当になり、次々に予言が的中して思い直す。脳に病変が見つかり、患者はオペで透視能力がなくなるのを恐れるが、治療を勧める。チョコケーキに足りないものを教えられ、母を思いだして電話する。
 挿管に失敗し、自信をなくすジョージ。だが、看護師から危篤患者の挿管を頼まれ、成功。その看護師と仲良くなり、デートすることに。
 歯の治療後に出血した少女の担当になったアレックス。豚の心臓弁移植が必要とわかるが、正統派ユダヤ教徒でブタは移植しないと言い張る。牛を使えば良いことに気づいたアレックスは、バークへの相談なしに勝手に患者に説明してしまい、バークを怒らせる。が、その方面の権威にモニターを通して協力してもらい、オペすることに。

デレク「僕は外科医だ。友達はいない」
メレディス「答えが欲しい! わかるまでは絶対パンツ脱がないから!」

クリスティーナ「いい、ジョージ。一発やるの。あの看護師見て。独身、それに赤毛。誘いなさい!」
ジョージ「僕は食道に挿管した男だ!」
彼の秘密
"Who's Zoomin' Who?"
 療養所から、ファミリーデーに参加するよう連絡があるが、仕事が長引いて欠席するメレディス。ついに母親の事をデレクにうち明ける。ウェーバー部長が、右目が見えなくなり、デレクに検査を依頼。脳に腫瘍が見つかり、秘密裏に緊急オペすることに。術後、部長は、メレディスとデレクが親しくしているのを目撃。
 陰部のかゆみに気づいたジョージ。つきあい始めた看護師のオリビアから梅毒をうつされたらしい。秘密にしたかったのに、イジーに知られ、オリビアに話すべきだと言われる。ウワサはあっと言う間に病院中に知れ渡り、スタッフの間で梅毒が流行していることがわかる。さらに、オリビアは、ジョージの前にアレックスとつきあっていて、梅毒の原因は彼だと知ったジョージは激怒、アレックスを殴る。
 腹部が腫れた男性を担当したクリスティーナイジー。腹部たまった水を抜くために、穿刺を2人で担当するが、突然患者は死亡。原因を知りたい2人は、家族の同意をとらぬまま、こっそり解剖することに。だがベイリーに気づかれて…
 バークの旧友(♂)の検査を担当したアレックスジョージ。膀胱のしこりは、卵巣と判明。しかも、手術の結果、彼は不妊症だとわかる。それじゃいったい、妻ホリーのお腹の子は誰の子??
 仕事が終わり、
デレクと一緒にディナーに行こうとしたメレディスの前に、彼の妻と名乗る女性、アディソンが現れる…

デレク「あの話どこまで進んだ? 今夜の超極秘特別夜間オペ。言う練習した」
ベイリー「よっぽどヒマなのね」




エピソード紹介・シーズン2

No. エピソード 名セリフ
男と女の嘘とタテマエ
"Raindrops Keep Falling on My Head"

 デレクが結婚していたことをクリスティーナにうち明けるメレディス。逆に、妊娠したことをうち明けるクリスティーナ。相手が誰だか言わないが、後にそれがバークであることがバレる。そしてクリースティーナは、中絶の付添人をメレディスに頼む。
 アディソンが担当するTTTSのオペに、指名されたメレディス。アディソンの夫であるデレクと浮気していたことで、患者から嫌がられるが、先に浮気したのはアディソンの方だと知る。
 部長の入院中、部長代理に任命された
バーククリスティーナとの関係に悩むが、仕事に専念したいと、別れることを告げる。
 病院の向かいのバーのオーナー、ジョーが突然倒れた。循環停止法を行うことになり、
デレクバーククリスティーナが担当。
 部長のために、病院内のスパイとして働くよう言われた
ジョージ。偵察活動中、クリスティーナとバークの関係を目撃。ジョーに手術費用20万ドルが払えないことを知り、彼のために奔走。
 
アレックスイジーは、反発しつつ、好意を持ち合う…??

ジョージ「(何も変わったことは)ありません。廊下でも、オペ室でも、階段でも。階段では特に何もなくて…」

バーク「色男先生って誰だ?」
ベイリー「色男先生? それは私のこと」
私は底なしのグラス
"Enough Is Enough"

 別居していたとはいえ、妻がいることを内緒にしていたことで、デレクを許せないメレディス。さらに、アディソンは、自分が浮気した理由を、夫の気を惹くためだと説明。
 メレディスは腸閉塞の患者を担当。ドラッグの袋を飲み込んだと思いきや、ジュディ人形の頭部10個だった。
 車の衝突事故で、夫婦と息子、対向車の男性が運び込まれる。すでに心停止状態で運び込まれた対向車の男性を担当したジョージ。看護師のオリビアから、ヨリを戻したいと言われるが、意中の人がいると断る。ドナーとしてやってきた脳死患者に、脳幹反射があることをみつけ、救う。
 事故車の妻を担当したクリスティーナは、彼女が夫から虐待を受けていたことに気づく。運転していた夫を担当したイジーは、彼が肝硬変で、移植待ちであったことを知る。すぐにでも移植しないと助からない状態で、息子がドナー候補であることを聞く。だが、母親が虐待を受けていたことを知っている息子は、肝臓の提供をためらう。息子を担当した
アレックスは、自分の過去をうち明け、息子の気持ちを変える。
 部長が退院することになり、妻が呼ばれる。この日、病院では手術の予定がいっぱいで、手術室の取り合いとなる。

クリスティーナ「親がよく、ジュディ人形買ってくれたなー。…解剖した… スケベな男どもに、非現実的な期待もたせて、性差別を助長する」
選ぶのは妻のキス? 彼女のキス?
"Make Me Lose Control"

 SGHに母エリスが運ばれてきて、動揺するメレディス。雑用に回される。そしてジョージが担当に。認知症のエリスは、ジョージを夫ザッチャー(通称ザッチ)と思いこむ。肝臓に腫瘍が見つかり、バークが生検し、良性とわかるが、複雑な心境のメレディス。
 部長が職場復帰。エリスの旧友で、心配するが、生検を許可してもらえず、バークに頼む。
 すっかり仲良くなったアレックスイジー。根は優しいのに、人前では虚勢を張って意地悪になるアレックスのことを不満に思うイジー。アレックスは赤面症の手術を担当。イジーは、シェパード両先生と共に未熟児の担当になるが、手術をするか否かで、デレクアディソンは対立、板挟みに。
 復縁したいことをほのめかし、デレクにキスするアディソン。また、母のことで落ち込み、デレクを憎むのに疲れたと、彼にキスするメレディス
 バークのオペに参加したクリスティーナは、突然倒れる。子宮外妊娠とわかり、アディソンによる緊急オペ。
 

うしろめたい貴方
"Deny, Deny, Deny"

 アディソンメレディス両方にキスされたことで、悩むデレク。アディソンから、離婚書類を渡され、それを知ったメレディスは喜ぶが、デレクはサインできず。
 アレックスは、頭に銃創を負った男性を担当。銃の手入れをしていて暴発したというが、妻が撃ったものだった。イジーとデートすることに。部長から、試験をパスしなかったために4ヶ月後に受け直すよう言われ、落ち込む。
 イジーは、失神発作の女性を担当。なかなか原因を突き止められないが、入院や、母親にうんざりしたクリスティーナが勝手に関わり、見事原因を突き止める。今まで強がっていたクリスティーナだったが、突然大泣きし始める。彼女を気遣い、添い寝して抱きしめるバーク
 ベイリーがインターンの頃から診ている患者が入院。メレディスと共に担当する。難しいオペになるため、アディソンが手伝うことになって、心中複雑。オペ中に患者は死亡、ベイリーが家族に連絡する。
 エリス担当のジョージは、今度は部下のようにこき使われる。目をはなしたスキにエリスは病室を脱走し、かつてのように医師として振る舞う。エリスと部長はかつて関係があった??

メレディス「あなたは卵管と赤ちゃんと彼氏を一日で失った。うろたえるのが普通よ」
クリスティーナ「あんたは美人妻に負けるかも。嫉妬するのが普通。」
メレディス「私は負けたりなんかしない。デレクは離婚するんだから、嫉妬してない。」
クリスティーナ「私はうろたえてない。」
"痛み"の処方箋
"Bring the Pain"

 デレクが離婚書類にサインしなかったことで彼を責め、もう手を引くと宣言したメレディス。だが結局彼を諦めることはできず、自分を選んでほしいと言う。一方、11年間の結婚生活を、サイン一つで終わらせることができず、悩むデレク。
 メレディスは脊柱腫瘍の患者の担当に。すぐにオペしないと歩けなくなると説明するが、父親の反対にあう。モン族のしきたりに従って、シャーマンを呼び、癒しの儀式を行うことに。
 アレックスとのデートで、先に進めなかったことで不満を持つイジー。心臓発作の患者担当になるが、検査の結果発作ではなく、ストレス性の心筋症とわかる。毎年同じ日に発作に見舞われることに気づき、ストレスの原因を見つける。
 強引に復帰したクリスティーナは、疼痛の男性の担当。ポルノを見ることで、痛みを抑えていたが、停電で見られなくなり、やむなくエッチな話をするハメに。
 銃創を負った警官の担当になったジョージアレックス。エレベータでオペ室に運ぶ途中で停電になり、閉じこめられてしまう。やむなく、エレベータ内で開胸オペをすることになったジョージだが、見事にやり遂げる。
 ベイリーは、仕事の後、結婚記念日を祝うディナーへ出かける。
 レジデント時代、ウェーバー部長と不倫関係だったエリスは、彼との結婚を夢見て離婚するが、彼は離婚できず。その後エリスはボストンへ。そのことを思い出したエリスは、退院。

ベイリー「ポルノで疼痛管理ですか?」

ジョージ「心臓触った男を敬え、ポルノちゃん」
アンフェア
"Into You Like a Train"

 デレクを待ってバーで飲んでいるメレディスに、列車事故の連絡が入り、仲間と共に病院へ戻る。だが、酔いが回っていて仕事ができず、注射を打って回復を待つ。その間、デレクとジョージは、鉄パイプが貫通した男女の担当に。どちらかを助けるために、どちらかを犠牲にしなくてはならず。オペに入るメレディスだったが、女性は亡くなる。デレクからは、アディソンとやり直すこと聞かされる。落ち込むメレディスを、複雑な心境で見守るジョージ。
 エレベータ内でのオペに怖じ気づいたことで、比較的軽傷の妊婦担当になった
アレックス。付き添いの女性から、新米扱いされてむくれる。だが、その女性が、突然倒れ、死亡。ますます落ち込む。
 足を切断した男性の担当になる
クリスティーナ。だが、いざオペになってみると、違う足と判明。足探しに奔走するハメに。バークに足探しを手伝ってくれるよう頼むが、断られる。結局、足を見つけたアレックスに、担当を奪われる。
 
アディソンと共に、火傷の妊婦担当のイジー。別の妊婦と親友で、しかも同じドナーの精子で妊娠したという。二人はほぼ同時に出産。アディソンから、しばらくシアトルに残ると告げられ、さらに産婦人科に向いていると言われ、複雑な心境に。


部長「彼は朝起きて、自分の右足だけ毛を剃る人間に見えるか?」
噂のインターン
"Something to Talk About"

 デレクにふられたかわいそうなインターンということで、噂の的になってしまったメレディスクリスティーナイジーに誘われ、精神科に入院中の、妊娠しているような所見の男性患者を奪うのを手伝う。彼のオペの見学チケットを$50で売るクリスティーナたちに対して、彼は見せ物じゃないと激怒するメレディス。
 デレクは、アディソンと夫婦でカウンセリングを受けるが、お互いの主張は平行線。デレクはまだメレディスに未練あり。
 精神科から患者を奪う際、看護師をクリスティーナは、雑用で何度もポケベルを鳴らされ、仕事にならず。二人の仲が、どうもバレているらしいことに気づいたバークとクリスティーナ。部長に話すべきか否かで、意見が衝突。が、結局話すことに決めたバーク。
 5度目の開胸オペを受ける女性の担当になったジョージ。あまりのわがままさに閉口するが、夫が素直に従っていることに疑問を持つ。夫は、最初のオペの時、妻が助からないと思い、それ以来世話を続けてきたのだと言う。オペ中、心臓に火がつき、騒動になるが、オペは成功。それを聞いた夫は、大笑いし、妻に別れを告げて去る。
 遅刻したことでベイリーから罰を受けることになったアレックスは、車いすの女性の担当。デレクは彼女に、より自立するために膀胱拡大術を勧めるが、母親が断固反対。そこで彼女を両親から引き離し、別々に説得することに。アレックスが彼女の説得を担当。アレックスと話すうちに、彼女はオペを受ける決心をする。逆に、彼女と話すうちに、イジーに気持ちをぶつける決心をする。

運命の人
"Let It Be"

 たびたび病院のエレベータでデレクやアディソンに会い、そのたびに気まずい雰囲気になるメレディス。吐き気で入院の年輩女性の担当に。胆のう摘出オペで、腫瘍が見つかり、余命6ヶ月とわかる。そのことを夫に話すと、本人には言うなというが、ベイリーにせっつかれ、やむなく告知。すると、夫には話すなという…
 デレクアディソンの元へ、NYでの旧友夫妻がやってくる。妻は、身内に卵巣ガンなどが多く、自身もかかる可能性が極めて高いことから、卵巣と子宮の摘出、さらに乳房切除まで受けると言い張る。夫に荷担して反対するデレクと、妻に荷担して賛成するアディソンは対立するが、結局オペを受けることに。
 そのオペに納得がいかないイジーは、自分がもしそうなっても愛せるかとアレックスに迫る。
 通勤途中に、5Fの足場から転落した窓清掃員を目撃したジョージ。なんと鳩の上に落ちたためか、足の骨折だけで済み、そのことに感動する。だが彼は転落ではなく自殺で、病院に勤務する元彼女デイジーに未練がある様子。ジョージは彼女を探し出すが… 男性は、オペの直前に突然の心停止で死亡。
 病院の外で初デートとなったクリスティーナバーク。クリスティーナは妙に緊張。食の好みも合わなければ、会話も弾まず。ところが、レストランで急患発生。とっさに駆け寄った二人は、息の合ったチームプレーで患者を搬送、オペも担当。オペの話は妙に盛り上がる…
 5カ所に申請したフェローシップ全てに合格したベイリー。部長は、彼女がなかなか返事をしないので、獲得に躍起。他に移るのではと疑うが、彼女は妊娠したため、返事を躊躇していたのだった。


ベイリー「はいはい、残りますよ、妊婦ですけどね」
感謝祭の夜に…
"Thanks for the Memories"

 感謝祭で休みにも関わらず出勤するメレディス。16年間植物状態の男性の担当に。彼が目を開け、自分を見ていたことに気づき、デレクに診察を頼む。彼は目覚めるが、妻には別の家庭がすでにあった。そして検査の結果、脳に血腫が見つかり、オペすることになるが、亡くなってしまう。イジーのパーティを覗くが、中へは入らず、1人でバーへ。
 感謝祭の料理を作ると張り切るイジーだったが、経験なし。そこへ、クリスティーナバークを連れてやってくる。バークの指示で、まるでオペのように七面鳥料理を始める二人を見て、やきもきしたクリスティーナは、酒を買うと言って飛び出し、病院へ出勤。夜になってから戻る。
 父と兄弟たちがジョージの元へ押し掛け、七面鳥狩りに連れ出す。撃ちたくないというジョージに、撃つまで帰らないと言い張る父。やむなく七面鳥を仕留め、帰ろうとした矢先、兄弟が誤って発砲した弾が父の尻に当たってしまい、病院へ。ジョージが手当てすることに。今までずっとバカにされてきたことに腹を立てて爆発するジョージだったが、父と二人で話し和解。
 アレックスは、勉強のため病院へ出勤。医師免許試験に落ちたことをメレディスにうち明ける。夜になってパーティに参加。
 感謝祭に一緒に過ごそうと考えるアディソンだったが、仕事に出たままなかなか帰らないデレク。だが夜になって帰宅した彼は、彼女に優しくキス…
 出産前に少しでも多く経験を積もうと、感謝祭にも出勤するベイリー。手伝いにやってきたドクターは、「ナチ」と呼ばれる敏腕ドクターは男だと思いこみ、さらに彼女は女なので、下っ端だと思いこみ邪険に扱う。その勘違いを正さぬまま、うまくあしらうベイリー…


ベイリー「感謝祭大好き。今日はみんな家族と過ごす。家族とあまり長くいると人はイラついてイヤな子供時代を思い出し、リモコンの争奪戦を繰り広げ、お酒をガブ飲みする。みんなバカになって暴力をふるって怪我人が出る… 山ほどオペすることになる!」

クリスティーナ「だめだ、酒がいる。大量の酒がいる。」
クリスティーナ「あんた、七面鳥にオペしてる!」
バーク「吸引! スポイトで吸引だ!」
10 失意のセックス
"Much Too Much"

 バーで知り合った男性スティーブと、一夜を共にしたメレディス。だが、思ったほど楽しめず。翌朝、病院にスティーブが現れ面食らう。勃起したまま元に戻らないという。こっそり処置しようとするが、ベイリーやデレクにまでバレてしまい、気まずい雰囲気に。検査の結果、腫瘍がみつかり、オペ。
 バークの家へ行き、一夜を共にする
クリスティーナ。翌朝、バーク出勤後に改めて家の中を見回し、生活感ゼロの整然とした室内に呆然とする。さらに、コーヒーカップの中に合い鍵が置いてあるのを見つけ、動揺。バークからは、一緒に暮らしてみようとまで言われ、当惑。そこで、自分の荒れ邦題のアパートにバークを案内し、これでも一緒に暮らせるかと迫る。
 念願の
アレックスとのセックスにこぎつけたイジーだが、うまくいかずにがっかり。もう一度病院でためすが、やはりうまくいかず。アレックスは、倒れて頭を打った、横柄な男性の担当に。だが、言うことを聞かず、てこずる。さらに、点滴投与量の指示を間違え、患者がけいれん発作を起こしたため、落ち込む。看護師オリビアと慰め合っているうちに、盛り上がってセックス… イジーは、5つ子の妊婦の担当になり、出産後、たくさんのオペが必要になることから、みんなに招集をかける。アレックスを呼びに行き、オリビアとベッドにいるところを目撃してしまう。
 
