Windows7のサポート切れ対応
〇この記事の要点:
Windows7のパソコンで使うブラウザは、「Firefox」か「Google Chrome」にし、「IE」は使用禁止。
Windows10の新品パソコンに慌てて買い替える必要はない。中古パソコン(どっと出てくるはず)で十分
この機会にタブレットと併用にするのがよいのでは。無線ランルーターを買えば安価に運営可能。
できれば、外出先でもネット接続できるモバイル・ルーター(+格安SIM)が便利。
Windows7のサポートが2020年1月14日に終了しました。
なので、慌ててパソコンの買い替えなどに走った人が多いようです。
これに対応して、パソコン・メーカも、10万円から20数万円もする機種の販売に力を入れています。
金銭的余力のある人は、そういう高性能・高価格のものを購入してもいいでしょう。
この記事は、そこまでお金をかけられない、という人への参考情報です。
まず、Windows7のサポート切れで、何が一番の問題になるのかを理解しましょう。
ネットにつながないのであれば、まったく何の問題もありませんが、そうはいかないでしょう。
常時接続は、どんな場合でも危険ですが、必要な時にネットに接続するにはどうすればいいでしょうか。
その結論は、接続しても脆弱性のないブラウザを利用することです。
マイクロソフトの提供するインターネット・エクスプローラー(IE)は危険です。
そもそもWindows7の提供主体ですから、サポート切れ後にIEの方の脆弱性対応を行う動機がありません。
代替可能なのは、まず「Google Chrome」で、少なくとも2021年7月15日までWindows 7対応が維持されるそうです。
もう一つの選択肢は、「Firefox」で、対応終了時期は明記されていませんが、対応は維持されるでしょう。
実は、私は、WindowsXP終了後も、そのパソコンを使い続けていましたが、その時にFirefoxを利用していました。
この最後まで頑張っていたFirefoxの終了で、やむを得ず、パソコンを買い替えることとしたのです。
当面の対応は上記で可能としても、パソコンを買い替える時期にはなっていると思います。
買い替えの他の選択肢に、Windows7登載のパソコンにWindows10をインストールする方法もありますが、
お勧めしません。その理由は、Windows10の起動要件からして、満足に動かない可能性が高いからです。
実は、私は、これにもトライしてみましたが、メモリーが不足で動かず、メモリー増設にも仕様上の限度があり、
結局、断念した経緯があります。
ということで、いよいよ買い替えですが、私は高価な新品パソコンを買う必要は、まったくないと思います。
私が1年前に購入したのは中古パソコンですが、支障がなく、快適に動いています。
パソコンは、そんなに簡単に壊れるようなものではないと思います。
なお、こうした中古パソコンは、もともとはWindows7登載などのパソコンを、メモリーやハードデフィスクを
取り替えて、Windows10したものが多いです。上記で個人的にやろうとしたことを、プロがやったものです。
なお、少し待って中古パソコンにすべき大きな理由があります。それはまさに、Windows7のサポート切れです。
これにより、大量の高性能パソコンが、中古市場に雪崩こんでくることになるでしょう。
ご参考に、私が購入した中古パソコンは、次のものでした。
なお、パソコンの買い替えとともに、是非、タブレットを利用されることをお勧めします。
ネット接続の簡便さにおいて、タブレットは、パソコンの比ではありません。
この点は、スマホも一緒ですが、スマホは画面が小さい上に、通信料がセットのものがほとんでです。
自宅にインターネットを引いているのなら、安価な無線ランルーターを買えば、自宅内でWifi環境ができます。
そうすれば、追加料金なしでネット接続を楽しむことができ、パソコンでの接続も減らせるでしょう。
なので、Windows10の中古パソコンの購入よりも、無線ランルーターとタブレット購入を急ぐ方がよいでしょう。
「価格.com」などで比較されるとよいと思いますが、現時点で人気が高い無線ランルーターは、次ですね。
タブレットの方は、私はiPadを使っています。中古でないと割引はないので、店頭で見た方がよいでしょう。
もう一つ、あった方がいいのが、外出時にWifiのできるモバイルルーターです。下記が安価です。
私も使っており、コンパクトです。回線は3Gなので早くないですが、外出先でのチェックなら十分でしょう。
いずれにしても、格安SIMを使うべきなので、その方面の知識が必要になります。