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 ユーリさんの柏便り 
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そろそろ柏便りという題名を韓国便りにした方が良いでしょうか?ユーリさん(笑)

◆◆<番外編 in 香港> 2001年1月26日〜28日◆◆

カールスバーグ杯、2泊3日のハードスケジュールで見てきました。
新体制の代表を早く見たかったのでちょっとムリして行きました。

12/20の時とはメンバーも多少違い、新しく加入した選手を覚えなくては!だったのですが、試合に出ていず、最後まで名前と顔は一致しませんでした。
今回の香港で注目した選手。
パクソンベ、キムテヨン、パクジェフォン
パクソンベ選手、来年Jに来てくれないかしら。
レイソルを勧めてみました。って来年は韓国トリオは誰もいなくなってしまうのかどうか・・・?

そうそう、
チョングゥアンミン、髪を切っていてミョンボさんと似ていました。前以外から見たらそんな感じです。
だって・・・
「みょんぼさん!」と行きそうになった私に「ミョンボじゃないよ」と止めてくれたのは
イ・ウンジェ選手でした。(恥) また、やってしまった!
これを書いたら何人かの
ミョンボさんファンの方にブーイングされるのでしょうか?
でも、
チョングゥアンミンは短いほうがお似合いですね。
そしてやっぱり、頭のてっぺんから見ると
想鐵さんとキムテヨンはちょっと似ていました。
テヨン選手のほうがひとつ上、なんですね。そうは見えませんでした〜。
想鐵さんが、わざと「ヒョン」と言ってました〜。(←これ、日本のギャグです。それを言う想鐵さんは凄いです)

香港スタジアム、専用なのでとても見易くてヨーロッパのスタジアムを思わせるような造りでした。ベンチと観客席の一番前とは手が届く距離です。
ここは設備(電光掲示板が二つもあります)も整っていますしスタツフの対応もしっかりしています。
おかげで飲物は持込み禁止を知らなくて荷物検査(あるんですねぇ)の時、指摘され、その場で飲みきるか、ここへ捨てて、とゴミ箱を指差しました。くやしいので少し飲んでから捨てました。紙コップへ移し変える、なんて日本だけですかね?
そのわりに中に入ると売っていました。マックまであります。

英語が出来ない私は色々な面で苦労しましたが。

ただ、スタジアムのH&Wの位置を確認していなかったため、座った席がアウェイ側となってしまいました。
というか、どちら側がアウェイなのかよく分からないままでした。
代表ユニは青でしたし。
前回の相手はノルウェイ、今回パラグアイと赤のユニフォームチームとの対戦でしたが、香港とい場所柄、近い韓国がホームかな、と思っていたのに、世界ランク上の2チームがホーム、ということにでもなったのでしょうか
韓国代表ユニは青が3枚、赤が5枚あるらしいです。
ユニを来て観戦する方というのが殆どいなくて、ノルウェイサポーター、韓国サポーターの少人数の方々が着ているくらいです。

時々なんのシーンに関係もなく沸き起こる歓声と3回くらいあったウエイブが主な応援。
香港の応援の方は殆ど韓国チームを応援していました。
残り15分位で、試合中に後のチームが入場してきて周りでアップを始めてしまいます。
選手が入って来た時など、そりゃあ香港の方達は大声援。試合中の選手の集中が途切れないか心配になりました。
スタンドから選手に手紙を渡していました! ノルウェイチームのファンらしき人が。周りの人から拍手されていましたね。その選手も手紙掲げていましたもの。

ヒディング監督は一度も立たず、ひたすら試合の流れを見ているようでした。
そうそう、ベンチ入り出来なかった選手はスタンドで観戦しているのですが、韓国ベンチのすぐ上でベンチから選手に声をかけていました!
メインスタンドと思われるスタンドの列は20列くらいしかありません。選手は3列めくらいに座っていました。
スタンドにいた選手が何人かしか分かりませんでした。ハーフタイムになると、選手も席を立つので偶然、トイレ近くで○○選手を見かけたり、声をかけたり・・。

この試合のレフェリーは
岡田さんでした。
そういうことは日本では報道されてはいないんでしょうね。ただ結果だけでしたね、帰りのAIRの中で日本のスポーツ紙全紙見ましたが。
選手入場の時に韓国チームの先頭にはチマチョゴリを来た女の子がSOUTH KOREA REPABLICと書かれたプラカードを持って行進しています。
韓国国歌も何度か聞いていますのでなんとなく、歌えたりします。

