BLOX 

 

 トミーブース内のゾイドのコーナーは、大部分をブロックスが占めるような形で展示されていた。

 

 1週間前のおもちゃショーでは、ブロックスを実際に手にとって体験できるようなスペースが用意されていたが、このホビーショーでは、展示だけとなっていた。それでも、実際の商品を、ガラス越しではなく、間近で見ることが出来るような、形で展示されていた。

 第一弾として発売されるのは、4種のブロックス。BZ-001レオブレイズ、BZ-002ウネンラギア、BZ-003モサスレッジBZ-004ナイトワイズ。そして、成形色を変えたレオブレイズとウネンラギアを組み替えることでできるダブルアームリザードにビデオを同梱した特別商品。その各々のには、値段と発売日と梱入数が添えられ、整然と並べられていた。

 発売を翌月にひかえていることから、パッケージのデザインも決定済であり、新しい「BZ 」ラインでの統一性を持たせたパッケージが並べられていた。旧シリーズの初期の頃を思い出させるようなロゴの配色と、やはり旧シリーズのMZ系列を連想させるパッケージの作り方など、原点回帰を狙っているのか、旧シリーズからのファンへのアピールなのか、考えさせられた。

 ブロックスは、既存ゾイドの武器パーツとして使えるようになっている。ダークスパイナーには、武器としてのチェーンソーとなったブロックスが取り付けられていた。ケーニッヒウルフの背中には、ミサイルランチャーを模していると思われる装備となったブロックスが取り付けられていた。

 

 これらブロックスに混じって、既存ラインのゾイドの数体が展示されていた。その中でも、キラードームや、月末発売となるガンタイガーなどいくつかは、パッケージ写真などに使われている、試作品に塗装した機体が展示されているなど、製品前の段階を知ることの出来る興味深い展示もされていた。

 

 

 

戻るback