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過去の日記置き場です。 いちおうしばらくは置いときます。 |
アイちゃん、ふたちゅ(1月16日) きょうはアイノの誕生日だった。っていうか、実はこれを書いているのはすでに17日のど早朝なのだが(・・・・)、実際にアイノが生まれたのはまさに17日のど早朝だった模様なので、今こそ真にアイノの誕生2周年の瞬間(?)といえないこともない。 特に告知もしてなかったのに、するどく気づいてお祝いのメールやらメッセージをくださった皆さん、ほんとうにありがとうございます! こんなふうにアイノは妙にみんなから愛される猫である。 以前からたびたび「アイノくんかわいい!」とか「アイノくんがすきです!」などというありがたいお言葉の数々をいただいてきたアイたろうだが、なんだか人面で知性のカケラもないナマアイノをつぶさに見続けている我々としては、そんなお言葉をいただくたびに「みなさん、ホンキですか・・・?なにか美しく誤解しているのでは・・・??」とちょっぴり心配になってしまう。 これまで何度も書いてきたことだけど、客観的にみてアイノはあまり器量もよくないと思うし知恵もない。さらに運動神経もぶち切れ気味である。 顔面がしろっぽくてアイラインもないために目がちっちゃく見えるし、やや平坦なノル顔が災いして(?)のぺーっとしたカンジのまぬけなツラをしている。 それでも成長とともに少しは目も大きくなってきてだいぶ可愛くなったと思うのだが、ちびの頃はホントに将来を心配するようなアレであった。ホントである。(←なぜか力説) 特に暗がりにいるアイノは、奇しくも以前遊びにきた友人が指摘したように人面を通り越してサル顔といえよう。おめめくりくりでかわいらしいスオミや、魔性の瞳を持つ美少女こゆたんに比べるとかーなーりーやばい。 ルックスだけでもそれなのに、内面はといえば究極のおばかちゃんである。知恵遅れ疑惑(・・・・)までかけられるほどぼけーっとしたヤツであり、他の猫がどんなイヤそうな顔をしていてもめちゃくちゃ無神経にとびついていってしつこく毛づくろいしまくる、デリカシーのカケラもないヤツだ。 たとえば、最近のこと。 いつもみんなに逃げられているアイノ、しまいには仔猫たちに授乳しているために逃げ場のないこゆたんにつかみかかってしつこく毛づくろいするという暴挙に出やがった。しばらくはじっと耐えていたこゆたんだが、あまりのうるささに耐えかねてついにヒョウタンツギの目になり「しつれいしちゃうわねー」とこねこを放棄して逃げ出してしまった。母に去られて「ピキュー」とかなしげに鳴く仔猫ズがあわれである。 ひ、ひどすぎる。いったいこれがオトナの猫のやることか。こんなことが人道的に、いや猫道的に許されてよいものだろうか!(・・・・・) とにかくアイノは、このようになにかが間違った猫である。ヤツを見ていると「猫」という生き物の持つ一般的な美しいイメージすべてがガラガラと音を立てて崩れ去っていくような気さえする。 しかし不思議なもので、我々にとってアイノはめちゃくちゃカワイイ。たまらなくカワイイ。究極にカワイイ。 顔がまずくてもアタマがわるくてもとろくさくてもカワイイ。 思うにアイノの目は、ある意味いつも澄み切っている。なんつーか純粋なのである。意思のかがやきとか知性のひらめきがまるっきり感じられないかわりに、邪気というものがカケラもない。女の子たちのまなざしにありがちな、「おねだりの光」とか「スネスネ光線」とか「おぼえてらっしゃいの目」などとはまったく無縁で、いつもただ目の前のものを見て甘えたりこわがったり喜んだりしているのだ。 そう、アイノはまさに「無邪気」を形にしたような猫なのである。 そんなアイノを見ていると、いろんな意味でふーっとチカラが抜けるカンジがして、ものすごくなごむ。 我々ココロけがれたニンゲンたちは、ぺったぺったとまぬけに歩き回るアイノの姿に非常に癒されているのです。 そんなアイちゃんの無邪気さが他の猫にもわかるのか、これほど無神経にご迷惑をかけまくっているアイノなのになんとなくスオミからもこゆめからも「しょうがないわねぇ、この子ばかだからねぇ・・・」と寛大に許されているようなのがおもしろい。 アタマはわるいけど気のいい猫・アイノ! ヒトを癒す天使のような猫・アイノ! キミみたいな子がウチに来てくれてほんとうによかったよ。アイちゃん、いつもありがとうー! あと、いつもいっぱいネタを提供してくれてありがとうーーー!いつまでもそのまま、ぼけらったなアイちゃんでいてね! というわけでやっと2歳になったアイノであるが、アイノの場合アタマの中味もニンゲンの2歳児相当と思われるため、なんとこゆめのこねこズに同じレベルで遊びをふっかけているのがなんだかせつない。 アイちゃん、来年はがんばって3歳児レベルまで成長しようね。(・・・・・・)
