過去の日記置き場です。
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涼しすぎてぜんぜんそんな気分じゃないけど、夏だし。やっぱソフトはイチゴですね。


8月2日(木): 結局ハマるし。

8月3日(金): さむいかもしれない

8月4日(土): 食べてしまった・その1

8月6日(月): 食べてしまった・その2

8月7日(火): 今日はまじめな話

8月8日(水): 根に持つ女・こゆめ

8月10日(金): 悪いのはだあれ

8月11日(土): いってしまったPS2

8月14日(火): なんだかツイてない

8月15日(水): やっぱりツイてない?


 結局ハマるし。
(8月2日)

 とうとう8月ですね。関東地方の猛暑は少しマシになったみたいだけど、今度は近畿・東海あたりがすごいみたいですが、皆様お変わりございませんでしょうか。(時候のあいさつ)

 北海道はというと、びっくりするくらい気温が上がってません。本土があれだけ煮立っていた7月、とうとう札幌は真夏日ナシ。それなりに暑い日はあったんだけど結局29度どまりで、この夏はいまだに30度の大台に上がってないんだそうだ。いや、ワタシはうれしいけどね。道民の皆さんはさびしいらしいし。だからあ、ソコがヘンだよ北海道。(・・・・・・)
 それにしても涼しいにもほどがあるっていうか、ここんとこずっと最高気温が23〜24度である。釧路あたりは昨日今日と最高気温が18度(!!)くらいまでしか上がんないそうで。夏休み中のコドモたちも、涼しすぎてプールで遊べないんでちょっとがっかりしてるんだそうだ。・・・考えてみるとそれもすごい話である。8月なのに気温が低くて泳げない・・・・そんなの、しんじられない。元九州人のワタシには考えも及ばない世界である。

 そんなわけで(どんなわけ?)なんだか秋の気配すら感じる今日この頃、ワタシはしっかりハマってしまった。

 ファイナルファンタジー10に。
 遅い。遅すぎる。
 世間ではもうとっくにクリアした人も多いと思われるのに、なぜ今FFか!!

 そうです。発売日の直後にゲットするだけしてマヌケにも手をつけていなかったワタシは、ようやくおととい封印を解いてPS2の電源を入れてしまったのです。
 そしたらやっぱりおもしろかった。(・・・・・)
 先月の日記であれほど「ドラクエのほうがすきなんだよね・・」とぶちぶち文句つけておきながら、結局ハマるワタシはまさに乗せられやすいアホーな民衆のひとりである。おもいっきりスク○ェアに踊らされている。
 でも自民党には投票しなかったぞ!!(←ぜんっぜん関係ない)

 ただし今回のFFはとにかくムービーが多い。そんなのいつも多いから別にめずらしかーないが(・・・・)、これがまたひときわ多いのである。
 別にやり直しするようなことさえなければそれはそれで楽しめないこともないのだが、たまにこの強制ムービーのせいで非常に苦しめられる。

 たとえば、昨日真剣に取り組んでしまったブリッツボールの決勝戦!
 これ、別に勝っても負けてもゲームの大勢に影響はないらしいのだが、ココは勝たねば素人ゲーマーの名がすたる。(←?)勝っても負けてもいいんならますます勝たなくちゃ。勝ってスッキリした気分でストーリーを進めたいではないか!
 しかしナニが大変って、このミニゲームが初めて出てくるのが当の決勝戦。つまり事前に練習ができないのだ。試合の前にとっても親切なチュートリアルがあるこたぁあるんだけど、そんなの見ただけじゃ絶対勝てないのである。

 それではどうすればよいか!
 しょうがないから本番で練習するしかない。まさにつなわたり人生である。
 そんでもって負けたらワタシの得意技・光速リセット攻撃で、勝つまで何度でも挑むのだ!

 かくしてワタシは、決勝戦を7回か8回やりました。(あんまりやったんで回数がわからない。・・・)
 最初の1回はあっさりボロ負け。2回目・3回目くらいで操作を習得し、次の回でやや善戦。そのあたりでゲーム雑誌などを参考に作戦を立てて再挑戦。なんとなくコツがわかってきて、どうやらツキも必要だということも理解。その後はツイてなくてダメダメな場合は早めにあきらめてリセット!
 このように苦節?回、ついにワタシは勝った!同点延長戦に持ち込み、2回目のハーフで決勝点を入れたのだあ!
 ・・・っていうか、サドンデスならサドンデスって先に言っといてくれよ。あぶねーじゃんか。

 まぁ、試合自体は何度繰り返しても別にかまわない。好きで再挑戦してるわけだからね。しかし問題は、最後のセーブポイントから試合開始までに挿入されるムービーの長さである。なんと4分くらいあるんだよ!!
 それを何度も何度も見せられる身にもなってほしい。たのむからスキップさせてくれ・・・・・

 しまいにゃムービーの間に新聞読むことにしてました。ゲームやってるとニュースもあんまし見ないし、世界の動きにとりのこされてはイカンからのぅ。(←?)・・でもありがちですよね。ゲームにハマってるときってテレビ見てないから、ホントに大事件知らなかったりしたことはありませんか??だははは!・・・なんかイヤだなぁ、クズってカンジで。・・・・

 まだ途中だからいろいろ言えないけど、それでもムリヤリ感想をいっちゃうとすれば「やっぱしおもしろい」である。FFシリーズに毎度感じるちょっとイヤなところは今回も目立っているものの、ドラクエ派のワタシにも力技で「おもしろいじゃん!」と思わせちゃうのはすごい。心配していたフルボイスもそんなに気にならないし、戦闘もレベルアップの仕方もすごく変わってて飽きないところはさすが老舗の味だ。

 ・・・というカンジですので、とりあえずゲーム好きを自認する方はやってみて損はないと思います。やってください。そしてワタシに攻略情報をください。(←利己的)

