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GSX-R1100('88)のハブ切削

リアハブのスプロケット座面の切削依頼をいただきました(お客様はカワサキZ系に88年式GSX-R1100ホイールを取付けるとの事ですが、そのままではチェーンラインが合いませんのでスプロケット座面を追込みます)

単純に座面を追込むだけなので作業自体は問題なく進んだのですが、ちょっと面白いことを発見しました。
初期シリーズのGSX-R1100/750は前後18インチのキャストホイールの為、Z・カタナ・CB-F等の大排気量空冷4発車に流用しやすい足周りです。

GSX-R1100/750ホイールはデザインこそ違え基本的に各部品は同じだろうと思っていたのですが、実はR1100用の方が強化されていました。

左の写真がR1100用のリアハブです。下のR750用と比べてスプロケ取付けボルトを差込む穴の周りに肉抜きがされていません。
こちらがR750用です。
スプロケ取付けボルトを差込む穴の周りが肉抜きされています。

R750ハブはスプロケ座面を追込みすぎると肉抜きされている部分が貫通してしまいますので、流用カスタム(座面を切削する場合)に使うのであればR1100用の方がオススメです。
無事スプロケットを装着することが出来ました。
今回使用した社外スプロケットは写真のように中央付近が一段低く削られています。
このスプロケットを写真のようにウラオモテ逆に装着することで更に数ミリスプロケットを内側に追込む事が出来ます。強度的に極端にハブを切削するのを避けたい時に有効な方法です。

リアハブスプロケット座面追込み加工(参考価格¥8,000)

※参考価格には加工検討技術料、図面作成費等を含んでいます。
※作業役務費用は宅急便コレクトによるカード決済はできません。
※参考価格は税抜価格です。
※作業内容により価格は変動します。各作業内容の価格は参考価格ですので、あくまでも目安としてご覧下さい。
※見積りは無料ですので、お気軽にご相談下さい。
※送料はお客様負担となります。