商品の詳細

商品番号 KJ65
商品名 紅葉遊鹿
価格 売却済み
寸法 本紙 幅   43.5cm
    高さ 112.5cm
総丈 幅   58cm
    高さ 198.5cm
軸先 縞黒檀
合わせ箱
状態 良好
作者 森川 曾文(略歴等末尾記載)

総丈


森川 曾文(もりかわ そぶん)

 1847(弘化4)から1902(明治35)
 京都の人。名は英絢,字は士倩。
 始め大丸呉服店で友禅の下絵を描いていたが,前川五嶺,のち長谷川玉峰に師事し四条派の絵画を学ぶ。
 明治13年京都府画学校出仕を拝命,21年同校教諭となる。
 同校は22年京都市画学校,24年京都市美術学校と改称しているが,24年同校の教師となった。
 また,内国勧業博覧会で14年第二回「春景秋景図」が妙技三等,23年第三回展「菊花図」が妙技二等,28年第四展「腰越真景」が二等を受賞。
 内国絵画共進会では,15年第一回で銅印,17年第二回「山水」「花鳥」が褒状となった。
 このほか25年シカゴ万博,33年パリ万博などにも出品し,各種の展覧会で受賞を重ね,審査員を務める。
 また,日本美術協会,京都美術協会および後素協会などの委員を務め,26年には尋常小学校および高等小学校の毛筆画手本を著した。
 四条派の正統を継ぎ,山水花鳥を得意とした。



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