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連載エッセイ◎第9回 銀色タペストリー
銀タペも、回を重ねること9回目。今月号は9月に旅行したばかりの沖縄訪問記に加えて、 | ||
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河合その子 Sonoko Kawai 高島平出身、11歳。4年前から 現在に至るまで主人と同棲中。 写真集の裏表紙やテレカ等で 芸能犬としてのキャリアを積み、 今回久々に業界カムバック。 写真下側左手は、ジャン氏。 青山ケンネル出身、1歳。 アメリカチャンピオンの血を引き、 F1のジャン・アレジに由来する 高貴な名を持ちながら、 留守番が苦手で現在は別居中。 特技はお手、おすわり等多数。 芸能界デビューの予定は当面なし。 ちなみに写真上が御主人様。 |
こんにちは、河合その子です。私は相変わらず ”ヒマな主婦”ノリの生活を楽しんでいます。最近、週刊誌の ”あの人はどこに?”的な特集に私の記事が出ていたそうで……全く、余計なお世話ですよねェ。こーんなにヘラヘラっと楽しく過ごしているというのに。
ところで私は、9月9日〜13日の間、沖縄に行って来ました。もちろんプライベートな旅行です。(思い立ったら、こうして即!行けちゃうのは嬉しいですねー)目的は陶芸をやる事と金城次郎先生という人間国宝の人の壷を買いつける事、そして琉球ガラスの買いつけも、です。これは趣味なんですけど、周りの人達には ”そんな買いつけなんて……河合その子商店を本気で開く気か?”とか笑われちゃいましたけどね。
一緒に行った友達は、なにをかくそうオリオンビールの社長のお嬢さん。そんなわけで、低予算(特別なんですけどね、へへ)でゴージャスな内容となりました。那覇で泊まったホテル西武オリオンなんて、スイートルーム級の部屋なのに一泊5000円という特別料金! もう涙モンの安さですよ。でも、クロ−ゼットのあまりの広さにその友達(東京では6畳一間に住んでいる)が ”私の部屋と同じ広さだっ”て怒ってましたけど。
なかなか、というより凄く楽しかったです。暑いのダメ、泳ぎダメ、日焼けダメの私でも、沖縄はいいなあって思えました。気候的には思ったほどは暑くなくて、結構過ごしやすかったですしね。
さて、目的のほうですがまずは陶芸から。陶芸教室に行って実際にやってみたんですけど、なんかにっちもさっちも行かないという感じで……先生の力をずいぶん借りてしまいました。 ”2キロ土をあげるから、それを使った範囲で2つ作品を作ってください”って言われて、丸いぶ厚いお皿を1つと、麻の布を使って模様をつけた四角いお皿(といっても、土を伸ばして真四角に切ったものの端をまげただけ)を1つ作ってみたんですけど、ろくろを使わないからねん土遊びみたいでしたね、なんか。
壷の買いつけに行った時は高校生に間違えられちゃって……喜んでいいのか悲しんでいいのかフクザツな気分。だってねェ、私25歳ですから10歳も下に見られたっていう事でしょ、極端な話。そんな高校生が人間国宝の人の作品を買いつけになんか行くわけないじゃないですか。
でも、目的は果たせました。ちゃんと自分で抱えて持って帰ってきましたよ。今は実家にあずけてあるんですけど、父親に ”家に置いておけないような物を買ってくるな!”って怒られてしまいました。友達にも、 ”普通、部屋の一番いい場所に飾っておくもんでしょ”って言われるんですけど、たまに見るからイイんですよ、ああいう物は。毎日見てるとその良さが減っていくような気がするし。ながめてほくそえむっていうんですか? そういう楽しみ方ができるのが、また嬉しさを増してくれるんですね。
よく ”焼物の良さって何なの?”って聞かれるんですけど、これは本当に好きな人じゃないとちょっと理解できないかもしれないですね。たとえば恋愛関係とかだと相手によって自分が変わっちゃったりするけれど、壷とかっていうのはその時の湿度とか窯の温度などで色の具合が違って、しかも出来上がった物は直せない、そういうところがいいんですよ。完成型を見てしまうと、そこからはもう変わりようがないとでもいいましょうか……うーん。
琉球ガラスの工場にも行って来ました。こちらでは20コぐらい、ガラス工芸品を買い込んだんですけど、もう地震があった時なんてヒヤヒヤもの。でも、北海道の小樽の北一ガラスの工場も凄く素敵だったって話を耳にして、 ”よし、来年の買い付けは北海道にしよう♥”と早くも計画をたてている私です。フフッ。こうなれば、焼物巡り日本縦断決行だー! なんてね。
焼物の事ばかり長々書いてしまいました。あまり沖縄っぽい話題じゃないですね、考えてみると。でも、泳ぎませんからね、なんせ。水着にはなりましたけど、ホテルのジェットバスに入ろうとっていうんで。
水着はね、写真が残ってるんですけど、河合その子の水着写真は団体の時以来ですよ。これは結構、貴重かもしれない。ここでお見せできないのがホント残念です。えっ、見たくない!?
サブマリンジュニアっていう、グラスボートに乗ってサンゴ礁や魚の群れもちゃーんと見てきましたよ。海中水族館の逆の形だから、どっちかって言うと魚が人間を見てるっていう感じでしたけど。スキンダイビングとかやるんだったら、直接魚と触れあったりできるんでしょうけど、私はこれで満足。ホテルでもらった招待券で乗れたから、タダっていうのも魅力だったし。
食べ物も、なかなか充実でした。パフォーマンス付き(コックさんが料理中にナイフさばき、コショー&塩さばき?を大きなアクションで見せてくれる)のステーキ・ハウスにも行ったし、沖縄そばもおいしかったし、オリオンビールの工場へ行って、ビールもごちそうになっちゃったり。そう、私はアルコールはほとんどダメなんですけれど、ここでのビールは本当においしいなって思いました。ビール工場のビールって、やっぱり違うものなんでしょうか?
沖縄そばは、お土産にたーくさん買って帰って来ました。(これに入れる三枚肉っていうのがまたおいしくておいしくて)それと、豚足。実は私の大好物です。気持ち悪いっていう人も多いみたいですけど、見た目はかわいいし、ヌルヌルと脂ばっかりでゼラチン質だからブルブルとしてておいしいし。これも壷と並んでの収穫といえるんじゃないでしょうか。
”壷とガラスと豚足って……一体何!?”とか言われそうですけど、これぞプライベート旅行!っていう感じしませんか?コンサート・ツアーでは絶対味わえなかった、旅の楽しさです。
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