第17号(1996年8月) |
この6月3、4日に、皆さんにお願いした『公的支援を求める』署名を持って、国会議員、政府役員に会ってきました。 参加者は、宝塚市議の広田氏、尼崎市議の酒井氏、北川氏、丸尾まきと震災ボランティアの活動をしている人達数人でした。 わたしたちが会ったのは、土井衆院議長、斎藤参院議長、渡辺内閣官房副長官、沢藤建設政務次官、鉢呂大蔵政務次官、高見衆院災特委理事、佐瀬大蔵大臣秘書官、宮城厚生大臣秘書官ほか各主要政党団会議員です。 皆さんどの方も、熱心に話を聞いていただき思っていたよりも反応は良かったです。被災地から練り強く声を上げ続けることの必要性を感じました。 |
学校では、プール授業が行われています。 子供がプールに入った後で、「目が痛い」「肌がかゆい」「湿疹がでたり肌荒れする」「アトピーがひどくなった」などの症状が出ることはありませんか。 塩素の影響によるものだと思われます。 |
洗体槽とは、プールに入る前に体を消毒する腰洗い槽のことです。この洗体槽の塩素濃度は、水道水の250〜500倍もあります。 かなり、高濃度ですから皮膚障書等が起こる可能性は否定できません。 |
現に、体毛が茶色になる、性器がただれる等の被害が、他都市では報告されているようです。 また、塩素濃度149ppmで、胎児細胞の染色体異常が発生し、100ppmでハムスターの肺細胞に突然変異等の発生が報告されています。 |
洗体槽は、アデノウイルス(プール熱)等の感染予防を目的としています。 しかし、アデノウイルスは、塩素の濃度が0.4ppm〜0.9ppmに維持されていれば、感染の心配はないとされています。 水質管理さえ適切に行えば、洗体槽は必要なさそうです。 |
現在、洗体槽廃止へ向けて『水を考える会』が、取り組んでいます。 代表 佐藤さん Tel492−8019 |
塩素濃度 | |
洗体槽 | 50〜100ppm |
プール | 0.4〜1ppm |
水道水 | 0.2ppm |
廃止 | 西宮、伊丹、堺、高槻、茨木、 豊中(北摂各市は全廃) |
順次廃止 | 宝塚、川西 |
実施中 | 尼崎、神戸 |
まき: | 地球環境保全計画に情報公開の徹底と市民参加の保障を明記すべきではないか。 |
当局: | 市民への支援策は取り入れたいと思うが、情報公開の徹底などを明記する考えはない。 |
まき: | 二酸化炭素排出量の削減に即して、数値目標を設定すべきだと思うがどうか。 |
当局: | 数値目標の設定は、努力目標として望まれるが、環境審議会等の議論の結果を踏まえて考えたい。 |
まき: | 世界食糧危機の記述と尼崎市の農地の保全について計画の一部に加えるべきだと思うがどうか。 |
当局: | 農地の保全について、できる限り反映できるよう検討したい。 |
まき: | ダイオキシン等有害化学物質の計測と公表等の対策をローカルアジェンダに明記すべきだと思うがどうか。 |
当局: | ダイオキシンは、厚生省での検討の推移を見守りながら適切な対応を図っていきたい。 |
【まきの意見:評価できる部分はあるが、なぜ情報公開の徹底と市民参加の保障を謳えないのか疑問である。閉鎖的な体質は相変わらず。】 |
まき: | 市職員を管理人として優先入居させてきたのは違法行為ではないか。 |
当局: | 管理上の必要性からやむを得ず行ってきた。現在はやめている。 |
まき: | 優先入居した、法的には不正入居状態の46世帯と高額所得世帯に認定された管理人38世帯の対応をどのようにするのか。 |
当局: | 市職員である管理人の高額所得世帯は、個々に明け渡し指導を行っている。高額所得者以外の市職員の管理人についても、管理業務を自治会に委託していき、併せて自主的な退去を促す。 |
まき: | 不正入居していた市職員の管理人に対して一定の処分が必要では。 |
当局: | すでに退去をしており、処分は考えていない。 |
まき: | 不正入居の実態調査と今後不正入居を防ぐためにどのような対策を取るのか。 |
当局: | 入居者に規定の遵守を指導するとともに入居実態の把握を行うなどし、より適正な管理に努めていく。 |
【まきの意見:市会議員に市営住宅の入居を斡旋してもらったとか、市営住宅の権利を700万円で売っているといったような噂が飛び交っています。これらの噂を根絶するためにも、今回の不祥事の徹底的な対策を望みます。】 |
まき: | アメリカでは間接喫煙による肺ガンで年間約3千人が死亡し、間接喫煙による心臓病等をいれると年間約5万3千人もの人々が死亡しているという政府の報告がある。 市長への手紙でも分煙を求めるものがあったが、庁舎内を喫煙する場所と禁煙の場所と明確に分け、庁舎内分煙を実施すべきではないか。 |
当局: | 喫煙コーナーを設けるのはスペース等の問題もあり難しいが、灰皿の置き場所を工夫するなどして分煙対策に努めていく。 | まき: | 子供への影響の大きい学校職員室の禁煙・分煙を実施すべきだと思うがどうか。 |
当局: | 子供に影響を及ぼさないよう、配慮するよう促していく。 |
まき: | 指導要録の公正さを確保するため、また、本人の利益に大きく関わることなので、指導要録の全面公開は必要だと思うがどうか。 |
当局: | 条例の趣旨をふまえ、指導要録の目的を損なわないように、慎重に検討していく。 |
【まきの意見:行政が管理している本人の情報を、誤った使われ方をしないように本人が知るのは当然である。どこまでも閉鎖的な教育委員会です。】 |
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