●ジャクソンスプレー本体に各種のスプレー先ノズルを目的に合わせて付け替えて使います。
●11cmスプレー先ノズルは主として経鼻内視鏡検査の時、鼻にスプレーする時に使います。
●スプレー先ノズルの長い物は主として気管(気管支)用です。
●曲先は咽頭・喉頭麻酔用によく使われます。
●薬液瓶容量は7cc。
【ジャクソンスプレーの効果的な使用法】
●鼻鏡や舌圧子と併用することで、患者粘膜との接触を避けることも可能です。
【ジャクソンスプレーの消毒・滅菌方法】
●ジャクソンスプレー全体はアルコールティッシュなどによる払拭。
●スプレー先ノズルは、取り外して水洗浄後、外側をアルコールティッシュなどによる払拭。
試験管などに消毒用アルコールを入れ、先端側から数センチ以上を、あるいは全体を浸漬。
組立て後、薬液瓶に消毒用アルコールを入れて空吹きする。
鼻腔、喉頭、気管支など対し使用して、患者粘膜にノズルが触れた場合は、
蛋白質分解洗剤等により良く洗浄した後、何らかの滅菌処理をして下さい。
●薬液瓶は水洗浄後に消毒液に浸漬。
●全体を完全に滅菌する場合はEOGガス滅菌。
(ただしゴム部分があるので要温度管理、
またタイコス球がガス成分により金属部に溶着する場合があります)
●スプレー先ノズル部分は金属製なのでオートクレーブに耐えられますが、
乾燥工程による水分中のミネラル成分などの析出により、
目詰まりを起こすなど製品寿命が短くなる可能性があります。
これはオートクレーブ時に浄水器水等の脱塩素水を用いることで軽減できます。
●プラズマ滅菌(ステラッド等)はノズルの表面のメッキが破損(剥がれる)可能性があります。
■価格は定価表でご確認下さい。
■内視鏡(ファイバースコープ)検診などで人数が多くて手動では大変な場合には、
電動コンプレッサー方式で楽に使える 「モータースプレー」 もございます。