 それではまたゲームに戻りまーす。早くクリアできるように祈っててください。(・・・・)



 さむいかもしれない
(8月3日)

 相変わらずゲームやってる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 ・・とまたも時候のあいさつから入ってしまったが、なんだか札幌、ヘンである。
 涼しい。
 いや、これはジマンでもイヤガラセでもなく、マジで涼しすぎるのだ。
 きょうなんて最高気温が20度いかなかったらしいんですって、奥様!まあびっくりしちゃいますわねー。

 たまたま用事があって一日中繁華街をうろうろしていたのだが、歩いていてふと違和感を覚えた。あれ、何かヘン?・・と気づいてよく観察してみると、人々の着てる服が夏服じゃないのだ。行き交う女性の8割は長袖のカーディガンやジャケットを羽織っているし、サラリーマンはきっちり背広の上着を着たまま歩いている。ワタシみたいに半袖なんか着てるのは完全に少数派である。しかもそれが不自然じゃないくらいの気温なのだからますますオドロキだ。どちらかというとワタシが薄着なヒトってカンジなのである!がーーん、ワタシのほうがヘンなヒトだなんて。ちなみにコレを書いている今、ワタシの足も冷えている。

 こ、これは・・・・
 異常低温注意報ですか?

 これじゃ大通公園のビアガーデンもあがったりだろうな。しかし時まさに夏休みの週末・観光シーズンたけなわだというのに、本土から来た観光客の皆さんはさぞやびっくりしたことでしょう。Tシャツしか持ってきてなかったりしたら、ちょっと寒いかもしれないよ。

 このように涼しくなったせいか(・・っていうか、まさかこのまま秋になるんじゃないだろうな・・?)、今朝ひさびさにうれしい出来事があった。
 寝返りをうったワタシの足に、「むにゅっ」というやわらかくあたたかい感触が!
 こ、これはもしや!!!!

 シャイな三毛猫ちゃんがワタシの足元で丸くなって寝ているじゃありませんか。

 うれしいよう(号泣)。
 スオミはちょっとでも他の子の目があると徹底的に遠慮しまくってしまう子なので、こんなふうにくっついてくれるのは非常にレアでありめちゃくちゃ貴重なのである。それを蹴っ飛ばしてしまうとは、わが猫好き人生・一生の不覚!!
 起きちゃったらどうしよう、とかたずを飲んで見守っていたが、けっとばされたスオミは「ん?」と顔をあげてワタシを見ただけですぐまた丸くなって寝てしまった。

 うれしいよぉぉおおぉ(歓喜)。

 これもこの季節はずれな寒さ・・・もとい涼しさのせいかと思うと心から北海道を賛美したくなる。
 寒いのオッケー!異常低温、大歓迎!!(農家のみなさん、ごめんなさい)
 北海道でひと冬過ごした経験から、猫ズは寒ければ寒いほどニンゲンにひっついてくれると学習済みである。この際思い切ってすぱーんと寒くなっちゃってください。(←問題発言。の、農家のみなさん・・・以下同文)

 でも、こうなったらなったで困ることはあるんだよね。
 すおちゃんが足によりかかって寝ているかぎり、ぜったいにワタシは起きられないのである。
 別に起きてもいいんだけど、ワタシは起きられない(キッパリ)。このシアワセを誰が放棄するもんですか。
 ええ、寝坊しました。おかげさまで。(←ヤケ)
 こうして今年もクズになっていく予感200パーセントの寒い夏の日であった。(←?)

 だけどホントに気温低いです。もしこれから北海道に観光にくる予定のある方は、よく天気予報見てきてね。特に道東に行く場合は絶対に長袖必要だと思います。釧路なんか、きょうは15度くらいまでしか上がらなかったそうですよ!
 は、8月なのに・・・・・あまりにも暑くないってのもなんか拍子抜けっつーか・・・・
 ・・・待て!!
 もしや、生粋の本土人たるこのワタシも、だんだん北海道人のキモチがわかってきたのか?!
 むむっ、染まってきた。やばい。「ここがヘンだよ北海道」のコンテンツの完成を急がねばならないかもしれない。



 食べてしまった・その1
(8月4日)

 みなさんは、ヘンなものを食べちゃったことがありますか。

 ヘンなものといっても、賞味期限が切れて一ヶ月経過したトーフ(攻撃力・20)とか奇妙なにおいを発しているヨーグルト(攻撃力・80、追加効果:毒)とかすっぱい味のする牛乳(攻撃力・120、追加効果:瀕死)などという身近な危険物のことではない。
 ピラニアのムニエルとか、ダチョウの唐揚げとか、ワニの唐揚げのようなもののことだ。(←恐ろしいことにすべて実在する)

 ワタシは、あります。
 あまつさえ、異国の地でまでヘンなものを食べてしまったことがある。

 それは数年前、ダンナとドイツに行ったときのことだった。
 じつは我々はドイツのドレスデンという街が大好きで、可能ならば老後はココに住みたい!と思うくらい気に入っている。だからもちろんその時もドレスデンを訪れたのであったが、悲劇はその愛する街ドレスデンで起こったのである。

 街を歩いているうちにお腹が空いた我々は、ふと目にとまったいい感じのレストランに入ってみた。
 その店は「狩猟小屋風」というか「領主の狩りの館風」というか、石造りの建物に丸太を半分に割ったような椅子に動物の毛皮を敷いたりなんかして、非常にそれっぽいインテリアでまとめられている。中には鎖でブランコみたいに吊るしてある丸太の席なんかもあって(これは実際に使用されていて、揺らして楽しそうにしているお客さんたちがいた)ほとんどテーマパーク状態であり、少し薄暗い店内は思わず記念撮影をしたくなっちゃうくらい雰囲気があって悪くない。
 おもしろいねぇ、と言いながら席に落ち着いてメニューを見ると。

