上顎洞トロッカーセットを使った手術風景
![]() |
・上顎洞に対し穿刺器でカニューレを挿入。 ・過穿刺防止管使用で、勢い余って上顎洞内部に余計な傷をつけないようにします。 ・穿刺器はしっかりとした把柄で力が入りやすい構造です。 |
![]() |
・貫通したところ。 |
![]() |
・下鼻道穿刺器で鼻腔内から上顎洞に穴を開けたところ。 |
![]() |
・2つの穴から硬性鏡を利用して内視鏡下手術が行われます。 ・過穿刺防止管を取った後のカニューレ再挿入の際は導入器を用います。 ・写真では口腔側の穴からカニューレと硬性鏡が挿入されています。 ・カニューレは骨壁を貫通していますが、しっかりした金属管なので多少振っても管がつぶれる事はありません。 ・穿刺器保持用シリコンキャップが硬性鏡の軸を適度に固定し、ずり落ちを防止します。 ・こうして、従来の手術方法に比べて遙かに低侵襲の手術が可能になります。 |
「器械考案と写真提供」 聖路加国際病院 耳鼻咽喉科 柳清先生 |