アディソンと久しぶりにベッドを共にしたデレクだったが、どうもしっくりいかず。だが、アディソンは大満足で、病院との契約書に正式にサインする。

クリスティーナ「おめでとうございます。フニャチンです。」

クリスティーナ「洗濯はしないで新しい下着買ってる。半年分の雑誌、読みっこないのわかってるのに捨てない。お皿洗わないし、掃除しないし、トイレットペーパーはホルダーにかけない。前、メイド雇ったら泣いて逃げてった。冷蔵庫の中入ってるのは水とウォッカとダイエットソーダ、それだけ。そんで平気なの。それでもまだ一緒に暮らせるって思う?」
11 孤独の癒し方
"Owner of a Lonely Heart"

 5つ子のうち3人にオペが必要に。肺が未熟なシャーロットはメレディスの担当に。母親は、減数せずに5人とも出産しようとして危険にさらしたと後悔し、落ち込む。彼女を励まそうと、赤ちゃんに会わせるメレディス。シャーロットが依然不安定なため、メレディスは添い寝させることを思いつく。落ち込んだイジーを慰めるため、二人で犬を飼うことに。
 アレックスの浮気に怒るイジー。5つ子のうち、心臓のオペが必要なエミリーの担当に。だが、オペしてみると、回復の見込みが無いことがバークとアディソンにはわかる。そのことを知らずに、世話を任され、一晩中必死で世話するイジーだったが、居眠りしている間にエミリーは死亡。アディソンからは、患者と距離を置くことを覚えるよう言われる。
 同棲を始めたクリスティーナバーク。早起きして朝食を作り、余裕を持って準備するバークに対し、ぎりぎりに起きて朝食も食べずに飛び出すクリスティーナ。カミソリを飲み込んだ囚人女性(ロザンナ・アークエット)の担当になったクリスティーナ。独房での孤独に耐えかねての犯行。さらに彼女が殺人犯と知り、呆れる。摘出オペをするが、すぐに回復してしまうと知り、さらに電球を飲み込む。彼女の寂しさに気づいたクリスティーナは、10日間の入院を2週間にのばす。
 鼻と指先の形成が必要な男性(ティモシー・ボトムズ)の担当になったジョージ。ヒルで治療することに。患者の前でオリビアに嫌みを言う。怒ったオリビアは、ジョージがメレディスに夢中で自分をふったことをぶちまけ… 
 自分のミスで、患者が昏睡状態になったことで、担当をハズされたアレックス。なんとか回復させられないかと文献をあさるが…
 5つ子に話しかけるベイリー


クリスティーナ「男より犬と一緒にいる方がマシね」

オリビア「あなたがメレディスを好きなことはみんな知ってる、メレディス以外。見込み無いってことよ」
12 クリスマスのユウウツ
"Grandma Got Run Over by a Reindeer"

 明日の試験に備えて勉強するアレックスのために、メレディスは勉強を手伝い、アドバイスをする。それを見たクリスティーナに、アレックスが再試験を受けることを話し、さらにジョージに話が伝わり、最後にはイジーにも知れてしまう。みんながアレックスを手伝っていることに腹を立てるイジーだったが…
 クリスマスツリーを準備するバークだったが、そういうことに全く興味を示さないクリスティーナ。二人は心臓ドナーを待つ少年の担当に。ついにドナーが見つかり、移植オペは成功するが、なぜか少年の症状は安定しない。その理由を、自分のために、他の子供の死を願っている母親への反感から来た精神的なものだと言うバーク。その手の話を信じられないクリスティーナだったが…
 クリスマスの飾り付けをしていて転落した父親が家族と共にやってくる。イジーが担当するが、脳のオペ後、彼の優しい人格が変わってしまう。そして再びオペをすることに。
 クリスマスのプレゼント選びを楽しむアディソンだったが、今ひとつ気乗りしないデレクは仕事に逃げる。だが、仕事帰りに、バーでばったりアディソンと会う。離婚するつもりはないが、メレディスとは本気だったことをうち明ける。
 胃潰瘍の女性の担当になったジョージ。彼女の家族が後回しにされたとゴネたため、すぐにオペをすることに。だが、急患が入ってまた後回しに。そのことで、元々口うるさい家族がますますわがままを言いだし、患者の様態が急変。緊急オペに。オペは成功するが、病院を訴えると息巻く家族に、ジョージは腹を立て…
 クリスマス休暇で外科医不足のため、ベイリーはつわりと戦いながらオペ。

クリスティーナ「物心ついたときから、宗教的なホリデー祝ったこと無い」

メレディス「彼はエッチなサルおじさんなの!」
13 新たなスタート
"Begin the Betin"

 施設にいるエリスに面会に行くウェーバー部長。インターン時代だと思いこんでいるエリス。メレディスが面会に行くと、デレクがいて驚くが、若年性認知症の治験を勧めに来たのだった。はじめは反対するメレディスだったが、部長にも説得され…
 バークから自分の家に越してこいと再び言われるクリスティーナだったが、返事に詰まる。週80時間以上の勤務をしてはいけないことになり、時間を超えている彼女は、すぐに追い返されるが、移植用の心臓を引き取りに行くベイリーに、勝手に同行。彼女の大きくなったお腹を見て、自分は産む心の準備ができていなかったことを再認識。
 アレックスを許すことにしたイジー。心臓移植を待つ患者の担当に。患者から口説かれる。だが、移植用の心臓が使えないことがわかり、オペできず。退院する患者の背中を見つめる。
 急患で運ばれてきた患者の担当になったアレックス。小説家で、自分の書いた本の原稿を食べたという。取り出すオペをするが、どうも様子がおかしいことに気づく。彼が、紙に含まれる水銀で中毒になったことを見抜き、患者は助かる。
 トレーラー暮らしにうんざりし、デレクメレディスの気持ちがまだつながっていることにも気づき、むくれるアディソン。
 腹部に腫瘍のある14才の少女の担当になったジョージ。彼女が、自分は人と違うと日頃感じていることを知り、自分の体験を話して励ます。だが、検査の結果、彼女には卵巣だけでなく、精巣もあることがわかり…

14 嘘は心のバリケード
"Tell Me Sweet Little Lies"

 まだデレクに未練があるメレディス。彼女に、思わせぶりな態度をとるデレクに、敵対心むき出しのクリスティーナ。心臓弁に疾患のある女性が入院。新婚の彼女は、夫にお熱で、異様にハイ。ドラッグ中毒を疑うが、腫瘍のせいで、まやかしの幸福感に浸っていることが判明。飼っていた犬ドクのイタズラが酷く、ジョージとイジーに追い出され、やむなくデレク夫妻のところへ。
 バークのところへ越したことにしているが、実はアパートをまだ引き払っていないというクリスティーナメレディスから真実を話すべきだと説得されるが… 指を切断してしまったギタリストの担当になり、指をつけた後は、タバコは厳禁と言い渡す。とても禁煙できそうにない患者に冷たくあたるクリスティーナだったが、デレクに諭され、オペ直前に最後のタバコを吸わせる。
 オペが済んだにも関わらず、なかなか退院しない老女を追い出す担当になってしまったジョージ。だが、あまりにお茶目な彼女、なかなか追い出せず、他の科を転々と連れ回す。
 試験の結果が出たが、なかなか開封できないアレックス。しゃっくりが止まらない女性の担当に。早食いの選手だが、食道に裂傷が見つかる。だが、オペ前に勝手に退院、早食い大会の最中に血を吐いて再入院。コーチに怒りをぶつけそうになるアレックスだったが、イジーに止められグッとこらえる。試験結果は無事合格。
 オペ中に切迫早産になってしまったベイリーは、出産まで自宅で安静にすることに。
 看護師不足を無視し続けた部長は、看護師から10日後にストをすると言い渡される。

ベイリー「これ犬じゃないって言ってくれる?」
一同「犬じゃありませんっ」

ベイリー「妊娠後期の高齢出産だろうと、安静にしていようと、自分のつま先が見えないほど太ろうと、私は外科医ベイリー。全て聞こえてる、全て知ってる、あんたたちのことをずっと見てるわよ。必ず戻る」
15 看護師たちの反乱
"Break on Through"

 母エリスの見舞いに行くと、部長が先に見舞っていることに気づくメレディス。さりげなくそのことを聞くが、知らないフリをする部長。看護師たちのストで、大混乱の中、1人で泣いている老女を見つけたメレディス。急変したため、慌てて挿管するが、後になって延命拒否の患者とわかる。患者の娘を呼び、管を抜いて死亡確認したメレディスは、その患者と母を重ね合わせ、母を1人で死なせたくないと取り乱す。
 ベイリーの代わりにやってきたレジデント、
シドニー・ヘロン。彼女は、ベイリーとは対照的で、とてもフレンドリーかつ、ハイテンション。愛による癒しを唱える彼女に、引きまくりのクリスティーナ。ハネムーン中に足の発疹ができた女性の担当になったクリスティーナとアレックス。どんどんと症状が進み、壊疽性筋膜炎と判明。すぐに足を切断すべきだと主張するクリスティーナに対し、足を残すよう努力すべきだと言うアレックス。シドニーがアレックスの味方をし、彼の思いやりをほめたため、おもしろくないクリスティーナはバークに告げ口。バークが気になって注意に行くが、自分のやり方に自信を持つシドニーに突っぱねられる。オペは成功、バークは余計な口出しをしたことを後悔。クリスティーナはシドニーに謝罪。
 ストをしている看護師たちを見捨てることができないジョージは、自分もプラカードを持ってストに加わることに。だが、患者を気遣う看護師たちから、患者の様子を見てくるよう頼まれる。
 高校生の妊婦の担当になったイジー。赤ちゃんの首に腫瘍が見つかったものの、オペで無事産まれる見込み。仕事の後、彼女に会いに行ったイジーは、自分の体験(16才で出産し、養子にだしたこと)をうち明け、娘の写真を見せる。自分で育てる以外にも方法があることを伝える。

16 死の予感 part I
"It's the End of the World"

 不吉な予感に襲われ、仕事に行きたくないとダダをこねるメレディスクリスティーナにたたき起こされ、渋々出勤。レジデントとことごとく相性が合わない彼らに困り、ベイリーが呼び出されるが、破水してしまい、出産準備に入る。
 
ベイリーの夫は、病院に向かう途中で事故に遭い、SGHへ運び込まれる。開頭オペが必要になり、デレクが担当することに。
 出血を止めるために救命士(
Christina Ricci)が体内に手を入れている状態で、急患が運び込まれる。バークがすぐにオペ準備に入るが、体内に砲弾があり、爆発の危険があることがわかり、コード・ブラックとなる。爆弾処理班が呼ばれ、最小限のスタッフ以外は避難することに。だが隣のオペ室で開頭オペの真っ最中だったデレクは、オペを続行。
 避難命令が出て、自分が何もできない無力感に襲われたイジーは、何か行動しなくてはと考え、アレックスを呼び出し、仮眠室で…
 砲弾を取り出す方法について、バークたちが話し合っている間、患者と二人だけで取り残された救命士。パニック状態に陥り、手を離すと騒ぎ出す。なんとかなだめようとしたクリスティーナメレディスだったが、救命士はついに手を離し、オペ室を飛び出してしまう。みんなが爆発を恐れてとっさに伏せる中、メレディスは患者の体内に手を入れて止血していた…

ベイリー「休みを取って2週間。2週間であんたたちはレジデントを二人追っ払った? 家に苦情電話がかかってきて、私のインターンはローズマリーの赤ちゃんだって言われたのよ。みんな指導したがらない。どこまで世話焼かせる気? 私は妊娠中、ベッドで安静にしてなきゃいけない。この子を無事に産むために落ち着いてないと。今落ち着いているように見える? 厄介者になれってあんたたちに教えた?」

ベイリー「陣痛が10分おきだって伝えて。それにあんたの靴の上に破水した」

ベイリー「始まってようが、私は今日産まないの、わかった? 出さないようにする。この子を明日産む!」
17 死の予感 part II
"As We Know It"

 自分が死ぬという予感が的中したメレディス。彼女を気遣って、そばを離れないクリスティーナだったが、バークに諭され、隣のオペ室へ手伝いに入る。デレクから、救命士の様子を聞かれるが、メレディスのことを言えず。また、ベイリーの夫も非常に危険な状態が続く。
 建物の見取り図を調べた結果、今いるオペ室の真下を、酸素ラインが通っていることが判明。爆発した場合に備え、部屋を移動することに。そして全ての準備が整い、メレディスは手を抜くことに。その際、砲弾をつかんで取り出すことになり、死を覚悟する。取り出した砲弾を、爆弾処理班の男性に慎重に手渡し、ホッとするが、廊下に出た彼を見届けようと追うと、数メートル先で爆発。爆風で吹き飛ばされるメレディス。バークのオペで、患者は助かる。
 夫のことが気がかりで、今日は産まないと言い張るベイリーに、困り果てるアディソン。このままでは赤ちゃんが危険だということで、帝王切開の準備をするが、土壇場でジョージが説得。無事男の子を出産する。
 止血しているのがメレディスと聞いた途端、茫然自失のデレク。だが、直後に患者が心停止し、我に返る。必死の努力で、オペは成功。オペの後、メレディスの姿を必死で探すが、駆けつけてきたのはアディソンだった…

ベイリー「オマリー、私のお股ジロジロ見ないでくれる?」
18 大人になれない大人たち
"Yesterday"

 アパートを解約していないことがバークにバレてしまったクリスティーナ
 母エリスの見舞いに行くと、当直室で不倫していたことをサラッと告白され、驚くメレディス。そのせいで父は出ていったことを知る。部長にさりげなく聞くが、シラをきられる。
 SGHにやってきた男マークが、メレディスをナンパ。そこへやってきたデレクは、突然彼を殴り倒す。彼は、かつての親友で、アディソンの浮気相手だった。マークはアディソンとの復縁を望むが、拒むアディソン。二人が復縁することを、密かに期待するメレディス。
 肺ガン患者は、死を覚悟して、うらみつらみをつづったビデオレターを製作。それを送るよう頼まれたメレディスはためらう。だが、オペが成功し、それでも言いたいことは言うんだと、言い張る患者を見て、20年会っていなかった父に会い、母の浮気について聞く。
 頭蓋骨形成不全の少年が、頭の腫瘍オペをすることに。彼の容姿を見たマークは、顔の形成手術をしたがるが、デレクが猛反対。両親も反対するが、本人の強い希望で、両方一度にすることに。だが、頭部のオペ中に死亡。マークは遺体の顔の形成手術を行う。
 特発性オーガズムの発作に苦しむ女性の担当になったイジージョージ。イジーはアレックスとはもうSEXしないと言っていたが… ジョージは、思い切ってメレディスをデートに誘うが、聞いてももらえず。その夜、部屋へ行って自分の気持ちを告白、そして…
 赤ちゃん連れで病院へやってくるベイリー。
 ついに自分のアパートを解約したクリスティーナ

 
ベイリー「ほーら、油売ってんじゃないの! 行く! 仕事! 命救って! 早く!」

デレクが殴った相手は、妻の浮気相手と知って
部長「全体重かけたか? だったらいい」
19 戻れない関係
"What Have I Done to Deserve This?"

 ジョージと寝てしまったメレディスは深く後悔。気まずい関係になってしまい、彼を避けるように。ジョージは勘違いから、二人が寝たことをみんなにバラしてしまう。さらに階段から転落して肩を脱臼。だが、担当医トレス先生と良い雰囲気に。メレディスはジョージとの関係に悩み、元に戻りたいと願う。
 メレディスアレックスは、頭部外傷の子供の担当に。親はゲイのカップル。検査中意識を失い、急遽開頭することになるが、父親はあまりのことに嘔吐。子供は無事意識を取り戻す。
 朝、犬の散歩に出たアディソンは、機嫌の悪いデレクを起こしたくないため、草むらで用を足す。だが、うるしにかぶれてしまい、産休中のベイリーに治療を頼む。彼女のうるしかぶれを知ったデレクは大笑い…
 心臓移植待ちのデニーが急患として運ばれてきた。心配したイジーは、付きっきりで彼の世話を焼く。それを見ていたアレックスは嫉妬。
 胸部痛を訴えた男性が入院。検査の結果、動脈瘤が見つかり、オペが必要に。だが、結婚式を控えていたため、オペは式の後にしたいと言う。ところが、急変し、緊急オペ。フィアンセは、耐えきれずに、別れを告げて去る。

 メレディスとの関係に耐えきれず、家を出たジョージは、バークの家に転がり込む。
バーク「ヤン、きつすぎるぞ」
クリスティーナ「私はきつい人間」
20 心と体の応急処置
"Band-Aid Covers the Bullet Hole"

 朝起きて、突然自分で髪を切り始めるジョージ。早朝からバークと一緒にジョギング。コーヒーの好みも一緒で、すっかり意気投合。立場無いクリスティーナ
 トレスにすっかり気に入られたジョージは、指を複雑骨折したホッケー選手の処置に誘われる。どうしても午後の試合に出たい患者は、自分で指を切り落として試合に出場。切った指を持参し、くっつけて欲しいと再びSGHへやってくる。だが、感染がひどく、手の機能は元に戻らないとわかる。
 破水した妊婦を担当したアディソンは、妊婦の夫から、カトリーヌ・ドヌーヴに似ていると褒めちぎられ、有頂天になるが…
 早朝、犬の散歩をするデレクにつきあうメレディス。二人は友達としてやっていくことに。クビにフォークが刺さった女性の担当になったメレディス。脳の動脈瘤による発作が原因とわかり、デレクが詳しく検査。他の医者からは、オペ不可能と言われ、患者は余生を夫とパリで暮らしたいと望んでいた。だが、夫は、デレクのオペに望みをかけたいと説得。二人の様子を見て、アディソンが浮気した頃、自分は妻をないがしろにしていたことに気づくデレク。一方、ジョージと元の関係に戻りたいと、デレクに相談したメレディス。彼にアドバイスされ、ジョージにひたすら謝る。
 赤ちゃん連れで出勤してきたベイリー。オペすることになり、急遽クリスティーナに預ける。授乳やおむつ替えで、ぐったりのクリスティーナ。
 心移植を待つデニーに付きっきりのイジー。嫉妬したアレックスは、自分が彼氏であるとデニーに告げるが、もうつきあっていないと言い張るイジー。デニーの様態はますます悪化、人工心臓に頼る以外、望みはないと告げられる。退院できなくなってしまうことから迷うデニーだったが、イジーが説得。

ベイリー「問題を片づけるには、問題が起きてから。なんか文句あるんですか?」

ベイリー「泣き声4番。ミルクをやって」

ベイリー「よその旦那と食事しても、自分の旦那との問題は解決しない」
21 迷信
"Superstition"