 ドイツ語メニューしかない。

 もっともこれは旧東独地域では今でもよくあることだ(・・と思う)。しかしこういういかにも観光客が喜びそうな店なら英語メニューを置いてるんじゃないかと思ったので、とりあえず店員さんに聞いてみたところあっさり「ない」といわれてしまった。
 ないものはしょーがない。なんとかしましょう。

 というのも実はワタシ、大学ではドイツ語を専攻していたのである。もっとも成績のほうは非常にアヤしく、4年もやってたわりにはまったくモノになっていないのがアレだが、旅行に行ったときに看板や標識を読んだりカンタンな会話をするくらいなら一応なんとかなる。いうなれば中学生の英語くらいってところか。・・・・・・お父さん、お母さん、ごめんなさい。4年も学費払ってもらった結果がコレです。(・・・・・・)

 とにかくカタコトならしゃべれるし、メニュー読むくらいならたいして難しいことはないので、今まで英語メニューがなくてもレストランで困ったことはなかった。

 しかし!!
 この店のメニューははっきりいってワケがわからない。

 なんてことだ。シュニッツェルくらいしかわかんねーぞ。(注:シュニッツェルはウィーンの名物で、子牛や豚の肉を薄ーくのばして衣をつけてカラッと揚げたカツのこと。ドイツ全土で見受けられ、日本人的には非常に無難な食い物である。)

 いまだかつて、たかが食事のメニューでここまで理解不能だったことがあろうか!

 ちょっとショックを受けるワタシをよそに、ダンナはすでに「わけのわかんないものよりは」とシュニッツェルを頼もうと決めている。いつもチャレンジングなヤツとは思えぬ、非常に賢明な選択といえよう。
 でもココはやっぱり「地元っぽいもの」を頼みたいと思うのが人情だよね。見ればメニューの中には、よくわからないながらも「肉」とか「鳥」とかいくつか見慣れた単語も含まれているではないか。ここは推理だ。カンで頼むのだ!

 そこでまずワタシは「Hase」という単語に目をとめた。これはわかる。ウサギである。おっとあぶないあぶない。この料理は頼んではいけない。っていうか頼まないほうが身のためだ。
 次に「Hirsch」という単語に目がとまった。これはたしかニワトリだ、と考えたワタシは、自信タップリでお店のおねえさんにヒルシュ・ステーキをオーダーした。

 しかし!!!!
 頼んでしばらくしてから、急にイヤな予感がしてきた。何かが決定的に違うような気がする。ニワトリはたしかにHではじまる単語なのだが、HuhnとかHenneとかいうんじゃなかったか。Hirschは、シカじゃなかったっけ・・・・!

 急に不安になったワタシは、学生時代からお世話になりっぱなしのコンサイス独和辞典をカバンからひっぱりだした。

 や、やっぱり。
 アタリである。思いっきり当たっている。ヒルシュは、シカでした〜。

 シ、シカ・・・・・・・
 ツノが生えてて、奈良公園で修学旅行生からシカせんべいを強奪しては恐怖のズンドコに叩き込んでいるあのシカ・・・
 奥山に、モミジふみわけ鳴くシカ・・・・・・
 北海道では「シカに注意」の標識でおなじみの、あのシカ・・・・・・!!!

 ななななんと、自由意志でシカ肉を頼んでしまった。わたしゃシカですか、いやさバカですか。
 得体がしれない。しれなさすぎる。あまりにもリスキーである。それにしてもなぜこんな予感に限って当たってしまうのだ。
 衝撃のあまり気が遠くなりそうになったワタシの脳裏には、子供のころに大好きだったホームランバーの「アタリが出たらもう一本!」といううたい文句が意味もなく浮かんでは消えるのであった。

 ああ、どうせひらめくんならどうして注文する前に思い出さないのか。
 っていうか、辞書もってるんなら先に引かんかい!と自分でジブンをホメてあげる・・ではなく自分でジブンを罵倒しまくったが、これだけ時間が経過してしまった以上もはや後戻りはできない。

 程なくしてワタシの前にはホカホカ湯気をたてるシカ肉料理が運ばれてきたのであった。

 ・・と佳境(?)に入ったところで、長くなってきたので明日に続く!
 なぞのシカ料理と対峙することになったワタシの運命は如何に?
 そしてシカステーキの味はいったい?!
 緊迫の次回を待て!・・っていうか、連載になる日記っていったいナンですか。(・・・・・)



 食べてしまった・その2
(8月6日)

 明日に続く!・・・と無意味にひっぱったくせに、一日さぼってしまった。ごめんなさい。
 だってゲームやってたんだもん。えっへん。(←ひらきなおり)

 さて気を取り直しておとといの続きへ。

 我々のテーブルに料理を持ってきたくれたおねえさんは、やけに明るく「Guten Appetit!」とにこにこしながら言ってくれたが、ワタシは「わあ、おいしそう」・・・という作り笑顔を浮かべるのがやっとであった。(注:「ぐーてんあぺてぃーと」は「どうぞ召し上がれ!」みたいなカンジの決まり文句)

 ダンナのほうには、ごく普通のシュニッツェル。
 ワタシには、なんだか妙にボリュームがあるシカステーキ。
 まさに明暗。天国と地獄である。

 そもそもこの店のメニューがあんなにも理解不能だったのは、ココがホントにシカとかキジとかウサギとかいう野生肉の料理中心の店だったからなのだとようやく気がついたが、もはやあとのまつりである。
 シカのステーキは、見たところなんというかタルタルっぽいというか、ミンチみたいに細かくしたものを丸めて回りをパイ皮みたいなもので巻いてじゅーっと焼いた!という感じの料理だった。
 うーん、見た目はそんなにヘンじゃない。もしかしたらおいしいかもしれない。(かすかな希望)

 でもなんでこんなに多いんだ。
 日本人が普通に食べるハンバーグステーキ大くらいのものが3つも盛られているのはいったいどういうことだ。
 わたしゃ日常生活でだって、ハンバーグ3個も食ったことはないぞ!

