6:030
北海道最後の朝。釧路の町はグレーの雲。
天気は曇りすっきりしないのだが、やっと北海道らしい、涼しい朝を迎えた。
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7:30
ホテルで朝食を食べる。朝食といっても、牛乳とオレンジジュースだけで済ませた。
和商市場で「勝手丼」を朝食とするためだ。
ここのホテルは、焼き立てパン、サラダ、おにぎりが用意されて
おり、食べないのはもったいない。
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8:00
ホテル向かいの「和商市場」へ向かった。
朝から観光客で賑わう。朝の和商市場は、勝手丼を求める観光客が群がる。その試食を餌に店に呼び込む店員の販売手法に、エリは感心。
お土産にはここで、真っ赤に茹で上げられた「タラバガニ」を買って、自宅に宅急便で送った。最近は「アブラガニ」が多いらしいが、正真正銘のタラバです。
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9:30
トヨタレンタリース釧路営業所へ行く。帯広空港までレンタカーを予約しておいた。
車種は新車の「シエンタ」。帰りの飛行機の時間まで、空港へ向かうタクシー替わりに利用する。釧路のレンタカーらしく「釧路湿原」という歌を唄う水森かおりのCD貸し出しサービスがあったので、借りてみました。
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10:00
丹頂自然公園で丹頂鶴を観察。金網の中で仲良く鶴が生活している。
鶴は皆長生きだ。10歳を超える丹頂も多い。公園と自然を行き来している利口なツルもいるらしい。エリとともに「ツルは千年、亀は万年・・・・」
と、勝手な歌がふと出てきた。
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12:00
釧路から帯広空港を目指す途中、池田町手前の音更町付近の田んぼでタンチョウ鶴を発見する。お昼には、池田町に到着。
駅前のレストランよねくらで、駅弁「ステーキ弁当」(¥1,050)を購入し、池田ワイン工場前で食べる。これが北海道での最後の食事。ワイン工場のレストランのメニューを後で見てビックリ!お弁当で良かった〜
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14:20
池田駅からは、十勝牧場の白樺並木や然別湖方面を廻りたかったが、
時間も無いので旧国鉄広尾線の廃止跡、愛国駅〜幸福駅を廻ることにするが、
結局、時間もなくなり幸福駅だけに立ち寄る。廃線になっても未だ幸福(こうふく)を求め、願い、訪れる観光客も多い。そういう私もその一人。立ち寄った記念にH16.8.2の日付入りの切符のキーホルダーを買った。空港付近の牧草地で写真を1枚。
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14:40
とかち帯広空港到着。レンタカーを返却し、自動チェックイン機で窓側の座席を確保。空港の売店でお土産をたくさん購入。15:30 JAL1156便A300-600Rに搭乗。
無事に走り終えた充実感とともに、2002年と今回と続いた親子の北海道自転車旅行の思い出を胸に離陸。5年後、10年後、大人になった時に、今回の旅行を思い出の1ページとして記憶していてくれたらうれしい。
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17:15
飛行機は定刻より少し早く、夢と魔法の王国・東京ディスニーランド上空を通り、現実の世界の真夏の東京へと舞い降りた。
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20:00
おじいちゃん・おばあちゃんに車で迎えに来てもらい、夕方の仕事帰りの車で渋滞する首都高速を走り、
我が家に帰った。車中、疲れた父は無言で。たくさの思い出ができたエリは、自宅に帰るまで会話が止まらなかった。父と子の北海道自転車旅行の計画は、無事実現を果たした。
たくさんのお土産とデジカメで撮った風景を家族皆に早速見せた。
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■本日の走行距離:0キロ
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