 4つのオペで4人の死者が出たSGH。一日に出る死人の数は3人か7人ということが多いから、「あと3人死人が出る」と言う噂が流れる。アディソンは、死人が出たときのおまじないとして、みんなにココアを配るが、飲まずに捨てるメレディス
 雷に打たれたと言って運ばれてきた女性の担当になったメレディス。症状を見た限りでは、どうも違うらしいことに気づく。女性の話を聞くうち、彼女は元彼にストーカー行為をしていたらしいことがわかる。占いを信じていれば怪我しなかったと言い張る女性。オペが必要になるが、今日オペすれば死ぬと言い張って拒む。だが様態が急変し…
 血を吐いた女性が運ばれ、それは
部長の知り合いとわかる。断酒会の相談役で、部長はかつて、エリスが原因で酒浸りになっていたらしい。難しいオペが必要になるが、成功する。
 デニーの様態が悪化し、心配で仕方がないイジー。それを快く思わないアレックスは、デニーに見通しが決して明るくないことをあえて告げ、死ねばイジーが悲しむと忠告。オペ直前、デニーは、イジーによそよそしい態度を取り始める。アレックスが原因と気づいたイジーは、彼に絶縁宣言。
 自分のオペ用帽子が見つからず、落ち着かないバーク。実はクリスティーナが隠していたのだった。それを返す変わりに、ジョージを追い出して欲しいと交渉するクリスティーナだったが、バークはジョージに帽子を取り戻すよう言いつける。なかなか取り戻せないジョージだったが、バークがデニーのオペの担当であり、成功には帽子が欠かせないと考えたイジーは、強引にクリスティーナから帽子を取り戻す。
 メレディスに対していつまでも無視を続けるジョージに、いつまでもイジイジするなと、イジーに絶縁宣言されたアレックスが当たり散らす。思い直したジョージは、整形外科のトレスにアタック。

22 親子の絆
"The Name of the Game"

 禁欲のため、編み物に専念するメレディス。ジョージが担当になった妊婦の父親が、メレディスの父親ザッチャーとわかり、動揺。自分のことを明かさないまま妊婦と話し、もう1人姉妹がいることを知る。父が、再婚相手や、娘と深い愛情で結ばれていることを知り、複雑な心境になる。ザッチャーは、メレディスに会おうとするが、彼女の気持ちを察したジョージは会わずに済むようし向ける。デレクに譲った犬が病気になり、動物病院へ連れて行くと、獣医(クリス・オドネル)はイケメンで…
 デニーの病室に入り浸り、一緒にゲームをしたり、歓談するイジー。彼のためにセーターを編む。ジョージに戻って欲しいイジーは、彼とトレスとの仲を気にかける。トレスにとって、ジョージは大切な存在と知る。ジョージは、トレスが病院内に住んでいることを知り…
 セミナーを受講することにしたクリスティーナ。各種の手技で好成績を収める。部長も参加したため、ムキになって部長を負かすことに意欲を燃やすが…
 ガンが転移し、回復の見込みがない女性患者の担当になったアレックス。彼女は、娘には本当の病名をうち明けておらず、何も知らない娘はわがまま放題。それを見たアレックスは、娘のためにも余命が短いことをうち明けるべきだと説得するが、接し方に問題があると怒るバーク。だが、これが自分のやり方だと、考えを曲げず。
 仕事を減らされてしまったベイリーは、出世街道からはずれたくないと、デレクの手伝いをすることに。

ベイリー「私は外科医。エストロゲンが過剰になってる外科医」
23 失う覚悟
"Blues for Sister Someone"

 動物病院で、獣医フィンからデートに誘われ、動揺するメレディス。とりあえずは断る。
 イジーに代わってデニーの担当になったベイリーメレディス。デニーとイジーの関係に気づく。
 7人目出産間近の妊婦の担当になったアディソンは、彼女から、こっそりと避妊手術をしてほしいと頼まれる。夫は避妊に反対しているため、保険を使わず、秘密裏にやってほしいとのこと。そしてオペ中に、合併症という口実で、卵管を切断。だが、そのことを快く思わないアレックスは、夫に真相を告げてしまう。夫は弁護士に相談、アディソンはまずい立場に。
 著名なバイオリニスト、ユージーン・フットがやってきた。数年前にペースメーカーを入れてから、鼓動が変わってしまい、以前のように演奏できなくなってしまったという。担当になったバークは、ペースメーカーを取り出して欲しいと頼まれ、悩む。
 けいれん発作の女性の担当になったデレク。なかなか発作が再現しないため、ジョージイジーに発作を誘発させるよう指示。二人は、テレビゲームやエスプレッソなど、刺激的なことをさせてみるが、まったく発作は起こらず。3人は楽しいひとときを過ごす。だが、ジョージのお相手カリー・トレスのことでイジーと口論が始まると、患者が発作を起こす。離婚弁護士である彼女は、他人の口論や喧嘩が発作の原因とわかり、人生を変えることに。
 思い直してフィンとデートすることにしたメレディスは、馬の出産の手伝いをする。その後、彼の部屋に呼ばれ… 犬を引き取りに行き、メレディスとフィンの関係に気づいたデレクは、帰宅してアディソンと燃える…

24 致命的ダメージ
"Damage Case"

 メレディスのために、手料理を作るフィン。今までのことを考え、フィンと深いつきあいになることを恐れるメレディスだったが、自分にもつらい過去があることをうち明けるフィン。フィンとのつきあいに気づいたデレクはなぜか不機嫌に。
 交通事故にあった家族が運ばれてくる。全員軽傷に思われたが、妊婦の様態が急変。オペの甲斐無く、心停止。赤ちゃんを帝王切開で取り出す。事故を起こしてしまったのは外科インターン。長時間勤務が続き、運転中に一瞬眠ってしまったらしい。事故当時の記憶が全くないが、責任の重さを感じる。
 デニーがムリをしたため、倒れる。自由がない生活にうんざりし、帰りたいと言い出す。なんとか彼を元気づけようとするイジーだったが…
 デニーにかかりきりで、トレスに頼まれた仕事をすっぽかしたイジー。だが、そのことでイジーをかばったジョージに、トレスはむくれる。

 
25 怒りという名の罪
"17 Seconds"

 犬が骨肉腫とわかり、今後どうするかを、デレク、フィンと共に話し合うメレディス。だが、どうも気まずい雰囲気。朝から気まずい雰囲気を感じ取ったアディソンは、メレディスとデレクの浮気を疑うが、そうではなく、デレクがフィンに嫉妬しているためだと気づき、ショックを受ける。
 ジョージが、自分ではなく、イジーやメレディスの肩ばかりもつことに腹を立てるトレス。だが、彼らは僕にとっては家族なんだからと優しく諭すジョージ。
 デニーへ移植する心臓が見つかり、バークが取りに出向くことに。クリスティーナも行きたがるが、バークは許可せず。だが、アレックスには許可し、二人で行くことになり、クリスティーナはムクれる。レストランで銃撃事件があり、被害者が多数運ばれてくる。事件のとき、とっさにフィアンセの陰に隠れた男性は、彼女から愛想を尽かされるが、なんとか取り入って復縁。
 銃撃事件で、ターゲットになったと思われる店のマネージャーは、なぜか軽傷。にも関わらず、撃たれた従業員の気持ちも考えず、自分の幸運を語り続ける無神経さに、ベイリーが一言。銃撃で頭を撃たれた女性は、妊娠中。オペの甲斐無く脳死状態に。両親は、脳死状態のまま6ヶ月おいて、胎児を出産できないかと言い出すが…
 心臓を受け取りに行ったバークアレックス。デニーに合うドナーが2人いることを知る。だが、直前に患者が死亡。もう1人のドナーにはすでに移植する相手が決まっていたが、移植ネットワークで調べたところ、順位はほんの少しの差。登録は17秒差だった。それを知ったイジーは、なんとしてもデニーに移植させたいために、彼の様態が急変したとウソをついてしまう。そして、補助心臓のコードを切る…
 デニーの様態を自分で確認するために、SGHにいったん戻ることにしたバーク。そのころ、銃撃事件の犯人が病院に現れ、店のマネージャーを射殺。バークも巻き添えで撃たれてしまう…

ベイリー「あなたがさほど痛みも感じずに、どーってことないケガで済んで、ホント良かったわ。でもここにはものすごい痛みに苦しんでいる人が、ものすごく大勢いるの。その人たちの骨や胸や脳みそにはタマが撃ち込まれてる。あなたを狙った銃から撃たれたタマがね。彼らにとっちゃ、あなたはボスだし、何も言えないけれど、大多数の人が今祈ってるのは、命拾いしたいとか、痛みが消えて欲しいって事じゃない。じゃなくて、彼らは神にこう祈ってる、「あんたのこと黙らせてくれ」って」
26 闘うか、逃げるか
"Deterioration of the Fight or Flight Response"

 右肩を撃たれたバークは、すぐに手当を受けるが、右指に麻痺が出ていることに気づく。デレクがオペをすることになるが、プレッシャーに押しつぶされそうになる。
 デニーの補助心臓のコードを切断してしまったイジー。すぐに助けを呼ぼうとするジョージだったが、様態が安定してしまうと心臓がもらえないと言い張るイジー。だが、バークが撃たれたことをクリスティーナが告げ、一同パニック。メレディスの案で、彼らだけで検査をすることに。この騒動の最中、デニーはイジーにプロポーズする。
 インターンたちがいないことに気づいたベイリーは、デニーの病室での異変に気づく。デニーの様態は、すぐに心臓移植が必要な状態だとわかるが、意図的に引き起こした状況であるため、もらうべきか否かで悩む。が、結局、今危険な命を救うべきと決意。
 連絡を受けたアレックスは、心臓を摘出したDr.ハーンと共に、心臓を持ち帰る。すぐにデニーへの移植手術が始まる…
 バークのオペが始まるが、右手の反応がなくなり、一時的に覚醒させて反応をみることになる。クリスティーナが呼ばれ、バークの傍らで話しかけるよう頼まれるが…
 部長の姪が、子宮ガンの再発で入院。まだ17才にも関わらず、見通しは暗く、部長は悩む。妻から、25年前の浮気について知っていたこと、それでも夫を支えてきたことを告げられ、呆然とする。

ベイリー「あのごますり連中はどこよ? 負けず嫌いで、人に取り入ってオペに入りたがるおべんちゃら連中。どこ行ったの? なんで先生のそばにいて、氷やモルヒネ持ってこないの? なんでご機嫌取りしてないの?」
27 愛を選ぶとき
"Losing My Religion"

 指を動かすことはできたが、ふるえが残るバーク。彼に何も言うことができないクリスティーナ
 デニーの移植は無事成功するが、補助心臓のコードを誰が切ったのか、部長から問いつめられる。だが、誰1人として口を割らず。罰として白状するまでオペ禁止、さらに、部長の姪のためにプロムの企画を任されてしまう。が、女子高生の相手に疲れ果て、結局ベイリーに頼む。
 犬の様態がますます悪化し、すぐにでも安楽死させた方が良いことを告げに来るフィン。メレディスデレクは相談の結果、安楽死させることに。メレディスは、プロムにフィンを誘う。
 すっかり元気になったデニーから、再びプロポーズされたイジー。彼の言葉に心うたれ、OKする。
 病院でプロムが行われ、職員もドレスアップして参加。フィンと踊っているメレディスを見たデレクは、激しく嫉妬。そして二人はプロムを抜け出し、SEXしてしまう…
 電話すると言ったまま、何の連絡もなかったと怒るトレスだったが、ゆうべのことを話せないジョージ。喧嘩になるが、プロムで和解。
 ドレスアップした姿をデニーに見せようと、病室へ向かうイジーだったが、直前にデニーは死亡。失意のイジーは、彼に添い寝したまま動こうとせず。アレックスが彼女を説得し、連れ出す。イジーは、コードを切ったのが自分であることを告白。病院を辞めると言い出す。
 ふるえる指に苦しむバークの手を、何も言わずに握るクリスティーナ




エピソード紹介 シーズン3

No. エピソード 名セリフ
動き出す時間
"Time Has Come Today"

 デニーが死んで、ショックのイジーは、帰宅後、着替えぬままバスルームにこもってしまう。ジョージやメレディス、クリスティーナ、アレックスが代わる代わる話しかけるが、動こうとしない。
 インフルエンザの症状を訴える黒人夫婦が、事故を起こし、妻が重体で運ばれてくる。まもなく夫の症状も悪化し、さらに院内に感染が広まり、担当した
ジョージデレクはロッカールームに隔離されてしまう。このまま感染症で死ぬかも知れないとパニックになったジョージは、トレスに愛していると言っていなかったことを後悔する。
 学校のトイレに捨てられた新生児が運ばれてくる。未熟児で危険な状態で、母親探しに苦労する
アディソン。デレクのタキシードのポケットからパンティを見つけた彼女は、デレクが出ていった夜を回想する。病院の掲示板に、パンティを貼る。
 
デレクと寝てしまった後、動揺するメレディス。子供の頃、遊園地で、母エリスとリチャードが別れ話をしていた記憶が突然よみがえる。デレクとの関係に気がついたフィンは、引き下がるつもりはなく、とことん闘うとメレディスに宣言。隔離から解放されたデレクは、メレディスに愛していると告白。メレディスは、突然、選べる立場に。
 
部長の妻、アデルは病院に押し掛け、私を選ぶか病院を選ぶかと、引退を迫る。
 やっと吹っ切ることができた
イジーは、ついに立ち上がる…

クリスティーナ「でもあんた、暗くてひねくれてんじゃん」
メレディス「私はミジメな人生友の会会長ってワケ?」

メレディス「ゆうべ、私、パンティなくした」
衝動は嵐のように
"I Am a Tree"

 入院中のバークを元気づけようと、病室で服を脱ぎ、彼のベッドに入り込んだクリスティーナだったが、バークの両親が入ってきて見つかってしまう。母親からコーヒーを一緒にと誘われ、動揺したクリスティーナ。結婚後のことなどしつこく聞かれ、挙げ句わがままだと責められ、へこむ。
 肺ガンでオペを予定していた女性は、今まで節制していた意味が全く無かったと後悔し、勝手にオペをキャンセルし、ケーキを食べまくる。さらに勝手に退院し、人生を取り戻すと、バーへ行って酒を飲む。さらに仕事帰りの
アレックスを誘い、トイレでエッチ。気が済んだのか、オペを受けることを決意。
 掲示板のパンティが騒ぎになり、まずい立場になったメレディス。彼女を救うため、自分のパンティで、落とした物だと申し出る
トレス。だが、それを信じたジョージはヤキモチを焼き…
 脳腫瘍のオペ予定の青年の担当になったクリスティーナ。腫瘍のせいか、彼女以上に毒舌になった青年にタジタジだが、オペ中に亡くなる。
 リュージュをしていて木につっこみ、上半身に木がつきささった少年が運ばれてくる。なんとか助かるが、自分を責め続ける父親。彼を慰める
ベイリー
 家でマフィンを焼きまくる
イジー。メレディスたちは、ベイリーに、イジーが復帰できるよう頼む。仕事の後、みんなに連れてこられたベイリーは、責任は自分にもあるとイジーをなぐさめ、戻って部長と話すよう説得する。
 昼休みに一時帰宅した
メレディスは、イジーにランチの差し入れをしに来たフィンと鉢合わせする。彼の繊細さに感動したメレディスは、デレクと別れてフィンとつき合う気になる。だが、デレクも捨てきれない彼女は、2人をバーに呼びだし、2人とそれぞれデートを試して、どちらを選ぶか決めたいと宣言する。
 
デレクの浮気を知ったことで、仕事を休み、酒をあおるアディソン。彼女の元を訪ね、自分のしたことを謝りつつも、結婚は終わりだと宣言するデレク。だが、部屋には他の男が…

夢と現実
"Sometimes a Fantasy"

 デレクフィンと共にベッドに入る夢を見るメレディス。翌朝、さっそくデレクから夜のデートに誘われ、フィンからはランチに誘われる。だが、お互いのデートを邪魔するデレクたちにうんざりし、怒るメレディス。
 病院に住んでいる事を部長に見つかり、出ることになった
トレスは、ジョージの部屋に転がり込む。まだ同棲には早いと感じたジョージだったが、なかなか本心を言い出せず。仕事でトレスの手伝いを頼まれたジョージだったが、方針が気に入らないとくってかかり、喧嘩した勢いで一緒に暮らすには早いと言ってしまう。怒ったトレスは荷物をまとめてホテルへ。
 病院へ復帰することを決意した
イジーは、みんなと一緒に病院の前まで行くが、足を踏み入れることができず、一日病院の前にたたずむ。
 
アディソンの部屋にいた男は、かつての浮気相手マーク。悲しみを癒すために、アディソンがNYから呼んだのだった。用が済むとさっさと帰って欲しいと言うアディソンだったが、帰らず、一緒にNYに帰ろうと誘うマーク。
 退院して自宅に戻った
バーク。思うように手が動かず、くさるバークの世話を焼くクリスティーナ。脳オペの男性と、その妻を見ていて、自分と重ね合わせる。男性はオペは成功したものの、言葉が出ず、辛抱強くリハビリする必要があるとデレクに言われているのを見て、覚悟を決めたクリスティーナ。休職中、努力して元の指を取り戻すようバークを説得。
 転んで怪我をした少女の担当になった
アレックス。彼女は里子で、体中に怪我のあとがあったため、虐待を疑うが、痛みを感じない病気と判明。腹部に大量の内出血が見つかり、緊急オペが必要となるが、里親が自分を手放し、再び施設に送り返されることを恐れて、脱走。

ベイリー「あの子はインターン、私のインターン」

クリスティーナ「私は犬か?」
自分が自分であるために
"What I Am"

 バークが鶏肉で縫合の練習をしている姿を見て、すっかり手は治ったと信じ込むクリスティーナ。だがまだ手のふるえがおさまらないバークは、1人苦悩する。死体でこっそり練習しているバークを見て、事の重大さに気づいたクリスティーナは、必死で練習を手伝う。
 
マーク(形成外科医)がSGHで働くことになり、動揺するアディソン。大反対するデレク。病院でタバコを吸おうとして顔面に火傷を負った男性のオペをさっそくすることになるが、デレクと方針でもめる。
 仕事中に、胃痛に苦しみ、吐く
メレディス。診察の結果、虫垂炎とわかる。すぐにオペすることになるが、麻酔でハイになっている状態で、アディソンとうち解けた会話をする。アディソンは、メレディスを傷つけるなとデレクに忠告。一方、部長から、エリスと別れた理由は、彼女を愛していたからこそだと聞いたデレクは、身を引く決心をする。だが、それを聞いたメレディスは、フィンに謝り、デレクを選ぶ。
 仲直りにと、
ジョージを夕食に誘うトレス。だが、イジーが心配だからと、ドタキャンしてしまうジョージ。トレスは、1人バーへ行くが、同じく1人できていたマークと会い、ホテルへ誘う…
 デニーの父親から連絡を受けた
イジーは、バーで会うことに。死の直前に婚約したことで、金目当てではないかと疑われる。激怒したイジーは、入院中に来なかった父親を責め、どれだけ彼を愛していたかを力説。お互いの気持ちを話し、和解。そして、デニーから、870万ドルの遺産を受け取ることに。