 ますます絶望的なキモチになったが、とにかく食べよう。食べてみるしかない。
 基本的に肉は好きだし!ジンギスカンも兵器だし、じゃなくって平気だし、馬刺しなんか大好きだ。・・・そうだ。馬刺しはあんなに美味いじゃないか!ウマもシカも似たようなものかもしれないぞ。もしかしたらすごく美味しかったりなんかして!

 ワタシは謎のシカ・ステーキにナイフを入れた。
 ひとくち食べてみたら!!!!!

 空のお星様、ぼく涙が出そうになったよ。

 なんて野性的な味なんだ。こってりとして重苦しく、ケモノの香りがいっぱいだ!!(美味しんぼ風。・・のつもり)

 ここで思い出したが、以前会社のみんなと泊まりにいった温泉宿で夕食に馬刺しが出たことがある。中のひとりが「馬刺し、食べられないの」といって「ためしに焼いてみようかな。焼いたら食べられるかも」と目の前の炉辺で焼いてみたのだが、その子、焼き馬刺しを食べて絶句していた。
 そうだった、彼女は「・・・焼いたら、ますます生臭くなった・・・これだったら刺身のほうがよかった・・・」と青ざめて口を押さえていたではないか!

 どうやら野性的な肉は、火を通すとますます野性的になるらしい!!!

 しかもこのシカステーキにはどうしても許せない点がもうひとつある。
 なんで肉に、甘いソースがかかっているのだあぁぁぁ!!!!
 フルーティとかそういう可愛らしいものではない。すっごく甘いのだ。もしこのステーキが最高級の仔牛肉だったとしても、このソースかけられちゃったら食えねぇよ!・・ってくらい不気味に甘い。

 ひとくちでおなかいっぱいになってしまったワタシだが、さすがに料理の9割を残すなんてことはどうしても出来ない。がんばって肉を切り、ソースをつけて食べるとまた絶望がこみあげてくる。
 あ、甘い。やっぱり甘い。なぜ甘いんだ!これがせめて普通のソースの味だったらもう少しガマンできるのに・・・!
 ワタシの人生でこのときほどブルドックソースを強く想ったことはないだろう。

 苦行僧のように黙々とシカに取り組むワタシを哀れにおもったダンナが「変えてあげようか・・・?」と申し出てくれたが、さすがにヒトとしてそこまでひどいことはできない。(←?)
 ワタシは闘った。これは死力を尽くした闘いであった。
 しかし、3つの肉のカタマリのうちひとつと半分をなんとか胃に押し込んだところでついに力尽きた。
 負けた・・・ドレスデンのシカにワタシは敗北したのである。

 いいよね、こんなに食べたんだもん。ぼく、がんばったよね。・・・・・

 その日、ドレスデン駅ちかくのマクドナルドの「M」の字がワタシの疲れた目に何より魅力的にうつったことはいうまでもない。
 マックはいいね・・・・あっさりしていて胃にやさしいね。(・・・・・・)

 しかしこのときしみじみと感じたことがある。
 西洋人はすごい!
 こんな重たい野性的な料理をぺろっと食ってヘイキな顔をしているなんて、すごすぎる。前からドイツでレストランに入るたびに、出てくる料理の量のすさまじさに「よくこんなに食えるなぁ」とカンシンしてはいたが、何百年も昔からこんなすごい肉を食べてきたのかと思うとあまりの人種的ギャップに気が遠くなる思いだ。これじゃ体格やら体力やらスタミナが全然ちがっても不思議はない。
 米とサカナ食ってきた日本人がこんな肉食民族と戦っても勝てないよねぇ。露助もクマだが、ドイツ人もクマだと思います。(露助がクマ云々の差別発言についてはコチラの日記参照)

 こうして「ヒルシュ」という単語はワタシにとって一生忘れられないものになった。まさに体で覚えた単語である。これでもう二度と間違うことはないだろう。(・・・・)

 ちなみにワタシ、前回のはじめのほうで書いたピラニアやワニも食べたことありますが、シカのほうが重くて野性的でした。もう絶対シカは食べないぞ!少なくともブルドックソースかけないとダメだな。



 今日はまじめな話
(8月7日)

 昨日の日記の中に、サイトオープン当時の過去日記ページへのリンクをつけたのでなんとなく読んでみてビックリした。
 日記、最初の頃はこんなに長くなかったじゃん!がーーーん。

 どんどんムダに長くなりつつあるなぁという自覚はあったのだが、実際に並べてみるとあまりにも一目瞭然でガクゼンとしてしまった。ああ〜、ワタシってなんで何を書いてもくどくどと文章が長くなるんだろう。
 思えばワタシには暗い過去(?)がある。小学生時代、某ニッサンの工場見学に行って書かされた「社会科見学の報告文」が原稿用紙10枚を軽く越えてしまったのだ。(正確な枚数はわすれました)
 トモダチには「いっぱい書いて、すごーい!」と感嘆された記憶があるが、そんなの全然すごくない。なぜもっと簡潔にまとめられないのだ!ムダだ。あまりにも極端にムダである。「聖域なき改革」をうたわれる今日この頃、たかがガキの作文でここまで資源を無駄遣いしてよいものか!・・いえ、当時はバブルのはるか以前ですが。さすがにオイルショックは過ぎてましたな。

 とにかく、この聖域なき構造改革の時代においては日記さえ例外ではない。(・・・・)
 きょうからは簡潔に!みじかく!!すっきりと!!!まとめることにしよう。おー。

 ・・・という意思表明をするだけでなんでこんなに行数を使うのか。ああ〜・・・・・・

 そんなわけで紙数も尽きようとしているが(・・・・)、きょうはちょっとだけマジメな話題を。夏だから、戦争の話題も多いしね。

 何かと物議を醸している例の「つくる会」の歴史教科書が都の養護中学校に採用されるとさっきニュースで言っていた。ところで「つくる会」の主張は、「もっと日本という国に誇りを持とう!マイナスのことばっかり強調していたら誇りがもてないじゃないか!」ということらしい。(そうだよね?)

