DOC(Dissolved Organic Carbon)とCOD(Chemical Oxygen Demand)
水の汚れ具合(溶解性有機物:Dissolved Organic Carbon)を測るには、DO:溶存酸素、酸化還元電位:Redoxなどがありますが、環境科学ではBODとCODが一般的です。
A)BOD(Biochemical Oxygen Demand:生物化学的酸素欲求量)
バクテリアを使って、20℃で5日間培養し水中の有機物を分解させたときの酸素消費量をいいます。単位はmg/l、ppm。河川などの流水に使い、湖水、海水には適用できません。
B)COD(Chemical Oxygen Demand:化学的酸素欲求量)
検査対象が、湖沼、海水の時使用します。水中の有機物を過マンガン酸カリウムで酸化したときの消費量を酸素量に換算した値です。欧米では酸化剤として、重クロム酸カリウムを使用することもあります。BODとCODは似たような考えですが、常に同じというわけではありません。下記におおよその水質基準を書きます。
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COD mg/l
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ヤマメ、イワナ
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<2
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サケ、マス、アユ
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<3
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コイ、フナ
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<5
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農業用水
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<6
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産業排水放流基準
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<160
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CODを測る検査キットを探していたのですが、2万円ぐらいのものでは10mg/l以下は測れず、測定器械となると300万円以上と,.
手頃なものがなかったので、秋田県総合保険事業団環境管理部に測定を依頼しました。
その結果はCOD 0.5mg/l未満、現行法下限未満でした。リーフアクアリウムは、地上で最も汚染されていない水以上にきれいだということが分かりました。