アディソンに対して、
ベイリー「とりあえず、彼の前でおまたを開かないことですね。あなたの人間性を決めるのはデレクでもマークでもない」
罪悪感という魔物
"Oh, the Guilt"

 デニーからもらった小切手をどうすべきか、決めかねるイジー。病院を辞め、何か新しいことを始めようかと思案する。
 フィンと別れたことをなかなか
デレクには言えないメレディス。デレクは、アディソンと離婚が成立。だが、マークとは一時の火遊びではなく、デレクが出て行った後2ヶ月一緒に暮らしていたことを聞き、怒りがおさまらず。フィンと別れたことを伝えるメレディスだが、相手にされず…
 マークと一夜を共にした
トレスジョージから電話がかかるが、出ず。夜、チキンとDVDを持って押し掛けるジョージだったが、拒む。
 死亡症例検討会に出席したメレディスたちは、バークがデニーの件を報告すると知る。だが結局、
ベイリーが矢面に立たされる。そこでは、彼女が出産したことまで持ち出され、責め立てられてしまう。乳ガンで乳房全摘出の女性が、自分の赤ちゃんを抱く気にもなれず、ふさぎ込んでいるのを見ても、女性として、同じ母親として言葉をかけて良いものか悩むが、部長から励まされ、自信を取り戻す。
 病院に復帰したものの、手のふるえの件を部長に話せず、苦悩する
バーク。急遽心臓発作の男性をオペすることになり、クリスティーナにかばってもらいつつ、オペを成功させる。
 死亡症例検討会を覗いた
イジーは、デニーの症例で、ベイリーが責められているのを目撃。バークに会うと、手が動くのに外科医を辞めるのは罪だと責められる。さらに、クリスティーナが心臓オペで縫合しているのを見て、外科医を続ける決意を固める。

クリスティーナ「ジョージ、アレックス、いい席とっといて! おやつ買ってくから。検討会! 侮辱の応酬、言い訳並べるレジデント、インターンなみにボロカス言われる上司たち。座席、おやつ。行こっ!」
身を捧げる覚悟
"Let the Angels Commit"

 バークのオペスケジュールを全て仕切るクリスティーナ。そんな中、難しいオペ、ハンプティ・ダンプティ手術をバークにしてもらいたいという患者がやってくる。躊躇するバークだったが、勝手に引き受けるクリスティーナ。下調べも万全だったが、ベイリーが見学したいと言いだし、ボードに名前を書いたため、クリスティーナは動揺。バレては困ると、勝手に名前を消してしまう。名前を消されたベイリーは、自分の能力が疑われていると思いこみ、バークに食ってかかるが…
 なんとか
トレスとの復縁を願うジョージだったが、拒み続けるトレス。マークからも、再び誘われるトレスだったが、それも拒む。だが、2人のやりとりを目撃してしまったアレックス。
 
デレクのところへ行くと、女性がいたため、慌てて帰るメレディスだったが、それは姉のナンシー(コネチカットの産婦人科医)だったことが後でわかる。デレクは、ナンシーのアドバイスに従い、しばらくはアディソンやメレディスから距離を置き、1人でじっくり考えることに。
 病院に復帰した
イジーだったが、ベイリーの指示で、毎日違うドクターの下につくことになる。さらに、患者とのコミュニケーションやオペに関わることを禁止され、まずはメレディスの下につくことに。手に火傷を負った、司法試験準備に追われる女性の担当になる。イジーは、勉強中に誤って火傷をしたと言う彼女の話に不審を抱き、試験を受けたくないためにわざと自分を傷つけていることに気づく。
 二つの子宮にそれぞれ子供を妊娠していると言う妊婦の担当になった
アディソンジョージがつくことに。マークに取り入って形成外科で働きたいと考えていたアレックスだったが、雑用しか与えられず、ジョージ担当の妊婦の方が気になってしまう。2人の胎児の受胎時期が違うことがわかり、様態が急変したため、1人だけ帝王切開で取り出すことになる。ジョージがオペをサポートするが、難航。すかさずアレックスが助けに入り、無事成功。だが、マークからは突き放されてしまう。
 シャツのボタン付けに苦労する部長。

アレックス「オレ、バークと寝ようかな」
ベイリー「シャツのボタンが食道破裂したなら声をかけてください」
再出発
"Where the Boys Are"

 静かな環境でゆっくり考えたいと考えたデレクバークと共に釣りに出かけることに。だが、バークが部長を始め、ジョージやアレックス、さらにバーのジョーと恋人のウォルターまで誘ったことで、にぎやかになってしまう。
 オペのボードから名前を消したのが、バークではなく
クリスティーナの仕業と知ったベイリーは、なぜ自分をハズしたのか聞き出そうとするが、言えないクリスティーナ。怒ったベイリーは、彼女をオペから閉め出し、モノポリーのコマを飲み込んだ少年の世話をさせる。だが、少年の様態が急変、オペが必要に。それでもオペに参加させず。
 
マークの下で、性適合手術を受ける男性の担当になったメレディス。悩む妻の相談相手に。男性はホルモン投与の影響で、胸に腫瘍があることがわかり、ホルモン投与を辞めるべきだと言うマーク。だが、男性の強い希望で、オペは行われる。そして、メレディスを口説き、自分をアピールするマーク。
 トレスとマークの関係に感づいた
アディソンは、トレスに親近感を持つ。
 カウンセラーのとこへ行くように言われた
イジーは、それがシドニー(愛による癒し!!)であったため、彼女から逃げる口実を探す。だが、彼女に向き合い、自分の気持ちをぶつけ、彼女からも患者を死なせた過去をうち明けられ…
 バークと釣りをしていた
ジョージは、彼の手がふるえることに気づく。アレックスから、トレスがマークと寝ていると聞かされ、激怒したジョージは、アレックスと殴り合いの喧嘩に。巻き添えを食らったウォルターが転倒、頭に傷を負う。釣り針で縫合することになるが、バークが縫うことになり…
 帰宅した
デレクは、バーにいたメレディスに、はじめからやり直そうと提案する。
クリスティーナ「キャンプに行くの? それじゃ、地べたに寝て、茂みのカゲで連れションするってこと?」
心の痣
"Staring at the Sun"

 デレクとらぶらぶのひとときを過ごすメレディス。母の見舞いに行くと、部長が現れ、エリスも生き生きとした表情に。シッターの車にひかれた少女が運ばれてくる。両親はシッターをクビにするが、少女はシッターの方になついている上に、両親は日頃少女の面倒を見ていないことがすぐにわかる。自分の過去に重ね合わせ、仕事に熱中し、子供の面倒をみない親の悪口を言うメレディス。それを聞いて怒るベイリー。妻と別居中の部長は、やりなおすために、エリスの見舞いをやめることに。
 デレクに言われ、まだはめていた結婚指輪をはずし、投げ捨てる
アディソン
 父が入院し、動揺する
ジョージ。転倒した際、骨折したため、トレスが担当になり、ジョージの兄弟に気に入られるが、おもしろくないジョージ。気絶の原因を検査した結果、かなり進行した食道ガンが見つかる。自分で告知することができず、クリスティーナに頼む。心臓にも問題があり、ガンのオペの前に心臓のオペが必要になり、バークに頼みたいと言うジョージ。バークの手のふるえについて、クリスティーナに探りを入れるが、シラをきるクリスティーナ。
 
マークの下についたアレックスの下につくイジー。だが2人は、マークの雑用ばかりさせられる。それに気づいたアディソンが注意し、胸の形を左右対称にするオペを受ける男性の担当に。患者から、イジーに気があることを指摘されたアレックスは、彼のアドバイス通りアタック。イジーにキスするが、まだその気にはなれないと拒まれる。
クリスティーナ「お父さん、何かおもしろい疾病わずらって!」
告発の行方
"From a Whisper to a Scream"

 メレディスデレクといちゃついているところへ割り込んできたクリスティーナバークとの秘密を相談したいが、詳しいことを話せず苦悩。
 父の心臓オペを、バークからハーンに変更した
ジョージバークの手のことを気づかれたと心配するクリスティーナ。今までのことについて、口裏を合わせようとするが、真実を話すべきだと考えるバークと意見が衝突。さらに部長から、ハーンをバークの後釜に据え、バークには自分の後任として外科部長にと考えていること聞かされ、ますますこれ以上隠せないと考えるバーク。
 交通事故で心臓にガラスの破片が刺さった女性のオペを担当することになった
バーククリスティーナを補佐につけるが、彼女の手助けを拒む。拒まれたことでショックを受けたクリスティーナは、部長に今までのことを告白。オペの後、バークも部長に告白…
 
ジョージの母も病院に到着。イジーがオペ前の準備をすることに。ジョージの女性関係について、ついついしゃべってしまい…
 
ジョージに、マークとの関係をバラしたのはメレディスだと思いこんだトレスは、メレディスに猛攻撃。だが、誤解だとわかる。自分がマークと寝たことを弁解しようとするトレスだったが、父のオペが心配でそれどころではないジョージ。
 バークの手のことを知り、ショックを受けるデレク。何かあると気づいていながら、デレクには言えなかったメレディス。
 
10 寄り添える相手
"Don't Stand So Close to Me"

 部長に捨てられた当時の記憶に戻っているエリス。子供がいるから捨てられたのだと暴言を吐く母を見て、愕然とするメレディス。義理の妹モリーが出産のため入院。アディソンが帝王切開をすることに。メレディスも担当になるが、モリー本人はメレディスが姉であることをまだ知らされていないと知って、ホッとする。父の後妻からは、親しくされるが、家族とは思えないと拒絶。
 
バークが手のふるえを隠してオペしていたことで、バークとクリスティーナを罰するべきだと主張するベイリーだったが、特に罰を与えるつもりはない部長。早く手を治せと、デレクに命令。彼に治療を頼むことを躊躇するバーク。
 
ジョージの父親の心臓オペを担当するハーン。アシスタントにはクリスティーナが入ることに。ジョージも加わろうとするが、ベイリーに追い出される。オペの直前、父親は、トレスとジョージに仲直りするようアドバイスする。
 結合双生児の男性の分離オペをすることになり、
マークデレクが担当。イジーも見学させてもらうことに。バークの件で自信を失ったデレクは、リスクが大きすぎるため、オペすべきではないと主張。ベイリーは、自分もデニーの件で自信を失ったことを話し、デレクを励ます。そして、自信を取り戻したデレクは、見事成功させる。
 
バークの治療をすることになったデレク。バークの傍らによりそうクリスティーナ

イジー「触ったり、話したり、息しない! 了解!」
11 父との6日間 Part 1
"Six Days: Part 1"

 870万ドルの小切手を未だ冷蔵庫に貼ったままのイジー。脊柱そくわん症で腰が90度に曲がった少女が、結石のオペのために入院、イジーの担当。そくわん症を治せると気づいたトレスが、デレクに頼んで本人に説明、オペを受けたいと言う患者。イジーも参加したいと考えるが、保険がおりないため、できず。
 ガンのオペ直前、病室に親戚を集め、パーティ状態の
ジョージの父。もしものことを考え、今後の事を話す父だったが、治ると信じるジョージ。オペをして、もしもガンの転移が見つかれば、切除はしないと言う病院の方針に反対する父。何があってもガンを取り除いて欲しいと懇願。しかもそのことはジョージには内緒。そしてオペでは、かなりの転移がみられたが、患者の希望通り切除。オペの資料を、バークに見せ、慎重に経過観察するジョージ。
 
バークは手のオペを受ける。彼の経過が気になるクリスティーナだったが、自分で聞くことができず。なんとか人を使って聞き出そうとするが…
 モリーの赤ちゃんの様態が悪化し、オペに入る
メレディス。赤ちゃんの様子を見に来た父と会ってしまい、動揺。彼を避ける。
 機嫌の悪い
マークに何かといびられ、アディソンの手伝いに入るアレックス。2人はなんとなく良いムードに…
 やっと思い切って小切手を銀行に預けることにした
イジー
クリスティーナ「ここには死にかけている患者がいる。あんたがくだらない文句たれてる間にね」

ベイリー
「眼力で相手を従わせる!」

マーク
「コーヒーまともに買えないんじゃ、形成外科はムリだ! さっさと婦人科に戻って、しめったピンクの世界で生きろっ
12 父との6日間 Part 2
"Six Days: Part 2"

 孫に会うため病院を頻繁に訪れる、メレディスの父。さえない男である彼を見て、自分とは似ていないと言い張るメレディスだったが…
 そくわん症の少女のために、オペ費用30万ドルを匿名で寄付した
イジー。オペできることになり、喜ぶ少女。
 不機嫌な
マーク、落ち込むアディソン。それは、中絶した子供の出産予定日だったから。そのことで、アディソンを責めるマークだったが、マークの子は欲しくなかった、いい父親にはなれないと言い張るアディソン。
 
ジョージの父親の回復は見込めず、生命維持装置を外すか否かの選択を求められる。オペをしなければ、もう少し生きられたことを知ったジョージ。すべきではなかったと部長を責める。そしてジョージは、決断し、装置は外される。父を亡くして落ち込むジョージに、自分も子供の頃父を亡くしたと、慰めるクリスティーナ
 
バークの手の具合が気になるが、意地を張って直接聞くことができないクリスティーナ。お互い意地を張って、口をきかずに通していた2人だが、ついにバークは、手のふるえがおさまったことを、クリスティーナのいる前でデレクに報告。
 仕事帰りにバーへ寄る
アディソンアレックスもやってきて、2人はキス。

ジョージ「まさか、(小切手を)生ゴミ処理機に入れちゃったとかじゃないよね?」
13 大いなる期待
"Great Expectations"

 相変わらずロクに口を利かないバーククリスティーナ。トレスの元で練習中に気絶したアスリートの担当になったクリスティーナは、喧嘩しつつも、トレスとうち解けた雰囲気に。帰宅した彼女は、バークに自分の気持ちを伝え、バークはクリスティーナにプロポーズする。
 クリスティーナから、部長が自分の後釜としてバークに打診したことを聞いた
デレクは、部長に裏切られた気分になる。さらに、アディソンの様子を伺うと、彼女も部長の後釜を狙う。シアトルを去ろうと考えていたマークまでもが、メレディスのおせっかいで部長の座を狙うレースに参戦。
 父の死を忘れようと、セックスマシーンと化した
ジョージトレスも怖じ気づき、逃げ出す。イジーが相談相手になるが… ジョージは、トレスにプロポーズする。
 キスのあと、気まずいために
アレックスを避けるアディソン。だが、アディソンのオペに参加したいアレックスは、なかったことにして忘れようと提案。
 20代で子宮けいがんが見つかった女性の担当になった
イジーとジョージ。彼女は、友達と共に、アーミッシュの村から出てきたため、両親には連絡とれないと言う。だが、なぜかやってきた両親。彼女の面倒は全てみると言い張る友達だったが、彼女が実は家へ帰りたいことに気づいたイジーは、両親の元へ返すよう諭す。
 無料クリニックを開きたいと考えた
ベイリーは、部長に提案するが、協力者を探すよう言われる。デレクやバークに頼みに行くが、断られてしまう。だが、部長が引退を考えていて、デレク、バーク、アディソン、マークの4人は後釜を狙っていると知ったベイリーは、4人に協力すると言う同意書を手渡し、強引にサインさせる。無料クリニックの話を聞いたイジーは、デニーの遺産を使うことを提案。デニー・デュケット記念クリニック
 部長は、引退するからと、花束を持って自宅へ帰るが、もう遅いと拒むアデル。

部長「いずれあの椅子に座る、君がな。だが椅子は買い換えろ。君は背が低い。足が短い。だが、いずれ君は外科部長になる」
14 ささやかな願い
"Wishin' and Hopin'"

 朝目覚めたら突然元に戻っていたと言うエリス。認知症になってからの5年間の記憶はなく、そのことにショックを受けたエリスは発作を起こして倒れ、SGHへ運ばれる。メレディスから近況を聞くが、仕事のことよりも、恋人の話で幸せそうな彼女を見て、ふぬけになったと怒り出す。自分が受けることになっている心臓のオペは、必要ないと拒否するが、認知症であるために決定権がないと言われる。部長と再会し、2人で家庭を持っていたら…と仕事を優先させた自分の生活を悔やむ。そして突然、認知症に戻ってしまう…
 ラスベガスで結婚してきたと言う
ジョージトレス。仲良く職場に戻る。ジョージは、急変して入院したガン患者の担当になるが、処置中に具合が悪くなる。結婚を急いだことによるパニック発作と思いこむが、その患者の血液に近づいた者がみな同じ症状になっていることから、血液が汚染されていることに気づく。オペ室では、スタッフ全員倒れていた…
 デニー・デュケット記念クリニックを立ち上げた
ベイリーイジー。だがなかなか患者が集まらず、ヤキモキしたイジーはSGHから患者を集めることに。父子家庭の父親が、娘の生理が始まったので、説明して欲しいとやってくる。娘は、すでに性交していることを知り、その危険性について、自分の娘のように説明するベイリー。
 
バークからプロポーズされ、指輪をもらったものの、どう返事するか迷うクリスティーナ。エリスの担当になり、いい心臓外科医になれるとほめられる。彼女に、外科医と私生活を両立できるかを聞き、自信をつけたクリスティーナは、プロポーズを受ける。
 仕事中、
アレックスが気になるアディソン。だが夜はマークと…

イジー「いいじゃない! ちっちゃいダイヤモンドって盗まれる心配ないしね!」

トレス「ミドルネームはイピゲネリア。あなたの友達がなんて言うか、すんごい楽しみ」
15 消えゆく私
"Walk on Water"