 オトナが自己責任において情報を取捨選択して「日本は悪くない!」なんつー結論になったのならば、それは宗教と同様(笑。キツい?)個人の思想なわけだからしょうがないけど、右も左もわからんコドモにいきなりそういうことを吹き込むのはヤバい気がする。

 ワタシは、大学のドイツ文化の授業で、ドイツ人がどんなふうに戦争被害者への保障を行ってきたかを習っている。その話によればドイツでは、小学校や中学校での歴史教育でも長い時間をかけて「これでもか!」ってぐらいとことんナチスの悪行を教えまくるのだという。
 さらにドイツの戦争被害国やユダヤ人たちへの対応ときたら、カネは払うわとことん謝りぬくわ、それはもう徹底したザンゲぶりらしい。
 ヨーロッパの真ん中で国家としてやっていくためにはそういうことも必要だったんだろうとは思うが、その保障は対国家のみならず対個人にまで及んだそうで、一般人から没収した財産とか強制労働させたことなんかも全部賠償したのだそうだから、ほとんどムチャである。その凄まじさは、つい最近アメリカで起こされたユダヤ人の訴訟で何百億ドルとかめちゃくちゃな金額を要求されたのもガタガタいわんとちゃんと払う!という、ほとんど蛮勇といってよい男らしい対応からも容易に想像はつく。

 この話をしたあとドイツ人の教授は我々に語りかけてきた。
 「ドイツはこのようにして戦争責任を償ってきました。日本ではどうですか?
 ・・・・・・・・・
 アンタ、どーもこーもありまへんがな。
 ・・と心の中でツッコミにもならないツッコミを入れながら全員しーんと気まずく沈黙したことはいうまでもない。

 自国に誇りを持つのはいいことだけど、こういう問いかけをされたときに「賠償なんか全然してないけど、ニホンはなんにも悪いことしてないからいいんだよ!」と答えるワカモノを量産するのが誇りを持つということなのかねえ。少なくとも国際社会での一般常識というか多数決的には「ニホンは侵略戦争をやった」という認識になってるわけだから、外国でそんなこといったらアブナイ人と思われるぞ。

 「誇り」というなら、むしろこの話をしてくれたときのドイツ人教授こそ、そんな自国にある種の誇りを持っているようにみえましたけど。うーん、さびしいですね。ワタシも日本に対してそういう誇りを持ちたいです。

 ところで、やっぱり長くない?コレ・・・・・明日はもっとがんばろう。おー。(←?)



 根に持つ女・こゆめ
(8月8日)

 きのうはマジメな話だったので、きょうはうってかわって久々の猫の話題を。

 きょうパソコンに向かっているときに、突然足のふくらはぎあたりにあやしいものがかすかに触れるのを感じた。
 む、虫!?

 冷静に考えてみればこの激涼しい北海道にそんなのがいるわきゃないんだけど、アクマ虫の恐怖が骨の髄まで染み渡っているワタシはとっさに過剰反応してしまった。(アクマ虫とはなにか、知りたい方はコチラ・・)
 思わず「ひゃあ!」と叫びつつはげしく足を振ると、むにゅっという感触とともに脱兎のごとく飛び出す黒い影!
 こゆめだ。
 うわあ、アクマ虫じゃなくてアクマ猫だったよぉ。

 なななんとワタシは、かわいく足元にまるくなろうとしていたこゆたんを蹴っ飛ばしてしまったのだ!・・っていうか、運良く当たらなかったので正確には蹴ったんじゃなくって毛皮にかすっただけなんだけど、こゆめ的には蹴られたと同じくらいビックリしたようなのでこの場合あまり違いはない。

 「ごめん、ごめんねこゆめ〜!!」と追いすがったが、こゆたんはしゅたたたたーっと走って和室の物陰にはまりこんでじーっとこっちを見ている。その目は明らかに不信の目だ。
 「ごめんよう、こゆ〜。ほらほら、ハネだよー♪」とじゃらしを振ってみせたがなんとこゆめは出てこない!いついかなるときでも猫じゃらしには敏感に反応して飛んでくるこゆめなのに、依然として「じーーーっ」と暗がりから怒りと不信の目でワタシを見ているではないか。

 ああ、こゆめ様がスネてしまわれた〜。

 仕方ないからそのまま数時間ほっといたが、いつも居間でころころ転がって寝ているこゆめがいないとなんとなく物足りない。ダンナが探してみると、いつのまに場所を移動したのか寝室のベッドの下から「にゅー」と姿をあらわした。
 ぺたぺたこちらに歩いてきたので、やっと機嫌がなおったのかとホッとしつつ「こゆたん、おいでー」と呼んでみたところ。
 いつもなら目を細めた甘え顔で「うきゅぅ」とかなんとかいいながら近寄ってくるこゆめが、ぴたっとその場に止まってワタシをにらんでいる。
 しかも、撫でようと思って手をのばすと「つつーっ」とその分バックしやがるではないか。

 こ、こゆめさん・・・・
 もしかして、根に持っていらっしゃいますか。
 蹴ってないのに!別に痛くなかったでしょうが〜。それなのにそれなのに、なんて執念深いんだ!
 これだからオンナはイヤなんだ!!(←?)