相手のパラグアイはとても当りが強く、パクソンベは何度も何度も当たられていました。それでも、スッと立上がってすぐ次のプレイへと動きます。
ピッチがとても近いので、選手の声も聞こえます。試合中の声と普段の声とは違っています。
右サイドにいた
パクソンベのプレイを目の前で見ていたせいか、とてもパクソンベのプレイに魅力を感じましたね〜
日韓戦の時の
パクソンベはどこにいたんだっけ、とふと、考えました。この時は殆ど印象がなかったからなぁ・
顔面を相手にやられた時には本当に痛そうで、心配しましたがなんのその、で。
彼はFW登録だったのですが、この日は右サイドを試されたようです。
そのかわりなのか、
想鐵さんがFWだったことも書かないわけには行きません。
キムドフンとの2トップだった為に想鐵さんはそれはもう大変な動きよう。FWしてDFもして、と前、後ろとホントによく動き回っていました。
悔しそうな表情までよく見えるからやる気、みたいなものも伝わってきます。そんな
想鐵さんのがむしゃらな姿がカッコ良かった!
これでシュートさえ決めてくれたら言うことナシ!だったんだけれどな・・・
ドバイに期待です! でも、FWじゃない気もするしなぁ。

一番の活躍はどうしても
コジョンスです。CKは左右とも彼でしたし、FKも彼でしたし、ゴールまで彼でした。
あの2回連続バック転を見たのは9月の五輪壮行試合VSナイジェリア以来。白い歯がとてぽ的でしたね。
周りの選手は勿論抱きつきにいってました。

みょんぼさんはヘディングでクリアすることが多かったです。あと、後半には黄色紙を頂いてしまいました。韓国チームで一人です。
ミョンボさんがカットすると拍手が沸き起こります。勿論、隣りの席からも拍手は聞こえるのですが、やはりホンミョンボという選手は有名なんだな、と勝手に解釈しました。

前半の35分くらいになるとゴール裏にいたファンが揃ってメインの席へ移動してきました! かなりの大移動でこれもまた、選手にしたら目障りな動きだったんじゃないかな。ゴールに向かってる先にその光景なんですから。ここでは、後半35分過ぎたら空いてる席への移動は常識になっているのでしょうか?

前半長袖だった選手も殆ど半そでで登場。ミョンボさんは長袖です。

前半目についていた
パクソンベが逆サイドです。心なしか寂しい。
しかし! 途中、
コジョンスとポジションチェンジをしていました。ほんの数分こちらサイドにはまたパクソンベです。
ポジションを戻るときに中央あたりで
コジョンスと手をハイタッチしながら移動していました。とてもいい感じ!
私が思うには、
パクソンベはFWより右サイドが適しているのではないかと感じました。

PKの時、ゴール裏にいる人たちはパラグアイ選手が立つと大ブーイング! 韓国選手だと拍手です。なぜか韓国を応援してくれています。そのおかげもあり、そして当然
キムヨンデの読みも当り、3位となりました。
PK決めると掲示板の表示とともに「ゴ〜ル」の絶叫アナウンスが流れるのはどうなんでしょう・・?
それにしても
キムビョンジ選手・・・ この先、呼ばれるのかちょっと、いえかなり心配です。
メダル授与が始まるらしく、パラグアイの選手から上段へ。でも、いくら4位とは言え、4チーム中なんですけどいいのかしら?
最下位なんだけどなぁ。

席はちょうど選手達が戻る時に通るロープサイドです。いえ、ちょっと離れていましたが駆け寄りました(^_^;
自分の立ち位置を確認しつつ、韓国チームを待まちます。
当然、
ミョンボキャプテンを先頭にしてベンチにいた選手も参加して上がってきます。
こっちは自分の所に来た時のことを考えるので必死。(笑) 手を差し出して待ちかまえる。
ミョンボさん!勿論声に出しました。うわっ、普通の顔だ。かすかに触れたミョンボさんの手。
そのあと、選手の順は覚えていません。印象にあったのは、
シムジェウォンは案外ミョンボさんタイプ。
チェヨンスの時は思わず手を引いてしまいました。
想鐵さんは驚いていたようです。いい位置キープしているものね。
パクソンベキムテヨンもいい笑顔でした。みんなハイタッチしてくれました!
レフェリーの
岡田さんも通ったので、握手を求めると「良かったですね、韓国勝って」とおっしゃって頂きました。前日、ひょんな所でお会いして覚えていたようです。
スタジアムを出る時、貴賓席のガラスの向こうには前監督が・・・。ニッコリされていたので安心しました〜。チームは勝ったんですしね。
香港の試合を見ず、帰りました。