 一時的に正気に戻った母エリスに、思いを伝えきれなかったこと、エリスがオペを受けることなどで、不機嫌になるメレディス。心配するデレク
 婚約したことを、まずメレディスに伝えるまで、秘密にしてほしいと
バークに頼むクリスティーナ。だが、メレディスの機嫌が悪く、なかなか伝えられず。バークはデレクに話すが、それが先にみんなに伝わってしまい、クリスティーナは怒る。
 クリニックで、メレディスたちを相手にトリアージの練習をする
ベイリー。手伝いにきたシドニー・ヘロンから、クリニック立ち上げはチーフレジデントの座を狙った策略だと言われる。フェリーとコンテナ船の衝突事故で、負傷者が多数出たため、現場にかり出されるベイリ−、メレディス、イジー、ジョージ、アレックス。その間、クリニックを任されたシドニー。病院に残って負傷者を待つクリスティーナ。
 車の下敷きになった男性を救うように呼ばれた
イジー。救助隊がくるまで応急処置をするが… 転落してがれきの下敷きになっていた、瀕死の妊婦を助け出すアレックス。息子とはぐれた重傷の母親を説得し、救急車に乗せるジョージ。親とはぐれた少女を保護しつつ、男性の救命処置にあたったメレディスは、救助作業中、あやまって海に転落してしまう。
アディソン「部長は捨てられたの。25年の結婚が終わった部長が、白髪染めて女性にもてたいと思ってるなら、白髪染めりゃいいの! ほっときなさい!」
16 生と死
"Drowning on Dry Land"

 バークと婚約したことを、一刻も早くメレディスに報告したいのに、メレディスが戻ってこないことに、イラ立つクリスティーナ
 重傷の母親のオペを始めることになるが、息子が見つからず、引き続き探す
ジョージ。トレスがオペ中の少年とわかる。
 重傷の妊婦の身元が依然としてわからず。クリニックでは、家族の安否がわからず、騒ぎ出す人々。
アレックスは、病院で治療中の患者や、遺体の写真を撮影し、家族に身元の確認をしてもらうことに。
 救助隊が来ないため、打つ手がない
イジー。携帯で部長に電話し、指示を仰ぐ。頭に穴を開けるよう指示され…
 海に転落した
メレディスデレクは、メレディスの姿が見えないことに気づき、彼女が連れていた少女が1人でいることから、海に転落したことに気づき、救出。すぐにSGHへ運ばれるが、心停止。
クリスティーナ「もし人殺しをしたら、私はあの子(メレディス)に電話して、死体をリビングから運ぶの手伝ってって頼む」
17 別れのとき
"Some Kind of Miracle"

 救出されたものの、心停止状態が長く続くメレディス。自殺ではないかと疑い、ショックを受けるデレク。そして彼女は、かつてSGHで死んでいった、この世に未練のある人々の幻影と会っていた… 海に落ちた後、助かろうとしなかったのではないか、意図的に死を選んだのではないかと問われ、もっと生きたいと強く願う。そして現れた母親エリス。2人は抱き合い、別れを告げる… そのころ、エリスの様態は急変。入れ替わるように、メレディスは目覚める。
 メレディスが危険な状態で、呆然とする
クリスティーナ。99セントショップで買い物し、現実逃避。だが、バークから、そばにいるべきだと言われ、メレディスの元へ。目覚めたメレディスに、バークとの婚約を告げる。
 回復に向かった妊婦は、記憶を失っていた。彼女に、夫と勘違いされる
アレックス
 
マークに、60日間禁欲すれば、やり直してもいいと言うアディソン
 
ジョージを巡って、トレスと喧嘩になってしまうイジー

18 傷は人生のロードマップ
"Scars and Souvenirs"

 ジョージが出ていった部屋に、アレックスが入ってきたため、ジョージの戻る場所がなくなったと怒るイジー。ジョージがイジーの話ばかりするので、気に入らないトレス。さらに、彼女が実は金持ちであることを知ったジョージは、トレスと大げんかに。ホテルを追い出され、イジーと2人で酒を飲み…
 復帰直後ということで、雑用をさせられる
メレディス。父の妻スーザンから、ディナーの誘いを受け、躊躇するが、家に呼べばいいとデレクにアドバイスされ、2人を自宅に招くことに。お互い素直になれず、気まずい雰囲気の父とメレディスだったが、スーザンとは良い雰囲気に。
 旧友Dr.クロフォードが、
デレクのオペを受けにやってきた。彼女はこれを最後のオペにすると宣言。だが、デレクは思い切ったオペを勧める。
 部長が、新しい部長候補として、心臓外科の神と呼ばれるコリン・マーローに打診。彼に会えて感激する
バークだったが、クリスティーナの元彼と知り、ショックを受ける。クリスティーナが自分と結婚するのは、自分の人間性というより、外科医という肩書きや知識のためではないかと疑い、お情けで結婚するのはイヤだと言い出す。
ベイリー「お母さんが亡くなって、あんたもお供しかけた。張り切んなくていい」

メレディス「おしりつかんでた。親しくなかったら問題!」
19 計画外のできごと
"My Favorite Mistake"

 酔った勢いでセックスしてしまったイジージョージだったが、翌朝ジョージは何も覚えておらず、イジーは動揺。二日酔い状態でトレスの待つホテルに戻ったジョージは、彼女の父親(ヘクター・エリゾンド)が来ていることを知らされ、昼休みに会うことに。父親は、親に何の相談もなく結婚していたことで娘を責めるが… 話の最中に、突然、イジーとの出来事を思い出したジョージは動揺。2人だけの秘密にしようとイジーと約束する。
 
バークとの関係が微妙になったことで不安なクリスティーナは、結婚をやめにすると言い出すが…
 理事面接を控え、落ち着かないバーク、デレク、マーク、アディソン。コリンが、10年計画を提案すると聞き、自分たちもと考える。
マークは、妊婦の顔修復にメレディスを抜擢、さらにベイリーの提案を自分のものとして提案、理事から良い評価を受ける。
 マークのスタンドプレーに気づいた
デレクは、メレディスは利用されていると忠告するが、それでもオペに参加すると言い張るメレディス。
 顔修復に当たり、どの顔にするか選びかねている女性の手助けをするアレックス
ベイリー「10年計画」なんて意味ない! 「今すぐ計画」が必要なの!」
20 過去との再会
"Time After Time"

 食料を買い込み、メレディスの家の冷蔵庫に補充し、甲斐甲斐しく世話を焼くスーザン。職場にまでおしかけ、一緒に食事に誘うが、突然の変化に閉口し、拒むメレディス。だが、メレディスと父を引き離したのは自分のせいだと責任を感じ、なんとかしたいと感じていることを話し、メレディスも理解する。
 コリンのオペに参加することになった
クリスティーナバーク。だが、コリンの前で、バークとのアツアツぶりをクリスティーナが見せつけたため、コリンはオペ中にバークを侮辱。クリスティーナは、バークに気を遣う。
 ほとぼりが冷めるまで、
イジーと距離を置こうと考えたジョージ。イジーの元へ、白血病の少女の両親がやってくる。その少女とは、11年前にイジーが出産し、養子に出したハンナだった。骨髄の提供を頼みに来たと知り、動揺するイジー。骨髄採取を、誰にも知らせず1人で受けようとするが、そのことに気づいたジョージが駆けつけ、つきそう。一方、お茶の約束をすっぽかしたジョージが、仕事と偽ってイジーといたことを知るトレス
 顔の修復に成功した妊婦の写真を撮り、家族を捜すことに。すぐに、両親と思われる夫婦が現れ、
アレックスも喜ぶが…
 次の部長は自分の約束だと部長に詰め寄る
デレク。自分の味方をしてくれと頼むが、仕事と私生活の両立は難しいことを身をもって感じた部長は、メレディスを見守ると、エリスと約束したことを告げ、私生活を優先するよう勧める。
 部長に、女性の口説き方レッスンをする
マーク

クリスティーナ「しばらく我慢して。私、女らしい女演じるから」
21 かけちがう望み
"Desire"

 メレディスは、今までデレクを遠ざけてきたことを反省し、コミュニケーションをとろうと努力するが、部長になる夢を捨てきれないデレクは、私生活と両立できるか否かで悩む。
 試験に備えて勉強するインターンたち。一番になりたい
クリスティーナは、かつてトレスが使って一番をとったと言うウワサのカードを狙う。ジョージとイジーの関係にやきもきしているトレスは、クリスティーナにあげてしまう。
 ウェディングケーキ選びをする
バーク。無関心なクリスティーナ
 理事長が緊急入院し、次期部長を狙うデレク、バーク、マーク、アディソンが駆けつけるが、ベイリーが担当となる。不倫相手の秘書と妻が現れ、気まずい雰囲気に。だが不倫に気づいていたと言う妻の話を聞き、
ジョージはマーシー・ウェスト病院へ移ることを考える。
 トレスから、夫を返して欲しいと懇願される
イジー。ジョージのことを想いつつ、不倫という罪悪感で落ち込む。
 禁欲を続け、あと28日を楽しみにする
マーク。だが、アレックスに惹かれ、セックスしてしまうアディソン。そのことに気づいたマークは、自分が浮気したとウソをつき、アディソンを諦める。
 
ジョージ「君にはペニスはないし、ボクはカンディルじゃない」
22 夢を求めて Part 1
"The Other Side of This Life: Part 1"

 クリスティーナバークの母親が、結婚式の準備のためにやってくる。ブライズメイド決めや、ドレス選びをさせられるが、市庁舎で二人だけの質素な式をと考えていたクリスティーナは、文句タラタラ。結婚に対する考え方の違いに戸惑うバーク。
 マークやアレックスとのゴタゴタに嫌気がさした
アディソンは、休暇をとって単身LAへ。サンタモニカの病院を持つ旧友ナオミを訪ね、精子バンクの精子で子供を作りたいと頼む。ナオミの病院は、元夫など、各種専門医が入る共同病院。そこでは、代理母出産でモメていた。(スピンオフ→「プライベート・プラクティス」) だが検査の結果、アディソンは妊娠できないとわかる。
 アディソンが突然休暇を取っていなくなったことで、落ち込む
マーク。アディソンとの賭け、アレックスとのことなどをデレクにうち明ける。
 スーザンがクリニックにやってくる。しゃっくりが止まらないため、簡単なオペを受けることに。その間、心配する父の相手をする
メレディス

クリスティーナ「盛大な式がいいの? 場所は教会? 私にドレス着ろって??」
23 夢を求めて Part 2
"The Other Side of This Life: Part 2"

 不妊症であることを受け入れようと考えたアディソン。だが、ピートの針治療を受けるうち、悲しみが押し寄せる。代理母出産の妊婦が破水、緊急帝王切開でアディソンが赤ちゃんを取り上げる。
 身元不明の妊婦、通称エバは、脳のオペが必要とわかる。オペで、記憶が戻るかも知れないと期待するエバだったが、結局戻らず。
アレックスが慰める。
 スーザンが再びクリニックにやってくる。前回の内視鏡オペでの感染が疑われ、抗生剤を投与。だがその後様態が急変し、敗血症で死亡。突然のことに取り乱したザッチャーは、信頼していた
メレディスに裏切られたと彼女を拒絶。
 結婚生活に疑問を持ち始めた
ジョージは、ベイリーに相談。結婚することに不安を持ち始めたバークもベイリーに相談。結局、ジョージとバークがお互いについて話し合うことに。
 ジョージに他の病院に移って欲しくないと懇願する
イジー

ベイリー「それぞれの悩みを二人で話し合ってください。相談しあって、私の結婚生活を巻き込まないで! 私のクリニックを巻き込むのもダメ。要するにここから出てって! 治療のスペース、秩序、静けさを取り戻したいの!!」
24 崩れゆく歯車
"Testing 1-2-3"

 試験勉強に追われるインターンたち。メレディスはスーザンの葬儀に出た後、試験を受ける予定だったが、ザッチャーから葬式には来るなと言われ、ショックを受ける。試験も手に着かず、白紙で提出。部長の計らいで、再試験を受けることに。
 
ジョージのマーシーウェストへの採用が決まり、喜ぶトレスだったが、キャリアのためには、SGHに残るべきだとベイリーに言われ、悩むジョージ。ジョージを引き留めたいイジーは、二人の間に何もなかったフリをする。
 翌日に結婚式を控える
バーククリスティーナだったが、誓いの言葉を考えるよりも、試験で頭がいっぱいのクリスティーナ。急遽ベストマンに指名されたデレクは、バークのためにバチュラーパーティを企画。
 山で遭難した登山客が運ばれてくるが、1人は行方不明。死んでいたので置いてきたと言う彼らだったが…
 実はエバの記憶が戻っていたことを知る
アレックス。本名はレベッカ。夫に黙って家を出てきたと言う。だが、夫は探しに来ない…
 バーのジョーは、ゲイのパートナーと共に、養子をもらうことに。代理母リーナの診察を
アディソンに頼む。お腹の子供は双子とわかる。さらに部長の元妻、アデルが事故を起こしてやってくるが、妊娠していると言う。アディソンが診察し、異常なしとわかるが、その後、病院のトイレで倒れているところを、部長が発見する。

クリスティーナ「答えがわかんなきゃB選びな、決まってBだから」
25 誓いの言葉
"Didn't We Almost Have It All?"

 翌日に結婚式を控え、バチュラーパーティをしてもらうクリスティーナ。当日、式の準備でバークの母親からチョーカーを譲り受け、眉毛を剃られ動揺。手に書いてもらった誓いの言葉が消えてしまい、さらに動揺。メレディスに活を入れてもらい、入場しようとするが…
 4人目の登山者は、頭にピッケルが刺さった状態で運ばれてきた。事故だったと言う3人だったが、助からないと思って苦しみから解放しようとしたことがわかる。
 アデルが妊娠していたことを知った部長は、ずっと彼女に付き添う。流産してしまうが、部長との子供だったことがわかる。
 リーナが倒れ、大動脈乖離と判明。オペをするために、帝王切開もすることに。ジョーとパートナーがリーナを励ます。
 夫ジェフが現れたため、退院することになったレベッカ。
アレックスに気持ちをうち明け、引き留めて欲しいと懇願するが、夫と元の生活に戻るべきだと退院させるアレックス。直後に、アディソンから、自分に正直にあるべきだと言われ、レベッカの病室へ向かうが…
 
ジョージとの子供が欲しいと考えたトレスは、さっそく実行に移す。ジョージに自分の気持ちを告白するイジー
 次期部長に指名された
デレクだったが、部長が続けるべきだと自分は辞退。
 試験結果が出る。唯一不合格だったジョージ。もう一度インターンをやるか、病院を去るか。ロッカーを片づけていると、新インターンたちがやってくる。その中の1人は、
レクシー・グレイ
 チーフレジデントに立候補していた
ベイリー。自分がなるものと思っていたが、トレスに決まり、落ち込む。

ベイリー「鳩に豆鉄砲みたいな顔をやめて、取り戻しなさい! 威厳を」

クリスティーナ「自分の結婚式に遅刻だ〜」





エピソード紹介 シーズン4

No. エピソード 名セリフ
変わりゆく未来
A Change Is Gonna Come

 新しくやってきたインターンたちが、メレディスたちの下につく。その中にはメレディスの異母妹レクシーも。姉に憧れてやってきたレクシーだったが…
 チーフレジデントになった
トレスは、張り切るが、責任の重さに押しつぶされそうに。なれなかったベイリーは、そのことで落ち込むが、メレディスたちを思い通りに動かせるのは彼女だけ。さらに、部長から、雑務に追われずに外科医としての修行に専念してほしいと言われ、チーフになれなかった真意を知る。
 インターンの指導をすべきなのに、仕事がない
イジー。はねられたシカを助けて欲しいと子どもにせがまれ、シカに蘇生措置。
 バークに捨てられたことを忘れようと、仕事に打ち込む
クリスティーナ
 
ジョージに再び自分の気持ちを話すイジー。その気持ちに答えるジョージ。
 別れることにした
メレディスデレクだったが… 
クリスティーナ「もー、なんだ死人? サイレンで興奮させないでよ。ハイ、死人見たい人! …今の取り消し! 生きてんじゃん!」
泥沼な私たち
Love/Addiction

 お互いに愛し合っていることを確認したイジージョージ。すぐにでもトレスにうち明けることにしたジョージだったが、トレスがストレスで参っているのを知り、今話すべきではないと引き留めるイジー。
 恋愛関係ではなく、セックスだけの関係にすることにした
メレディスデレク
 結婚祝いの品を、病院内での賄賂として利用する
クリスティーナ。だが、バークの母親がやってきて…
 クリニックの仕事を
レクシーたちインターンに頼んだベイリーだったが、頼りないと言うことでメレディスにも頼む。レクシーは姉と話ができると喜ぶが、自分に妹はいないし、話もしたくないと拒絶するメレディス。
 ガス爆発事故があり、負傷者が多数運び込まれる。だが、赤ちゃんが、薬物中毒であることに気づいた
アレックスは、ガス爆発ではなく、麻薬の密造所が爆発したことに気づく。
 病院内のことは、チーフレジデントであるトレスに任せ、自分は自分の仕事だけをして妻との時間を大切にしようと考えるが…
 病院内の出来事が把握できていないと部長から責められ、落ち込む
トレス。ジョージの様子に、彼が浮気していることに気づくが…
ジョージ「今出ていくとき、格好良かった?」

クリスティーナ
「ERが修羅場。いい一日になってきた」
真実の棘
Let the Truth Sting

 インターンの間で、ジョージはなんでも知っている最強のインターンと噂になるが、アレックスがバラしてしまう。
 デレクとの関係(セックスだけ)について、クリスティーナには秘密にする
メレディス。落ち込んだフリをして、メレディスのオペをまんまと奪うことに成功するクリスティーナ
 年輩のインターン、ノーマンを担当することになった
アレックス。貫禄だけはあるが…
 トレスに、イジーとのことを話せない
ジョージを見て、やきもきするイジー。1年もの間昏睡だった患者、通称「長老」が、突然目覚め、イジーの話し相手に。だが、すぐに死亡。5人で弔うことに。
 部長の知り合いの女性が入院。彼女の治療について
マークとモメるが、少々リスクの高い実験的治療を試みることで意見が一致。だがオペの最中、危険な状態になり、デレクがヘルプに入る。無謀なオペをしたと怒るデレク。
 自分にチーフレジデントの仕事はうまくこなせないと落ち込み、書類仕事に逃げる
トレス。彼女を励まし、一緒に手を組もうと申し出るベイリー
 
メレディスに嫌われていると腹を立てるレクシー。2人の中を仲裁するベイリー。
クリスティーナ「一発入んないかなー、血みどろのオペが。こういう時、オペ入ればすっとすんだけど。」
愛することと許すこと
The Heart of the Matter