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またやった(1月18日) 今日は天気が良かったですね。(注:関東地方) 本日の日記は、そんなさわやかな日和とうらはらに、平和だった我が家に突然発生した悲惨な事件の記録である。 ことの起こりはスオミだった。 現在我が家はこねこズのトイレトレーニングのため部屋中にミニサイズのトイレを置いているのだが、困ったことにでっかい赤ちゃん猫スオミが妙にこのちっちゃいトイレを使いたがるのである。 いくらなんでもタダの紙箱にすおちゃんの大量おしっこなんかをされた日にゃー浸水事故が起きかねないので、ワタシが見ているときは必ず「やめなさーい!」と使用を阻止していたのだが、ときどきやたらとでっかいウ○コとかめちゃくちゃ巨大な砂のカタマリなどが発見されることから、見てないときにそーっと使用していることは明らかであった。 それだって別に、ちゃんとトイレの中におさまってるんなら許すさ。 しかしっ!!今日のはひどすぎた。 背後で「ざっざっざっ」と砂をかく音がして「むっ!?」と振り返ったときには時すでに遅し。 すおちゃんがミニトイレの中で神妙な顔をしてふんばっている最中ではないかぁぁ! っていうか、ケツが半分以上外にとびだしているぅぅぅ!!! しかもそのトイレの設置場所は、タタミの上なんだよぉぉぉぉ!!!ウ○コなんかくっついたらなかなか取れないぞーーー! ユメの中で走るときのように、「すおちゃぁぁん!」と叫んで立ち上がろうとするワタシの動きはほとんどスローモーションのように感じられた。焦燥感だけが先走る。 ああダメだ、まにあわない・・・! 「ぎゃああああ!!!!」というワタシの断末魔の悲鳴をよそに、すおちゃんはみにゅーっとおもいっきりブツをタタミの上に排出してしまった。 その瞬間ワタシの顔がおもいっきりムンクになり、さらに口からタマシイがフキダシ状になって漂い出ていたことは言うまでもない。 ああ、スオミ・・・いい年をしたオトナの猫のスオミ様・・・いまさらこんな粗相をするなんて。アンタはトイレトレーニング中のあかちゃん猫と同レベルですかぁぁ。 しかし。とかく猫と暮らすニンゲンというものは、こうしてヤツらが引き起こす予想外のご無体な行為の後始末をするために存在するといっても過言ではない。 これも運命、それも運命。 ワタシは泣きながら、しかしとりあえずスオミを鬼のように叱りつけることだけは忘れずに(・・・)黙々と出したてホカホカのブツを片付けるのであった。 ここまでだって十分事件なのだが、今日の本題は実はココからである。 この事件のしばらく後になって、急にこゆめがにゃーにゃー騒ぎはじめた。 ワタシは例によってヒザに仔猫ズみっつをのっけているので動けないからはっきりわからないが(・・・・)どうも廊下のほうでうにゃうにゃむずかっているようである。「こゆたーん、なんなのー?こっちにおいでー」と呼んでも来ないし、「こら、うるさいぞー!」と叱ってみてもにゃごにゃご言い続けるばかりで一向に収まらない。さらに時折、ガリガリとなにかをひっかくような音までしているのがなんともあやしい。 どうしたんだ、こゆめ。 ま、まさか・・・まだ子育て中だというのに、次の発情が来てしまったのか!? 信じたくないがこの騒ぎようは尋常ではない。こまったなぁ。仔猫が完全に手を離れて少し体重が増えてこないことには、心配で避妊手術もできないっていうのに。 ワタシはしぶしぶこねこをそーっとヒザから落として、廊下のほうへ行ってみた。 しかし、どういうわけかこゆめの姿がない。姿はないのに、依然として声だけは聞こえ続けている。