《た〜の》(18)

「タイタニック」☆☆☆☆

監督:ジェームズ・キャメロン

出演:レオナルド・ディカプリオ
    ケイト・ウィンスレット、ビル・パクストン
    キャシー・ベイツ、ビリー・ゼーン
    フランシス・フィッシャー
    バーナード・ヒル、ジョナサン・ハイド、ダニー・ヌッチ

※タイタニックに実際に乗っていた女性の思い出。タイタニックが沈む前に、音楽を演奏していた人たちが、最後に言った言葉が、心に残った。



「ダメージ」☆☆☆☆

監督・製作:ルイ・マル

原作:ジョゼフィン・ハート

出演:ジェレミー・アイアンズ、ジュリエット・ピノジュ
    ミランダ・リチャードソン

※親子で一人の女性アンナを愛する。政治家の父親が、アンナを愛し、すべてを失う。



「ダンス・ウイズ・ウルブス」☆☆☆

監督・製作・出演:ケビン・コスナー

出演:メアリー・マクドネル、グラハム・グリーン、ロドニー・A・グラント
    ロバート・バストレッリ

※インディアンとのふれあい、自然の中で、ケビンコスナーが輝いて見える。



「チャップリン傑作集」☆☆☆☆☆

監督・製作・出演:チャールズ・チャップリン

※「ライムライト」「街の灯」は、最高。無言で、人を笑わせながら、それでいて、社会に対する強い主張もしている。人間の心というものを感じ、忘れているものを思い出させてくれる。くり返し見て、忘れかけているものを、時々思い出している。全巻ビデオを買ってしまった。



「ツィンズ」☆☆☆

監督・製作:アイバン・ライトマン

音楽:ジョルジュ・ドルリュー

出演:アーノルド・シュワイツネッガーダニー・デビート

※優秀な精子を使って二人の子が生まれた。双子の二人は、別々に育つ。優秀な一人が、もう一人を探しに行く。出会った兄弟は・・・。



「月の輝く夜に☆☆☆☆☆

監督・製作:ノーマン・ジュイソン

脚本:デビット・ワトキン

出演:シェール・ニコラス・ケイジ、オリンピア・デュカキス

※満月の夜の不思議なできごと。婚約の話を恋人の帰省中に彼の弟に告げに言った彼女は弟と恋に落ちてしまう。恋の魔力が、女性を美しくし、月の魔力で間違った結婚をしないですんだ。こういう映画は、大好き。



「鉄道員」☆☆☆☆☆

監督・製作・脚本・出演:ピエトロ・ジェルミ

脚本:アルフレード・シャンネティ、ルチアーノ・ビンセンツォーニ

出演:エドアルド・ネポラ

※心の奥までしみる名作。北海道の汽車匂いを思い出し、よけいに感動。



「天国から来たチャンピョン」☆☆☆☆

監督・製作・脚本:ウォーレン・ベイティー

原作:ハリー・シーガル

脚本:エレン・メイ

出演:ウォーレン・ベイティ、ジェイムズ・メイス

※天使のミスで間違えて死んでしまったフットボールの選手が地上に帰って来たら、体がない。しょうがなく、実業家の体に乗り移る。



「天井桟敷の人々」☆☆☆☆☆

監督:マルセル・カルネ

脚本:ジャック・ブレベール

撮影:ロジェ・ユーベル

出演:ジャン・ルイ・バロー、マリア・カザレス、アルレッティ

※私の一番大好きな映画。道化師のバチストと娼婦ギャランスの切ない愛に、どれだけ泣けたか。バチス トは美しい。指先の動きまで、最高だ。今まで、もう何度も、何度も、何度も見ている。



