救急病棟では
2002.1.16
折角の貴重な体験なので、レポートにまとめておきます。(^O^)
救急車に乗りこんだのはたぶん7時半頃だったと思います。その時は朦朧としていた意識が回復してきて、救急車内のやり取りが聞き取れました。救急隊員の一人は手早く、止血をしていたようです。別の一人は女房に私の生年月日や事故の状況を聞いていました。やっぱり動転していたんでしょう、女房は生年月日を答えられずにいました。意識が戻ってきていたので自分で答えました。別の一人(?)は本部と連絡をとって受け入れ病院を探していました。最初は、板橋の日大病院ということになったようです。でも、とても遠いからなのでしょうか、さらに連絡を取り続け結局三鷹の杏林大学病院に行く事に成りました。その間約30分救急車はマンションの前にとまったまんまでした。さらに、救急隊員は病院と連絡をし、状況などを伝えていたようです。私には、接合を望むかどうかの確認をされました。もちろん接合を望むといいましたが、切断した感じからして無理だったらあきらめると言いました。病院へ9時頃についたようです。最初は救急隊員がつきそって説明をしてました。病院の先生も看護婦もまるで、緊急ER24時(だっけ)テレビドラマのようでした。最初にポラロイドで2枚ほど手の写真を取られました。次にレントゲンを2枚取られました。それから、説明があり、接合は無理と言う事、これから麻酔をかけて洗浄すること、左腕ではアレルギー検査をすることを言われました。実際にその手順でことが進みました。麻酔は、右手小指の第2関節のあたりに2本うたれました。しばらくまって、洗浄がはじまりましたが、まだ麻酔がきいていなくてとっても痛かった。最初は石鹸のようなもので手全体を洗ったようです。だんだん麻酔が効いてきた様で触られてる感触はあるけれど痛みは感じなくなりました。最後はガーゼのようなもので切断面をこすっていたようです。
洗いながらの医師たちの会話は、「やすりでけずろうだの」とてもきいていられないものでした。洗い終わった後は、はさみなどで切断面を綺麗にしていた用でした。その最中に点滴を一本入れました。なんかホルマリンと言っていたような気がするけど、「おいおいホルマリン漬けにされるのか」と心の中では笑っていました。やっぱし、こっちの精神状態もおかしかったんだ。
それから、左肩に破傷風の予防注射をうたれました。なんでも、1ヶ月後と1年後にも注射を受けなければいけないそうです。最後に、骨は思ったより残っている事、肉が盛り上がってくれば長さはあまり変わらない事、爪は再生しない事、肉を盛り上げるのはアルミホイルを巻くのだが時間がかかること、の説明があり、右手の小指には手首ほどの太さに包帯が巻かれました。1/16に再来院してアルミホイルを巻くことになりました。
会計はなんだか普通ではない処置があるため計算できないので次に来た時に精算してくれといわれました。
結局会計は健康保険が効いて20%負担ですが
診察料 5,000円
投薬料 2,180円
手術料 10,520円
画像診断料 2,800円
薬剤 180円でした