織 田 杏 斎

K Y O U S A I O D A

なぜここに織田杏斎のページがあるのかというと、杏斎は母方の曾祖父にあたり、私が絵を描くきっかけの一つでもあったからです。高校のころ祖母に画集を見せて貰い、なんとなく短大の専攻も日本画にしました。母や叔父は杏斎にまつわる思い出話しをたまにします。写真家の草分けやったとか、古い家の間取り等も(^^)すごい記憶力やな〜。

織田杏斎 おだきょうさい 南画家 弘化2年(1845)〜大正元年(1912)
南北合法で一家を成す。明治期、中京画壇を代表する画人。
日本画家である父織田共樵に画を学ぶ。元・明・清及び各名家の絵画を模写し、各地の名勝旧跡を訪ね、草花や鳥などを写生してその神髄をつかむことにつとめた。西洋画をも修めようと思い、まず写真術を学び明治5年広美に写真店を開く。杏斎は名古屋の本屋詠楽屋東四郎蔵版の北斎漫画が諸工芸の基礎として有益であることを知りこれを再版させた。また北斎の遺墨を集め縮写して北斎漫画の補正を作成。著書には他に「十竹斎画譜抄本」「前津茶会図録」。その他、東海道等の古写真が多数残っている。

作品1 作品2

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