 結局こゆめのスネスネはこのあと数時間も続いたのであった。猫の数時間はおそらく相当な長さだと思う。(「ゾウの時間ネズミの時間」、読んだことありますか。おもしろかったです)これはニンゲンの女性に換算した場合、3日かそこら怒って口きいてくんなかったようなカンジではないだろうか。うわあ・・・・・・

 同じオンナでもワタシはかなりあっさりしたほうなので、そんなに長期間怒りを持続させるのはかなり難しい。もしうちの猫ズが人間だったらと想像したとき、いいたいこともはっきり言えなくてじとーっと陰にこもったスオミとワタシはたぶん合わないだろうなぁと以前から思っていたが、気が強いうえにすごく女っぽくて執念深いこゆめとも絶対気が合わないような予感がする。
 ああ、うちの猫たちって・・・・・
 やなヤツばっかり。(笑)
 キミたち、ホントに猫でよかったよ。猫だから何やってもカワイイんだからね・・・・

 ちなみにアイノが人間だったら。言語道断である。アレは永遠の幼稚園児だ。気が合うとか合わないとかいうレベルの話ではない。(・・・・・・・)アイたろう、キミも猫だからカワイイんだよ・・・・・・
 ああ、ホントにうちの猫たちって、猫たちって・・・・・・
 ふっ、なんだかむなしいぜ。(←???)



 悪いのはだあれ
(8月10日)

 事件はきのう、ダンナがヨーグルトを食べようとしたときに起こった。
 ダンナは台所で「ふんふんふーん♪」と楽しそうにガラスの器にヨーグルトをたっぷり盛りつけると、いそいそと居間のテーブルに持ってきた。・・・そのあとで「そうそう、ココにフルーツを入れなくっちゃ!」と考えたヤツは、ヨーグルトのお皿を残していったん台所に引き返していったのであった。

 ちなみにこのフルーツってのは冷凍フルーツです。最近ブルーベリーとかラズベリーとかを冷凍したのを売ってるのを見て、「コレって、ヨーグルトに入れたらすごくウマイのでは!?」とひらめいた我々は即実行してみた。
 ヨーグルトに半解凍のラズベリーの実をコロコロ放り込んで食べてみたら!

 つめてーーー!
 そんで、うまい!!

 夏にはピッタリのデザートですぞ!みなさんもぜひ試してみてね。
 ・・・などと布教している場合ではない。
 とにかくダンナはヨーグルトをテーブルに置いたまま、席をはずしてしまったのである。

 ウカツだ。
 あまりにもウカツだと思いませんか。

 冷凍レズベリーをもって上機嫌で戻ってきたダンナが見たものは・・・・
 ヨーグルトのおさらの前にちんまりおすわりして、まるで猫缶を食べたあとのようにペロペロと口のまわりを一生懸命なめなめしているスオミの姿であった。

 すおちゃん・・・・・・・
 食べたね。

 ちょっぴりショックを受けたダンナがいくら問い詰めようとも、スオミは満足そうにひたすら口をペロペロしながら「なーに?」と無邪気な目を向けるだけであった。・・・・・
 いいじゃん、すおちゃんにヨーグルトなめられたくらい!
 戻ってきたら猫がさんびきお皿の回りに座ってペロペロしてたとか、戻ってきたらアイノがヨーグルトに思いっきり手を突っ込んで「きゃーー」ってビックリしてたとか、戻ってきたらこゆめがお皿に全面的に顔つっこんでむさぼり食ってたとかよりはかなりマシだよね!(注:すべてフィクションです)
 まぁ現場も見てないことだし、特にヨーグルトのかさが減ってるわけでもない。なにか釈然としないながらも、もはや真相は藪の中である。うすうす「スオミ、なめたな・・・」と思いつつダンナはヨーグルトを美味しくいただいたのであった。

 ここで問題です。この場合誰が一番悪いでしょう?

 1.ヨーグルトのような「第一級・猫的危険物」を無防備に放置したダンナ。
 2.禁を犯してニンゲンの食い物に手を出したスオミ。
 3.「あぶないなぁ」と思いながらもゲームに夢中で全然気をつけてあげてなかったワタシ。
 4.誰も悪くない。ものごとはなるようになるのでケセラセラ。(←?)

 さあ、どの答えを選んだかでアナタの性格がわかります!(ウソ。でも昔よくこういうカンジの心理テストありましたねー。)
 それにしてもかわいかったなぁ、ぺろぺろスオミ。うふっ。(・・・・・・)



 いってしまったPS2
(8月11日)

 わたしは今、すごく怒っている。猛烈に怒っている。徹底的に怒りまくっている。
 なにがあったのかというと!!!

 FF10も佳境に入ってきた今日この頃、突然PS2が壊れてしまったのである。

 予兆は数日前からあった。まず2日前、メモリカードへのデータセーブに失敗するという現象が数回発生した。しかし何度かカードを抜き差ししたりして試したらちゃんとセーブできたので、「(さわってないけど)カードの差込みが緩くなってたのかな?」と考えてその場では特に深く考えなかった。
 次に昨日、電源を入れても画面が出なくなってしまった。電源は正常に投入できるしDVDも回っているのだが、画像だけが出ない。
 げげっ?!こ、これはもしや。
 アタマの中に「故障」のふた文字がぐるぐる回ったが、とりあえずケーブルを差し替えてみたり電源を再投入したりとしばらく試行錯誤していたら突然「PLAYSTATION2」の文字とともにマシンが無事起動。
 起ちあがったとはいえ、この現象はいくらなんでもヘンだ。接触が悪かったのかなぁ・・・・でも何度も抜き差ししたのに最初は全然ダメだったことから、それはイマイチ考えにくい。イヤーな感じは否めなかったが、とりあえず起動できたんだからいいやと軽く考え、その場もそれで終わった。

