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どしろうとカメラマン・リサの優雅な休日琉球の旅

++  2007年11月29日〜12月1日 ++

 

楽しみに待っていた沖縄の旅。いよいよスタートしました。

新千歳で待ち合わせした友だち(ここから I ちゃんと呼びます)と合流。
お土産屋さんで、北海道の大人気お土産(入手困難)「じゃがポックル」の箱を発見する I ちゃん。
「買う!帰ってきたら友だちに送る」
と宣言して、出発前の空港で箱買いしてました。
沖縄まで持って行って、ただ持って帰ってくる。邪魔じゃろう・・・。

飛行機に乗る前から荷物が増えた I ちゃんとともに、那覇へ出発!
大きな飛行機が空席でガラガラです。
直行便は11月いっぱいの運行なので、行きはギリギリで間に合いました。でも帰りは乗り継ぎ便。
となりの席のおじさんが4時間のフライトでトイレに7回行ってました・・・。数えてるのもどうかと思うが気になった。

那覇到着。
ツアーは日本各地(とはいえ多くは羽田組)から集合したお客さん(30人ほど)が那覇空港でまとまり出発です。
第一目的地は、沖縄の免税店。
5分で見学終了。わたしも I ちゃんもあまり興味がなくて、たっぷり時間を持て余す。
が、今、思えば、ここでどーんと買い物をしていれば、あとはしぶくなったかもしれぬ。
ま、ムリに買うことはまったくないワケですが。

第二目的地は 首里城です。
那覇に着いたときは小雨だったのに、首里城に着いたとたん、大雨。そして横殴りの風。
有名な守礼門もサッサとくぐる。(写真すらない)
首里城自体が10年前に見たときより朱色が褪めて落ち着いた感じになっていました。
昔見たときは、こんなトコ落ち着かなくて暮らせないと思った(そんな心配はご無用なのに!)けど、今回はあまり派手な感じはしなかったな。

さて、写真を撮りましょう、とデジカメを出す I ちゃん。
「あー!」
「な、何・・! どしたの?」
「電池パック入れてこなかったーー!! 何か軽いと思ったんだよーー!!」
電源を入れても入らないので、パカっとあけたら空だった、そうです。
そいでもって部屋で充電してそのままにしてきたと思い出した模様。
そんなコントのようなことをずーっと前から楽しみにしていた旅本番でするとは!
「あほかー!」
と I ちゃんの捨て身(?)の技に大笑いしてしまいました。 I ちゃんはわたしに「笑いすぎー!」と怒ってたけど(笑)。

首里城
  

  首里城の正殿前。
  十分派手だけど、落ち着いて見えるのが不思議。


  ↓は首里城のトイレの蛇口です。シーサー!


シーサー蛇口
 ←上から見た図。

下から見上げた図→ 

手を洗うのが楽しくなってしまう。
思わず、 トイレで写真を撮りました。

横にいた子も撮っていた。
大人気、お蛇口シーサー。
シーサー蛇口

首里城見学後の帰り道。雨が止む。
「あの地味な建物はなんだろう?」と近づく。
「何だか門だね」
「うん・・・・ねぇ、これってもしかして守礼門じゃない・・・?」
門をくぐって正面から確かめるとそれは、たしかに守礼門でした。2000円札の絵柄だよ。
幸いまわりに人がいなかったので恥をさらすことはなく(ここでさらしてるが)済みました。
日も暮れかけて薄暗かったのです。(いいわけ)。


首里城を後にして、本日の最終目的地である本部町に向かう。
夜の高速は、「ただいま岩見沢インターチェンジに入りました」と言われても違和感ないよねーという雰囲気。
沖縄っていう実感が全然わかないのです。それじゃ、困るのです。
しかーも、ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ(長くて最後まで覚えられなかった。今も見ながら書いた)のロビーに入ると風が吹き抜けて、けっこう寒い。
あれ、常夏感は?
「沖縄なのに寒かったらどうしよう」という不安が拭いきれず。完全に京都のトラウマです。
ロビーで思わず着て行ったダウンのコートを着込んでしまいました。ほかほか。

もうすっかり日も暮れてからホテルに入ったので、窓を開けても外の景色はまるで見えない。
オーシャンビューのはずなのに、波音も聞こえず。
聴こえるのは友だちがさっそく詰まらせたトイレの水音のみ・・・。ザザーザザー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「すいません、トイレがつまったんで、見ていただけますか?」
とっとと電話する I ちゃん。フロントを呼んじゃってる。

気を取り直して、ベランダに出て、耳を澄ます。
あ! 波音?
と思ったら、車が走り去る。
あぁ、車か・・・。 と諦めきれぬわたしに、
「朝になったら海が近づいているよ」とテキトウなことを言う I ちゃん。
それって、すごい大災害だよ!

ホテルには温泉ではないけど、ミネラルたっぷり大浴場がありました。
沖縄に来て、大浴場に入って浴衣を着るとは思わなかった・・・。
でも手足を伸ばせて気持ちいい〜。
こうして1日目は無事に終了。

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