この試合でケガをした選手も多かったようで驚きました。
コジョンス選手が代えられたのもそれで、だったのですが痛みを抑えていたんでしょうね。なんで交代?と思っていましたから。
シムジェウォンは5針を縫うケガ。それって、同行しているチームドクターが処置してしまうようですね。凄いっ!!
翌日の練習に行く時、
パクソンベは鼻にアイシングしていました。

ミョンボさんとシムジェウォン想鐵さんとソドンウォンパクソンベキムウンジュンイウンジェチョングァンミン
同室らしいです。

私達は買物する時間もなく、路地裏でアラブ人が作る美味しいカレー&パン(ナンのような)を高遠で食べる、とかスタンドで絞りたてのジュースを歩きながら飲む、とか、そんなことばかりでした。
お粥とマンゴーが美味しかったけれど同じお粥やで飲んだ紅茶、アーモンドミルクはヒドかったなぁ。
それに懲りて、コンビニで買ったペットボトルのお茶。飲んだらこれも甘い!お茶まで甘いのか?とパッケージを見ると、小さーく「蜂密入り」ですって!

そうそう、香港の熱狂的なファンの方もいて、圧倒されました!選手も圧倒だったことでしょう(笑)すぐに写真を現像したらしく、見せて頂きました。凄い量なのに、ミョンボさん一枚もない!! その彼女は多分面食いだと思うのですが・・・。想鐵さんは勿論、
イミンソン、多かったなぁ。

香港では日本人の話す英語は通じません。地図片手に行く先を指さすのでやっとです。ホテルでも苦労してよっぽどレバノンのほうが順調でした。
そんな中、私のつたない韓国語で通じる人たちがいることがとても嬉しかったです! これがなかなか通じていたのでした。
韓国語が分からなかったら、私の日本語英語でも分かってもらえました。
(全くの日本語で話してしまったのが約2人・・・)

結局、試合のみで練習も見ることが出来なかったのですが、選手の名前もまた覚えて帰ることが出来ました〜
練習風景はとても見たかったので残念! 今までみたのとは違うんだろうなぁ。
ヒディング監督もお見かけしましたがとてもいいおじさん風でした。ヨーロッパの人っぽい。
たまたま、香港へ行く前、W杯オランダの試合(VSアルゼンチン)を見ていて、人数少ないオランダの勝利の瞬間、ヒディングがベンチから飛び出してきた〜という映像を見ました。その頃はもうちょっとやせてたかな?
監督が変わって、雰囲気も変わったように私は感じました。選手も気がラクになっているような。規律は厳しくても出来ないことを言われているのではないし、それが辛い、と思う選手もいないんじゃないでしょうか? それに、そう自由がきかなくもなかった様子。

今度は90分で勝利して欲しいですね。
4−4−2のほうが選手はやりやすいみたい?!! あとは浸透させていくのと、慣れ、ですね。

選手が練習に行くのを見送るまでの時間しかなくて2F建てのバスから
テヨンさんは一番後ろの一番奥の席にもかかわらず、身を乗り出して手を振ってくれました。
パクソンベは足を前の座席の後頭部に乗せたまま、鼻をアイシングしながらクールに手を振り・・。下に乗っていたスタッフに挨拶をして帰途に着きました。ミョンボさん、想鐵さん、チェヨンスは日本へ戻るため、一時帰国です。韓国に戻ってから日本入りでした。

今後の代表の展開が楽しみですね!色々、試されるようで、みんなマニマニ、ヒムネセヨ〜!
でも、みんなが頑張っちゃうとポジション争いも大変なってしまいますね。(笑)

それにしても、どこに記者の方は潜んでいたんだろう?

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