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理想的な無限大バッフル方式

最も音の良いスピーカーはどんな形か?ルミノサウンドが出した結論は、天井埋め込み型スピーカーによる無限大バッフルです。スピーカーの取り付け板をバッフルと呼びますが、このバッフルが無限大に延長された構造を無限大バッフルと呼びます。無限大バッフルは、スピーカーとして理想的な方式であり、ごまかしや虚飾なく真の音を再生します。

原音の選択的デリバリー
振動板は正面 (正相)だけでなく、背面 (逆相)にも音を発します。正相の音は真の音。一方、逆相の音は正相の音を破壊します。したがって、正確な音のためには、正相の音だけリスナーに届けなければいけません。しかし、一般的なスピーカーは、逆相の音を放出するだけでなく、逆相の音を積極的に加工し、原音とかけ離れた音をリスナーに届けます。ルミノサウンドの方式では、逆相の音を天井裏の巨大な空間で減衰させることにより、正相の音を選択的にリスナーに届けます。これにより、極めて自然な再生が可能になりました。


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振動板の正確な動作
一般的なスピーカーは、スピーカーユニット背面が筐体に囲われています。そのため筐体内部に発生する音圧が振動板の運動を妨げます。一方、天井の広い空間に設置するルミノサウンドの方式は、振動板が受ける音圧が圧倒的に少なく、ダイナミックかつ繊細な音の再生が可能になりました。

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自然な音場感
一般的なスピーカーは、筐体を持つので音の回析現象が発生します。音の回析は音場 (音の実体感)を歪ませます。平らな天井に設置する天井埋め込み型スピーカーは、回析がほとんどないため、演奏会場のような自然な音場を再現します。


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