アイフラッシャー

グレードアップユニットNo.3

EyeFlasher

共和国・暗黒側共通

型式番号

-

シリーズ

グレードアップユニット

ゾイド・プレイヤーズ(1990年7月現在のカタログのみ)

タイプ

-

発売

1989年8月〜end

全長

5.4m

定価

300円

全高

2.0m

オペレーション

バッテリー

全幅

1.7m

ライト点灯

重量

6.5t

使用電池

単3×1

最大速度

-

部品点数

3(このほかにライトが接続されたバッテリーケースがあります)

乗員

-

ゴムキャップ

-

搭載ビークル

-

主成形色

グレー・クリアーレッド(ライト部分のみ)

主要目的

レーダー・センサー

キャッチフレーズ

アイフラッシャーは、Gマークのあるゾイド(別売り)に接続すると光ります。

巡航速度

-

ギミック

メカ本体の目を光らせる。(1989年10月頃のカタログのみ掲載)

ZEP

18

その他

-

装備

装備名

搭載数

特徴

-

-

特徴

あらゆる状況で、敵を補足するサーチレーダー。またエネルギータンクも装備している。共和国軍が開発したが、情報がもれ、暗黒軍も同様の兵器を作り出していた。戦闘総合力は、通常18ZEPである。

掲載バトルストーリー

-


 1989年8月に登場した、パワーコネクターを搭載したゾイドに装備するためのユニットの一つ。

 

 グレードアップユニットは、モーターから得られた動力をパワーコネクターを通じて取り出すことを主流としていた。その中で唯一パワーコネクターを介さないで機能するユニットである。もちろん、目を光らせるのが目的であるのだから、ギアの動力があってどうなると言えばどうなるのであるが・・・・

 当初発売されたグレードアップユニット搭載ゾイドは、キングライガー、ハウンドソルジャー、ジーク・ドーベルガル・タイガーの4体であり、いずれも1300円というモーター搭載ゾイドでありながら手ごろな価格に押さえられていた。その低価格化による影響から、ギミック面での簡素化もされてしまい、動きが単調になってしまうという弊害もおこしている。しかし、それまでのゾイドでは3800円以上のゾイドにしかライトユニットは搭載されていなかったが、1300円のゾイドに300円を足して合計1600円で動いて目の光るゾイドが手に入るというのは、それなりの工夫の結果であったと見るべきであろう。

 組み立てるゾイドではあるが、電池との接点となる金属部品や、それとライトをつなぐという作業はする必要のない様な組立済みユニットになっている。ユーザーは、ランナーから電池のカバーとなる部品を切り取りケースに取り付け、スイッチと電極のカバーをかねる部品を切り取り、パワーエンブレムを本体に取り付けることが作業となる。尚取り扱い説明書は、パッケージの裏側に表示されている。

 特徴で見てわかるように、ギミックとしては目を光らせるアイフラッシャーであるが、設定的にはレーダーとなっていることがわかる。実際の取り付けには、コックピットパーツを取り外し、そのうえでライト部分を差し込むのである。すると、アイフラッシャーを搭載したゾイドは、無人になってしまう。無人になってしまうのであれば、レーダーという設定ではなく、オートコントロールユニットという設定にして、実際のおもちゃとの兼ね合いをつけるべきだったと思う。

 そうでなければ、ライトを囲むクリア部品を、一部を黒の成形色にしてシートを設け、シート正面には穴を開けて計器が光っているイメージをさせるような工夫をして、アイフラッシャーを搭載しても、パイロットのいる場所を作って欲しかったモノである。

 

アイフラッシャーパッケージより転載