 イジーとのことをトレスに告白したジョージ。だが予想に反して、彼を許すと言うトレス。彼女に話があると呼び出されたイジーは、殴り合いになると思いこみ…
 
メレディスとのつきあい方に悩むデレク。プロポーズしたいが、メレディスに準備ができていないのなら待つと言いつつ、いつまで待てるかはわからないと宣言。
 ノーマンの世話を押しつけられた
メレディス。余命の告知を、別の患者にしてしまう。
 骨折の女性の担当になった
ベイリートレス。だがトレスは上の空。フィアンセの無神経さから患者が死亡したと、自分とジョージの関係に重ね合わせてフィアンセを責め立てる。
 部長のめいが、再びガンの再発で運び込まれる。治療を受けさせたい親の気持ちに反して、本人は拒む。
 インターンたちを冷たくあしらう
クリスティーナは、特にレクシーに冷たく当たる。が、デレクに注意され… 
メレディス「あー、ナチ2代目になるのはあなたね。」
クリスティーナ「その通り!」

クリスティーナ「あー最高。私はERでジャンキーやギャングをアホなインターンから守ってんのに、あんたはエレベータで色男とイチャイチャ」
つきまとう影
Haunt You Every Day

 バークのアパートを出ることにしたクリスティーナ。それを知った部長は、自分が住みたいと申し出るが…
 母親の遺灰をビニール袋に入れて病院へ持ってきた
メレディス。弔う方法を考える。耳をつけてほしい少年が、マークのところへ無償オペを頼みに来たため、スタッフに交渉し、実現させる。
 クリニックに、自分の足を切断して欲しいとやってきた男性。
ベイリーは、抗不安薬を処方して帰そうとするが、男性は自分で切断してしまい…
 エバが
アレックスに会いに来る。彼女と親密になるアレックスだったが…
 
トレスは、イジージョージの関係を公表。周りからのバッシングで気まずくなるイジーとジョージだったが、仲良く乗り切る。心臓移植待ち患者の娘が自殺。臓器移植のドナーであったため、心臓を提供することになるが、父は拒否。それをジョージが説得。
 ノーマンが、オペ中に脳卒中で倒れるが、すぐにオペを受け、回復。

 心臓移植オペのために、Dr.ハーンがやってくる。なんとか取り入ってオペに入ろうとするクリスティーナだったが、ハーンはクリスティーナに嫌味(バークやマーローとの関係について)を言い、イジーを選ぶ。オペ後、そのことに抗議するクリスティーナだったが、ハーンが上司になったと知り、愕然。
 マーク・スローンと戦う看護師同盟発足。
トレス「今日はハロウィンだから、ERは間違いなくごった返す。今年も酔っぱらいがバカをやらかし…」
ベイリー「そして今年もチェーンソーを使ったシアトル・カボチャ彫刻コンテストが開かれる。この街大好き」

ベイリー「この子なの? お菓子の代わりに耳をくれって?」
闘う女たち
Kung Fu Fighting

 ホテルを出て、デレクのトレーラーに転がり込んだ部長。「紳士の夕べ」を提案するが…
 そろそろ
ジョージとの仲を先に進めたいと考えたイジー。最高の夜を過ごそうと企画するが…
 
マークは、トレスのために、インターンであるジョージいびりをするが、ひたすら耐えるジョージ。それを見て、トレスは彼を諦める決意をする。
 いじめに耐えかね、物置にこもってカルテ書きをする
レクシー。それを見つけたアレックスは、自分の手伝いをさせる。親密になった2人は…
 スカイダイビング中にパラシュートが開かず、転落した男性が運び込まれるが、奇跡的に軽傷。各種オペが必要になるハズだと、楽しみにしていた
クリスティーナだったが、オペは虫垂切除のみ。
 心臓オペの患者が、麻酔アレルギーとわかり、オペを諦めることに。それを知った
クリスティーナは、覚醒下でのオペを提案。自分をオペに加えて欲しいと頼むクリスティーナだったが、ハーンはイジーを入れてオペ。
 やっと、
デレクとの時間が大切なものであることに気づいたメレディス
クリスティーナ「パラシュートなしで、3700mから落ちた? 感謝しますっ!」

イジー「嘘でしょ! 気の毒、体中骨折したんじゃない?」
クリスティーナ「そこ同情するとこじゃない。要はすごいオペができるってこと。あんたのものになるかも。超破格で譲る」

クリスティーナ「私はこれより何倍も面白いの見る!」
アレックス「オマリーの花嫁ごっこより上か?」
クリスティーナ「スカイダイバーの映像!」

クリスティーナ「アホくさい問題に気づくことと、その問題を克服するってことは、全く別の話だよ」
恋の決め手はカラダの相性
Physical Attraction...

 やっと念願叶ってセックスにこぎ着けたイジージョージだったが、思ったようにいかず…
 
デレクとセックスだけでなく、語り合うようになったメレディス
 ハーンの助手としてオペに入る予定だった
クリスティーナだったが、ハズされ、代わりにメレディスが入ることに。クリスティーナがハーンから嫌われていることに気づいたベイリーは、ERに行くよう勧めるが…
 オペに集中して、チーフレジデントの代わりを
ベイリーに頼むトレス。トレスの代わりにうまく仕切るベイリーだったが、部長に見抜かれ、トレスは降格。ベイリーがチーフレジデントに。
 
レクシーアレックスとつき合っていることを知り、怒るメレディスだったが、和解。アレックスがレクシーを家まで送ると、飲んだくれた父親と遭遇。
 
ハーンに惚れるマーク。だが、冷たくしているから惹かれるのだと、冷静に見抜くハーン。
デレク「部長は自分のシャツすら取りに行けない。あなたは自分1人じゃ何一つできない。僕がいなかったら汚れたシャツに埋もれて1人寂しく飢え死にだ。」
フォーエヴァー・ヤング
Forever Young

 シドニー・ペロンに誘われて、デートするデレク
 トレスに代わってチーフレジデントになった
ベイリー。そこへ、高校時代のあこがれの彼、マーカスが来院。すっかり彼に憧れる少女に戻ってしまったベイリーは、本領を発揮できず。
 目にえんぴつが刺さった高校生が運び込まれ、デレクがオペをするが、昏睡状態に。失意の親友を、イジーが励ます。セックスがうまくいかず、決まり悪くなってしまった
イジージョージは、お互いを親友として求めていることに気づく。
 ベイリーの計らいで、心臓外科に戻ることができたクリスティーナだったが、張り切りすぎてまたハーンに嫌われることを恐れる。
 
メレディスの父が酔ってケガをして来院。手当をしたメレディスに、これまでの事を謝罪。良い関係に戻ったと思ったメレディスだったが…
ベイリー「ロッカー・ルームは着替える場所。泣くための場所じゃない。当直室は仮眠をとる場所。鍵を閉めてコソコソ何かをする場所じゃない」

クリスティーナ「行けばゴマスリ屋になっちゃう。ゴマスリ屋は嫌われる。ゴマスリ屋にはなりたくない」
命の現場
Crash Into Me: Part 1

 デレクが他の女性とつきあうことに、ヤキモキするメレディス
 
ジョージとの仲がうまく行かず、いらつくイジー
 仕事中心の生活で、家族との時間がほとんどとれないことで、夫から責められる
ベイリー
 ハーンの助手として、やっと心臓オペに入れることになった
クリスティーナだったが…
 マークの患者で、頸動脈破裂の危険がある男性(セス・グリーン)の担当になった
レクシー。恋の話で意気投合するが、突然の頸動脈破裂で…
 病院の裏で、救急車に救急車が突っ込み、救命隊員が負傷。突っ込んだドライバーは、脳腫瘍のため意識を失ったと判明。同乗していた隊員は、内臓破裂の危険があるにもかかわらず、白人至上主義者であるために黒人医師を拒否。
ベイリークリスティーナジョージに助手を頼む。
 突っ込まれた救急車の隊員は、宙づりので危険な状態に。
メレディスが駆けつけるが…
 
アレックスに会うために病院へやってきたエバ。相手をする時間がないため、アレックスは、自分が入るオペをこっそり見学させるが、見学室でレクシーとバッティング。
ベイリー「夫とお昼食べてるハズだった。それなのに、ナチのはらわたに手を突っ込んでる」
10 命の現場
Crash Into Me: Part 2

 開頭術の最中に、誘導システムが故障し、動揺するデレクたち。修理がくるまで待てないため、多少コンピュータに詳しい看護師ローズが修理することに。なんとか苦境を乗り越えてオペを成功させたデレクとローズは…
 白人至上主義者のオペ中、急変し、夫とのランチに行かれなくなってしまった
ベイリー。夫婦仲はこじれてしまうが、男は助かる。ベイリーは、縫合の際、入れ墨がカギ十字に見えないようにしてしまう。
 患者の頸動脈破裂のしてしまい、大量出血で動揺する
レクシー。一度は安定するが、助からず、落ち込む。
 救急隊員の処置で、横転した車の下に入る
メレディス。捨て身の処置で、大切な人の存在に気づき、デレクに他の女性とデートしてほしくないと告白。
 やっとの思いでハーンのオペに入れたにも関わらず、ベイリーから、白人ではないと言うだけの理由で白人至上主義者のオペに参加させられたのは、パワーハラスメントだと怒る
クリスティーナ
 患者に親身になることがポリシーだった
イジーだったが、その姿勢をハーンから見下され、患者からも信頼を失い、落ち込む。そんな彼女をジョージが傍らで支える。
 エバを見学室に入れたことがバレ、動揺する
アレックス。オペ中、患者が急変するが、なんとか切り抜ける。エバとの関係に先がないことがわかりつつ、レクシーとも関係を持っていることをエバに告げ、関係を持つアレックス。
11 信じる心
Lay Your Hands on Me

 メレディスの言葉を受け、一緒に住む家を建てようと考えたデレク。だが、まだそこまでは考えられないメレディス。彼女との関係に先が見えないとわかったデレクは、ローズにデートを申し込む。
 夫との会話を避ける
ベイリー。仕事中、タッカーからの電話が続くが、無視し続ける。だが、息子タックが自宅で事故に遭い、運び込まれる。タッカーからの電話はその連絡だった…
 
ジョージの母がやってくる。トレスとジョージの事を全く知らない彼女は、赤ちゃんのための服を持ってきたのだったが、イジーから話を聞いてしまい、離婚は許せないと怒る。
 ハーンの心臓オペの患者が、他の患者に手をかざしてヒーリングを始めた。なぜか回復する患者達。さらに、自分を自分で癒したいと言いだし…
 心臓外科医の座を狙い、
イジークリスティーナは険悪な雰囲気に。
 
レクシーの誕生日に、彼女のためにとオムレツを作ったメレディス。だが、レクシーは卵アレルギー。
ハーン「あなたのことが嫌いなの。愚鈍きわまりなく、横柄な態度、人間って言うより類人猿のような男が、どういうわけか外科医になれただけ」
12 私の中のケダモノ
Where the Wild Things Are

 セラピーを受けるメレディス。だが、なかなか話そうとしない。デレクはローズとデートを重ね、メレディスはデレクと会うことを避ける。
 外科コンテストが始まる。何をやったかで点数を付け競う。点数稼ぎに必死になるメレディスたち。患者の奪い合いに。ただの足首のねんざの患者(チーチ・マーリン)に、不必要な検査をして、なんとか病気を見つけようとする
イジーだったが…
 ルームメイトでもあるトレスが、ハーンと仲良くしていることが気になって仕方がない
クリスティーナ。コンテストのための点数稼ぎで、アレックスと縫合で争うが、ハーンからオペの見学の誘いを受け、見学を選ぶ。
 熊に襲われた兄弟が運び込まれ、兄は死亡。弟は軽傷だったが、
メレディスが脳腫瘍を見つけ、点数を稼ぐ。コンテストに優勝し、ベイリーからスパークルポケベルを授かる。脳腫瘍はオペができないとわかるが、メレディスは新しい治療を試したいとデレクに申し出る。
 
ジョージレクシーは、2人でアパートを借りて住むことに。だが、酷いボロアパート。なんとか居心地の良い空間にしようと、レクシーは病院から備品を持ち出して、アパートに飾る。
13 さらけ出したハート
Piece of My Heart

 胎児のオペのため、久しぶりにSGHへやってきたアディソンデレクメレディスが破局していたことを知って怒る。ハーンと共に、胎児と母親のオペにあたる。
 
ジョージが他のインターンたちと仲良くしているのを見て嫉妬したイジーは、自分も仲間に入ろうとするが、嫌がられる。ここしばらくの不調に続き、インターンたちにも軽く扱われ、すっかり自信を失ったイジーは、患者の説得にも失敗。だが、思い直し、再び説得し、自信を取り戻す。
 脳腫瘍の治療のため、臨床試験をすることになった
メレディスデレク。腫瘍のためにすっかり人格が変わってしまった患者とその新妻のため、新しい試みに挑戦するが失敗。
 妊娠したと、
アレックスの元へやってきたエバ。だが、自分にはどうすることもできないと、冷たく突き放すアレックス。
 ハーンに指導してもらえないことを、不公平だと感じる
クリスティーナ。ルームメイトであるトレスに、自分をオペに入れてくれるようハーンに頼んで欲しいと頼む。オペに入れてもらったものの、邪険に扱われ…
 タッカーが出ていったことを、アディソンにうち明ける
ベイリー
14 本当の自分を見つめて
The Becoming

 デレクのことを吹っ切ろうと決意したメレディス。デレクと共に、脳腫瘍の臨床試験を続けるが、キスしたい衝動を抑え、ローズの存在を認めて一歩引くことに成功。だが、臨床試験には失敗、セラピストからはぼろくそに言われる。デレクも、ローズとつき合いながら、メレディスのことが気になる。
 
マークとつきあい始めるトレス。だが、マークが、全ての看護師からオペをボイコットされてしまい… 職員全てを、デート申告制に。
 看護師代表としてやってきたアデル。なんとか彼女の気持ちを取り戻そうと考えた部長は、仕事を1人で抱え込まず、部下に任せていることを見せようと、急遽
ジョージを部長直属のインターンに任命。雑用を任せる。
 バークが、ハーパー・エイブリー賞を受賞したことを知り、ショックを受ける
クリスティーナ。せっかくのオペにも入らず、1人遺体の解剖を続ける。
 自分の方が賞にふさわしかったと文句を言う
ハーン。トレスがマークとつきあい始め、自分とのつきあいを避け始めたことで、気まずい雰囲気に。
 エバが妊娠した責任を取ろうと、彼女と同棲することにした
アレックス。だが、エバの妊娠はウソであることを知ってしまったイジー。本当の事をアレックスに告げるべきかどうか迷う。
 デート申告制の対象から、自分だけ外されていることに腹を立てる
ベイリー
ベイリー「この人は要するに尻軽なの。前から尻軽だったし、これからも死ぬまでずーーっと尻軽。周知の事実でしょ。本人も隠してない。みんな彼と関係する前から知ってたはず。なのにこうなった? この人はタチが悪い。でも医者なの。これでも一流の医者。だからみんな、足をピッタリ閉じて、自分の仕事に戻りましょう。そしたらこの人も仕事に戻れて、困ってる人を助けられる。ハイ、解散。」
15 心を失う瞬間
Losing My Mind

 部長の恩師であるウォルター・タプリーが患者としてやってくる。難しい心臓オペをハーンに頼みたいと言うのだが、リスクが高すぎると断るハーン。だが部長の説得で、オペに挑むことに。
 臨床試験を続ける
デレクメレディス。恋人が来るまでオペを待ちたいと言う患者に、恋人というのは腫瘍が原因の妄想であると説得、オペを始めるが… メレディスのことを考えつつ、ローズとつきあうデレク。
 妊娠していないことを本人に告げる
イジーだったが、信じようとしないエバ。さらに、おかしな言動からストレス障害を疑い、精神科へ回すべきだと考えたイジーは、アレックスに全てうち明けるが…
 すっかり戦闘意欲を失ってしまった
クリスティーナ。名外科医のタプリーにも、全く動じず。
 日常の雑務を全て
ジョージに任せることにした部長。元妻アデルと復縁の兆しにすっかり舞い上がり、彼女へのメールまでジョージに頼む。そんな彼を励ますタプリー。
 セラピストから人生投げやりだと言われた
メレディス。やっと本心を語る気になる。
 
マークを挑発するために、ハーンとの仲を見せつけようとしたトレスだったが、ハーンからキスされ…
ベイリー「あの保育園、子供が鼻水垂らしただけで呼ぶ!」

ベイリー「まだ14ヶ月よ! どうしろっていうの? 紛争解決は非暴力に限るって説教すりゃいいの?」

クリスティーナ「この子さー、あんた嫌いなの。わかる? そりゃ面と向かっちゃ言わない。礼儀正しいから。だけど、うっとうしがってる。パパが捨てなかったよい子のあんたが、この病院に現れたことが、ここ数ヶ月で最悪の事件。それがメレディス・グレイの本音」
16 自由に向かって
Freedom part I

 セラピーで、母が自殺未遂するところを目撃したことを告白するメレディス。すっかり落ち込んでいるクリスティーナを元気づけるために、スパークルポケベルを渡す。
 メレディスとの新居を建てようと購入していた土地を、売却することに決めた
デレク。未だ、彼女への気持ちがあるのではと疑うローズ。
 仕事を休み、エバ(レベッカ)の面倒をみる
アレックス。その様子を見て、心配するイジー。だが、アレックスがちょっと目を離したすきに、エバは自殺未遂…
 セメント詰めの青年(ものすごい外傷患者)が運ばれてくる。
ベイリー、ハーン、トレス、マークらが、どの順で治療すべきかでもめる。部長に即され、治療を始めるが…
 臨床試験を続ける
デレクメレディス。脳腫瘍の若い女性と、若い男性の治療をすることになるが、2人は恋人同士とわかる。今まで11人死亡しているため、あと1人死亡したら、試験を中止するよう命じられるが、なんとか2人の治療をすることにしたデレクたち。だが先に治療を受けた男性は死亡。
 部長の雑用ばかりさせられることに不満を持つ
ジョージ。だが、部長のオフィスに入れる特権を使い、自分のファイルをレクシーに見てもらう。
ベイリー「なーに、私はSFが好き、文句ある?」
17 自由に向かって
Freedom part II

 アレックスはエバを病院へ運び込む。なんとしても自分で世話をすると言い張るアレックスだったが、手に負えないと判断したイジーは精神科に入院させることに。
 先にオペを受けた恋人が死亡したため、臨床試験は中止だと言う
デレク。だが、次こそはと期待するメレディス。患者の強い希望で、オペを決行。そしてついに良い結果が。セラピーの結果、自分が求めていることがはっきりしたメレディスは、デレクが新居を建てる予定だった場所へ行き、2人は将来を誓い合う。ローラに別れを告げに行くデレク…
 セメントづめの青年が危険な状態になり、ハーンの到着を待たずに開胸術に入ろうとした
クリスティーナ。それを認めた部長。クリスティーナは、見事心臓オペを成功させ、自信をつける。
 セメントづめの青年は、なんとか危険を脱した。彼に対して、周りの目を気にして正直になれない彼女を説得した
トレスは、仕事を終えた後、ハーンにキス。
 部長の部屋で、みんなのファイルを見た
レクシーは、ジョージがたった1点足りなかったために試験に落ちたことを知る。実力はあるはずだとレクシーに励まされたジョージは、もう一度試験を受けさせてもらえるよう、部長に頼む。
 クリニックの仕事を
イジーに任せることにしたベイリー
 家に戻り、妻アデルとやり直すことを宣言した部長。




