北海道自転車旅行のスタート。関東地方は連日の猛暑。しかし、今年の北海道の夏は、
晴天も少なく、最近は寒い!ということを連日の様に天気予報で聞いていた。
自転車旅行にとって、雨と風は最悪である。どんな旅になるのか、不安な旅立ちとなった。
9:00
出発は早めの午前9時。北海道で旅の友となる自転車は、ちょうど一週間前にヤマト運輸の
サイクリングヤマト便で送付した。今回の自転車旅行は、ツーリングバックだけの身軽さで颯爽と出発した。
自宅から羽田空港までは、新車のマイカー:HONDAストリームに乗って首都高速で向かった。
わずか60キロの距離にもかかわらず、首都高速は渋滞で、所要時間はちょうど3時間。
飛行機なら北海道を往復できる時間である。何という渋滞!しかも猛暑!
はやる気持ちを抑え、家族全員で飛行機の離着陸が見えるレストランで昼食をとった。
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14:20
羽田空港発:JAS185便 女満別空港行きの飛行機で、猛暑の東京を離れた。
飛行機はMD−90。機内では、北海道南部に停滞する前線の影響で大きく揺れる恐れがあると、
機長のアナウンスがあった。初めて飛行機に乗るタカヒロには、不安な一言であったが、
大きな揺れもなく快適なフライトであった。
機内では、子供向けのおもちゃをもらった。前々から子供たちは、何をもらっているのか
とても気になっていたが、期待を裏切る様な小さな飛行機だった・・・・・・・・。
離陸後約1時間経過、飛行機はゆっくりと着陸体制へ移行。
北海道上空は雲が厚く地上が見えなかった。唯一雲の上に顔を出した雄阿寒岳を越え、
定刻通りに女満別空港へ舞い降りた。
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16:05
女満別空港。天候は曇り。半袖シャツでは肌寒く感じる。飛行機搭乗時に羽田で預けた
手荷物もすぐに出てきた。
そしてホッとする間もなく、一刻を争うようにタクシーに乗り、宿泊するホテルへ向かった。
車窓から見える景色は、すぐに北海道そのもの。明日からのツーリングが現実のものと思えてきたが、
天候とコンビニが少ない事が心配の種である。
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16:30
ホテル着。ホテルはカニ料理で有名な「かに本陣友愛荘」。
タクシーがホテル前に着くと、丁寧な出迎えを受けた。部屋からは網走刑務所が見えるが、
まもなく雨が降ってくるのが見えた。
さて、空港からホテルへ急いだ理由は、先に発送した父とタカヒロの2台の自転車を夕食までに
組み立てること。折角のご馳走は、準備万端心も落ち着いて食べたいからだ・・・・・・・・。
自転車の組み立て場所をホテルの方に相談すると、
ホテルの玄関の風除室で組み立てて良いと、暖かい言葉に甘えさせていただいた。
組み立て時間は2台で約60分。輪行袋に入れて送付した自転車は、輪行袋の
一部に破れ(穴)が見受けられたが、自転車に破損個所なし。良かった!
そして、組み立てた自転車は屋根のある車庫に置かせてもらえた。これで安心して明日の出発ができる。
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18:30
北海道最初の夕食。タラバガニの刺身、カニとホタテのしゃぶしゃぶ、焼きタラバ、タラバの天ぷら。
カニの内子、そして毛ガニ。ご飯はホタテの炊き込みご飯。お女将さんが一家族ずつ挨拶に廻る。
あまりにも丁寧な対応に改めて恐縮。自転車の保管、組み立て場所の件で改めてお礼。
父とタカヒロは、
大量のカニ料理に大満足。食事が終わったのは、20:00。
なんと優雅な食事でしょうー。
夕食時に一緒だった道内の家族連れのお父さんに、明日は野上峠越えを自転車ですると話したら、
たいへんだぞーっと、一笑された。
明日の走行が一番キツイ。覚悟はしていたが、ますます心配になってきた。
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20:00
ゲームセンターで少々遊ぶ。ゲームができる余裕も今日だけかもしれない。
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21:00
入浴。明日のスタートへ向けてリラックス。お風呂が温泉で無いのが少々残念だが、
明日の天気予報は、「曇り」降水確率:10%
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22:00
天気を祈りつつ、早めの就寝。
気温は低いのだが、羽毛布団を掛けると暑い!寝苦しい・・・・・zzzz。
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23:00
タカヒロは大汗をかいて熟睡中。フロントで新たに浴衣を借りて着替えさせる。
興奮と緊張で? 熟睡できなかった。
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■本日の走行距離:0キロ
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