 そして今日!!
 PS2の電源を入れると、昨日とまったく同じ現象が発生したのである。
 しかも今度は、なにをどうやってもまったく画像が出なくなってしまった。
 ちなみに、ソフトが起動しないとかではない。PSの起動画面自体が立ち上がってこないのだ。電源を入れると一瞬画面がノイズを出して白くフラッシュすることから残念ながらケーブル断線とかでもなさそうだし。つまりパソコンでいえばイメージ的にはOS以前のモンダイであり、BIOSも応答してない状態である。一応そういうような関係のお仕事をしていたワタシ的に判断するとこの壊れ方は最悪だ。

 DVDドライブがロードしないとかなら話はカンタンなんだよね。ドライブ部分を換えるだけなら修理代もそんなにかからないはずだし。もしくは根本的に電源が入らない、なんてのもパワーサプライユニットだけ換えればいいはずだからカンタンだ。しかもパワーなら恐らくパーツ代もすごく安いのでドライブの故障以上に安価に済むはずである。

 しかし!!!!!
 この壊れ方はサイアク。サイテーにしてサイアクである。こりゃパソコンでいえば、マザーが死んじゃった状況じゃないかあぁぁっ!!!
 あわててPS2の箱(保証書を兼ねる)をひっぱりだしてきて確認したところ、すでに保証は切れている。
 有償修理・・・・・
 それだけがワタシに残された道なのだった。どーーーん。(落ち込む音)
 マザー交換・・・・それも、特異なチップをいっぱい積んだPS2のマザー・・・・・・
 た、高そう。めちゃくちゃ高そうだ。

 くっそーーーー、ソニーめ!!!コレだからワタシはソニーがきらいなんだぁぁあぁぁ!!!(一部以前のシゴトでの私怨含む)
 パソコンを買うときもV○IOなんか絶対に購入対象に入れなかったし、いずれデジタルビデオカメラを買うときだってあの独自仕様のメモリ○ティックがムカつくから絶対ハンディ○ムは買わない。MDデッキも買い替えのときはシャープにするつもりだし電池もパナソニックにしてやるのである。そんなワタシが唯一買わざるをえないソニー製品!!

 それがプレステなのだあぁぁぁ!!(・・・・・)

 まさかそんな針の穴のような一点を狙って故障攻撃をかけてくるとは、なんとおそろしい企業なのだソニー。やってくれるぜソニー。一味ちがうぜソニー!(怒)
 そうなのだ、実はワタシは非常に珍しいと思われるアンチソニー野郎なのです。熱烈なファンこそおれど、ワタシみたいなアンチの人って少ないと思うんだけどねぇ。でもキライだからしょうがないやね。(ソニー関係者の方、ごめんなさい。まぁ少数派の遠吠えですから多めに見てね♪)

 それにしてもひどいよ。昔の日記のどこかでも書いたとおり、ワタシが初代プレステをゲットしたのはまだ39,800円もした94年の12月なんだよ。プレステが海のものとも山のものともわかんない頃に、あんな高い値段で早々に買ったありがたいお客さんなんだぞ!さらにPS2だって発売と同時に買ったんだからなーーーー。PS2の発売当初はやたら「初期不良」「初期不良」と世間がかまびすしかったが、いくらソニー嫌いとはいえそういう態度には非常に疑問を感じたのでわたしゃむしろ擁護派だったんだぞ。っていうか、自分がかつてシゴトでなんでもかんでも「初期不良だ!」と主張するXXな客(自己規制)を説得してたせいでつい同情的になったというのが正しいんだけどさ。ははは。

 とにかく「そんなカンタンに初期不良になったり壊れたりするわけねーっす!初代プレステもとうとう故障せずに5年以上保ったしね!」・・・とオトナの余裕(?)をみせていたワタシにとってこの故障はイタい。まさにプレステ様の裏切りである。
 さらにアタマにくるのは、いまどき修理相談の窓口が土日は完全休業しているということだ。なんだその情けないサポート体制は!!パソコンじゃないから24時間とまでは言わないが、土日だって9時5時くらいで営業せんかい!
 とりあえず見積もりもらって、修理代があんまりすごかったらこの週末のうちに新品購入も検討しようと思っていたのに、相談さえ出来ないとは。もうガチョーンってカンジです、ハイ。

 かくしてワタシのソニー嫌いにはますます拍車がかかるのであった。ちくしょう〜、プレステ買い換えるのやめてドリキャス買ってやろうか。PS2一台分の値段で三台も買えるじゃんか!!(←しかしあまり意味はない)
 かえすがえすも惜しい、セガの敗北であった。ぷんぷん。



 なんだかツイてない
(8月14日)

 なんだかまた暑さがぶりかえしてきた今日この頃、世間はまさに夏休み真っ最中ですねぇ。おかげさまで日記の更新も夏休みもらってました。(笑)

 そういえばコドモたちの夏休みももう間もなく終わりらしい。ご存知のように北海道の夏休みは本土よりだいぶ短いので、なんと来週から新学期がはじまるんだって。うーん、話には聞いていたけどすごいですねぇ。その分冬休みが長いとはいえ、なんだかかわいそうだなぁ・・・

 ところでちょうど先週の週末からダンナも夏休みなのだが、なんだかヤツが夏休みに入ってからというもの、ワタシはとってもツイてないような気がする。コレはいったいなんなのでしょう。

 まず既報のとおりプレステ様の沈黙というイタすぎる事件の発生とともに週末ははじまったのであった。あ、土曜にちゃんとサポートに電話したんだけどね。その後いろいろあって(・・・・・・)、新しいの買うことにしました。・・・すみません、暗いキモチになるので深くは語りたくないです。察してください。(←?)