エピソード紹介 シーズン5

No. エピソード 名セリフ
夢の名残 part I
Dream a Little Dream of Me :part I
 病院ランキングが発表になり、今年も5位以内は確実と見込んだスタッフは、12位と知りガッカリする。
 
デレクが死ぬ夢ばかりを見るメレディスは、デレクと一緒に暮らそうと考えるが、患者の1人が親友の夫と不倫している話を聞き、悩む。
 再試験のことをで頭がいっぱいの
ジョージ。彼を好きでたまらないが、告白できないレクシー
 気まずい雰囲気の
ハーントレス。指導力を向上させようと考えるハーンだったが、自分へのいままでの仕打ちをオペ中にぶちまけるクリスティーナ。だが、オペで失敗し、再びハーンに嫌味を言われる。
 12位転落で、患者激減。ヒマになって書類書きをする
ベイリー。女性達の乗ったリムジンが事故にあい、重傷の運転手を乗せてやってきた。ここぞとばかりに張り切るベイリーだったが、彼女の夫たちの乗ったリムジンも事故を起こし、マーシーウェストへ搬送中と知り、こちらに向かうよう強く説得、患者を奪う。
 リムジンで事故を起こした男性に付き添って、
オーエン・ハント(ケヴィン・マクキッド:ローマのヴォレヌス)少佐が到着。ペンで気管切開をした機転と度胸に、クリスティーナ感動。
 
アレックスに再び好意を持つイジー
ベイリー「ここはシアトルグレイス病院よ。ランク付けがあろうがなかろうが、私たちは外で待つ。準備万端、備えておくの! そしてここに搬送されてきた患者1人1人の治療を全力で行う。うちはトップクラスじゃなくなった。けど、私はトップ。私のレジデントであるあなたたちもトップ。だからプライド持たなきゃダメ!」

マーク「ただの傷で呼んだのか? おまえ、どんだけアホなんだ? 比類無き究極のアホ人間が住む島からやってきた、ダントツのアホか?」
夢の名残 part II
Dream a Little Dream of Me :part II

 メレディスとの口論で転倒、落ちてきたつららが刺さってしまったクリスティーナを、少佐が救出。検査の結果、抜いても大丈夫とわかった直後、不意に引っこ抜く少佐。少佐からキスされて舞い上がるクリスティーナ。彼の手腕を見込んで、シアトル・グレイスで働かないかと誘う部長だったが、少佐は断る。
 交通事故で下半身不随になった患者に、低体温療法を勧める少佐。すっかりやる気になる
トレスだったが、猛反対するデレク。だが、部長の後押しで、強行することに。患者の急変で、取り乱すトレスを、ハーンが落ち着かせ、無事成功。
 オペ中、ローズに手渡されたメスで手を切ってしまう
デレク。冷静に一緒に仕事をすることができないと判断したローズは、移動を申請。
 
デレクとの同棲を言い出したメレディスだったが、クリスティーナに反対され、怖じ気づく。親友の夫と浮気をしている患者に、浮気をうち明けるべきだと説得。
 仕事を首になっていたことを8ヶ月間も隠し続けた患者は、保険が切れてしまうが、
ベイリーの計らいで、切れる前にオペをしたことに。
 部長は、シアトル・グレイスをかつてのランキングに戻すべく、外科研修プログラムを見直すと宣言。
クリスティーナ「もう出てって! いいから全員出てって! 脳みそつまってる人呼んで!」
ココロとカラダの限界点
Here Comes the Flood

 デレクが引っ越してきて、同居を開始したメレディス。もうハッピーだからセラピーは終了と勝手に決めるが… デレクは、アレックスとイジーを追い出そうとするが、二人も自分の家族だからと拒むメレディス。
 外科の新たな教育手順を決めた部長。漏水のため、天井から水が漏り騒ぎに。外科を閉鎖して漏水を完全に直すべきだと指摘する
ベイリーだったが、患者を逃したくない部長は、水漏れの無い病棟へ患者を移して応急処置をしようとして失敗。オペ中の患者に災難が…
 再試験を受けることになった
ジョージだが、水漏れの処理に追われ、なかなか受けられず。
 7年も頭痛に悩まされていた患者を担当するデレク。開頭オペをしようとするが、
レクシーが耳鼻科の疾患であることに気づき、大手柄。
 メレディスに追い出されるかもしれないと、部屋探しを始める
イジー。素敵な物件を見つけてルームメイトとしてアレックスを誘うが断られる。次にクリスティーナを誘うが、トレスと二人で申し込んでしまう。
 次々と不運に見舞われた患者を担当する
アレックス。入院中も、車いすが壊れ、歩いた途端に水漏れで滑って転倒。CTを撮っている最中に漏水で故障し、オペ中には天井から大量の水が…
素晴らしき新世界
Brave New World

 トレスと共に新しい家に引っ越すクリスティーナ。クリニックの仕事を振られ、刺激が足りないと文句タラタラだが、クリームをもらいに皮膚科へ行った際、皮膚科の平穏な様子にうっとり。
 
トレスをデートに誘うハーン。喜びながらも、初めてのことに動揺し、ベイリーに相談するトレス。
 
メレディスの母の日記を見つけたデレク。彼が家の中を探ったと怒るメレディス。ジョージと共に、心臓オペの必要な少年の担当になったメレディスは、扱いに困るが、ジョージがうまく扱う。クリスティーナと共に、母の日記を読む決心をする。
 
ジョージの試験の結果が出る。無事合格に喜んだレクシーは、ジョージのためにお祝いをすると張り切るが、まずイジーとメレディスに報告すると言うジョージ。
 ERの担当にされた
イジーアレックス。退屈な患者はイジーにまかせて、手を抜くアレックスだったが、脳腫瘍だとわかったとたん患者を奪う。そのやり方に腹を立てたイジーは患者を奪い返すが、二人の騒動にデレクが腹を立てる。
マーク「外科医は西部劇の世界。土地が欲しい時は銀行から所有権をもらうんじゃなく、自分で柵を作り、邪魔者は撃ち殺す。カレフはカウボーイだ。おまえは違う」

クリスティーナ「皮膚科に毒舌なんてものはない。あるのは暖かい光」

ジョージ「皮膚科医になりたいの? ローション塗るのが仕事だぞ」
クリスティーナ「心が無なの。血を見たいなんて欲望ゼロ。戦う必要なんて感じてないし、人を切りたいとも思ってない。ただローションを愛してる」
孤独なチームプレー
There's No 'I' in Team

 ハーンとデートをするトレスだったが、うまくいかずマークに相談。つきあいをやめようと考えるが…
 
メレディスデレクの臨床試験が評価され、医学雑誌のトップ記事に。だが、自分の名前すら出ていないことに腹を立てるメレディス。
 
ジョージがインターンを卒業したことを祝って、ロッカーに飾り付けをするレクシー。だが、ジョージが、担当インターンにレクシーを入れなかったことで、自分など眼中にないと思い知らされる。
 
ベイリーは、メレディスたちとインターン15人で外科医チームを編成。一度に12人、6件の腎移植を同時に行うドミノ移植をすることに。だが、夫のために、赤の他人がドナーになってくれると信じていた妻は、それが実は愛人だったことを知り、自分がドナーになることを拒否。ドミノ移植自体がキャンセルの危機に。ベイリーの説得で、無事オペを実施。メレディスは、移植する腎臓を床に落としてしまうが、無事移植は完了。
 担当した患者のことで、喧嘩になる
イジーアレックスだったが、自分のアレックスへの気持ちをうち明けるイジー。
クリスティーナ「レクシペディア」(記憶力抜群のレクシーのこと)

クリスティーナ「あんたの豆粒サイズの脳みそは、ランチの時間しか覚えられない」

ベイリー「私がインターンを選べたと思う? 外科のドリームチームって言えるくらい優秀だからあなた達を選んだと思ってる? こんな怠け者(アレックス)に、ダダこね屋(イジー)に、見てるだけで気が滅入るおっちょこちょい(メレディス)、そしてヤン、あんたはホント、うっとうしい」
ライフ&ウォー
Life During Wartime

 オーエン・ハント少佐がSGHのスタッフに。独特のやり方で、周囲を驚かせる。
 再び関係を持ったが、口べたな
アレックスは、他の女と寝てもいいかと聞いてイジーを怒らせる。ハント少佐の技能実習で、生きたブタを使うと知って、怒って実習をすっぽかすイジー。
 
トレスとのセックスに感激し、自分はレズだと確信したハーン。それに対し、自分はそう確信できないトレスは、マークと関係を持ち、ハーンとのつきあい方に悩む。
 オーエン・ハント少佐がSGHにいるのを見て動揺した
クリスティーナ。技能実習では、生きたブタをナイフで刺し、治療しろと指示するハント少佐。しぶしぶ治療を始めるが、他のレジデントとたちが急患で呼び出されてしまい、クリスティーナとインターン3人が全て任されることに。次第に感情移入し、全てのブタを安定させるが…
 部長は、腹部平滑筋腫の10歳の少女のオペを
ベイリーに任せる。他の病院でのオペを断られ続けた、難しい症例。患者から指名され、ハーンも加わることになるが、ムリだと決めつけやりたくないと言い張る。なんとかしたいメレディスは、アナトミー・ジェーン(人形)を使ってオペ方を考える。だが、それを見た部長は、メレディスの幼い頃を思いだし…
ベイリー「確かに私たちはよくやった。今回はホントに上出来だった。でもあなたのおかげじゃない。この私のおかげ。それから部長、メレディス・グレイも。それとアナトミー・ジェーン。」
消えない面影
Rise Up

 母の日記をさらにたくさん見つけ、外科医としての記述をクリスティーナと共に興味深く読んで盛り上がるメレディス。彼女と過ごす時間を奪われた気がするデレクは、マークにクリスティーナを口説くようけしかけるが、クリスティーナは全くその気ナシ。
 部長が、コンピュータ制御のシミュレーション人形を導入。
ジョージに担当させる。次々と危険な症状が出るスタン相手に、1人で格闘するジョージだったが、実は…
 なかなか患者の処置を任せてもらえない
レクシーは、手技を練習するために、引き取り手の無い遺体を使うことを思いつく。だが、そのことをレジデントたちに知られ、奪われてしまう。遺体相手にやりたい放題のレジデントたちだったが、ベイリーがそれを見つけ激怒。
 
ハーンの患者の担当になったメレディスとイジー。だがそれは、かつてデニーを助けるためにイジーが移植用心臓を奪った相手だった。そのことで動揺したイジーは、デニーの幻覚を見るように。一方、その事実を知ったハーンは、イジーの身勝手のせいで自分の患者が苦しんでいると激怒。イジーをかばう発言をしたトレスと険悪に。
 身元不明の患者が担ぎ込まれ、
ハント少佐とクリスティーナ、トレスらが担当に。身元不明ということで、助からないと見込んで患者に接するクリスティーナの態度に、患者への態度がなってないと腹を立てるハント。だが、クリスティーナは、自分がそうである理由を語る。
 脳腫瘍のオペを受けることになった老婦人。夫と別れを惜しむ、仲むつまじい姿を見て、自分の夫婦生活について考え込む
ベイリー
懐かしき鼓動
These Ties That Bind

 メレディスの旧友セイディ(エイリアスのローレンこと、メリッサ・ジョージ)がインターンとしてシアトルグレイスにやってきた。レクシーたちが、自分たちを練習台にしていることを知ったセイディは、自分も加わることに。
 アレックスに励まされて出勤した
イジー。未だにデニーの幻覚を見るが、心臓移植を受ける患者から、死んだ人間の物を燃やすといいと言われ、デニーのセーターを燃やす。だがまだ彼の幻覚が…
 大腿骨が胸に刺さったホームレスの男性が運ばれてくる。骨盤が粉々だったが、歩けないと暮らせないと言われ、足の骨の再建をすると張り切る
トレス。だが、患者はオペに絶えきれず死亡。
 ハーンが突然姿を消し、心臓オペのためにバージニア・ディクソン(ギャラクティカのロズリン大統領こと、メアリー・マクドネル)がやってくる。だが彼女は少々変わり者(あとでアスペルガー症候群とわかる)で、患者との間でもめ事が。
ベイリーが機転を利かせてなんとか無事オペを行うが…
眠れない夜の過ち
In the Midnight Hour

 デニーの亡霊が消えるどころか、すっかり現実の人のように思えるイジー。ついにデニーとベッドで燃え上がるが…
 自分たちを実験台にして、手技の練習に励む
レクシーたちインターン。硬膜外麻酔をうまくこなす。それに気をよくしたレクシーは、虫垂切除をやってみようと思いつく。セイディが実験台になると名乗りを上げ、準備を整えるが、土壇場で怖じ気づくレクシーに対し、自らメスを入れ、早くやってくれとせかすセイディ。だが、思ったようにはいかず、様態が急変。クリスティーナメレディスに助けを求める。2人はベイリーに助けを求め、なんとか危機を乗り越える。正直に助けを求めたことで部長からほめられる2人だったが、クリスティーナがインターンたちの行動に気づいていたとわかり口論に。インターンへの説教はレジデントがするハメに。
 執刀医デビューを狙うレジデントたち。それには虫垂切除が一番の近道と、虫垂と思われる患者を奪い合うが…
 夢遊病の患者が暴れ、トレスが鼻を骨折。マークに治してもらう。患者の娘は、父の夢遊病は自分が原因だと思いこみ落ち込むが、脳に異常を見つけたデレクがオペをすることに。
 クリスティーナになにかとアタックするハント
10 自分の存在
All by Myself

 執刀医デビュー一番を狙うレジデントたち。一位指名はクリスティーナであるとわかるが、インターンの不祥事の件があるため対象外に。そこで、クリスティーナが執刀医となるレジデントを指名する権利を得る。なにかと彼女に近寄り自分をアピールするメレディスたちだったが、選ばれたのはアレックス
 再びディクソンを招き、レジデントの執刀医デビューの補助を頼む。なんとかディクソンに、SGHで働いてもらいたい部長は、彼女の機嫌をとるよう
クリスティーナに命令。本当なら自分が一番に執刀医デビューするはずだったと知り、悔しさでいっぱいのクリスティーナ。そんな彼女を、元気づけるハント
 
マークに取り入り、声帯のオペに参加することに成功したレクシー。彼の独創的なオペに感動するベイリー。彼に迫って関係をもつレクシー。
 車に乗って事故を起こした姉妹が運ばれてくる。アレックスについて参加するセイディ。元気だった姉は、様態が急変し、脳死状態に。ディクソンは、家族の気持ちも考えずに臓器提供を頼む。
 デニーの幻覚とのセックスにおぼれる
イジー。そんな彼女に、愛していると告白するアレックス。執刀医に選ばれたアレックスは、イジーに助手として入って欲しいと頼む。イジーがオペに現れず、直前になって自信を失い動揺するが…
 
セイディに迫られていると感じるトレス
11 やまない祈り
Wish You Were Here

 喧嘩状態が続くメレディスクリスティーナ。共に、背中を刺された死刑囚(エリック・ストルツ)の担当となるが、相手が誰であっても全力を尽くすべきだと言うメレディスに対し、それはムダだと言い張るクリスティーナ。デレクはクリスティーナの考えに賛成し…
 
レクシーと関係を持ったことで罪悪感を覚えるマーク。セイディが気になって仕方がないトレス。2人は、共に誘惑を断ち切ろうと協力するが、レクシーの魅力に勝てないマーク。その立場を利用して、オペに入り込むレクシー。
 3年前からDr.ケンリーと共に
ベイリーが担当していた子供ジャクソンが、腸の切除のためにやってくる。だが、オペの直前にケンリーが急死。急遽担当となったアリゾナ・ロビンス(プラクティスのジェイミーこと、ジェシカ・キャプショー)は、今まで彼らがやってきた治療をけなし、もっと早く移植すべきだったと怒る。彼女の横柄な態度に怒ったベイリーだったが…
 デニーの幻覚と、
アレックスとの生活で、幸せを満喫するイジー。だが、秘密にしていることに罪悪感を持ち、アレックスに幻覚のことを告白。
12 悪魔のささやき
Sympathy for the Devil

 ジャクソンを気にかけるベイリーは、移植の他にも治療法がないか必死で探すが、ドナーを待つべきだとのんびり構えるアリゾナ・ロビンス。そこへ、ドナーが現れ、アリゾナとアレックスが臓器を受け取りに行く。持ち帰った臓器をさっそく移植し、喜んだのもつかの間、臓器に異変が見つかり…
 ジャクソンのドナーが少年だったことから、亡くなった少年を思い落ち込む
アレックスに対し、平静を装ってしゃべり続けるアリゾナ。そんな彼女の無神経さに腹を立てるアレックスだったが…
 死刑囚は脳挫傷が見つかり、オペが必要とわかるが、本人は病院で死にたいため、オペは拒む。さらに、ジャクソンと出会い、彼に臓器をあげたいと言い出す。連続殺人犯の希望通りにしてたまるかと、意識不明になった直後にオペを強行する
デレククリスティーナ。だが、彼に同情したメレディスは、今、頭を強く打てば脳死状態になる可能性があると本人に告げる。
 デレクの母親(タイン・デイリー)がやってくる。家を大掃除し、緊張しまくる
メレディス。イジーの助言通り、かわいい女を装うが長続きせず。
 
ハントは、みんなのいる前でクリスティーナをデートに誘う。だが、緊張のあまり、酒を飲んだ上に遅刻してしまい… ハントは、軍での任務のあと、PTSDに苦しんでいた。
 
レクシーとつき合っていることを、デレクの母親に知られたくなくて、逃げ回るマーク。だが、見つかってしまい、聞かれてもいないのにレクシーとのことを告白してしまう。
 デニーの幻覚との決別を決意する
イジーアレックスから、両親に会いに旅行へ行こうと言われ、OKする。
デレク「驚異的に高いポニーテールだ」

