事務局
〒710-1301 岡山県吉備郡真備町箭田2387
相談室 藤井
   第101号  2003年3月発行
≪1月の例会報告≫
 1月は新年会を総社のくすの木で開きました。12名の参加でにぎやかな新年会となりました。

≪2月定例会の報告≫
 2月の定例会は8日に玉島にある障害者生活支援センター(旧倉敷西保健所跡地:玉島支所西隣)を12名で見学をしました。
 同センターは相談や憩いの場、地域交流や在宅福祉サービス利用援助などを目的に昨年4月より身体や知的障害の方とともに心の傷害を持つ方が利用できる施設です。開所は月曜を除いて9:00〜19:00で、5名の職員が常駐します。倉敷市障害者福祉事業団が倉敷市より委託を受けて運営されており、市内には児島にも同じ機能を持つセンターがあります。当日は精神保健福祉士でもある職員の大野さんが案内をしてくださいました。
 所内は相談室を初め心身障害者共同作業所「たんぽぽ」、共同作業所(精神)つどいの会、図書室、休憩室、カラオケルーム、地域交流室、調理室(月1〜2回一食300円で料理教室が開かれています)、ボランティアルーム、パソコン設備、卓球室など多くの機能を持ち、夜間の対応は留守番電話でなされています。
 来所された方は家族や病院での人間関係での悩みや日常の出来事を話されたり、時には月間行事で利用者同士の交流をします。利用は無料で、利用できる方は基本的に倉敷市民ですが、金光町や船穂町の方も利用登録できるようです。センターにある申し込み用紙に記載事項を記入し、登録しておけば利用できます。今のところ男性の利用者が圧倒的に多く(全体の9割)、マイカーでの通所も可能です。
 設立時には公共性が高い市民に開放された施設を目指されたそうで、民生委員や愛育委員へ行事の呼びかけをしたりボランティアの導入や作業所の指導員の方とも連携をとっており、家族の方も積極的に参加してほしいと言われていました。ただ、職員の数は少ない上に障害によって対応の仕方が異なる点が難しく、まずは来所者一人一人の個別の関係づくりを基本に丁寧にやることを心がけ、センターへのニーズを拾い上げることがこれからの課題だとのことでした。

◎連絡先
〒713-8121
倉敷市玉島阿賀崎2-1-10  玉島障害者支援センター
TEL (086)525-7867
FAX (086)525-7868

〒711-0921
倉敷市児島駅前4-83-2  児島障害者支援センター
TEL (086)472-3855
FAX (086)472-3852

お知らせ
@3月の定例会は16日(日)13時30分よりマインドホールにて1年の反省会と来年度の希望や方針について話し合います。多くの方のご意見をお待ちしております。出席できない方は文章でのご意見も承ります。なお、当日10時からあおたけの間にて役員会を開きますので役員の方はお集まり下さい。ご出席できない場合はあらかじめ事務局までご連絡下さい。
A4月定例会は病院行事(花見の予定)参加とします。日程他詳細は外来待合い廊下に掲示いたします。
B新刊ご案内
『精神障害のある人のための就業支援の制度としくみ』全家連発行。様々な機関での就労への取り組みと制度の利用の仕方などが解説されています。他にも定期購読誌『レビュー』など貸し出しができますのでご希望の方は事務局まで。
また、今年度の全家連機関誌『ぜんかれん』(1部300円)が残部僅少ですがご希望の方はおわけできますので相談室Dまでお立ちより下さい。
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