 さらに土曜の深夜から日曜にかけて、ぼくのノートンくんがあやしい警告を連発した。
 あれっ、こんなのみたことないや。このビックリマークは一体なに??・・とログを見てみると、なんとトロイの木馬ちゃんが不正アクセスしようとツッコミかけてきやがってるではないか。

 実はワタシ、もともとノートンのアンチウィルスは愛用していたし、特に何か問題があったってわけじゃないんだけど、フレッツにしてからなんとなーくイヤなカンジがしていた。うまくいえないがカンのようなものだ。それで、この春マシンを変えたときに思い切って「インターネットセキュリティ」を買ってきたのである。コレならファイアウォール機能もあってばっちり!・・・なんだけど、今回そのファイアウォールにどこぞの誰かのアタックがひっかかったらしい。ははぁ、やっぱりあるもんなんだねぇ。

 ちなみにうちのノートン君が実際にこういうのを警告してきたのはこれが初めてである。別にクラッカーが利用できるウィルス、というかホールは開けてない(はず)なので、もしファイアウォールを入れてなくて気づかなかったとしても多分実害はなかったと思う。とはいえ、知らない誰かにツッコミかけられるってのはやっぱりなんとなくキモチわるいもんだ。
 ああ、ファイアウォール入れててよかった。

 しかしまだ災難(?)は終わりではなかったのである。
 ・・というところで、また長くなってきたので切ることにします。この続きは明日!
 でもたいした災難じゃないので期待(!?)はしないように。



 やっぱりツイてない?
(8月15日)

 さて、ワタシの災難(?)はまだ続く。(承前)
 ちゃんと働いてくれたノートンくんに感謝しつつ安眠を貪り、「よく寝た♪」とサワヤカな気分で起きた翌朝、さらなる悲劇は起きた。
 ダンナの「ああ〜」という声にそちらへ行ってみると!
 いきなり台所の入り口に、切り裂かれた「たまの伝説・レトルト」が無残な姿をさらしているではないか。

 うわああ、中味モレとるやんけ!!

 まさにコレは凶悪犯罪である。ガイシャ・たま伝さんはケモノの歯型だらけにされたうえ、鋭利な牙のようなもので引き裂かれていた。しかも当然ながら、中味がかなり減っている。(・・・・・・)

 なんの因果で朝っぱらからこんな猟奇な事件に遭遇しなければならないのだ。
 犯人はダレだ!・・・っていうかコレはおそらく「オリエント急行の殺人」にちがいない。クリスティさんのネタバレになるといけないので深くは語らないが、絶対に単独犯ではないと思われる。すなわち、食器棚の上から「たま伝」をひっぱりだしてきたヤツ(推定・スオミ)と、袋を歯型だらけにして切り裂いたヤツ(推定・スオミ&こゆめ)と、破れた袋の中味を「らっきー!」と食い漁ったヤツ(推定・アイノ&こゆめ)が別々に存在するに違いない。ぜったい全員クロだ。

 うーむ、油断もスキもない。我が家は犯罪者の巣窟か!

 まぁ現場を押さえなかったものを叱ってもしょうがないのでこの件は泣き寝入りしたのだが、さらに昨日の午後のことだ。このあいだ真狩村で買ってきた激安のカサブランカ(5本・750円)の花瓶をスオミがおもいっきりぶち倒してくださるという大事故が発生した。
 近くにいたダンナがすぐに助け起こしたので花は無事だったが、当然水は豪快にこぼれてしまった。
 しかも運の悪いことに、たまたまテーブルの上にはデジカメが置いてあったのである。

 ああ〜、ぼくの大事なライカのデジカメ様が!!!っていうかどう見ても富○フィルムのFINEPIXのOEM品だけど、ちゃんとLEICAって書いてあるからライカなの!!(←ミーハー)
 このモデル、今はもう売ってないのだが、FINEPIXと形状および機能は一緒とはいえボディの色合いとデザインが微妙に違っている。少しゴールドがかった色もイイし、ちょっぴり質感の高いカンジのよりカメラっぽいルックスがすごく気に入ってるんだよぉ!!!(やっぱりミーハー)
 その大事なデジカメ様が、少量とはいえ水をかぶってしまったぁぁぁぁ。

 ・・ところでこんなとき「こ、こわれちゃったかな?!どうしよう、修理代高そうだよ!!」・・と気があせって、思わずすぐに電源を入れてみたくなりますよね。でもそんなことしちゃダメダメ!パソコンなどの精密機械に水をこぼしたときは、ちゃんと完全に乾いてから動作確認してね。水がかかっても運がよければ生きてることもあるけど、濡れたまんま電源入れちゃうと完全にトドメをさすことになるからね!・・・以上、三毛猫党広報部からのお知らせでした。(←なぜ?)

 いや、そんなことはこの際どうでもよいのであった。問題はマイらぶりーデジカメの生死である。
 これでデジカメまで壊れちゃったらワタシの夏はサイアクだ。
 すぐに表面の水気を拭きとってよく乾かし、祈るようなキモチで電源を入れてみたところ!!
 生きてたよぉ。ちゃんと使えるよぉぉ。
 よかったぁあぁぁぁ!

 もしデジカメが死んでいたらばかばか撮影隊は無期休業だし、猫ズのぷりちー写真も撮れなくなっちゃうところだった。だってプレステ買っちゃったんだもん。さすがにデジカメまで一気に買い替えなんてムリってもんだよ・・・

 このようにワタシの夏休みは、ゲーム機の故障・あやしいクラッカーの攻撃・家庭内猟奇事件と続いて最後に「デジカメは生きていた!!」という感動的な幕切れを迎えたのであった。まさに波乱万丈のツイてない夏、最後に大逆転である。(←?)

 っていうか、災難のうち後半ふたつは猫がらみだったような・・・頼むからこれで打ち止めにしてね。ニンゲンからのささやかなお願いです。
 ああ、うちの猫ズはホントに役には立たないけど余計なことだけはばんばんしてくれるねぇ。・・ふっ。空が青いぜ。(諦念)




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