ついでにガリガリという音も断続的に続いている。 こ、こゆめ!? まさか!!! ワタシは急に思い出した。・・スオミのウ○コを片付けたあと洗面所で手を洗ったな。それはもうがしがしと洗った。真剣に洗った。(・・・・・)それから、いつものように洗面所の戸をばっちり閉めた。戸をあけっぱなしにしておいて洗面所だの風呂場だのに仔猫が迷い込むとキケンなので、今我が家の洗面所は開放厳禁なのである。 あーーっ!!!もしやあのときに!? ワタシはあわてて洗面所の戸を開けた。 中にはずばり憔悴しきったかわいそうなこゆたんがいて、「にゃーん・・」と何事か訴えながらうらみがましい目でワタシを見上げたのである。ああ、ごめんねこゆたーーん!! そしてこゆめの足元にワタシが見たものは! なんとか脱出しようと必死で床をカキカキガリガリした結果、無残に剥がれて床の木材がむき出しになったクッションフロアの変わり果てた姿であった。・・・・・・ ・・・・・・ いいの。べつにウチなんかどうなっても。 猫と暮らしたその日から、そういうことは全部あきらめているの。 タタミがウ○コ染みになろうとゲロ染みになろうと気にしないし、床材の一枚や二枚はがれたって。 はがれたって・・・! だけど涙がでちゃう、だって女の子だもん。(←?) ちょっぴりショックだったけど、今回の件に関してはこゆめが洗面所に入ってきたことに全然気づかずに監禁してしまったワタシに非があるので、こゆめのことはまったく叱りませんでした。色即是空、空即是色。カタチあるものはすべて壊れる。なむなむ。(←??) それにしても猫監禁事件ってのは後を絶たないもんですねぇ。コレとかコレとかコレとか。(←もっとあるかもしれないけど、とりあえずみつかっただけ列記。いくらでも出てきそう・・・) っていうか!そういえばワタシって猫に監禁されたこともあったっけ。逆監禁だ。くそー、過去日記見てたら克明に思い出してムカついた。 でも今後は気をつけよう。いや、いつも気をつけてるつもりなんだけど・・・・・・
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続・またやった(1月20日) 突然ですが、緊急事態発生につき前回の日記の続きです。 無事こゆめ様が救出されてめでたしめでたし!でもニンゲンはちょっとショックだぞ!!・・・というカンジのブルーな結末を迎えた「こゆちゃん床かきむしり事件」に更なるおそろしい後日譚があったのである。 前にも書いたとおり、今我が家は猫トイレだらけになっている。 もちろん我々が急に猫トイレマニア(?)になってしまったというわけでは全然なく、これは仔猫のトイレトレーニングのためにやむをえず敷いた「トイレシフト」だ。 うちはこねこたちを24時間放し飼い状態にしていて全然ケージに入れていないので、こねこが「トイレいきたいよ!」と思ったらすぐ最寄の猫トイレに駆け込めるようにしておかないと部屋のすみっことかで「みゅーっ」とやっちゃうのである。そのために、しっかりした紙箱などを再利用して部屋のあちこちにミニトイレを設置した。 結果として仔猫のみならず大猫スオミまでもがちっちゃいトイレを使いたがり、あまつさえ粗相までしやがるという困った弊害もあったが、おかげさまで仔猫たちのほうはすっかりトイレ使用を覚えてくれました。よかったよかった! しかしとにかくそのように家中トイレだらけの環境なので、昨今は「なんだかちょっぴりくさくない・・・?」と思うことがあっても「きっとミニトイレがにおっているんだろうな」ということであまり深く考えないようにしていたのである。まずそこに問題があった。 だけどミニトイレはかなり頻繁に掃除してるし、仔猫の出すものなんてちっちゃいからもともとたいしたクサさじゃない。冷静に考えてみればそんなににおうわけはないのだ。 さらにワタシもダンナも鼻炎持ちのために、日ごろからあまり臭気には敏感でないということも今回の敗因(?)のひとつとして分析されよう。 このウカツさがどんな結果を招いたかというと! こゆめ救出後、ふと開けてみるたびに「なんか洗面所がクサイなぁ・・・」とは思っていたのだが、洗面所のすぐそばにもひとつミニトイレが置いてあったのでそのせいだろうと思い込んでいたお気楽ごくらくな我々は、そのために想像を絶する恐怖の事態に遭遇することになったのである。 