クリスティーナ「そのポニーテール、バカっぽい」
13 別れの使者
Stairway to Heaven

 自分で頭を打って発作を起こし、自殺を図る死刑囚。あえてデレクを呼ばず、ベイリーを読んで、ジャクソンへの移植を勧めるメレディス。だが、理性で踏みとどまるベイリー。だが、様態が急変、デレクが駆けつけ、緊急オペ。ジャクソンの様態がいよいよ悪くなり、ベイリーはデレクに、オペをやめて死刑囚の臓器を提供して欲しいとまで言い出すが… 死刑囚の死刑執行を見届けることにしたメレディスだったが…
 デニーと決別し、アレックスを選んだ
イジーだったが、相変わらずデニーの姿がつきまとっていることに疑問を持つ。そしてその理由がわかり…
 ジャクソンのドナーをジョージに頼んで探す部長。病院内の、生命維持装置をつけた男性が適合するとわかり、臓器提供を頼み込む。
 当直室でセックス中に、ペニスが折れてしまう
マーク。責任を感じたレクシーは、トレスを呼ぶ。ハントが処置することに。インターンの間で、誰がやったのかで盛り上がるが、レクシーをかばってセイディが自分が相手だと嘘をつく。
 酔って
クリスティーナのアパートに転がり込んだハント。彼の問題に気づいたクリスティーナ。ハントは、デートのやり直しを申し出る。
14 胸騒ぎの予感
Beat Your Heart Out

 母の日記が、部長との浮気の話にさしかかり、自分では読めないからとクリスティーナに託すメレディス。メレディスにプロポーズを考えるが、どうすべきかで悩み、クリスティーナに相談するデレク。話は周りに知れ渡り、部長からもアドバイスされてしまう。周りの様子がおかしいので気になるメレディス。デレクはこっそり、ベッドに真っ赤なバラを飾り付け、プロポーズの準備を整えるが…
 ジャクソンの件が認められ、昇進の話が出る
ベイリー。喜ぶが、病気で死んでいく子供は見たくないと、子供の治療を拒む。だが、次の患者は心臓病の9歳の少女で、彼女に移植が必要とわかった途端、取り乱す。自分には無理だと手を引こうとするが、小児外科医に向いていると言われる。
 
ハントクリスティーナは、お互い惹かれあう。だが、病院に知り合いの女性が現れた途端、パニックになるハント。とっさに抱きしめて落ち着かせるクリスティーナ。
 デニーから、自分が重病かもしれないと言われたことが気になり、インターンの実験台になるフリをして、思いつく限りの検査を受ける
イジー。だが、結果は異常なし。
 
マークに夢中のレクシー。だが、デレクがメレディスにプロポーズすることを知り、その妹レクシーとはつきあえないと考えたマーク。別れを切り出そうとするが…
 孤独を感じる
トレス。バーで落ち込み、トイで1人泣いていると、アリゾナがやってきて…
15 未来へつなぐ過去    プライベートプラクティスとのクロスオーバー・エピソード
Before and After

 アディソンが、昏睡状態の兄アーチャー(メルローズ・プレイスのジェイクこと、グラント・ショー)に付き添ってSGHへやってきた。神経内科医でもあるアーチャーは、メキシコで寄生虫に感染し、神経嚢虫症になり発作を起こしたのだ。治療法はないと諦めていたアーチャーだったが、デレクなら治療法を見つけるはずと、アディソンが強引に連れてきた。ナオミも2人に同行。サムも心配してやってきた。オペはできないと言うデレクだったが、検討の結果、寄生虫を取り除くオペをすることに。みんなの見守る中、オペは成功。アーチャーの意識も戻る。
 インターンのために、特別な研修を企画。インターンたちに競争させ、実力を付けさせようと張り切る
イジー。だが、その様子がおかしいことに気づくアレックス
 動脈瘤の妊婦は、オペする直前になってアーチャーが急患としてやってきたため、オペが延期に。やっとデレクの手が空き、オペを受ける。
 娘に連れられてやってきた男性は、大腸ガンであることを娘に隠していた。その娘ベスは、かつて
ハントの婚約者であった女性。彼女に会って取り乱したハント。イラクから戻っていたことを全く知らなかったベスは、彼が変わってしまったことにショックを受ける。ハントは、自分の家族にすら、帰国していることを伝えていなかった。以前の自分はもう存在せず、今の自分だけを見てくれるクリスティーナにのみ心を開くハント。
 インターンのレースでまったくうまく行かず、落ち込むセイディ。その様子を見たジョージから背中を押され、やめることを決断。部長に話すセイディ。SGHにやってくれば
メレディスが助けてくれると考えて、ごまかして参加してきたということを知るメレディス。

プライベート・プラクティス2
#16 過去のかけら
EX-LIFE

 アーチャーや妊婦のオペを成功させ、アディソンらと共にバーで楽しむデレク。だが、妊婦が急変したと連絡を受け、病院へ戻る。オペ中の輸血が原因で、胎児が重度の貧血になり、母子共に危険な状態に。すぐに胎児を取り出すべきだとするアディソンに対し、なんとか胎児輸血で乗り切りたいと考えるデレク。成功するが…
 すっかり安定した
アーチャー。このオペを報告したいと考える部長。だが、何かと不調を訴えるアーチャーは、CTを撮るよう要求。必要ないと突っぱねるデレクだったが、万一を考えてCTをベイリーに指示する部長。画像を見て、まだ寄生虫が残っている、自分は助からないと騒ぎ出すアーチャーだったが…
サム「パッと見た感じ、小児外科医ってタイプじゃない。君はニッコリしない。小児外科医はしてる。」
ベイリー「私もする。今はニッコリしないけど、する時はします! しょっちゅうニッコリしてる。」

ベイリー「私はアディソンが好き。他人はあんまり好きじゃないけど、アディソンは好き。いいにおいだし、礼儀正しいし、赤ちゃんを救う。でもあの兄貴は何なの? 生まれた直後に狼にさらわれた?」
16 墜ちた神
An Honest Mistake

 脳のオペを受けた妊婦が、血流不足から失語症になってしまったため、アディソン立ち会いで再びオペをすることにしたデレク。オペ自体はうまくいくが、その後急変。再度オペをするが、出血が止められず。赤ちゃんだけでも救おうとするアディソンだったが、まだ妊婦を救うと言い張るデレク。亡くなってしまったことを受け入れられず…
 古株の女医キャンベル(フェイ・ダナウェイ)のオペを受けた患者が、転倒して骨折。再び入院し、キャンベルのオペのミスが発覚。すぐに部長に報告し、能力もないのにいつまでも病院に居座って偉ぶっていると攻撃する
クリスティーナ
 堂々とつき合っていることを話したいと言う
レクシーのため、デレクにうち明けるマークだったが、極度の落ち込みから、彼を殴るデレク。2人は殴り合いになってしまう。
 小児外科医になるため、部長に推薦状を頼む
ベイリー。だが、期待していた文章を書いてもらえず抗議。代わりにジョージとアディソンが、立派な推薦状を書いてくれる。
 クリニックでガンと診断された患者が、ただの貧血だったと文句を言いに来た。その患者の血液は、
イジーの血液と一緒に検査に回され、セイディがラベルを張り間違えたため、検査結果が取り違えられていたことに気づいたイジー。自分はガンであることを知り、すぐに全身を調べ、皮膚に異常を発見。
 
アリゾナをデートに誘うトレス。だが断られる。
17 暗い影
I Will Follow You Into the Dark

 自分のミスから患者を死なせてしまったことで、落ち込んで引きこもるデレク。荷物を持ってトレーラーへ戻ってしまう。デレクが出勤しないため、予定されていたオペはネルソン(通称シャドー・シェパード(^o^;)がすることに。デレクを連れ戻すようメレディスに頼んだ部長は、彼がプロポーズするつもりだったことをバラす。トレーラーへ行き説得するメレディスだったが…
 マーチングバンドの少女が突然発作を起こして運ばれてきた。彼女の発作時の様子から、心臓を調べるべきだと主張する
アレックス。彼の見立てが正しかったことがわかり、病院のホープだとほめられる。喜んでイジーに報告するが…
 インターンの指導という名目で、自分の検査結果を見せ、患者Xの問題を調べると言う課題に取り組ませる
イジー。レクシーが、患者Xは転移性メラノーマで、余命数ヶ月、生存率5%であることを突き止める。その事実を受け止め、クリスティーナにのみうち明けるイジー。
 遺伝性胃ガンで親族を全て失った3兄弟が、胃の予防的切除にやってくる。切除すると言い切る長女に対し、そこまで踏み切れない次女と弟。だが、
ベイリーがオペの最中、初期の胃ガンを発見。それを知った次女もオペを受けることを決意。オペ中、デレクのことや、後任に考えていたベイリーが小児外科へ行くつもりであることなどから、ベイリーに腹を立てて暴言を吐く部長。怒ったベイリーはアデルに言いつけ…
メレディス「おしっこしたいけど無視したら引っ込むことがある」
18 そばにいるから
Stand by Me
 ヘルニアのオペで執刀医デビューが決まるが、それどころではなく、イジーの治療法を必死で探すクリスティーナ。苦心して一流の腫瘍科医にアポを取るが、患者になって餌食になりたくないと、治療を受けないと言い出すイジー。彼女には友達の支えが必要と考え、アレックスたちに真相を伝え、イジーには戦って欲しいと言うクリスティーナ。
 森のトレーラーに引きこもっている
デレクを連れ戻すため、トレスを森に行かせるベイリー。だが、そこで自分の失敗談を語り始めたトレスは、デレクと共にビールを飲み始める。トレスが戻らないことにやきもきしたベイリーは、今度はハントを迎えに行かせるが、彼も同じく捕まり、最後に部長が行くことに。部長に説得されたデレクはメレディスに連絡。メレディスは、イジーのオペをしてほしいとデレクに頼む。
 事故で顔面に怪我をおった男性が、顔面移植術のためにやってくる。自分のグロテスクな容姿にコンプレックスを持っている彼は、ネットで知り合った友人に、オペ後に会うつもりで連絡するが、オペ前に来てしまい、取り乱す。
マークは、レクシーに手伝わせて顔面移植を成功させるが、インターンたちは、2人の関係を快く思っていなかった…
 インターンたちがなにやらもめ事を起こし、次々と怪我をしていることに気づいた
メレディスジョージ。気づかぬ振りをしようと考えるが、ベイリーに監督するよう言われ、やむなく恋の仲裁に入るメレディス。
 顔面移植の患者を陰で「アナボコ」と呼び、おもしろがっている様子を見てしまったイジー。自分はそんな扱いを受けたくないと感じ、治療を拒むが、クリスティーナの説得で思い直す。
ベイリー「諦めて。部長はグダグダ。私たちの目の前で崩壊してってる。これだから男は寿命が短い。」
19 君の強さ
Elevator Love Letter

 入院したイジー。復帰したデレクのオペを受けることに。今後3週間、オペとつらい治療が続くことが伝えられる。そんな彼女を心配する同期のメンバーたちだったが、何も聞かされていなかったジョージは、ショックを受け怒る。心配のあまり会いに行くことができないアレックス。イジーは卵子を採取することになり、受精卵の方が生存率が高いと言うことで、アレックスも精子を採取。
 
ハントと一緒に過ごす時間が増えるクリスティーナ。だが夢でうなされたハントは、意識の無いままクリスティーナの首を絞めてしまう。突然の事に動揺しつつも、平気なフリを続けるクリスティーナだったが… クリスティーナから別れを言い出され、検査する気になったハント。
 仕事に復帰する直前、
メレディスにプロポーズするデレク。だが、まずイジーのオペを成功させて欲しいと言うメレディス。オペ直前になり怖じ気づくデレクだったが、オペを成功させる。そしてエレベータの中でプロポーズ。
20 素直になれなくて
Sweet Surrender

 抗ガン剤の投薬治療を受けているイジーは、メレディスたちの結婚式準備に没頭することで気を紛らわせる。試着用のドレスを病室に持ち込み、メレディスに試着させ、明るく振る舞うが…
 地味にシンプルに式をしたいと考えていた
メレディスだったが、イジーに頼まれ、やむなくドレスを試着することに。
 
トレスの父親がやってくる。ジョージと離婚したことを知らなかった父に、新恋人としてアリゾナを紹介するが、認めてもらえず。実家に戻るよう強要。部長に金を渡して、セントメアリー病院へ転勤させてくれとまで頼み込むが、断固拒否するトレス。
 小児外科のフェローになるために、仕事に打ち込む
ベイリーだったが、夫にはまだ相談していなかった。死期が近い少女のそばに付き添い、彼女をメキシコへ連れて行こうとする父親を説得。その様子を見て、夫に話すべきだと助言するアリゾナ。
 マークとデレクの関係が気になり、ストレスから食べまくる
レクシー
 事故で運ばれてきた患者が、実は自殺志願者だったことがわかるが、気づいた直後に病院の屋上から飛び降りてしまう。監視していなかったことで責められる
アレックス。とっさの判断で患者を救ったジョージ
 セラピーを受ける
ハント
21 伝えられない想い
No Good at Saying Sorry (One More Chance)
 病室で、メレディスたちの式の準備を続けることで、なんとか元気を保つイジー。そこへ、イジーの母がやってくる。派手な格好で、脳天気な母は、娘の病状を理解できずに、軽く考える。彼女に、本当の事を告げようとするが、結局できず。
 親に勘当されてしまい、家賃が払えなくなってしまった
トレス。アリゾナとは別れたと嘘をつけばと勧められるが…
 
メレディスとレクシーの父ザッチャーが部長のところへやってくる。酒を断ち、立ち直るためのステップとして、メレディスたちに謝罪するため。すぐに許し、父と抱き合うレクシーだったが、そんな気持ちにはなれないメレディス。
 
レクシーは、マークを父に会わせる。
 幼い娘に銃で撃たれた父親が運ばれてくる。事故だったと娘をかばう母親だったが、暴力から母を守るために父を撃ったことが判明。それでも、夫は悪くないとかばう母親に対して、娘を守るべきだと怒りをぶつける
メレディス。その様子を見て、自分と一緒にするなと怒る部長。部長が父親面していると怒ったメレディスは、式に呼びたくないとまで言い出すが… 母の日記を、部長にあげることに。
22 人生最大の日
What a Difference a Day Makes

 メレディスとデレクの挙式当日。いつものように仕事を済ませてから、式をすることに。自分が準備した式を、楽しみにするイジーだったが、再びデニーの幻覚が現れ、腫瘍があるはずだと言い出す。MRIの結果、特に異常は見られなかったが、脳波を検査して腫瘍部位を見つける。そして、切除できないことがわかる。仕事を終えたメレディスは、自分たちのために準備した式を、急遽イジーとアレックスの式に変更。みんなに助けられ、感動的な式を挙げる。
 金欠のため、ERのシフトを入れる
トレス。だが、事故で重症患者が多数やってきたため、ERは大パニック。担当した患者を救えず、落ち込むジョージだったが、すぐに吹っ切って次の患者を診ろと指示するハント。だが、1人も救えず、すっかり自信を失うジョージに、よくやったと言うハント。
 セラピーの結果、
クリスティーナの首を絞めた原因がわかったことを告げるハント。彼への想いを捨てきれないクリスティーナ。
23 未来のために
Here's to the Future

 イジーの腫瘍を切除する方法を思いついたデレク。イジーの様態が安定したら、式を挙げようと言うことに。さっそく、海馬の切除を提案するデレクだったが、記憶をなくすかもしれず、担当の腫瘍科医は断固反対。投薬治療にすべきだと主張。オペを受けるか否かで迷うイジー。投薬治療で腫瘍が消えた患者の話を聞き、投薬治療にすべきと言い出すクリスティーナメレディスに対し、オペしかないと言い張るデレクとアレックス。だが、投薬治療を受けていた患者が急変したのを見たイジーは、オペを受けることを決意。
 イラクで負傷した男性が、怪我は治ったのに歩けないから、切除して義足にしたいと言い出した。断固反対するトレスだったが… 彼の話を聞き、自分もイラクでやり残したことがあると気づいたハントは、戦地に戻ると言い出す。クリスティーナに心の支えになってほしいと頼むが…
 ベイリーの気を引くため、新しいオペ・ロボットを導入し、ベイリーに使わせる部長。大喜びで新装置に夢中のベイリーを見て、彼女を奪われたと怒るアリゾナだったが…
 一緒に住むことを提案するマークだったが、まだ早いと考えるレクシー

部長「サンタクロースとは?」
ベイリー「北極に住んでて、人んちにズカズカ押し入る白人のおじいさん?」

アリゾナ「間違ってます! あんまりです! ロボット使ってベイリーを一般外科へ引き戻すなんて。私にロボットはない。子供達ならいるけど、それほどパッとしない。ロボットみたいに輝いてないし、新しくないし、銀色じゃないし、おへそから何も出せない!」
24 永遠の別れ
Now or Never

 脳のオペを受けた後、ずっと眠り続けるイジー。みんなが心配する中、やっと目覚める。腫瘍は全部摘出することに成功、記憶も残っていて、一同ホッとするが、記憶が数分しかもたないことがわかる。なんとか元のイジーに戻そうと、必死で特訓するアレックス。その甲斐あって、記憶をとどめることに成功するが…
 小児外科のフェローシッププログラムに合格したことを告げられる
ベイリー。だが、夫から、フェローになるなら離婚すると言われた彼女は、喜べず。離婚を決意したベイリーは、シングルマザーとして暮らすためには、フェローになる余裕はないと考え、一般外科に戻りたいと申し出る。
 
クリスティーナと共に母親に会いに行ったハントは、そのおかげでぐっすり眠ることができたと言う。一緒につき合いながら、トラウマを克服したいと言われ、OKするクリスティーナ。
 外傷外科医として、陸軍に入ったとベイリーにうち明ける
ジョージ。突然の決断に怒り、なんとか彼を引き留めようと考えるベイリーとトレスだったが…
 仕事の後、結婚式を挙げようと決めた
メレディスデレク。だが、なかなか仕事を切り上げることができず、休憩室で、2人だけの結婚式を挙げる。
 バスに轢かれた男が運ばれてくる。女性をかばって轢かれたと言う。自分のために犠牲になったと、男を気遣う女性。重体のその男性は、何かを伝えたがっているが、なかなか理解できず。だが、メレディスは、彼がジョージであることに気づく…
メレディス「(ジョージは)陸軍に入った」
アレックス「軍なんて無理だろ、殺されるキャラだ」
クリスティーナ「自分の銃の手入れしてて死ぬキャラ」
ベイリー「グレイ、オマリーが思いとどまるよう優しく説き伏せて。(クリスティーナ)あんたは理路整然と、論理的に、入隊はばかげてるって指摘して。スティーブンスは悲しい目で訴えかける。それでもダメだったらカレフ、あんたは子供時代すさんだ環境で育てられたってルーツを活かしてあの子を思いっきりぶっ飛ばして!」


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