《ま〜も》(15)

「マイ・ライフ」☆☆☆☆☆

監督・脚本:ブルース・ジョエル・ルービン

出演:マイケル・キートン、ニコール・キッドマン
   ハイン・S・ニョール
   ミシェル・コンスタンタン

※「死ぬのは悲しい。だけど生きることの意味を教えてくれる」大好きなセリフだ。この映画を見て、心を開放できるようになり、ジェット・コースターに両手を上げて乗れるようになった。幼いころに父を亡くしている私は、泣きっぱなしだった。



「MIND GAME」☆☆☆☆☆

監督:田口浩正

出演:柏原崇、田辺誠一、鈴木保奈美、岩松了
    畠中明子、戸田菜穂、徳井優、星遥子
    徳永廣美、永島敏行、緋田康人、竹中直人

※箱庭療法という、小さな箱庭を作る中で、その人の精神を探って行く方法があるが、ある幼いころの衝動的なできごとより、多重人格となった少年とセラピストのカウンセリングの物語。



「マジソン群の橋」☆☆☆☆☆

監督・製作・出演:クリント・イーストウッド

原作:ロバート・ジェームス・ウォラー

出演:メリル・ストリーブ、アニー・コリー

※何だかんだ言っても、映画を見ながらどれだけ泣いたか。原作の別れた後、ロバート・キンケードが、ジャズクラブで「枯葉を」とリクエストしたシーンに泣けたが、映画にはなかったのが残念。



「マルタイの女」☆☆☆☆☆

監督:伊丹十三

出演:宮本信子、西村雅彦、村田雄浩、津川雅彦
    名古屋章、宝田明、伊集院光、高橋和也
    山本太郎、江守徹、近藤芳正、六平直政

※伊丹十三 は、これ以上の映画を作りたかったんだろうなーー。それができなくて・・・・。



「満月」☆☆☆☆

製作:奥山和由

監督・脚本:大森一樹

原作:原田康子

出演:時任三郎、原田知世、石黒賢、森本レオ

※満月の夜に昔からタイムスリップして来た侍と、現代に生きる女の子との恋物語。



「ミセス・ダウト」☆☆☆

監督:クリス・コロンバス

脚本:ランディ・メイエム・シンガー
    レスリー・ディクソン

出演:ロビン・ウイリアムズ、サリー・フィールド

※離婚したが子供に会いたくて、女装して家政婦となり妻の家に行く。



「ミッション」☆☆☆☆

監督:ローランド・ジョフィ

製作:フェルナンド・ギア、デビット・パトナム

出演:ロバート・デニーロー
    ジェレミー・アイアンズ

※南米の山奥に住むインディオの村で、伝導活動するガブリエル神父。そこを征服しようとする、ポーランド、スペインの軍隊に、人間の心のなさを痛感。迫力があり、深く考えさせられる映画だ。



「メアリー・ポピンズ」☆☆☆

監督:ロバート・スティーブンソン

原作:P・L・トラバース

出演:ジュリー・アンドリュース、
    ディック・バン・ダイク

※「チム・チム・チェリー」が有名。子供の時に見て傘で人が飛べると信じた。



「メイド・イン・ヘブン」☆☆☆☆☆

監督:アラン・ルドルフ

製作・脚本:レイノルド・ギデオン
       ブルース・A・エバンス

撮影:ジャン・キーサー

音楽:マーク・アイシャム

出演:ディモシー・ハットン、ケリー・マクギリスモーリン・ステイプルトン、     トム・ペティニール・ヤング、デブラ・ウィンガー
    エレン・バーキン

※事故で突然死んだ男性が、天国で恋をする。ところが、彼女は人間界に行ってしまうことになる。後を追うが、地上で30歳までに再会しなければ、一切の記憶は消えてしまうという約束を天使とする。運命の出会いは、天国から始まっていることを信じたくなる映画。超大好きな映画。



「めぐり遭い」☆☆☆☆

監督・原作・脚本:レオ・マケリー

撮影:ミルトン・クラスナー

出演:ケリー・グラント、デボラ・カー

※50年代、ハリウッドの名作、ニューヨークのエンパイアステートビルの屋上で待ち合わせをする画家の男性と、歌手の女性のめぐり遭うまでのすれちがい。この映画を見て、エンパイアステートビルに、行ってしまった。



「めぐり遭い」☆☆☆☆

監督:グレン・ゴードン・キャロン

製作・脚本・出演:ウォーレン・ベイティー

出演:アネット・ベニング
    キャサリン・ヘップバーン

※飛行機の隣に座った無名の歌手に恋をする。「めぐり遭い」の昔の映画を見て、女友達と泣くシーンは面白い。現代版もなかなか。



「めぐり遭えたら」☆☆☆☆

監督・脚本:ノラ・エフロン

脚本:デビッド・S・ウォード

出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン
    ビル・プルマン、ロス・マリンガー

※妻を無くして立ち直れない父親を持つ8歳の息子がラジオの身の上相談に電話をした。それを聞いたアニーは、心を引かれる。アニーと父親の運命的な出会いまで。



「モモ」☆☆☆☆☆

監督:ヨハネス・シャーフ

製作:ホルスト・ヴェンドラント

原作:ミヒャエル・エンデ

出演:ラドスト・ボーケル、ジョン・ヒューストン
    ブルーノ・ストーリ、レオポルド・トリエステ

※モモというかわいい女の子が、時間どろぼうと対決する。文明の発達と共に、優しさを忘れ、時間に追われることを「時間どろぼう」という不気味な灰色の男に化して、失った時を取り戻すために戦う。掃除のおじいさんの「いっぺんに掃除をしようとすると気が遠くなるが、1歩1歩掃除をしていけばやがて、この長い道の掃除は終わる」というようなセリフが、とても心に残った。



「モル・フランダース」☆☆☆☆☆

※娼婦になった女性を、一人の画家が絵を描く。子供が生まれ、幸せに暮らすが、彼が天然痘にかかってしまう。残された子供と、それを愛しむ母の想いが心から伝わってくる。シナリオもすべて最高に好きな映画だった。



「モンパルナスの灯」☆☆☆☆☆

監督・脚本:ジャック・ベッケル

出演:ジェラール・フィリップ、リノ・バンチュラ

※天才画家、モディリアーニが絵を売れなかった場面に泣けた。心を売りたくなかったのだと思う。彼は画商という世間に殺されたのだ。

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