1. 浦 和 か ら の 温 泉



1-30 矢板市『城の湯温泉センター』


矢板市『城の湯温泉センター』の温泉湧出には、矢板市幹部
の皆さんの涙ぐましい努力の秘話が込められている。
「広報 やいた」特集号「40周年を迎えた矢板を残す」によれば、
実に、市制制定40年の歴史の中の「矢板市の主な出来事」
18項目中、「温泉」関連の項目が3項目もあるのだ。
市幹部は「ふるさと創生事業」として、市民の皆さんのことを思
い、温泉が湧出するまで辞表を胸に掘削許可範囲ぎりぎりの
1,404メートルまで掘り進み、見事温泉を掘り当てたのである。

1986(昭和61)年3月25日、「温泉湧出」
1992(平成4)年4月1日、「城の湯温泉センター1号オープン」
1995(平成7)年11月5日、「城の湯温泉センター入湯客100
万人達成」

現在は、2号館も完成し、只今(1999年3月)裏山に「見晴台」
も構築中である。


(1) 交通

(電車+徒歩)
JR浦和駅 → 矢板(宇都宮線) →下車 → 徒歩30分
(矢板駅から宇都宮方向へ戻り、塩谷総合病院の手前の道を
右折あとは、案内に従って歩く。)

(マイカー)
東北自動車道「矢板インター」から約7分


(2) 温泉案内

@ 営業時間 午前9時 〜 午後9時

A 料 金 1回=大人400円(1号館+2号館。400円でどち
らも入浴可能)

B 温泉施設 ◆1号館 = 内湯、露天風呂(共に男女別)、
休憩室(食事持ち込み可)
◆2号館 = 超音波風呂、サウナ、寝湯、うたせ湯(共に男女
別)、食堂、休憩室(食事持ち込み可)

C セールスポイント
毎分73.5度の高温の温泉が湧出
露天風呂は広々とし、裏山の自然の借景が実にいい。
神経痛、関節痛、うちみ、慢性胃腸病、疲労回復、慢性皮膚
病、虚弱児、動脈硬化に効能あり。

D 電 話 0287−44−1010

  【写真/右上=「城の湯」全景】 
  【写真/右中=「城の湯」露天風呂】
  【写真/右下=「城の湯」露天風呂から内湯を望む】

◆近くの観光案内

「酒蔵見学」

株式会社 富川酒造店 電話0287-48-1510
栃木県矢板市大槻998
《交通》東北自動車道「矢板インター」から約10分

「清酒 忠愛」の醸造元で、入場無料の酒蔵見学をさせても
らえる(酒造り工程も見学・・・夏季はビデオによる説明)。
小さいながら、白壁の酒蔵が美しい。
ゲストルームや試飲コーナーがあり、お土産を選んだり酒
談義に花を咲かせて楽しいひとときを過ごすことができる。

◎1人でも見学可能だが、念のため事前に問合せを。
年中無休(ただし、12月31日 〜 1月3日を除く)。

 
【写真/右=「富川酒造店」=清酒「忠愛」の蔵元、酒蔵】