明けて翌日の朝。 「やっぱりなんだかクサイよ、ヘンだよ」と洗面所の中を調べていたダンナが見たものは!! 床に置いた洗濯籠の中に放り込んであったワイシャツの上の本ナマのブツ(排泄後約半日経過)! しかも分量からして明らかに仔猫ではなくオトナ猫の放出した激クサのウ○コである。 ああ・・・・・・ きのうあんなにこゆたんが騒いでいたのは、こういうわけだったのね。 ついこの間の事件から得た教訓がまったく生かされていない我が家って・・・ しかもよりによってこゆたんが非常用トイレとして選んだワイシャツは、正月過ぎてからおろしたばかりのぴかぴかの新品であり、さらに柄ナシの真っ白なものだったのである。 その純白の胸元にくっきりとばっちりとすりつけられた目にも鮮やかなウ○コ色のシミ!!! あまりのことに一瞬絶句したワタシだが、いちおう「洗おうか?手洗いしてシミ抜きしてから洗濯すればなんとかなるかも・・・」と提案してみた。しかしダンナは「・・・こんな真っ白なヤツだと、いくら洗っても・・・」と悲しげにつぶやき、すさまじい異臭を放つソレを速攻でゴミ袋に封印したのであった。ああもったいない。だいじょうぶだと思いませんか、女性の皆さん? 確かにおもいっきりすりこんであったけどさ。(・・・・・・) しかも悲劇はそれだけではなかった。 同時に放り込んであった靴下(黒)にイヤな気配を感じたらしいダンナは、反射的に手にとって思いっきりニオイを嗅いでしまった。 次の瞬間ゲホゲホと激しくむせかえるダンナ!! おそろしいことに、靴下やシャツまでもが戦慄のこゆめおしっこの洗礼を受けていたのである!! 至近距離でアンモニア化学兵器の兇悪な臭気を吸い込んでしまったダンナは、マジで涙目になっていた。 そのすさまじい破壊力を目の当たりにしたワタシは完全に腰が引けてしまったが、勇気を出しておそるおそる他のものを確認してみたところ確かにクサい。強烈に猛烈にクサい。 思えばこのところ栄養強化のためにマグロの落ちを食わしたり牛乳をあげたりして雑食気味になっているこゆたんの排泄物は、ほかの子と比べてもひときわクサかったのであった。ああよかった、ワタシは目の前で嗅がなくて。これもダンナの尊い犠牲の賜物であることよ。なーむー。(・・・・・・) もっとも被害がその前日から入れっぱなしだったワイシャツや衣類だけにとどまり、昨日知らずにダンナが追加で放り込んだぶんが無事だったことはささやかな朗報といえよう。っていうか、これってもしかして毎日洗濯しないワタシの罪ですか??しーん。 ちなみにおしっこづけになった衣類のその後(?)だが、そのくらいじゃ別に捨てるこたぁないので、「えー・・・」と不満そうなダンナの手から没収してすべてが洗濯にまわされることになった。当然ですよねぇ、女性の皆さん。 それにしてもこゆめ、キミはどうしてトイレ代わりとしてあんな場所を選んだのだろう。だって洗面所と風呂場なんだよ?他のどこでやったとしたってすぐ気がついただろうし簡単に回収できたし被害も極小で済んだはずなのに・・・ もっとも、あらゆるケースにおいて「もっともその行為をしてほしくない場所」を信じられないほど正確に選び出してばっちりそこでワルサをしてくださるのが猫ってイキモノなんだよね。ああ〜。これが猫と暮らすってことなのね・・・(遠い目) もしかしたらヤツらは我々ニンゲンを試しているのではないだろうか。「こんなことしてもわたしを愛せる?こんなことされてもガマンできる??できないならわたしと暮らす資格はなくてよ!ほほほ!」・・・ってカンジですか?しくしく。そんなことしなくても、じゅうぶん誠実に真摯にお仕えしているつもりなんですけど・・・ 猫にお仕えする身の皆さん、つらいことも多いけど(・・・)これからもお互い頑張りましょうね!(←?) |
