DC12Vソケット設置


きっかけは、ポータブルナビ(HDなどを使わない、いわゆるメモリナビ)を取り付けようと思ったからでした。
DC12Vをバイクから取り出すのに、シガライターソケットを使うほうが汎用性があって便利なので、まずはソケットを設置しました。

やはり、バイク本体に取り付けるソケットは、雨中走行や洗車のことを考えると防水でなければ心配です。ソケットをシート下に隠すっていう手もありますが、そうすると電源アダプターを抜き差しする毎にシートをハズす必要がありますので、ワタシが想定している使い方(雨のときは、やばそうなヤツをすべて外すつもり)だと、外に付けるほうが便利だと考えました。

どうせなら信頼性の高そうなヤツを使おうと、MARINCOのものを選んでみました。こんな、ソケットとプラグがセットになっているものです。
マリン用のいろんな電装を扱っている会社なので、タフそうです。あくまで、見た目とイメージからですけど〜。5年保証、日本から文句言っても対応してくれるのかな?

ちなみに、このプラグだと使用中にも差し込み口が一応シールされるので、多少の雨でも使えそうです。当面使わないかもしれませんが、後から欲しくなってもこれだけ手に入れるの面倒なので、買っておくことにしました。

ブツはここから通販で購入しました。結構イイ値段しますね〜。(^^;
Amazonで見るとアメリカでも30ドルくらいなので、仕方ないですね。
ついでに、この電源ラインに入れるヒューズ用に、こんな防水ヒューズケースも買っておきました。

さて、電源をどこから取るかですが、常時通電でなきゃいけない用途には使う予定がないので、メインキー連動のどこかから取ります。
条件としては、

  • 配線の手間を考えて、なるべくFカウル内配線から
  • 念のため、元々あるヒューズよりは下流側
  • なるべく大きいヒューズの下流
  • ヘッドライトは常に大電流流れているので避ける

  • ってところでしょうか。

    しばし、配線図とにらめっこ......


    イグニッションヒューズの下流にあるメーターユニットなどの電源ラインから取ることにしました。この図の赤いラインです。ちなみに、ECUとイグニッションコイルも同じヒューズの下流です。
    青丸を付けたあたりに、左下の拡大図のようなカプラが入っていて、これがちょうど左前ウィンカーの内側あたりにあります。

    では、取り付けます。

    左側のカウル内張を外し、ソケットを取り付ける孔を空けます。
    こんなサイズの丸孔を空ける道具が無かったので、途中からは半田ごてで孔を広げてバリを削るという作業でした。
    こんな感じで、ひっそりと付いています。
    防水キャップが付いているので、使わないときは少々の雨や洗車でも中に水は入らなさそうです。
    +12Vの分岐はここから。カプラの前側で、茶色の線です。
    ちょうど、マルチゲージ関連で増設したメーター専用アースライン(写真上よりの青色の単線)が走っているので、グランド配線はここから分岐させます。(シャーシでもいいと思いますけど。)
    一通りの配線をつなげて、まとめたところです。
    防水ヒューズケースは、タイラップでメインハーネスにくくりつけました。中には2Aのヒューズが入れてあります。
    ソケットにつなげたところです。
    ソケットへの配線は、ヘチマのつるみたいにコイル状に巻いてあります。こうしてある程度余裕を持たせないと、内張を外すときに苦労します。
    ソケット裏側のコネクタが防水じゃないので、若干心配ですが、こんな感じのところならバイクのあちこちにあるので大丈夫でしょう。多分。(^^;
    1、2年様子見て、錆びるようならここを交換する必要があるかも。

    これで、無事防水ソケットが付きました。
    さすがに、インプレはなしです。(笑
    ちゃんとメインキーオンで+12V出ます。


    Fazerトップへ戻る