第13回次世代ワールドホビーフェア

 

 

 全国4会場で行われる次世代ワールドホビーフェア。2001年から東京会場は、幕張メッセから東京ビッグサイトに場所を移しての開催であった。

 東京ビッグサイトでの開催は、1月13・14の二日間。基本的には、コロコロコミックを主体とする、小学館とからみのあるホビー・おもちゃの新製品紹介の場。トミーがブースを構えれば、そこにゾイドがやってくることになる。

 

 今回トミーのブースは、会場の入り口から離れたところに設けられていた。これは、改造コンテストのエントリーに影響したと思われる。おそらく大ゾイド展の改造コンテストの教訓をふまえてであろう。参加希望者は、事前に往復ハガキで申し込んでおいて、指定の時間までに集合するというエントリー方法がとられたため、コンテスト参加者のための、別の入り口からの入場を容易にするために、裏口に近い位置にブースを構えることとなったのではなかろうか。

 

 ゾイドの人気がそのまま、トミーブース内の大きさに影響しているのであろう。トミーブース全体の1/3から半分ほどのスペースがゾイドに割かれていたのではないかと思われる。改造コンテスト、バトルカードゲームの表彰式やインフォメーションの紹介のあったミニステージがあり、旧シリーズの紹介コーナーがあり、コロコロコミック誌上に紹介されたプロの改造作品例のコーナーがあり、新製品紹介のコーナーがあり、改造コンテストの展示スペースがあり、ディオラマがあり、バトルカードゲームのコーナーがあり、プレイステーションやゲームボーイのゾイドのゲームの体験コーナーがあり、ゾイドについては、単に次世代・次に発売をひかえている新製品の紹介で終わらない、遊ぶことも意識されたコーナーの作りになっていることがうかがえる。

 

 当日は、2001/01下旬に発売予定の、ウオディック、レイノス、2001/02下旬販売のライガーゼロの先行販売があり、金メッキレブラプターの限定販売が行われた。金メッキレブラプターは早々と売りきれとなったようであるが、先行販売品は、充分な数が用意されていたようで、売り切れとはならなかったようである。 

 

 前回、2000/06のホビーフェアからより本格化した改造コンテストをはじめ、カードゲーム、より参加型のイベントが組まれていたことは、とても好感の持てるイベントであったと思われる。こうしたイベントに参加するためには、普段からゾイドをいじり倒していなければ、結果は自ずと知れることであろう。ゾイドがホビーとしてしっかり定着するための、刺激となる、イベントであったと思いたい。 

 

新製品

ディオラマベース

ミニディオラマ

インフォメーション

ゾイド改造例

ゾイド改造コンテスト

ゾイド改造講座

未再販ゾイド群

改造ゾイド群

 

 

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