フトン猫養成中(1月25日) 皆さん、冬ですね。 冷凍庫の中にいるようだったたのしい去年の冬とは大違いで、カケラも寒いと思えないためにいまだにぺらぺらのナイロンパーカーを羽織って外出するワタシだが・・・ちなみにナゼこのパーカーを羽織るのかというと、さすがに上着ナシで歩いてるとヘンな人だと思われそうだから、という100パーセント世間体を気にしただけという極めてなさけない動機だったりする。・・・話がそれた。とにかくこのパーカーさえいらないと思うこともしばしばの信じられないような暖冬とはいえ、いちおう冬である。 猫好きさんにとっての冬の醍醐味! それはフトン猫!! 入ってくれれば身も心もホッカホカ、シアワセ気分で寝坊は必至というフトン猫効果に猫好きさんのストレス値を大幅に下げる効果があることは、過去に「おもいっ○りテレビ」や「ある○る大辞典」でも取り上げられたためかなり有名になっている。(←ウソ) 以前はまったく布団に入ってくれなかったつれないうちの猫ズだが、昨年ラッキーにも北海道の寒さのおかげでいっせいにふとん猫化した!・・という喜びの報告をしたことは(ワタシの)記憶に新しい。しかし、ふたたび本土の住人となるという悲運に見舞われた今年の冬はどうであったかというと! スオミとこゆめには思いっきり去られました。(・・・・・・) あったかければワタシなんて用なし?用なしなの??がーーん。 それでもあまえんぼちゃんのアイノだけはいつも添い寝してくれるのがせめてもの慰めである。ああ、はやくカール帰ってこないかな。アイツは絶対添い寝してくれるもんな。いいんだいいんだ、女の子なんて、女の子なんて・・・! ところが最近、ワタシは思ってもみなかった幸運に見舞われることになった。 それはなんと、こねこズ連合軍による連日のマイ布団上陸作戦である! 実のところ、寝室はごちゃごちゃしてるしベッド下に隠れられたりすると発見が難しいという理由からこれまでずっと仔猫たちの立ち入りを禁止していたのだが、とはいえ完全に閉め切ってしまうとすおちゃんやアイちゃんたちまで来てくれなくなってすっごくさびしいので(・・・・)ワタシは一計を案じてみた。高さ40センチくらいの障害物を扉にはさんで、ドアに小さい隙間を作ってみたのである。 これだとオトナ猫が入りたいときは「ぴょーん」と障害物を乗り越えて出入りできるが、ちびちび仔猫たちにはまだ登れないのでそこで足止めされることになる。バッチグーだ。 しかし、仔猫ズの成長はワタシが思っているよりずっと早かった。今週半ばごろから仔猫たちも平気で障害物を越えて寝室に侵入してくるようになってしまったのである。 これはイカン!・・と思ったのも束の間、このおかげで思ってもみなかった究極のシアワセがワタシに訪れたのであった。 なんと仔猫ズったら仔猫ズったら。なぜかみんながみんなよちよちベッドによじ登ってきて、もぞもぞ布団に侵入するではないかぁぁぁぁ。 足元にとびこちゃん、おなかのところにくろこちゃん、そしてくろたくんが腕枕ーー!! カワイイーーーー!!!そしてあったかいーーーーー!!!(仔猫の体温は高い) ときどきフトンの中で格闘デスマッチがはじまったりして、とばっちりを食ったニンゲンもイタイ目に遭ったりするけど、カワイイから許すー!!(・・・・) ご無体な猫ズにお仕えして苦節?年、こんなしあわせが許されるなんて・・・これまでの苦難の日々(?)を補って余りあるこのヨロコビ。よもや我が猫好き人生に、さんびきの仔猫に添い寝してもらえる日が来ようとは! かくて我が家では今「この際だから仔猫ズを立派なフトン猫として養成するぞ計画」(←長い)が進行中である。これで新しいおうちに行っても大絶賛されることマチガイなしだ。これぞまさに一石二鳥! ちなみにこの養成計画にもひとつだけ難点がある。それは、あまり長いこと仔猫がニンゲンのフトンで熟睡し続けていると、意外といいお母さんしているブラックこゆたんが心配になって探しに来てうるにゃーうるにゃーとうるさく仔猫ズを呼ぶことである。おかげでニンゲンの安眠が阻害されるうえ、たちまちママが恋しくなった仔猫ズがくちぐちに「ぴゃー」「みゃー」とハイソプラノでなきながらこゆめのところに殺到するため、いきなり寝室の片隅で子育てが開始されてしまうという弊害までついてくるのであった。いや、その姿もカワイイんだけどね。あははは。(←結局ノロケかい!?) でも、やっぱり・・・本音を言わせてもらえば。 最愛のすおちゃんにもまたフトン猫に戻ってほしい・・・しくしく。 どうしてニンゲンって、今あるものだけで満足できないんだろう。ニンゲンの欲とは、かくも限りないものなのであるなぁ。(←慨嘆) |
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