霧で有名な観光ポイント「摩周湖第一展望台」まで向かうことにした。 展望台まではただひたすら上り坂。霧はどうか? 坂のどこまで走れるのか? 期待と不安な1日のスタート。
4:00
ふと目が覚めた。隣のベッドで寝ていたタカヒロがベッドから落ちかけて、 無意識のうちにはい登っている姿を目にした。 |
5:30
起床。やはり天気が気になりテレビのスイッチを入れる。今日の天気は曇り。 摩周湖を見ることができるか、気になって仕方が無い。雨でも霧でも、展望台まで行く ことは、昨夜のうちに二人で確認していた。しかし、坂を登って何も見えなかった時を思うと、 タカヒロがどう感じるものか、気になってしまう。 |
6:20
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7:00
朝食。またもや夕食同様、敷地内のレストランでの食事。牛乳は、先ほどの牧場 のものを使う。自慢の焼きたてパンもまた牛乳入りでおいしい。ハム&卵とサラダで、パンも牛乳も 食べ&飲み放題。北海道で初めてパン食の朝を迎えた。 |
8:30
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9:00
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10:00
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10:30(5.8キロ)
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11:55
摩周湖を離れる。国道の摩周の交差点まではほとんどペダルを漕ぐことなく、 約9キロほどの距離を30分で下りてきた。 |
12:30(14.7キロ)
交差点のコンビニで、昼食に弁当を食べる。 交差点では、続々とバイクが、摩周湖への坂に向かって曲がって行く。 2人の今日の予定はあと約40キロ。大きな峠は無いが、3時間はかかる距離だ。 |
13:00
のんびりと休憩も取らず、午後のスタートを切った。「摩周湖でのんびりと し過ぎたかもしれない」と、反省しながら走行。 途中、先ほどのコンビニで話しをした2人組のサイクリストに追いつかれ、 ダラダラと続く上り坂で追いつかれてしまった。 しかし、その2人組が大きな交差点で戸惑った隙に、再度、逆転。そして、また抜かれる。 |
13:50(29.2キロ)
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14:00
再スタート。途中、標茶の風牧場のヨーグルトを食べに休憩。ちょっとミーハー? |
15:25(47.7キロ)
南標茶のコンビニで休憩。ここでも風牧場の飲むヨーグルトを発見。 タカヒロはまた飲む。辺りはすっかり平坦地になった。釧路湿原に入った様な感じを受ける。 あと10キロ程でホテルへ着くはずである。あとひと頑張り! 五十石橋を渡る。しかし、またもやダラダラと長い坂が邪魔をする。 ここまで二人が頑張ってきたのは、ホテルの温水プールで遊ぶためで、 「温泉!」「プール!」を合言葉に、励まし合い、走ってきた。 「早くホテルに着きたい。」「早くホテルの温水プールに入りたい・・・・・・。」 JR茅沼駅の入り口を過ぎ、坂が下りに入ったところで、ホテルの看板を発見。 ホテル手前、最後の1キロが、急な上り坂になっていた。 |
16:20
ホテル:むらぎし到着。ホテルまで競争しながら走った。「あー、疲れた」が2人の言葉。 今日も自転車は、別棟の建物(研修用?倉庫?)を開けてくれ、大切に保管していただいた。 今日もまた優しい心遣いに感謝、感謝。 早々とチェックインを済ませ、ホテルの温水プールへ向かった。 タカヒロが「?????」 プールの水を見て固まった。温泉によるプールのため、プールの底が 汚れて見えた。モール温泉のため、水が茶褐色なのだが、タカヒロには理解できない様で、 すぐにプールでの泳ぎを止め、すぐ隣の温泉へ疲れを癒しに向かった。 ここは付近の方々も、温泉とプールを楽しみに訪れる場所の様だ。宿泊客は、案外と少なかった。 |
18:30
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19:30
テレビを見て過ごす。夜、星を見に外に出ようと思っていたが、何時の間にか 雲が覆い、空気も冷たかった。タカヒロは、「今日も星は見られない・・・・・・。」と、 残念がった。 しかし、テレビの天気予報は、明日の天気は晴れ。雨を心配する必要はないようだ。 北海道を自転車で走るのも、あと1日。短い期間ではあるが、お尻も痛くなり、 体全体の疲れを感じる。でも、もう少し走っていたい。そんな気持ちだ。 言葉には出さないが、タカヒロも足にエアーサロンパスをスプレーしている。疲れているみたいだ。 |
22:30
就寝。タカヒロは、「もう少し遅くまでテレビを見たい。」と、言っていたが、 テレビを消し、電気を消すとすぐに寝息が聞こえた。 ただ一言、「お疲れ様!」だ。今日は摩周湖が見られて良かった。北海道に来て良かった。 |
■本日の走行距離:56.1キロ |