ワクチントーク 2005 in 京都
-予防接種に行く前に-
 予防接種がいつからどのように始まったのか、その過程でおこった被害(人権の侵害)、それで制度はどうかわったのか、かわらなかったのか。誰のための予防接種かを大切にしながら、最近の予防接種のかわりように戸惑いや悩みをかかえるお母さん・お父さんに役立つワクチントークへどうぞおいでください。
 すすめる側(医療・行政)ではたらく方々にもお勧めします。市民サイドの情報にもであっていただきたいものです。
日時 2005年10月1日(土) 会場 キャンパスプラザ京都
問合せ先 ワクチントーク東京事務局 03-3777-1946 担当:青野
     予防接種情報センター京都 0774-21-4533 担当:栗原
チラシはココ→配布にご協力ください

午前の部10時〜11時50分 会場 第1会議室(2階)60人
【やや専門的な内容ですがどなたもどうぞ】
「知っておきたい予防接種の被害」

 戦後予防接種はどのようにかわってきたのか。(事故の性質は違うものの)1948年法施行直後の京都・島根ジフテリア予防接種禍事件被害者らが既に予防接種制度の問題指摘をしていたことには注目すべきであり、米兵保護の目的で指令された日本の感染症対策の開始からその後の経過を洗い直す時期ではないか。
1.ワクチン禍戦後の歴史
2.被害者が語るジフテリア予防接種禍事件の意味
3.ジフテリア予防接種禍事件を考える
4.予防接種改革・連帯を求めて
5.MMR訴訟からみえたこと

(BCGに関する発言)
質疑応答
6.予防接種はだれのため?

午後の部1時30分〜4時30分(開場1:15)会場 第1講義室(5階)290人
【予防接種を考え、悩むかたどなたもどうぞ】
徹底討論「ききたい予防接種」

 94年法改正で20年余りの被害者を中心とする闘いの成果は大きかったが、インフルエンザの復活ぶり、BCG直接接種や麻しん風しんMR2種混合導入などに見られる救済や選択の幅を狭くする動き、今頃になっての日本脳炎勧奨中止など、誰のための接種なのかというべき状況でどう考えたらよいか。
基調報告 ワクチンの現状は?(日本消費者連盟 古賀真子)
 パネルディスカッション
  (コーディネーター 母里啓子 元国立公衆衛生院疫学部感染症室長)
  (コーディネーター 黒部信一 小児科医)
1.MR(麻しん・風しん2種混合)ワクチン(山本英彦 小児科医)

2.インフルエンザワクチン(林 敬次 小児科医)

3.日本脳炎ワクチン(入江紀夫 小児科医)


 ディスカッション
  休憩
予防接種Q&A・・・・・(参加者の質問にお答えします)
まとめ(田中真介 京大)

●資料代他1,000円 (参加申込み不要、保育はなし、お子さんの同伴可)

●協賛団体
全国薬害被害者団体連絡協議会、全国予防接種被害者の会、MMR被害児を救援する会、東京教組養護教員部、カンガエルーネット、日本消費者連盟、予防接種情報センター、予防接種情報センター京都

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