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CB1000RにCBR1000RRバックステップを
取付け

CBR1000RRのネイキッド版ともいえるCB1000Rですが、国内では車体数が少ない為、パーツもあまり出ていません。

オーナーの話ではヨーロッパではバックステップが出ているそうなのですが、取寄せには相当時間がかかるとの事です。

そこでモリワキ製CBR1000RR('08〜'09)用バックステップを流用して取付ける事にしました。
CB1000RとCBR1000RRは兄弟車みたいなものだから簡単に付くと思っていたのですが、各部の寸法が全く異なります。

また、今回使用するモリワキステップですが、各部品が左右非対称となっている事も判明。

モリワキステップの構造は、フレーム側に取付けるベースプレートにステッププレートを取付ける構造です。
この画像はベースプレートですが、ステッププレートを取付ける穴位置が左右で異なるのがお分かりでしょうか?
ベースプレートに合わせ、ステッププレートの穴位置も非対称です。

もちろん、ベースプレートとステッププレートを組み合わせると最終的にステップバーの位置は左右対称になります。
ちょっと分かりにくいので、ステップバー取付け穴を基準に左右のステッププレートを重ねてみました。

ベースプレートに取付ける穴の位置が異なります。

想像ですが、各部の干渉を避ける為に左右非対称にしたのかもしれません。
開発者さんの苦労や努力が製品から伝わってきます。

今回はベースプレートはワンオフ作製、その他のパーツはモリワキ流用という手法を取ります。

早速ベースプレートの作製に取り掛かります。
多くのバックステップの場合、ベースプレートは左右同じ形なので、採寸やデータ作製は片方だけ行い、コンピューター上でデータを反転すれば良いのですが、今回は左右それぞれを採寸&データ作製しましたので手間も2倍になってしまいました。
ベースプレートが完成しました。
上がモリワキ製CBR1000RR用ベースプレート、下が今回作製したCB1000R用です。

シフト側を取付けてみました。
リンク部分も小変更し、リンクロッドも長さが合わないので新しく作製しました。
こちらはブレーキ側です。
実はCB1000RとCBR1000RRはリアマスターシリンダーが共通ではありません(取付け穴のピッチが異なる)
元のバックステップはCBR1000RRなので、リアマスターシリンダーもCBR1000RRを手に入れなければなりません。
CB1000RとCBR1000RRではマフラーの取付け位置も異なる為、アダプターを作製しモリワキステップのマフラーステーがそのまま使用できるように取付けました。

CB1000Rにモリワキ製CBR1000RR用バックステップを取付け(ベースプレート作製他)(参考価格¥44,000)

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