「天使にラブ・ソングを・・・」☆☆☆☆

監督:エミール・アルドリーノ

脚本:ジョセフ・ハワード

音楽:マーク・シャイマン

出演:ウービー・ゴールドバーク、マギー・スミス

※歌手のドロレスは、ギャングに追われ、修道院に身を隠す。そこには、下手くそな聖歌隊が。



「天地創造」☆☆☆☆

監督:ジョン・ヒューストン

出演:マイケル・バークス、ウラ・ベルグリッド、
    リチャード・ハリス、フランコ・ネロ、ピーター・オトゥール

※アダムからイブができたと解釈されていたが、今は人間が誕生した時、一つだった。それが二つに分かれ男と女になったたと解釈されている。



「時の翼にのって」☆☆☆☆

撮影・監督:ユンゲル・ユルゲス

脚本:ウイム・グェンダース、ウルリヒ・ツィガー
   クヒアルト・ライティンガー

出演:オットー・ザンダー、ピーター・フォーク
    ホルスト・ブッフホルツナスターシャ・キンスキー
    ハインツ・リューマン、ブルーノ・ガンツ

※「ベルリン天使の詩」の中に出ていた、カシエルと言うもう一人の天使の物語。天使の孤独など、また別の世界を感ずるものだが、見ていて切ない場面が多い。



「トッツィー」☆☆☆

監督・製作:シドニー・ホラック

脚本:マレイ・シスガル

撮影:オーエン・ロイズマン

出演:ダスティー・ホフマン、ジェシカ・ラング

※女装して女優トッツィーとして売れっ子になるが、共演した女優に恋をしてしまう。少々不気味だが、面白かった。



「鳥」☆☆☆

監督・製作:アルフレッド・ヒッチコック

原作:ダフネ・デュ・モーリア

出演:ティッピ・ヘドレン、ロッド・テーラー、ジェシカ・ダンディー

※この映画を見て以来、姉は鳥が大嫌い。子供のころ見たが、怖くて二度と見れない。



NIGHT HEAD☆☆☆☆☆

監督・原作:飯田譲冶

脚本:笹井健夫

出演:豊川悦司、武田信治、小島聖、奥菜恵

※超能力を持つ、兄弟。豊川悦司が魅力的。ドラマも夢中で見ていた。



「ニュー・シネマパラダイス」☆☆☆☆☆

監督・脚本:ジュゼッペ・トルナーレ
製作:フランコ・クリスタルディ
撮影:ブラスコ・シュラー
音楽:エンニオ・モリコーネ
美術:アンドレア・クリザンティ
出演:フィリップ・ノワレサルヴァトーレ・カシオ、マリオ・レオナルディ
    ジャック・ペランアニェーゼ・ナーノ、ブリジット・フォッセー
    アントネッラ・アッティーリ
※映画が好きな少年が、事故で映画を上映できなくなった老人に代わって映画を上映する。少年は、成人し、老人の命令で、街を出る。「二度と帰って来るな。二度と会いに来るな」と言う老人との約束を守りつづける。老人が亡くなった知らせを聞いて彼は再び故郷に帰る。人々を笑わせ、泣かせた映画館が壊されると共に、大事なものを失った気がした。


「ニル・バイ・マウス」☆☆☆☆

監督:ゲーリー・オールドマン

音楽:エリック・クラプトン

出演:レイ・ウィンストン、キャッシー・バーグ、ライラ・モース

※音楽がクラプトンになっていたために見た。父親に愛されずに育ったレイ。彼は、父の若い愛人を殺し、父も殺そうとした。刑務所から出所し、ヴァルと結婚し、父親となるが、ヤクと酒びたりで、妻には、暴力を振るう。妻を愛しつつも、父親に愛されなかった淋しさが、彼を苦しめる。
  レイの父親が病院に入院して、父親の頭の上に書いてあった文字が「ニル・バイ・マウス(何も口にできない)」であった。 「キスひとつしてくれないおやじ。何ひとついい思い出を残してくれないおやじだ。この男がおやじか。父親だから、ずっとおやじと呼んでいたが、よそのおやじと大違い。おやじって名だけ・・・・
  それから10年生きて、肘掛け椅子でおやじは死んだ・・・・。手をのばして触れてみたら、冷たくて、ぞっとした。おれはおやじに言った。はじめて声をかけた。なぜ。愛してくれなかった」
  ラストのおばあさんの歌は、なかなか良かった。



「ノートルダムのせむし男」☆☆☆☆☆

監督:ジャン・ドラノワ

原作:ビクトル・ユゴー

出演:アンソニー・クイーンジーナ・ロロブリジーダ

※ジプシー女のエスメラルダに恋するせむし男が鐘をつく場面が脳裏から離れない。せむし男の心に泣いた。

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